JP2006186793A - テレビ装置及びテレビ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画面に対する長時間の近接視聴を防止すると共にその防止のために画面を消して非表示にしても非表示中の番組シーンを後から見ることができるテレビ装置を提供する。
【解決手段】 画面(4a)に放送番組の画像を表示する表示部(4)と、放送番組を記録する記録部(6)と、画面(4a)の表示動作及び記録部(6)の記録動作とを制御する制御部(5,8)とを備え、画面(4a)に対して予め設定された距離(La)より近づいた近接者(100)を検出して検出信号を送出する検出手段(82)を設け、制御部(5,8)は、検出信号に基づいて、記録部(6)に対して表示中の放送番組(A)を記録させると共に表示部(4)に対して画面(4a)を非表示にするよう制御する構成にした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、人の接近を検知して画面表示を制御するテレビ装置及び人の接近を検知してテレビ装置の画面表示を制御するテレビ制御装置に関する。
従来、幼児などがテレビジョン受像機(以下、単にテレビ装置と称する)の表示画面を近接して長時間見ることで近視になるのを予防するために、テレビ装置と幼児(人)との距離をセンサで測定し、その結果に基づいて自動的にテレビ装置の電源を切るようにしたテレビ近傍聴視防止器が提案されている(特許文献1参照)。
特許第3250779号公報
ところで、この従来装置においては、電源を切ると判断するための必要近接時間を任意に設定可能とし、短期間の近接では電源が切れないようにすることができる等、視聴者にとって不本意に電源が切れることのない工夫がされている。
しかしながら、人がテレビの画面を見るためではなく接近した場合や、例えば、画面に近づいた子供がぐずって画面からなかなか離すことができない場合においても、装置が作動してテレビ装置の電源が切れてしまう可能性があった。
その場合、その接近した人以外にテレビ鑑賞中の人がいると、番組の大切なシーンを見逃してしまうケースも想定されるものであった。特に、一回限りの放送は再度見ることができなくなってしまうことになり、改善が望まれる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、テレビ装置の画面への長時間の近接視聴を防止すると共に、その防止のために画面を消して非表示にしても、その非表示中の番組シーンを後から見ることができるテレビ装置及びテレビ制御装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の構成を有する。
〔1〕画面(4a)に放送番組の画像を表示する表示部(4)と、前記放送番組を記録する記録部(6)と、前記画面(4a)の表示動作及び前記記録部(6)の記録動作とを制御する制御部(5,8)と、を備えたテレビ装置において、
前記画面(4a)に対して予め設定された距離(La)より近づいた近接者(100)を検出して検出信号を送出する検出手段(82)を設け、前記制御部(5,8)は、前記検出信号に基づいて、前記記録部(6)に対して表示中の前記放送番組(A)を記録させると共に前記表示部(4)に対して前記画面(4a)を非表示にするよう制御する構成にしたことを特徴とするテレビ装置(50)である。
〔2〕画面(4a)に放送番組の画像を表示する表示部(4)と、前記放送番組を記録媒体に記録する記録部(6)と、前記画面(4a)の表示動作及び前記記録部(6)の記録動作とを制御する制御部(5,90)と、を備えたテレビ装置において、
前記画面(4a)に対して予め設定された距離(La)より近づいた近接者(100)を検出して検出信号を送出する検出手段(92)と、放送番組のデータを取得する番組データ取得手段(911)と、前記記録媒体の記録可能時間を検出する記録時間判定手段(910)とを備え、前記制御部(5,90)は、前記検出信号に基づいて、前記取得した放送番組データから得た表示中の放送番組の終了までの残り時間と、前記記録時間判定手段(910)が検出した記録可能時間とを比較し、前記記録可能時間が前記残り時間以上ある場合、前記記録部(6)に対して前記表示中の放送番組(A)を記録させると共に前記表示部(4)に対して前記画面(4a)を非表示にするよう制御する一方、前記記録可能時間が前記残り時間未満の場合、前記表示部(4)に対して予め設定された画像を前記放送番組の画像と共に表示させるよう制御する構成にしたことを特徴とするテレビ装置(51)である。
〔3〕画面に放送番組の画像を表示する表示部を備えたテレビ装置(52)の近傍に設置され、前記テレビ装置(52)と、前記放送番組を記録する記録装置(53)とのそれぞれに対して、前記表示動作と前記記録動作とをリモコン制御するテレビ制御装置において、
前記テレビ装置(52)及び前記記録装置(53)に対して制御信号を無線送信する送信手段(710)と、前記画面(4a)に対して予め設定された距離(La)より近づいた近接者(100)を検出して検出信号を送出する検出手段(72)と、前記検出信号に基づいて、前記画面(4a)の表示を非表示にするか否か、及び、前記画面(4a)で表示中の前記放送番組(A)を記録するか否かの判定をする制御手段(5,70)とを備え、前記制御手段(5,70)は、前記判定の結果に応じて、前記テレビ装置(52)及び前記記録装置(53)を、前記送信手段(710)を介して制御することを特徴とするテレビ制御装置(700)である。
本発明によれば、テレビ画面の長時間の近接視聴を防止し、その防止のために画面を非表示としても、その間の視聴中の番組シーンを後から見ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図8を用いて説明する。
図1は、本発明のテレビ装置の実施例1,2を説明するブロック図である。
図2は、本発明のテレビ装置の実施例1における要部を説明するブロック図である。
図3は、本発明のテレビ装置の実施例1,2を説明する図である。
図4は、本発明のテレビ装置の実施例1を説明するフローチャートである。
図5は、本発明のテレビ装置の実施例2における要部を説明するブロック図である。
図6は、本発明のテレビ装置の実施例2を説明するフローチャートである。
図7は、本発明のテレビ制御装置の実施例を説明するブロック図である。
図8は、本発明のテレビ制御装置の実施例を説明する図である。
<実施例1>
実施例1は、放送番組を視聴可能なテレビ装置の実施例であり、図1にそのブロック図を示す。
このテレビ装置50において、外部から入来する映像信号は、信号入力部1,信号処理部2,画像出力部3,表示部4を経て、表示部4により表示される。
表示部4は、液晶パネル,プラズマディスプレイパネルあるいはブラウン管等の表示デバイスを用いた画像表示部である。
主制御部5は、視聴者(ユーザ)により視聴者入力部9を介して入力された指示により各部を制御する。具体的例として、信号入力部1に対しては、チャンネル制御等であり、信号処理部2に対しては色調や解像度等の制御であり、画像出力部3に対しては、画面の輝度や画面サイズの制御である。
また、電源部7に対しては、主制御部5により主電源の入電制御が行われる。
記録部6は、主制御部5からの指示に基づいて放送番組を録画する。
実施例1のテレビ装置50は、さらに画面表示制御部8を備えており、その詳細を図2及び図3を用いて説明する。
この画面表示制御部8は、測距センサ82,距離設定手段83,時間設定手段84,番組録画手段85,タイマー86及びテレビ画面制御手段87より構成され、例えば、画面4aからの所定距離内に人物が進入し、その進入状態で所定時間経過した場合に画面4aを非表示等にする制御を主制御部5と共に行う。
まず、測距センサ82は、送信素子82a及び受信素子82bを有し、人物100が表示部4の画面4aに近接したか否かを検出する。 具体的には、送信素子82aから超音波89aを発信し、人物100によって反射された超音波89bを受信素子82bで受信することにより、そのタイムラグと超音波伝播速度とから人物100と画面4aとの距離を測定する。また、このセンサ82は、同時に放射される赤外線により測距対象物の温度を検知し、約36℃の温度を有する対象物を人物として判定する。
この測定は、テレビ装置50に電源が入っている間、一定の時間間隔で常に測定する。
距離設定手段83は、視聴を許容する人物100と画面4aとの間の距離である視聴許容距離Laをテレビ装置50のユーザが予め設定可能とされている。
そして、随時測定した人物100と画面4aとの距離Lを、設定した視聴許容距離Laと比較して、人物100が画面4aに対して許容距離内にいるか否かを判断する。
時間設定手段84は、人物100が画面4aに対して許容距離内に進入した時点から画面4aの表示を消すまでの時間と、画面4aの表示を消す直前に視聴していた番組Aを記録部6において記録(録画)する記録時間Trとをユーザが予め設定可能とされている。
タイマー86は、時間設定手段84で設定された記録時間Trの測定を行う。
番組録画手段85は、主制御部5を介して記録部6に対して番組Aを録画するよう指示する。この記録部6は、例としてHDD(ハードディスクドライブ)や光ディスク等の記録媒体を用いた記録装置である。
また、図示していないが、テレビ装置50にi.Link等で接続された外部の記録装置を制御する構成であってもよい。
テレビ画面制御手段87は、時間設定手段84からの指示によりテレビ画面4aの表示を消す処理(非表示にする処理)を行う。
上述した構成のテレビ装置50の動作フローを図4に示し、このテレビ装置50の動作について、図3を併せ用いて説明する。
まず、測距センサ82により、人物100と画面4aとの距離Lを測定する(S1)。
距離Lと距離設定手段83にて予め設定された視聴許容距離La(図においては設定距離と表記)とを比較する(S2)。
距離Lが視聴可能距離La以上の場合は、まだ近接しすぎていないと判断し、再び測距センサ82による測距を行う。
一方、距離Lが視聴許容距離La未満の場合は、人物100が画面4aに近接しすぎていると判断し、番組録画手段85に対してその時点で表示している放送番組の録画準備をするよう指示する(S3)。
この指示を受け、番組録画手段85は、主制御部5に対して記録装置6の電源投入と記録すべきチャンネル設定を行うよう指示し、さらに主制御部5は、記録装置6に対してターンテーブルの起動やヘッドあるいは光ピックアップのスタンバイ等、即時録画が開始できるような準備を指示する。
この録画準備が完了すると、記録装置6は、完了案内信号を、主制御部5を介して画面表示制御部8に送出する。
また、タイマー86は、人物100が視聴許容距離La内に進入したと比較判断された時点からの時間を進入時間Tとして計測する(S4)。
タイマー86で計測した進入時間T(図では経過時間Tと表記)と、時間設定手段84により予め設定された猶予時間Ta(図では設定時間Taと表記)、即ち、人物100が視聴許容距離La内に進入してから画面4aの表示を消すまでの時間である猶予時間Taとを比較し(S5)、進入時間Tが猶予時間Taを越え、かつ、記録装置6における録画準備が完了している場合、番組録画手段85は、記録部6に対して視聴中の放送番組Aの録画開始を指示する(S6)。
また、テレビ画面制御手段87は画面4aの表示を消すよう主制御部5に対して指示し(S7)、主制御部5は画像出力部3に対して画面を非表示にする指示を送出する。
放送番組Aの録画経過時間が、時間設定手段84で予め設定された録画時間Tr(図では設定時間Trと表記)を超えた場合は(S8)、番組録画手段85は、記録手段6に対して録画を終了するよう指示する(S9)。
ここで、図4には記載していないが、消された画面4aの表示復帰を外部からユーザ設定部9を介して指示された場合も、番組録画手段85は、記録手段6に対して録画を終了するよう指示する。
また、S5の比較判定において、進入時間Tが猶予時間Ta以下の場合は、タイマー86による時間計測を継続する。
上述したように、実施例1は、人物100と画面4aとの距離Lを測距センサ82で測定し、距離設定手段83においてこの距離Lと予め設定した許容距離Laとの比較する。
人物100が画面4aに接近しすぎていると判断した場合、人物100が視聴許容距離La内に進入してから画面表示を消すまでの時間として予め設定された猶予時間Taの間に、記録装置6は、視聴中の放送番組Aを録画する準備を行う。
そして、人物100が画面4aに近接しすぎている時間Tが猶予時間Taを越えた場合に、記録装置6が録画を開始すると共に、テレビ画面制御手段87が画面4aの表示を消す指示を出し、その指示に基づき画面を非表示にする構成となっている。
この構成により、人物100が画面4aに近接した位置においてこれを所定時間以上視聴することを防止すると共に、画面4aの表示が消えてもそれまで視聴していた番組の非表示中のシーンを後から見ることが可能で見逃すことがないという効果が得られる。
また、画面が消えることにより、画面4aに接近した人物100や周囲の人々に対して注意喚起がなされ、近接視聴の予防を効果的に図ることができる。
上述した実施例では、テレビ装置自体の電源は切断せず、画面の表示のみを消すものについて説明しているが、省電力の観点から、必要でない部分の電源を切断するようにしてもよい。
<実施例2>
テレビ装置の実施例2は、実施例1に対して基本的構成が同じで、画面表示制御部が異なるものである。
この実施例2の画面表示制御部90の詳細を、図5を用いて説明する。
この画面表示制御部90は、送信素子92a及び受信素子92bを有する測距センサ92,距離設定手段93,時間設定手段94,番組録画手段95,タイマー96,テレビ画面制御手段97,録画判定手段910及び番組データ取得手段911より構成される。即ち、実施例1の画面表示制御部80の構成に、録画判定手段910及び番組データ取得手段911を加えた構成となっている。
この2つの手段について詳細を説明する。
録画判定手段910は、このテレビ装置51に内蔵された記録装置6やi.Link等で接続された外部の録画機器の状態を取得し、時間設定手段94で設定された録画時間分だけ放送番組を録画できるか否かを判断する。
番組データ取得手段911は、EPG(Electric Program Guide:電子番組表)に代表される放送局側から送出される放送番組データを取得し、時間設定手段94で設定される番組録画時間(記録時間)Trを、記録する番組の終了まで記録できる時間に自動的に設定する。
この実施例2のテレビ装置51の特徴的動作について図4及び図6を用いて説明する。
動作開始時点は実施例1と同様の処理がなされ、図4のS2に至り人物100が画面4aに接近しすぎていると判断された場合、実施例2においては、図6のS10に移行する。即ち、録画判定手段910により、時間設定手段94で設定された記録時間Trだけ視聴放送番組Aを録画できるか否かを判定する(S10)。
この判定においては、記録装置6における記録媒体の記録可能な容量が足りない場合、録画不可と判断される。そして、その替わりに、画面4aを消さずに、放送番組と共に注意喚起文を表示する(S11)。
この注意喚起文としては、「テレビ画面に近すぎるようです。気をつけてください。」,「録画機器の空き容量が足りませんので録画できません。」というものが例として挙げられる。
この表示は、放送番組の画像にオーバーラップさせてもよく、また、その画像の一部を置き換えるように表示させてもよい。
また、テレビ装置が備える音声出力手段(図示せず)から視聴者側に注意喚起を促す音声を出力してもよい。
この録画不可と判断された場合、画面上は放送番組Aが継続して表示される。
また、記録部にその番組を記録可能な限り記録させるか否かは、視聴者が任意に設定できる。
一方、記録装置6において記録媒体の記録可能な容量が足りる場合、録画判定手段910は録画可能と判断し、実施例1の処理と同様に、視聴番組録画準備(S12),番組録画(S13)及びテレビ画面オフ(S14)を実行し、録画時間が設定時間Trを超えたら(S15)番組録画を終了し(S16)、画面をオンして再度表示させる(S17)。
この実施例2においては、近接視聴防止のために画面を非表示にした後の番組録画を、より確実に、設定時間または番組終了まで行うことができる。
また、番組録画が記録装置の状況により不可の場合には、画面を継続して表示するので番組を見逃してしまうことはない。
従って、この実施例は、番組視聴を重視した設定を可能とするものである。
もちろん、実施例2において、実施例1と同様の動作を行う設定をユーザが選択できるようにしてもよいのは言うまでもない。
この実施例2においても、画面が消えたり、画面に注意文を表示させることにより、画面4aに接近した人物100や周囲の人々に対して注意喚起がなされ、近接視聴の予防を効果的に図ることができるのは言うまでもない。
<実施例3>
実施例3は、実施例1における画面表示制御部8を、テレビ制御装置700としてテレビ装置とは別体に独立させた例であり、その構成を図7に示す。また、その使用状態の一例を図8に示す。
このテレビ制御装置700は、実施例1の画面表示制御部8の構成に送信手段710を加えた画面表示制御部70を備えており、近接視聴防止装置のない一般のテレビ装置52のリモコン操作が可能な近傍に、好ましくは概ね正面の視聴許容距離内に配置して用いることができる。
送信手段710は、一対の赤外線送信部710A,710Bを有しており、一方をテレビ装置52への送信に用い、他方をテレビ装置52とは独立した記録装置53との送信に用いている。そして、これらの送信部710A,710Bを介して指示を送出することで、このテレビ制御装置700は、テレビ装置52及び記録装置53をリモコン制御する。
具体的例として、視聴許容距離Laと猶予時間Taとの関係から画面を非表示にすると判断した場合に、その指示を、送信手段710を介してテレビ装置52のリモコン受信部52aへ送信する。テレビ装置52は、その指示に基づき画面4aの表示を消す。
また、記録装置53への録画指示(準備指示も含めて)は、送信手段710Bを介して記録装置53のリモコン受信部53aへ送信する。その際、記録装置53の電源投入,記録チャンネルの設定あるいは記録モード等の設定情報も送出してこの記録装置53を制御する。
視聴者(ユーザ)は、視聴許容距離Laを設定する際に、このテレビ制御装置700の配置位置を気にすることなく設定することができる。
具体的には、テレビ制御装置700は測距センサ72として、その正面70aに備えた送信素子72a及び受信素子72bを裏面70bにも搭載しており、これによりテレビ装置51との距離L1を測定する。そして、設定されたLaに対するLa−L1を求めておき、人物100とテレビ制御装置700との距離L2を常にこのL−L1と比較するようになっている。
従って、一度視聴許容距離Laを入力設定しておけば、テレビ制御装置700の配置位置を移動しても、再度その値を設定し直す必要がない。
この実施例3によれば、既に所有のテレビ装置52に対して後からテレビ制御装置700を設置できるので、この機能を搭載したテレビ装置50,51を改めて購入する必要がなく便利であり、費用的にも安価である。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
例えば、測距センサは、テレビ装置の電源が入っている間、常に測定を行い、人物が画面に近づきすぎていると判断された後、画面が消えるまでの間にその人物が画面から離れたと判断された場合は、画面を消す処理及び番組録画準備の処理を中断するように構成してもよい。
また、録画を開始し、画面表示を消した後、測距センサ72,82,92による測定を停止するように構成してもよい。
測距センサ72,82,92は超音波を利用するものを説明したが、他の方法、例えば、赤外線を利用して測距するものでもよい。
また、測距対象物の判定は、上述のように赤外線による温度検知のほかに、画像処理により人物判定を行ってもよく、周知の種々の方法を適用可能である。
また、画面を消した後に視聴者が画面表示を復帰させた際に、視聴放送番組の録画を継続するようにしてもよい。その場合、録画している番組の録画開始時点から早送り再生を行って所謂追っかけ再生をすることが可能となる。
本発明のテレビ装置の実施例1,2を説明するブロック図である。 本発明のテレビ装置の実施例1における要部を説明するブロック図である。 本発明のテレビ装置の実施例1,2を説明する図である。 本発明のテレビ装置の実施例1を説明するフローチャートである。 本発明のテレビ装置の実施例2における要部を説明するブロック図である。 本発明のテレビ装置の実施例2を説明するフローチャートである。 本発明のテレビ制御装置の実施例を説明するブロック図である。 本発明のテレビ制御装置の実施例を説明する図である。
符号の説明
1 信号入力部
2 信号処理部
3 画像出力部
4 表示部
4a 画面
5 主制御部
6 記録部
7 電源部
8,70,90 画面表示制御部
9 視聴者入力部
50,51,52 テレビ装置
53 記録装置
70a 正面
70b 裏面
72a 送信素子
72b 受信素子
72,82,92 測距センサ
82a 送信素子
82b 受信素子
83,93 距離設定手段
84,94 時間設定手段
85,95 番組録画手段
86,96 タイマー
87,97,77 テレビ画面制御手段
100 人物
700 テレビ制御装置
710 送信手段
710A,710B 送信部
910 録画判定手段
911 番組データ取得手段
A (視聴中の)放送番組
L (人物と画面との)距離
La 視聴許容距離
T 進入時間
Ta 猶予時間
Tr 記録時間

Claims (3)

  1. 画面に放送番組の画像を表示する表示部と、
    前記放送番組を記録する記録部と、
    前記画面の表示動作及び前記記録部の記録動作とを制御する制御部と、を備えたテレビ装置において、
    前記画面に対して予め設定された距離より近づいた近接者を検出して検出信号を送出する検出手段を設け、
    前記制御部は、前記検出信号に基づいて、前記記録部に対して表示中の前記放送番組を記録させると共に前記表示部に対して前記画面を非表示にするよう制御する構成にしたことを特徴とするテレビ装置。
  2. 画面に放送番組の画像を表示する表示部と、
    前記放送番組を記録媒体に記録する記録部と、
    前記画面の表示動作及び前記記録部の記録動作とを制御する制御部と、を備えたテレビ装置において、
    前記画面に対して予め設定された距離より近づいた近接者を検出して検出信号を送出する検出手段と、
    放送番組のデータを取得する番組データ取得手段と、
    前記記録媒体の記録可能時間を検出する記録時間判定手段とを備え、
    前記制御部は、前記検出信号に基づいて、
    前記取得した放送番組データから得た表示中の放送番組の終了までの残り時間と、前記記録時間判定手段が検出した記録可能時間とを比較し、
    前記記録可能時間が前記残り時間以上ある場合、前記記録部に対して前記表示中の放送番組を記録させると共に前記表示部に対して前記画面を非表示にするよう制御する一方、
    前記記録可能時間が前記残り時間未満の場合、前記表示部に対して予め設定された画像を前記放送番組の画像と共に表示させるよう制御する構成にしたことを特徴とするテレビ装置。
  3. 画面に放送番組の画像を表示する表示部を備えたテレビ装置の近傍に設置され、前記テレビ装置と、前記放送番組を記録する記録装置とのそれぞれに対して、前記表示動作と前記記録動作とをリモコン制御するテレビ制御装置において、
    前記テレビ装置及び前記記録装置に対して制御信号を無線送信する送信手段と、
    前記画面に対して予め設定された距離より近づいた近接者を検出して検出信号を送出する検出手段と、
    前記検出信号に基づいて、前記画面の表示を非表示にするか否か、及び、前記画面で表示中の前記放送番組を記録するか否かの判定をする制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記判定の結果に応じて、前記テレビ装置及び前記記録装置を、前記送信手段を介して制御することを特徴とするテレビ制御装置。
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