JP2006188161A - ペダル固定構造 - Google Patents

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Yasuharu Hara
靖治 原
Takamune Ono
隆宗 大野
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Abstract

【課題】 ストッパ部の充分な強度が確保でき、過剰ストロークの制御を高い精度で行えるペダル固定構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 ペダル固定構造において、ペダルアーム2の先端に設置されたペダル3の下方のペダルブラケット1上にペダルストッパ8を配設したことにより、ひとつの部材であるペダルブラケット1上にペダルアーム2とストッパ8が設置されているので、ペダル3とストッパ8との互いの位置関係が正確に維持されると同時に、ペダル3の下部にストッパ8が位置するので、ストッパ8およびペダルアーム2が梃子の原理による大きな力を受けて破損したり変形することがなく、ストッパ8によるペダル3の過剰ストローク規制能力を長期間に渡り維持することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ペダルアームが軸支されたペダルブラケットを車体に固定するように構成したペダル固定構造に関する。
自動車のアクセルペダル等のペダル装置においては、ペダルの過剰ストロークを防止するためにペダルが接するフロア上等にストッパが設置される。ところが、通常、このようなストッパとペダルとはそれぞれ独立しているため、互いを関連させてペダルの過剰ストロークを制御するための精度が出しにくいものであった。そこで、ペダルレバーが軸支されて構成されたペダルブラケットにストッパを設置することで、ペダルとストッパとの互いの関連付けの精度を向上させて、ペダルの過剰ストロークを防止するものが提案された(例えば下記特許文献1参照)。
特開平8−91093号公報(請求項1参照)
図3を用いて、前記特許文献1に開示された自動車のアクセルペダルについて説明する。この従来例のものは、先端にペダル31が設置されたペダルレバー32が、ボディパネル34に固定されたブラケット35の回転軸33に軸支され、ペダルレバー32の作動経路上に位置するブラケット35上の部位に、弾性部材で形成されペダルレバー32に当接する部位の厚さを変更可能なストッパ39を取り付けたものである。
このような構成によって、同じ部材であるブラケット35上に設置されたペダルとストッパ39とは互いに関連する位置にあるので、ストッパ39によるペダルレバー32の当接規制位置の制御が精度よく行え、過剰ストロークの制御精度が向上することとなった。しかしながら、この従来例では、ブラケット35がペダルレバー32の回転軸33の近傍にのみ設置されているために、ペダル31の踏動によって、回転軸33の近傍に位置するストッパ39が梃子の原理により損傷したり変形する虞れがあった。
そこで本発明は、このような従来のペダル固定構造の課題を解決して、ストッパ部の充分な強度が確保でき、過剰ストロークの制御を高い精度で行えるペダル固定構造を提供することを目的とする。
このため本発明は、ペダルアームが軸支されたペダルブラケットを車体に固定するように構成したペダル固定構造において、前記ペダルアーム先端に設置されたペダルの下方のペダルブラケット上にペダルストッパを配設したことを特徴とする。また本発明は、前記ペダルブラケットの上部および下部に車体への固定部を設けたことを特徴とする。また本発明は、前記ペダルストッパが、ブラケットの上部固定部と下部固定部との間に設置されたことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とする。
本発明によれば、ペダルアームが軸支されたペダルブラケットを車体に固定するように構成したペダル固定構造において、前記ペダルアーム先端に設置されたペダルの下方のペダルブラケット上にペダルストッパを配設したことにより、ひとつの部材であるペダルブラケット上にペダルアームとストッパが設置されているので、ペダルとストッパとの互いの位置関係が正確に維持されると同時に、ペダルの下部にストッパが位置するので、ストッパおよびペダルアームが梃子の原理による大きな力を受けて破損したり変形することがなく、ストッパによるペダルの過剰ストローク規制能力を長期間に渡り維持することができる。
また、前記ペダルブラケットの上部および下部に車体への固定部を設けた場合は、ペダルブラケットの強固な固定が可能となる。さらに、前記ペダルストッパが、ペダルブラケットの上部固定部と下部固定部との間に設置された場合は、上部固定部に対する下部固定部の取付誤差変位よりもストッパ部の変位誤差が小さくて済む他、万一ストッパが外れることがあっても、ペダルブラケットの存在により、ある程度の過剰ストロークが防止できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明のペダル固定構造の1つの実施例を示す側面図、図2はペダル固定構造の分解斜視図である。本発明のペダル固定構造の基本的な構成は、図1に示すように、ペダルアーム2が軸支されたペダルアセンブリ4をペダルブラケット1を介して車体10に固定するように構成したペダル固定構造において、前記ペダルアーム2先端に設置されたペダル3の下方のペダルブラケット1上にペダルストッパ8を配設したことを特徴とする。
運転室等とエンジンルームとを区画するダッシュパネル10等の車体の上部から下部(フロアパネルにかかる場合もある)にかけてペダルブラケット1が設置される。図示の例はアクセルペダルの固定例である。場合によっては、ブレーキペダル、クラッチペダルにも適用可能である。図2の分解図に示すように、ダッシュパネルの上部に上部固定座11が、下部に下部固定座12が固着等により設置される。上部固定座11には一対の植込ボルト13、13が、下部固定座12には螺子孔16が設けられる。これらの上部および下部固定座11、12にわたり幾分曲折して形成されたペダルブラケット1が固定される。ペダルブラケット1は軽量化のために強化プラスチック等が採用されるが、金属等でもよい。
ペダルブラケット1の上部固定部6には前記一対の植込ボルト13、13に対応する固定孔14、14が穿設されている。これらの固定孔14に挿入された植込ボルト13に固定ナット15が螺合される。ペダルブラケット1の下部固定部7には前記螺子孔16に対応する固定孔17が穿設されている。該固定孔17には固定ボルト18が挿入され、前記螺子孔16に螺合・固定される。ペダルブラケット1の上部固定部6には、また、一対のアセンブリ用植込ボルト19、19が設けられており、これらのアセンブリ用植込ボルト19には、ペダルアセンブリ4の固定孔20、20(一方は図示省略)が挿入され、固定ナット15により螺合・固定される。ペダルアセンブリ4には、ペダルアーム2の基端部が支軸5により軸支されている。
ペダルアーム2の先端に設置されたペダル3の下方に位置して、ペダルブラケット1上にペダルストッパ8が設置される。ペダルストッパ8のペダルブラケット1への設置は、ペダルブラケット1へのねじ込みや、クリップ状のワンタッチ装着等が採用される。ペダルストッパ8の当接規制部である表面は、ゴムやプラスチック等が好適に採用されるが硬質材であってもよい。これらのペダルアセンブリ4、ペダルブラケット1およびペダルストッパ8が、上部固定座11および下部固定座12に固定された状態を側面から見たのが図1である。
ペダルストッパ8をペダルブラケット1に設置するに際して、フロアマットを介在させるようにすれば、すなわち、ペダルストッパ8をフロアマット固定具を兼用させることにより、格別に別途のフロアマット固定具を設けなくても済むので、部品の削減に寄与することができる。
このように構成したので、ひとつの部材であるペダルブラケット1上にペダルアーム2とストッパ8が設置されているので、ペダル3とストッパ8との互いの位置関係が正確に維持されると同時に、ペダル3の下部にストッパ8が位置するので、ストッパ8およびペダルアーム2が梃子の原理による大きな力を受けて破損したり変形することがなく、ストッパ8によるペダル3の過剰ストローク規制能力を長期間に渡り維持することができる。前記実施例では、ペダルアーム2が軸支されたペダルアセンブリ4を単にペダルブラケット1に固定すればよいので、現場での軸支部の取付作業を行わなくても済むので、艤装が容易となる。
図示しての説明は省略するが、ペダルアーム2を直接にペダルブラケット1に軸支するものも本発明の範疇である。ペダルブラケット1に予めペダルアーム2を軸支しておいてユニット化すれば、現場での艤装作業がより簡素化されることは言うまでもない。
以上、本発明の各実施の形態について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、ペダル、ペダルアーム、ペダルブラケット(側面視で鈍角のL字形、曲線形状、横断面形状についても、例えば、平板状、ハット形、チャンネル形状等適宜の形状が採用され得る)、ペダルストッパ(実施例の平面視で円形の他、角形等、側面視形状についても、T形、円弧面の上面等)およびペダルアセンブリの形状、形式、ペダルブラケットの車体への固定形態(植込ボルト、螺子孔の設置、固定ボルトの採用等の他、適宜の固定具が採用できる)、ペダルとペダルストッパとの当接形態(ペダルの下面の形状、ペダルストッパの上面の形状)、ペダルアセンブリのペダルブラケットへの固定形態、ペダルストッパのペダルブラケットへの設置形態(螺子込み、ワンタッチクリップの採用、取付ビス等を使用した設置等)および設置位置(下部固定部近傍の他、幾分真ん中よりの位置等)、ペダルブラケットの延在形態、ペダルストッパのフロアマット固定具としてのフロアマットの固定形態(単に、フロアマットに孔を穿設して、該孔にペダルストッパを挿入する等)等については適宜選定できる。
本発明のペダル固定構造の1つの実施例を示す側面図である。 同、ペダル固定構造の分解斜視図である。 従来の自動車のアクセルペダル側面図である。
符号の説明
1 ペダルブラケット
2 ペダルアーム
3 ペダル
4 ペダルアセンブリ
5 ペダル支軸
6 上部固定部
7 下部固定部
8 ペダルストッパ
10 ダッシュパネル部
11 上部固定座
12 下部固定座

Claims (3)

  1. ペダルアームが軸支されたペダルブラケットを車体に固定するように構成したペダル固定構造において、前記ペダルアーム先端に設置されたペダルの下方のペダルブラケット上にペダルストッパを配設したことを特徴とするペダル固定構造。
  2. 前記ペダルブラケットの上部および下部に車体への固定部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のペダル固定構造。
  3. 前記ペダルストッパが、ブラケットの上部固定部と下部固定部との間に設置されたことを特徴とする請求項1または2に記載のペダル固定構造。
JP2005002213A 2005-01-07 2005-01-07 ペダル固定構造 Withdrawn JP2006188161A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048052A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 トヨタ自動車株式会社 ペダル装置の取付構造
JP2015199482A (ja) * 2014-03-31 2015-11-12 ダイハツ工業株式会社 自動車のアクセルペダル踏込み量規制構造
JP2017226320A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 株式会社クボタ 作業車
US10640029B2 (en) 2016-05-06 2020-05-05 Kubota Corporation Work vehicle

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