JP2006198324A - 真空二重構造体およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】保温性能を向上するとともに、強度の低下を抑制し、生産性をも向上する。
【解決手段】対向する金属製表面材(内側部材11、外側部材14)の間に形成した内部空間24にゲッター26を配設し、内部空間24を排気して封止してなる真空二重構造体において、表面材として、全ての表面にアルミメッキB1,B2、C1,C2を施したアルミメッキ鋼板を用い、450℃以上600℃以下の温度雰囲気で表面材間の空間24を排気またはゲッター26を活性化させる。また、対向する表面材の接合部21の各アルミメッキを、溶接により飛散させて互いに非融合状態とする。
【選択図】図2
【解決手段】対向する金属製表面材(内側部材11、外側部材14)の間に形成した内部空間24にゲッター26を配設し、内部空間24を排気して封止してなる真空二重構造体において、表面材として、全ての表面にアルミメッキB1,B2、C1,C2を施したアルミメッキ鋼板を用い、450℃以上600℃以下の温度雰囲気で表面材間の空間24を排気またはゲッター26を活性化させる。また、対向する表面材の接合部21の各アルミメッキを、溶接により飛散させて互いに非融合状態とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、魔法瓶に使用される真空二重瓶、電気ポットに使用される真空二重容器、電気ポットの内容器の外側に設けられる真空二重ジャケット、真空二重パイプ等の真空二重構造体およびその製造方法に関するものである。
従来の金属製の真空二重構造体は、表面材であるステンレス鋼板からなる内側部材と外側部材とを接合し、これらの間を真空に排気してなる。また、これら内側部材と外側部材との間の真空空間には、輻射伝熱を防止するためにアルミニウムまたは銅の箔が配設されるとともに、所望の真空度を維持するためにゲッターが配設されている。
しかし、ステンレス鋼板は、高価であるとともに重いうえ、硬度の面で加工が困難であるという種々の不都合がある。そこで、従来より、保温性能に優れ、軽量で加工の自由度が高く、安価に製造が可能な金属製の真空二重構造体が検討されている。
本発明の真空二重構造体に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特許文献1は、魔法瓶において熱伝導による熱損失の殆どが上端の口部から放散されていることに鑑みてなされたもので、内瓶と外瓶との接合部分である口部にはメッキ層を形成せず、他の部分にメッキ層を設けることにより、保温性能を向上させたステンレス製の魔法瓶が記載されている。
特許文献2には、内瓶と外瓶の口部とをステンレス鋼で構成し、外瓶の他の部分をアルミメッキ鋼で構成することにより、耐食性および耐熱性に優れ、コストの低減を可能とした魔法瓶が記載されている。
特許文献3には、内瓶と外瓶とをアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成し、軽量化および加工性を向上できるようにした魔法瓶が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の真空二重構造体である魔法瓶は、口部を除く予め設定された部分のみ、メッキ層を形成する必要があるため、加工が煩雑であり、生産性が悪いという問題がある。また、特許文献2に記載の魔法瓶は、異種金属を接合する必要があり、その部分に接合不良が生じ易いため、歩留まりが悪いという問題がある。しかも、その生産時の溶接や加熱により錆が生じ易いという問題がある。さらに、特許文献3に記載の魔法瓶は、内瓶および外瓶の形成材料であるアルミニウムまたはアルミニウム合金の熱伝導率が高いため口部からの放熱が多く、保温性能が悪いうえ、強度が弱いという問題がある。
本発明では、保温性能を向上するとともに、強度の低下を抑制し、生産性をも向上可能な真空二重構造体およびその製造方法を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の第1の真空二重構造体は、対向する金属製表面材の間に形成した内部空間にゲッターを配設し、前記内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体において、前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、450℃以上600℃以下の温度雰囲気で前記表面材間の空間を排気または前記ゲッターを活性化させた構成としている。
また、本発明の第2の真空二重構造体は、対向する金属製表面材の間に形成した内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体において、前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、対向する表面材の接合部の各アルミメッキを、溶接により飛散させて互いに非融合状態とした構成としている。
これらの真空二重構造体では、前記空間内に金属箔を更に配設することが好ましい。
また、前記アルミメッキの組成は、アルミとシリコンであることが好ましい。
さらに、前記アルミメッキ鋼板において、前記内部空間の側に位置するアルミメッキの膜厚を、0.05μm以上とすることが好ましい。
さらにまた、前記アルミメッキ鋼板において、前記内部空間と反対側に位置するアルミメッキの膜厚を、10μm以上とすることが好ましい。
また、前記アルミメッキの組成は、アルミとシリコンであることが好ましい。
さらに、前記アルミメッキ鋼板において、前記内部空間の側に位置するアルミメッキの膜厚を、0.05μm以上とすることが好ましい。
さらにまた、前記アルミメッキ鋼板において、前記内部空間と反対側に位置するアルミメッキの膜厚を、10μm以上とすることが好ましい。
また、第1の真空二重構造体の製造方法は、対向する金属製表面材の間に形成される内部空間にゲッターを配設し、前記内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体の製造方法において、前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、450℃以上600℃以下の温度雰囲気で前記表面材間の空間を排気または前記ゲッターを活性化させるものである。
さらに、第2の真空二重構造体の製造方法は、対向する金属製表面材の間に形成される内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体の製造方法において、前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、対向する表面材を、溶接により各アルミメッキが融合しないように接合するものである。
本発明の真空二重構造体では、表面材としてアルミメッキ鋼板を用いているため、ステンレスと比較して加工が容易であり、生産性を向上することができる。また、アルミメッキ鋼板は電気伝導性が良好であるため、電気伝導性に反比例する低放射率を期待できる。そのため、真空とした内部空間内での輻射熱防止作用を得ることが可能であり、保温性能を高めることができる。また、空間に輻射熱防止用の金属箔を配設している場合には、多層での輻射熱防止作用を得ることができる。
また、第1の発明では、450℃以上の温度雰囲気で真空排気またはゲッターを活性化させるため、アルミメッキ鋼板からなる表面材は長時間の使用に耐えることが可能であり、外観上の変化も防止できる。さらに、600℃以下の温度雰囲気で真空排気またはゲッターを活性化させるため、アルミを主成分とする高温酸化層が鉄スケールの生成を抑制するため、急激な酸化消耗を防止できる。
さらに、第2の発明では、対向する表面材の接合部の各アルミメッキを、互いに融合しない(非融合)ように接合しているため、熱伝導率が高いアルミメッキからの熱伝導による放熱を防止でき、保温性能を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る方法により製造した真空二重構造体である真空二重ジャケット10を装着した電気ポット1を示す。この電気ポット1は、本体2の内部に内容器3を収容固定し、内容器3の底にヒータ4を取り付けて湯沸かし可能とするとともに、内容器3の底から本体2の注口5まで揚水管6を接続してポンプ7により給湯を可能としたものである。本体2の上端には蓋体8がヒンジ9により開閉可能に取り付けられ、内容器3の上端開口部から上方への放熱を防止している。本体2と内容器3の間には本発明に係る円筒状の真空二重ジャケット10が設けられ、内容器3の胴部から側方への放熱を防止している。
前記真空二重ジャケット10は、図2(A)に示すように、アルミメッキ鋼板を巻いて長手方向に接合した円筒状の表面材である内側部材11と外側部材14とからなり、首部の無い円筒形状を有している。内側部材11は、上下の端部12A,12Bが中央部13よりも拡径されている。外側部材14は、内側部材11と同じ長さを有するとともに、内側部材11の端部12A,12Bの外径よりやや大きい内径を有している。この外側部材14の外面には、内側から外側へ押し広げることで、周方向に延びる補強用の突起15が長手方向の複数箇所に形成されている。また、外側部材14の下端寄りの内面には、内側から外側へ押し広げることで、ゲッター配設凹部16が形成されている。このゲッター配設凹部16と対向する位置には、図2(B)に示すように、排気孔17が形成され、該排気孔17の周縁の外面には、内側から外側へ押し広げることで、環状の隆起部18が形成されている。この隆起部18にチップ管19が挿入され、溶接により接合されている。チップ管19は内側部材11と外側部材14の間の空間24を排気して真空にした後、封じ切られて、シリコンゴムからなるチップカバー20が被着される。
前記内側部材11と外側部材14とは、外側部材14の内側に内側部材11が挿入され、それぞれの端部がシーム溶接により接合されている。ここで、このシーム溶接とは、円板形状をなす一対の電極を備え、これら電極の間に接合対象部分を配置し、所定電圧を印加することにより、金属材料を連続的に溶接するものである。そして、本実施形態では、図2(C)に示すように、前記接合部21のアルミメッキにチリが発生するように、接合対象部分に対する電極の押圧力や、印加する電圧を過剰ぎみとして接合するように構成している。なお、チリとは、入熱過多により溶接中に溶けた金属材料が飛散する現象およびその飛散物を意味する。これにより、本実施形態では、対向する内側部材11と外側部材14との接合部21の近傍には、互いのアルミメッキが融合していない非融合部22が形成される。なお、図中23は、アルミメッキを施した金属(鉄)が融合して凝固したナゲット部である。
また、図2(A),(B)に示すように、前記内側部材11と外側部材14との間に形成される空間24には、金属箔25とゲッター26とが配設されている。金属箔25は、輻射伝熱を防止するためのもので、前記内側部材11の中央部13の外面に配設した銅やアルミニウムからなる。前記ゲッター26は、空間24内で発生したガスを吸着することにより所望の真空度を維持するもので、前記外側部材14のゲッター配設凹部16に配設されている。
次に、前記構成からなる真空二重ジャケット10の製造方法を説明する。
まず、図2(C)に示すように、鉄からなる母材A1,A2の表裏前面に、アルミメッキを施すことにより、メッキ層B1,B2、C1,C2を形成したアルミメッキ鋼板を製造する。この際、一方のメッキ層B1,B2は、その膜厚(表紙深さ)が0.05μm以上で、他方のメッキ層の膜厚が10μm以上となるように形成する。また、アルミメッキの組成は、アルミニウムとシリコンとからなる。なお、アルミニウムに混合させる成分は、飽和蒸気が低く気化により真空度を低下させる亜鉛などは除き、合金化により融点を下げたり、流動性を向上できるものであればシリコンに限られるものではない。
次に、図3に示すように、内側部材11と外側部材14を製作する。ここで、内側部材11は、薄肉のメッキ層B1が空間24の側である外側に位置し、厚肉のメッキ層C1が空間24と反対の大気の側である内側に位置するように形成する。また、外側部材14は、薄肉のメッキ層B2が空間24の側である内側に位置し、厚肉のメッキ層C2が空間24の反対の大気の側である外側に位置するように形成する。
ついで、内側部材11の外面に金属箔25を巻き付け、その両端を重ね合わせて折り返す。そして、この金属箔25の折返し部25aと180度反対側であって、外側部材14の排気孔17と対向する位置の近傍をスポット溶接して金属箔25を内側部材11に固定する。また、外側部材14のゲッター配設凹部16にゲッター26を取り付ける。
その後、前記内側部材11を外側部材14内に挿入し、内側部材11のスポット溶接部27が外側部材14の排気孔17の近傍と対向する位置の近傍に位置するように、位置決めする。この状態で、内側部材11と外側部材14の端部をシーム溶接により接合する。このシーム溶接作業は、接合部分への押圧力または印加電圧を高くし、接合部分に加わる熱を過多として、メッキ層B1,B2を構成するアルミメッキを溶融させて飛散させる。これにより、その接合部21には、母材A1,A2が融合したナゲット部23が形成されるとともに、チリによりアルミメッキが融合していない非融合部22が形成される。ついで、排気孔17にチップ管19を接合する。
ついで、このようにして得られた二重構造体を450℃以上600℃以下の温度雰囲気となるように加熱炉などで加熱し、その温度雰囲気下で内側部材11と外側部材14の間の空間24を排気するとともに、ゲッター26を活性化させる。このとき、排気孔17と対向する位置の内側部材11の金属箔25は、スポット溶接部27によって内側部材11に固定されているので、金属箔25が排気時の吸引流によって捲れ上がって排気孔17を塞ぐようなことはない。
そして、内側部材11と外側部材14の間の空間24が所定の真空度になると、チップ管19を封じ切り、図2(A)に示すように、チップ管19に保護と安全のためチップカバー20を装着する。
このように構成した真空二重ジャケット10は、表面材である内側部材11および外側部材14を構成する材料としてアルミメッキ鋼板を用いているため、ステンレスと比較して加工が容易であり、生産性を向上することができる。また、アルミメッキ鋼板は電気伝導性が良好であるため、電気伝導性に反比例する低放射率を期待できる。そのため、金属箔25と併せて、真空とした内部空間内での輻射熱防止作用を多層で得ることが可能であり、その結果、保温性能を高めることができる。
また、450℃以上の温度雰囲気で真空排気するとともにゲッター26を活性化させるため、アルミメッキ鋼板からなる内側部材11および外側部材14は長時間の使用に耐えることが可能であり、外観上の変化も防止できる。さらに、600℃以下の温度雰囲気で真空排気またはゲッター26を活性化させるため、アルミを主成分とする高温酸化層が鉄スケールの生成を抑制するため、急激な酸化消耗を防止できる。
さらに、接合時に内側部材11と外側部材14との接合部21の各メッキ層B1,B2を飛散させ、互いに融合しない非融合部22を形成しているため、熱伝導率が高いアルミメッキ層B1,B2からの熱伝導による放熱を防止でき、保温性能を向上できる。なお、接合時にメッキ層B1,B2を部分的に飛散させて非融合部22を形成した本実施形態の構成と、接合部にメッキ層を形成しない構成とした特許文献1に記載の構成は、その完成状態は類似している。しかし、特許文献1は、所定形状でメッキを施す必要があるのに対し、本実施形態では、全面にメッキを施すことができるため、その加工作業性を著しく向上することができる。
さらにまた、内側部材11と外側部材14とを構成するアルミメッキ鋼板は、空間24の側に位置するメッキ層B1,B2を0.05μm以上とし、空間24と反対側に位置するメッキ層C1,C2を10μm以上としているため、水分が付着することによる錆の発生を確実に防止できる。
なお、本発明の真空二重構造体およびその製造方法は、前記実施形態のような電気ポット1の真空二重ジャケット10に限らず、魔法瓶に使用される真空二重瓶、電気ポット1の内容器3として使用される真空二重容器、真空二重パイプ、断熱パネル等にも適用することができるものである。また、表面材は、前記実施形態の内側部材11および外側部材14のように別体に限られず、平坦な外形をなす前記断熱パネルなどでは、一枚の板材を折り曲げて対向する表面材を構成することも可能である。
10…真空二重ジャケット(真空二重構造体)
11…内側部材(表面材)
14…外側部材(表面材)
21…接合部
22…非融合部
23…ナゲット部
24…空間
25…金属箔
26…ゲッター
A1,A2…母材
B1,B2…空間側のメッキ層
C1,C2…大気側のメッキ層
11…内側部材(表面材)
14…外側部材(表面材)
21…接合部
22…非融合部
23…ナゲット部
24…空間
25…金属箔
26…ゲッター
A1,A2…母材
B1,B2…空間側のメッキ層
C1,C2…大気側のメッキ層
Claims (8)
- 対向する金属製表面材の間に形成した内部空間にゲッターを配設し、前記内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体において、
前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、450℃以上600℃以下の温度雰囲気で前記表面材間の空間を排気または前記ゲッターを活性化させたことを特徴とする真空二重構造体。 - 対向する金属製表面材の間に形成した内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体において、
前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、対向する表面材の接合部の各アルミメッキを、溶接により飛散させて互いに非融合状態としたことを特徴とする真空二重構造体。 - 前記空間内に金属箔を更に配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空二重構造体。
- 前記アルミメッキの組成は、アルミとシリコンであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の真空二重構造体。
- 前記アルミメッキ鋼板において、前記内部空間の側に位置するアルミメッキの膜厚を、0.05μm以上としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の真空二重構造体。
- 前記アルミメッキ鋼板において、前記内部空間と反対側に位置するアルミメッキの膜厚を、10μm以上としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の真空二重構造体。
- 対向する金属製表面材の間に形成される内部空間にゲッターを配設し、前記内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体の製造方法において、
前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、450℃以上600℃以下の温度雰囲気で前記表面材間の空間を排気または前記ゲッターを活性化させることを特徴とする真空二重構造体の製造方法。 - 対向する金属製表面材の間に形成される内部空間を排気して封止してなる真空二重構造体の製造方法において、
前記表面材として、全ての表面にアルミメッキを施したアルミメッキ鋼板を用い、対向する表面材を、溶接により各アルミメッキが融合しないように接合することを特徴とする真空二重構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005015739A JP2006198324A (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 真空二重構造体およびその製造方法 |
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JP2005015739A JP2006198324A (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 真空二重構造体およびその製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009189623A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 断熱容器 |
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2005
- 2005-01-24 JP JP2005015739A patent/JP2006198324A/ja active Pending
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JP2009189623A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 断熱容器 |
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