JPH08306175A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH08306175A
JPH08306175A JP7108599A JP10859995A JPH08306175A JP H08306175 A JPH08306175 A JP H08306175A JP 7108599 A JP7108599 A JP 7108599A JP 10859995 A JP10859995 A JP 10859995A JP H08306175 A JPH08306175 A JP H08306175A
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JP
Japan
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drive unit
disk
disk device
main body
vibration
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Pending
Application number
JP7108599A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Furukawa
憲一 古河
Atsushi Kirii
敦 桐井
Koji Teranishi
光司 寺西
Satoru Manabe
悟 真部
Kenichi Hori
健一 堀
Kazutomo Imi
和朋 伊美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/638,546 priority patent/US5917795A/en
Priority to DE19655296A priority patent/DE19655296B4/de
Priority to DE19616976A priority patent/DE19616976A1/de
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Priority to US09/241,749 priority patent/US6324153B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は装着されるディスク媒体に対して情
報の記録再生を行うドライブユニットを備えるディスク
装置に関し、小型化で振動吸収及び設置自由度の向上を
図ることを目的とする。 【構成】 ディスク装置の備えるドライブユニットの一
部を構成する駆動ユニット42の四隅近傍に、ディスク
媒体の装着水平面上の所定方向の振動を吸収し、また該
駆動ユニット42の移動を規制する水平インシュレータ
64がそれぞれ設けられる。この水平インシュレータ6
4は内部の孔64a内に樹脂材65が設けられて、該樹
脂材65内に本体ケース側の棒部材が遊嵌される構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装着されるディスク媒
体に対して情報の記録再生を行うドライブユニットを備
えるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録媒体としてのディスク媒体が
使用されるものとして、FD(フロッピディスク)、C
D(コンパクトディスク)、LD(レーザディスク)、
MO(光磁気ディスク)、MD(ミニディスク)が一般
化されており、これらを使用するディスク装置は全般的
に薄形化、小型化が要求されている。また、CDのなか
でも追記型のものがあり、これをドライブするディスク
装置においても薄形化、小型化が要求されており、これ
に応じた振動吸収や設置の自在性が要求されている。
【0003】ここで、図7に、従来のディスク装置の分
解構成図を示す。図7は追記型の光ディスク(以下、C
D−Rという)をドライブするディスク装置11を示し
たもので、ディスク装置11は、本体ケース12内の下
部に制御用のプリント基板13が配置され、該プリント
基板13上にドライブユニット14が配置されてカバー
15が取り付けられるものである。
【0004】本体ケース12は、前面にフロントベゼル
21が取り付けられており、フロントベゼル21には開
閉挿入口22とイジェクト釦23等が設けられると共
に、手動によるイジェクトを行うためのイジェクト孔2
4が設けられる。ドライブユニット14は、駆動部2
5、スライダ26、ディスクホルダ27により構成され
るもので、ディスクホルダ27にCD−R28を収納す
るディスクケース29が挿入され、挿入の際にディスク
ケース29のシャッタ29aがスライドして該CD−R
28の一部を表出させる。
【0005】駆動部25は、シャーシ31に光ヘッド3
2が取り付けられると共に、該光ヘッド32を、挿入さ
れるCD−R28の半径方向にガイド棒33a,33b
に沿って移動させる例えばリニアモータで構成されるヘ
ッド駆動機構(32a,32b)や、スライダ26をス
ライドさせてディスクケース29のイジェクトを行うイ
ジェクトモータ26a、ギア26b等を備えるイジェク
ト機構等を備える。
【0006】この場合、移動される光ヘッド32を駆動
するためのヘッド駆動機構32a,32bに電気的接続
が両ガイド棒33a,33b側よりフレキシブルプリン
ト板(FPC)34aを介して行われると共に、光ヘッ
ド32とプリント基板13との信号処理系の電気的接続
がFPC34bを介して行われる。
【0007】スライダ26は、ディスクホルダ27を昇
降させるためのもので、ディスクケース挿入方向に対し
て両側(片側は図示せず)のカムプレート35にテーパ
状の溝を有するカムガイド35a,35bが形成され、
対応してディスクホルダ27の両側面に形成された所定
数の突起部36a,36bと係合する。また、ディスク
ホルダ27は、ディスクケース29が挿入されたときに
該ディスクケース29のシャッタ29aをスライドさせ
る回動レバー37が設けられる。
【0008】このようなドライブユニット14は、ディ
スクホルダ27にディスクケース29が挿入されていな
いときはディスクホルダ27が上方に位置され、ディス
クケース29がディスクホルダ27に挿入されたとき
に、ローディング機構(図に表われず)でスライダ26
が前方(ディスクケース挿入方向と逆方向)にスライド
することにより、ディスクホルダ27が下降して記録再
生状態となる。
【0009】そして、光ヘッド32がディスク媒体28
の半径方向にヘッド駆動機構32a,32bにより移
動、位置決めされて情報の記録/再生が行われる。ま
た、ディスクケース29(ディスク媒体28)の取り出
しは、イジェクト釦23を押すことによってイジェクト
モータ26aが回転してスライダ26を奥方向にスライ
ドさせることより行われる。
【0010】なお、27aはディスクホルダ27の昇降
のときにガイドするガイド部材であり、38は手動でス
ライダ26を奥方向に移動させてディスクケース27を
取り出すためのイジェクトレバーである。ここで、図8
に、図7のドライブユニットの概略底面図を示す。図8
において、図7に示すように、ガイド棒33a,33b
の両側にはヘッド駆動機構(リニアモータ)32,32
bが設けられており、これに通電するためのFPC34
aが底面側から延出して、上記プリント基板13に電気
的接線される。
【0011】一方、光ヘッド32は、記録/再生を行う
ための信号の授受がFPC34bを介してプリント基板
13と接続されており、信号処理のための信号線は少な
くとも20本は必要とされ、これら信号線がFPC34
bに形成されるものである。なお、駆動部25には上述
のようにイジェクトモータ26aやスピンドルモータを
備えており、このイジェクトモータ26aやスピンドル
モータへの通電は別にコード配線(図示せず)を介して
プリント基板13より行われる。
【0012】また、駆動部25のシャーシ31の裏面に
は、奥方向両側にゴム等の弾性部材で形成されたインシ
ュレータ39a,39bが設けられ、このインシュレー
タ39a,39bを介在させて本体ケース12に取り付
けられる。このインシュレータ39a,39bは振動時
に本体ケース12内のドライブユニット14への衝撃を
緩和させるものである。
【0013】そこで、図9に、従来のディスク装置の振
動吸収の説明図を示す。図9(A),(B)に示すよう
に、ドライブユニット14は、本体ケース12に設置さ
れる際、ドライブユニット14と本体ケース12との間
に所定数のダンパ40a,40bが介在される。すなわ
ち、ドライブユニット14と本体ケース12の両側の壁
部分との間にそれぞれ所定数(図9では2個ずつ)のダ
ンパ40aが設けられると共に、ドライブユニット14
の底面と本体ケース12の底面との間に所定数ダンパ4
0bが設けられる。
【0014】従って、ディスク装置11の振動における
ドライブユニット14の縦方向の振動であって、小振動
に対してはインシュレータ39a,39bにより振動吸
収し、それ以上の振動に対してはダンパ40bにより振
動吸収する。また、横方向の振動(フロントベゼル21
から挿入されるディスクケース29の挿入方向と略垂直
方向)に対してはそれぞれのダンパ40aによって振動
吸収が行われる。
【0015】これによって、CD−R28に対する一度
のみの書き込み時に振動が加えられても上記インシュレ
ータ39a,39bやダンパ40a,40bにより振動
吸収されて書き込みエラーの防止を図っているものであ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のディス
ク装置11では、当該装置を水平に設置したときの縦方
向の振動吸収と上記横方向の振動吸収をインシュレータ
39a,39bやダンパ40a,40bにより行ってい
るが、ディスク装置11の設置方法として、縦方向(本
体ケース12の一方の側面を下方)に設置する場合もあ
り、このように設置すると自重で重力方向にずれを生じ
てフロントベゼル21の開閉挿入口22とディスクホル
ダ27の挿入口とにずれを生じ、ディスクケース29の
装着脱が困難になるという問題がある。
【0017】また、重力方向の防振特性(インシュレー
タ39a,39bのみによる振動吸収)を満足すること
ができないという問題がある。このことは、ディスク装
置11を水平状態に設置した場合も同様である。さら
に、上述のディスク装置11のようにダンパ40a,4
0bを設けることは、該ダンパ40a,40bのための
スペースを必要とし、装置の小型化、薄形化を図ること
ができないという問題がある。
【0018】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、小型で振動吸収及び設置自由度の向上を図るデ
ィスク装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1では、装着脱自在なディスク媒体に対し
て情報の記録再生を行うドライブユニットを備え、該ド
ライブユニットを本体ケース内に取り付けるディスク装
置において、前記ドライブユニットに、前記ディスク媒
体の装着水平面上の所定方向の振動を吸収し、該ドライ
ブユニットの移動を規制する振動吸収部材が所定数設け
られると共に、該ドライブユニットが取り付けられる前
記本体ケースに、該振動吸収部材とそれぞれ係合する係
合部材が所定数設けられるディスク装置が構成される。
【0020】請求項2では、請求項1記載の振動吸収部
材は、弾性材により形成されて、前記係合部材と係合す
る部分に樹脂材が形成される。請求項3では、請求項1
又は2記載の振動吸収部材は、少くとも前記ドライブユ
ニットにおける所定の一箇所、又は左右領域の略対角線
上の二箇所、又は四隅近傍のそれぞれに設けられる。
【0021】
【作用】上述のように請求項1又は3の発明では、ドラ
イブユニットにおける所定の一箇所、対角線上の二箇
所、又は四隅近傍に振動吸収部材が設けられて本体ケー
スの係合部材と係合させる。これにより、従来のように
ダンパが不要で小型化、薄形化が図られ、ディスク媒体
の装着水平面上の所定方向に振動が加えられたときに係
合部材により伝えられる振動を吸収させることが可能と
なると共に、該振動吸収部材と係合部材の係合状態で本
体ケース内でドライブユニットが支えられて縦型設置等
の設置自由度を向上させることが可能となる。
【0022】請求項2の発明では、振動吸収部材と係合
部材を係合させる際に樹脂材を介在させる。これにより
係合部材と弾性材の付着状態を回避させることが可能と
なる。
【0023】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1は本発明のディスク装置41の備えるドライブユニ
ットの駆動ユニット42の斜視図を示したものである。
図1において、駆動ユニット42は、例えば樹脂製のシ
ャーシ43内にディスクケースに収納されたディスク媒
体(図5で説明する)を回転するスピンドルモータ(図
に表われず)が設けられてスピンドル44の先端に取り
付けられたチャッキング部44aが表出されて設けられ
る。また、ディスク媒体に対して記録再生を行う光ヘッ
ド45が設けられ、該光ヘッド45はガイド棒46a,
46bによりディスク媒体の半径方向に移動自在にガイ
ドされる。
【0024】この光ヘッド45にはラック47が設けら
れ、ギア48と噛合しており、ギア48はキャリアモー
タ49の回転軸に設けられたウォーム49aと噛合する
ウォームホイール48aと一体化されている。すなわ
ち、キャリアモータ49が回転することにより、ウォー
ム49a、ウォームホイール48a、ギア48、ラック
47を介して光ヘッド45が移動する。
【0025】また、シャーシ43内にはイジェクトモー
タ50が設けられ、その回転軸に設けられたウォーム5
0aが所定数のギアを介してメインギア51と噛合して
おり、メインギア51上にはカム51aが形成される。
このカム51aは後述するスライダの係止片と係合し、
イジェクトモータ50の回転でスライダを奥方向にスラ
イドさせるためのものである。なお、カム51aの近傍
に、該カム51aの位置を検出するための検出スイッチ
52が設けられる。
【0026】さらに、シャーシ43内の片側に中継基板
である中継プリント基板53が配置されている。この中
継プリント基板53には、光ヘッド45の再生信号を増
幅するピックアップアンプ54等の電子部品が実装され
ると共に、コード接続のための少なくとも5つのコネク
タ551 〜555 が実装される。
【0027】そして、スピンドルモータ(スピンドル4
4の下方位置)からディスク媒体を回転させるためのフ
レキシブルプリント板(FPC)56を介してコネクタ
55 1 に接続され、光ヘッド45より記録再生を行うた
めのFPC57を介してコネクタ552 に接続される。
【0028】また、キャリアモータ49及びイジェクト
モータ50からコード58を介してコネクタ553 に接
続され、検出スイッチ52からコード59を介してコネ
クタ534 に接続される。この中継プリント基板53か
らはコネクタ555 よりFPC(又はフラットケーブ
ル)60を介して後述する制御基板であるメインプリン
ト基板に接続される。
【0029】このように、駆動ユニット42におけるシ
ャーシ43内の電気的配線を中継プリント基板53に集
中させ、この中継プリント基板53よりFPC60のみ
でメインプリント基板に接続が行われるものである。ま
た、シャーシ43内の一方の隅近傍にダンパ61が設け
られ、ダンパ61にギア61aが設けられる。このギア
61aは後述するスライダに形成されたラックと噛合す
るもので、スライダのスライドのスピードを緩衝させる
ものである。このダンパ61の近傍におけるシャーシ4
3の奥壁に昇降ガイド部材62が設けられ、この昇降ガ
イド部材62は後述するディスクホルダに形成された孔
と遊嵌されて当該ディスクホルダの昇降をガイドするも
のである。
【0030】また、シャーシ43内の四隅には、例えば
ゴム製の弾性部材で形成されたインシュレータ63がそ
れぞれ設けられており、垂直方向に孔が形成される。こ
のインシュレータ63は、後述する本体ケース内の四隅
に一体的に立設された所定高さの取付け部材(ボス)に
取り付けられて本体ケース内に配置されるもので、取付
け部材(ボス)に取り付けられたときに該シャーシ43
は本体ケースの底面には接触せず、浮上した状態となっ
て、ドライブユニット53の上下方向の振動に対して緩
衝の役割を果している。
【0031】この各インシュレータ63の近傍(シャー
シ43の四隅近傍)には、水平インシュレータ64がそ
れぞれ設けられており、後述する本体ケースの取付け部
材の近傍に本体ケースと一体的に立設された所定高さの
係合部材である棒部材(ボス)が係合状態として遊嵌さ
れて、ドライブユニットの水平方向(ディスクケースの
挿入水平面の所定方向)の振動に対して緩衝の役割を果
している(図2で説明する)。
【0032】なお、シャーシ43の両側の外方向に、所
定数の係止片65が形成される(後述する)。ここで、
図2に、図1の水平インシュレータの構成図を示す。図
2(A)は平面図、図2(B)は断面図である。図2
(A),(B)に示す水平インシュレータ64は、例え
ばゴム等の弾性材により所定高さで上下端開口の箱形状
に形成され、内部の長穴状の孔64aに樹脂材65が設
けられる。この樹脂材65内に後述する本体ケースの係
合部材としての棒部材(ボス)が遊嵌される。
【0033】この水平インシュレータ64は、図1に示
すように四隅の近傍にそれぞれ設けているが、後述する
ディスクケースの挿入方向の中心線上の近傍の所定部分
に一個のみ設けてもよく、またシャーシ43のディスク
ケース挿入方向の左右領域で略対角線上に二個設けても
初期の目的(図6で説明する)を概ね達成することがで
きるものである。
【0034】また、水平インシュレータ64の孔64a
内に樹脂材65を設けたのは、後述する棒部材(ボス)
が遊嵌されたときに、該棒部材(ボス)が水平インシュ
レータ64に付着するのを防止するためであり、これに
より該水平インシュレータ64と棒部材(ボス)との相
対的な移動が円滑にすることができるものである。
【0035】続いて、図3に、図1の駆動ユニットを備
えるディスク装置の分解構成図を示す。図3はディスク
装置41として、例えば追記型の光ディスク(ディスク
媒体)に対して情報の記録再生を行う場合の装置を示し
ている。図3において、ディスク装置41は、大別して
本体ケース71、ドライブユニット72、制御基板であ
るメインプリント基板73、カバー74により構成され
る。そして使用されるディスク媒体はディスクケース7
5に収納されてドライブユニット72内に装着される。
また、ストッパ部材76が別体として使用される。
【0036】本体ケース71は、例えばアルミダイカス
トにより箱形に形成されたもので、内部がドライブユニ
ット72やプリント基板73、ストッパ部材76を取り
付けるための上述の取付け部材(ボス)81や棒部材
(ボス)82等が一体に形成される。この棒部材(ボ
ス)82が上述の水平インシュレータ64の孔64a内
に遊嵌される。また、本体ケース71の前方となる開放
部分にフロントベゼル83が取り付けられる。フロント
ベゼル83はディスクケース75を装着脱するための開
閉挿入口84やイジェクト釦85が設けられると共に、
略中央部分の該開閉挿入口84の直下にイジェクト孔8
6が設けられる。
【0037】イジェクト釦85は、装着したディスクケ
ース75をイジェクトモータを使用したイジェクト機構
により自動的に取り出すためのもので、イジェクト孔8
6は後述するスライダをスライドをさせるためにシャフ
ト等を差し込んでモータ故障や電源供給停止時に自動的
に取り出せなくなったディスクケース75を手動で取り
出すためのものである。
【0038】また、フロントベゼル83には、他に表示
灯、ボリウム、ホーン端子等が適宜設けられる。なお、
本体ケース71には、フロントベゼル83の裏面側にイ
ジェクト釦85等の電気的部品を設けたプリント基板が
設けられる(図示せず)。ドライブユニット72は、大
別して図1に示す駆動ユニット42、昇降手段であるス
ライダ91、保持手段であるディスクホルダ92により
構成され(図4で説明する)、本体ケース71内に最初
に取り付けられる。このとき、ドライブユニット72の
後方にストッパ部材76が配置される。このストッパ部
材76は、ディスクホルダ92にディスクケース75を
挿入した際にドライブユニット72が後方に移動するの
を防止するためのものであると共に、ディスクホルダ9
2の昇降時のストロークを小さくするものである。
【0039】メインプリント基板73は、ドライブユニ
ット72の各機構の駆動及び記録再生を行うための信号
処理を行わせる部分で、ドライブユニット72や上述の
フロントベゼル83用のプリント基板と対応する各コネ
クタ等によりフラットケーブル等で電気的接続が行われ
ると共に、ホスト側と所定数のコネクタ93と電気的接
続が行われる。このプリント基板73は、本体ケース7
1のドライブユニット72の上方に配置される。
【0040】そして、カバー74により本体ケース71
をカバーすることにより、装置内に塵埃等の侵入を防止
する。続いて、図4に、図3のドライブユニットの分解
構成図を示す。図4に示すようにドライブユニット72
は、駆動ユニット42、昇降手段であるスライダ91、
保持手段であるディスクホルダ92により構成される。
駆動ユニット42は図1に示す構成のものである。
【0041】上記駆動ユニット42上に設けられるスラ
イダ91は、一方側に2つのカム片101a,101b
のカムプレート101が形成されており、カム片101
a,101bには後述するガイド部をガイドしてディス
クホルダを昇降させる水平部、下り傾斜のテーパ部が形
成される。また、カム片101bには上記テーパ部の他
に後述する所定のガイド部をディスクホルダ92が下方
位置のときに押えるテーパ部が形成される。
【0042】また、他方側に3つのカム片102a〜1
02cのカムプレート102が形成されており、カム片
102a,102bには後述するディスクホルダ92の
ガイド部をガイドする水平部、下り傾斜のテーパ部が形
成され、カム片102cには後述するディスクホルダ9
2の所定のガイド部を該ディスクホルダ92の下方位置
のときに押える下り傾斜のテーパ部が形成される。
【0043】さらに、スライダ91のカムプレート10
1の後方片側にはラック103が形成されており、駆動
ユニット42におけるダンパ61上のギア61aと噛合
する。また、スライダ91の前部の略中央近傍であっ
て、図3に示すフロントベゼル83のイジェクト孔86
に対応する位置に、切り起しにより形成された手動によ
るイジェクトのための係止部104が形成されると共
に、後部の略中央近傍であって、駆動ユニット42のメ
インギア51上のカム51aと係合する係止部105が
形成される。
【0044】この係止部105は、ディスクケース75
のイジェクト時にイジェクトモータ50の回転によるメ
インギア51が回転してカム51aと係合することよ
り、スライダ91を後方(奥方向)にスライドさせてデ
ィスクホルダ72を上昇させるためのものである。これ
らスライダ91は、単一の金属板部材で一体に形成され
るものである。
【0045】続いて、上記スライダ91上に設けられる
ディスクホルダ92は、ディスクケース75を少くとも
両側に保持する保持部111が金属板部材により形成さ
れたもので、ディスクケース75のシャッタ開閉のため
のレバー112等を含む該ディスクケース75の装着脱
のためのローディング機構(図に表われず)が設けられ
る。
【0046】このディスクホルダ92の両側面には、上
記スライダ91のカムプレート101,102における
カム片101a,101b,102a〜102cに対応
するガイド部113が形成されるもので、図4ではカム
プレート101のカム片101a,101bに対応する
ガイド部113a〜113c(反対面のカイド部も同
様)とする。
【0047】また、ディスクホルダ92の両側面の上部
に所定数の係止部114が上記駆動ユニット42の係止
部65に対応して設けられる。すなわち、駆動ユニット
42、スライダ91、ディスクホルダ94が組み合わさ
れたときに、それぞれの当該係止片114と係止部65
との間でそれぞれスプリングバネ115が懸架されてデ
ィスクホルダ92を駆動ユニット42側に付勢するもの
である。
【0048】なお、ディスクホルダ92の後方にはガイ
ド孔116が形成される。このカイド孔116に駆動ユ
ニット42の昇降ガイド部材62が遊嵌してディスクホ
ルダ92の昇降をガイドするものである。次に、図5
に、本発明に使用されるディスクケースの構成図を示
す。図5(A)は平面図、図5(B)は底面図である。
図5(A),(B)に示すディスクケース75は、例え
ば追記型のディスク媒体121を収納するもので、該デ
ィスク媒体121の半径方向で一部領域を表出させる開
口部122が形成され、この開口部122はシャッタ1
23により開閉自在とされる。このシャッタ123は、
ディスクケース75の挿入方向に対して垂直方向にスラ
イド自在であり、その先端部123aが、ディスクホル
ダ64への挿入時にレバー112によりスライドされて
開口部122を表出状態とするものである。
【0049】ここで、追記型のディスク媒体121は、
情報を1度だけ記録することができる光ディスクであ
り、ユーザがビデオ情報、コード情報等の各種情報を記
録し再生できるもので、ビデオファイルシステム、文書
ファイルシステム、計算機用ファイルシステム、超大容
量ライブラリィシステム等で使用されるものである。こ
のディスク媒体121では、レーザ光の加熱によるヒー
トモードで反射膜の有無(穴あけ)、変形(ふくらみな
ど)、屈折率(反射率)変化で所定の形態のマークで信
号を記録し、レーザ光スポットを照射して反射回折光の
変化を強弱信号で検出して再生するものである。
【0050】そこで、図6に、本発明の水平インシュレ
ータの駆動ユニットにおける説明図を示す。図6は本体
ケース71内に駆動ユニット(説明上不要な構成部分は
図示せず)42を収納した場合の概略平面図である。図
6に示すように、駆動ユニット42を本体ケース71内
に収納した状態では、図には表われないが本体ケース7
1側の取り部材(ボス)81がインシュレータ63を介
してネジ止め固定され、本体ケース71側の棒部材(ボ
ス)82が水平インシュレータ64の孔64a内に遊嵌
状態で位置される。
【0051】まず、ディスク装置41が水平状態(図3
の状態)で設置される場合には、上下方向の振動に対し
てはインシュレータ63で振動吸収を行う。また、B方
向の振動に対してはインシュレータ63により振動吸収
を行う。さらに、A方向の振動に対しては、インシュレ
ータ63による振動吸収と共に、棒部材(ボス)82が
水平インシュレータ64の樹脂材65で規制されてお
り、該水平インシュレータ64の弾性材による弾性力で
振動吸収を行う。
【0052】一方、ディスク装置41を縦方向(本体ケ
ース71の一方の側面を下方)に設置された場合には、
棒部材(ボス)82が水平インシュレータ64の孔64
aの短手方向の側面で規制されて駆動ユニット42の移
動が規制される。この場合においても上下方向(A方
向)、前後方向(B方向)、及び左右方向の振動は、そ
れぞれインシュレータ63と水平インシュレータ64の
弾性材による弾性力とで吸収されるものである。
【0053】このようにディスク装置41を縦方向に設
置しても駆動ユニット42の移動が規制されてディスク
ケース75の装着脱への影響を防止することができる。
また、振動に対しては何れの設置状態であっても、従来
(図9)のようにダンパ等を使用せずに、インシュレー
タ63と水平インシュレータ64とにより振動吸収を行
うことから、駆動ユニット42の周囲のスペースが縮小
されて小型化、薄形化が図られ、これによってもトータ
ル的な防振特性を満足することができるものである。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1又は3の発明によ
れば、ドライブユニットにおける所定の一箇所、対角線
上の二箇所、又は四隅近傍に振動吸収部材が設けられて
本体ケースの係合部材と係合させることにより、従来の
ようにダンパが不要で小型化、薄形化が図られ、ディス
ク媒体の装着水平面上の所定方向に振動が加えられたと
きに係合部材により伝えられる振動を吸収させることが
可能となると共に、該振動吸収部材と係合部材の係合状
態で本体ケース内でドライブユニットが支えられて縦型
設置等の設置自由度を向上させることができる。
【0055】請求項2の発明によれば、振動吸収部材と
係合部材を係合させる際に樹脂材を介在させることによ
り、係合部材と弾性材の付着状態を回避させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の構成図である。
【図2】図1の水平インシュレータの構成図である。
【図3】図1の駆動ユニットを備えるディスク装置全体
の分解構成図である。
【図4】図3のドライブユニットの分解構成図である。
【図5】本発明に使用されるディスクケースの構成図で
ある。
【図6】本発明の水平インシュレータの駆動ユニットに
おける説明図である。
【図7】従来のディスク装置の分解構成図である。
【図8】図7のドライブユニットの概略底面図である。
【図9】従来のディスク装置の振動吸収の説明図であ
る。
【符号の説明】
41 ディスク装置 42 駆動ユニット 43 シャーシ 45 光ヘッド 49 キャリアモータ 50 イジェクトスイッチ 53 中継プリント板 56,57,60 FPC 63 インシュレータ 64 水平インシュレータ 65 樹脂材 71 本体ケース 72 ドライブユニット 73 メインプリント板 74 カバー 75 ディスクケース 76 ストッパ部材 81 取付け部材(ボス) 82 棒部材(ボス) 83 フロントベゼル 91 スライダ 92 ディスホルダ 111 保持部 113 ガイド部 121 ディスク媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真部 悟 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 堀 健一 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 伊美 和朋 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着脱自在なディスク媒体に対して情報
    の記録再生を行うドライブユニットを備え、該ドライブ
    ユニットを本体ケース内に取り付けるディスク装置にお
    いて、 前記ドライブユニットに、前記ディスク媒体の装着水平
    面上の所定方向の振動を吸収し、該ドライブユニットの
    移動を規制する振動吸収部材が所定数設けられると共
    に、 該ドライブユニットが取り付けられる前記本体ケース
    に、該振動吸収部材とそれぞれ係合する係合部材が所定
    数設けられることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の振動吸収部材は、弾性材
    により形成されて、前記係合部材と係合する部分に樹脂
    材が形成されることを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の振動吸収部材は、
    少くとも前記ドライブユニットにおける所定の一箇所、
    又は左右領域の略対角線上の二箇所、又は四隅近傍のそ
    れぞれに設けられることを特徴とするディスク装置。
JP7108599A 1995-04-28 1995-05-02 ディスク装置 Pending JPH08306175A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108599A JPH08306175A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 ディスク装置
US08/638,546 US5917795A (en) 1995-04-28 1996-04-26 Disk device having a drive unit and a cam plate which moves up and down relative to a disk holder for providing a thin structure
DE19655296A DE19655296B4 (de) 1995-04-28 1996-04-27 Disketteneinheit
DE19616976A DE19616976A1 (de) 1995-04-28 1996-04-27 Disketteneinheit
US09/241,119 US6243346B1 (en) 1995-04-28 1999-02-01 Disk device having a drive unit for providing a small-height structure
US09/241,749 US6324153B2 (en) 1995-04-28 1999-02-01 Disk device having vibration absorbers for providing a small-height structure

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JP7108599A JPH08306175A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 ディスク装置

Publications (1)

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Family Applications (1)

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JP7108599A Pending JPH08306175A (ja) 1995-04-28 1995-05-02 ディスク装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020049867A (ko) * 2000-12-20 2002-06-26 윤종용 광디스크 드라이브의 댐핑 구조체
KR100520947B1 (ko) * 1998-09-18 2006-01-27 엘지전자 주식회사 디스크 매체 구동장치의 방진장치

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KR100520947B1 (ko) * 1998-09-18 2006-01-27 엘지전자 주식회사 디스크 매체 구동장치의 방진장치
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Effective date: 20040302