JP2006182275A - 作業機械 - Google Patents

作業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2006182275A
JP2006182275A JP2004380073A JP2004380073A JP2006182275A JP 2006182275 A JP2006182275 A JP 2006182275A JP 2004380073 A JP2004380073 A JP 2004380073A JP 2004380073 A JP2004380073 A JP 2004380073A JP 2006182275 A JP2006182275 A JP 2006182275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
intercooler
radiator
air
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004380073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4523401B2 (ja
Inventor
Uta Takahashi
詠 高橋
Masaya Okamoto
昌也 岡本
Yoshihiro Ito
善大 伊藤
Seiji Nakagawa
誠司 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
TCM Corp
Hitachi Furukawa Construction Machinery Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
TCM Corp
Hitachi Furukawa Construction Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd, TCM Corp, Hitachi Furukawa Construction Machinery Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004380073A priority Critical patent/JP4523401B2/ja
Publication of JP2006182275A publication Critical patent/JP2006182275A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4523401B2 publication Critical patent/JP4523401B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】第1熱交換器の前方で空気の流れに対して第1熱交換器と直列に配置され、互いに上下に並列に配置される第2,第3熱交換器を備えるものにおいて、第2,第3熱交換器と第1熱交換器との間に清掃作業スペースを形成する作業が簡単な作業機械の提供。
【解決手段】ラジエータ32(第1熱交換器)を支持フレーム40に固定し、ラジエータ32の前方において、インタークーラ33(第2熱交換器)の下端部がラジエータ32に対して離隔した状態であって上端部がラジエータ32に対して近接した状態となるようインタークーラ33を傾けて配置し、このインタークーラ33の下端部側においてラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される下部開口部43を塞ぐ位置にオイルクーラ34(第3熱交換器)を配置し、このオイルクーラ34をヒンジ35,36により支持フレーム40に取付けてラジエータ32から離れる方向への回動を可能にした。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気の流れを発生させるファンと、空気の流通により冷却される複数の熱交換器と、空気の吸込口および排出口を有しファンおよび複数の熱交換器を格納する機械室とを備える作業機械に関する。
従来の作業機械としては、例えば特許文献1に示される従来技術がある。この従来技術は、空気の流れを発生させるファンと、空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器、例えばラジエータ、インタークーラ、オイルクーラと、空気の吸入口および排出口を有しファン、ラジエータ、インタークーラおよびオイルクーラを格納する機械室とを備えている。
機械室内に形成されるスペースの前側は、エンジンが配置されるエンジンルームであり、後側はファンおよび第1〜第3熱交換器が配置されるクーリングルームである。これらエンジンルームとクーリングルームは、隔壁によって仕切られている。ファンは、吸い込み型のファンからなり、クーリングルームの後部に配置されている。空気の吸入口は、クーリングルームの前部に設けられており、空気の排出口は、ファンの後方であって機械室の後端部に設けられている。
ラジエータは、ファンの前方に配置され、支持フレームを介して固定されている。インタークーラとオイルクーラのそれぞれは、ラジエータの前方で空気の流れに対してラジエータと直列に配置されている。オイルクーラはインタークーラの下方に配置されている。
インタークーラは、肉厚で大径の配管によりエンジンに接続されているとともに、ラジエータの支持フレームに、ラジエータから離れる方向へ回動可能に設けられている。インタークーラを回動可能にする構造は、支持フレームの左右両側部のそれぞれから前方に延設される一対の第1ブラケットのそれぞれと、インタークーラ上部の左右両側部のそれぞれから前方に延設された一対の第2ブラケットのそれぞれとを回動可能に結合させてなる。これにより、インタークーラの回動中心がインタークーラの上部の前方であってインタークーラから離隔した位置に設定され、この結果、インタークーラをラジエータから離れる方向へ回動させる際に、インタークーラの回動に伴う配管の変形量が小さくて済むようになっている。
このように構成された従来技術では、作業者は、例えばラジエータの前面を清掃する際に、インタークーラをラジエータから離れる方向へ回動させることによって、インタークーラとラジエータとの間に、清掃用具を挿入可能な清掃作業スペースを形成する。
そして、清掃終了後、作業者はインタークーラをラジエータに近づく方向に回動させて、ラジエータに近接した元の位置に戻す。ラジエータが元の位置にある状態では、隔壁とインタークーラとの間に空気を導くのに十分な導風スペースが形成されている。
特開2002−264665公報
前述した従来技術では、インタークーラ(第2熱交換器)の回動に伴う配管の変形量を小さくするために、インタークーラの回動中心を、インタークーラ上部の前方であってインタークーラから離れた位置に設定してある。このため、インタークーラを回動可能する構造が複雑となって組立性、製造コスト等が悪化するという問題がある。
また、前述した従来技術において、インタークーラ(第2熱交換器)と同様にオイルクーラ(第3熱交換器)もラジエータ(第1熱交換器)から離れる方向へ回動可能に設ける場合、インタークーラおよびオイルクーラとラジエータとの間に清掃作業スペースを形成する際に、インタークーラとオイルクーラの両方を回動させる必要がある。つまり、インタクーラおよびオイルクーラとラジエータとの間に清掃作業スペースを形成する作業が煩雑になるという問題が生じる。
本発明の第1の目的は、第1熱交換器の前方に配置され、空気の流れに対してこの第1熱交換器と直列に配置される第2熱交換器を備えるものにおいて、第2熱交換器へ空気を導くための導風スペースの確保と、第1熱交換器と第2熱交換器との間の清掃作業スペースの確保とを、第2熱交換器を回動可能に設けることなく実現できる作業機械を提供することにある。
本発明の第2の目的は、第1熱交換器の前方で空気の流れに対して第1熱交換器と直列に配置され、互いに上下に並列に配置される第2,第3熱交換器を備えるものにおいて、第2,第3熱交換器と第1熱交換器との間に清掃作業スペースを形成する作業を簡単に行うことができる作業機械を提供することにある。
〔1〕 本発明は、前述した第1の目的を達成するために、空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1,第2熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1,第2熱交換器を格納する機械室とを備え、前記第2熱交換器が前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置される作業機械において、前記第2熱交換器の上端部および下端部のいずれか一方が前記第1熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態であって、他方が前記第1の熱交換器に近接した状態となるように前記第2の熱交換器を前記第1の熱交換器に対して傾けて配置したことを特徴とする。
このように構成した本発明では、第2熱交換器の上端部および下端部の一方が第1熱交換器との間に所定の間隔を有した状態となるように第2の熱交換器を第1熱交換器に対して傾けて配置してある。これにより、第2熱交換器の前方に隔壁等の部材が立設させた場合であっても、その部材と第2熱交換器との間に、空気を導くための導風スペースを形成することができる。さらに、第2熱交換器と第1熱交換器との間に空間が形成され、これを清掃作業スペースとして利用することができる。つまり、本発明では、第2熱交換器へ空気を導くための導風スペースの確保と、第1熱交換器と第2熱交換器との間の清掃作業スペースの確保とを、第2熱交換器を回動可能に設けることなく実現できる。
〔2〕 本発明は、前述した第1の目的を達成するために、空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1〜第3熱交換器を格納する前記機械室とを備え、前記第2,第3熱交換器のそれぞれが前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置されるとともに、前記第2,第3熱交換器が上下に並列に配置される作業機械において、前記第2,第3熱交換器のうちの上側に配置する熱交換器を、その上端部が前記第1熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態であって、下端部が前記第1熱交換器に近接した状態となるように前記第1の熱交換器に対して傾けて配置し、前記第2,第3熱交換器のうちの下側に配置する熱交換器を、その上端部が前記第1熱交換器に対して近接した状態であって、下端部が前記第1の熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態となるように前記第1の熱交換器に対して傾けて配置したことを特徴とする。
このように構成した本発明では、第2熱交換器へ空気を導くための導風スペースの確保と、第1熱交換器と第2熱交換器との間の清掃作業スペースの確保とを、第2熱交換器を回動可能に設けることなく実現できる。さらに、第3熱交換器へ空気を導くための導風スペースの確保と、第1熱交換器と第3熱交換器との間の清掃作業スペースの確保とを、第3熱交換器を回動可能に設けることなく実現できる。
〔3〕 本発明は、前述した第2の目的を達成するために、空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1〜第3熱交換器を格納する前記機械室とを備え、前記第2,第3熱交換器のそれぞれが前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置されるとともに、前記第2,第3熱交換器が上下に並列に配置される作業機械において、前記第2熱交換器を前記第1熱交換器との間に所定の間隔を有して配置し、前記第1熱交換器と前記第2熱交換器との間に形成される空間の上面側に形成される上部開口部、および、前記空間の下面側に形成される下部開口部のいずれか一方を塞ぐ位置に、前記第3熱交換器を配置し、前記第3熱交換器を、左右両側部の一方側を中心として回動可能に設けることを特徴とする。
このように構成した本発明では、第3熱交換器のみを第1熱交換器から離れる方向へ回動させることによって、第2,第3熱交換器と第1熱交換器との間に清掃作業スペースを形成することができるので、第2,第3熱交換機と第1熱交換器との間に清掃作業スペースを形成する作業を簡単に行うことができる。
また、第2熱交換器の上端部側において第1熱交換器と第2熱交換器との間に形成される上部開口部、および、第2熱交換器の下端部側において第1熱交換器と第2熱交換器との間に形成される下部開口部の一方を塞ぐ位置に、第3熱交換器を配置してあるので、上部開口部または下部開口部から第2熱交換器と第1熱交換器との間への空気の浸入を防止できる。
〔4〕 本発明は、前述の第2の目的を達成するために、空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1〜第3熱交換器を格納する前記機械室とを備え、前記第2,第3熱交換器のそれぞれが前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置されるとともに、前記第2,第3熱交換器が上下に並列に配置される作業機械において、前記第2熱交換器の上端部および下端部の一方が前記第1熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態であって、他方が前記第1の熱交換器に近接した状態となるように前記第2の熱交換器を第1の熱交換器に対して傾けて配置し、前記第1の熱交換器と前記第2熱交換器との間に形成される空間の上面側または下面側に形成される開口部を塞ぐ位置に、前記第3熱交換器を配置し、前記第3熱交換器を、左右両側部の一方側を中心として回動可能に設けることを特徴とする。
このように構成した本発明では、第3熱交換器のみを第1熱交換器から離れる方向へ回動させることによって、第2,第3熱交換器と第1熱交換器との間に清掃作業スペースを形成することができるので、第2,第3熱交換機と第1熱交換器との間に清掃作業スペースを形成する作業を簡単に行うことができる。
また、第2熱交換器を傾けて配置してあるので、第2熱交換器の前方に隔壁等の部材が立設させた場合であっても、その部材と第2熱交換器との間、すなわち第2熱交換器の前方に、空気を導くための導風スペースを確実に形成することができる。
また、第2熱交換器の上端部および下端部の他方を、第1熱交換器に近接させてあるので、第2熱交換器の他方の端部側から第1熱交換器と第2熱交換器との間への空気の浸入を防止できる。
〔5〕 本発明は、〔1〕〜〔4〕のいずれか1に記載の発明において、前記第1熱交換器の左右両側部と前記第2熱交換器の左右両側部とを一対のブラケットを介して固定し、この一対のブラケットのそれぞれを、前記第1熱交換器と前記第2の熱交換器との間に形成される空間の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部を塞ぐように配置したことを特徴とする。
このように構成した本発明では、一対のブラケットによって前記第1熱交換器と前記第2の熱交換器との間に形成される空間の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部から第1熱交換器と第2熱交換器との間への空気が浸入することを防止できる。
〔6〕 本発明は、〔2〕記載の発明において、前記第1熱交換器の左右両側部と前記第3熱交換器の左右両側部とを一対のブラケットを介して固定し、この一対のブラケットのそれぞれを、前記第1熱交換器と前記第3の熱交換器のとの間に形成される空間の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部を塞ぐように配置したことを特徴とする。
このように構成した本発明は、一対のブラケットによって前記第1熱交換器と前記第3の熱交換器のとの間に形成される空間の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部から第1熱交換器と第3熱交換器との間へ空気が浸入することを防止できる。
本発明の作業機械は、第1熱交換器の前方に配置され、空気の流れに対してこの第1熱交換器と直列に配置される第2熱交換器を備えるものにおいて、第2熱交換器へ空気を導くための導風スペースの確保と、第1熱交換器と第2熱交換器との間の清掃作業スペースの確保とを、第2熱交換器を回動可能に設けることなく実現できる。
また、第1熱交換器の前方に配置され、空気の流れに対してこの第1熱交換器と直列に配置されるとともに、互いに上下に並列に配置される第2,第3熱交換器を備えるものにおいて、第2,第3熱交換器と第1熱交換器との間に清掃作業スペースを形成する作業を簡単にすることができる。
<第1の実施形態>
本発明の作業機械の第1の実施形態について、図1〜3を用いて説明する。図1は、本発明が採用される作業機械の側面図、図2は、図1に示す機械室の拡大側面図、図3は、図1に示す機械室内を示す側面図である。
第1の実施形態は、作業機械、例えば図1に示すホイールローダ1に適用したものである。このホイールローダ1は、運転室3および機械室4を有する車体2と、前輪5および後輪6と、前輪5が配置される車体2の前部に上下方向へ回動可能に結合された作業機7とを備えている。
図3に示すように、機械室4内に形成されるスペースの前側は、エンジン9が配置されるエンジンルーム8であり、後側は冷却装置30が配置されるクーリングルーム10である。これらエンジンルーム8とクーリングルーム10とは、騒音を低減するために隔壁11によって仕切られている。
図2に示すように、エンジンルーム8の側部には、エンジンルーム8の開放を可能にする第1扉12を設けてある。この第1扉12の上縁部の前後2箇所は、エンジンルーム8の上部を形成するルームカバー上部4aに、ヒンジ13,14により取付けてあり、これによって、第1扉12は、そのヒンジ13、14を中心として上方へ回動可能になっている。第1扉12の下縁部には、第1扉12を開く際に把持される把持部15を設けてある。
クーリングルーム10の側部には、クーリングルーム10の開放を可能にする第2扉16を設けてある。第2扉16の後縁部の上下2箇所は、クーリングルーム10の側部にヒンジ17,18により取付けてあり、これによって、第2扉16は、そのヒンジ17,18を中心として後方へ回動可能になっている。この第2扉16の前縁部には、第2扉16を開く際に把持される把持部19を設けてある。
また、第2扉16には、外気をクーリングルーム10内に取込むための多数の側部吸入口20を設けてある。この側部吸入口20は、第2扉16の前部を格子状に形成することによって設けてある。また、図3に示すように、クーリングルーム10の上部にも上部吸入口21を設けてある。また、クーリングルーム10の後端には、冷却装置30からの空気を排出するための排出口22を設けてある。この排出口22は、グリル23により覆ってある。
冷却装置30は、クーリングルーム10の後部に配置され油圧モータ(図示しない)により駆動されて空気の流れを発生する吸い込み型のファン31と、空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器、例えばラジエータ32、インタークーラ33およびオイルクーラ34とを備えている。
ラジエータ32は、ファン31の前方に配置してある。ラジエータ32とファン31は、支持フレーム40に固定してある。支持フレーム40は、機械室4の下部を形成するルームカバー下部4b上に立設してある。インタークーラ33とオイルクーラ34は、ラジエータ32の前面側に、空気の流れに対してラジエータ32と直列に配置してあるとともに、互いに上下に並列に配置してある。
特にこの第1の本実施形態では、インタークーラ33を上方に、オイルクーラ34を下方に並列配置し、インタークーラ33の下端部をラジエータ32から所定の間隔を有して離れた状態とし、上端部がラジエータ32に対して近接した状態となるように、インタークーラ33をラジエータ32に対して傾けて配置してある。すなわち、ラジエータ32とインタークーラ33との間に左右両側面部と下面部とが開口する空間45が形成される。
また、オイルクーラ34は、図3に示すようにラジエータ32に対して近接した状態から離れる方向への回動が可能となるように設けてある。つまり、オイルクーラ34の右側部の上下2箇所を、ヒンジ35,36により支持フレーム40に取付けて、オイルクーラ34をその右端部側を中心として回動可能にしてオイルクーラ34およびラジエータ32の対面する各面を開放できるようにしてある。
また、オイルクーラ34の左側部および支持フレーム40の左側部には、オイルクーラ34と支持フレーム40との係脱を可能にするラッチ機構部37を設けてある。つまり、同図3に示すようにオイルクーラ34がラジエータ32に近接した状態において、支持フレーム40に対するオイルクーラ34の左側部の固定と、この固定の解除とが可能になっている。
また、オイルクーラ34は自身がラジエータ32に近接した状態にあるときにインタークーラ33の下端部に近接した位置にあってインタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間45の下面部において形成される下部開口部43を塞ぐように配置してある。
また、インタークーラ33の左右両側部は、支持フレーム40の左右両側部から前方に延設させた一対のブラケット41に固定してある。この一対のブラケット41は、ラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される空間45の左右両側部に形成される側部開口部44をそれぞれ塞ぐように設けてある。
このように構成した第1の実施形態では、例えばラジエータ32の前面を清掃する際、はじめに、作業者は、第2扉16を回動させてクーリングルーム10を開放する。次に、ラッチ機構部37により支持フレーム40に対してオイルクーラ34が固定された状態を、解除する。次に、オイルクーラ34をラジエータ32から離れる方向へ回動させる。このとき、ラジエータ32とオイルクーラ34との間に形成されるスペースが、インタークーラ33の下端部側の下部開口部43によって、ラジエータ32とインタークーラ33との間に予め形成されている空間45と連続する。つまり、インタークーラ33およびオイルクーラ34とラジエータ32との間に、清掃作業スペースが形成される。
作業者は、このように形成した清掃作業スペースに、ラジエータ32等に付着した汚れを取除くための清掃用具、例えばエアブローを挿入して清掃を行う。
第1の実施形態によれば、次の効果を得られる。
第1の実施形態では、オイルクーラ34のみをラジエータ32から離れる方向へ回動させることによって、インタークーラ33およびオイルクーラ34とラジエータ32との間に清掃作業スペースを形成することができる。つまり、インタークーラ33およびオイルクーラ34とラジエータ32との間に清掃作業スペースを形成する作業を簡単に行うことができる。
また、第1の実施形態では、インタークーラ33を予め傾けて配置してあるので、隔壁11とインタークーラ33との間に、事前に空気を導くための導風スペース46を確保してこれを確実に形成することができる。
また、第1の実施形態では、インタークーラ33の上端部をラジエータ32に近接させてあるので、インタークーラ33の上端部側からラジエータ32とインタークーラ33との間への空気の浸入を防止できる。
また、第1の実施形態では、ラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される空間45の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部44を一対のブラケット41によって塞いであるので、側部開口部44のそれぞれからラジエータ32とインタークーラ33との間への空気の浸入を防止でき、吸入口20,21から吸入される外気を確実にインタークーラ33へ導くことができる。
また、第1の実施形態では、クーリングルーム10の上部に上部吸入口21を設け、インタークーラ33を吸入口21方向に向けて斜め上向きに傾けて配置してあるので、吸入口21から導入される空気をインタークーラ33に効果的に導くことができる。
なお、第1の実施形態では、インタークーラ33の下端部がラジエータ32から所定の距離を有して離れた状態であって、インタークーラ33の上端部がラジエータ32に対して近接した状態となるように、インタークーラ33を傾けて配置してあり、インタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間45の下面側に形成される下部開口部43を、オイルクーラ34の上端部により塞いであるが、本発明はこれに限るものではなく、図4に示すように構成してもよい。
図4に示す構成では、オイルクーラ34を上方位置に、インタークーラ33を下方位置に配置し、インタークーラ33の上端部がラジエータ32から所定の距離を有して離れた状態であって、インタークーラ33の下端部がラジエータ32に対して近接した状態となるように、インタークーラ33を傾けて配置してある。インタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間45の上面部に形成される上部開口部47は、オイルクーラ34の下端部をインタークーラ33の上端部に近接させて配置することで塞いである。インタークーラ33の左右両側部は、支持フレーム40の支持フレーム40の左右両側部から前方へ延設させた一対のブラケット48に固定してあり、この一対のブラケット48によって、インタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間45の左右両側面部にそれそれ形成される側部開口部49を塞いである。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について図5を用いて説明する。図5は、第2の実施形態の要部を示す側面図である。この図5において、前述した図3に示すものと同等のものには図3に付した符号と同じ符号を付してある。
第2の実施形態では、インタークーラ33をラジエータ32と平行な状態で、ラジエータ32から所定の間隔を有して離した状態で配置させてある。インタークーラ33とラジエータ32との間には空間45が形成され、この空間45の下面側に形成される下部開口部50は、オイルクーラ34の上端部をインタークーラ33の下端部に近接して位置させることで塞いである。空間45の上面側に形成される上部開口部51は、機械室4の上部を形成するルームカバー上部4aによって塞いである。
インタークーラ33の左右両側部は、支持フレーム40の左右両側部から前方へ延設させた一対のブラケット53に固定してある。この一対のブラケット53は、ラジエータ32とインタークーラ33との間の空間45の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部52を塞ぐように設けてある。
このように構成した第2の実施形態によれば、次の効果を得られる。
第2の実施形態でも、オイルクーラ34のみをラジエータ32から離れる方向へ回動させることによって、インタークーラ33およびオイルクーラ34と、ラジエータ32との間に、清掃作業スペースを形成することができる。つまり、インタークーラ33およびオイルクーラ34とラジエータ32との間に清掃作業スペースを形成する作業を簡単に行うことができる。
また、第2の実施形態では、インタークーラ33の上端部側においてインタークーラ33とラジエータ32との間に形成される上部開口部51を、機械室4の上部を形成するルームカバー上部4aによって塞いであるので、インタークーラ33の上端部側からラジエータ32とインタークーラ33との間への空気の浸入を防止できる。
また、第2の実施形態では、ラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される空間45の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部52を、一対のブラケット53によって塞いであるので、側部開口部52のそれぞれからラジエータ32とインタークーラ33との間への空気の浸入を防止できる。
なお、第2の実施形態では、インタークーラ33の下端部側においてインタークーラ33とラジエータ32との間に形成される下部開口部50を、オイルクーラ34の上端部により塞ぎ、インタークーラ33の上端部側においてインタークーラ33とラジエータ32との間に形成される上部開口部51を、ルームカバー上部4aによって塞いであるが、本発明はこれに限るものではなく、図6に示すように構成してもよい。
図6に示す構成では、オイルクーラ34を上方位置に、インタークーラ33を下方位置に配置し、インタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間部45の上面側に形成される上部開口部51を、オイルクーラ34の下端部をインタークーラ33の上端部に近接するように配置することで塞いである。空間45の下面側に形成される下部開口部50は、ルームカバー下部4bによって塞いである。インタークーラ33の左右両側部は、支持フレーム40の支持フレーム40の左右両側部から前方へ延設させた一対のブラケット53に固定してある。この一対のブラケット53は、インタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間45の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部52を塞ぐように設けてある。
<第3の実施形態>
第3の実施形態について図7を用いて説明する。図7は、第3の実施形態の要部を示す側面図である。この図7において、前述した図3に示すものと同等のものには、図3に付した符号と同じ符号を付してある。
第3の実施形態は、第1熱交換器であるラジエータ32の前面側に配置され空気の流れに対してラジエータ32と直列に配置される第2熱交換器として、例えばインタークーラ33のみを備えている。このインタークーラ33は、その上端部および下端部のいずれか一方、例えば図では下端部がラジエータ32から所定の間隔を有して離れた状態であって、上端部がラジエータ32に近接した状態となるように、傾けて配置してある。インタークーラ33の上下方向における長さ寸法は、上端部がルームカバー上部4aに近接した状態であって、下端部がルームカバー下部4bに近接した状態となるように設定してある。支持フレーム40の下端部は、ルームカバー下部4bに近接させてある。
インタークーラ33の左右両側部は、支持フレーム40の左右両側部から前方に延設させた一対のブラケット56に固定してある。この一対のブラケット56は、ラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される空間57の左右両側面部のそれぞれに形成される側部開口部55を塞ぐように配置してある。
インタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間57の下面側に形成される開口部54は、ルームカバー下部4bに設けられる開閉手段60により開閉可能に閉塞してある。この開閉手段60は、例えば、ルームカバー下部4bに形成される貫通孔61と、この貫通孔61を塞ぐのに十分な大きさの板部材62と、この板部材62をルームカバー下部4bに着脱自在に取付けるボルト64,63等とから構成してある。
このように構成した第3の実施形態では、例えばラジエータ32の前面を清掃する際、板部材62を取外して、開口部54を開放する。そして、ラジエータ32とインタークーラ33との間に予め形成されている空間57に、開口部54から清掃用具を挿入して清掃を行う。
第3の実施形態では、次の効果を得られる。
第3の実施形態では、インタークーラ33の下端部がラジエータ32から所定の間隔を有して離れた状態であって、上端部がラジエータ32に対して近接した状態となるように、インタークーラ33を傾けて配置することによって、インタークーラ33と隔壁11との間に、空気を導くための導風スペース58を形成してあり、インタークーラ33とラジエータ32との間に、清掃作業スペースとなる空間57を形成してある。これにより、インタークーラ33へ空気を導くための導風スペースの確保と、インタークーラ33とラジエータ32との間の清掃作業スペースの確保とを、インタークーラ33を回動可能に設けることなく実現できる。
また、第3の実施形態では、インタークーラ33の上端部をラジエータ32に近接させてあるので、インタークーラ33の上端部側からラジエータ32とインタークーラ33との間への空気の浸入を防止できる。
また、第3の実施形態では、ラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される空間57の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部55を一対のブラケット56によって塞いであるので、側部開口部55からラジエータ32とインタークーラ33との間への空気の浸入を防止できる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態について図8を用いて説明する。図8は、第4の実施形態の要部を示す側面図である。この図8において、前述した図3に示すものと同等のものには、図3に付した符号と同じ符号を付してある。
第4の実施形態では、インタークーラ33とオイルクーラ34を、ラジエータ32の前面側で空気の流れに対してラジエータ32と直列に配置してあるとともに、互いに上下に並列に配置してある。インタークーラ33は、オイルクーラ34の上方に配置してある。また、インタークーラ33は、その上端部がラジエータ32から所定の間隔を有して離れた状態であって下端部がラジエータ32に近接した状態となるように、傾けて配置してあり、インタークーラ33とラジエータ32との間には、空間69が形成されている。
インタークーラ33の左右両側部は、支持フレーム40の左右両側部から前方へ延設させた一対のブラケット68に固定してある。この一対のブラケット68は、ラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される空間69の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部67を塞ぐように設けられる。
インタークーラ33とラジエータ32との間に形成される空間69の上面側に形成される上部開口部65は、ルームカバー上部4aに設けられ前述の開閉手段60と同様に構成された上部開閉手段66により開閉可能に閉塞してある。
また、前述した第1の実施形態と同様に、オイルクーラ34の右側部をヒンジ35,36により支持フレーム40に取付け、オイルクーラ34の左側部および支持フレーム40の左側部に、ラッチ機構部37を設けてある。
このように構成した第3の実施形態では、インタークーラ33を傾けて配置しておくことによって、インタークーラ33と隔壁11との間に、空気を導くための導風スペース70を形成してあり、インタークーラ33とラジエータ32との間に、清掃作業スペースとして空間69を形成してある。これにより、インタークーラ33へ空気を導くための導風スペースの確保と、インタークーラ33とラジエータ32との間の清掃作業スペースの確保とを、インタークーラ33を回動可能に設けることなく実現できる。
また、第3の実施形態では、ラジエータ32とインタークーラ33との間に形成される空間69の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部67を一対のブラケット68によって塞いであるので、側部開口部67のそれぞれからラジエータ32とインタークーラ33との間への空気の浸入を防止できる。
<第5の実施形態>
第5の実施形態について図9を用いて説明する。図9は、第5の実施形態の要部を示す側面図である。この図9において、前述した図3に示すものと同等のものには、図3に付した符号と同じ符号を付してある。
第5の実施形態では、インタークーラ33とオイルクーラ34を、ラジエータ32の前面側で空気の流れに対してラジエータ32と直列に配置してあるとともに上下に並列に配置してある。インタークーラ33は、例えばオイルクーラ34の上方に配置してある。
また、インタークーラ33は、その上端部がラジエータ32から所定の間隔を有して離れた状態であって上端部がラジエータ32に近接した状態となるように、傾けて配置してある。オイルクーラ34は、その上端部がラジエータ32に近接した状態であって下端部がラジエータ32から所定の間隔を有して離れた状態となるように、傾けて配置してある。
インタークーラ33とラジエータ32との間には空間79が形成され、この空間79の上面側に形成される上部開口部71は、ルームカバー上部4aに設けられ前述の開閉手段60と同様に構成された上部開閉手段72により開閉可能に閉塞してある。また、オイルクーラ34とラジエータ32との間には空間81が形成され、この空間81の下面側に形成される下部開口部73は、ルームカバー下部4bに設けられ前述の開閉手段60と同様に構成された下部開閉手段74により開閉可能に閉塞してある。
インタークーラ33およびオイルクーラ34の左右両側部は、支持フレーム40の左右両側部から前方に延設させた一対のブラケット77に固定してある。この一対のブラケット77は、ラジエータ32とインタークーラ33、オイルクーラ32との間に形成される空間79、81の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部75、76を塞ぐように設けてある。
このように構成した第5の実施形態によれば、インタークーラ33を傾けて配置しておくことによって、インタークーラ33と隔壁11との間に、空気を導くための導風スペース78を形成してあり、インタークーラ33とラジエータ32との間に、清掃作業スペースとして空間79を形成してある。これにより、インタークーラ33へ空気を導くための導風スペースの確保と、インタークーラ33とラジエータ32との間の清掃作業スペースの確保とを、インタークーラ33を回動可能に設けることなく実現できる。
また、オイルクーラ34を傾けて配置しておくことによって、オイルクーラ34と隔壁11との間に、空気を導くための導風スペース80を形成してあり、オイルクーラ34とラジエータ32との間に、清掃作業スペースとしての空間81を形成してある。これにより、オイルクーラ34へ空気を導くための導風スペースの確保と、オイルクーラ34とラジエータ32との間の清掃作業スペースの確保とを、オイルクーラ34を回動可能に設けることなく実現できる。
本発明が採用される作業機械の側面図である。 図1に示す機械室の拡大側面図である。 図1に示す機械室内を示す側面図である。 図3に示す冷却装置の変形例を示す側面図である。 本発明の作業機械の第2の実施形態の要部を示す側面図である。 図5に示す要部の変形例を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態の要部を示す側面図である。 本発明の第4の実施形態の要部を示す側面図である。 本発明の第5の実施形態の要部を示す側面図である。
符号の説明
1 ホイールローダ(作業機械)
4 機械室
4a ルームカバー上部
4b ルームカバー下部
8 エンジンルーム
9 エンジン
10 クーリングルーム
11 隔壁
12 第1扉
16 第2扉
20 側部吸入口
21 上部吸入口
22 排出口
23 グリル
30 冷却装置
31 ファン
32 ラジエータ(第1熱交換器)
33 インタークーラ(第2熱交換器)
34 オイルクーラ(第3熱交換器)
35 ヒンジ
36 ヒンジ
37 ラッチ機構部
40 支持フレーム
41 ブラケット
43 下部開口部
44 側部開口部
45 スペース
46 導風スペース
47 上部開口部
48 ブラケット
49 側部開口部
50 下部開口部
51 上部開口部
52 側部開口部
53 ブラケット
54 下部開口部
55 側部開口部
56 ブラケット
57 清掃作業スペース
58 導風スペース
60 開閉手段
65 上部開口部
66 上部開閉手段
67 側部開口部
68 ブラケット
69 清掃作業スペース
70 導風スペース
71 上部開口部
72 上部開閉手段
73 下部開口部
74 下部開閉手段
75 側部開口部
76 側部開口部
77 ブラケット
78 導風スペース
79 清掃作業スペース
80 導風スペース
81 清掃作業スペース

Claims (6)

  1. 空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1,第2熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1,第2熱交換器を格納する機械室とを備え、前記第2熱交換器が前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置される作業機械において、
    前記第2熱交換器の上端部および下端部のいずれか一方が前記第1熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態であって、他方が前記第1の熱交換器に近接した状態となるように前記第2の熱交換器を前記第1の熱交換器に対して傾けて配置したことを特徴とする作業機械。
  2. 空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1〜第3熱交換器を格納する前記機械室とを備え、前記第2,第3熱交換器のそれぞれが前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置されるとともに、前記第2,第3熱交換器が上下に並列に配置される作業機械において、
    前記第2,第3熱交換器のうちの上側に配置する熱交換器を、その上端部が前記第1熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態であって、下端部が前記第1熱交換器に近接した状態となるように前記第1の熱交換器に対して傾けて配置し、
    前記第2,第3熱交換器のうちの下側に配置する熱交換器を、その上端部が前記第1熱交換器に対して近接した状態であって、下端部が前記第1の熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態となるように前記第1の熱交換器に対して傾けて配置したことを特徴とする作業機械。
  3. 空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1〜第3熱交換器を格納する前記機械室とを備え、前記第2,第3熱交換器のそれぞれが前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置されるとともに、前記第2,第3熱交換器が上下に並列に配置される作業機械において、
    前記第2熱交換器を前記第1熱交換器との間に所定の間隔を有して配置し、
    前記第1熱交換器と前記第2熱交換器との間に形成される空間の上面側に形成される上部開口部、および、前記空間の下面側に形成される下部開口部のいずれか一方を塞ぐ位置に、前記第3熱交換器を配置し、
    前記第3熱交換器を、左右両側部の一方側を中心として回動可能に設けることを特徴とする作業機械。
  4. 空気の流れを発生させるファンと、前記空気の流通により冷却される第1〜第3熱交換器と、前記空気の吸入口および排出口を有し前記ファンおよび前記第1〜第3熱交換器を格納する前記機械室とを備え、前記第2,第3熱交換器のそれぞれが前記第1熱交換器の前面側に配置されて、前記空気の流れに対して前記第1熱交換器と直列に配置されるとともに、前記第2,第3熱交換器が上下に並列に配置される作業機械において、
    前記第2熱交換器の上端部および下端部の一方が前記第1熱交換器から所定の間隔を有して離れた状態であって、他方が前記第1の熱交換器に近接した状態となるように前記第2の熱交換器を第1の熱交換器に対して傾けて配置し、
    前記第1の熱交換器と前記第2熱交換器との間に形成される空間の上面側または下面側に形成される開口部を塞ぐ位置に、前記第3熱交換器を配置し、
    前記第3熱交換器を、左右両側部の一方側を中心として回動可能に設けることを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、
    前記第1熱交換器の左右両側部と前記第2熱交換器の左右両側部とを一対のブラケットを介して固定し、この一対のブラケットのそれぞれを、前記第1熱交換器と前記第2の熱交換器との間に形成される空間の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部を塞ぐように配置したことを特徴とする作業機械。
  6. 請求項2記載の発明において、
    前記第1熱交換器の左右両側部と前記第3熱交換器の左右両側部とを一対のブラケットを介して固定し、この一対のブラケットのそれぞれを、前記第1熱交換器と前記第3の熱交換器との間に形成される空間の左右両側面部にそれぞれ形成される側部開口部を塞ぐように配置したことを特徴とする作業機械。
JP2004380073A 2004-12-28 2004-12-28 作業機械 Expired - Fee Related JP4523401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380073A JP4523401B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 作業機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380073A JP4523401B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 作業機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006182275A true JP2006182275A (ja) 2006-07-13
JP4523401B2 JP4523401B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=36735685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004380073A Expired - Fee Related JP4523401B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 作業機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4523401B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267721A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 冷凍空調装置
JP5130410B1 (ja) * 2012-07-26 2013-01-30 株式会社小松製作所 作業車両
JP2014134104A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 作業車輌

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248184A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Komatsu Ltd 建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造
JP2001341533A (ja) * 2000-06-02 2001-12-11 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械の冷却装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248184A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Komatsu Ltd 建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造
JP2001341533A (ja) * 2000-06-02 2001-12-11 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械の冷却装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267721A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 冷凍空調装置
JP5130410B1 (ja) * 2012-07-26 2013-01-30 株式会社小松製作所 作業車両
WO2014016973A1 (ja) * 2012-07-26 2014-01-30 株式会社小松製作所 作業車両
CN103702853A (zh) * 2012-07-26 2014-04-02 株式会社小松制作所 作业车
US8857548B2 (en) 2012-07-26 2014-10-14 Komatsu Ltd. Work vehicle
JP2014134104A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 作業車輌

Also Published As

Publication number Publication date
JP4523401B2 (ja) 2010-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6622668B2 (en) Construction machinery
JP4880779B2 (ja) 建設機械
JP5074638B2 (ja) ホイールローダ
JP2008025416A (ja) 建設機械
JP5604377B2 (ja) ホイールローダ
JP2005307521A (ja) 建設機械
JP6507986B2 (ja) 建設機械
JP6907736B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP4685437B2 (ja) 作業機械の冷却装置
JP4523401B2 (ja) 作業機械
JP4594829B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP6597154B2 (ja) 建設機械
JP2023103214A (ja) 建設機械
JP4430467B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP2006291537A (ja) 作業機械の冷却構造
JP4233566B2 (ja) 作業車両の冷却装置
JP2005083168A (ja) 建設機械の冷却装置
JP6913660B2 (ja) 建設機械
JP2012184601A (ja) 作業機械
JP2011137378A (ja) エンジンルームを備えた作業車
JP2005282239A (ja) 建設機械
JP2003020679A (ja) 上部旋回機能を備える作業車両
JPH11190215A (ja) 油圧ショベルの異物防除ネットおよびその装着方法
JP7475551B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP7047650B2 (ja) 建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060921

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4523401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees