JP2002303453A - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

Info

Publication number
JP2002303453A
JP2002303453A JP2001099847A JP2001099847A JP2002303453A JP 2002303453 A JP2002303453 A JP 2002303453A JP 2001099847 A JP2001099847 A JP 2001099847A JP 2001099847 A JP2001099847 A JP 2001099847A JP 2002303453 A JP2002303453 A JP 2002303453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
supply pipe
electric
water heater
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001099847A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihito Maenaka
利仁 前中
Toru Tsuruta
透 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Nihon Yupro Corp filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2001099847A priority Critical patent/JP2002303453A/ja
Publication of JP2002303453A publication Critical patent/JP2002303453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステンレス容器の外側にグラスウール等の断
熱材を覆う必要がなく、電気温水器本体をコンパクトに
することができ、又、意匠面が損なわれることがない電
器温水器の構造を提供する。 【解決手段】 内瓶と外瓶の間を真空にしてなる略円柱
状の真空二重容器において、真空二重容器の片端もしく
は両端の鏡板部に給水、給湯、電気式ヒータを溶接等の
接合手段によって取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気温水器の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気温水器内のステンレス容
器2は図4に示すように外側をグラスウール3等で覆う
ことにより、断熱性を高めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気温水器では断熱性を上げる為にはステンレス容器2
にグラスウール3等の断熱材を厚く巻きつける必要があ
り、電気温水器本体Bが大きくなってしまうといった問
題があった。従って、本発明は上記課題を解決するため
になされたもので、本発明の目的は、断熱性を損なうこ
となく、コンパクトにすることができる電気温水器を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1は、内瓶と外瓶の間を真
空にしてなる略円柱形状の真空二重容器において、容器
の片端の鏡板部に給水、給湯、電気式ヒータを溶接等の
接合手段によって取付けることとしたので容器の外側に
断熱性を上げる為のグラスウール等を覆う必要がなくな
り、電気温水器本体をコンパクトにすることができる。
更に、給水管、給湯管、電気式ヒータを真空二重容器の
側面部に取付けるには製造工程も困難であり、容器の側
面部を一重にしてしまうと給水管、給湯管、電気式ヒー
タの取付けは容易になるが、表面積の大きなこの部分を
一重にすると断熱性能が低下してしまう。よって、表面
積が小さい略平面状の鏡板部を一重とし給水管、給湯
管、電気式ヒータを取付けることによって断熱性能を大
きく損なうことなく、製造工程を簡略化することができ
る。
【0005】また、請求項2では、内瓶と外瓶の間を真
空にしてなる略円柱形状の真空二重容器において、容器
の両端の鏡板部に給水管、給湯管、電気式ヒータを溶接
等の接合手段によって取付けることとしたので容器の外
側に断熱性を保つ為のグラスウール等を覆う必要がなく
なり、電気温水器本体をコンパクトにすることができ
る。更に、給水管、給湯管、電気式ヒータを真空二重容
器の側面部に取付けるには製造工程も困難であり、容器
の側面部を一重にしてしまうと給水管、給湯管、電気式
ヒータの取付けは容易になるが、表面積の大きなこの部
分を一重にすると断熱性能が低下してしまう。よって、
表面積が小さい略平面状の鏡板部に給水管、給湯管、電
気式ヒータを取付けることによって断熱性能を大きく損
なうことなく、製造工程を簡略化することができる。
【0006】また、請求項3では、請求項1、2記載の
電気温水器の構造であって、容器の内瓶の肉厚を外瓶の
肉厚よりも厚くしたので断熱性を損なうことなく内部耐
圧を高めることができ、缶体破損を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明の第一の実施
例を示す電気温水器の断面図である。電気温水器Aは、
内瓶11と外瓶12とから構成された真空二重容器10
と、真空二重容器10の片端の給水管4、給湯管5、電
気式ヒータ6が溶接等の接合手段によって設置された鏡
板部13と、真空二重容器10側面に備えられた容器内
の温度を検知する為のサーミスタ7と、容器内の温度が
上がり過ぎた場合の安全装置としてのハイリミットスイ
ッチ8と、電気式ヒータ6のON・OFFを行うスイッ
チ9から構成されている。よって、真空二重容器10の
外側に断熱性を保つ為のグラスウール3等を覆う必要が
なくなり、電気温水器A本体をコンパクトにすることが
でき、又、意匠面も損なわれることがない。更に、給水
管4、給湯管5、電気式ヒータ6を真空二重容器10の
側面に取付けるには製造工程も困難であり、製造工程を
簡略にする為に表面積の大きなこの部分を一重にすると
断熱性能が低下してしまう。よって、表面積が略平面状
の鏡板部13を一重構造とし、これに給水管4、給湯管
5、電気式ヒータ6を取付けることによって断熱性能を
大きく損なうことなく、製造工程を簡略化することがで
きる。尚、内瓶11、外瓶12は18%Cr・10%N
i・1%Mo・3%Cuから成るステンレス鋼を使用し
ており、高耐食性に優れている。また、電気式ヒータ6
の外側の保護管は19%Cr・12%Ni・3%Si・
2%Cu・1%Moから成るステンレス鋼を使用してお
り、耐応力腐食割れ性に優れている。更に、内瓶11と
外瓶12の間の真空度は10−4〜10−5Torrの
高真空状態となっている。
【0008】図2は、本発明の第二の実施例を示す電気
温水器の断面図である。図1に示す真空二重容器10対
して鏡板部13を両端に設け、真空二重容器10を縦型
に設置している。鏡板部13を両端にすることにより給
水4、給湯5配管の取り廻しが困難であっても対応で
き、施工性が向上することができる。又、給水管4、給
湯管5を真空二重容器10の上側へ設置し、電気式ヒー
タ6を下側に設置することで冷たい水は下部へ溜り、電
気式ヒータ6で温められた熱いお湯は上方へ溜まるの
で、沸き上げ効率を高めることができる。
【0009】図3は、本発明の第三の実施例を示す電気
温水器の断面図である。図1との違いは、内瓶11の肉
厚を外瓶12の肉厚よりも厚くしている点であり、内部
耐圧を高めることができ、缶体破損を防ぐことができ
る。又、外瓶12の肉厚は薄い為、内瓶11からの熱伝
導量を低く抑えることができ、断熱性能も損なわれるこ
とがない。尚、図1、2、3において、鏡板部13の径
は真空二重容器10の胴径よりも小さく、給水管4、給
湯管5、電気式ヒータ6を取付けるのに必要最小限の径
にしている。よって鏡板部13からの放熱量を最小限に
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す電気温水器の断面
【図2】本発明の第二の実施例を示す電気温水器の断面
【図3】本発明の第三の実施例を示す電気温水器の断面
【図4】従来の電気温水器の構造を示す断面図
【符号の説明】
A…本発明の電気温水器 B…従来の電気温水器 2…ステンレス容器 3…グラスウール 4…給水管 5…給湯管 6…電気式ヒータ 7…サーミスタ 8…ハイリミットスイッチ 9…スイッチ 10…真空二重容器 11…内瓶 12…外瓶 13…鏡板部
フロントページの続き (72)発明者 鶴田 透 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 Fターム(参考) 3L036 AB04 AB08 AB16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内瓶と外瓶の間を真空にしてなる略円柱
    形状の真空二重容器において、容器の片端の鏡板部に給
    水管、給湯管、電気式ヒータを溶接等の接合手段によっ
    て取付けたことを特徴とする電気温水器。
  2. 【請求項2】 内瓶と外瓶の間を真空にしてなる略円柱
    形状の真空二重容器において、容器の両端の鏡板部に給
    水管、給湯管、電気式ヒータを溶接等の接合手段によっ
    て取付けたことを特徴とする電気温水器。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の電気温水器の構造で
    あって、容器の内瓶の肉厚を外瓶の肉厚よりも厚くした
    ことを特徴とする電気温水器。
JP2001099847A 2001-03-30 2001-03-30 電気温水器 Pending JP2002303453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099847A JP2002303453A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 電気温水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099847A JP2002303453A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 電気温水器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002303453A true JP2002303453A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18953345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001099847A Pending JP2002303453A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 電気温水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002303453A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100734747B1 (ko) 2006-03-15 2007-07-03 김상수 스테인리스 관이나 동관을 이용하는 막대형 전기온수기
KR100875944B1 (ko) 2007-07-31 2008-12-26 부윤석 전기보일러용 수조
CN104596092A (zh) * 2015-01-16 2015-05-06 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 电热水器及其制造方法
KR101612173B1 (ko) * 2014-01-13 2016-04-12 최성환 온수 공급 시스템
CN105485922A (zh) * 2015-11-30 2016-04-13 芜湖恒美电热器具有限公司 一种热水器磁体加热管装置
CN113375335A (zh) * 2021-06-24 2021-09-10 贵州富盈喜酒业有限公司 一种节能环保酿酒锅炉设备

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100734747B1 (ko) 2006-03-15 2007-07-03 김상수 스테인리스 관이나 동관을 이용하는 막대형 전기온수기
KR100875944B1 (ko) 2007-07-31 2008-12-26 부윤석 전기보일러용 수조
KR101612173B1 (ko) * 2014-01-13 2016-04-12 최성환 온수 공급 시스템
CN104596092A (zh) * 2015-01-16 2015-05-06 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 电热水器及其制造方法
CN105485922A (zh) * 2015-11-30 2016-04-13 芜湖恒美电热器具有限公司 一种热水器磁体加热管装置
CN113375335A (zh) * 2021-06-24 2021-09-10 贵州富盈喜酒业有限公司 一种节能环保酿酒锅炉设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4458046B2 (ja) 貯湯タンク
JP2002303453A (ja) 電気温水器
JP2607417B2 (ja) 多重層真空断熱法及び断熱二重管
JP5280302B2 (ja) 真空断熱パネル及びその製造方法
JP2002005522A (ja) 立ち上がりの早い電気温水器
JP2000316720A (ja) 電気ポット
JP2000348854A (ja) 電気加熱ユニット
CN217843164U (zh) 真空绝热体及家用电器
JP2010222048A (ja) 真空断熱容器
KR200162766Y1 (ko) 게터를 포함하는 배기세관
JPS61256142A (ja) 電気保温ポツト
JP4606950B2 (ja) 真空二重構造体
JPH034178Y2 (ja)
JP4137985B1 (ja) 加熱用調理容器
JP3613837B2 (ja) 金属製真空断熱容器
JPS6012995Y2 (ja) 太陽集熱器
JP2023539002A (ja) 温水器
JP2006198324A (ja) 真空二重構造体およびその製造方法
JP2006055322A (ja) 真空二重構造体およびその製造方法
JPH01291002A (ja) ボイラ周壁管支持構造体
JP2003031514A (ja) 石英プロセスチューブ
JPH0225085Y2 (ja)
JPH1172293A (ja) フイン付きチューブ
FR2792994A1 (fr) Ligne de transfert de fluide cryogenique flexible
JPS6349215Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040823