JP2006188346A - 荷の配送システム及び荷積み方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配送センターで配送注文を受け、配送スケジューラで配送計画を算出し、その配送計画に従って配送車に荷積みし、所定の巡回ルートで個々の配送先へ荷を配送するにあたり、配送注文を受けてから配送車が巡回に出るまでの時間を短縮し、かつ配送車相互の巡回における無駄をなくす。
【解決手段】物流管理サーバー1及び配送スケジューラ2を備えた配送システムにおいて、物流管理サーバー1は所定の締め時間ごとの配送情報を荷揃えデータとして出力し、配送スケジューラ2は複数の締め時間に渡る配送情報から、配送車1巡回分ごとに配送先、配送商品、配送順序を定めた配送計画を作成する。この配送システムにおいて、荷積みは、配送スケジューラ2から配送計画が算出されるのを待つことなく、締め時間ごとの荷揃データに基づいて、エリアグループに対応して設けられた荷揃場に荷を揃えておくことにより行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、配送先から受けた注文情報に基づいて、配送センターで配送商品を荷揃えし、配送車に積込み、所定の巡回ルートで複数の配送先へそれぞれの荷を配送するために用いる配送システム及び配送センター内での荷揃えと荷積み方法に関する。
従来、配送センターでは、所定のエリア内の複数の配送先を配送車で巡回し、個々の配送先の注文に応じて荷を配送するにあたり、配送スケジューラを用いて、配送車ごとに配送先を巡回する順序と個々の配送先で納品する荷の品名、荷数等について配送計画を立て、この配送計画に基づいて荷を荷揃場に揃え、配送車に荷積みし、巡回に出ることがなされている(特許文献1)。
また、配送計画通りに荷の積込みや納品がなされるようにするため、荷にバーコードのついた伝票を貼り付け、携帯用端末でバーコードを読み、読み込んだデータに基づいて集配拠点システムで荷の積込みや納品状況をチェックする方法が提案されている(特許文献2、特許文献3)。
特開平6−176040号 特開平10−307995号公報 特開平10−87035号
従来、配送センターでは、例えば、当該巡回で配送する商品の注文の締め切り時を1日1回所定時刻と定め、その時刻までに受けたすべての注文について配送スケジューラを用いて配送計画を算出し、算出した配送計画に基づいて荷揃場に荷を揃え、荷揃えをした商品を配送車に積み込み、その配送車を巡回に出している。
しかしながら、この方法では、注文の締め切り後に配送計画を計算し、その計算結果が出た後に荷揃えを始め、荷を積み込むため、配送計画が算出されてから荷揃えが完了するまでに多くの時間がかかり、その分注文から積み込み終了までに要する時間も長くなり、巡回に出る時間が遅くなる。
また、例えば、翌朝配送分の注文情報を受けるために注文情報の締め時刻を1日1回夕刻とし、全ての翌朝配送分の注文情報をまとめて配送スケジューラに配送情報として送信し、配送計画を立て、商品を仕分け、荷揃えをおこなう場合、商品の仕分けや荷揃えの作業の開始が実際上夕刻以降になり、夜間の作業が発生する。夜間労働者の確保は難しく、夜間の人件費が高いことから、作業コストや作業効率が大きく低下する。さらに繁忙期等で注文が多い時には、所定の配送車出発時刻迄に商品を仕分け、荷揃場に荷を揃えることができなくなってしまう。
一方、配送先からの注文をより短時間ごとに締め、その都度、配送スケジューラで配送計画を算出し、算出した配送計画に基づいて荷揃えし、荷を積み込み、巡回に出るようにすると、注文から積み込み終了までに要する時間は短縮できるが、先の締め時間に対応した配送計画と後の締め時間に対応した配送計画との間で、例えば、配送場所と配送時間が近いのに別々の配送車で配送する計画が出力されたり、一台の配送車で配送するエリアが必要以上に広い計画を出力する等の不都合が生じるため、出力された計画に基づいて配送を行うことが困難となる場合がある。
これに対し、本発明は、配送センターで配送注文を受け、配送スケジューラで配送計画を算出し、その配送計画に従って配送車に荷積みし、所定の巡回ルートで個々の配送先へ荷を配送するにあたり、前後して算出された配送計画相互で、配送場所や配送時間等に不都合が生じず、配送距離が短く、配送車の満載化を可能とする適切な配送計画の出力を可能にするとともに、配送注文を受けてから配送車が巡回に出るまでの時間を短縮し、配送作業の効率を高めることを目的とする。
本発明者は、配送先からの注文を短時間ごとに締めて配送情報を作成するが、配送スケジューラで作成する配送計画は、複数の締め時間に渡る配送情報に基づいて算出することにより、前後して算出された配送計画相互で、配送場所や配送時間等に不都合が生じることを解消でき、配送距離が短く、配送車の満載化を可能とする適切な配送計画を出力することが可能となり、さらにこの場合、配送計画の算出に先立ち、配送情報の作成の度にその配送情報に基づいて荷揃えをしておくと、配送計画の算出後に、配送車への荷の積み込みを速やかに行うことができ、配送計画が算出されてから配送車が巡回に出るまでの時間を短縮できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、物流管理サーバー及び配送スケジューラを備えた配送システムであって、
物流管理サーバーが、
配送車の配送エリアに対応して配送先情報をグルーピングしたエリアグループ情報、
配送先からの配送商品の注文情報を記録する注文情報メモリ、
所定の締め時間ごとに注文情報メモリに蓄積された注文情報を前記エリアグループごとに区分して配送情報を作成する手段、
締め時間ごとの配送情報を荷揃えデータとして出力する手段、及び
複数の締め時間に渡る配送情報を配送スケジューラに出力する出力手段を有し、
配送スケジューラが、
複数の締め時間に渡る配送情報から、配送先、配送商品、配送順序を定めた配送車1巡回分ごとの配送計画を作成する演算手段、及び該配送計画の出力手段を備えている配送システムを提供する。
特に、この配送システムが、配送計画に基づいて、各荷に対応する荷番ラベルが配送順又は逆配送順に配列している荷番ラベルシートを作製する手段を備え、
荷番ラベルシートに配送日及び配送車が記載され、
各荷番ラベルに各荷の荷積場、配送先、該配送先に納品する荷の種類と荷数及び管理通番が記載されている態様を提供する。
さらに、本発明は、この配送システムが、配送計画及び配送実績情報を記録する品質管理サーバー、並びに各配送車に付随する携帯端末を備え、該携帯端末が、配送計画の記録手段及び表示手段、荷に表示された管理通番の読み取り手段、当該携帯端末に記録されている配送計画と管理通番から読み取った情報との照合手段、荷の納品情報を記録する手段、並びに納品情報を品質管理サーバーに送信する手段を有する態様を提供する。
また、本発明は、上述の配送システムを用いて配送車に配送商品を積み込む荷積み方法であって、
締め時間ごとの荷揃データに基づいて、エリアグループに対応して設けられた荷揃え場に荷を揃え、
配送スケジューラから出力された配送計画に基づいて、荷揃場に揃えられた、複数の締め時間分の荷を配送車に積み込む荷積み方法を提供する。
加えて、本発明は、上述の配送システムを用いて、配送先で配送商品を検品する方法であって、該配送商品の荷に付されている荷番ラベルの管理通番を携帯端末で読み取り、その読み取った配送情報と、荷積み前に予め該携帯端末に記録しておいた配送計画とを照合する検品方法を提供する。
本発明の配送システムによれば、配送先からの配送商品の注文情報を記録する注文情報メモリを有する物流管理サーバーが、所定の締め時間ごとに、注文情報メモリに蓄積された注文情報を配送先情報のエリアグループごとに区分して配送情報を作成し、この配送情報を荷揃えデータとして出力するので、配送スケジューラにより配送計画が作成されるのに先立ち、物流管理サーバーから所定の締め時間ごとに荷揃えデータが出力される度に、倉庫等から荷を出し、荷揃場に揃えていくことができる。
また、本発明の配送システムによれば、配送スケジューラが、複数の締め時間に渡る配送情報から配送車1巡回分ごとの配送計画を作成するので、例えば、物流管理サーバーで所定時間ごとに1日複数回作成されるエリアグループごとの配送情報の該複数回分の配送情報から、配送スケジューラで1日に1回、1台又は複数台の配送車を巡回させる配送計画が作成される。
したがって、当該配送計画と次の配送計画との間で、配送場所と配送時間が近いのに別々の配送車で配送することとなったり、一台の配送車で配送するエリアが広くなったりする等の不都合を解消することができる。
さらに、配送スケジューラで配送計画が作成される段階で、既に、物流管理サーバーからの配送情報に基づいて荷揃えを進めておくことができるので、配送計画が作成された後に、配送車への荷の積み込みを速やかに行うことができ、配送計画が作成されてから配送車が巡回に出るまでの時間を短縮することができる。
特に、本発明の配送システムにおいて、配送計画に基づき、各荷に対応する荷番ラベルが配送順又は逆配送順に配列している荷番ラベルシートが作製されるようにすると、荷の配送車への積み込み時に、荷番ラベルシートの荷番ラベルを順次選択して各荷に貼付し、荷番ラベルを貼付した荷を配送車に積み込むことができるので、配送担当者は荷番ラベルに記載されている事項(例えば、荷積場、荷の種類と荷数等)を確認しつつ荷積みを行うことができる。さらに、荷積みの終了時に、荷番ラベルシートを構成していた複数枚の荷番ラベルが過不足なく使用されるか否かによって、配送担当者は、配送計画通りに正しく荷積みが行われたかを自らの手で確認でき、仮に、荷番ラベルに過不足が生じた場合には、過不足なく荷番ラベルが荷に付することができるよう、荷を揃えることにより、荷積みを正確に終了することができる。
また、このように荷番ラベルを用いて荷積みを行うと、配送車を巡回させて配送先に荷を配送する際に、各荷には荷番ラベルが付されているので、配送担当者は、当該配送先で納品する荷の種類や荷数を目視で確認しつつ納品することができる。
さらに、配送車に携帯端末を付随させ、その携帯端末に、予め配送スケジューラが作製した配送計画を取り込んでおくことにより、配送先で配送商品を検品する時に、携帯端末で、荷に付されている荷番ラベルの表示を読み取り、携帯端末で読み取った情報と、携帯端末に予め取り込んである配送情報とを照合させることにより、検品作業を効率化し、納品品質を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は、同一又は同等の構成要素を表している。
図1は、本発明の配送システムの一例の全体的な説明図であり、図2はこの配送システムにおける作業の流れの説明図である。
この配送システムは、物流管理サーバー1、配送スケジューラ2、品質管理サーバー3、及び携帯端末4を備えている。
物流管理サーバー1は、配送車10の配送エリアに対応して配送先情報をグルーピングしたエリアグループ情報を記憶している。ここで、配送先情報には、配送商品を納品する納品先の名称、住所等が含まれる。また、配送車の配送エリアに対応したグルーピングとは、山や川、線路等による配送エリアの区分や、一台の配送車が巡回可能なある程度の範囲を考慮して配送先をグループ分けすることをいう。例えば、川等をわたることなく一台の配送車で巡回できる範囲にある配送先や、山等を挟むことなく互いに近い距離に存在する配送先を一つのエリアグループとする。
なお、配送センターでは、このエリアグループに対応して荷揃場5を設ける。
物流管理サーバー1は、配送先から配送商品の注文を受けるごとに注文情報を記録する注文情報メモリを有している。この注文情報の具体的な内容としては、注文日、注文時間、注文者、注文物品、納品日時、納品先等がある。
物流管理サーバー1は注文を所定の時間ごとに締め、ある締め時刻から次の締め時刻までの間(第1の締め時間、第2の締め時間、・・・)の注文情報をエリアグループごとに区分した配送情報(第1の配送情報、第2の配送情報、・・・)を作成する手段、及び締め時間ごとの配送情報を荷揃えデータとしてディスプレイ、プリンタ等に出力する手段を有している。
この荷揃えデータは、種々の配送商品を、在庫置場、倉庫等から仕分け、エリアグループに対応して設けられた配送センター内の荷揃場5に揃えておけるようにするため、荷揃場、配送商品の商品名(及び/又は商品コード)、商品数等の情報を含む。また、荷揃えを自動仕分け装置で行う場合、荷揃えデータは、商品が保管されている倉庫の場所の情報を含み、これにより保管場所から荷揃場に配送に必要な数量の商品が移動して自動仕分けが行われる。
なお、荷揃えデータの出力方法としては、荷揃場、配送商品の商品名(又は商品コード)、商品数等の情報をバーコードで表示してもよい。
また、物流管理サーバー1は、複数の締め時間に渡る配送情報を、各締め時間ごとに、あるいは一度にまとめて配送スケジューラ2に出力する手段を有している。
一方、配送スケジューラ2は、複数の締め時間に渡る配送情報から、配送車1巡回分ごとに配送先、配送商品、配送順序を定めた配送計画を作成する演算手段、及びその配送計画のデータを配送計画表8や荷番ラベルシート6としてディスプレイ、プリンタに出力し、またこのデータを品質管理サーバー3、携帯端末4等に出力する手段を備えている。
このように、本発明の配送システムでは、物流管理サーバー1が所定の締め時間ごとに配送情報を荷揃えデータとして出力するのにし、配送スケジューラ2は、複数の締め時間に渡る配送情報のデータから配送車1巡回分ごとの配送計画を作成するので、当該配送計画と次の配送計画との間で、配送場所と配送時間が近いのに別々の配送車で配送する配送計画が出力されたり、一台の配送車で配送するエリアが必要以上に広くなる配送計画が出力される等の不都合を解消し、配送距離が短く、配送車の満載化を可能とする適切な配送計画を出力することが可能となり、かつ締め時間ごとの配送情報に基づいて速やかに荷揃えを行うことが可能となる。
配送スケジューラ2で配送計画を算出するに際しては、前述のエリアグループを考慮し、エリアグループ内で配送する注文を優先させることが好ましい。
また、エリアグループ内の配送では配送車が満載とならずまだ荷を積める場合に、その配送車で近隣のエリアグループにも配送するよう配送計画を算出することが好ましく、これにより配送車の総数を減らすことができる。エリアグループを跨ぐ配送計画が出力された場合でも、配送センター内で荷揃場はエリアグループに対応して設けられているから、配送車へは、当初の荷揃場5と隣の荷揃場5'から配送商品を積み込めばよいので、効率的に荷揃えと荷積みを行うことができる。
図3は、配送計画を紙面に出力した配送計画表8の一例である。
同図の配送計画表8は、配送車番号で識別される特定の配送車の、特定の配送日のもので、配送順、配送先の店名とその得意先コード、伝票枚数、荷物名称と荷数、荷物の合計口数、到着予定時刻、出発予定時刻、前の配送先との区間距離、配送先の住所、電話番号等が記載されている。
なお、図3に表示されている荷物名称において、「ケース」は、同種の商品のケース単位の注文に対応するもので、「オリコン」は種々の商品のバラ注文を集め、折畳み式コンテナに収容したものを表している。
荷がケースである場合、その表面には、内容物の品名や商品コードやロット番号を表示する。また、荷がオリコンである場合には、図4に示すように、配送先の店名、得意先コード、配送車番号等を記載したラベルを予め添付ないし貼付等によりオリコンに付しておくことが好ましい。このラベルへの記載事項としては、同図に示すように、注文を締めた単位であるバッチナンバー、オリコンへの商品の仕分け作業完了後に荷揃えを行う荷揃場の表示、オリコンについての管理通番等がある。なお、同一の配送先に配送する複数のオリコンについては、各オリコンに予め管理通番を付しておくことにより、後述する管理通番等を表記した荷番ラベルの発行を省略し、配送車へ荷を積み込む作業者が、どこの荷積場に何個のオリコンがあるかわかるような代表ラベルを1枚だけ発行することによって、ラベルの添付作業を省力化し、ラベル紙の使用量を削減することができる。この代表ラベルは、代表ラベルに表示される複数のオリコンのうち一つに添付すればよい。
一般に、荷積場では、配送担当者又はフォークリフト等を運転する現場の担当者が、配送計画表8に従い、荷積場番号で識別される所定の位置の荷積場に用意された荷を、その荷積場から積込むことが予定されている所定の配送車番号の配送車に積込むが、本発明の荷積み方法では、この荷積みに先立ち、配送スケジューラ2から配送計画を荷番ラベルシート6として出力し、この荷番ラベルシートを構成する荷番ラベル7を、後述するように各荷に順次貼付することが好ましい。
図5は、本発明の一態様の荷番ラベルシート6の表示内容の説明図である。この荷番ラベルシート6は、配送車ごとの1巡回分の配送計画に基づいて作成された、荷数分の荷番ラベル7からなる。各荷番ラベル7は、粘着シールとして形成されており、剥離シート6上に仮貼着されている。
荷番ラベルシート6のフレーム部分には、配送日(1)と配送車番号(2)が記載されている。配送車番号(2)は、この荷番ラベルシート6を使用して配送をすることが予定されている配送車を番号で特定したものである。また、フレーム部分には、該配送車が使用する荷積場の数、巡回する配送先の数、ケースの合計数、及びオリコンの合計数も記載されている。
荷番ラベル7には、ケースに対応するラベル7aとオリコンに対応するラベル7bがある。このうち、ケースに対応する荷番ラベル7aには、各々に配送日(1)、配送車を特定する配送車番号(2)、該配送車が配送センタ等において荷積みに使用する荷積場を特定する荷積場番号(3)、配送先の店名、その配送先の得意先コード(4)、及び該配送先に納品する荷の種類と荷数に関する情報、及び配送順になっている管理通番(5)が表示されている。ここで、荷の種類に関する情報としては、ケースに梱包されている商品の名称又は略称、商品番号、ロット番号、商品名が表示されている。また、荷数に関しては、該配送先に納品する荷数(口数)と、該ケースが同じ配送先に納品されるケースの何番目のものであるかという数値が記載されている。これらはいずれの配送担当者でも視覚で表示内容を認識できるように表示されているが、配送日(1)と配送車番(2)号と管理通番(5)は、バーコードでも表示されている。
一方、オリコンに対応する荷番ラベル(代表ラベル)7bにも、該配送車の荷積場を特定する荷積場番号、配送先の店名、その配送先の得意先コードが記載されている。また、該配送先に納品する荷の種類に関しては、折畳み式コンテナに種々のバラ注文の商品が収容されていることを示す「オリコン」表示が記載され、荷数に関する情報としては、配送先に納品するオリコンの合計数と、当該荷揃場にあるオリコンの数が記載され、積み込み作業者が積み込むオリコンがどこに何個あるかわかるようになっており、配送車への積み込み時には代表オリコンに添付される。
これらケースに対応する荷番ラベル7aとオリコンに対応する荷番ラベル7bは、配送逆順に配列している。したがって、配送担当者は、この荷番ラベルシート6において荷番ラベル7の配列をその末尾から矢印Aのように辿ることにより、当該巡回での配送手順や配送内容を知ることができる。なお、本発明の荷番ラベルシートにおいては、荷番ラベル7a、7bを配送順に配列してもよい。その場合には、配列の先頭から順次配列を辿ることにより当該巡回での配送手順や配送内容を知ることができる。
配送センターの荷積場において、配送担当者又は現場の担当者が荷を配送車に積込む際には、上述の荷番ラベルシート6から荷番ラベル7a、7bを矢印Bのように順次配列の先頭から剥がし(即ち、配送逆順に剥がし)、これを荷に貼付し、配送車に積込む。この荷積みの終了時に、荷番ラベル7a、7bが過不足なく使用されることは、配送計画通りに正しく配送車に荷積みが行われたことを意味するので、これにより配送担当者又は現場の担当者は、自らの手で荷済みの成否を確認することができる。なお、荷番ラベルに過不足が生じた場合には、過不足なく荷番ラベルが荷に貼付されるよう、荷の調達、返品等を行うこととなる。
また、このように配送逆順に荷を配送車に積むことにより、巡回中の納品時には、配送車の荷台の手前から順次荷を取り出せばよいので便利である。
荷の積込みが終了すると、配送担当者は配送計画にしたがって、所定のルートで配送先を巡回し、納品と検品を行う。
この検品作業では、各荷に荷番ラベル7a又は7bが付されており、これらのラベルには、当該配送先で納品する荷の種類や荷数が表示されているので、配送担当者は、この表示内容を直接的に目視で確認しつつ納品することができる。
さらに、本発明の検品方法では、この検品作業に携帯端末4を使用する。携帯端末4としては、配送計画を品質管理サーバー3から取り込み、記録する手段、取り込んだ配送計画を表示するディスプレイ等の手段、荷に表示された管理通番の読み取り手段、記録されている配送計画と管理通番から読み取った情報との照合手段、及び荷の配送実績を品質管理サーバーに送信する手段を有するものを使用することが好ましい。この携帯端末4は、配送車に付随させること、より具体的には、配送車が巡回に出る時に、常時配送担当者に持たせるか、あるいは車載することが好ましい。
携帯端末4を用いた検品作業では、配送担当者は、予め、巡回に出る前に携帯端末4に品質管理サーバー3から配送計画を取り込んでおき、配送先で検品する際には、まず、携帯端末4で配送先を選択する。なお、予め携帯端末4に配送計画を取り込むことに代えて、検品時に配送先を選択する時に携帯端末4から品質管理サーバー3にアクセスし、該配送先への配送情報を開くか、あるいは携帯端末4にその情報を取り込んでもよい。
次に、携帯端末4で、各荷に付されている荷番ラベルを読み取り、携帯端末4で読み取った情報と、携帯端末に予め取り込んである配送情報とを照合させることにより検品する。なお、携帯端末4を用いた荷番ラベルの読み取りでは、荷番ラベルにバーコードが付されている場合にはバーコードを読むようにしてもよく、また、文字、その他の符号等を読むようにしてもよい。また、読み取り、照合させる具体的な情報としては、管理通番、あるいは配送日、配送先、荷の種類と荷数等を使用することが好ましい。
このように本発明によれば、実際に納品する荷の過不足の有無を、配送担当者の直接的な目視によっても、携帯端末を使用した情報の照合によっても確認することができるので、納品品質を極めて向上させることができる。
また、本発明の検品方法において、携帯端末4で配送実績を記録し、配送車が配送センターに帰着した後に品質管理サーバー3へ配送実績データを送信することが好ましい。これにより該配送先での納品と検品に要する時間を把握し、配送計画を見直すことが可能となる。また、品質管理サーバー3に記録された配送実績データと配送計画の相違データを出力することによって、店が休み等の事情により配送できなかった配送計画を次の日の計画に組み込む等の配送計画の修正や補完、並びにシールの破損等により読み取りできなかった配送実績データの修正が可能となる。
特定の荷番ラベルシートを用いた本発明の荷積み方法及び検品方法は、種々の態様をとることができる。例えば、荷番ラベルは、必ずしも粘着シールとして構成する必要はなく、例えば、荷番ラベルシートからミシン目等により切り取ることのできるラベルとして形成してもよい。これを荷に付する方法としては、透明カバーシールで貼り付けるようにしてもよく、コンテナ等に備えられているポケット等に入れるようにしてもよい。
本発明の配送システム、及びこれを用いた荷積み方法や検品方法は、物流センター等で荷を配送する場合に使用することができ、特に、種々の荷を多くの配送先に届ける小口配送に好ましく適用することができる。
配送システムの全体的な説明図である。 配送システムにおける作業の流れの説明図である。 配送計画表の出力例である。 オリコン用ラベルの説明図である。 荷番ラベルシートの説明図である。
符号の説明
1 物流管理サーバー
2 配送スケジューラ
3 品質管理サーバー
4 携帯端末
5 荷揃場
6 荷番ラベルシート
7 荷番ラベル
7a ケースに対応する荷番ラベル
7b オリコンに対応する荷番ラベル
8 配送計画表
10 配送車

Claims (6)

  1. 物流管理サーバー及び配送スケジューラを備えた配送システムであって、
    物流管理サーバーが、
    配送車の配送エリアに対応して配送先情報をグルーピングしたエリアグループ情報、
    配送先からの配送商品の注文情報を記録する注文情報メモリ、
    所定の締め時間ごとに注文情報メモリに蓄積された注文情報を前記エリアグループごとに区分して配送情報を作成する手段、
    締め時間ごとの配送情報を荷揃えデータとして出力する手段、及び
    複数の締め時間に渡る配送情報を配送スケジューラに出力する手段を有し、
    配送スケジューラが、
    複数の締め時間に渡る配送情報から、配送先、配送商品、配送順序を定めた配送車1巡回分ごとの配送計画を作成する演算手段、及び該配送計画の出力手段を備えている
    配送システム。
  2. 前記配送計画に基づいて、各荷に対応する荷番ラベルが配送順又は逆配送順に配列している荷番ラベルシートを作製する手段を備え、
    荷番ラベルシートに配送日及び配送車が記載され、
    各荷番ラベルに各荷の荷積場、配送先、該配送先に納品する荷の種類と荷数及び管理通番が記載されている請求項1記載の配送システム。
  3. 前記配送計画及び配送実績を記録する品質管理サーバー、及び各配送車に付随する携帯端末を備え、
    携帯端末が、配送計画の記録手段及び表示手段、荷に表示された管理通番の読み取り手段、記録されている配送計画と管理通番から読み取った情報との照合手段、荷の配送実績を品質管理サーバーに送信する手段を有する請求項1又は2記載の配送システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のシステムを用いて配送車に配送商品を積み込む荷積み方法であって、
    締め時間ごとの荷揃データに基づいて、エリアグループに対応して設けられた荷揃え場に荷を揃え、
    配送スケジューラから出力された配送計画に基づいて、荷揃場に揃えられた、複数の締め時間分の荷を配送車に積み込む荷積み方法。
  5. 請求項2記載の荷番ラベルシートの荷番ラベルを順次選択して各荷に貼付し、荷番ラベルを貼付した荷を配送車に積み込む請求項4記載の荷積み方法。
  6. 請求項3記載のシステムを用いて、配送先で配送商品を検品する方法であって、該配送商品の荷に付されている請求項2記載の荷番ラベルの管理通番を携帯端末で読み取り、その読み取った配送情報と、荷積み前に予め該携帯端末に記録しておいた配送計画とを照合する検品方法。
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