JP2006185669A - 電池用の電極端子保持プレート - Google Patents

電池用の電極端子保持プレート Download PDF

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Abstract

【課題】 電極端子を異なる形状に切断する作業を確実かつ簡単に行うことができ、組電池の組み立ての簡素化に寄与し得る、電池用の電極端子保持プレートを提供する。
【解決手段】 電池用のスペーサ110(電極端子保持プレートに相当する)は、電池100における電極端子形成素片130p、130mを保持する電気絶縁性の保持部110aと、保持部に設けられ、電極端子形成素片の一部を切断するカッタ刃を挿入するためのスリット110bと、を有している。保持部によって保持された電極端子形成素片の一部を、スリットに挿入したカッタ刃によって切断することによって、保持部によって保持される電極端子100tを形成自在である。
【選択図】図4

Description

本発明は、電池用の電極端子保持プレートに関するものである。
近年、単電池を複数積層するとともに各単電池を電気的に直列および/または並列に接続することにより、高出力および高容量の組電池とすることが行われている(特許文献1参照)。
特開2004−71173号公報(図7)
複数の単電池における板状をなす電極端子同士を接合する形態には、特許文献1に記載されるようにボルトやナットを用いて接合する形態や、電極端子同士を超音波溶接によって接合する形態がある。
前者の形態にあっては、ボルトやナットの締結作業が煩雑で、組み立てに時間を要するという問題がある。
後者の形態にあっては、接合しようとする電極端子同士のみを超音波溶接機のヘッドによって挟まなければならないため、接合しようとする電極端子の形状や位置によって、溶接作業性が大きく左右される。このため、電極端子同士を超音波溶接によって接合する場合には、電極端子を異なる形状に切断する作業が必要となる。
本発明の目的は、電極端子を異なる形状に切断する作業を確実かつ簡単に行うことができ、組電池の組み立ての簡素化に寄与し得る、電池用の電極端子保持プレートを提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、発電要素を外装材で封止するとともに板状をなす電極端子形成素片を前記外装材から外部に導出してなる電池における前記電極端子形成素片を保持する電気絶縁性の保持部と、
前記保持部に設けられ、前記電極端子形成素片の一部を切断するカッタ刃を挿入するためのスリットと、を有し、
前記保持部によって保持された前記電極端子形成素片の一部を、前記スリットに挿入した前記カッタ刃によって切断することによって、前記保持部によって保持される電極端子を形成自在である電池用の電極端子保持プレートである。
保持部によって保持された電極端子形成素片の一部を、スリットに挿入したカッタ刃によって切断することによって、保持部によって保持される電極端子を形成できるので、電極端子を異なる形状に切断する作業を確実かつ簡単に行うことができ、組電池の組み立ての簡素化に寄与することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、組電池50の一例を示す斜視図、図2は、図1に示される組電池50を上下反転し、さらに分解して示す斜視図、図3は、組電池50における扁平型電池100の電気的な接続状態を示す概念図である。
なお、図1に示されるX軸方向を組電池50、セルユニット60およびケース70などの長手方向といい、Y軸方向をこれらの短手方向という。図1において長手方向手前側に位置する面を前面、長手方向奥側に位置する面を背面とする。図3においては、右側が前面側、左側が背面側である。また、タブ100tやスペーサ110などにおける電池積層方向に沿う両面のうち、図2において上側の面を表面とし、下側の面を裏面とする。以下の説明では、扁平型電池を、単に、「電池」と略称する。
図1および図2を参照して、組電池50は、複数枚(図示例では8枚)の電池100(101〜108の総称)を含むセルユニット60がケース70内に収納されている。組電池50は、セルユニット60に伝達される振動を生じる車両、例えば、自動車や電車などに搭載されている。図示省略するが、任意の個数の組電池50を積層するとともに各組電池50を直並列に接続することによって、所望の電流、電圧、容量に対応した車載電池を形成することができる。組電池50を直並列に接続する際には、バスバーのような適当な接続部材が用いられる。組電池50は空冷式であり、複数個の組電池50は、カラーを介装することによって、空間を隔てて積層される。空間は、組電池50のそれぞれを冷却するための冷却風が流下する冷却風通路として利用される。冷却風を流して各組電池50を冷却することにより、電池温度を下げ、充電効率などの特性が低下することを抑制する。
前記ケース70は、開口部71aが形成された箱形状をなすロアケース71と、開口部71aを閉じる蓋体をなすアッパーケース72と、を含んでいる。アッパーケース72の縁部72aは、カシメ加工によって、ロアケース71の周壁71bの縁部71cに巻き締められている(図1の部分拡大図参照)。ロアケース71およびアッパーケース72は、比較的薄肉の鋼板またはアルミ板から形成され、プレス加工によって所定形状が付与されている。
前記セルユニット60は、8枚の電池100を積層するとともに各電池100を直列に接続してなるセルユニット本体80と、セルユニット本体80の前面および背面に着脱自在に取り付けられる絶縁カバー91、92と、を含んでいる。
セルユニット本体80はさらに、タブ100t(電極端子に相当する)を保持するためのスペーサ110(電極端子保持プレートに相当する)と、正負の出力端子140、150と、を含んでいる。ここで、タブ100tは、プラス側タブ100pと、マイナス側タブ100mとの総称である。プラス側タブ100pは、各電池101〜108のプラス側タブ101p、102p、103p、104p、105p、106p、107p、108pの総称、マイナス側タブ100mは、各電池101〜108のマイナス側タブ101m、102m、103m、104m、105m、106m、107m、108mの総称である。また、スペーサ110は、第1スペーサ121〜第5スペーサ125の総称である。説明の便宜上、8枚の電池101〜108を、電池積層方向(図2および図3において上下方向)に沿って上から下に向けて順に、第1電池101〜第8電池108と言う。
絶縁カバー91、92は、セルユニット本体80の前面側および背面側を覆うために用いられる。絶縁カバー91、92の中央位置には、図示しないコネクタを差し込む差込口91aが形成されている。電圧の検出は、組電池50の充放電管理のために行われる。
第1〜第5のスペーサ121〜125は、電池積層方向に沿うタブ100tの両面側から当該タブ100tを挟持するように配置されている。第1〜第5のスペーサ121〜125の構成については後に詳述する。
正負の出力端子140、150は、ロアケース71の周壁71bの一部に形成した切り欠き部71d、71eを通してケース70から外部に導出される。絶縁カバー91、92の差込口91aも、周壁71bの一部に形成した切り欠き部71fを通してケース70の外部に露出される。ケース70の隅部の4箇所に通しボルト(図示せず)を挿通するために、ロアケース71およびアッパーケース72の隅部の4箇所にボルト孔73が形成され、各スペーサ110の2箇所にボルト孔111が形成されている。図2の符号93は、スペーサ110のボルト孔111に挿入されるスリーブを示し、符号94は、セルユニット60とアッパーケース72との間に設けられる緩衝材を示している。
図3を参照して、セルユニット本体80は、第1〜第3の3つのサブアセンブリ81、82、83から組み立てられる。第1サブアセンブリ81は、第1〜第3の3枚の電池101、102、103が積層されるとともにこれら電池101、102、103を直列に接続して構成されている。第2サブアセンブリ82は、第4および第5の2枚の電池104、105が積層されるとともにこれら電池104、105を直列に接続して構成されている。第3サブアセンブリ83は、第6〜第8の3枚の電池106、107、108が積層されるとともにこれら電池106、107、108を直列に接続して構成されている。第1サブアセンブリ81にはマイナス側の出力端子150が組み付けられ、第3サブアセンブリ83にはプラス側の出力端子140が組み付けられている。第1サブアセンブリ81および第2サブアセンブリ82は、背面側において、スペーサ110の外側に臨んだタブ103p、104m同士を接合することによって、電気的に接続される。第2サブアセンブリ82および第3サブアセンブリ83も同様に、背面側において、スペーサ110の外側に臨んだタブ105p、106m同士を接合することによって、電気的に接続される。また、第1サブアセンブリ81の電池103と第2サブアセンブリ82の電池104との間、および、第2サブアセンブリ82の電池105と第3サブアセンブリ83の電池106との間は、両面テープによって接着されている。
プラス側出力端子140は、第8電池108のプラス側タブ108pに重ね合わされる板状のバスバーと、バスバー端部に設けられた電極を覆う樹脂カバーと、を含んでいる。マイナス側出力端子150は、第1電池101のマイナス側タブ101mに重ね合わされる板状のバスバーと、バスバー端部に設けられた電極を覆う樹脂カバーと、を含んでいる。バスバーは銅板から形成されている。プラス側出力端子140は、バスバーの左右両端部のうち前面側から見て右端部に電極および樹脂カバーが位置する。これとは逆に、マイナス側出力端子150は、バスバーの左端部に電極および樹脂カバーが位置する。
図4(A)は、本発明の実施形態に係るスペーサ110によってタブ100tが保持された電池の一例を示す平面図、図4(B)は、電極端子形成素片130p、130mの一部が切断される前の電池を示す平面図である。図5は、図4(A)における5−5線に沿う断面図である。図6(A)は、プラス側の電極端子形成素片130pを形成するためのトリミングを示す図、図6(B)は、マイナス側の電極端子形成素片130mを形成するためのトリミングを示す図である。
図4(A)を参照して、電池100は、例えば、扁平なリチウムイオン二次電池であり、正極板、負極板およびセパレータを順に積層した積層型の発電要素(図示せず)がラミネートフィルムなどの外装材100aによって封止されている。電池100は、発電要素に一端が電気的に接続されるとともに板状をなすタブ100tが外装材100aから外部に導出されている。タブ100tは、電池100の長手方向の両側(前面側および背面側)に延びている。積層型の発電要素を備える電池100にあっては、電極板間の距離を均一に保って電池性能の維持を図るために、発電要素に圧力を掛けて押さえる必要がある。このため、各電池100は、発電要素が押さえつけられるようにケース70に収納されている。
図4(B)を参照して、第1電池101〜第8電池108は、いずれも、板状をなすタブ形成素片130p、130m(電極端子形成素片に相当する)を外装材100aから外部に導出してなる同形状の扁平型電池から構成される。すなわち、タブ形成素片130p、130mをスペーサ110によって保持した状態で、当該スペーサ110ごとに設定された位置において、タブ形成素片130p、130mの一部を切断する。これにより、スペーサ110に応じた所定形状を有するタブ100tを形成し、第1電池101〜第8電池108を構成するようにしてある。
図4(A)には、第3スペーサ123によってプラス側タブ102pを保持するとともに第1スペーサ121によってマイナス側タブ102mを保持した第2電池102が示されている。そして、プラス側タブ102pは、プラス側タブ形成素片130pの一部を図4(B)に破線で示される切断線131に沿ってカッタ刃160(図5参照)によって切断することによって形成され、マイナス側タブ102mは、マイナス側タブ形成素片130mの一部を切断線131に沿って切断することによって形成されている。
プラス側のタブ形成素片130pはアルミプレートから形成され、マイナス側のタブ形成素片130mは銅プレートから形成されている。図6(A)に示すように、プラス側タブ形成素片130pは、アルミプレート132をトリミングすることによって形成される。プラス側タブ形成素片130pは、基部132aから伸びる一対の舌部132b、132cを有している。図6(B)に示すように、マイナス側タブ形成素片130mは、銅プレート133をトリミングすることによって形成される。マイナス側タブ形成素片130mは、基部133aから伸びる一対の舌部133b、133cを有している。アルミプレート132および銅プレート133の大きさは同じであり、各舌部132b、132c、133b、133cの幅Wおよび長さLは同じ寸法である。一方、マイナス側タブ形成素片130mの基部133aは、プラス側タブ形成素片130pの基部132aに比べて、長さが長い。マイナス側タブ形成素片130mの基部133aには、表面から裏面に貫通する一対の貫通孔134が形成されている。一対の貫通孔134は、銅プレート133をトリミングする際に同時に形成されている。これら貫通孔134は、マイナス側タブ形成素片130mの一部を切断することによってマイナス側タブ100mを形成した後も、当該マイナス側タブ100mに残っている。
図7(A)〜(E)は、本発明の実施形態においてタブ100tを形成し保持するために使用される5種類のスペーサ110を示す図である。
図7(A)〜(E)に示すように、本実施形態においては、タブ100tを形成し保持するために第1スペーサ121〜第5スペーサ125の5種類のスペーサ110が使用される。第1スペーサ121は、複数のタブ100t(プラス側タブ100pとマイナス側タブ100m)を同時に形成し保持するために使用され、第2と第3のスペーサ122、123は、プラス側タブ100pを形成し保持するために使用され、第4と第5のスペーサ124、125は、マイナス側タブ100mを形成し保持するために使用される。
スペーサ110は、概説すると、電池におけるタブ形成素片130p、130mを保持する電気絶縁性の保持部110aと、保持部110aに設けられ、タブ形成素片130p、130mの一部を切断するカッタ刃160を挿入するためのスリット110bと、を有している。保持部110aは、第1スペーサ121〜第5スペーサ125の各保持部121a、122a、123a、124a、125aの総称であり、スリット110bは、第1スペーサ121〜第5スペーサ125の各スリット121b、122b、123b、124b、125bの総称である。そして、保持部110aによって保持されたタブ形成素片130p、130mの一部を、スリット110bに挿入したカッタ刃160によって切断することによって、保持部110aによって保持されるタブ100tを形成自在となっている。以下、詳述する。
スペーサ110は、板状をなし、スペーサ110の長手方向に沿う両端には、スリーブ93(図2参照)を挿入するためのボルト孔111が表面から裏面に貫通して形成されている。スペーサ110は、複数の電池100を積層する方向に沿って積層自在となっている(図2参照)。
図示するスペーサ110は、タブ形成素片130p、130mをその表裏両面から挟持して、当該タブ形成素片130p、130mを保持している。結果的に、タブ形成素片130p、130mのそれぞれから形成されるプラス側タブ100pおよびマイナス側タブ100mがスペーサ110によって挟持される。本実施形態のように、タブ100tをスペーサ110によって挟持することによって、組電池50に振動が入力した際に、タブ100tの振動が抑制され、タブ100tに応力が集中することがなくなる。このため、タブ100tの耐久性、ひいては、組電池50の耐久性を向上させることができる。さらに、電気絶縁性を備えるスペーサ110によってタブ100tを挟持するため、電池100間の距離つまりタブ100t間の距離を小さくしても、タブ100t同士の短絡を防止することができる。このため、電池間の距離を可及的に小さくすることによって、組電池50全体のコンパクト化を図ることができる。よって、耐振動強度を向上させて振動の入力に対して影響を受け難く、コンパクト化を図り得る組電池50を提供することができる。
スペーサ110は、タブ形成素片130p、130mから切断された切断片161を保持部110aから除去自在に構成されている(図5参照)。具体的には、スペーサ110は、タブ形成素片130p、130mの一部を保持部110aの外側に臨ませて保持するために窪みが形成され、この窪みにより形成される隙間によって、切断片161が引き抜かれて除去される。
前記保持部110aの材料は、電気絶縁性を備え、タブ100tを挟持するに足りる強度を備える限りにおいて限定されないが、例えば、電気絶縁性の樹脂材料を用いることができる。なお、絶縁カバー91、92もスペーサ110と同様の材料から形成されている。
第1スペーサ121の保持部121aには、積層方向に沿って表面から裏面に貫通する開口窓部112が形成されている。図示例では、スペーサ110の長手方向の中心から左右両側に均等に離間した2箇所に、矩形形状をなす開口窓部112が形成されている。後述するが、この開口窓部112には、挟持したタブ100tの一部が臨むことになる(図9(A)、図10(A)参照)。
前記スリット110bは、保持部110aによって保持させるタブ100tの形状に応じて、異なる位置に設けられている。すなわち、一の形状を有するタブ形成素片130p、130mから、異なる形状を有する複数種類のタブ100tを形成自在としてある(図8参照)。タブ形成素片130p、130mをスペーサ110によって保持した状態で、当該スペーサ110ごとに設定された位置において、タブ形成素片130p、130mの一部を切断することにより、スペーサ110に応じた所定形状を有するタブ100tを形成して、タブ形状が異なる複数種類の電池100を構成することができるからである。
第1スペーサ121にあっては、各開口窓部112よりも外側(電池から離間する側)の位置に、一対のスリット121bが形成されている。スリット121bは、保持部121aの長手方向の中心に対して左右対称位置に設けられている。第2〜第5のスペーサ122〜125にあっては、スリット122b、123b、124b、125bは1箇所に形成されている。第2と第4のスペーサ122、124は、保持部122a、124aの形状は同じであるが、スリット122b、124bの形成位置が異なっている。同様に、第3と第5のスペーサ123、125は、保持部123a、125aの形状は同じであるが、スリット123b、125bの形成位置が異なっている。第2と第3のスペーサ122、123におけるスリット122b、123bは、形成すべきプラス側タブ100pの形状に対応して、内側(電池に近接する側)に寄せられ、第4と第5のスペーサ124、125におけるスリット124b、125bは、形成すべきマイナス側タブ100mの形状に対応して、外側に寄せられている。スリット122b、123bは、保持部122a、123aの長手方向の中心に対して左右対称位置に設けられ、スリット124b、125bは、保持部124a、125aの長手方向の中心に対して左右対称位置に設けられている。
タブ形状およびスペーサ110を用いたタブ100tの形成についてさらに説明する。
図8(A1)(A2)(A3)は、図4(B)に示される一の形状を有するプラス側タブ形成素片130pから形成される、異なる形状を有する3種類のプラス側タブ100pを示す図、図8(B1)(B2)(B3)は、図4(B)に示される一の形状を有するマイナス側タブ形成素片130mから形成される、異なる形状を有する3種類のマイナス側タブ100mを示す図である。図9(A)は、第1スペーサ121(図7(A))を使用して、図8(A1)に示されるプラス側タブ100pを形成するためのトリミングを示す図、図9(B)は、第2スペーサ122(図7(B))を使用して、図8(A2)に示されるプラス側タブ100pを形成した状態を示す図、図9(C)は、第3スペーサ123(図7(C))を使用して、図8(A3)に示されるプラス側タブ100pを形成した状態を示す図である。図10(A)は、第1スペーサ121(図7(A))を使用して、図8(B1)に示されるマイナス側タブ100mを形成するためのトリミングを示す図、図10(B)は、第4スペーサ124(図7(D)を使用して、図8(B2)に示されるマイナス側タブ100mを形成した状態を示す図、図10(C)は、第5スペーサ125(図7(E))を使用して、図8(B3)に示されるマイナス側タブ100mを形成した状態を示す図である。
図9(A)に示すように、一対の第1スペーサ121によってプラス側タブ形成素片130pを挟持し、スリット121bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断する。これにより、図8(A1)に示されるプラス側タブ100pが形成される。このタブ形状は、両方の舌部132b、132cがその途中で切断された形状である。
図9(B)に示すように、一対の第2スペーサ122によってプラス側タブ形成素片130pを挟持し、スリット122bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断する。これにより、図8(A2)に示されるプラス側タブ100pが形成される。このタブ形状は、図中左側の舌部132bが基部132aに近い部分で切断された形状である。
図9(C)に示すように、一対の第3スペーサ123によってプラス側タブ形成素片130pを挟持し、スリット123bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断する。これにより、図8(A3)に示されるプラス側タブ100pが形成される。このタブ形状は、図中右側の舌部132cが基部132aに近い部分で切断された形状である。
図10(A)に示すように、一対の第1スペーサ121によってマイナス側タブ形成素片130mを挟持し、スリット121bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断する。これにより、図8(B1)に示されるマイナス側タブ100mが形成される。このタブ形状は、両方の舌部133b、133cが基部133aに近い部分で切断された形状である。
図10(B)に示すように、一対の第4スペーサ124によってマイナス側タブ形成素片130mを挟持し、スリット124bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断する。これにより、図8(B2)に示されるマイナス側タブ100mが形成される。このタブ形状は、図中左側の舌部133bが基部133aに近い部分で切断された形状である。
図10(C)に示すように、一対の第5スペーサ125によってマイナス側タブ形成素片130mを挟持し、スリット125bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断する。これにより、図8(B3)に示されるマイナス側タブ100mが形成される。このタブ形状は、図中右側の舌部133cが基部133aに近い部分で切断された形状である。
スペーサ110をガイドにしてタブを加工しているため、使用するスペーサ110を変えることによって、タブ形状が異なる複数種類の電池100を形成することが可能となる。このように、保持部110aによって保持されたタブ形成素片130p、130mの一部を、スリット110bに挿入したカッタ刃160によって切断することによって、保持部110aによって保持されるタブ100tを形成できるので、タブ100tを異なる形状に切断する作業を確実かつ簡単に行うことができ、組電池の組み立ての簡素化に寄与することができる。
さらに、タブ形成素片130p、130mの組み付け、タブ形成素片130p、130mの切断つまり端子加工、およびタブ100tの組み付けを一度に行うことができるため、加工工程を簡略化できる。この観点からも、組電池の組み立ての簡素化に寄与することができる。
しかも、カッタ刃160を挿入するためのスリット110bを保持部110aに設けることにより、スペーサ110に合致した端子加工を間違いなく実施できる。したがって、電池100とスペーサ110とを誤って組み付けることを根本的になくすことが可能である。
本実施形態における第1〜第8の電池101〜108において使用されるスペーサ110の種類、およびタブ100tの形状について、図3を参照しつつさらに説明する。図3においては、スペーサ110は破線によって示される。
第1電池101は、第1スペーサ121を使用して図8(B1)に示される形状のマイナス側タブ101mが形成され、第1スペーサ121を使用して図8(A1)に示される形状のプラス側タブ101pが形成されている。
第2電池102は、第1スペーサ121を使用して図8(B1)に示される形状のマイナス側タブ102mが形成され、第3スペーサ123を使用して図8(A3)に示される形状のプラス側タブ102pが形成されている。
第3電池103は、第5スペーサ125を使用して図8(B3)に示される形状のマイナス側タブ103mが形成され、第2スペーサ122を使用して図8(A2)に示される形状のプラス側タブ103pが形成されている。
第4電池104は、第4スペーサ124を使用して図8(B2)に示される形状のマイナス側タブ104mが形成され、第1スペーサ121を使用して図8(A1)に示される形状のプラス側タブ104pが形成されている。
第5電池105は、第1スペーサ121を使用して図8(B1)に示される形状のマイナス側タブ105mが形成され、第3スペーサ123を使用して図8(A3)に示される形状のプラス側タブ105pが形成されている。
第6電池106は、第5スペーサ125を使用して図8(B3)に示される形状のマイナス側タブ106mが形成され、第2スペーサ122を使用して図8(A2)に示される形状のプラス側タブ106pが形成されている。
第7電池107は、第4スペーサ124を使用して図8(B2)に示される形状のマイナス側タブ107mが形成され、第1スペーサ121を使用して図8(A1)に示される形状のプラス側タブ107pが形成されている。
第8電池108は、第1スペーサ121を使用して図8(B1)に示される形状のマイナス側タブ108mが形成され、第1スペーサ121を使用して図8(A1)に示される形状のプラス側タブ108pが形成されている。
第2電池102および第5電池105は、電池の表裏を維持したまま向きを反転して配置しただけであり、同じ電池が用いられる。同様に、第3電池103および第6電池106は同じ電池が用いられ、第4電池104および第7電池107は同じ電池が用いられる。したがって、このセルユニット本体80には8枚の電池101〜108が含まれているが、タブ100tの形状が異なる5種類の電池が用いられる。
タブ100tの形状は、一部分が長手方向に延伸してスペーサ110の外側に臨むタイプと、スペーサ110によって覆い隠されるタイプとに大別される。前者のタイプには、第2電池102のプラス側タブ102p、第3電池103のプラス側およびマイナス側のタブ103p、103m、第4電池104のマイナス側タブ104m、第5電池105のプラス側タブ105p、第6電池106のプラス側およびマイナス側のタブ106p、106m、第7電池107のマイナス側タブ107mが含まれる。これら以外のタブ、すなわち、第1電池101のプラス側およびマイナス側のタブ101p、101m、第2電池102のマイナス側タブ102m、第4電池104のプラス側タブ104p、第5電池105のマイナス側タブ105m、第7電池107のプラス側タブ107p、第8電池108のプラス側およびマイナス側のタブ108p、108mは、後者のタイプに含まれる。
図5および図7を再び参照して、スペーサ110はさらに、積層方向に沿う両面のうちの一方の面である表面にピン113が設けられ、積層方向に沿う両面のうちの他方の面である裏面に凹部114が設けられている。これらピン113および凹部114は、積層方向に沿う同一線上に配置されている。図示例では、スペーサ110の長手方向の中心寄りに、一対のピン113および凹部114が設けられている。なお、ピン113はエンボスとも指称される。
かかる構成の一対のスペーサ110によってマイナス側タブ形成素片130mを挟持すると、一方のスペーサ110のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134に挿通され、他方のスペーサ110の凹部114に嵌まり込む。前述したように、マイナス側タブ100mを形成した後も貫通孔134は当該マイナス側タブ100mに残っているため、貫通孔134、ピン113および凹部114によって、マイナス側タブ100mを貫通して当該タブ100mを係止するための係止手段が構成されることになる。係止手段によって、組電池50に振動が入力した際に、マイナス側タブ100mに対するスペーサ位置がずれることがなくなり、ずれに伴うタブ同士の短絡を防止することができる。マイナス側タブ100mに対するスペーサ110の位置ずれが生じない結果、マイナス側タブ100mに接合されたプラス側タブ100pに対するスペーサ110の位置ずれも生じないことになる。
さらに、複数の電池100を積層して組電池50を組み立てる場合には、上位側のスペーサ110の凹部114に下位側のスペーサ110のピン113の先端を嵌め込むことによって、タブ100tに対するスペーサ110の位置決めと、電池100同士の位置決めとを同時に行うことができる。このようにピン113および凹部114が位置決め機能を発揮することによって、組電池50を組み立てる際の作業性を向上させることができる。
マイナス側タブ形成素片130mは、貫通孔134が2箇所に形成されているので、ピン113が挿通されることによって回り止めされる。また、一対の貫通孔134のうち一方を丸孔に形成し、他方を楕円孔に形成するのが好ましい(図6(B)参照)。ピン113の挿通を容易に行うことができるからである。図示省略するが、出力端子140、150における板状のバスバーにも、表面から裏面まで貫通するとともにピン113が挿通される一対の貫通孔が形成されている。
本実施形態にあっては、第1スペーサ121の保持部121aは、複数のタブ形成素片130p、130mを重ねて保持自在に構成されている。そして、複数のタブ形成素片130p、130mのそれぞれの一部を、スリット121bに挿入したカッタ刃160によって切断することによって、保持部121aによって保持される複数のタブ100tを形成自在となっている。
さらに、第1スペーサ121の保持部121aは、タブ形成素片130pまたは130mと出力端子140または150における板状のバスバーとを重ねて保持自在に構成されている。この場合には、タブ形成素片130pまたは130mの一部を、スリット121bに挿入したカッタ刃160によって切断することによって、タブ100pまたは100mが形成される。このタブ100pまたは100mは、バスバーに重なり合って、保持部121aによって保持されている。
図示省略するが、各スペーサ110には、係合孔と、スナップフィット爪とが設けられ、タブ100tを挟持する一対のスペーサ110同士は、係合孔とスナップフィット爪との係合によって、嵌め合いによって連結される。したがって、スペーサ110同士の連結を容易かつ迅速に行うことができ、タブ100tを挟持する作業を容易かつ迅速に行うことができる。
次に、図3などを参照しつつ、本実施形態における組電池50の組み立て手順を説明する。図3において、電気的に接続されるタブ100t同士は、2点鎖線の接続線によって結ばれる。接続線に隣接して付される「黒四角」は、第1〜第3の各サブアセンブリ81、82、83において、第1スペーサ121の開口窓部112に臨んだタブ100t同士を超音波溶接によって接合することを示している。接続線に隣接して付される「黒丸」は、第1、第3の各サブアセンブリ81、83において、スペーサ110の外側に臨んだタブ100t同士をスペーサ110の外側において超音波溶接によって接合することを示している。また、接続線に隣接して付される「白丸」は、各サブアセンブリ81、82、83の組み立て後、サブアセンブリ同士81と82、82と83を接続するときに、スペーサ110の外側に臨んだタブ100t同士をスペーサ110の外側において超音波溶接によって接合することを示している。
(第1サブアセンブリ81の組み立て)
第1サブアセンブリ81は、(1)第1電池101のマイナス側タブ101mの形成、(2)第2電池102のプラス側タブ102pの形成、(3)第3電池103のマイナス側タブ103mの形成、(4)第3電池103のプラス側タブ103pの形成、(5)マイナス側タブ101mとマイナス側出力端子150との接合、(6)第1電池101のプラス側タブ101pと第2電池102のマイナス側タブ102mとの形成、および両タブ101p、102mの接合、(7)プラス側タブ102pとマイナス側タブ103mとの接合を経て組み立てられる。
(1)一対の第1スペーサ121によって、第1電池101のマイナス側タブ形成素片130mおよびマイナス側出力端子150のバスバーを重ね合わせ、かつ、マイナス側タブ形成素片130mとバスバーとを開口窓部112に臨ませて挟持する。一方の第1スペーサ121のピン113は、バスバーの貫通孔およびマイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第1スペーサ121の凹部114に嵌まり込む。これにより、バスバーおよびマイナス側タブ形成素片130mが位置決めされる。スリット121bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断し、マイナス側タブ101mを形成する。切断片161は保持部121aから除去する。
(2)一対の第3スペーサ123によって、第2電池102のプラス側タブ形成素片130pを挟持する。スリット123bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断し、プラス側タブ102pを形成する。切断片161は保持部123aから除去する。プラス側タブ102pは、その一部が第3スペーサ123の外側に臨んだ状態において、第3スペーサ123によって挟持される。
(3)一対の第5スペーサ125によって、第3電池103のマイナス側タブ形成素片130mを挟持する。一方の第5スペーサ125のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第5スペーサ125の凹部114に嵌まり込む。これにより、マイナス側タブ形成素片130mが位置決めされる。スリット125bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断し、マイナス側タブ103mを形成する。切断片161は保持部125aから除去する。マイナス側タブ103mは、その一部が第5スペーサ125の外側に臨んだ状態において、第5スペーサ125によって挟持される。
(4)一対の第2スペーサ122によって、第3電池103のプラス側タブ形成素片130pを挟持する。スリット122bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断し、プラス側タブ103pを形成する。切断片161は保持部122aから除去する。プラス側タブ103pは、その一部が第2スペーサ122の外側に臨んだ状態において、第2スペーサ122によって挟持される。
(5)前面側において、第1スペーサ121の開口窓部112に臨んだ、マイナス側タブ101mおよびバスバーを、超音波溶接によって接合する。これにより、マイナス側出力端子150が第1電池101に電気的に接続される。
タブ101mとバスバーとを溶接接合するときには、第1スペーサ121を治具として利用することによって、タブ101mとバスバーとを重なり合った状態で保持し、さらに、溶接ヘッドを開口窓部112に簡単に位置決めすることができる。したがって、開口窓部112を通して溶接を行うことができ、溶接作業性を向上させることができる。タブ101mおよびバスバーは、開口窓部112に臨んだ部分を除いて、第1スペーサ121によって周囲が絶縁されている。
(6)背面側において、一対の第1スペーサ121によって、第1電池101のプラス側タブ形成素片130pおよび第2電池102のマイナス側タブ形成素片130mを重ね合わせ、かつ、各タブ形成素片130p、130mを開口窓部112に臨ませて挟持する。一方の第1スペーサ121のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第1スペーサ121の凹部114に嵌まり込む。スリット121bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pおよびマイナス側タブ形成素片130mを切断し、プラス側タブ101pおよびマイナス側タブ102mを形成する。切断片161は保持部121aから除去する。開口窓部112に臨んだ、プラス側タブ101pおよびマイナス側タブ102mを、超音波溶接によって接合する。これにより、第1電池101と第2電池102とが直列に接続される。
タブ101p、102m同士を溶接接合するときにも、開口窓部112を通して溶接を行うことができ、溶接作業性を向上させることができる。タブ101p、102mは、開口窓部112に臨んだ部分を除いて、一対の第1スペーサ121によって周囲が絶縁されている。
(7)前面側において、第3スペーサ123の外側に臨んだプラス側タブ102pおよび第5スペーサ125の外側に臨んだマイナス側タブ103mを、第1、第3、および第5のスペーサ121、123、125の外側において超音波溶接によって接合する。これにより、第2電池102と第3電池103とが直列に接続される。
以上により、第1サブアセンブリ81の組み立てが終了する。
(第2サブアセンブリ82の組み立て)
第2サブアセンブリ82は、(1)第4電池104のマイナス側タブ104mの形成、(2)第5電池105のプラス側タブ105pの形成、(3)第4電池104のプラス側タブ104pと第5電池105のマイナス側タブ104mとの形成、および両タブ104p、105mの接合を経て組み立てられる。
(1)一対の第4スペーサ124によって、第4電池104のマイナス側タブ形成素片130mを挟持する。一方の第4スペーサ124のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第4スペーサ124の凹部114に嵌まり込む。スリット124bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断し、マイナス側タブ104mを形成する。切断片161は保持部124aから除去する。マイナス側タブ104mは、その一部が第4スペーサ124の外側に臨んだ状態において、第4スペーサ124によって挟持される。
(2)一対の第3スペーサ123によって、第5電池105のプラス側タブ形成素片130pを挟持する。スリット123bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断し、プラス側タブ105pを形成する。切断片161は保持部123aから除去する。プラス側タブ105pは、その一部が第3スペーサ123の外側に臨んだ状態において、第3スペーサ123によって挟持される。
(3)前面側において、一対の第1スペーサ121によって、第4電池104のプラス側タブ形成素片130pおよび第5電池105のマイナス側タブ形成素片130mを重ね合わせ、かつ、各タブ形成素片130p、130mを開口窓部112に臨ませて挟持する。一方の第1スペーサ121のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第1スペーサ121の凹部114に嵌まり込む。スリット121bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pおよびマイナス側タブ形成素片130mを切断し、プラス側タブ104pおよびマイナス側タブ105mを形成する。切断片161は保持部121aから除去する。開口窓部112に臨んだ、プラス側タブ104pおよびマイナス側タブ105mを、超音波溶接によって接合する。これにより、第4電池104と第5電池105とが直列に接続される。
以上により、第2サブアセンブリ82の組み立てが終了する。
(第3サブアセンブリ83の組み立て)
第3サブアセンブリ83は、(1)第8電池108のプラス側タブ108pの形成、(2)第7電池107のマイナス側タブ107mの形成、(3)第6電池106のプラス側タブ106pの形成、(4)第6電池106のマイナス側タブ106mの形成、(5)プラス側タブ108pとプラス側出力端子140との接合、(6)第7電池107のプラス側タブ107pと第8電池108のマイナス側タブ108mとの形成、および両タブ107p、108mの接合、(7)プラス側タブ106pとマイナス側タブ107mとの接合を経て組み立てられる。
(1)一対の第1スペーサ121によって、第8電池108のプラス側タブ形成素片130pおよびプラス側出力端子140のバスバーを重ね合わせ、かつ、プラス側タブ形成素片130pとバスバーとを開口窓部112に臨ませて挟持する。一方の第1スペーサ121のピン113は、バスバーの貫通孔を挿通し、他方の第1スペーサ121の凹部114に嵌まり込む。これにより、バスバーが位置決めされる。スリット121bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断し、プラス側タブ108pを形成する。切断片161は保持部121aから除去する。
(2)一対の第4スペーサ124によって、第7電池107のマイナス側タブ形成素片130mを挟持する。一方の第4スペーサ124のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第4スペーサ124の凹部114に嵌まり込む。スリット124bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断し、マイナス側タブ107mを形成する。切断片161は保持部124aから除去する。マイナス側タブ107mは、その一部が第4スペーサ124の外側に臨んだ状態において、第4スペーサ124によって挟持される。
(3)一対の第2スペーサ122によって、第6電池106のプラス側タブ形成素片130pを挟持する。スリット122bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pを切断し、プラス側タブ106pを形成する。切断片161は保持部122aから除去する。プラス側タブ106pは、その一部が第2スペーサ122の外側に臨んだ状態において、第2スペーサ122によって挟持される。
(4)一対の第5スペーサ125によって、第6電池106のマイナス側タブ形成素片130mを挟持する。一方の第5スペーサ125のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第5スペーサ125の凹部114に嵌まり込む。スリット125bにカッタ刃160を挿入し、マイナス側タブ形成素片130mを切断し、マイナス側タブ106mを形成する。切断片161は保持部125aから除去する。マイナス側タブ106mは、その一部が第5スペーサ125の外側に臨んだ状態において、第5スペーサ125によって挟持される。
(5)前面側において、第1スペーサ121の開口窓部112に臨んだ、プラス側タブ108pおよびバスバーを、超音波溶接によって接合する。これにより、プラス側出力端子140が第8電池108に電気的に接続される。
(6)背面側において、一対の第1スペーサ121によって、第7電池107のプラス側タブ形成素片130pおよび第8電池108のマイナス側タブ形成素片130mを重ね合わせ、かつ、各タブ形成素片130p、130mを開口窓部112に臨ませて挟持する。一方の第1スペーサ121のピン113は、マイナス側タブ形成素片130mの貫通孔134を挿通し、他方の第1スペーサ121の凹部114に嵌まり込む。スリット121bにカッタ刃160を挿入し、プラス側タブ形成素片130pおよびマイナス側タブ形成素片130mを切断し、プラス側タブ107pおよびマイナス側タブ108mを形成する。切断片161は保持部121aから除去する。開口窓部112に臨んだ、プラス側タブ107pおよびマイナス側タブ108mを、超音波溶接によって接合する。これにより、第7電池107と第8電池108とが直列に接続される。
(7)前面側において、第2スペーサ122の外側に臨んだプラス側タブ106pおよび第4スペーサ124の外側に臨んだマイナス側タブ107mを、第1、第2、および第4のスペーサ121、122、124の外側において超音波溶接によって接合する。これにより、第6電池106と第7電池107とが直列に接続される。
以上により、第3サブアセンブリ83の組み立てが終了する。
(サブアセンブリ81と82、82と83同士の接続)
第1サブアセンブリ81と第2サブアセンブリ82とを接続する場合には、前面側においては、第2サブアセンブリ82における第1スペーサ121のピン113を、第1サブアセンブリ81における第5スペーサ125の凹部114に嵌め込む。背面側においては、第2サブアセンブリ82における第4スペーサ124のピン113を、第1サブアセンブリ81における第2スペーサ122の凹部114に嵌め込む。これにより、第1サブアセンブリ81と第2サブアセンブリ82とは、位置決めされて接続される。そして、背面側において、第3電池103のプラス側タブ103pおよび第4電池104のマイナス側タブ104mを、スペーサ110の外側において超音波溶接によって接合する。これにより、第1サブアセンブリ81と第2サブアセンブリ82とが直列に接続される。
第2サブアセンブリ82と第3サブアセンブリ83とを接続する場合には、前面側においては、第3サブアセンブリ83における第2スペーサ122のピン113を、第2サブアセンブリ82における第1スペーサ121の凹部114に嵌め込む。背面側においては、第3サブアセンブリ83における第5スペーサ125のピン113を、第2サブアセンブリ82における第3スペーサ123の凹部114に嵌め込む。これにより、第2サブアセンブリ82と第3サブアセンブリ83とは、位置決めされて接続される。そして、背面側において、第5電池105のプラス側タブ105pおよび第6電池106のマイナス側タブ106mを、スペーサ110の外側において超音波溶接によって接合する。これにより、第1〜第3の各サブアセンブリ81、82、83が直列に接続され、積層された8枚の電池101〜108は、電気的極性が異なるタブ100p、100m同士が電気的に接続されることによって直列に接続され、プラス側出力端子140およびマイナス側出力端子150は、積層方向に沿って両端に位置する第8、第1電池108、101に電気的に接続される。
以上により、サブアセンブリ81と82、82と83同士の接続が終了し、セルユニット本体80を得る。
タブ100t同士の接合部、および、タブ100tとバスバーとの接合部は、電池100の短手方向(スペーサ110の長手方向)の複数の位置に分かれている。すなわち、積層される複数の電池100におけるタブ100t同士などを電気的に接続するための複数の接合部が、積層方向に沿う同一線上に位置しないように配置されている。このため、特定の接合部を超音波溶接によって接合するに際して、他の電池を積層方向に沿って開いて一旦退かす作業を行うことなく、溶接装置の溶接ヘッドを特定の接合部に位置させ、組となるタブ100t同士などを挟み込むことができる。したがって、電池100を積層したまま接合作業を行うことができ、溶接作業が容易になる。また、溶接ヘッド形状の選択の自由度が増し、溶接作業の自動化も容易になる。さらに、接合済みのタブ100t同士などに余分な応力が掛かる虞もなく、所期の品質を維持できる。
(セルユニット60の組み立てなど)
次いで、セルユニット本体80の前面および背面のそれぞれに絶縁カバー91、92を組み付け、セルユニット60を得る。
図2に示すように、セルユニット60をロアケース71に収納し、スペーサ110のボルト孔111にスリーブ93を挿入する。セルユニット60上に緩衝材94を設け、ロアケース71の開口部71aをアッパーケース72によって閉じる。アッパーケース72の縁部72aを、カシメ加工によって、ロアケース71の周壁71bの縁部71cに巻き締めると、図1に示される組電池50の組み立てが完了する。コネクタは、差込口91aから差し込まれる。
(改変例)
上述した実施形態においては、1個のスペーサ110は、1つの形状のタブ100tのみを形成できるように構成されている。本発明はこの場合に限定されず、1個のスペーサ110が、複数の形状のタブ100tを形成できるように構成してもよい。すなわち、スペーサ110の保持部110aは、スリット110bが複数箇所に設けられ、カッタ刃160を挿入するスリット110bを選択することによって、異なる形状を有する複数種類のタブ100tを形成自在としてもよい。例えば、上述した実施形態においては、第2スペーサ122および第4スペーサ124の保持部122a、124aは同形状であるので、保持部122a(または124a)に、スリット122bとスリット124bとを形成しておく。そして、図8(A2)に示されるプラス側タブ100pを形成する場合には一方のスリット122bにカッタ刃160を挿入し、図8(B2)に示されるマイナス側タブ100mを形成する場合には他方のスリット124bにカッタ刃160を挿入する。同様に、第3スペーサ123および第5スペーサ125の保持部123a、125aは同形状であるので、保持部123a(または125a)に、スリット123bとスリット125bとを形成しておく。そして、図8(A3)に示されるプラス側タブ100pを形成する場合には一方のスリット123bにカッタ刃160を挿入し、図8(B3)に示されるマイナス側タブ100mを形成する場合には他方のスリット125bにカッタ刃160を挿入する。このように、カッタ刃160を挿入するスリット110bを選択することによって、1個のスペーサ110から、異なる形状を有する複数種類のタブ100tを形成することができ、スペーサ110の種類を減じることができる。なお、端子加工を間違いなく実施するために、スリット122bとスリット124bとの形状を若干異ならせ、スリット123bとスリット125bとの形状を若干異ならせ、各形状に合致した形状を有するカッタ刃160を使用することが好ましい。
2つのスペーサ110の2つの保持部110aによってタブ形成素片130p、130mをその表裏両面から挟持する形態を示したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。例えば、1つのスペーサ110に含まれる1つの保持部110aを、ヒンジ部を介して接続された対をなす保持片から形成してもよい。この場合には、タブ形成素片130p、130mをセットした後に、ヒンジ部を介して保持片を折り畳んで重ねることによって、タブ形成素片130p、130mをその表裏両面から挟持することができる。
組電池の一例を示す斜視図である。 図1に示される組電池を上下反転し、さらに分解して示す斜視図である。 組電池における扁平型電池の電気的な接続状態を示す概念図である。 図4(A)は、本発明の実施形態に係るスペーサによって電極端子が保持された扁平型電池の一例を示す平面図、図4(B)は、電極端子形成素片の一部が切断される前の扁平型電池を示す平面図である。 図4(A)における5−5線に沿う断面図である。 図6(A)は、プラス側電極端子形成素片を形成するためのトリミングを示す図、図6(B)は、マイナス側電極端子形成素片を形成するためのトリミングを示す図である。 図7(A)〜(E)は、本発明の実施形態において電極端子を形成し保持するために使用される5種類のスペーサ(電極端子保持プレート)を示す図である。 図8(A1)(A2)(A3)は、図4(B)に示される一の形状を有するプラス側電極端子形成素片から形成される、異なる形状を有する3種類のプラス側電極端子を示す図、図8(B1)(B2)(B3)は、図4(B)に示される一の形状を有するマイナス側電極端子形成素片から形成される、異なる形状を有する3種類のマイナス側電極端子を示す図である。 図9(A)は、第1スペーサ(図7(A))を使用して、図8(A1)に示されるプラス側電極端子を形成するためのトリミングを示す図、図9(B)は、第2スペーサ(図7(B))を使用して、図8(A2)に示されるプラス側電極端子を形成した状態を示す図、図9(C)は、第3スペーサ(図7(C))を使用して、図8(A3)に示されるプラス側電極端子を形成した状態を示す図である。 図10(A)は、第1スペーサ(図7(A))を使用して、図8(B1)に示されるマイナス側電極端子を形成するためのトリミングを示す図、図10(B)は、第4スペーサ(図7(D))を使用して、図8(B2)に示されるマイナス側電極端子を形成した状態を示す図、図10(C)は、第5スペーサ(図7(E))を使用して、図8(B3)に示されるマイナス側電極端子を形成した状態を示す図である。
符号の説明
50 組電池、
60 セルユニット、
70 ケース、
80 セルユニット本体、
81、82、83 第1、第2、第3のサブアセンブリ、
100 扁平型電池(電池)、
100a 外装材、
100p プラス側タブ、
100m マイナス側タブ、
100t タブ(電極端子)、
101〜108 第1〜第8の電池、
134 貫通孔、
110 スペーサ(電極端子保持プレート)、
110a 保持部、
110b スリット、
112 開口窓部、
113 ピン、
114 凹部、
130p プラス側タブ形成素片(電極端子形成素片)、
130m マイナス側タブ形成素片(電極端子形成素片)、
121〜125 第1〜第5のスペーサ、
121a、122a、123a、124a、125a 保持部、
121b、122b、123b、124b、125b スリット、
140 プラス側出力端子、
150 マイナス側出力端子、
160 カッタ刃
161 切断片。

Claims (6)

  1. 発電要素を外装材で封止するとともに板状をなす電極端子形成素片を前記外装材から外部に導出してなる電池における前記電極端子形成素片を保持する電気絶縁性の保持部と、
    前記保持部に設けられ、前記電極端子形成素片の一部を切断するカッタ刃を挿入するためのスリットと、を有し、
    前記保持部によって保持された前記電極端子形成素片の一部を、前記スリットに挿入した前記カッタ刃によって切断することによって、前記保持部によって保持される電極端子を形成自在である電池用の電極端子保持プレート。
  2. 前記電極端子形成素片をその表裏両面から挟持することを特徴とする請求項1に記載の電池用の電極端子保持プレート。
  3. 前記電極端子形成素片から切断された切断片を前記保持部から除去自在であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池用の電極端子保持プレート。
  4. 前記スリットは、前記保持部によって保持させる前記電極端子の形状に応じて、異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の電池用の電極端子保持プレート。
  5. 前記保持部は、複数の前記電極端子形成素片を重ねて保持自在であり、
    前記電極端子形成素片のそれぞれの一部を、前記スリットに挿入した前記カッタ刃によって切断することによって、前記保持部によって保持される複数の前記電極端子を形成自在であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電池用の電極端子保持プレート。
  6. 前記保持部は、前記スリットが複数箇所に設けられ、
    前記カッタ刃を挿入する前記スリットを選択することによって、異なる形状を有する複数種類の前記電極端子を形成自在であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電池用の電極端子保持プレート。
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