JP2001266441A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001266441A
JP2001266441A JP2000084608A JP2000084608A JP2001266441A JP 2001266441 A JP2001266441 A JP 2001266441A JP 2000084608 A JP2000084608 A JP 2000084608A JP 2000084608 A JP2000084608 A JP 2000084608A JP 2001266441 A JP2001266441 A JP 2001266441A
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opening
optical
housing
tray
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Nobuhiko Tsukahara
信彦 塚原
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Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクドライブ本体が納められた内部筐
体と、外部機器等に固定する外部筐体が分離した構造の
光ディスク装置において、衝撃によって内部筐体が外部
筐体のフロントパネルから離れる方向に大きく変位した
場合でも、内部筐体の防塵機能を維持できるようにす
る。 【解決手段】 ディスクトレー15の前側先端部に、前
面が内部筐体12の開口部12aより大きい面積を有す
る板状部材15aを形成し、ディスクトレー15が内部
筐体12内に収納されたときに、この板状部材15aに
よって開口部12a全体が覆われ内部筐体12を密閉す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転させた光記録
媒体に光ビームを照射して情報の記録あるいは再生を行
う光ディスク装置に関し、特に、装置前面より引き出し
収納されるディスクトレー上に光記録媒体を載置するこ
とによって光記録媒体の交換を行うローディングトレー
方式の光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD(Compact Disk)、DVD
(Digital Versatile Disk)をはじめとする光ディスク
がたいへん普及している。このような光ディスクの記録
または再生を行う光ディスク装置では、光ディスクの交
換をする方法として、光ディスクを載置したディスクト
レーを装置前面より引き出し収納するローディングトレ
ー方式が多く採用されている。
【0003】図5に従来のローディングトレー方式の光
ディスク装置の主な構成例を示す右側断面図を示す。ま
た、図6に図5のB−B線に沿った全体の断面図を示
す。また、図7に光ディスクの着脱を行う場合の従来の
光ディスク装置の右側断面図を示す。なお、各図におい
て同じ部品には同じ符号を付してある。
【0004】この光ディスク装置50は、光ディスク5
1の記録あるいは再生のための光ディスク51の回転機
構や光ヘッド等の機械部分が内部に設置されたディスク
ドライブ本体のシャーシである内部筐体52と、光ディ
スク装置50を例えばコンピュータ装置の内部等に固定
するための光ディスク装置50の外枠である外部筐体5
3とに分離された構造を有している。図6に示されるよ
うに、内部筐体52はインシュレータ54を介して外部
筐体53に支持されており、光ディスク装置50に何ら
かの外的な衝撃が加えられた場合に、インシュレータ5
4によって衝撃を吸収することにより、内部筐体52内
のディスクドライブ本体の振動を抑制している。
【0005】外部筐体53の前部のフロントパネル53
aには、開口部53bや、エジェクトボタン53c等の
スイッチ類が設けられている。開口部53bにはシャッ
ター53dが設けられており、この内側には伸縮性を有
する伸縮部材53eが貼付され、閉止時に開口部53b
の周縁と密着して装置内側へのダストの進入を防止して
いる。また、フロントパネル53aの後ろ側の上下部に
は、伸縮部材53fが左右幅の全体にわたって貼付さ
れ、内部筐体52の前部と接触している。さらに、外部
筐体53の下面上には光ディスク装置50を制御する図
示しない回路基板が取り付けられている。
【0006】内部筐体52の内部には、光ディスク51
が載置されるディスクトレー55、光ディスク51を回
転駆動するスピンドルモータ56、磁性材料からなり、
回転時にスピンドルモータ56側に設けられた金属材料
よりなる図示しないターンテーブルに吸着されることに
よって光ディスク51を固定する回転自在なチャッキン
グプーリー57、レーザ光の発光および受光のための光
学系により構成される図示しない光学ピックアップ、ス
ピンドルモータ56および光学ピックアップを支持する
ベースユニット58等が設けられている。ディスクトレ
ー55は図示しない駆動機構によって、開口部53bを
介して引き出し収納自在に水平駆動される。
【0007】図5は光ディスク51の記録または再生が
行われている状態を示しており、ディスクトレー55は
内部筐体52内に収納された状態で、光ディスク51は
チャッキングプーリー57によって内周部を固定され、
スピンドルモータ56によって回転されている。光ディ
スク51の記録または再生を中止して光ディスク51を
取り出す、または交換する場合には、図7のようにベー
スユニット58が下向きに回転駆動されてスピンドルモ
ータ56が光ディスク51から離れ、チャッキングプー
リー57が上側に移動して光ディスク51の固定が解除
され、駆動機構によってディスクトレー55がシャッタ
ー53dを押し開いて開口部53bより引き出される。
図7はこの状態を示しており、ディスクトレー55に載
置された光ディスク51の着脱が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
51の再生では、表面にレーザ光を照射し、記録面に記
録された情報を反射光から読みとるため、光ディスク5
1の表面や光ヘッドの対物レンズ表面に、空気中を浮遊
するゴミやホコリ等が過度に付着した場合は記録された
情報を正しく読みとることができない場合がある。ま
た、情報の記録時も同様に、光ディスク51の表面や対
物レンズ面にほこり等が過度に付着すると情報が正しく
記録されないことがある。
【0009】上述した光ディスク装置50では、ディス
クドライブ本体が納められた内部筐体52の防塵対策と
して、フロントパネル53aの開口部53bにシャッタ
ー53dを設け、またこの内側にスポンジやフェルト等
の柔らかく伸縮性のある伸縮部材53eが貼付され、閉
止時に開口部53bの周縁と密着して隙間が開かないよ
うにして、ディスクトレー55の収納時に内部筐体52
を密閉している。また、フロントパネル53aにはエジ
ェクトボタン53cの他に例えばヘッドホンジャック、
LED(Light Emitting Diode)、ダイアル式ボリュー
ムスイッチ(いずれも図示せず)等が設けられ、これら
の取り付け穴からも内部にホコリが進入することがある
ため、図5に示すエジェクトボタン53cのように、こ
れらをフロントパネル53aと内部筐体52との接触部
より外側に取り付けている。
【0010】また、外部筐体53に加えられた衝撃がイ
ンシュレータ54に吸収されることによって、内部筐体
52への衝撃が緩和される構造になっているため、内部
筐体52は外部筐体53に対して相対的に変位する。内
部筐体52はフロントパネル53aとシャッター53d
によって内部が密閉されてホコリが進入しないようにな
っているが、外部筐体53は回路基板や内部筐体52を
冷却するためにスリット等があけられており、内部筐体
52の変位によってフロントパネル53aとの間に隙間
が開いてしまうと、内部筐体52の内部にもホコリが進
入してしまう。このため、内部筐体52の前部とフロン
トパネル53aの後部との間に伸縮部材53fが貼付さ
れて、内部筐体52の相対変位を吸収してフロントパネ
ル53aとの間に隙間が開かないようにされている。
【0011】しかし、衝撃によってインシュレータ54
が大きく変形し、内部筐体52がフロントパネル53a
側と逆方向に大きく変位した場合は、隙間が開いてしま
うことが考えられる。図8に内部筐体52が後ろ方向に
大きく変位した場合の光ディスク装置の右側断面図を示
す。図8のように、内部筐体52の後ろ方向の変位量
が、フロントパネル53aの後ろ側に貼付された伸縮部
材53fの伸縮量を超えてしまった場合は、伸縮部材5
3fと内部筐体52の前部とが離れ、防塵機能が損なわ
れてしまう。
【0012】また、内部筐体52の相対変位は前後方向
だけでなく3次元的に生じることから、伸縮部材53f
の動きはひじょうに激しくなるため、伸縮部材53fに
使用する材料の選択やその設計には制約が大きい。さら
に、フロントパネル53aの開口部53bとの隙間を開
けないためにシャッター53dに貼付された伸縮部材5
3eは、構造上その形状はひじょうに細長くなってお
り、シャッター53dは通常バネの力によって閉められ
るためこの力はあまり大きくないことから、シャッター
53dによる防塵能力をそれほど高くすることはできな
い。また、取り付け穴からのほこりの進入を避けるた
め、フロントパネル53a上に設けられるエジェクトボ
タン53c等のスイッチ類やLED等の取り付け位置が
制約を受け、フロントパネル53aのデザインに自由度
がない。
【0013】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、光ディスクのドライブ本体と、ドライブ本体を
他の機器に固定する外部筐体とが分離された構造を有す
る光ディスク装置において、ドライブ本体の防塵機能を
より高めた光ディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、回転させた光ディスクに光ビームを照射
して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置にお
いて、前記光ディスク装置を他の機器等に固定し、前面
に第1の開口部が形成された外部筐体と、前記外部筐体
の内部で前記外部筐体にインシュレータを介して支持さ
れ、前面に第2の開口部が形成され、内部に前記光ディ
スクの回転駆動部および光学ピックアップ部が設けられ
た内部筐体と、前記光ディスクを着脱可能に載置し、前
記第1の開口部および前記第2の開口部を介して前記内
部筐体から引き出し収納自在に駆動され、前端部に前記
第2の開口部を覆う板状部材が形成され、前記内部筐体
内に収納された状態において前記板状部材によって前記
第2の開口部を閉止し前記内部筐体を密閉するディスク
トレーと、を有することを特徴とする光ディスク装置が
提供される。
【0015】このような光ディスク装置では、ディスク
トレーの収納時において、ディスクトレーの前端部の板
状部材によって第2の開口部が閉止されて内部筐体が密
閉されるので、外部筐体の構造に関係なく内部筐体のみ
でディスクドライブ部を防塵することが可能であり、外
部からの衝撃によって内部筐体が外部筐体に対して大き
く変位した場合も内部筐体の防塵機能が損なわれない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1に本発明の光ディスク装置の
主な構成例を示す右側断面図を示す。また、図2に図1
のA−A線に沿った全体の断面図を示す。なお、各図に
おいて同じ部品には同じ符号を付してある。
【0017】光ディスク装置10では、光ディスク11
を載置したディスクトレー15を装置前面より引き出し
収納することによって光ディスク11の着脱を行うロー
ディングトレー方式が採用されている。
【0018】また、光ディスク装置10は、光ディスク
11の記録あるいは再生のための光ディスク11の回転
機構や光ヘッド等の機械部分が内部に設置されたディス
クドライブ本体のシャーシである内部筐体12と、光デ
ィスク装置10を例えばコンピュータ装置の内部等に固
定するための光ディスク装置10の外枠である外部筐体
13とに分離された構造を有している。図2に示される
ように、内部筐体12はインシュレータ14を介して外
部筐体13に支持されており、光ディスク装置10に何
らかの外的な衝撃が加えられた場合に、インシュレータ
14によって衝撃を吸収することにより、内部筐体12
内のディスクドライブ本体の振動を抑制している。
【0019】外部筐体13の前部はフロントパネル13
aとなっており、光ディスク11の着脱を行うための開
口部13bや、エジェクトボタン13c等のスイッチ類
や図示しないLED等が設けられている。開口部13b
には、開口部13bの全体を覆う開閉可能なシャッター
13dが設けられている。また、外部筐体13の底部上
には、光ディスク装置10の制御を行う図示しない制御
基板が固定されている。さらに、他の機器との接続端子
等も外部筐体13に取り付けられる。また、外部筐体1
3には、制御基板や内部筐体12の冷却のために通気す
る図示しないスリット等が所定の位置に複数設けられて
いる。
【0020】一方、内部筐体12の前部には開口部12
aが設けられ、他の部分は完全に密閉された構造となっ
ている。内部筐体12の内部には、光ディスク11が載
置されるディスクトレー15と、ディスクトレー15を
水平方向に駆動する図示しない駆動機構と、光ディスク
11を回転駆動するスピンドルモータ16と、磁性材料
からなり、回転時にスピンドルモータ16側に設けられ
た金属材料よりなる図示しないターンテーブルに吸着さ
れることによって光ディスク11を固定する回転自在な
チャッキングプーリー17と、レーザ光の発光部、受光
部、およびレーザ光を光ディスク11の記録面に照射す
るための光ヘッドを含む光学系により構成される光学ピ
ックアップ部18と、スピンドルモータ16および光学
ピックアップ部18を支持する回転可能なベースユニッ
ト19等が設けられている。
【0021】ディスクトレー15の前側先端部には、前
面の面積が内部筐体12の開口部12aより大きい形状
の板状部材15aが形成されており、後述するように、
ディスクトレー15が内部筐体12内に収納されたとき
にこの板状部材15aによって開口部12a全体が覆わ
れ、内部筐体12が密閉される構造になっている。
【0022】図1に示された光ディスク装置10は、光
ディスク11の記録または再生が行われている状態を示
しており、ディスクトレー15は内部筐体12内に収納
されている。光ディスク11の記録または再生が行われ
るときは、ベースユニット19が上方に回動することに
よって図1の状態までスピンドルモータ16および光学
ピックアップ部18が光ディスク11の下面に接近し、
スピンドルモータ16の回転部の先端に取り付けつけら
れた図示しないターンテーブルが光ディスク11をわず
かに持ち上げ、同時にチャッキングプーリー17がター
ンテーブルに吸着されることにより、光ディスク11の
内周部がスピンドルモータ16の回転部に固定される。
この後、スピンドルモータ16が駆動され、光ディスク
11が回転される。ディスクトレー15の光ディスク1
1の載置面には、光学ピックアップ部18の光ヘッドが
通過するための溝が設けられており、光ディスク11が
回転されると、光ヘッドはこの溝に沿って光ディスク1
1の半径方向に所定の位置まで移動し、レーザ光の照射
が開始されて光ディスク11の記録または再生が開始さ
れる。
【0023】次に、図3に光ディスク11の着脱を行う
場合の光ディスク装置10の右側断面図を示す。光ディ
スク11の記録または再生を中止して光ディスク11を
光ディスク装置10より取り出す、または交換する場合
には、まず光学ピックアップ部18によるレーザ光照射
が中止され、スピンドルモータ16の駆動が停止されて
光ディスク11の回転が停止される。ベースユニット1
9は下向きに回転駆動されることによってスピンドルモ
ータ16およびこの上部に取り付けられた図示しないタ
ーンテーブルが光ディスク11から離れて下方に移動
し、同時にチャッキングプーリー17が光ディスク11
から離れて上側に移動して光ディスク11の固定が解除
されて、光ディスク11はディスクトレー15の上に載
置される。
【0024】この後、図示しない駆動機構によってディ
スクトレー15が、バネ等によってフロントパネル13
aに押しつけられているシャッター13dを前端部で押
し開き、開口部13bより装置外部へ引き出される。図
3はこの状態を示しており、ディスクトレー15に載置
された光ディスク11の着脱が行われる。
【0025】次に、内部筐体12の防塵構造について説
明する。図4は光ディスク装置10のフロントパネル1
3aの周辺を表した右側断面図で、(a)はディスクト
レー15の引き出し状態、(b)はディスクトレー15
の収納状態を示す。
【0026】図4(a)では、光ディスク11を載置し
たディスクトレー15が水平駆動され、外部筐体13の
開口部13bをバネ等の力で閉止していたシャッター1
3dがディスクトレー15の前端部に形成された板状部
材15aによって押し開けられて、ディスクトレー15
が引き出されている。このままディスクトレー15が装
置外部に引き出され、載置された光ディスク11が完全
に外部に現れた状態で、光ディスク11は着脱される。
【0027】また、光ディスク11の記録または再生が
行われる場合は、ディスクトレー15は装置内部方向に
水平駆動され、図4(b)のようにシャッター13dが
閉じられ、ディスクトレー15の板状部材15aが内部
筐体12の開口部12aの周縁部で係止される。板状部
材15aの前面の面積は開口部12aの開口面積より大
きく、開口部12aの全体を覆うように形成されてお
り、ディスクトレー15が駆動装置の力によって内部筐
体12に中に引き込まれると、板状部材15aの装置内
部側の周縁部が開口部12aの全体を覆って閉止する。
このとき、図4(b)のように、板状部材15aと開口
部12aの接触部分にゴムやフェルトのような柔らかく
伸縮性のある伸縮部材15bを貼付することにより、板
状部材15aと開口部12aの密着性をより高くするこ
とができる。
【0028】このようにディスクトレー15の先端に形
成された板状部材15aが開口部12aを閉止すること
によって、内部筐体12はほぼ完全に密閉され、外部の
空気中に漂うゴミやホコリの進入を防ぐことができ、こ
れらが内部筐体12内に進入して光ディスク11の記録
面や光ヘッドの対物レンズ面に付着することが防止さ
れ、光ディスク装置10の良好な記録あるいは再生特性
を長期間にわたり維持することが可能となる。
【0029】前述したように、外部筐体13には通気の
ためのスリット等が設けられており、また、開口部13
bとシャッター13dとの隙間やフロントパネル13a
に設けられたスイッチ類、LED等の取り付け穴に生じ
る隙間等もあるため、光ディスク11の収納状態でも、
内部筐体12と外部筐体13との間には外部からホコリ
等が進入してきている。しかし、光ディスク装置10で
は、外部機器と固定される外部筐体13とは独立した構
造で、内部に光ディスク11のドライブ機構が納められ
ている内部筐体12において、単独で防塵機能が果たさ
れている。したがって、外部から衝撃が加わって内部筐
体12が外部筐体13のフロントパネル13aから離れ
た方向に大きく変位した場合も、この変位量にかかわら
ず防塵機能が果たされ、従来のように内部筐体12とフ
ロントパネル13aの相対変位を吸収するための伸縮部
材等を用いる必要がなくなる。
【0030】また、シャッター13dを閉じるのに例え
ばバネが使用されている場合、このシャッター13dが
直接防塵機能を果たさないため、従来のようにバネの力
を強くする必要がなくなり、またシャッター13dとフ
ロントパネル13aとの密着性を上げるために、接触部
分に伸縮部材を貼付する必要もなくなる。
【0031】さらに、フロントパネル13aと内部筐体
12も完全に独立した構造であることから、フロントパ
ネル13aに取り付けられるスイッチ類やLED等の取
り付け穴からのホコリの進入を防ぐために、従来のよう
にこれらの取り付け位置が制限されることがなく、フロ
ントパネル13aのデザインを自由に決定することがで
きる。
【0032】なお、ディスクトレー15の板状部材15
aに貼付された伸縮部材15bは、伸縮性および弾力を
有し、接触部の密着性を高められる素材であれば、何の
素材が利用されてもかまわない。また、伸縮部材15b
は板状部材15aではなく、内部筐体12の開口部12
aの周縁部に貼付されてもよい。
【0033】また、本実施例では、ディスクトレー15
上に光ディスク11を水平に載置して光ディスク装置1
0内に収納する例を示したが、光ディスク11を垂直に
装着して収納する光ディスク装置に対しても本発明を適
用することが可能である。この場合、ディスクトレー1
5は垂直状態で引き出し収納され、ディスクトレー15
に光ディスク11の外周部が軽く係合する爪等を設ける
ことによって、光ディスク11をディスクトレー15に
装着する。
【0034】なお、本実施例に示した光ディスクは、再
生専用光ディスク、1回のみ記録可能な光ディスクおよ
び繰り返し記録が可能な光ディスクを含む。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置では、ディスクトレーの収納時において、ディス
クトレーの前端部に形成された板状部材によって内部筐
体の開口部が閉止されて内部筐体が密閉されるので、外
部筐体の構造に関係なく内部筐体のみでディスクドライ
ブ部を防塵することが可能であり、外部からの衝撃によ
って内部筐体が外部筐体に対して大きく変位した場合も
内部筐体の防塵機能が損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の主な構成例を示す右
側断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った全体の断面図を示す。
【図3】光ディスクの着脱を行う場合の光ディスク装置
の右側断面図を示す。
【図4】光ディスク装置のフロントパネル周辺を表した
右側断面図であり、(a)はディスクトレーの引き出し
状態、(b)はディスクトレーの収納状態を示す。
【図5】従来のローディングトレー方式の光ディスク装
置の主な構成例を示す右側断面図である。
【図6】図5のB−B線に沿った全体の断面図を示す。
【図7】光ディスクの着脱を行う場合の従来の光ディス
ク装置の右側断面図を示す。
【図8】内部筐体が後ろ方向に大きく変位した場合の光
ディスク装置の右側断面図を示す。
【符号の説明】
10……光ディスク装置、11……光ディスク、12…
…内部筐体、12a……開口部、13……外部筐体、1
3a……フロントパネル、13b……開口部、13c…
…エジェクトボタン、13d……シャッター、14……
インシュレータ、15……ディスクトレー、15a……
板状部材、16……スピンドルモータ、17……チャッ
キングプーリー、18……光学ピックアップ部、19…
…ベースユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転させた光ディスクに光ビームを照射
    して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置にお
    いて、 前面に第1の開口部が形成された外部筐体と、 前記外部筐体の内部で前記外部筐体にインシュレータを
    介して支持され、前面に第2の開口部が形成され、内部
    に前記光ディスクの回転駆動部および光学ピックアップ
    部が設けられた内部筐体と、 前記光ディスクを着脱可能に載置し、前記第1の開口部
    および前記第2の開口部を介して前記内部筐体から引き
    出し収納自在に駆動され、前端部に前記第2の開口部を
    覆う板状部材が形成され、前記内部筐体内に収納された
    状態において前記板状部材によって前記第2の開口部を
    閉止し前記内部筐体を密閉するディスクトレーと、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクトレーの前端部と前記第2
    の開口部との接触部に伸縮部材が設けられたことを特徴
    とする請求項1記載の光ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2063431A1 (en) 2007-11-16 2009-05-27 Samsung Electronics Co., Ltd. An optical disc drive
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