JP3099251U - グレーチングの固定装置 - Google Patents

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東元 慎吾
吉谷 真知
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株式会社ダイクレ
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Abstract

【課題】側溝の受枠に装着されるグレーチングを固定するために使用する部品をグレーチングより外れないように固定して紛失しないようにすると共に、グレーチングをがたつきなく固定することができる固定装置を提供する。
【解決手段】グレーチング1下面に上下方向に切り欠いてある縦穴4と該縦孔に対して垂直方向に切り欠いてある横孔5が融合してなる切り欠き部が設けてある管3が固着してあって、該管内部には上下・旋回可能な棒体6と、該棒体側面には該切り欠き部範囲内にグレーチングとは別体の不動構造物等を下面から押さえる押さえ部8と、該切り欠き部に沿って移動する棒体の上下・旋回或いは一定量以上の上下・旋回を規制する規制手段と、該棒体上面には該棒体を上下・旋回する操作部が設けられており、該棒体に弾発力を伝える弾性体を設ける。
【選択図】    図6

Description

 本考案は、容易に脱着でき、かつ、がたつき及びずれを防止するグレーチングの固定装置である。
 側溝に装着されるグレーチングは、車両等の走行によりがたついたり、ずれたりして騒音を発生することがある。こうした騒音の軽減防止対策として従来、グレーチングと側溝或いは受け枠との間にゴムや樹脂製の緩衝材を介在させるようにしたものほか、グレーチングの端板にクリップを嵌着して受け枠に装着し、クリップの弾発力によりグレーチングのガタツキを防止するようにしたもの(特許文献1)、グレーチングを押さえる押さえ金と、受枠の受け梁に下側より当てられる当て金とをボルトにより連結してグレーチングを固定させるようにしたもの(特許文献2)などが知られる。
 特許文献2の発明を設置しようとすると、グレーチングに切り欠き部を設けなくてはならず、また既に敷設してあるグレーチングに設置しようとすると、グレーチングそのものを取り換えなくてはならなかった。
特開2000−204647号 特開2000−80714号
 従来のがたつき防止機能を有した金具やゴムは着脱に手間がかかり、作業中にネジ等の備品を紛失することがあった。また、特別にグレーチングに切り欠き部を設ける必要のある場合があり、製作能率が悪かった。
 本考案は上記の課題を解決すべく、グレーチングを固定するための装置において、着脱が容易であり、グレーチングに着脱可能に取着される部品をなくして部品が紛失される恐れをなくし、また、グレーチングに切り欠き部を設けなくても設置ができるグレーチングの固定装置を提供することを目的とする。
 請求項1に係わる考案は、グレーチング下面に上下方向に切り欠いてある縦穴と該縦孔に対して垂直方向に切り欠いてある横孔が融合してなる切り欠き部が設けてある管が固着してあって、該管内部には上下・旋回可能な棒体と、該棒体側面には該切り欠き部範囲内にグレーチングとは別体の不動構造物等を下面から押さえる押さえ部と、該切り欠き部に沿って移動する棒体の上下・旋回或いは一定量以上の上下・旋回を規制する規制手段と、該棒体上面には該棒体を上下・旋回する操作部が設けられており、該棒体に弾発力を伝える弾性体が設けられていることを特徴とする。
 本考案の固定装置によると、グレーチング下面に設けられグレーチングより取り外すことができないため紛失するおそれがなく、グレーチングに切り欠き部を設けなくても設置できる。
 管には、上下方向に切り欠いてある縦穴と該縦孔に対して垂直方向に切り欠いてある横孔が融合してなる切り欠き部が設けてあって、該管内部には、上下・旋回可能な棒体と該棒体に弾発力を伝える弾性体が設けられている。該棒体が該弾性体を圧縮することで伸縮して弾発力が発生し、これにより該棒体の該押さえ部がグレーチングとは別体の不動構造体等を押さえることができる。該押さえ部は例えばL字状体であってもよく、また、長方形状の板状体や丸状や角状の棒状体でもよい。該棒体の該弾性体はバネ、ゴム等のものがあるが望ましくはバネが好ましい。
 規制手段としては、例えば切り欠き部に係止めして棒体の可動を規制するストッパー等を例示することができ、ピン状の凸部が望ましい。該凸部は該切り欠き部に沿って移動し、固定時及び取り外し時に該切り欠き部と該凸部で係止めすることができる。これによって押さえ部を受枠下面に設置する際等、棒体を固定等することができる。
 また操作手段としては、例えば棒体の上面に形成される溝或いは突起等の操作部を例示することができ、溝に差し込む−のドライバー、突起に差し込むパイプ等の工具により上下・旋回操作を行うことができるようにされる。
 請求項2に係わる考案は、側溝の蓋掛かり段部に設けられた凹部に受枠下面に設けられた収納部を嵌合させるように該受枠を敷設したことを特徴とする。
 本考案によると、受枠下面を押さえ部で押さえることでグレーチングを固定することができる。側溝の凹部に収納部を嵌合させることで、押さえ部が受枠下面で旋回をするための可動範囲を確保されて、これにより確実に該押さえ部が該受枠下面まで旋回し、押さえることができる。
 請求項3に係わる考案は、側溝に敷設する受枠に板状体を固着したことを特徴とする。
 本考案によると、受枠に板状体を溶接等で固着することによって、押さえ部が該板状体を押さえることができグレーチングを固定できる。該板状体は該受枠に固着され側溝から一定距離を保つため、該押さえ部が旋回をするための可動範囲が確保できる。
 また、既在するグレーチング本体や受枠を取り換えることなく、該グレーチングや該受枠に溶接等で本考案の固定装置や板状体を固着することができる。
 請求項4に係わる考案は、請求項1に係わる考案の管下面に孔を設けたことを特徴とする。
 本考案によると、側溝等にグレーチングを設置した場合、グレーチングの開口部には雨水等ばかりでなく砂利や塵等が管に入り込む。それら砂利や塵等は管の中にも入り込むので、それによって管内部の棒体及び弾性体が可動しない恐れがあり、砂利や塵等が管から抜け出るように孔を設けることにより砂利や塵等が抜け出ることができる。
 上記各考案の固定装置は、グレーチングの一ヶ所を固定できるように設けてもよいが、好ましくはグレーチングの複数箇所を固定できるように複数設けられる。
 本考案は、グレーチングに固定装置が固着されているため、紛失したり、グレーチング固定時に探し求めるようなことがなくなり、容易に脱着ができる。また、特別にグレーチングに切り欠き部を設けなくても固定装置を設置できる。
 グレーチングを容易に脱着するという目的を、グレーチング下面に固定装置を固着することで、グレーチングの機能等を損なわずに実現した。
 図1ないし図8は第一の実施例を示す。図1は、グレーチングを固定するための本考案固定装置aを前後左右に四ヶ所設けたグレーチング1について示すものである。グレーチング1は、既知のこの種のグレーチングと同様、図1に示すように細板状の主部材1aと、並設される主部材1aと直交し、主部材1aに溶接されるロッド状の補助部材1bで構成されている。
 図2は第一の実施例の正面図を示しており、グレーチング1下面に管3を、受枠下面に収納部11を溶接等で固着する。管3内部には図3に示すように棒体6とバネ9が設けられている。
 図5は、第一の実施例の施工状況を示しており、側溝13の凹部12に受枠2の収納部11を嵌合させ、収納部11内で押さえ部8が旋回できるように敷設する。
 受枠2に装着したグレーチング1を固定装置aにより固定するときは、図6に示すように、−のドライバー15を主部材1aと補助部材1bで囲まれるスペースを通して棒体上面の溝10に差し込み矢印方向に横孔5へ旋回操作すると、棒体6に設けられている押さえ部8は円弧をかきながら収納部11へ収まる。主部材1aと補助部材1bで囲まれるスペースが狭かったとしても、固定作業は問題なく行われる。
 固定装置aを取り外すときは、図7に示すように溝10に−のドライバー15を差し込んで矢印方向に縦孔4へ押し下げ、次に図8に示すように矢印方向に横孔5へ旋回すると押さえ部8は受枠2下面から移動し、固定が解除される。
 図9は、第二の実施例を示す。受枠2に板状体14が溶接等で固着されており、旋回して板状体14下面まで可動した押さえ部8が、板状体14下面を押さえることで固定される。第二の実施例の固定方法及び解除方法は、第一の実施例と同じである。
固定装置aを備えた第一の実施例のグレーチング及び受枠の平面図。 固定装置aを備えた第一の実施例のグレーチング及び受枠の正面図。 図1のA−A断面図。 図1のB−B断面図。 第一の実施例の施工状況図。 第一の実施例の固定操作するときの態様を示す図。 第一の実施例の取り外し操作するときの態様1を示す図。 第一の実施例の取り外し操作するときの態様2を示す図。 第二の実施例のグレーチング及び受枠の固定状態を示す図。
符号の説明
    1  グレーチング
    1a  主部材
    1b  補助部材
    2  受枠
    3  管
    4  縦孔
    5  横孔
    6  棒体
    7  凸部
    8  押さえ部
    9  バネ
    10  溝
    11  収納部
    12  凹部
    13  側溝
    14  板状体
    15  ドライバー

Claims (4)

  1.  雨水等を排水するために道路等に設置されている側溝に敷設されるグレーチングであって、グレーチング下面に上下方向に切り欠いてある縦穴と該縦孔に対して垂直方向に切り欠いてある横孔が融合してなる切り欠き部が設けてある管が固着してあって、該管内部には上下・旋回可能な棒体と、該棒体側面には該切り欠き部範囲内にグレーチングとは別体の不動構造物等を下面から押さえる押さえ部と、該切り欠き部に沿って移動する棒体の上下・旋回或いは一定量以上の上下・旋回を規制する規制手段と、該棒体上面には該棒体を上下・旋回する操作部が設けられており、該棒体に弾発力を伝える弾性体が設けられていることを特徴とするグレーチングの固定装置。
  2.  雨水等を排水するために道路等に設置されている側溝に敷設される受枠とグレーチングであって、側溝の蓋掛かり段部に設けられた凹部に受枠下面に設けられた収納部を嵌合させるように該受枠を敷設したことを特徴とする請求項1記載のグレーチングの固定装置。
  3.  側溝に敷設する受枠に板状体を固着したことを特徴とする請求項1記載のグレーチングの固定装置。
  4.  管下面に孔を設けたことを特徴とする請求項1及び請求項2及び請求項3記載のグレーチング固定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005048588A (ja) * 2004-09-09 2005-02-24 Maruun Kensetsu Kk グレーチング跳ね上がり防止具及びその装着用器具
JP2006233564A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Mie Jukogyo Kk グレーチングの跳ね上がり防止機構
JP2010031629A (ja) * 2008-06-27 2010-02-12 Chubu Corporation グレーチング用固定具
JP5547843B1 (ja) * 2013-11-14 2014-07-16 株式会社ニッコン 溝蓋用受枠及びその溝蓋用受枠の敷設方法

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