JP2006182479A - エレベータドアの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアパネルの重量が大幅に変更されても、振動や騒音が小さく、ドア開閉時間が変わらずにドアの開閉を制御するエレベータドアの制御装置を提供する。
【解決手段】エレベータドアの制御装置は、エレベータドアを開閉するモータに対する速度指令とフィードバックされた上記モータの速度との速度偏差を可変のゲインで制御して得られるトルク指令を上記モータに入力して上記エレベータドアの開閉制御を行うエレベータドアの制御装置において、異なる大きさの複数の上記ゲインが予め記憶されているゲインテーブルと、階床毎にエレベータドアの開放または閉鎖1回当たりの上記速度偏差の絶対値の積算値を求める速度偏差積算部と、上記積算値が予め定められた許容値を超えたとき、そのときのゲインの次に大きいゲインに変更するゲイン変更要否判断部と、を有するゲイン設定部が備えられた。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータドアの開閉を制御するエレベータドアの制御装置に関する。
従来のエレベータドアの制御装置は、停止階床データ、ドア開閉指令、検出電流値、モータ回転速度、開閉位置情報を帰還して、停止した階床に対応するドア開閉速度パターンに合わせてドアモータに要求されるトルク指令値に相当する電流指令値を帰還制御する。
しかし、ドア制御の制御応答速度を決めるゲイン定数を一定にしているため、現地でのドア重量の変更やドア据付性能の差異により、エレベータドアの開閉速度指令に対する実際のドア速度の追従が悪くなり、振動、ドア枠とドアパネルとの接触による騒音が発生している。そこで、過去複数回のドア開閉におけるドア総トルクとドアモータの角加速度とからドア重量を同定し、そのドア重量に基づいてドア開閉速度パターンを補正し、例えば重量が増した時には開閉速度を落とすことにより、結果的にトルク指令を減少している(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−159461号公報
しかし、ドアの開閉速度を落とすことにより対処すると、ドア開閉時間が長くなるので利用者が待ち時間への不満を抱くとともに、エレベータの運用効率が悪化するという問題がある。
この発明の目的は、ドアパネルの重量が大幅に変更されても、振動や騒音が小さく、ドア開閉時間が変わらずにドアの開閉を制御するエレベータドアの制御装置を提供することである。
この発明に係わるエレベータドアの制御装置は、エレベータドアを開閉するモータに対する速度指令とフィードバックされた上記モータの速度との速度偏差を可変のゲインで制御して得られるトルク指令を上記モータに入力して上記エレベータドアの開閉制御を行うエレベータドアの制御装置において、異なる大きさの複数の上記ゲインが予め記憶されているゲインテーブルと、階床毎にエレベータドアの開放または閉鎖1回当たりの上記速度偏差の絶対値の積算値を求める速度偏差積算部と、上記積算値が予め定められた許容値を超えたとき、そのときのゲインの次に大きいゲインに変更するゲイン変更要否判断部と、を有するゲイン設定部が備えられた。
この発明に係わるエレベータドアの制御装置の効果は、速度パターンと実速度との偏差の積算値が予め定められた許容値より大きいとき、速度偏差からトルク指令を算出する速度制御部のゲインを大きくして帰還制御し、実速度を速度パターンに追従させることができるので、ドア開閉時間を変えなくてもドア重量の変更に伴って起こる振動や騒音を小さいままに維持できる。
図1は、この発明の実施の形態に係わるエレベータドアの制御装置のブロック図である。
実施の形態に係わるエレベータドアの制御装置は、エレベータの各乗場に備えられている乗場ドアを制御すると同時に、乗りかごに備えられている乗りかごドアも乗場ドアの開閉パターンに合わせて制御する。但し、一般的に乗場ドアの重さが異なることが多いので、以下の説明において乗場ドアの制御に絞って説明行うが、乗りかごドアの開閉の制御も同様に行うことができる。
この実施の形態に係わるエレベータドアの制御装置が備えられているエレベータは、階床数がMのビルに備えられおり、1階からM階の乗場にそれぞれエレベータの昇降路に空いた開口を開閉する乗場ドアが設けられている。乗場ドアは、それに接続されているエレベータドア機構部1がモータ2により駆動されることにより開閉される。モータ2は、電源3から供給される電力をインバータ4により制御することにより回転制御されている。このようにエレベータドアの駆動手段は、エレベータドア機構部1、そのエレベータドア機構部1を駆動するモータ2およびモータ2を駆動するインバータ4から構成されている。
次に、エレベータドア制御装置6について説明する。
エレベータドア制御装置6は、あらかじめ設定されている速度パターンに従うように乗場ドアの速度を制御する。そして、エレベータドア制御装置6では、乗場ドアの速度をモータ2の回転速度に変換し、モータ2の回転速度に関してフィードバック制御を行っている。そのため、モータ2の回転軸7には、パルス発生器8が取り付けられ、パルス発生器8から回転軸7の回転に従ったパルス信号が出力されるとともに回転軸7の位相θが出力される。
そして、速度変換部9は、パルス発生器8からのパルス信号が入力され、モータ2の実モータ速度ωREALを算出する。
一方、速度指令部10には、図2に示すような、時刻TOから時刻TOまでの開放時間に亘って、また時刻TCから時刻TCまでの閉鎖時間に亘って、モータの速度ωREFが設定モータ速度パターンとしてあらかじめ設定されて記憶されている。
そして、速度指令部10は、外部から開放開始指令または閉鎖開始指令を受信すると、その時刻を時刻TOまたは時刻TCに合わして、時刻の推移に従って設定モータ速度パターンに従った速度指令ωREFを加算信号として第1の加算器11に入力する。
第1の加算器11には、速度変換部9からの実モータ速度ωREALが減算信号として入力されている。
そこで、第1の加算器11は、速度指令ωREFから実モータ速度ωREALを減算して速度偏差Δωを算出し、その速度偏差Δωを速度制御部12に入力する。
速度制御部12は、入力された速度偏差ΔωをゲインGが可変可能な伝達関数Hに従ってトルク指令値IREFを算出し、第2の加算器13に入力する。
一方、インバータ4から出力され、電流検出器14で検出される実モータ電流IREALが減算信号として第2の加算器13に入力される。
第2の加算器13は、トルク指令値IREFから実モータ電流IREALを減算してトルク偏差ΔIを算出し、電流制御部15に入力する。
電流制御部15は、トルク偏差ΔIとパルス発生器8から入力された位相θとから電流指令値Iを算出し、インバータ4に送信する。
このようにして、エレベータドアの開閉のフィードバック制御が行われる。
次に、速度制御部12の伝達関数HのゲインGを変更するゲイン設定部17について説明する。
速度偏差積算部21は、第1の加算器11から出力される速度偏差Δωを、サンプリング周期α毎にサンプリングしてサンプリング値Δω(i×α)を得る。そして、そのサンプリング値Δω(i×α)の絶対値|Δω(i×α)|を算出し、開放開始指令または閉鎖開始指令を受信してから開放完了信号または閉鎖完了信号を受信するまでの間のサンプリング値絶対値|Δω(i×α)|を積算して速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|を求める。
積算値記憶部22は、許容値記憶部23に予め記憶されている速度偏差許容値WLIMITをk倍して予め定められた閾値としての上限許容値(k×WLIMIT)を算出し、速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|がその上限許容値(k×WLIMIT)以上のとき、得られた速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|が不正常な乗場ドアの動作に基づくものであると判断し、記憶しない。逆に、速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|が上限許容値(k×WLIMIT)未満のとき、インデックスpに1を加算してそれをインデックスpとし、そのインデックスpに該当するレジスタ24に速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|を記憶する。そして、インデックスpが5であるか否かを判断し、インデックスpが5のとき、インデックスpを0に変更し、ゲイン見直し指令を出力する。インデックスpが5未満のとき、新たな速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|の入力を待機する。なお、kは速度偏差積算値の妥当性を判断するためのものであるので、1.5または2.0である。
偏差積算値平均部25は、ゲイン見直し指令が入力されたとき、積算値記憶部22のレジスタ24から5つの速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|を読み出し、それらを平均して比較値としての速度偏差積算平均値WAVRを算出する。
ゲイン変更要否判断部26は、速度偏差積算平均値WAVRを速度偏差許容値WREFと比較し、速度偏差積算平均値WAVRが速度偏差許容値WREFを超えているとき、現在指定されているゲインGがゲインテーブル27に登録されているゲインG〜Gのうち最大ゲインGであるか否かを判断する。現在指定されているゲインGが最大ゲインGの場合、ゲイン生成指令を発生する。現在指定されているゲインGが最大ゲインGでない場合、ゲインテーブル27の現在指定されているゲインGの次に大きなゲインGk+1を速度制御部12の伝達関数Hに代入する。
また、ゲイン変更要否判断部26は、速度偏差積算平均値WAVRが速度偏差許容値WREF以下のとき、現在指定されているゲインGのままでよいので速度制御部12の伝達関数Hを変更しない。
ゲイン生成部28は、ゲイン生成指令を受信したとき、図3に示すように、ゲインテーブル27に登録されている最小ゲインGと最大ゲインGを読み出し、最小ゲインGに数aから数aを掛けて5つの加算値a×G、a×G、a×G、a×G、a×Gを求め、次に、最大ゲインGに5つの加算値をそれぞれ加算して、新たなゲイン(G =G+a×G)、(G =G+a×G)、(G =G+a×G)、(G =G+a×G)、(G =G+a×G)を求めてゲインテーブル27に追加登録し、ゲイン(G =G+a×G)を速度制御部12の伝達関数Hに代入する。なお、数a〜aは、最大ゲインGから少しづつゲインを大きくして最適ゲインを探るための値なので、1.0以下の数である。
次に、ゲインテーブル27への登録について説明する。
エレベータの設計段階で法定あるいは規定に従って決められたエネルギー仕様に基づいてドアパネル重量に関する適用最大重量が決められる。同時に、適用最小重量も決められている。
ゲインテーブル27は、設計の段階または試作の段階で、適用最小重量から適用最大重量の間で10kgづつ異なる最軽量ドアから最重量ドアまでN種類の乗場ドアを用意し、速度制御部12の伝達関数Hのゲイン(伝達利得)Gを可変しながら、速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|が最も小さくなるゲインをそれぞれの乗場ドアのゲインG〜Gとして登録されている。
次に、ゲイン設定部17の動作について図4を参照して説明する。
ステップ(以下の説明においてSと略記する。)101では、速度偏差積算部21は、乗場ドアの開閉動作が開始されることを意味する開閉開始信号を受信したか否かを判断する。開閉開始信号を受信したとき、S102へ進み、開閉開始信号を受信していないとき、S101を繰り返す。
S102では、速度偏差積算部21は、速度偏差Δωをサンプリング周期αでサンプリングし、そのサンプリング値の絶対値|Δω(i×α)|を算出し、絶対値|Δω(i×α)|を積算し、S103へ進む。
S103では、速度偏差積算部21は、乗場ドアの開閉動作が完了したことを意味する開閉完了信号を受信したか否かを判断する。開閉完了信号を受信したとき、それまでに積算してきた速度偏差の絶対値の積算値を速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|とし、S104へ進む。開閉完了信号を受信していないとき、S102へ戻る。
S104では、積算値記憶部22は、許容値記憶部23に記憶されている速度偏差許容値WLIMITを読み出し、それにkを掛けて上限許容値(k×WLIMIT)を求める。そして、速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|と上限許容値(k×WLIMIT)とを比較し、速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|が上限許容値(k×WLIMIT)を超えているとき、S101へ戻る。速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|が上限許容値(k×WLIMIT)以下のとき、S105へ進む。
S105では、積算値記憶部22は、インデックスpに1を加算し、その和をインデックスpとしてS106へ進む。
S106では、積算値記憶部22は、インデックスpに該当するレジスタ24に速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|を記憶してS107へ進む。
S107では、積算値記憶部22は、インデックスpが5であるか否かを判断する。インデックスpが5のとき、インデックスpを0にし、ゲイン見直し指令を偏差積算値平均部25に送信してS108へ進む。インデックスpが5未満のとき、S101へ戻る。
S108では、偏差積算値平均部25は、インデックス1からインデックス5に該当するレジスタ24に記憶されている5個の速度偏差積算値Σ|Δω(i×α)|を読み出し、それを平均して速度偏差積算平均値WAVRを算出し、S109へ進む。
S109では、ゲイン変更要否判断部26は、速度偏差積算平均値WAVRと許容値記憶部23に記憶されている速度偏差許容値WLIMITとを比較し、速度偏差積算平均値WAVRが速度偏差許容値WLIMITを超えているとき、S110へ進む。速度偏差積算平均値WAVRが速度偏差許容値WLIMIT以下のとき、ゲイン見直しを終了する。
S110では、ゲイン変更要否判断部26は、速度制御部12の現時点におけるゲインGがゲインテーブル27に登録されている最大ゲインGであるか否かを判断する。現時点におけるゲインGが最大ゲインGでないとき、S111へ進む。現時点におけるゲインGが最大ゲインGであるとき、ゲイン生成指令をゲイン生成部28に送信し、S112へ進む。
S111では、ゲイン変更要否判断部26は、ゲインテーブル27に登録されているゲインのうち、現時点のゲインGの次に大きいゲインGk+1を速度制御部12の伝達関数Hに代入してゲイン見直しを終了する。
S112では、ゲイン生成部28は、ゲイン生成指令を受信したとき、ゲインテーブル27に登録されている最小ゲインGと最大ゲインGを読み出し、最小ゲインGに数aから数aを掛けて5つの加算値a×G、a×G、a×G、a×G、a×Gを求め、次に、最大ゲインGに5つの加算値をそれぞれ加算して、新たなゲイン(G+a×G)、(G+a×G)、(G+a×G)、(G+a×G)、(G+a×G)を求めてゲインテーブル27に追加登録して、S113へ進む。
S113では、ゲイン生成部28は、ゲイン(G+a×G)を速度制御部12の伝達関数Hに代入してゲイン見直しを終了する。
このようなエレベータドア制御装置は、速度偏差を積算し、その積算値が速度偏差許容値を超えるとき、次に大きいゲインの伝達関数を用いて速度偏差に基づくトルク指令を求めるので、速度パターンに従って乗場ドアの開閉が行われ、開閉に係わる時間が長くならず、交通時間の低減や乗客に与えるイライラ度も低減することができる。
また、ドアに関する当たり音、振動、挟まれたときの衝撃などが少なくなる最適な速度パターンを設定しておけば、速度パターンが変わらないので、いつも最適な状態でドアの開閉が行われる。
また、積算値と予め定められた閾値とを比較し、積算値が閾値より大きいときその積算値を後続の処理で用いないので、突発的な外乱が制御に影響を与えることを防止できる。
また、積算値の平均値と予め定められた許容値とを比較するので、頻繁にゲインが変更されることが防止できる。
また、乗場ドアの重量が設計段階における適用最大重量よりも重い乗場ドアを設置されても、想定していた最重量ドアより重いドアに適する伝達関数を生成できるので、そのような場合にも対応することができる。
また、10kgづつ重量が異なるドアパネルを用いて速度偏差の積算値が最小になるゲインがゲインテーブルに記憶されているので、広範囲のドア重量の変動に柔軟に対応することができる。
なお、速度偏差積算値の平均値を速度偏差許容値と比較してゲインを変更するか否かを判断した例を上述の実施の形態で説明したが、速度偏差積算値が算出された都度速度偏差許容値と比較してもよい。
この発明の実施の形態に係わるエレベータドアの制御装置のブロック図である。 速度指令と実モータ速度との関係を説明する図である。 実施の形態1に係わるゲイン生成部の機能ブロック図である。 実施の形態に係わるゲイン設定部の動作についてのフローチャートである。
符号の説明
1 エレベータドア機構部、2 モータ、3 電源、4 インバータ、6 エレベータドア制御装置、7 回転軸、8 パルス発生器、9 速度変換部、10 速度指令部、11 加算器、12 速度制御部、13 加算器、14 電流検出器、15 電流制御部、17 ゲイン設定部、21 速度偏差積算部、22 積算値記憶部、23 許容値記憶部、24 レジスタ、25 偏差積算値平均部、26 ゲイン変更要否判断部、27 ゲインテーブル、28 ゲイン生成部。

Claims (6)

  1. エレベータドアを開閉するモータに対する速度指令とフィードバックされた上記モータの速度との速度偏差を可変のゲインで制御して得られるトルク指令を上記モータに入力して上記エレベータドアの開閉制御を行うエレベータドアの制御装置において、
    異なる大きさの複数の上記ゲインが予め記憶されているゲインテーブルと、
    階床毎にエレベータドアの開放または閉鎖1回当たりの上記速度偏差の絶対値の積算値を求める速度偏差積算部と、
    上記積算値が予め定められた許容値を超えたとき、そのときのゲインの次に大きいゲインに変更するゲイン変更要否判断部と、
    を有するゲイン設定部が備えられたことを特徴とするエレベータドアの制御装置。
  2. エレベータドアを開閉するモータに対する速度指令とフィードバックされた上記モータの速度との速度偏差を可変のゲインで制御して得られるトルク指令を上記モータに入力して上記エレベータドアの開閉制御を行うエレベータドアの制御装置において、
    異なる大きさの複数の上記ゲインが予め記憶されているゲインテーブルと、
    階床毎にエレベータドアの開放または閉鎖1回当たりの上記速度偏差の絶対値の積算値を求める速度偏差積算部と、
    複数の上記積算値の平均値を求める偏差積算値平均部と、
    上記平均値が予め定められた許容値を超えたとき、そのときのゲインの次に大きいゲインに変更するゲイン変更要否判断部と、
    を有するゲイン設定部が備えられたことを特徴とするエレベータドアの制御装置。
  3. 上記ゲインテーブルは、異なる重量の複数のエレベータドアに関して、それぞれゲインを可変したときに最も小さい上記速度偏差の絶対値の積算値になるときのゲインが記憶されていることを特徴とする請求項1または2に記載するエレベータドアの制御装置。
  4. 上記ゲイン設定部は、上記積算値が予め定められた閾値より大きいときには、該積算値を無視することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載するエレベータドアの制御装置。
  5. 上記ゲイン設定部は、さらに、現時点のゲインが上記ゲインテーブルに記憶されているゲインのうち最も大きいゲインであり、かつ上記積算値が上記許容値を超えたとき、上記最も大きいゲインより大きいゲインを生成して上記ゲインテーブルに追加するゲイン生成部を有することを特徴とする請求項1、3、4のいずれか一項に記載するエレベータドアの制御装置。
  6. 上記ゲイン設定部は、さらに、現時点のゲインが上記ゲインテーブルに記憶されているゲインのうち最も大きいゲインであり、かつ上記平均値が上記許容値を超えたとき、上記最も大きいゲインより大きいゲインを生成して上記ゲインテーブルに追加するゲイン生成部を有することを特徴とする請求項2、3、4のいずれか一項に記載するエレベータドアの制御装置。
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