JP2006188682A - 高トランス構造ポリマーを合成するための触媒 - Google Patents
高トランス構造ポリマーを合成するための触媒 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006188682A JP2006188682A JP2005367502A JP2005367502A JP2006188682A JP 2006188682 A JP2006188682 A JP 2006188682A JP 2005367502 A JP2005367502 A JP 2005367502A JP 2005367502 A JP2005367502 A JP 2005367502A JP 2006188682 A JP2006188682 A JP 2006188682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barium
- compound
- trans
- monomer
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F36/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/02—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/04—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
- C08F36/06—Butadiene
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
Abstract
【解決手段】(a)有機アルミニウム化合物;(b)有機リチウム化合物;ならびに(c)(i)ジ(エチレングリコール)エチルエーテルのバリウム塩、(ii)ジ(エチレングリコール)プロピルエーテルのバリウム塩、(iii)ジ(エチレングリコール)ヘキシルエーテルのバリウム塩、(iv)ジ(N,N-ジメチルアミノグリコール)エチルエーテルのバリウム塩、及び(v)メントールとチモールのバリウム塩から選択されるバリウム化合物を、水、アルコール、アミン、チオール、ホスフェート、及びホスファイトからなる極性変性剤の存在下にて含む触媒系を使用して共重合における高いスチレン含量、高トランス含量、及び高い分子量が得られる共役ジエンモノマーと芳香族ビニルモノマーとのコポリマーである。
【選択図】なし
Description
本発明は、芳香族溶媒中でのジ(エチレングリコール)エーテル、ジ(エチレングリコール)プロピルエーテル、ジ(N,N-ジメチルアミングリコール)エチルエーテル、及びジ(エチレングリコール)ヘキシルエーテルとの反応において、極めて安価で且つ安全な物質である水酸化バリウムを使用する。これらのバリウム塩は全て芳香族溶媒に対して混和性(misable)である。本発明はさらに、(1)反応温度を調節するために、(2)より高い温度にてポリマーのトランス含量を増大させるために、及び(3)ポリマーの数平均分子量を抑え、重量平均分子量を増大させるために、水、アルコール、アミン、チオール、スルフィド、ホスフェート、及びホスファイト等の極性化合物を使用する。さらに、本発明の触媒を使用して製造される芳香族ビニルモノマー含有コポリマーは、テイパード・マクロ構造(a tapered macrostructure)を有する。
本発明の重合は、一般には、1種以上の芳香族化合物、パラフィン系化合物、またはシクロパラフィン系化合物であってよい炭化水素溶媒中で行われる。これらの溶媒は通常、1分子当たり4〜10個の炭素原子を含有し、重合の条件下にて液体である。適切な有機溶媒の幾つかの代表的な例としては、ペンタン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、イソヘキサン、n-ヘプタン、n-オクタン、n-ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ジエチルベンゼン、イソブチルベンゼン、石油エーテル、ケロシン、ペトロリウムスピリット、及び石油ナフサ等があり、単独であっても、混合物であってもよい。
本実施例においては、温度計、ディーンシュタルク水トラップの付いた水凝縮器、及び窒素入口を取り付けた三つ口フラスコに、3リットルの無水エチルベンゼンを仕込んだ。次いで、フラスコに1モルの水酸化バリウム一水和物を絶えず攪拌しながら加えた。この不均一溶液に、(a)ジ(エチレングリコール)エチルエーテル、(b)ジ(N,N-ジメチル/アミノエチレングリコール)エチルエーテル、または(c)ジ(エチレングリコール)ヘキシルエーテルのうちの1種を2モル加えた。エチルベンゼン溶液を還流温度にし、2モルの水が除去されるまでこの温度に保持した。こうして得られた有機化合物のバリウム塩はエチルベンゼンに対して溶解性であり、得られた均一溶液を、以下の実施例のそれぞれにおいて使用した。
本実施例においては、高トランスミクロ構造を有するスチレン-ブタジエンゴムを、本発明の触媒系を使用して製造した。使用した手順においては、500ガロン(1893リットル)の反応器に、ヘキサン中に1,3-ブタジエンとスチレンを含有するモノマープレミックス溶液1900ポンド(862kg)を仕込んだ。モノマープレミックス溶液は、65%の1,3-ブタジエンと35%のスチレンモノマーを含有した。反応器中に仕込んだモノマープレミックス溶液の水分含有量はわずか(0.5ppmの水)であった。反応器を170°F(77℃)に加熱し、触媒を、モノマー100g当たり0.35ミリモルにて反応器中に仕込んだ。バリウムジ(エチレングリコール)エチルエーテルをトリオクチルアルミニウムでアルキル化し、そしてn-ブチルリチウムと混合して、触媒をあらかじめ作製した。反応器の温度が徐々に245°F(118℃)に上昇し、冷却用バイパスを完全に開放して反応器の温度を制御した。3時間の反応時間後、反応器を冷却し、セメント(cement)から溶媒を除去して、形成されたポリマー生成物を回収した。ポリマー生成物をNMRによって分析し、スチレンの転化率が76%であることが決定された。残留スチレンモノマーを工業的操作で回収して、プロセスの経済性を高めることができる。
本実施例においては、プレミックスの水分が25ppmの水であること以外は、実施例2と同じ手順にしたがった。触媒の使用量は上記実施例の場合と同じであった。反応器の温度を170°F(77℃)に上げ、触媒を全て加えた。反応器の温度が224°F(107℃)に達し、実施例2において観察されたような温度の急上昇はなく、反応全体にわたって一定に保持された(このとき水分は0.5ppmであった)。25ppmの水の存在により、反応温度が抑制された。スチレンの転化率が27%から31%に増大し、このことは、全体としての転化率が77%〜88%に増大したことを示している。
実施例2と同じ手順にしたがい、水分はこの場合も0.5ppmの水であった。温度挙動は実施例2の場合と同じであった。3時間の反応時間後、反応器を200°F(93℃)に冷却し、反応器の圧力を35psiに下げた。追加の1,3-ブタジエンモノマープレミックスを反応器に加え、温度を245°F(118℃)に上げた。1時間の反応時間後、スチレンの転化率が33%になった。スチレンの転化率が94%になり、これは17%の増大である。本実施例において示されている手順を使用することによって、実施例2に記載の系が実施された場合には必要となるような、残留スチレンモノマーの工業的操作での回収が必要なくなる。
本実施例では、バリウムジ(エチレングリコール)エチルエーテルをアルキル化することによってアルキル化バリウム触媒を作製した。使用した手順おいては、28オンス(828.1ml)のボトルに、オクチル-アルミニウム/バリウムジ(エチレングリコール)エチルエーテルをエチルベンゼン中に混合して得た溶液を、バリウム/アルミニウムが1/4の比にて仕込み、引き続き70℃(158°F)で30分加熱した。使用した手順においては、28オンス(828.1ml)のボトルに、1.0モル濃度のトリ-オクチルアルミニウム400ml(400ミリモル)を仕込んだ。次いで、バリウムジ(エチレングリコール)エチルエーテルのエチルベンゼン中1.0モル溶液(Ba/Al=1:4)を100.0ml加えた。この均一混合物を充分に振盪し、容器を一定温度の浴中に置き、70℃(158°F)で30分保持した。こうして得られた0.20モル濃度のアルキル化バリウム均一赤橙色溶液を、1:3のBa/Li比にてn-ブチルリチウムと一緒にしてから反応器中に仕込み、トランス-SBR、トランス-BR、トランス-IBR、及びトランス-SIBRを製造するための触媒として使用した。極性変性剤(X)は通常、1:4:3:1のBa/Al/Li/X比にてプレミックスと一緒に加えられる。
本実施例で使用した手順においては、20%のスチレンと80%のブタジエンを含有する2000.0gのプレミックスを1ガロン(3.80リットル)の反応器中に仕込んだ。次いで、0.2モル濃度のアルキル化バリウム溶液7mlと、1.0モル濃度のブチルリチウム溶液4.20mlを、1:3のBa:Li比にて反応器中に仕込んだ。重合は、90℃(194°F)にて3時間行った。ガスクロマトグラフィーによって残留モノマーに対する分析を行って、反応速度と転化率を決定した。GC分析によれば、3時間の反応時間後において、1,3-ブタジエンは95%が転化し、スチレンは65%が転化した。ポリマーセメントを酸化防止剤で安定化させ、そしてポリマーセメントをエアオーブン中に置いて、ヘキサン溶媒を全て除去した。乾燥したポリマーを、気相クロマトグラフィー(GPC)、核磁気共鳴分光分析(NMR)、及び示差走査熱量法(DSC)によって分析した。本方法によって得られたSBRのTgは12.5℃、そしてムーニーML-4粘度は89であった。NMR分析によれば、このポリマーは、得られたSBRのポリブタジエン部分を基準として、4.5%の1,2-ミクロ構造含量、95.5%の1,4-ミクロ構造含量、及び78%のトランス-ミクロ構造含量を有した。ポリマーの数平均分子量(Mn)は185,000であることがわかり、重量平均分子量(Mw)は264,000であることがわかった。
連続した2つの1ガロン(3.80リットル)反応器チェーン(reactor chain)において、ヘキサン中にてブタジエン/スチレンプレミックスの重合を行った。チェーンの第1の反応器中に、プレミックスを200g/分の速度でポンプ送りし、そしてチェーンの第2の反応器中に、プレミックスを同じ速度で供給した。2つの反応器の温度を195°F(91℃)に保持した。下記の実施例8がこれら実験の結果を示している。
本実施例においては、約20%のスチレンと約80%のブタジエンを含有するトランス-スチレンブタジエンゴムを、ドデシルフェノラートとバリウム塩とtert-ブチルアルコールとテトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)が、Ba/Al/Li/X/Yが1:4:3:1:1(XはTMEDAであり、Yはtert-ブチルアルコールである)の比にて存在する状態で製造した。使用した手順においては、機械的攪拌機を取り付けた1ガロン(3.80リットル)反応器に窒素雰囲気下にて、ヘキサン中20%スチレン溶液200g(スチレン40gは、21.2%プレミックスの198gに相当する)と80%ブタジエン溶液200g(ブタジエン160gは、22%プレミックスの727gに相当する)を仕込んだ。この溶液に、バリウムドデシルフェノラートの0.27モル濃度溶液1.85mlを加え、次いで2.25mlのヘキシルリチウム(0.98モル濃度)、4.0mlのトリ-N-オクチルアルミニウム(0.5モル濃度)、及び1.09mlのtert-ブチルアルコール(0.98モル濃度)を加えた。次いでこの溶液に1.0ミリモルのテトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)を加えた。反応混合物を99℃(210°F)に加熱すると明橙色に変わり、重合が起こっていることがわかった。反応を3時間進行させた。200分後、ブタジエンが全て転化し、76.9%のスチレンが転化した。反応混合物をイソプロパノールで中和し、ポリマーセメントを酸化防止剤で安定化し、50℃(122°F)に保持されたオーブン中に置いて全ての溶媒を除去した。C13-NMR分析によれば、1,2-ミクロ構造の含量は6.2%であって、1,4-ミクロ構造の含量は93.85%であり、そのうちトランス含量は74.3%、スチレン含量は15.3%(76.8%の転化率)であった。DSC分析によれば、ポリマーのTgは−85℃であり、ムーニーML-4粘度は47であった。GPC分析によれば、ポリマーのMnは70,000g/モルであり、Mwは214,000g/モルであった。ポリマーが融解ピークをもたないという事実は、全てのスチレンが完全にランダムであるということを示している。
本実施例においては、約20%の結合スチレン含量を有するトランス-スチレンブタジエンゴムを脂肪族アルコールの存在下で製造した。Ba/Al/Li/X比は1:4:3:1であり、Xは脂肪族アルコールを示している。使用した手順においては、1ガロン(3.80リットル)の反応器に、21.2%のスチレンを含有するヘキサンプレミックスを189g、及び22.6%のブタジエンを含有するヘキサンプレミックスを717.5g仕込んだ。この均一混合物に、0.9mlのドデシルフェノラートバリウム塩(0.27モル濃度)を加え、次いで2.55mlのn-ブチルリチウム(0.098モル濃度)を加えた。次いでこの溶液に、0.98mlのトリオクチルアルミニウム(1.0モル濃度)と、tert-ブチルアルコールの1モル濃度溶液0.98mlを加えた。反応器の温度を90℃(194°F)に上げ、サンプルを採取して、反応速度と残留モノマーの転化率を測定した。200分後、ブタジエンの転化率は99%となり、スチレンの転化率は70%になった。ポリマーセメントを酸化防止剤で安定化し、ポリマーを高温のオーブン中で乾燥し、得られたポリマーを分析した。DSCによれば、このポリマーのガラス転移温度は−86℃、結晶融点(Tm)は−47℃、そして融解温度は12℃であった。GPCによれば、このポリマーのMnは69,000g/モルであった。
本実施例においては、約20%の結合スチレン含量を有するトランス-スチレンブタジエンゴムを脂肪族アルコールの存在下で製造した(Ba/Al/Li/X比は1:4:3:2であった)。tert-ブチルアルコールの割合をバリウムのモル比の2倍に増大させたこと以外は、実施例9の場合と同じ手順にしたがった。200分の反応時間にて、スチレンの転化率は、反応をアルコールの非存在下で行ったときのわずか50%の転化率と比較して80%に増大した。この実験において達成された転化率はさらに、アルコールとバリウムとの比が等しいときの70%の転化率に匹敵した。ポリマーのガラス転移温度は−77℃であり、このことは、スチレンが完全にランダムであって、ポリマーが融解ピークを全くもたないということを示している。GPCによれば、ポリマーのMnは59,000g/モルであってMwは100,000g/モルであり、分子量分布はかなりシャープであった。
実施例11〜20は、本発明の一般的な重合手順を示している。実施例11〜20においては、予備作製した触媒系を使用した。予備作製触媒プロセスは、バリウム化合物であるビス[2-(2-エトキシエトキシ)エタノラート-O,O’,O”]バリウム(エチルベンゼン中37.33%)をアルミニウムアルキルであるトリ-n-オクチルアルミニウム(ヘキサン中50%)でアルキル化することからなった。ターゲットとするAl:Ba比は4:1であった。この比によってポリマーのミクロ構造のほとんどが決定され、触媒のこの部分が予備作製されるので、予備作製物を製造する際には充分に注意を払うことが大切である。
このバッチは、攪拌機が装備されたジャケット付きの30ガロン(114リットル)反応器にて行った。ジャケット冷却液はグリコールであり、ポンプで循環させた。必要に応じて、グリコールをスチームで加熱した。触媒成分は、目盛り付きのベンダー・シリンダー(vendor cylinder)から反応器中に直接計量した。約2週間にわたって重合を行うための充分な予備作製触媒(約20ガロン(76リットル))が得られるよう、バッチサイズを算出した。
高トランス-SBRの最初のバッチにおいて、プレミックスの濃度を20%に設定し、35/65の比で仕込んだ。プレミッスの分析により、仕込んだ実際の濃度は18.66%であり、比は33/67であることがわかった。20%算出モノマー装入量を基準として0.4ミリモルのBa/100を仕込むことによって、バッチを185°F(85℃)で開始した。速やかに反応が開始し、発熱が起こって255°F(124℃)になった。DSCは最高で255°F(124℃)までの温度を記録しただけであり、したがって達した最高温度は不明である。圧力は83.7psig(678キロパスカル)にまで上昇した。発熱中に反応混合物をサンプリングすることは困難であった。このバッチは2時間実施してから、停止した。ポリマーのデータを下記の表IIIに示す。
このバッチに対してはプレミックスの濃度を変えず、20%のまま装入した(分析によれば、濃度は20.42%であり、比は34/66であった)。このバッチは125°F(52℃)で開始し、触媒レベルは0.3ミリモルのBa/100であった。この温度では反応は起こらなかった。温度を徐々に上げ、160〜170°F(72〜77℃)に達したとき、反応が起こって発熱し始めた。反応混合物の温度が190°F(88℃)に達したとき、温度を制御するためにグリコールのバイパスを開いた。達した最高温度は262°F(128℃)であった。
このバッチに対してはプレミックスの濃度を変えず、20%のまま装入した(分析によれば、濃度は19.15%であり、比は28/72であった)。反応器の容量レベルを2200ポンドから1900ポンドに(998kgから862kgに)下げた。このバッチは150°F(66℃)で開始し、触媒レベルは0.27ミリモルのBa/100であった。温度を徐々に上げ、160〜170°F(72〜77℃)に達したとき、反応が起こって発熱し始めた。反応が始まったとき、温度を制御するために直ちにグリコールのバイパスを開いた。これにより反応が止まった。バッチを再加熱するためには、スチームのバイパスを開く必要があった。反応温度が170°F(77℃)に達するとすぐに反応器のジャケットを局所制御にセットし、手操作で冷却の調整を行った。反応温度は上昇したが、242°F(117℃)までだけであり、圧力のピークは56.8psig(492キロパスカル)であった。
本実施例においては、プレミックスの濃度を18%(分析によれば17.47%)に下げ、22/78の比のSBRプレミックスを使用した。触媒の装入量は0.325ミリモルのバリウム/100モノマーであった。実施例13の場合と同様に、反応プロセスを開始し、制御した。最高温度と最大圧力を表IIに示す。このバッチに対する反応を追跡するために、残留モノマーのサンプルを採取した。製造したポリマーの特性決定を行った。その分析結果を、表III、表IV、表V、及び表VIに示す。
本実施例においては、トランス-SBRの第5の500ガロン(1893リットル)バッチを製造した。使用した手順においては、18%モノマープレミックス溶液(スチレン/1,3-ブタジエン(25/75))を、0.325ミリモルのバリウム/100モノマーと共に反応器中に装入し、バッチの重合を150°F(66℃)で開始させた。反応器中のレベルは1900ポンド(862kg)であった。反応器を約170°F(77℃)に加熱し(これには約25分かかった)、この時点で反応温度が上昇し始めた。次いでジャケットの温度を間接的に調節した。最高温度と最大圧力は、60分においてそれぞれ263°F(128℃)及び87.6psig(704キロパスカル)に達した。このバッチ重合は、トータルで120分行った。製造したポリマーの特性決定を行った。その分析結果を、表III、表IV、表V、及び表VIに示す。
本実施例では、トランス-SBRの第6の500ガロン(1893リットル)バッチを製造した。モノマープレミックス溶液を、40/60のスチレン/ブタジエン比に調節した。18%の濃度をターゲットとしたが、化学分析によれば濃度は16.5%であった。前記のバッチと同じ触媒量(0.325ミリモルのバリウム/100モノマー)を使用した。反応器中に装入した反応物の総重量は1900ポンド(862kg)であった。触媒を150°F(66℃)にて装入し、反応を実施例15のバッチの場合と同様に制御した。45分にて244°F(118℃)の最高温度に達し、38分にて63.9psig(541キロパスカル)の最大圧力に達した。このバッチ重合は、トータルで180分行った。
本実施例においては、トランス-SBRの第7の500ガロン(1893リットル)バッチを製造した。このバッチ重合は、実施例12におけるバッチの繰り返しであった。プレミックス装入物は18%(分析によれば17.1%)の33/67SBRであった。バッチの温度と量は、実施例12の場合と同様に設定した。温度は手操作で調節した。このバッチに対するデータが表III〜VIに記載されている。これらの表からわかるように、本実施例において製造されたトランス-SBRの物理的特性は、実施例12において製造したポリマーの物理的特性と極めて類似していた。
本実施例においては、トランス-SBRの第8の500ガロン(1893リットル)バッチを製造した。本実施例において試みた連続重合プロセスは、少量のTMEDAを使用した。このバッチでは、TMEDAを、バリウムと共に1:1のモル比でプレミックスに加えた。このバッチは反応を開始しなかった。最初の触媒量は0.325ミリモルのバリウム/100モノマーであった。反応を開始させるべく、180分にてさらに0.325ミリモルのバリウム/100モノマーを加えた。触媒を追加してから60分後に、反応が終わった。
本実施例においては、トランス-SBRの第9の500ガロン(1893リットル)バッチを製造した。37/63SBRの組成及び17.2%の濃度に対してモノマープレミックス溶液をサンプル採取したとき、18ppmの水を含有していることが見出された。触媒量を、0.4ミリモルのバリウム/100モノマーに増やした。このバッチ重合は、反応物を反応器中に装入して〔総量が1800ポンド(816kg)〕150°F(66℃)にて開始させた。反応器を約170°F(77℃)の温度に加熱し、この時点で反応温度が上昇し始めた。次いでジャケットの温度を間接的に調節した。このバッチは、上記のバッチのようには発熱しなかった。温度が約215°F(102℃)にまで上昇し、そこで横ばいになった。反応を約5時間行ってから停止させた。製造したポリマーの特性決定を行った。その分析結果を、表III、表IV、表V、及び表VIに示す。
本実施例においては、トランス-SBRの第10の500ガロン(1893リットル)バッチを製造した。反応器中に装入したモノマープレミックス溶液は、18%(分析によれば16.37%)のモノマー(38/62スチレン/1,3-ブタジエン)を含有した。上記のバッチでは旨く反応が進まなかったので、より多い量の触媒を使用した(0.4ミリモルのバリウム/100モノマー)。しかしながら、このバッチは速やかに反応を開始した。したがって、ジャケットの温度を調節した。このバッチは、41分にて240°F(116℃)の最高温度に達した。
Claims (3)
- 共役ジオレフィンモノマーを、又は及び共役ジオレフィンモノマーと芳香族ビニルモノマーとの混合物を、高トランス含量を有するゴム状ポリマーへと重合させるのに特に有用である触媒系であって、
(a)有機リチウム化合物;(b)(i)環状アルコールのバリウム塩、及び(ii)バリウムチモールよりなる群から選択されるバリウム化合物;(c)有機アルミニウム化合物;ならびに(d)アルコール、チオール、ホスフェート、ホスファイト及び水よりなる群から選択される極性調節剤
を含む触媒系。 - 請求項1に記載の触媒系の存在下にて1,3-ブタジエンモノマーを重合させることを含み、重合温度が20℃〜120℃の範囲内である、トランス-1,4-ポリブタジエンの合成法。
- 前記触媒系が環状アルコールのリチウム塩をさらに含み、重合温度が40℃〜100℃の範囲内であり、有機アルミニウム化合物と有機リチウム化合物とのモル比が0.5:1〜5:1の範囲内であり、バリウム化合物と有機リチウム化合物とのモル比が0.15:1〜1.2:1の範囲内であり、そして環状アルコールのリチウム塩と有機リチウム化合物とのモル比が0.25:1〜2.5:1の範囲内である、請求項2に記載の合成法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US64067004P | 2004-12-31 | 2004-12-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006188682A true JP2006188682A (ja) | 2006-07-20 |
Family
ID=36096217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005367502A Pending JP2006188682A (ja) | 2004-12-31 | 2005-12-21 | 高トランス構造ポリマーを合成するための触媒 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7189792B2 (ja) |
EP (1) | EP1676634A1 (ja) |
JP (1) | JP2006188682A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008163337A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | アミン官能化ゴム状ポリマーを合成するための触媒系 |
WO2017043553A1 (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 横浜ゴム株式会社 | ジエン系ポリマー、ジエン系ポリマーの製造方法およびゴム組成物 |
WO2017145799A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル-ジエン共重合体、芳香族ビニル-ジエン共重合体の製造方法、及び、ゴム組成物 |
JP2017149992A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル−ジエン共重合体、及び、ゴム組成物 |
JP2019052283A (ja) * | 2017-09-13 | 2019-04-04 | 中国石油化工股▲ふん▼有限公司 | ブタジエン−スチレン線状共重合体、その調製方法および組成物、ならびに芳香族ビニル樹脂およびその調製方法 |
JP2020029531A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル−ジエン共重合体の製造方法、及び、ゴム組成物の製造方法 |
WO2021132822A1 (ko) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 한화토탈 주식회사 | 고무 조성물의 제조방법, 이의 방법으로 제조된 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조된 타이어 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7321017B1 (en) | 2006-08-24 | 2008-01-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Amine containing catalyst system and methods of use thereof |
US20080216934A1 (en) * | 2007-03-08 | 2008-09-11 | Paul Harry Sandstrom | Tire with sidewall comprised of low viscosity trans 1,4-polybutadiene, cis 1,4-polyisoprene rubber and cis 1,4-polybutadiene rubber |
US8883927B2 (en) * | 2007-11-28 | 2014-11-11 | Dynasol Elastómeros, S.A. De C.V. | Radial multi-block copolymers |
EP2370512B1 (en) | 2008-12-31 | 2015-02-25 | Bridgestone Corporation | Rubber compositions including a polymeric component having a multi-modal molecular weight distribution |
US7884168B2 (en) * | 2009-02-13 | 2011-02-08 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Heterogeneous rubbery polymers having random, tapered, and block portions therein and methods of making same |
KR102099923B1 (ko) * | 2016-08-12 | 2020-04-10 | 주식회사 엘지화학 | 변성 공액디엔계 중합체, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 고무 조성물 |
CN111212860A (zh) * | 2017-10-19 | 2020-05-29 | 米其林集团总公司 | 具有二烯单元和单烯烃单元的嵌段聚合物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02265902A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-10-30 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 高トランス低ビニル共役ジエン系重合体の製造方法 |
US20020086961A1 (en) * | 1999-12-31 | 2002-07-04 | Wen-Liang Hsu | Process for synthesizing trans-1,4-polybutadiene |
US6608154B2 (en) * | 1999-12-31 | 2003-08-19 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for synthesizing trans polydiene rubber |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4225690A (en) | 1978-11-13 | 1980-09-30 | The Firestone Tire & Rubber Company | Process and catalyst for producing high trans 1,4-polybutadiene |
GB8928955D0 (en) * | 1989-12-21 | 1990-02-28 | Shell Int Research | Anionic polymerization catalyst compositions |
US5089574A (en) | 1990-10-22 | 1992-02-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Trans-1,4-polybutadiene synthesis |
US5100965A (en) | 1991-04-08 | 1992-03-31 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for synthesizing high trans polymers |
US5448002A (en) | 1994-08-12 | 1995-09-05 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Synthesis of trans-1,4-polybutadiene having controlled molecular weight |
US5854351A (en) | 1997-06-20 | 1998-12-29 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Radio frequency heating of trans-1, 4-polybutadiene |
US6627715B2 (en) | 2001-08-16 | 2003-09-30 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Group IIa metal containing catalyst system |
US6753447B2 (en) | 2002-08-16 | 2004-06-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Functionalized monomers for synthesis of rubbery polymers |
-
2005
- 2005-12-19 US US11/311,495 patent/US7189792B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2005-12-21 JP JP2005367502A patent/JP2006188682A/ja active Pending
- 2005-12-22 EP EP05112703A patent/EP1676634A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02265902A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-10-30 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 高トランス低ビニル共役ジエン系重合体の製造方法 |
US20020086961A1 (en) * | 1999-12-31 | 2002-07-04 | Wen-Liang Hsu | Process for synthesizing trans-1,4-polybutadiene |
US6608154B2 (en) * | 1999-12-31 | 2003-08-19 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for synthesizing trans polydiene rubber |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008163337A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | アミン官能化ゴム状ポリマーを合成するための触媒系 |
US11001654B2 (en) | 2015-09-11 | 2021-05-11 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Diene polymer, method for producing diene polymer, and rubber composition |
WO2017043553A1 (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 横浜ゴム株式会社 | ジエン系ポリマー、ジエン系ポリマーの製造方法およびゴム組成物 |
JPWO2017043553A1 (ja) * | 2015-09-11 | 2017-09-07 | 横浜ゴム株式会社 | ジエン系ポリマー、ジエン系ポリマーの製造方法およびゴム組成物 |
WO2017145799A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル-ジエン共重合体、芳香族ビニル-ジエン共重合体の製造方法、及び、ゴム組成物 |
JP2017149992A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル−ジエン共重合体、及び、ゴム組成物 |
JP2017149931A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル−ジエン共重合体、芳香族ビニル−ジエン共重合体の製造方法、及び、ゴム組成物 |
US11008445B2 (en) | 2016-02-23 | 2021-05-18 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Aromatic vinyl-diene copolymer, method for producing aromatic vinyl-diene copolymer, and rubber composition |
JP2019052283A (ja) * | 2017-09-13 | 2019-04-04 | 中国石油化工股▲ふん▼有限公司 | ブタジエン−スチレン線状共重合体、その調製方法および組成物、ならびに芳香族ビニル樹脂およびその調製方法 |
WO2020040254A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル-ジエン共重合体の製造方法、及び、ゴム組成物の製造方法 |
JP2020029531A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 横浜ゴム株式会社 | 芳香族ビニル−ジエン共重合体の製造方法、及び、ゴム組成物の製造方法 |
US12110354B2 (en) | 2018-08-24 | 2024-10-08 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Production method for aromatic vinyl-diene copolymer and production method for rubber composition |
WO2021132822A1 (ko) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 한화토탈 주식회사 | 고무 조성물의 제조방법, 이의 방법으로 제조된 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조된 타이어 |
KR20210082017A (ko) * | 2019-12-24 | 2021-07-02 | 한화토탈 주식회사 | 고무 조성물의 제조방법, 이의 방법으로 제조된 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조된 타이어 |
KR102374187B1 (ko) * | 2019-12-24 | 2022-03-14 | 한화토탈 주식회사 | 고무 조성물의 제조방법, 이의 방법으로 제조된 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조된 타이어 |
JP2023504889A (ja) * | 2019-12-24 | 2023-02-07 | ハンファ トタルエナジーズ ペトロケミカル カンパニー リミテッド | ゴム組成物の製造方法、その方法により製造されたゴム組成物及びそれを用いて製造されたタイヤ |
JP7422878B2 (ja) | 2019-12-24 | 2024-01-26 | ハンファ トタルエナジーズ ペトロケミカル カンパニー リミテッド | ゴム組成物の製造方法、その方法により製造されたゴム組成物及びそれを用いて製造されたタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7189792B2 (en) | 2007-03-13 |
US20060149010A1 (en) | 2006-07-06 |
EP1676634A1 (en) | 2006-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006188682A (ja) | 高トランス構造ポリマーを合成するための触媒 | |
JP4480321B2 (ja) | IIa族金属含有触媒系 | |
KR100549888B1 (ko) | 낮은비닐함량의미세구조를갖는랜덤한트랜스스티렌-부타디엔고무 | |
JP5699217B2 (ja) | ポリジエンの生産方法 | |
US6670435B2 (en) | Process for synthesizing trans-1,4-polybutadiene | |
US7321017B1 (en) | Amine containing catalyst system and methods of use thereof | |
EP2825574B1 (en) | Process for producing polydienes | |
US11124591B2 (en) | Ethylene interpolymer | |
JP4131625B2 (ja) | エラストマー性の、高トランス−1,4−ポリブタジエン | |
KR20120031186A (ko) | 공액 디엔 중합용 촉매계, 중합방법 및 수득된 관능성 중합체 | |
KR20140001973A (ko) | 니켈-기재 촉매시스템을 이용한 공액 디엔의 벌크중합 | |
KR20030019195A (ko) | 탄성중합체성 고급 트랜스-1,4-폴리부타디엔의 합성법 | |
US6608154B2 (en) | Process for synthesizing trans polydiene rubber | |
US7943712B2 (en) | Catalyst system for synthesizing amine functionalized rubbery polymers having a high trans microstructure | |
JP2712622B2 (ja) | 共役ジエン系重合体の製造方法 | |
JP5583322B2 (ja) | アミン官能化ゴム状ポリマーを合成するための触媒系 | |
US7285605B1 (en) | Batch process for synthesizing rubbery polymers having a high trans microstructure content | |
US7291687B1 (en) | Catalyst system for synthesizing rubbery polymers having a high trans microstructure content | |
US7279531B1 (en) | Rubbery polymers containing tin coupling agents and rubber compounds including the same | |
JP3966175B2 (ja) | ブタジエンの重合方法 | |
JPH01221407A (ja) | 複合重合体及び複合重合体組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081120 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120509 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121031 |