JP2006179150A - 記録再生装置を備えた電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ディスク装置内で破損したディスクが外部に飛び出してしまうことを確実に防止する記録再生装置を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】
前部の開口された筐体2と、この筐体2の開口された前部に取り付けられるフロントパネル3とで外殻を構成した電子機器1の内部に、記録再生装置10を備え、開口部4の縁部に凹部5を形成し、凹部5とディスクトレイ11の上部のボス部12とをディスクトレイ11の出入方向に対向して配置する。これにより、ディスクDの回転時に、凹部5とボス部12とを電子機器1の幅方向に並設させ、フロントパネル3とディスクトレイ11の前部とにより、開口部4からディスクDの破片が外部に飛び出さないように、フロントパネル3とディスクトレイ11との間の隙間を閉じるように配置し、ディスクDの破片が電子機器1の外部に飛び出すことを防止する。
【選択図】 図2
ディスク装置内で破損したディスクが外部に飛び出してしまうことを確実に防止する記録再生装置を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】
前部の開口された筐体2と、この筐体2の開口された前部に取り付けられるフロントパネル3とで外殻を構成した電子機器1の内部に、記録再生装置10を備え、開口部4の縁部に凹部5を形成し、凹部5とディスクトレイ11の上部のボス部12とをディスクトレイ11の出入方向に対向して配置する。これにより、ディスクDの回転時に、凹部5とボス部12とを電子機器1の幅方向に並設させ、フロントパネル3とディスクトレイ11の前部とにより、開口部4からディスクDの破片が外部に飛び出さないように、フロントパネル3とディスクトレイ11との間の隙間を閉じるように配置し、ディスクDの破片が電子機器1の外部に飛び出すことを防止する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、DVDなどの記録媒体としてのディスクを記録再生可能な記録再生装置を備えた電子機器に関し、より詳しくは、記録や再生の為に回転するディスクが破損した際に、その破片が電子機器の外部に飛び出すこと防止する記録再生装置を備えた電子機器に関する。
従来から、モータなどの駆動源を有するトレイ開閉機構によって、ディスクの載置されたディスクトレイを筐体内に格納し、ディスクをディスクトレイから浮き上がらせた状態で回転させ、記録や再生を行うディスク装置を備えたDVDレコーダやテレビジョン受像機などの電子機器が用いられている。こうした電子機器として、特許文献1には、光ディスクの記録や再生状態である回転時に、損傷を生じた光ディスクが砕けてしまいディスク装置の外部に飛散してしまうことを防止するため、光ディスクの外周縁部の近傍にディスクの形状に対応した円弧状の突条を配置させ、回転状態にある光ディスクが破損した際にその破損片が外部に飛び出すことを防止する光ディスク装置が開示されている。
しかし、上記特許文献1においては、割れたディスクが飛び出すことがないようにするために、突条を設けてはいるものの、ディスクは高速回転すること、及びディスク装置の周縁部の近傍に突条が配置されているので、回転しているディスクが破損してしまうと、ディスクの破片は、行き場所を失ってしまい突条を乗り越え外部に飛び出してしまう虞がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ディスク装置内で破損したディスクが外部に飛び出してしまうことを確実に防止する記録再生装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
本発明の請求項1の記録再生装置を備えた電子機器は、前部の開口された筐体と、この筐体の開口された前部に取り付けられるフロントパネルとで外殻を構成した電子機器の内部に、ディスクを載置するディスクトレイと、前記ディスクトレイに載置したディスクを回転駆動するターンテーブルとを少なくとも有する記録再生装置を備えた電子機器であって、前記ディスクトレイの出入される前記フロントパネルに形成された開口部の縁部に凹部を形成し、前記凹部と前記ディスクトレイの上部に設けられた凸状のボス部とを前記ディスクトレイの出入方向に対向して配置し、前記ターンテーブルによる前記ディスクの回転駆動時に、前記凹部と前記ボス部とを前記電子機器の幅方向に並設させ、前記凹部の形成されたフロントパネルと前記ボス部の設けられた前記ディスクトレイの前部とにより、前記開口部から前記ディスクの破片が外部に飛び出さないように、前記フロントパネルと前記ディスクトレイとの間の隙間を閉じるようにしたことを特徴とする。
請求項1により、電子機器の外郭を構成するフロントパネルとディスクトレイの前部とによって、フロントパネルとディスクトレイとの間の隙間から破損したディスクの破片が外部に飛び出すことを防止することができるので、ユーザーなどが電子機器を使用した際に、不測の事態によってディスクが破損してしまい、そのディスクの破片が電子機器の外部に飛び出してしまうことを防止することができる。
本発明の請求項2の記録再生装置を備えた電子機器は、請求項1記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記開口部に、この開口部を閉じる開閉扉を配置したことを特徴とする。
請求項2の構成により、開閉扉によりフロントパネルの開口部を閉じることで、ディスクの破片が電子機器の外部に飛散してしまうことをより一層確実に防止することができる。また、フロントパネルの開口部に開閉扉を配置することによって、電子機器の内部が開口部より露出することを防止出来るので、電子機器の外観意匠の美感が損なわれることはない。
本発明の請求項3の記録再生装置を備えた電子機器は、請求項2記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記開閉扉は回動自在に設けられ、弾性体の付勢力により前記開口部を閉成することを特徴とする。
請求項3の構成により、弾性体の付勢力により開口部に開閉扉を閉成させることで、電子機器の外部へのディスクの破片の飛散を防止できると共に、外部から電子機器内への埃などの異物の進入を防止できる。さらに、弾性体の付勢力に抗してディスクトレイが開口部から出入されることで、部品点数の少ない簡単な構造で開閉扉の開閉作動を実現することができる。
本発明の請求項4の記録再生装置を備えた電子機器は、請求項3記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記開閉扉を保持する着脱自在な取付手段を設けたことを特徴とする。
請求項4の構成により、着脱可能な開閉扉を装着することができるから、開閉扉が破損したとしても簡単に開閉扉の交換をして、ディスクの破片が電子機器の外部に飛び出してしまうことを防止することができる。
本発明の請求項5の記録再生装置を備えた電子機器は、請求項4記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記取付手段は、前記フロントパネルに設けた嵌合凹部と、この嵌合凹部に取り付ける前記開閉扉に設けた凸状の軸部としたことを特徴とする。
請求項5の構成により、嵌合凹部に軸部を取り付け、フロントパネルに開閉扉を繰り返し装着することができるから、開閉扉が破損したとしても別の開閉扉に交換をすることができ、ディスクの破片が電子機器の外部に飛び出してしまうことを防止することができる。
本発明の請求項1の記録再生装置を備えた電子機器によれば、前部の開口された筐体と、この筐体の開口された前部に取り付けられるフロントパネルとで外殻を構成した電子機器の内部に、ディスクを載置するディスクトレイと、前記ディスクトレイに載置したディスクを回転駆動するターンテーブルとを少なくとも有する記録再生装置を備えた電子機器であって、前記ディスクトレイの出入される前記フロントパネルに形成された開口部の縁部に凹部を形成し、前記凹部と前記ディスクトレイの上部に設けられた凸状のボス部とを前記ディスクトレイの出入方向に対向して配置し、前記ターンテーブルによる前記ディスクの回転駆動時に、前記凹部と前記ボス部とを前記電子機器の幅方向に並設させ、前記凹部の形成されたフロントパネルと前記ボス部の設けられた前記ディスクトレイの前部とにより、前記開口部から前記ディスクの破片が外部に飛び出さないように、前記フロントパネルと前記ディスクトレイとの間の隙間を閉じるようにしたものであり、フロントパネルとディスクトレイとの間の隙間から破損したディスクの破片が外部に飛び出すことを防止することができ、電子機器を使用するユーザーに破片が当たって怪我などを引き起こすことを防止した安全性を向上させた電子機器を提供することができる。
本発明の請求項2の記録再生装置を備えた電子機器によれば、請求項1記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記開口部に、この開口部を閉じる開閉扉を配置したので、フロントパネルの開口部を開閉扉により、ディスクの破片が電子機器の外部に飛散してしまうことを確実に防止し、より一層安全な電子機器を提供することができる。また、電子機器の内部が開口部より露出することを防止出来るので、電子機器の外観意匠の美感を向上することができる。
本発明の請求項3の記録再生装置を備えた電子機器によれば、請求項2記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記開閉扉は回動自在に設けられ、弾性体の付勢力により前記開口部を閉成するので、電子機器の外部にディスクの破片の飛散を防止できると共に、外部から電子機器内への埃などの異物の進入を防止できる。また、弾性体の付勢力に抗してディスクトレイが開口部から出入されることで、簡単に開閉扉の開閉を行うことができるので、複雑な機構を有さない部品点数の削減を図った安価な電子機器を実現することができる。
本発明の請求項4の記録再生装置を備えた電子機器によれば、請求項3記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記開閉扉を保持する着脱自在な取付手段を設けたので、開閉扉が破損した際に開閉扉の交換を行うことができるので、その交換作業を簡単に行うことができ、なお且つディスクの破片が電子機器の外部に飛び出してしまい、こういった不測の事態によりユーザーなどが怪我を負うことを防止することができる。
本発明の請求項5の記録再生装置を備えた電子機器によれば、請求項4記載の記録再生装置を備えた電子機器において、前記取付手段は、前記フロントパネルに設けた嵌合凹部と、この嵌合凹部に取り付ける前記開閉扉に設けた凸状の軸部としたものであり、嵌合凹部に軸部を取り付けることにより、フロントパネルに開閉扉を繰り返し装着することが可能となり、開閉扉の破損時に別の開閉扉に簡単に交換をすることができると共に、ディスクの破片が電子機器の外部に飛び出すことを防止でき、ユーザーなどは安全に電子機器を使用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図8に基づき以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は本実施例における記録再生装置を備えた電子機器の正面図、図2は開閉扉を取り外した状態を示す電子機器の正面図、図3はディスクトレイの収納された状態を示す電子機器の断面図、図4はディスクトレイの排出された状態を示す電子機器の断面図、図5はディスクトレイを上方から視た状態を示す平面図、図6はディスクトレイの側面図、図7はディスクトレイの断面図、図8は電子機器の要部拡大断面図である。
図1に示す電子機器1は、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体たるディスクDを記録再生するもので、筐体2の前部にフロントパネル3が取り付けられ、電子機器1の外殻がほぼ箱型に形成されている。
図2〜図4に示すように、筐体2とフロントパネル3からなる電子機器1の外郭の内部には、記録再生装置10が設けられており、この記録再生装置10には電子機器1の内外に出入されるディスクトレイ11を備え、図5〜図7に示すように、ディスクトレイの先端の上部に上方に突出したボス部12が一体に設けられている。そして、図示しないモータやギアなどから構成されるディスクトレイ開閉駆動機構13によって、ディスクトレイ11はフロントパネル3に形成された開口部4から出入される。
また、記録再生装置10には、ディスクDを載置しディスクトレイ11を収容した状態において、ディスクトレイ11からディスクDを浮き上がらせて高速回転駆動するターンテーブル14が設けられている。なお、本発明の一例の電子機器1は、ディスクDの記録及び再生の両機能を有しているが、特にこれに限定するものではなく、記録又は再生の何れか一方の機能を有するものであってもよい。
また、本実施例における電子機器1は、再生や記録状態にあるディスクDが高速で回転している時に、ディスクDが破損し飛散すると、ボス部12の設けられたディスクトレイ11の前部及び凹部5の形成されたフロントパネル3にディスクDの破片が遠心力により飛び出して接触することから、ボス部12の設けられたディスクトレイ11の前部及び凹部5の形成されたフロントパネル3をディスクDと離間して配置することにより、従来のように、高速回転されるディスクDの近傍に突条を設けることで、ディスクDの破片が突条に勢いよく接触してしまい外部にディスクDの破片が飛び出す虞を解消することが可能である。
なお、ボス部12は、ディスクトレイ11の先端の上部であってディスクトレイ11の幅方向に2つ並べて設け、これらボス部12が、ターンテーブル14により高速回転されるディスクDと極力離間して配置することにより、ディスクトレイDの破片は、ボス部12とディスクDとの間に有する空間部などに回転駆動され行き場を失ったディスクDの破片を堆積することができ、前述したディスクトレイ開閉駆動機構13などに破片が接触してしまって破損することを防止することが可能となっている。
また、フロントパネル3に形成された開口部4の上縁部には、図2に示すように、ディスクトレイ11のボス部12に対応して凹部5を形成し、この凹部5は、電子機器1を正面から視た状態において、ディスクトレイ11のボス部12の幅及び高さとほぼ同一の寸法になっており、ボス部12と凹部5とは前後に対向するように配置されていて、ターンテーブル14によるディスクDの回転駆動状態時に、ディスクトレイ11の挿入/排出方向と直交する電子機器1の幅方向に並列させ、フロントパネル3とディスクトレイ11とにより記録再生装置10の前部を閉じるように構成し、回転時に破損したディスクDの破片が、電子機器1の外部に飛び出すことを防止することが可能となっている。
さらに、図8に示すように、フロントパネル3の開口部4に開閉扉15を配置し、より詳しくは、開閉扉15を筐体2などに回動自在に取り付けると共に、開閉扉15の軸部17に取り付けたスプリング20などの弾性体により、開口部4に開閉扉15を閉塞した状態で配置するので、ディスクDが細かく砕けても、このような破片が、開口部4から電子機器1の外部に飛散することを防止することができる。なお、開閉扉15は、ディスクトレイ11が排出される際、ディスクトレイ11の前部が、開閉扉15の裏面をスプリング20の付勢力に抗して押し出すことにより開閉する。
以上のように、本実施例の電子機器1は、ディスクトレイ11の出入されるフロントパネル3に形成された開口部4の縁部に凹部5を形成し、凹部5とディスクトレイ11の上部に設けられた凸状のボス部12とをディスクトレイ11の出入方向に対向して配置し、ターンテーブル14によるディスクDの高速回転時に、凹部5とボス部12とを電子機器1の幅方向に並設させ、凹部5の形成されたフロントパネル3とボス部12の設けられたディスクトレイ11の前部とにより、開口部4からディスクDの破片が外部に飛び出さないように、フロントパネル3とディスクトレイ11との間の隙間を閉じるように構成したものである。これにより、フロントパネル3とディスクトレイ11の前部とによって、フロントパネル3とディスクトレイ11との間の隙間から破損したディスクDの破片が電子機器の外部に飛び出すことを防止することができる。つまり、ユーザーなどが電子機器1を使用している際に、予測し得ない事態によってディスクDが破損した場合に、この破片が電子機器1の外部に飛び出してしまうことを防止することができるので、ユーザーなどに破片が当たって怪我をすることを回避できる安全な電子機器1を提供することができる。
さらに、開口部4に、この開口部4を閉じる開閉扉15を配置したので、ディスクDの回転時に、このディスクDの細かく砕けてしまった破片が、電子機器1の外部に飛散してしまうことを一層確実に防止することができる。また、フロントパネル3の開口部4に開閉扉15を配置することによって、電子機器1の内部が開口部4より露出することを防止出来るので、電子機器1の外観意匠の美感を向上することが可能となる。
開閉扉15は筐体2などに回動自在に設けられ、筐体2に固定されたスプリング20などの弾性体の付勢力により開口部4を閉成することで、電子機器1の外部へのディスクDの破片の飛散を防止できると共に、外部から電子機器1内への埃などの異物の進入を防止できる。また、スプリング20の付勢力に抗してディスクトレイ11が開閉扉15の後部を電子機器1の外側に向かって押し出して出入されるので、すなわち、ディスクトレイ11の出入される搬送動作に合わせて開閉扉15の適時開閉動作を行うことが可能となり、部品点数の少ない簡単な構造で開閉扉15の開閉作動を行うことができる。よって、部品点数の削減を図った安価な電子機器1を実現することができる。
さらに、開閉扉15を保持する着脱自在な取付手段を設け、例えば取付手段をフロントパネル3に設けた嵌合凹部16と、この嵌合凹部16に取り付ける開閉扉15に設けた凸状の軸部17とした際、嵌合凹部16に軸部17を取り付けるなどして、フロントパネル3に開閉扉15を繰り返し装着することができるから、開閉扉15が破損したとしても別の開閉扉に簡単に交換することができる。
また、金型によりディスクトレイ11にボス部12を一体に成形した際には、ディスクDの破片の飛散を防止する別ピースの部材をディスクトレイ11などに組み付ける必要がなくなるので、組み付け作業の負担を削減でき、コストダウンを図ることができる。
また、フロントパネル3とディスクトレイ11とにより記録再生装置10の前部を閉じるように構成せずに、例えばこれらの間に隙間を有していても、記録再生装置10に収納されるディスクDの厚さより隙間を小さくすれば、電子機器1の外部への隙間より厚さの大きいディスクDの破片の飛散を防止することが可能となり、ディスクDの破片が隙間に潜り込む事を防ぐことができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、ディスクトレイ11のボス部12は2つ設けられているが、特にこれに限定するものではなく、その数は3つ、4つ又は5つ以上など複数であれば、適宜選定すればよい。
1 電子機器
2 筐体
3 フロントパネル
4 開口部
5 凹部
10 記録再生装置
11 ディスクトレイ
12 ボス部
14 ターンテーブル
15 開閉扉
16 嵌合凹部
17 軸部
20 スプリング(弾性体)
D ディスク
2 筐体
3 フロントパネル
4 開口部
5 凹部
10 記録再生装置
11 ディスクトレイ
12 ボス部
14 ターンテーブル
15 開閉扉
16 嵌合凹部
17 軸部
20 スプリング(弾性体)
D ディスク
Claims (5)
- 前部の開口された筐体と、この筐体の開口された前部に取り付けられるフロントパネルとで外殻を構成した電子機器の内部に、ディスクを載置するディスクトレイと、前記ディスクトレイに載置したディスクを回転駆動するターンテーブルとを少なくとも有する記録再生装置を備えた電子機器であって、前記ディスクトレイの出入される前記フロントパネルに形成された開口部の縁部に凹部を形成し、前記凹部と前記ディスクトレイの上部に設けられた凸状のボス部とを前記ディスクトレイの出入方向に対向して配置し、前記ターンテーブルによる前記ディスクの回転駆動時に、前記凹部と前記ボス部とを前記電子機器の幅方向に並設させ、前記凹部の形成されたフロントパネルと前記ボス部の設けられた前記ディスクトレイの前部とにより、前記開口部から前記ディスクの破片が外部に飛び出さないように、前記フロントパネルと前記ディスクトレイとの間の隙間を閉じるようにしたことを特徴とする記録再生装置を備えた電子機器。
- 前記開口部に、この開口部を閉じる開閉扉を配置したことを特徴とする請求項1記載の記録再生装置を備えた電子機器。
- 前記開閉扉は回動自在に設けられ、弾性体の付勢力により前記開口部を閉成することを特徴とする請求項2記載の記録再生装置を備えた電子機器。
- 前記開閉扉を保持する着脱自在な取付手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の記録再生装置を備えた電子機器。
- 前記取付手段は、前記フロントパネルに設けた嵌合凹部と、この嵌合凹部に取り付ける前記開閉扉に設けた凸状の軸部としたことを特徴とする請求項4記載の記録再生装置を備えた電子機器。
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