JP2006183853A - 金属製真空断熱材 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製真空断熱材における真空部形成板の、溶接加工時の変形を少にし、耐外気圧力の向上を計り、両板間の熱伝導を少にし、端部の溶接密閉度を高める。
【解決手段】 ステンレス鋼板等による金属製真空断熱材において、真空部形成板の、真空部に強度補強構造を設け、板の耐外気圧力向上を計り、溶接による変形を少にし、真空部形成板両板間の熱伝導を少にするため両板の接触を少にする構造とし、さらに、両板間に低熱伝導材に熱反射材を伴わせた材を挿入し、なお、複数の溶接特質を組み合わせて真空部形成板の溶接を行って真空部密閉度を良好とした金属製真空断熱材
【選択図】図1

Description

本発明は、断熱性能が優れている金属製真空断熱材に関するするものである。
従来、金属製真空断熱材は断熱性能が優れていているが、真空部形成金属板は熱伝導を少にするため、特に保熱保冷側の板厚を可能な限り薄くする要があり、しかし、外気圧に耐える板の強さと構造が必要であり、比較的高い真空度を保持する高気密溶接が必要であるが、溶接時真空部形成板に変形を生じる問題が大きく、開発が遅れている。
ステンレス鋼板等、金属板2枚を一定の隙間をおいて重ね、端部で両板を溶接接続密閉し、隙間を真空にした金属製真空断熱材は、断熱性能が良好であり、省エネルギーとなり、真空が断熱を行うため、断熱材料資源を必要とせず、省資源となり、廃却に際して焼却等を行うものが少なく、また、リサイクルに適した材である。従来の諸問題を解決して、金属製真空断熱材の活用拡大を計る。
ステンレス鋼板等、金属板2枚を一定の隙間をおいて重ね、両板の端部で両板を溶接接続密閉して両板を真空部形成板とし、隙間を真空にする金属製真空断熱材において、両板の隙間真空方向に山形突出しを線状、または、円状に複数設けるに際し、真空部を形成する両板の互いに異なる位置に配置して設け、両板の山形突出しが交差する部分で頂上部が相対することとし、相対する部分を狭小にし、該両山形突出し間全体に低熱伝導のガラス布等に熱反射効果があるアルミニュウム等を蒸着した材料を挿入し、真空部形成板材の溶接時変形を少にし、耐外気圧力を向上させ、真空断熱材の伝熱を少にし、断熱性能を向上させる。
この際、低熱伝導のガラス布等に、セラミック材を用いることも可能であり、
アルミニュウムに代えて銅等を用いることも可能であり、山形突出しに代えて鋼線または鋼板を真空部を形成する両板に溶接することが可能であり、鋼線または鋼板に代えてセラミック材等を用いもことも可能である。
金属製真空断熱材において、真空部を形成する両板端部の溶接を行うに、両端を重ねて溶接する溶接元部を電気抵抗シーム溶接、または、スポット溶接等により溶接して1次溶接とし、その先を折り曲げてイナートガス溶接を行う方法、または、1次溶接した先の板端部にろう付け材を配し、ろう付け材を板端に固着させるU字形材を用い、ろう付け溶接を行う方法、または、1次溶接した先の折り曲げ部分にガスケット材を挟み込むか、または、イナートガス溶接温度で溶接が可能な、ろう付け材を挟み込み、のち、イナートガス溶接等を行う方法など複数種類溶接接合の特徴を活かして溶接接合を行い溶接板端部の強度を向上させて板材の溶接時変形を少にし、溶接接合の密閉を良好にし真空気密性を向上させる。
この際、イナートガス溶接を行うときの溶接部の折り曲げ角度は、溶接時90度等に折り曲げて溶接し、溶接後180度折り曲げることが可能である。
断熱性能を良好にして省エネルギーを図り、断熱材を用いない省資源を計り、リサイクルに適した製品を提供する。
図1のaとbは金属製真空断熱材の真空形成部両板に山形突出しを設け、山形突出しが相対する部分を狭小にし、この山形突出し間全体に低熱伝導のガラス布等に熱反射効果があるアルミニュウム等を蒸着した材料を挿入した状態を示し、図2のaとbは山形突出しに代わる鋼線等を用いた状態を示す。
図3のaとb、及び、図4のaとbは金属製真空断熱材において、真空部を形成する両板端部の溶接部を示し、1と2は真空部形成金属板を示し、8は、電気抵抗シーム溶接等による溶接部、9は折り曲げ部でガスケットまたは、ろう付け材をはめ込む部、10は、イナートガス溶接等の溶接を行う部、11は、ろう付け材を配する部、12は、ろう付け材を溶接板材端部に固着させるろう付け材固着U字形材である。
省エネルギー、省資源製品であり、廃却時の焼却物を少にし、リサイクルに適応できる製品である。(3)
(a) 金属製真空断熱材の平面図である。 (b) 図1aの断面図である。 (a) 金属製真空断熱材の平面図である。 (b) 図2aの断面図である (a) 金属製真空断熱材の平面図である。 (b) 図3aの断面図である。 (a) 金属製真空断熱材の平面図である。 (b) 図4aの断面図である。
符号の説明
1 金属製真空断熱材の真空部形成板
2 金属製真空断熱材の真空部形成板
3 金属製真空断熱材の真空部形成板2に設けた山形突出し
4 金属製真空断熱材の真空部形成板1に設けた山形突出し
5 低熱伝導のガラス布等に熱反射性のアルミニュウム等を蒸着した材料、
6 金属製真空断熱材の真空部形成板2に溶接した鋼線等
7 金属製真空断熱材の真空部形成板1に溶接した鋼線等
8 金属製真空断熱材の真空部形成板 電気抵抗アーク溶接加工部
9 溶接部折り曲げ ガスケット または、ろう付け材取り付け部
10 金属製真空断熱材の真空部形成板 イナートガス溶接等加工部
11 ろう付け材取り付け部
12 ろう付け材固着U字形材

Claims (3)

  1. ステンレス鋼板等、金属板2枚を一定の隙間をおいて重ね、両板の端部を溶接接続密閉して両板を真空部形成板とし、隙間を真空にする金属製真空断熱材において、両板の隙間真空方向に山形突出しを線状、または、円状に複数設けるに際し、真空部を形成する両板の互いに異なる位置に配置して設け、両板の山形突出しが交差する部分で頂上部が相対することとし、該両山形突出し間全体にガラス布等にアルミニュウム等を蒸着した材料を挿入したことを特徴とする金属製真空断熱材。
  2. 請求項1の金属製真空断熱材において、山形突出しに代えて鋼線または、鋼板を真空部形成両板に溶接したことを特徴とする金属製真空断熱材。
  3. 請求項1の金属製真空断熱材において、真空部を形成する両板端部の溶接を行うに、両端を重ねて溶接する溶接元部を電気抵抗シーム溶接、またはスポット溶接等により溶接して1次溶接とし、その先を折り曲げてイナートガス溶接等を行う方法、または、1次溶接した先の板端部にろう付け材を配し、ろう付け材を板端に固着させるU字形材を用い、ろう付け溶接を行う方法、または、1次溶接した先の折り曲げ部分にガスケット材を挟み込むか、または、イナートガス溶接温度で溶接が可能な、ろう付け材を挟み込み、のち、イナートガス溶接等を行うことを特徴とする金属製真空断熱材。
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