JP2006179848A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画素内のスペース効率を改善して受光効率の向上を図る。
【解決手段】 固体撮像素子の1つの画素内に、光電変換部(フォトダイオード)と、この光電変換部で生成した信号電荷をFD部に転送する転送トランジスタと、FD部に対して並列分割された複数の増幅トランジスタと、FD部(増幅トランジスタのゲート)をリセットするリセットトランジスタと、増幅トランジスタの出力を選択する複数の選択トランジスタとを設けた。複数の増幅トランジスタを並列分割で設けたことで、光電変換部の生成電荷量に対して各トランジスタの面積を縮小でき、画素内でのレイアウトの自由度を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画素内に光電変換部や各種の画素トランジスタを設けたCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子に関する。
従来、この種の固体撮像素子においては、フォトダイオード(光電変換部)で生成した信号電荷を転送トランジスタ、増幅トランジスタ、リセットトランジスタ等による画素トランジスタ回路によって出力信号に変換し、所定のタイミングで出力するようになっており、通常は1つの画素(フォトダイオード)毎にそれぞれ画素トランジスタ回路を設けたものが知られている。また、複数の画素に対して画素トランジスタ回路の一部を共用する構造のものも知られている。
また、画素内の回路構成としては、画素回路に用いるMOSトランジスタを数等に種々の方式が提案されている。
図8は従来の固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。
図中、光電変換部としてのフォトダイオード10の出力は転送トランジスタ12に接続され、転送パルスによるタイミングでフォトダイオード10の信号電荷がFD(フローティングデフュージョン)部に転送される。このFD部は、増幅トランジスタ14のゲートに接続されている。
増幅トランジスタ14は、このFD部の電位変動に対応する電圧信号または電流信号を出力信号線16に出力する。
また、FD部と電源線18との間には、リセットトランジスタ20が設けられ、FD部の電位をリセットパルスのタイミングで電源電位にリセットする。
また、増幅トランジスタ14と電源線18との間には、選択トランジスタ22が設けられ、選択パルスのタイミングで増幅トランジスタ14の出力が出力信号線16に出力される。
図9は図8に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。
図示のように、複数の画素30が2次元アレイ状に設けられており、各画素30内に図8に示すフォトダイオード10を形成するための受光部10Aが配置され、その側部に画素トランジスタ回路32が設けられている。この画素トランジスタ回路32内に、上述した転送トランジスタ12、増幅トランジスタ14、リセットトランジスタ20、選択トランジスタ22等が含まれている。
図10は2つの画素で画素トランジスタ回路の一部を共用する場合の従来における画素内の素子配置パターンを示す平面図であり、図11は図10に示す固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。
この固体撮像素子は、図10中の破線aで示すように、隣接する2つの画素30A,30Bで共通の画素トランジスタ回路32Aを利用するものである。
また、この固体撮像素子は、図11に示すように、各画素30A,30Bの受光部10A,10Bに対応した別々の転送トランジスタ12A,12Bを備え、これらを共通のFD部に接続し、それ以降の増幅トランジスタ14、リセットトランジスタ20、選択トランジスタ22等を共用するような構造となっている(例えば特許文献1参照)。
図12は4つの画素で画素トランジスタ回路の一部を共用する場合の従来にける画素内の等価回路例を示す回路図であり、図13は図12に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。
この固体撮像素子は、図13中の破線bで示すように、隣接する4つの画素30A,30B,30C,30Dで共通の画素トランジスタ回路32を利用するものである。また、この固体撮像素子は、図12に示すように、各画素30A,30B,30C,30Dの受光部10A,10B,10C,10Dに対応した別々の転送トランジスタ12を備え、これらは共通のFD部に接続され、それ以降の増幅トランジスタ14、リセットトランジスタ20等を共用するような構造となっている。
特開2004−172950
しかしながら、上述した従来技術では、1つのフォトダイオードで生成した信号電荷を1つの増幅トランジスタで画素信号に変換して出力する構造であるので、十分な信号レベルを得るためには、大きい面積の増幅トランジスタを形成することが必要となる。
しかし、1画素内で大きい面積の画素トランジスタを配置する場合、レイアウト上、無駄な領域が生じることになり、画素内のスペース効率が悪くなる。特に、図10に示した2画素共用構造や図13に示した4画素共用構造においては、無駄な空領域35が発生し、画素内のスペース効率を更に悪くする傾向にある。
この結果、1画素の面積に対して相対的にフォトダイオードの受光面積が小さくなり、集光効率(感度)が悪くなるという問題がある。
そこで本発明は、光電変換部の信号電荷を有効に変換出力でき、かつ、画素内のスペース効率を改善して受光効率の向上を図ることが可能な固体撮像素子を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の固体撮像素子は、入射光量に応じて信号電荷を生成する光電変換部と、前記光電変換部で生成した信号電荷を画素信号に変換して出力する増幅トランジスタとを含む複数の画素と、前記増幅トランジスタに電力を供給する電源線及び前記増幅トランジスタからの出力信号を取り出す信号線を備え、前記増幅トランジスタは、前記複数の画素のうちの少なくとも1つの画素に対して複数設けられ、前記複数の増幅トランジスタは互いに離された箇所に設けられ、かつ前記複数の増幅トランジスタは前記電源線と前記信号線とに並列に接続されていることを特徴とする。
本発明の固体撮像素子によれば、複数の画素のうちの少なくとも1つの光電変換部に対して複数の増幅トランジスタを有し、この複数の増幅トランジスタは、互いに離された箇所に設けられるとともに電源線と信号線とに並列に接続された、いわゆる並列分割された状態に構成され、この複数の増幅トランジスタによって信号電荷を画素信号に変換して出力するようにしたことから、光電変換部の生成電荷量に対して各増幅トランジスタの面積を縮小することが可能となり、また、画素内でのレイアウトの自由度を向上することができる。
したがって、上述のように並列分割された複数の増幅トランジスタによって光電変換部の信号電荷を有効に変換出力でき、かつ、小面積のトランジスタを画素内にコンパクトに配置して画素内のスペース効率を改善し、その分、画素内の受光面積の占有率を上げて、受光効率の向上を図ることができる効果がある。
また、例えば光電変換部で生成した信号電荷を複数の増幅トランジスタのゲートに転送する転送トランジスタを設けることにより、光電変換部の信号電荷を適正なタイミングで増幅トランジスタに転送できる。また、複数の増幅トランジスタのゲート電位をリセットするリセットトランジスタを設けることにより、適正なリセット動作を行うことができる。
また、複数の増幅トランジスタの出力を独立して選択する複数の選択トランジスタを設けることにより、増幅トランジスタの選択によって出力信号の切り替えを行うことが可能となり、例えば出力モードの多様化等、固体撮像素子の機能向上に寄与できる。
また、例えば複数の増幅トランジスタを互いに異なる大きさとすることで、上述した選択トランジスタによって出力を選択する際に、レベルの異なる出力信号を選択でき、出力信号の多様化を図ることが可能である。
さらに、複数の増幅トランジスタを複数の画素に共用できるように配置し、複数の画素の光電変換部で生成された信号電荷が上記増幅トランジスタを通して選択的に出力されるように構成することにより、従来はロススペースが大きかった共用構造の固体撮像素子において、画素内のスペース効率を大幅に改善でき、受光効率の向上を図ることができる効果がある。
本発明の実施の形態では、固体撮像素子の画素内に、光電変換部(フォトダイオード)と、この光電変換部で生成した信号電荷をFD部に転送する転送トランジスタと、FD部にゲートが接続され、かつ電源線と信号線間に並列接続された複数の増幅トランジスタと、FD部(増幅トランジスタのゲート)をリセットするリセットトランジスタと、増幅トランジスタの出力を選択する複数の選択トランジスタとを設けたものであり、そして、リセットトランジスタ、選択トランジスタを含む増幅トランジスタは互いに離された箇所に設けられた、いわゆる並列分割された構成になっている。
このような固体撮像素子では、複数の増幅トランジスタを上述の並列分割された構成にしたことから、光電変換部の生成電荷量に対して各トランジスタの面積を縮小することが可能となり、また、画素内でのレイアウトの自由度を向上することができるので、画素内のスペース効率を改善し、かつ、画素内の受光面積の占有率を上げて受光効率の向上を図る。
また、複数の画素(光電変換部)で画素トランジスタ回路を共用する固体撮像素子においても同様に、複数の光電変換部に接続された複数の転送トランジスタを介して複数の増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、及び選択トランジスタを設けることにより、光電変換部の生成電荷量に対して各トランジスタの面積を縮小することが可能となり、また、画素内でのレイアウトの自由度を向上することができるので、画素内のスペース効率を改善し、かつ、画素内の受光面積の占有率を上げて受光効率の向上を図る。
〔第1の実施の形態〕
図1は本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。
図1に示すように、この固体撮像素子は、1つの画素内に、1つのフォトダイオード(光電変換部)110、1つの転送トランジスタ112、2つの増幅トランジスタ114A,114B、2つの選択トランジスタ116A,116B、2つのリセットトランジスタ118A,118Bを設けたものであり、これらトランジスタのうち、増幅トランジスタ114Aと選択トランジスタ116Aとリセットトランジスタ118Aは図1中の破線Aで囲まれた領域に配置され、また、増幅トランジスタ114Bと選択トランジスタ116Bとリセットトランジスタ118Bは図1中の破線Bで囲まれた領域に配置されている。
また、リセットトランジスタ118Aと118BはFD部と電源線122との間に並列に接続され、増幅トランジスタ114Aと114Bは信号線120と電源線122との間に並列に接続されされているとともに、そのゲートはFD部に接続され、リセットトランジスタ118Aは増幅トランジスタ114Aのソースと電源線122との間に接続され、さらに、リセットトランジスタ118Bは増幅トランジスタ114Bのソースと電源線122との間に接続されている。
転送トランジスタ112は、フォトダイオード110で生成した信号電荷を転送パルスに基づいてFD部に転送するものである。
増幅トランジスタ114A,114Bは、このFD部の電位変動に対応する電圧信号または電流信号を生成し、共通の出力信号線120に出力する。
選択トランジスタ116A,116Bは、選択パルスに基づいて増幅トランジスタ114A、114Bの出力を独立して選択するものである。したがって、選択パルスの制御により、両方の増幅トランジスタ114A,114Bを選択して合成した出力信号を出力することも可能であるが、一方の増幅トランジスタ114A,114Bを選択して出力信号を出力することも可能であり、動作モードに応じて切り換えることができる。
リセットトランジスタ118A,118Bは、共通のリセットパルスによってFD部の電位を電源線122にリセットするものであり、各増幅トランジスタ114A,114B毎に設けることで、効率よくリセットを行えるようになっている。
なお、本第1の実施の形態において、2つの増幅トランジスタ114A,114Bは互いに同一サイズのものを用いることも可能であるが、異なるサイズとすることにより、一方の増幅トランジスタ114A,114Bを選択して出力する場合に出力レベルに差をつけることが可能であり、いずれの形態を選択するかは任意である。
図2は図1に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。
図2に示すように、複数の画素130が2次元アレイ状に設けられており、各画素130内に図1に示すフォトダイオード110を形成するための受光部110Aが配置され、その側部に互いに離された1対の画素トランジスタ回路132A、132Bが設けられている。そして、一方の画素トランジスタ回路132A内に、上述した転送トランジスタ112、増幅トランジスタ114A、選択トランジスタ116A、リセットトランジスタ118Aが含まれている。また、他方の画素トランジスタ回路132B内に、上述した増幅トランジスタ114B、選択トランジスタ116B、リセットトランジスタ118Bが含まれている。
このような第1の実施の形態に示す固体撮像素子によれば、図2からも明らかなように、画素トランジスタ回路132A、132Bが互いに離されて画素130内に設けられるため、画素トランジスタ回路の配設スペースが図9に示した従来の画素トランジスタ回路に比較して小面積化され、かつレイアウトの自由度が大きくなっており、その分、受光部110Aの面積が相対的に大きくなって受光効率を向上できるほか、集光効率を改善したパターンとなる。
また、図2に示すように、画素トランジスタ回路132Aと132Bに面積的な寸法差をつけることにより、出力信号のレベルに差をつけることが可能であるとともに、出力信号の調整可能範囲を拡大することができる。
次に、図3により本発明の固体撮像素子における画素内の素子配置の変形例について説明する。図3は図1に示した固体撮像素子の画素内の素子配置パターンの変形例を示す平面図である。
2次元アレイ状に設けられた複数の画素130内には、図3に示すように、フォトダイオード110の受光部110Aが配置され、この受光部110Aの縦方向の側部と横方向の側部には、互いに離された分割状態の画素トランジスタ回路132A及び132Bのいずれか一方が設けられている。そして、上記と同様にして、一方の画素トランジスタ回路132A内に、上述した転送トランジスタ112、増幅トランジスタ114A、選択トランジスタ116A、リセットトランジスタ118Aが含まれている。また、他方の画素トランジスタ回路132B内に、上述した増幅トランジスタ114B、選択トランジスタ116B、リセットトランジスタ118Bが含まれている。
このような固体撮像素子においては、互いに離された画素トランジスタ回路が縦・横に分けて配置されるため、上記図2に示す場合と同様な効果が得られるほか、フォトダイオードのレイアウトの自由度を更に向上でき、かつ受光部110Aが正方形状になることによって集光効率を改善できる。
〔第2の実施の形態〕
図4は2つの画素で画素トランジスタ回路を共用する場合の本発明の第2の実施の形態における画素内の等価回路例を示す回路図であり、図5は図4に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。
この固体撮像素子は、図5中の破線cで示すように、縦方向に隣接する2つの画素140A,140B内に、互いに離された画素トランジスタ回路142A及び142Bの一方が設けられ、この画素トランジスタ回路142Aと142Bは2つの画素140A,140Bで共用されるものである。
また、固体撮像素子は、図4に示すように、図5に示す各画素140A,140Bの受光部110A,110Bにそれぞれ形成される図4のフォトダイオード110に対応した別々の転送トランジスタ112を備え、これらは共通のFD部に接続され、それ以降の増幅トランジスタ114A,114B、リセットトランジスタ118A,118B、選択トランジスタ116A,116B等は画素140A,140Bで共用される構成になっている。
すなわち、図5に示す画素トランジスタ回路142Aは、図4の破線Aで囲まれた領域に設けられる増幅トランジスタ114Aと選択トランジスタ116Aとリセットトランジスタ118Aとから構成されている。また、図5に示す画素トランジスタ回路142Bは、図4の破線Bで囲まれた領域に設けられる増幅トランジスタ114Bと選択トランジスタ116Bとリセットトランジスタ118Bとから構成されている。
また、リセットトランジスタ118Aと118BはFD部と電源線122との間に並列に接続され、増幅トランジスタ114Aと114Bは信号線120と電源線122との間に並列に接続されされているとともに、そのゲートはFD部に接続されている。選択トランジスタ116Aは増幅トランジスタ114Aのドレインと電源線122との間に接続され、さらに、選択トランジスタ116Bは増幅トランジスタ114Bのドレインと電源線122との間に接続されている。
このような固体撮像素子においても、転送パルスの制御によって各画素のフォトダイオード110A,110Bを選択し、増幅トランジスタ114A,114Bから画素信号を出力する。
このような第2の実施の形態に示す固体撮像素子によれば、図5の破線cで示す画素140A,140B内のスペースは、互いに離された画素トランジスタ回路142A,142Bの部分が図10に示した従来の画素トランジスタ回路に比較して小面積化され、かつレイアウトの自由度が大きくなっており、その分、受光部110A,110Bの面積が相対的に大きくなって受光効率を向上できるほか、集光効率を改善したパターンとなる。
また、この本発明は、このような共用構造の画素において、より顕著な効果が得られるものである。
〔第3の実施の形態〕
図6は4つの画素で画素トランジスタ回路を共用する場合の本発明の第3の実施の形態にける画素内の等価回路例を示す回路図であり、図7は図6示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。
この固体撮像素子は、図7中の破線dで示すように、縦方向に隣接する4つの画素140A,140B,140C,140Dのうち、隣接する2つの画素140Aと140Bとの間、及び隣接する2つの画素140Cと140Dとの間のそれぞれにまたがって、互いに離された画素トランジスタ回路142A及び142Bの一方が設けられ、この画素トランジスタ回路142Aと142Bが4つの画素140A,140B,140C,140Dで共用されるものである。
また、固体撮像素子は、図6に示すように、図7に示す各画素140A,140B,140C,140Dの受光部110A,110B,110C,110Dにそれぞれ形成される図6のフォトダイオード110に対応した別々の転送トランジスタ112を備え、これらは共通のFD部に接続され、それ以降の増幅トランジスタ114A,114B、リセットトランジスタ118A,118B等は画素140A,140B,140C,140Dで共用される構成になっている。
すなわち、図7に示す画素トランジスタ回路142Aは、図6の破線Aで囲まれた領域に設けられる増幅トランジスタ114Aとリセットトランジスタ118Aとから構成されている。また、図7に示す画素トランジスタ回路142Bは、図6の破線Bで囲まれた領域に設けられる増幅トランジスタ114Bとリセットトランジスタ118Bとから構成されている。
また、リセットトランジスタ118Aと118BはFD部と電源線122との間に並列に接続され、増幅トランジスタ114Aと114Bは信号線120と電源線122との間に並列に接続されされているとともに、そのゲートはFD部に接続されている。
このような固体撮像素子においても、転送パルスの制御によって各画素のフォトダイオード110を選択し、増幅トランジスタ114A,114Bから画素信号を出力する。
このような第3の実施の形態に示す固体撮像素子によれば、図7の破線dで示す画素140A,140B,140C,140D内のスペースは、図13に示した従来の画素トランジスタ回路に比較して小面積化され、かつレイアウトの自由度が大きくなっており、その分、受光部110A,110B,110C,110Dの面積が相対的に大きくなって受光効率を向上できるほか、受光部110A,110B,110C,110Dが正方形状になることによって集光効率を改善したパターンとなる。
また、図7に示すように、複数の画素140A,140B,140C,140Dの受光部110A,110B,110C,110D(光電変換部)に対して共用される画素トランジスタ回路142Aと142Bを同等の寸法とし、さらに、図13の従来例に示すように、長さLと幅Wの寸法を有する画素トランジスタ回路32と比較して、互いに離された画素トランジスタ回路142Aと142Bの各長手方向の寸法1/2Lを加えたトータルの長さを上記従来の画素トランジスタ回路32の長さLと同等にし、かつ画素トランジスタ回路142A及び142Bの幅寸法を従来の画素トランジスタ回路32の幅Wの二分の一以上にすれば、画素トランジスタ回路142A,142Bを従来の画素トランジスタ回路32の能力を保ったまま、フォトダイオードの受光面積を広げることが可能になる。このことは、共用画素数が多いほど、スペース効率の向上を図ることが可能になる。
なお、本発明は、上述のような実施の形態に限定されるものではなく、特に画素内に配置するトランジスタの構成としては種々の変形が可能であり、少なくとも増幅トランジスタを並列分割した構成であれば、その他のトランジスタ構成については特に限定されないものとする。
また、第2の実施の形態では縦2画素共用の場合の例を、第3の実施の形態では縦4画素共用の場合の例を説明したが、4画素以上共用の構造においても本発明を適用して、スペース効率の向上を図ることが可能である。
本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。 図1に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。 図1に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンの変形例を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。 図4に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。 図6に示す固体撮像素子の素子配置パターンを示す平面図である。 従来の固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。 図8に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。 従来の2画素共用構造をしている固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。 図10に示す固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。 従来の4画素共用構造をしている固体撮像素子における画素内の等価回路例を示す回路図である。 図12に示す固体撮像素子の画素内の素子配置パターンを示す平面図である。
符号の説明
110……フォトダイオード、110A,110B,110C,110D……受光部、112A、112B……転送トランジスタ、114A、114B……増幅トランジスタ、116A、116B……選択トランジスタ、118A、118B……リセットトランジスタ、120……出力信号線、140A,140B,140C,140D……画素。

Claims (8)

  1. 入射光量に応じて信号電荷を生成する光電変換部と、前記光電変換部で生成した信号電荷を画素信号に変換して出力する増幅トランジスタとを含む複数の画素と、
    前記増幅トランジスタに電力を供給する電源線及び前記増幅トランジスタからの出力信号を取り出す信号線を備え、
    前記増幅トランジスタは、前記複数の画素のうちの少なくとも1つの画素に対して複数設けられ、
    前記複数の増幅トランジスタは互いに離された箇所に設けられ、かつ前記複数の増幅トランジスタは前記電源線と前記信号線とに並列に接続されている、
    ことを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記光電変換部で生成した信号電荷を前記複数の増幅トランジスタのゲートに転送する転送トランジスタを有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記複数の増幅トランジスタの出力信号を独立して選択する複数の選択トランジスタを有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 前記複数の増幅トランジスタは互いに異なる寸法を有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  5. 前記複数の増幅トランジスタのゲート電位をリセットするリセットトランジスタを有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  6. 前記複数の増幅トランジスタは、前記複数の画素に共用できるように設けられ、かつ前記複数の画素の光電変換部で生成した信号電荷が前記増幅トランジスタを通して選択的に出力されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  7. 前記複数の画素に共用できる前記複数の増幅トランジスタは、単一の画素内の箇所、異なる画素内のそれぞれの箇所、互いに隣接する画素との間にまたがった箇所のいずれかの箇所に互いに離して設けられていることを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子。
  8. 前記複数の増幅トランジスタは、前記複数の画素に共用できるように設けられ、かつ前記複数の画素の光電変換部で生成した信号電荷が前記増幅トランジスタを通して選択的に出力されるように構成され、さらに前記複数の増幅トランジスタは同一の寸法を有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
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