JP2006177829A - ダイアフラムシール付伝送器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 受圧ダイアフラムシールを有する突出部が本体カプセルにキャピラリチューブを介して接続されるダイアフラムシール付伝送器において、
前記キャピラリチューブの前記受圧ダイアフラムシール近くの途中に設けられ前記キャピラリチューブ内に封入液を注入する注入手段を具備したことを特徴とするダイアフラムシール付伝送器である。
【選択図】 図1
Description
横河電機株式会社発行、General Specifications、「EJA118W EJA118N EJA118Y ダイアフラムシール付差圧伝送器」、GS01C22H01−00、2003年1月6日 21版。
図4は図3の要部構成説明図、図5は図3の背面図、図6は図4の要部構成説明図である。
図3において、1は伝送器本体で、11は本体部カプセル、12は変換部アンプ(ケース)部、13はカバーフランジである。
キャピラリチューブ3は受圧ブロック21に溶接等により取り付けらている。
支持パイプ22は中が空洞になった円筒であり、また、支持パイプ22にはつば部23が設けられている。
受圧ブロック21と支持パイプ22とは、溶接Aにより接合され一体となっている。
取手5は、キャピラリチューブ3を曲げ等の応力から保護する目的で、フランジ4に設けられためねじ26にねじ27により取付けられている。
封入孔81は耐食性の確保から、受圧ブロック21に設けられている。
図5は図3を背面より見た図であり、封入液6をキャピラリチューブ3に封入するための封入孔82がカバーフランジ13に設けられている。
また、封入孔81を出口、封入孔82を入口としても良い。
この時、封入液6はキャピラリチューブ3内に残留した気体を、入口側より出口側に押し出しながら、キャピラリチューブ3内を通って封入される。
この場合、受圧ブロック21の外径を小さくする。このため、キャピラリチューブ3が取付けられるために、封入孔81を設けるスペースが確保できなくなる。
カバーフランジ13からのみの真空引きとなり、受圧ダイアフラムシール7と受圧ブロック21の間の真空度が上がらない。
これらの場合、封入液6が行き渡らず、残留気体と入り混じった封入液となり、プロセス圧力が加わった場合、封入液6の圧縮率及び膨張率に変化を及ぼす。
この変化が伝送部への圧力伝達の大きな誤差となり、伝送器の性能を悪化させ、最悪の場合受圧ダイアフラムシール7の破壊に至る。
受圧ダイアフラムシールを有する突出部が本体カプセルにキャピラリチューブを介して接続されるダイアフラムシール付伝送器において、
前記キャピラリチューブの前記受圧ダイアフラムシール近くの途中に設けられ前記キャピラリチューブ内に封入液を注入する注入手段を具備したことを特徴とする。
前記注入手段は、前記キャピラリチューブの途中に設けられた注入ブロックと、この注入ブロックに設けられ一端が外部に開口し他端が前記キャピラリチューブ内に連通する注入孔と、この注入孔の一端側に設けられ前記封入液の封入後この注入孔を封止する封止手段とを具備したことを特徴とする。
前記封止手段は、前記注入孔の一端側に設けられたボールであることを特徴とする。
前記封止手段は、前記注入孔の一端側に設けられたボールと、前記ボールを前記注入孔に圧入するスクリュウとを具備したことを特徴とする。
前記注入手段は、前記突出部内に設けられたことを特徴とする。
前記注入手段は、前記突出部の取り付けフランジの外側に設けられた保護カバー内に設けられたことを特徴とする。
キャピラリチューブの受圧ダイアフラムシール近くの途中に設けられキャピラリチューブ内に封入液を注入する注入手段が設けられたので、封入液の封入性が向上出来、性能が向上出来るダイアフラムシール付伝送器が得られる。
注入手段は、キャピラリチューブの途中に設けられた注入ブロックと、この注入ブロックに設けられ一端が外部に開口し他端がキャピラリチューブ内に連通する注入孔と、この注入孔の一端側に設けられ封入液の封入後この注入孔を封止する封止手段とが設けられたので、簡潔な構成に出来安価なダイアフラムシール付伝送器が得られる。
封止手段は、注入孔の一端側に設けられたボールであるので、極めて安価なダイアフラムシール付伝送器が得られる。
封止手段は、注入孔の一端側に設けられたボールと、ボールを注入孔に圧入するスクリュウとが設けられたので、スクリュウで確実に固定され、封止の信頼性が向上されたダイアフラムシール付伝送器が得られる。
注入手段は、突出部内に設けられたので、突出部に保護され、耐腐食性が確保されたダイアフラムシール付伝送器が得られる。
注入手段は、突出部の取り付けフランジの外側に設けられた保護カバー内に設けられたので、注入手段が突出部内に保護出来ない場合にも、保護カバー内に保護され、耐腐食性が確保されたダイアフラムシール付伝送器が得られる。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図である。
図において、図3,図4と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図3,図4との相違部分のみ説明する。
この場合は、注入手段31は、キャピラリチューブ3の途中に設けられた注入ブロック311と、この注入ブロック311に設けられ、一端が外部に開口し、他端がキャピラリチューブ3内に連通する封入孔83と、この封入孔83の一端側に設けられ封入液6の封入後、この封入孔83を封止する封止手段312とを有する。
封止手段312は、封入孔83の一端側に設けられたボール91と、ボール91を封入孔83に圧入するスクリュウ92とを有する。
なお、ボール91で封止が十分の場合には、スクリュウ92は使用されない。
また、封入孔83は、前述と同様にボール91とスクリュウ92により封入液6の封入後、封止されている。
また、封入孔83を出口、封入孔82を入口としても良い。
この時、封入液6はキャピラリチューブ3内に残留した気体を、入口側より出口側に押し出しながら、キャピラリチューブ3内を通って封入される。
キャピラリチューブ3の受圧ダイアフラムシール7近くの途中に設けられキャピラリチューブ3内に封入液6を注入する注入手段31が設けられたので、封入液6の封入性が向上出来、性能が向上出来るダイアフラムシール付伝送器が得られる。
受圧ブロック21に封入孔81が設けられた場合と同等に真空度を上げることが出来るダイアフラムシール付伝送器が得られる。
特に、封入孔83は、突出部2により直接外気に触れないよう保護されており、耐腐食性が確保されたダイアフラムシール付伝送器が得られる。
本実施例においては、注入手段31は、突出部2の取り付けフランジ41の外側に設けられた保護カバー42内に設けられている。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
11 本体部カプセル
12 変換部アンプ
13 カバーフランジ
2 突出部
21 受圧ブロック
22 支持パイプ
23 つば部
24 めねじ
25 ねじ
26 めねじ
27 ねじ
3 キャピラリチューブ
4 フランジ
5 取手
6 封入液
7 受圧ダイアフラムシール
81 封入孔
82 封入孔
83 封入孔
91 ボール
92 スクリュウ
31 注入手段
311 注入ブロック
312 封止手段
313 穴
32 パイプ
41 取り付けフランジ
42 保護カバー
A 溶接
Claims (6)
- 受圧ダイアフラムシールを有する突出部が本体カプセルにキャピラリチューブを介して接続されるダイアフラムシール付伝送器において、
前記キャピラリチューブの前記受圧ダイアフラムシール近くの途中に設けられ前記キャピラリチューブ内に封入液を注入する注入手段
を具備したことを特徴とするダイアフラムシール付伝送器。 - 前記注入手段は、前記キャピラリチューブの途中に設けられた注入ブロックと、
この注入ブロックに設けられ一端が外部に開口し他端が前記キャピラリチューブ内に連通する注入孔と、
この注入孔の一端側に設けられ前記封入液の封入後この注入孔を封止する封止手段と
を具備したことを特徴とする請求項1記載のダイアフラムシール付伝送器。 - 前記封止手段は、前記注入孔の一端側に設けられたボールであること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載のダイアフラムシール付伝送器。 - 前記封止手段は、前記注入孔の一端側に設けられたボールと、
前記ボールを前記注入孔に圧入するスクリュウと
を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のダイアフラムシール付伝送器。 - 前記注入手段は、前記突出部内に設けられたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のダイアフラムシール付伝送器。 - 前記注入手段は、前記突出部の取り付けフランジの外側に設けられた保護カバー内に設けられたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のダイアフラムシール付伝送器。
Priority Applications (1)
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JP2004372506A JP2006177829A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | ダイアフラムシール付伝送器 |
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2004
- 2004-12-24 JP JP2004372506A patent/JP2006177829A/ja active Pending
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