JP2006187003A - 3チャンネルの状態可変圧縮回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】全帯域を通過させる状態可変フィルタ12によって入力プログラム信号を低周波信号、中間周波信号及び高周波信号に処理する。
【解決手段】中間周波信号は、低周波信号及び高周波信号に比して、位相が1回多く反転されている。第1SDC54、第2SDC56及び第3SDC58の各々が、それぞれの周波数帯の信号を受信するよう接続された入力端66,68,70を有し、それぞれの周波数帯の信号をバッファし、整流し、フィルタリングして、その出力端60,62,64において制御電圧を生成する機能を有する。第1VCA26、第2VCA28及び第3のVCA30が、それぞれの周波数帯の信号を受信する。各VCAは制御電圧入力端34,36,38を有する。各VCAは、SDCの出力端から制御電圧入力端に印加される制御電圧の増加に応答して、その利得を低減させる。
【選択図】図1
【解決手段】中間周波信号は、低周波信号及び高周波信号に比して、位相が1回多く反転されている。第1SDC54、第2SDC56及び第3SDC58の各々が、それぞれの周波数帯の信号を受信するよう接続された入力端66,68,70を有し、それぞれの周波数帯の信号をバッファし、整流し、フィルタリングして、その出力端60,62,64において制御電圧を生成する機能を有する。第1VCA26、第2VCA28及び第3のVCA30が、それぞれの周波数帯の信号を受信する。各VCAは制御電圧入力端34,36,38を有する。各VCAは、SDCの出力端から制御電圧入力端に印加される制御電圧の増加に応答して、その利得を低減させる。
【選択図】図1
Description
本発明は電子増幅器に関し、特に、音楽を再生し、音楽をスピーカまたは他の再生装置へ伝送するための音声増幅器に使われる信号調整回路に関する。
関連出願に対するクロスリファレンス
本願は、「A LOW INPUT SIGNAL BANDWIDTH COMRESSOR AND AMPLIFIER CONTROL CIRCUIT」と題され、1995年1月24日に米国特許出願第08/377,903号として出願され、1996年4月23日に発行された、米国特許第5,510,752号の主題に関する情報と、「A LOW INPUT SIGNAL BANDWIDTH COMPRESSOR AND AMPLIFIER CONTROL CIRCUIT WITH A STATE VARIABLE ALL−PASS STATE VARIABLE FILTER」と題され、1996年4月22日に米国特許出願第09/636,168号として出願され、1998年4月7日に発行された、米国特許第5,736,897号の主題に関する情報と、「AN AUDIO BOOST CIRCUT」と題され、1999年11月22日に出願された米国出願第09/444,541号に関する情報と、「HARMONIC GENERATOR AND PRE−AMP」と題され、2003年8月22日に出願された、米国特許仮出願第60/497,095号に基づく、2004年8月20日に出願された米国出願第10/923,461号に関する情報と、を提供する。ここで挙げるすべての文献は共通の発明者及び譲受人を有する。本明細書では上記のすべての出願の全体を援用し、組込む。
本願は、「A LOW INPUT SIGNAL BANDWIDTH COMRESSOR AND AMPLIFIER CONTROL CIRCUIT」と題され、1995年1月24日に米国特許出願第08/377,903号として出願され、1996年4月23日に発行された、米国特許第5,510,752号の主題に関する情報と、「A LOW INPUT SIGNAL BANDWIDTH COMPRESSOR AND AMPLIFIER CONTROL CIRCUIT WITH A STATE VARIABLE ALL−PASS STATE VARIABLE FILTER」と題され、1996年4月22日に米国特許出願第09/636,168号として出願され、1998年4月7日に発行された、米国特許第5,736,897号の主題に関する情報と、「AN AUDIO BOOST CIRCUT」と題され、1999年11月22日に出願された米国出願第09/444,541号に関する情報と、「HARMONIC GENERATOR AND PRE−AMP」と題され、2003年8月22日に出願された、米国特許仮出願第60/497,095号に基づく、2004年8月20日に出願された米国出願第10/923,461号に関する情報と、を提供する。ここで挙げるすべての文献は共通の発明者及び譲受人を有する。本明細書では上記のすべての出願の全体を援用し、組込む。
上記米国特許第5,736,897号には、全帯域を通過させる状態可変フィルタとして用いられる状態可変フィルタが示されており、この全帯域を通過させる状態可変フィルタは、入力プログラム信号を受け取り、この入力プログラム信号を処理して、低周波帯域通過信号(LFRIPS)と、中間周波帯域通過信号(MFRIPS)と、高周波帯域通過信号(HFRIPS)とを有する、3つの帯域通過信号を加算増幅器の各入力端へ供給する。この3つの信号成分は合成され、出力端において、補正された信号として出力される。上記「897」特許は、上記の米国特許第5,510,752号において初めて紹介される、「コンパンダ」回路によって処理された補正信号を示している。897特許のコンパンダ回路は、本願で使われるものと同じ電圧制御増幅器を用いるが、、コンパンダ回路は、合成出力信号の中心周波数をシフトするためのフィードバックループを有する。本発明の回路は、3つの電圧制御増幅器を用いて、3つのチャンネルそれぞれの利得を制御するが、これらの増幅器は、各チャンネルの帯域幅または中心周波数を制御するようには設計されておらず、コンパンダ回路は使用されていない。上記米国出願第09/444,541号には、音声ブースト回路を駆動する状態可変フィルタの出力における補正信号が示されている。
音楽の再生において、再生時に生じる繰り返しの大きな音は、聞き手が時折抑えたり、減衰させたりすることを選択するような効果である。このような音は一般的には、表現しようとする際に現れる平均のトーンよりも非情に大きく、よって、大音量となる。大きなドラムの周期的な音は、低周波帯域で生じる、このような音の1例である。記号(シンボル:symbol)の周期的な衝突は、音声範囲の高周波端における音のパルスの1例を提供する。楽譜の平均レベルより劇的に大きな音は、自動利得制御及び減衰によって補正できる。しかしながら、自動利得制御によって行われる減衰が、音声スペクトルに渡って広帯域に広がっている場合には、高い増幅の乱れと共に、抑える必要のない情報も失われる。
上記の問題及び他の問題は、本明細書に記載された3チャンネルの状態可変圧縮回路の使用によって克服される。本発明の一実施形態によれば、3チャンネルの状態可変圧縮回路は、比較的大きな乱れを検出し、乱れを処理する増幅器の電子的な利得を低減して自動的にこのような乱れを抑えるために用いられる。他の実施形態によれば、乱れを含む受信プログラム信号が、全帯域を通過させる状態可変フィルタによって、3つの周波数帯域に処理される。この3つの周波数帯域は、高周波帯域、中間周波帯域、及び、低周波帯域を含み、大きな音が優勢となる帯域が自動的に検出され、他の2つのチャンネルとは独立してそのチャンネルの利得が減衰させられる。他の実施形態によれば、乱れや大きな音が周期である必要なしに、大きな音の発生を選択的に検出及び減衰させる。乱れや大きな音のスペクトル出力は、3チャンネルまたは3周波数帯域の中の1以上で処理され、この3チャンネルまたは3周波数帯域は、乱れや大きな音のスペクトルエネルギーが存在する周波数帯域に依存する、全体域通過フィルタの出力である。
図1は、3チャンネルの状態可変圧縮回路10のブロック図である。想像線ブロック12は、全帯域(または3チャンネル)の状態可変フィルタを表しており、このフィルタは信号線14を介して入力端子16に伝送されるIPS(入力プログラム信号)を受信し、処理するよう接続された入力端を有する。一般に、このIPS信号は、レコード交換器のレコード針、またはテープ、ディスクや固体レコーダ(例えば、MP3等)の読み取りヘッドやピックオフユニットから発せられる信号等の、強度の低い入力信号源からの広帯域音声信号である。
状態可変フィルタはIPS信号を3つの周波数範囲の入力プログラム信号へ処理し、これら入力プログラム信号は、端子18,20及び22で出力される。それぞれの出力信号は、入力IPSからのスペクトル情報を有するIPSの帯域幅を限定した部分を有する。この部分は、IPSの全周波数スペクトルの所定の周波数帯域または周波数範囲に限定される。3つの信号は、出力端子18におけるHFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号)と、出力端子20におけるMFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)と、出力端子22におけるLFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)と、を含む。
想像線ブロック24は第1、第2、及び第3のVCA(電圧制御増幅器)回路26、28、及び30を含む3チャンネルVCA(電圧制御増幅器)を囲んでいる。3つのVCA回路のそれぞれが、VCA信号入力端34、36、及び38、VCA制御信号入力端40、42、及び44、そして、それぞれのVCA出力端46、48,及び50を有する。想像線ブロック52は3チャンネルのSDC(スケーリング検出回路)を囲んでいる。この3つのSDC回路は高周波SDC54、中間周波SDC56、及び低周波SDC58である。想像戦ブロック52内の3つのSDC回路のそれぞれは、3チャンネルの状態可変フィルタ12の3つの出力信号の1つをサンプリングし、スケーリングし、整流し、フィルタリングするよう接続されている。高周波SDC54は、端子18においてHFRIPSをサンプリングするよう接続されている。中間周波SDC56は、端子20においてMFRPISをサンプリングするよう接続されている。低周波SDC58は、端子22においてLFRIPSをサンプリングするよう接続されている。
HFRIPSを処理した後、高周波SDC54は、その出力端60から、端子40における第1のVCA制御信号入力端へと、HFRGCS(高周波範囲利得制御信号)を出力する。中間周波SDC56は、その出力端62から、端子42における第2のVCA制御信号入力端へと、MFRGCS(中間周波範囲利得制御信号)を出力する。LFRIPSを処理した後、低周波SDC58は、その出力端64から、端子44における第3のVCA制御信号入力端へと、LFRGCS(低周波範囲利得制御信号)を出力する。
再び想像線ブロック24を参照し、第1のVCA信号入力端34は、端子18において、HFRIPSに接続される。第2のVCA信号入力端36は、端子20において、MFRIPSに接続される。第3のVCA信号入力端38は、端子22において、LFRIPSに接続される。
第1、第2、及び第3のVCAはそれぞれの利得制御入力端40、42、及び44における、それぞれの利得制御信号に応答し、信号入力端34、36、及び38における、対応するHFRIPS、MFRIPS、及びLFRIPSに応答し、3つの出力信号を生成する。これら3つの信号は、第1のVCA出力端46におけるGCHFRIPS(利得制御高周波範囲入力プログラム信号)と、第2のVCA出力端48におけるGCMFRIPS(利得制御中間周波範囲入力プログラム信号)と、第3のVCA出力端50におけるGCLFRIPS(利得制御低周波範囲入力プログラム信号)と、を含む。
ブロック70は、第1の入力端74、第2の入力端76、及び第3の入力端78を有する加算回路を示す。加算回路の入力端のそれぞれは、対応するVCAの第1、第2及び第3の出力端46、48及び50に接続され、GCHFRIPS信号、GCMFRIPS信号、及びGCLFRIPS信号を加算を行い、加算回路出力端80においてCOS(合成作動信号)としてこれらの信号を加算したものを出力する。
ブロック82は、加算増幅器の出力端80に接続された入力端84を有する、COSを受信するパワーアンプを示す。パワーアンプの出力端86は、スピーカの信号入力端90においてスピーカ88と接続される。スピーカ88は、パワーアンプ出力端86からの出力信号を用い、3チャンネルの状態可変圧縮回路10によって、音の大きな又は一時的な乱れが抑えられた出力プログラム信号を生成する。
全帯域通過状態可変フィルタの設計
ここで図2を参照し、想像線ブロック100は、単位利得電圧フォロアを示し、この単位利得電圧フォロアは、バッファ増幅器として機能し、ここに挙げるものに限らないが、レコーダ、レコード交換器、DVD、及びCD交換器等(図示せず)の信号発生源からの通常のIPS信号に対するインピーダンス整合を信号線14において提供する。このバッファ増幅器は、その入力端子102において入力信号を受信する。バッファ増幅器の出力端104は、全帯域を通過させる状態可変フィルタの入力端子16に接続されている。演算増幅器105は一般に、テキサスインスツルメンツ社製のTL072(Texas Instrument TL072)と同等の増幅器である。単位利得は、ピン1における増幅器出力とピン2における反転入力との間の結合によって与えられる。コンデンサ106は、信号入力端での直流電流(DC)をブロックし、抵抗108が、入力信号をグランド(アース)に対して、参照(reference)している。
ここで図2を参照し、想像線ブロック100は、単位利得電圧フォロアを示し、この単位利得電圧フォロアは、バッファ増幅器として機能し、ここに挙げるものに限らないが、レコーダ、レコード交換器、DVD、及びCD交換器等(図示せず)の信号発生源からの通常のIPS信号に対するインピーダンス整合を信号線14において提供する。このバッファ増幅器は、その入力端子102において入力信号を受信する。バッファ増幅器の出力端104は、全帯域を通過させる状態可変フィルタの入力端子16に接続されている。演算増幅器105は一般に、テキサスインスツルメンツ社製のTL072(Texas Instrument TL072)と同等の増幅器である。単位利得は、ピン1における増幅器出力とピン2における反転入力との間の結合によって与えられる。コンデンサ106は、信号入力端での直流電流(DC)をブロックし、抵抗108が、入力信号をグランド(アース)に対して、参照(reference)している。
想像線ブロック12内の全帯域通過状態可変フィルタは、想像線ブロック110内の入力加算及び減衰増幅器を有する。入力加算及び減衰増幅器は、全帯域通過状態可変フィルタの入力端16からIPSを受信するために接続された第1の入力端112を有する。第2の入力端114は、信号線116からLFRIPSを受信するために接続され、第3の入力端118は、信号線120からのMFRIPSを受信するために接続される。入力加算及び減衰増幅器110は、端子124における出力として、出力端子18における全帯域通過状態可変フィルタの第1の出力端に対し、信号線126を介し、HFRIPSを供給する。
さらに詳細な実施形態において、全帯域通過状態可変フィルタ12はさらに、信号線126を介して、入力加算及び減衰増幅器110からHFRIPSを受信するために接続された入力端132を有する第1の積分器130を備えることを特徴とする。第1の積分器は、出力端134を有しており、この出力端から信号線120を介して入力加算及び減衰増幅器110の第3の入力端118にMFRIPSを提供する。
第2の積分器140は、第1の積分器の出力端134からMFRIPSを受信するために接続された入力端142を有する。第2の積分器140はまた、信号線116上にLFRIPSを出力する出力端144を有する。このMFRIPSはHFRIPS信号成分及びLFRIPS信号成分に対して、位相が反転している。これは全帯域通過状態可変フィルタ12で使われる演算増幅器によって供給される信号の反転によるものである。MFRIPにもたらされる、HFRIPS及びLFRIPSに対する位相の反転は、全帯域通過状態可変フィルタによって生成される音楽の品質にとって重要となる。
入力加算及び減衰増幅器回路110は、第1及び第2の抵抗146及び148から成る抵抗分割器を備える。第1及び第2の分割抵抗は、第3の入力端118とグランドとの間で直列に接続されている。第3の入力端118で受信されるMFRIPSの一部が、第1の抵抗と第2の抵抗との間の中間ノード150から取り出される。中間ノード150で得られるMFRIPSの一部は、減衰のために増幅器154の非反転入力152へ接続される。増幅器154の出力は、第1の積分器130内の第2の演算増幅器158の負の入力端156に接続されるHFRIPSである。第1の積分器130は、HFRIPSを反転し、積分する。
第1の積分器130はHFRIPS信号を積分し、第1の積分器の出力端134に中間周波帯域通過信号MFRIPSを供給する。中間周波帯域通過信号MFRIPSは、信号線120を介して、入力加算及び減衰増幅回路110の第3の入力端(減衰入力端)118、中間周波帯域通過出力端20、及び第2の積分回路の入力端142に供給される。入力抵抗166が、MFRIPSを、第2の積分器140の第3の演算増幅器170の負の入力端168に接続する。
第2の積分器140は、信号線120上で中間周波帯域通過信号MFRIPSを積分し、第2の積分器の出力端子144において低周波帯域の信号LFRIPSを供給する。LFRIPSは、抵抗172及び信号線116を介して、入力加算及び減衰増幅回路110の第2の入力端114に接続される。
入力加算及び減衰増幅回路110内の抵抗146及び148の比によって状態可変フィルタの「Q値」が決まる。抵抗146及び148の比が高くなれば、Q値も高くなる。一般に、図1、図2、及び図3の全帯域通過状態可変フィルタ12のQ値は、音声応用法においては0.5から2の範囲にある。状態可変フィルタの目的の1つは、中間周波帯域通過信号が低周波数帯域の信号成分及び高周波数帯域の信号成分の位相から約180度シフトしている状態になるように、位相シフト及び利得を上げて設定することである。減衰抵抗の比と、増幅器及び積分器の利得及び遮断周波数とが、所望のQ値及び通過帯域に対して設定される。
図1及び図2の全帯域通過状態可変フィルタ12の回路は、信号成分の値を整えることによって調整し、0から20,000Hzの周波数帯域で、入力プログラム信号の低周波帯域の信号成分に対してIPSの高周波帯域の信号成分の位相を合計で360度シフトさせることができる。高周波の信号成分は、低周波の信号成分に対して360度の位相シフトを得る。また、全帯域通過状態可変フィルタ12はまた、20Hzにおいて、約2.5msの時間遅延を得るよう調節された時間遅延を提供する。20Hzの信号成分において、高い周波数の信号成分に対して、物理的に、2.5msまでの実時間での遅れが生じる。
再び図2及びリアクタンスチャートを参照し、検査をすれば、第1の積分器130の遮断周波数が2.24KHzを示すであろう。第2の積分器140の遮断周波数は、約10分の1であり、3dB/octaveにおいて、224Hzである。図2の回路のQ値は以下の式によって近似される。
式1 Q=(R1+R2)/3R2=0.67
上記式において、R1は図2に示す抵抗146、R2は図2に示す抵抗148である。回路を発見的に見ると、第1の積分器130内の中間周波帯域の増幅器のコンデンサ174(C1=0.0033μF)の小さな電気容量の高いリアクタンスは、コンデンサ176(C2=0.033μF)を有する第2の積分器140内の低周波帯域の増幅器のそれより低い周波数において、増幅器の利得を高い値に設定する。また、第1の積分器130は単極フィルタであると考えることもできる。減衰抵抗146及び148への帰還信号MFRIPSの結果、中間周波数帯域でQ値が制御される。
式1 Q=(R1+R2)/3R2=0.67
上記式において、R1は図2に示す抵抗146、R2は図2に示す抵抗148である。回路を発見的に見ると、第1の積分器130内の中間周波帯域の増幅器のコンデンサ174(C1=0.0033μF)の小さな電気容量の高いリアクタンスは、コンデンサ176(C2=0.033μF)を有する第2の積分器140内の低周波帯域の増幅器のそれより低い周波数において、増幅器の利得を高い値に設定する。また、第1の積分器130は単極フィルタであると考えることもできる。減衰抵抗146及び148への帰還信号MFRIPSの結果、中間周波数帯域でQ値が制御される。
一般に、帯域フィルタのQ値は、帯域幅を中心周波数によって除算した数値として定義される。図2の状態可変フィルタの設計は、フランク・P/テデチによる文献「The Active Filter Handbook」の178ページから182ページ(“The Active Filter Handbook” by Frank P. Tedeschi, pg 178-182, Tab Books Inc. of Blue Ridge Summit, Pa., 17214)に開示されている。しかしながらこの参照文献は、3チャンネルの圧縮回路を形成するために、第1、第2、及び第3のスケーリング検出回路と、第1、第2、及び第3の電圧制御増幅器とに接続された状態可変フィルタの3つの出力を示してはいない。
図1及び図2の全帯域通過状態可変フィルタ12の設計の目的は、第1の遮断周波数を約240Hz、第2の遮断周波数を第1の遮断周波数から約10倍離れた2.24KHzにすることである。低い遮断周波数fcは以下の式で決まる。
式2 fc=1/2πRC2
上記式でR及びC2は抵抗166及びコンデンサ176の値である。高い遮断周波数は次式によって決まる。
式3 fc=1/2πRC1
上記式でR及びC1は抵抗180及びコンデンサ174の値である。いったんQ値が決まると、抵抗154と抵抗156との比を上記式から計算できる。図1及び図2の全帯域通過状態可変フィルタの場合、上記米国特許第4,638,258号のにより、所望の利得帯域幅の応答曲線がどのようなものであることを知ることにより、0.67というQ値が選択されている。回路は、SPICE等のコンピュータ支援分析プログラムを用いてモデル化された。遮断周波数は、上記米国特許第4,638,258号の情報から推定されている。初期成分値は、利用可能な成分に基づいて選択されている。リアクタンスチャートを用いることにより、一旦、1つの値がわかれば、要求される他の値の近似値をすばやく求めることができる。図示した回路は、中心周波数の最初の目標値が700Hzであった。中心周波数において、回路の利得は、約−1dBまたは1より小さな値である。2つの調節ポット(図示せず)を使用して、LFRIPS及びHFRIPSの振幅を、示された各値について、約15dBによって調節した。
式2 fc=1/2πRC2
上記式でR及びC2は抵抗166及びコンデンサ176の値である。高い遮断周波数は次式によって決まる。
式3 fc=1/2πRC1
上記式でR及びC1は抵抗180及びコンデンサ174の値である。いったんQ値が決まると、抵抗154と抵抗156との比を上記式から計算できる。図1及び図2の全帯域通過状態可変フィルタの場合、上記米国特許第4,638,258号のにより、所望の利得帯域幅の応答曲線がどのようなものであることを知ることにより、0.67というQ値が選択されている。回路は、SPICE等のコンピュータ支援分析プログラムを用いてモデル化された。遮断周波数は、上記米国特許第4,638,258号の情報から推定されている。初期成分値は、利用可能な成分に基づいて選択されている。リアクタンスチャートを用いることにより、一旦、1つの値がわかれば、要求される他の値の近似値をすばやく求めることができる。図示した回路は、中心周波数の最初の目標値が700Hzであった。中心周波数において、回路の利得は、約−1dBまたは1より小さな値である。2つの調節ポット(図示せず)を使用して、LFRIPS及びHFRIPSの振幅を、示された各値について、約15dBによって調節した。
状態可変フィルタ12の出力HFRIPS、MFRIPS、及びLFRIPSは、3つの独立した状態変数を表す。フランク・P・テデチによる上記の文献「The Active Filter Handbook」(“The Active Filter Handbook” by Frank P. Tedeschi)のページ178からページ182において、通過帯域及び利得を調節するための手順として、コンデンサ174及び176の値を等しく設定し、抵抗180及び166の比を調節することにより、所望のQ値を得ることが提案されている。
3チャンネルSDC(スケーリング検出回路)
図3は、第1、第2、及び第3のSDC(スケーリング検出回路)を示す図である。これらの回路は、示された実施例で同一であるため、想像線ブロック54内の底部の回路またはチャンネルについてのみ説明する必要がある。想像線ブロック56及び58内のSDCの各チャンネルは同様に作動する。各SDCは、各FRIPS(周波数範囲入力プログラム信号)を受信し、スケーリングし、整流し、フィルタリングするために接続された入力端18、20、及び22を有し、それぞれ、第1、第2及び第3のRGCS(範囲利得制御信号)を提供する。図3に示す入力端18、20及び22は、それぞれ、図1、図2、及び図4に示す同じノードに関してそれぞれ共通である。
図3は、第1、第2、及び第3のSDC(スケーリング検出回路)を示す図である。これらの回路は、示された実施例で同一であるため、想像線ブロック54内の底部の回路またはチャンネルについてのみ説明する必要がある。想像線ブロック56及び58内のSDCの各チャンネルは同様に作動する。各SDCは、各FRIPS(周波数範囲入力プログラム信号)を受信し、スケーリングし、整流し、フィルタリングするために接続された入力端18、20、及び22を有し、それぞれ、第1、第2及び第3のRGCS(範囲利得制御信号)を提供する。図3に示す入力端18、20及び22は、それぞれ、図1、図2、及び図4に示す同じノードに関してそれぞれ共通である。
想像線ボックス184は、バッファ増幅器を囲んでおり、このバッファ増幅器の入力端が端子18に接続されている。バッファ増幅器184は、端子18を介してFRIPS信号を受信し、端子186において反転出力FRIPS信号を供給する。SDC54におけるFRIPSは、HFRIPSである。バッファ増幅器184は増幅を行い、HFRIPSをバッファし、想像線ブロック194内の入力端187へBFRIPS(バッファ周波数範囲入力プログラム信号)を供給する。入力187に接続された信号は、HFRBFRIPS(高周波数範囲バッファ周波数範囲入力プログラム信号)である。想像線ブロック184の回路内のSDCバッファ増幅器の利得は、可変抵抗188の値を抵抗190の値によって除算した比によって決まる。図示した部分は最大で約25の利得を提供する。
図3の想像線ブロック194は、SDC54の回路の検出部分を含む。想像線ブロック194内の回路は、文献「National Semiconductor’s Application Notes AN31−11("National Semiconductor's Application Notes AN31-11")で特徴付けられる回路と同様な従来の高速整流回路であり、ノートLB8−1("notes LB8-1")に記載がある。この記載は、高性能で正確な半波整流器としてこの回路を説明し、LM101Aの演算増幅器が使用された場合に、0から100キロヘルツにわたる周波数帯域において1%の精度で整流を行うことを述べている。ノード186における入力電圧が正になると、演算増幅器の出力端196の出力は負になり、グランドレベル以下の順方向のダイオードの電圧降下によって順バイアスされたダイオード198によってクランプされる。コンデンサ202及び抵抗204は、ローパス受動フィルタを形成する。
入力端187における電圧が、グランドレベル以上の正の方向へ上昇する際、電流が抵抗206へ流れ、演算増幅器210の負の入力端における電圧をグランドレベル以上に上げようとする。このノードで電圧が上がり始めると、増幅器210は、必要に応じて、負へ向かう電圧をノード196へ供給し、ダイオード198を介して抵抗206へ流れる全電流を移動させ、この結果、増幅器210のピン6での電圧をグランド電位または実質的にグランド電位に維持する。実質的に、抵抗206を流れる全電流が抵抗を通って増幅器210の反転入力端208へ流れ、順バイアスダイオード198及び抵抗212を通って放出される。端子187への入力が負になると、ダイオード198は逆バイアスされ、非導通状態となる。増幅器の出力は正の方向へ上昇し、したがって、順バイアスダイオード200が抵抗212に電流を供給し、コンデンサ202に電荷を充電し、抵抗204を介して出力端子60における電圧を上昇させる。増幅器210の出力端196における電圧は、抵抗212を通過する電流が入力抵抗206からの電流に等しくなるまで上昇する。この利得は、抵抗212を入力抵抗206の値で除算した比であり、この利得は想像線ブロック194の回路の例において、約5の値に設定される。この利得が高くなるにつれ、負へ向かう信号がノード186に入力される場合の、ダイオード200の順方向の電圧降下の重要度が低くなることがわかるであろう。コンデンサ202及び抵抗204によって形成されるローパスフィルタは、SDC54の出力端子60上に出力される整流信号を平滑化する。想像線ボックス56のSDC回路は、端子62においてその出力を有し、想像線ボックス58のSDC回路は、端子64においてその出力を有する。各出力はそれぞれ、第1、第2、及び第3のRGCS(範囲利得制御信号)を提供する。
3チャンネルVCA(電圧制御増幅器)
図4を参照し、想像線ブロック24が、第1、第2、及び第3のVCA(電圧制御増幅器)回路26、28、及び30を含む3チャンネルVCA(電圧制御増幅器)を囲んでいる。3つのVCA回路のそれぞれが、VCA信号入力端34、36及び38と、VCA制御信号入力端40、42、及び44と、それぞれのVCA出力46、48及び50を有する。
図4を参照し、想像線ブロック24が、第1、第2、及び第3のVCA(電圧制御増幅器)回路26、28、及び30を含む3チャンネルVCA(電圧制御増幅器)を囲んでいる。3つのVCA回路のそれぞれが、VCA信号入力端34、36及び38と、VCA制御信号入力端40、42、及び44と、それぞれのVCA出力46、48及び50を有する。
想像線ブロック24は、図1に示す3チャンネルのVCA(電圧制御増幅器)を囲んでいる。3チャンネルのVCAは、第1、第2及び第3のVCA(電圧制御増幅器)回路26、28及び30を含む。各VCAは、それぞれのFRIPSを受信するために接続される各信号入力端34、36及び38と、それぞれのRGCSを受信するために接続されるそれぞれの制御電圧入力端40、42及び44と、それぞれの出力端46,48及び50を有し、それぞれ、VCA出力端46、48及び50において、第1、第2及び第3の利得制御周波数範囲入力プログラム信号を提供する。各VCAは、46、48及び50等の各出力端でそれぞれのGCFRIPS(利得制御周波数範囲入力プログラム信号)を提供する一方で、制御電圧入力端40、42及び44に印加される制御電圧の増加に応じて各段の利得を減少させることを特徴とする。
想像線ブロック24内の3つのVCAチャンネル回路26、28、及び30のそれぞれは同一である。従って、想像線ブロック26内のVCA回路は、1つについてのみ説明する。第1の代替実施形態では、各VCAは、米国マサチューセッツ州マルボロのTHAT社("THAT Corporation; 734 Forest Street; Marlborough, Massachusetts 01752; USA)から入手可能な、型式2150Aの電圧制御増幅器216を用いる。VCA216は、信号入力端34と、制御電圧入力端40と、想像線ブロック46の実施形態で示すような出力端46と、を有する。演算増幅器217は、電流電圧変換器として動作するように構成されている。THAT社は、いくつかの構成でVCAコンポーネントを供給しており、このうちの1以上のコンポーネントにおいて、外部増幅器217の使用が可能とされる。図示するように、増幅器217は、必要に応じて出力電圧を提供し、ノード219の電圧を実質的にグランド電圧に保つ。U1の端子8から増幅器の反転入力端6まで通過する電流が、端子46において、抵抗221を通ってノード219へと流れる全電流を取り出すために十分な増幅を有する負の電圧を生じさせる。従って、端子46での出力電圧は、VCA216のピン8からノード219へと流れる電流と、抵抗221の値との積である。
信号電圧入力端34は、端子18からHFRIPSを受信するよう接続されている。制御電圧入力端40は、図1及び図3のSDC54の端子60からHFRGCSを受信するよう接続されている。GCHFRIPS(利得制御高周波数範囲入力プログラム信号)は、出力端子46から加算回路70のGCHFRIPSの入力端74へ出力される。
図4に示すTHDTRIM調整(全高周波歪み)は一般に、U2VCA2150A内の2つの内部電流源の電流値をトリミングするために用いられる可変抵抗218である。この調整は、一般に高周波歪み分析器の使用を必要とする、工場での調整である。THDTRIMを調整することにより、0.02程度の低い高周波歪み値が得られた。
代替のVCA回路
感光性抵抗または光電セルをLED(発光ダイオード)と組み合わせた構成を、2150Aの代替構成として使用できる。このような構成のLEDは、RGCS入力信号電圧をLED駆動電流に変換するようスケーリングされた入力バッファアンプ(図示せず)によって駆動される。この感光性抵抗または光電セルは、VCAの機能を実行する増幅回路(図示せず)の入力または帰還抵抗の位置におかれる。入力バッファへの信号入力は、SDC54、56及び58等のそれぞれのSDCからの第1、第2及び第3のRGCS(範囲利得制御信号)のそれぞれである。信号バッファの出力は、LEDを駆動して感光性抵抗の抵抗値を光出力の変化に併せて変化させ、この結果、増幅器の利得を変化させる。この増幅器の入力は、HFRIPS、MFRIPS、またはLFRIPS等の入力信号により駆動される。
感光性抵抗または光電セルをLED(発光ダイオード)と組み合わせた構成を、2150Aの代替構成として使用できる。このような構成のLEDは、RGCS入力信号電圧をLED駆動電流に変換するようスケーリングされた入力バッファアンプ(図示せず)によって駆動される。この感光性抵抗または光電セルは、VCAの機能を実行する増幅回路(図示せず)の入力または帰還抵抗の位置におかれる。入力バッファへの信号入力は、SDC54、56及び58等のそれぞれのSDCからの第1、第2及び第3のRGCS(範囲利得制御信号)のそれぞれである。信号バッファの出力は、LEDを駆動して感光性抵抗の抵抗値を光出力の変化に併せて変化させ、この結果、増幅器の利得を変化させる。この増幅器の入力は、HFRIPS、MFRIPS、またはLFRIPS等の入力信号により駆動される。
ダイオードを流れる電流が増加すると、ダイオードの輝度が増加し、感光性抵抗または光電セルの抵抗値が減少する。ダイオードを流れる駆動電流と、感光性抵抗または光電セルの抵抗値との関係は、たいていの場合は線形ではない。2150A等の固体素子電圧制御増幅器は内部に多数のダイオード及び潜在的に信号のノイズを増加させる可能性のある非線形部品を有すため、信号ノイズは減少すると考えられている。
加算回路
図4は、想像線ブロック70を含む。想像線70内の回路は、第1、第2及び第3の入力端を有する加算回路である。この第1、第2及び第3の入力端はそれぞれ、GCHFRIPS信号、GCMFRIPS信号、及びGCLFRIPS信号を受信するよう接続される。加算増幅器70は、このGCHFRIPS信号、GCMFRIPS信号及びGCLFRIPS信号を加算し、COS(合成作動信号)を生成し、加算回路出力端80において出力する。加算回路70は、演算増幅器238を有する。この演算増幅器238は、反転入力端240と、グランドに接続された非反転入力端242と、出力端と、を有する。第1の入力抵抗244と、第2の入力抵抗246と、第3の入力抵抗248と、コンデンサ252に並列な帰還抵抗250と、は加算回路70を形成するために用いられる。この3つの抵抗のそれぞれは、第1端及び第2端を有する。加算回路の第1の入力端74は第1の入力抵抗244の第1端に接続され、加算回路の第2の入力端76は第2の入力抵抗246の第1端に接続され、加算回路の第3の入力端74は第3の入力抵抗248の第1端に接続される。帰還抵抗250の第1端は、加算回路の出力端子80に接続される。第1の入力抵抗244の第2端、第2の入力抵抗246の第2端、第3の入力抵抗248の第2端、及び帰還抵抗250の第2端はそれぞれ、演算増幅器の反転入力端240に接続されている。抵抗250とコンデンサ252との組み合わせにより、COSに対し、所望の遮断周波数及びロールオフ周波数を提供する。演算増幅器の出力端子80はCOS(合成作動信号)に対する加算回路の出力端子である。
図4は、想像線ブロック70を含む。想像線70内の回路は、第1、第2及び第3の入力端を有する加算回路である。この第1、第2及び第3の入力端はそれぞれ、GCHFRIPS信号、GCMFRIPS信号、及びGCLFRIPS信号を受信するよう接続される。加算増幅器70は、このGCHFRIPS信号、GCMFRIPS信号及びGCLFRIPS信号を加算し、COS(合成作動信号)を生成し、加算回路出力端80において出力する。加算回路70は、演算増幅器238を有する。この演算増幅器238は、反転入力端240と、グランドに接続された非反転入力端242と、出力端と、を有する。第1の入力抵抗244と、第2の入力抵抗246と、第3の入力抵抗248と、コンデンサ252に並列な帰還抵抗250と、は加算回路70を形成するために用いられる。この3つの抵抗のそれぞれは、第1端及び第2端を有する。加算回路の第1の入力端74は第1の入力抵抗244の第1端に接続され、加算回路の第2の入力端76は第2の入力抵抗246の第1端に接続され、加算回路の第3の入力端74は第3の入力抵抗248の第1端に接続される。帰還抵抗250の第1端は、加算回路の出力端子80に接続される。第1の入力抵抗244の第2端、第2の入力抵抗246の第2端、第3の入力抵抗248の第2端、及び帰還抵抗250の第2端はそれぞれ、演算増幅器の反転入力端240に接続されている。抵抗250とコンデンサ252との組み合わせにより、COSに対し、所望の遮断周波数及びロールオフ周波数を提供する。演算増幅器の出力端子80はCOS(合成作動信号)に対する加算回路の出力端子である。
デジタル信号処理
図5aは、3チャンネルの状態可変圧縮回路と、IPS信号を処理するための図1、図2、図3及び図4のアナログ処理に代わる処理と、の組み合わせを示すブロック図である。 IPSは全帯域通過状態可変フィルタ12(図1及び図2)によって処理され、3つのFRIPS(周波数範囲入力プログラム信号)を供給する。それぞれの信号FRIPSは、各周波数範囲または帯域に限定される。図1、図2、図3及び図4のアナログ回路と同様に、3つの信号は、HFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号)、MFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)、及びLFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)を含む。3つのFRIPSの各々は次に、ADC(アナログ−デジタル変換器)168に接続される。図には単一のADCが示されているが、ADCによって後続される、一連のコミュテータまたはマルチプレクサ、または各ADC回路に出力する3組のサンプリング及び保持回路によって、3つの信号のそれぞれをサンプリングすることもできる。図5aに示すように、ADC168は、3つのFRIPSのそれぞれを続けてサンプリングする。ブロック168の左側のADC(アナログ−デジタル変換器)入力端は、HFRIPS信号、MFRIPS信号及びLFPIS信号を受信し、サンプリングし、一連のDIPS(デジタル処理した入力プログラム信号)値のフレームに変換するよう接続される。DIPS値の各フレームは、DFRIPS(デジタル周波範囲入力プログラム信号値)の3つのストリームからフレームサンプルにおいて得られるデジタル処理したHFRIPS信号、MFRIPS信号、及びLFRIPS信号のサンプリング値を有する。それぞれのDFRIPSは、状態可変フィルタ12の前処理によって、その周波数範囲を限定される。
図5aは、3チャンネルの状態可変圧縮回路と、IPS信号を処理するための図1、図2、図3及び図4のアナログ処理に代わる処理と、の組み合わせを示すブロック図である。 IPSは全帯域通過状態可変フィルタ12(図1及び図2)によって処理され、3つのFRIPS(周波数範囲入力プログラム信号)を供給する。それぞれの信号FRIPSは、各周波数範囲または帯域に限定される。図1、図2、図3及び図4のアナログ回路と同様に、3つの信号は、HFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号)、MFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)、及びLFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)を含む。3つのFRIPSの各々は次に、ADC(アナログ−デジタル変換器)168に接続される。図には単一のADCが示されているが、ADCによって後続される、一連のコミュテータまたはマルチプレクサ、または各ADC回路に出力する3組のサンプリング及び保持回路によって、3つの信号のそれぞれをサンプリングすることもできる。図5aに示すように、ADC168は、3つのFRIPSのそれぞれを続けてサンプリングする。ブロック168の左側のADC(アナログ−デジタル変換器)入力端は、HFRIPS信号、MFRIPS信号及びLFPIS信号を受信し、サンプリングし、一連のDIPS(デジタル処理した入力プログラム信号)値のフレームに変換するよう接続される。DIPS値の各フレームは、DFRIPS(デジタル周波範囲入力プログラム信号値)の3つのストリームからフレームサンプルにおいて得られるデジタル処理したHFRIPS信号、MFRIPS信号、及びLFRIPS信号のサンプリング値を有する。それぞれのDFRIPSは、状態可変フィルタ12の前処理によって、その周波数範囲を限定される。
3つの要素値を持つ連続するセットまたは3つのFRIPS信号の瞬時値のフレームが、各セットまたはフレームサンプルに対するデジタル値としてADCにより生成される。
サンプリング速度は、クロック170からのクロック入力によって決まる。一般に最小のクロック速度は44KHzである。従来の市販品のADCはこの速度の2倍のクロック速度とすることが可能であり、さらに高速も可能である。サンプリングされた値は、バス172へ送信され、このサンプリングされた値は、このバスから、割り込み時間において、想像線ブロック176として示す信号処理ソフトウェアを実行しているコンピュータ174または信号処理タスク用に特別に設計されたコンピュータ内の構成要素により実行される信号処理ソフトウェアへと送信される。信号処理内の各エミュレートされたSDCは、HFRIPS、MFRIPS及びLFRIPSなどのDFRIPS(デジタル周波範囲入力プログラム信号)を受信し、スケーリングし、整流し、フィルタリングするよう接続された入力端を有し、それぞれ第1、第2及び第3のDRGCS(デジタル範囲利得制御信号)を供給する。
ブロック176の信号処理ソフトウェアは、第1、第2及び第3のSDC(スケーリング検出回路)の機能を実行するよう調整される。各SDCは、HFRIPS、MFRIPS、及びLFRIPSなどの各FRIPSを受信し、スケーリングし、整流し、フィルタリングするよう接続された入力端を有し、一連のレジスタに、それぞれのRGCS(範囲利得制御信号)のための第1、第2及び第3のデジタル値を供給する。
ブロック176の信号処理において、エミュレートされた各VCAは、各DFRIPSを受信するよう接続されたデジタル信号入力端と、各DRGCSを受信するよう接続された各制御デジタル入力端と、第1、第2及び第3のデジタル化されたDGCFRIPS(デジタル利得制御周波数範囲入力プログラム信号)値の各フレームを提供する各出力端と、を有する。また、エミュレートされた各VCAは、VCAの入力として動作するそれぞれのレジスタを有しており、各RGCSを示す一連のデジタル化された制御電圧値を受信する。3つのエミュレートされたVCAのセットは、一連の3つの値を持つ信号セットのフレームまたはスライス(slices)を出力する。各フレームは、第1、第2及び第3のGCFRIPS(利得制御周波範囲入力プログラム信号)のためのデジタル化された利得制御増幅の値を含む。
各フレームまたはスライスの3つの値は、加算用アキュムレータである信号処理装置内に存在し、レジスタまたはアキュムレータの出力においてCOS(合成作動信号)のサンプリング値を提供する。加算用Ckt処理またはエミュレーションは、第1、第2及び第3のデジタル入力を有する。各デジタル入力は、各DGCFRIPを受信するよう接続される。データの各フレーム内で3つの値の各々を蓄積した後、信号線180からDAC183へと加算した値が出力される。DAC183は、デジタル−アナログ変換器であり、連続して受信した各DCOS値をアナログCOS(合成作動信号)へ変換する。
一般に、信号処理ソフトウェア176及び/またはLSIデバイス(図示せず)などのハードウェアの開発は、図1から図4のアナログ装置の場合と同様な仕様におけるソフトウェア及びまたはハードウェアを提供する、ソフトウェア及び部品メーカに外注する。
図5bは、図1、図2、図3及び図4のアナログ回路の、第2であり、実質上すべてのデジタル代替実施例を示し、この実施例では、デジタルコンピュータ及びLSIデバイス(図示せず)によって、動作のための3チャンネルの状態可変圧縮回路をエミュレートしている。図5bのブロック図では、全帯域通過状態可変フィルタ12の仕様が図5aの構成で使用されるソフトウェアの必要要件に加えられている。このステップにより、設計される製品の構成が簡略化される。簡略化は、アナログ版の全帯域通過状態可変フィルタ12及びその多くの離散コンポーネントを除去することによってなされる。
ADC(アナログ−デジタル変換器)168は、IPS(入力プログラム信号)を受信するよう接続される入力端を有する。ADCは、一連のDIPS(デジタル入力プログラム信号値)を提供することを特徴としており、各DIPSはあるサンプリング速度で入力プログラム信号の振幅を特徴づける。
図5bにおいて、信号処理ハードウェア及び/またはソフトウェアは、想像線ブロック178で示されている。
デジタルコンピュータ又はLSIデバイスにおける動作のための第1のデジタル信号処理やプログラムは、図1及び図2の全帯域通過状態可変フィルタ12をエミュレートする。第1のデジタル処理は、DIPS(デジタル入力信号)を受信し3つのDFRIPS(デジタル周波数範囲入力プログラム信号値)のストリームに処理するよう接続された入力を有する。各DFRIPSは、それぞれの周波数範囲に限定される。第2の信号処理は、第1、第2及び第3のSDC(スケーリング検出回路)をエミュレートする。エミュレートされた各SDCは、SDCがスケーリングし、整流し、フィルタリングする各DFRIPSを受信するように接続された入力端を有する。処理は次に、第1、第2及び第3のDRGCS(デジタル範囲利得制御信号)の各々を供給する。
第3の信号処理は、第1、第2及び第3のVCA(電圧制御増幅器)をエミュレートする。エミュレートされた各VCAは、各DFRIPSを受信するよう接続されたそれぞれのデジタル信号入力と、各DRGCSを受信するよう接続されたそれぞれのデジタル制御信号入力と、第1、第2、及び第3のDGCFRIPS(デジタル利得制御周波範囲入力プログラム信号)の各フレームを供給するそれぞれの出力と、を有する。
第4の信号処理は、第1、第2及び第3デジタル入力を有する加算回路をエミュレートする。各デジタル入力は、各DGCFRIPを受信するよう接続される。第4の信号処理は、各セット又はフレームにおいて第1、第2及び第3のDGCFRIPを加算して、一連のDCOS(デジタル合成作動信号)値を形成する。デジタル−アナログ変換器183は次に、パワーアンプ184及びスピーカ186による使用のために、一連のDCOS値をアナログCOS(合成出力信号)に変換する。
図5a及び図5bの実施形態においては、コンピュータ及び/またはソフトウェアは、エミュレートされたデータを、デジタルバス180からDAC(デジタル−アナログ変換器)183へ出力する。DACのアナログ出力は次に、スピーカ186へ送信するためにパワーアンプ184の入力端へ接続される。DACの動作にクロックが必要な場合、クロック170としてまたはコンピュータによるイネーブル信号として、このクロックを供給できる。
特定の具体的な関係、材料及びその他のパラメータが上記好ましい実施形態にて述べられたが、適当な場所において同様な結果をもたらすものとしてこれらを変更することができる。本発明の他の応用及び変更は、本開示を読めば当業者であれば想到できるものである。またこれらの変更は、添付した特許請求の範囲に定義される発明の範囲内に含まれることを意図する。
10 3チャンネルの状態可変圧縮回路、12 想像線ブロック、14 信号線、16 入力端子、26,28,30 VCA回路。
Claims (21)
- 3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
全帯域を通過させる状態可変フィルタであって、IPS(入力プログラム信号)を受信し、このIPS信号を3つのFRIPS(周波範囲入力プログラム信号)に処理するよう接続された入力端を有し、それぞれのFRIPSがそれぞれの周波数範囲に限定される、全帯域通過状態可変フィルタと、
各々が、それぞれのFRIPSを受信し、スケーリングし、整流し、フィルタリングするために接続された入力端を有し、それぞれ第1RGCS(範囲利得制御信号)、第2RGCS及び第3RGCSを供給する、第1SDC(スケーリング検出回路)、第2SDC及び第3SDCと、
各々が、それぞれのFRIPSを受信するよう接続されたそれぞれの信号入力端と、それぞれのRGCSを受信するよう接続されたそれぞれの制御電圧入力端と、第1GCFRIPS(利得制御周波範囲入力プログラム信号)、第2GCFRIPS及び第3GCFRIPSをそれぞれ供給する各出力端と、を有する第1VCA(電圧制御増幅器)、第2VCA及び第3VCAと、
それぞれのGCFRIPを受信するよう接続された第1の入力端、第2の入力端及び第3の入力端を有し、前記第1GCFRIP、第2GCFRIP及び第3GCFRIPを加算して、COS(合成作動信号)を生成し、加算回路の出力端からCOSを出力する、加算回路と、
を備える3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項1に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記第1SDC(スケーリング検出回路)、前記第2SDC及び前記第3SDCの各々が更に、
それぞれのFRIPSを受信するよう接続された入力端子と、出力端子と、を有し、前記FRIPSをバッファするための増幅を行い、それぞれのBFRIPS(バッファ周波範囲入力プログラム信号)を供給するバッファ増幅器と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項1に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記第1SDC(スケーリング検出回路)、第2SDC及び第3SDCの各々が更に、
前記BFRIPSを受信し、整流し、フィルタリングするよう接続され、それぞれの第1RGCS(範囲利得制御信号)、第2RGCS及び第3RGCSを供給する検出及びフィルタリング回路と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項1に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記第1SDC(スケーリング検出回路)、前記第2SDC及び前記第3SDCの各々が更に、
それぞれのFRIPSを受信するよう接続された入力端子と、出力端子と、を有し、前記FRIPSをバッファするための増幅を行い、それぞれのBFRIPS(バッファ周波範囲入力プログラム信号)を供給するバッファ増幅器と、
前記BFRIPSを受信し、整流し、フィルタリングするよう接続され、それぞれの第1RGCS(範囲利得制御信号)、第2RGCS及び第3RGCSを供給する検出及びフィルタリング回路と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項4に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
IPS(入力プログラム信号)を受信し、3つのFRIPS(周波範囲入力プログラム信号)に処理するよう接続された入力端を有する前記全帯域通過状態可変フィルタが更に、
HFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号)と、MFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)と、LFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)と、を供給する手段であって、前記MFRIPSは奇数回の信号反転を行う第1の積分器の出力において形成され、前記LFRIPS及び前記HFRIPSに対しては、偶数回の信号反転が行われる、手段と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項1に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記VCA(電圧制御増幅器)の各々が更に、
信号電圧入力端と、制御電圧入力端と、出力端と、を有する2150A型の電圧制御増幅器であって、前記信号電圧入力端はそれぞれのFRIPSを受信するよう接続され、前記制御電圧入力端はそれぞれのRGCS(範囲利得制御信号)に接続され、前記出力端においてそれぞれのGCFRIPSを供給し、前記GCFRIPSの各々はそれぞれの加算回路の入力端に接続される、電圧制御増幅器と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項1に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記VCA(電圧制御増幅器)の各々が更に、
信号電圧入力端と、制御電圧入力端と、出力端と、を有する2150A型の電圧制御増幅器であって、前記信号電圧入力端はそれぞれのFRIPSを受信するよう接続され、前記制御電圧入力端はそれぞれのRGCS(範囲利得制御信号)に接続され、前記出力端においてそれぞれのGCFRIPSを供給し、前記GCFRIPSの各々はそれぞれの加算回路の入力端に接続される、電圧制御増幅器と、
を有する3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項1に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記VCA(電圧制御増幅器)の各々が更に、
少なくとも第1の利得制御抵抗と、第2の利得制御抵抗と、を有する増幅器であって、前記第1の抵抗はLEDからの光に応じて抵抗の値を小さくする特徴を有する感光性抵抗であり、前記LEDは前記RGCSによって駆動され、前記RGCSの値の増加によって前記LEDからの前記光が増加し、したがって、前記VCAの前記利得において対応する変化を生じさせる、増幅器と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
全帯域を通過させる状態可変フィルタであって、IPS(入力プログラム信号)を受信し、このIPSを低周波信号、中間周波信号、及び高周波信号に分処理するよう接続された入力端を有し、前記中間周波信号の反転回数が、前記低周波信号及び前記高周波信号よりも1回多い、全帯域通過状態可変フィルタと、
各々が、それぞれの周波数帯域の信号を受信するよう接続された入力端と、出力端と、を有し、それぞれの周波数帯域の信号をバッファし、整流し、フィルタリングして、その出力端において制御電圧を生成する、第1SDC(スケーリング検出回路)、第2SDC及び第3SDCと、
各々が、それぞれの周波数帯域の信号に接続された信号入力端と、それぞれのSDCの出力端においてそれぞれの制御電圧に接続される制御電圧入力端を有する第1VCA(電圧制御増幅器)、第2VCA及び第3VCAであって、各VCAが、制御電圧入力端に印加される制御電圧の増加に応じてその利得を減少させ、それぞれのGCFRIPS(利得制御周波範囲入力プログラム信号)を供給する特徴を有する、第1VCA、第2VCA及び第3VCAと、
それぞれのGCFRIPSを受信するよう接続された、第1の入力端、第2の入力端、及び第3の入力端を有し、前記第1GCFRIPS、第2GCFRIPS、及び第3GCFRIPSを加算し、加算回路の出力端において、COS(合成作動信号)を供給する、加算回路と、
を備える3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項9に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記第1SDC(スケーリング検出回路)、前記第2SDC及び前記第3SDCの各々が更に、
それぞれのFRIPSを受信するよう接続された入力端子と、出力端子と、を有し、前記FRIPSをバッファするための増幅を行い、それぞれのBFRIPS(バッファ周波範囲入力プログラム信号)を供給するバッファ増幅器と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項9に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記第1SDC(スケーリング検出回路)、前記第2SDC及び前記第3SDCの各々が更に、
それぞれのFRIPSを受信するよう接続された入力端子と、出力端子と、を有し、前記FRIPSをバッファするための増幅を行い、それぞれのBFRIPS(バッファ周波数範囲入力プログラム信号)を供給するバッファ増幅器と、
前記BFRIPSを受信し、整流し、フィルタリングするよう接続され、それぞれの第1RGCS(範囲利得制御信号)、第2RGCS及び第3RGCSを供給する検出及びフィルタリング回路と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項11に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
IPS(入力プログラム信号)を受信し、3つのFRIPS(周波範囲入力プログラム信号)に処理するよう接続された入力端を有する前記全帯域通過状態可変フィルタが更に、
HFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号)と、MFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)と、LFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)と、を供給する手段であって、前記MFRIPSは奇数回の信号反転を行う第1の積分器の出力において形成され、前記LFRIPS及び前記HFRIPSに対しては、偶数回の信号反転が行われる、手段と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項9に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記VCA(電圧制御増幅器)の各々が更に、
信号電圧入力端と、制御電圧入力端と、出力端と、を有する2150A型の電圧制御増幅器であって、前記信号電圧入力端はそれぞれのFRIPSを受信するよう接続され、前記制御電圧入力端はそれぞれのRGCS(範囲利得制御信号)に接続され、前記出力端においてそれぞれのGCFRIPSを供給し、前記GCFRIPSの各々はそれぞれの加算回路の入力端に接続される、電圧制御増幅器と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
全帯域を通過させる状態可変フィルタであって、IPS(入力プログラム信号)を受信し、このIPSを3つの信号に処理するよう接続された入力端を有し、それぞれの信号がそれぞれの周波数範囲に限定され、前記3つの信号が、HFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号)、MFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)及びLFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)を含む、全帯域通過状態可変フィルタと、
各々が、信号入力端と、制御信号入力端と、出力端と、を有する、第1VCA(電圧制御増幅器)回路、第2VCA回路、及び第3VCA回路と、
前記HFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号)、前記MFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)及び前記LFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)をサンプリングし、スケーリングし、整流し、フィルタリングして、それぞれ、HFRGCS(高周波範囲利得制御信号)を前記第1VCA回路の制御電圧入力端へ、MFRGCS(中間周波範囲利得制御信号)を前記第2VCA回路の制御電圧入力端へ、LFRGCS(低周波範囲利得制御信号)を前記第3VCA回路の制御電圧入力端へ供給するSDC(スケーリング検出回路)手段であって、これにより、前記第1VCA(電圧制御増幅器)回路、第2VCA回路、及び第3VCA回路が、それぞれの利得制御信号に応答し、それぞれ対応する前記HFRIPS、前記MFRIPS及び前記LFRIPSに応答して、GCHFRIPS(利得制御高周波範囲入力プログラム信号)、GCMFRIPS(利得制御中間周波範囲入力プログラム信号)及びGCLFRIPS(利得制御低周波範囲入力プログラム信号)を供給する、SDC手段と、
各々が対応する前記第1VCA回路の出力、前記第2VCA回路の出力及び前記第3VCA回路の出力に接続された第1の入力端、第2の入力端及び第3の入力端を有し、前記GCHFRIPS、GCMFRIPS及びGCLFRIPSを加算し、その和を供給して、加算回路の出力端においてCOS(合成作動信号)を供給する可算回路と、
を備える3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項14に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記加算回路が、
前記GCHFRIPSを受信するよう接続された、加算回路の第1の入力端と、
前記GCMFRIPSを受信するよう接続された、加算回路の第2の入力端と、
前記GCLFRIPSを受信するよう接続された、加算回路の第3の入力端と、
前記COSを出力するための、加算回路の出力端子と、
反転入力端と、グランドに接地された非反転入力端と、を有する演算増幅器と、
第1の入力抵抗と、
第2の入力抵抗と、
第3の入力抵抗と、
帰還抵抗と、
を有し、
各抵抗がそれぞれ第1の端部及び第2の端部を有し、
前記加算回路の第1の入力端は、前記第1の入力抵抗の前記第1の端部に接続され、
前記加算回路の第2の入力端は、前記第2の入力抵抗の前記第1の端部に接続され、
前記加算回路の第3の入力端は、前記第3の入力抵抗の前記第1の端部に接続され、
前記帰還抵抗の前記第1の端部は、前記加算回路の出力端子に接続され、
前記第1の入力抵抗の前記第2の端部、前記第2の入力抵抗の前記第2の端部、前記第3の入力抵抗の前記第2の端部及び前記帰還抵抗の前記第2の端部はそれぞれ、演算増幅器の反転入力端に接続され、
前記演算増幅器の出力端子が、前記加算回路の出力端子に接続され、前記GCHFRIPS、前記GCMFRIPS及び前記GCLFRIPSを加算したアナログ信号を出力し、前記加算回路の出力端子においてCOSを供給する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項14に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記全帯域通過状態可変フィルタが更に、
前記IPSに応答して前記HFRIPSを供給する第1の増幅段と、
前記第1の増幅段の出力に応答して前記MFRIPSを供給する第2の増幅段と、
前記LFRIPSを供給する第3の増幅段と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項14に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記MFRIPSが、前記HFRIPS信号成分及び前記LFRIPS信号成分に対して反転した位相を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項14に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記全帯域通過状態可変フィルタが更に、
前記IPSを受信するよう接続された第1の入力端と、前記LFRIPSを受信するよう接続された第2の入力端と、前記MFRIPSを受信するよう接続された第3の入力端と、前記HFRIPSを供給するための出力端と、を有する入力加算減衰増幅器と、
前記入力加算減衰増幅器の出力端から前記HFRIPSを受信するよう接続された入力端と、前記入力加算減衰増幅器に前記MFRIPSを供給する出力端と、を有する第1の積分器と、
前記第1の積分器の出力端から前記MFRIPSを受信するよう接続された入力端と、前記LFRIPSを供給する出力端と、を有する第2の積分器と、
第1の入力端と、第2の入力端と、第3の入力端と、を有する前記状態可変加算増幅器であって、前記第1の入力端が前記LFRIPSを受信するよう接続され、前記第2の入力端が前記MFRIPSを受信するよう接続され、前記第3の入力端が前記HFRIPSを入力するよう接続され、前記LFRIPS、前記MFRIPS及び前記HFRIPSを加算し、その出力端において前記COSを供給する状態可変加算増幅器と、
を有する、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 請求項18に記載の3チャンネルの状態可変圧縮回路であって、
前記全帯域通過状態可変フィルタの前記第1の積分器が、前記HFRIPS信号成分及び前記LFRIPS信号成分に対する前記MFRIPS信号の位相を反転させる、3チャンネルの状態可変圧縮回路。 - 3チャンネルの状態可変圧縮回路と処理の組み合わせであって、
IPS(入力プログラム信号)を受信し3つの信号に処理するよう接続される入力端を有する、全帯域を通過させる状態可変フィルタ回路であって、それぞれの信号がそれぞれの周波数範囲に限定され、前記3つの信号が、HFRIPS(高周波範囲入力プログラム信号) 、MFRIPS(中間周波範囲入力プログラム信号)及びLFRIPS(低周波範囲入力プログラム信号)を含む、全帯域通過状態可変フィルタ回路と、
前記HFRIPS、前記MFRIPS及び前記LFRIPSを受信し、サンプリングし、DIPS(デジタル入力プログラム信号)の一連のフレームに変換するよう接続される入力端を有するADC(アナログ−デジタル変換器)であって、DIPS値の各フレームが、DFRIPS(デジタル周波範囲入力プログラム信号値)の3つのストリームからのフレームサンプルにおいて得られる、デジタル化されたHFRIPS信号,MFRIPS信号及びLFRIPS信号のサンプリングされた値を含み、それぞれのDFRIPSはそれぞれの周波数範囲に限定される、ADCと、
第1の信号処理又はプログラムであって、デジタル信号プロセッサにおいて実行された場合に、第1SDC(スケーリング検出回路)、第2SDC、及び第3SDCをエミュレートするよう動作し、前記信号処理内のエミュレートされた各SDCは、HFRIPS、MFRIPS及びLFRIPSのそれぞれを受信するよう接続される入力端を有し、前記HFRIPS、前記MFRIPS及び前記LFRIPSをスケーリングし、整流し、フィルタリングして、第1のDRGCS(デジタル範囲利得制御信号)、第2のDRGCS及び第3のDRGCSを供給する、第1の信号処理又はプログラムと、
第2の信号処理又はプログラムであって、前記デジタル信号プロセッサにおいて実行された場合に、第1VCA(電圧制御増幅器)、第2VCA及び第3VCAをエミュレートするよう動作し、前記信号処理内のエミュレートされた各VCAは、それぞれのDFRIPSを受信するよう接続されたデジタル信号入力端と、それぞれのDRGCSを受信するよう接続された制御デジタル信号入力端と、第1のデジタル化されたDGCFRIPS(デジタル利得制御周波範囲入力プログラム信号)値、第2DGCFRIPS値及び第3DGCFRIPS値のそれぞれのフレームを供給する出力端と、を有する、第2の信号処理又はプログラムと、
第3の信号処理又はプログラムであって、前記デジタル信号プロセッサにおいて実行された場合に、第1のデジタル入力端、第2のデジタル入力端及び第3のデジタル入力端を有する加算回路をエミュレートするよう動作し、各デジタル入力端が、それぞれのDGCFRIPを受信するよう接続され、前記信号処理によって、各サンプルセットまたはフレーム内の前記第1DGCFRIP、前記第2DGCFRIP及び第3DGCFRIPが加算されて、一連のDCOS(デジタル合成作動信号)値が生成される、第3の信号処理又はプログラムと、
前記DCOS値をアナログCOS(合成出力信号)に変換するためのデジタル−アナログ変換器と、
を備える、3チャンネルの状態可変圧縮回路と処理の組み合わせ。 - デジタル信号プロセッサで動作する3チャンネルの状態可変圧縮回路の処理であって、
IPS(入力プログラム信号)を受信するよう接続された入力端を有し、一連のDIPS(デジタル入力プログラム信号)を供給する特徴を有するADC(アナログ−デジタル変換器)であって、各DIPSは、あるサンプル速度において前記入力プログラム信号の振幅を特徴付ける、ADCと、
第1のデジタル信号処理又はプログラムであって、前記デジタル信号プロセッサにおいて実行された場合に、全帯域を通過させる状態可変フィルタをエミュレートするよう動作し、このフィルタは、DIPSを受信し、このDIPSを3つのDFRIPS(デジタル周波範囲入力プログラム信号値)のストリームに処理するよう接続される入力端を有し、それぞれのDFRIPSは、それぞれの周波数範囲に限定される、第1のデジタル信号処理又はプログラムと、
第2の信号処理又はプログラムであって、前記デジタル信号プロセッサにおいて実行された場合に、第1SDC(スケーリング検出回路)、第2SDC及び第3SDCをエミュレートするよう動作し、エミュレートされた各SDCは、それぞれのDFRIPSを受信するよう接続された入力端を有し、前記DFRIPSをスケーリングし、整流し、フィルタリングして、第1DRGCS(デジタル範囲利得制御信号)、第2DRGCS及び第3DRGCSを供給する、第2の信号処理又はプログラムと、
第3の信号処理又はプログラムであって、前記デジタル信号プロセッサにおいて実行された場合に、第1VCA(電圧制御増幅器)、第2VCA及び第3VCAをエミュレートするよう動作し、エミュレートされた各VCAは、それぞれのDFRIPSを受信するよう接続されたそれぞれのデジタル信号入力端と、それぞれのDRGCSを受信するよう接続されたそれぞれの制御デジタル信号入力端と、デジタルの第1DGCFRIPS(デジタル利得制御周波範囲入力プログラム信号)、第2DGCFRIPS及び第3DGCFRIPSのそれぞれのフレームを供給する出力端と、を有する、第3の信号処理又はプログラムと、
第4の信号処理又はプログラムであって、前記デジタル信号プロセッサにおいて実行された場合に、第1のデジタル入力端、第2のデジタル入力端及び第3のデジタル入力端を有する加算回路をエミュレートするよう動作し、各デジタル入力端はそれぞれのDGCFRIPを受信するよう接続され、前記第4の信号処理によって、各セットまたはフレーム内の前記第1DGCFRIP、前記第2DGCFRIP及び第3DGCFRIPが加算されて、一連のDCOS(デジタル合成作動信号)値が生成される、第4の信号処理又はプログラムと、
前記一連のDCOS値をアナログCOS(合成出力信号)に変換するデジタル−アナログ変換器と、
を備える、3チャンネルの状態可変圧縮回路の処理。
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