JP2006177809A - 案内装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両の盗難を検知すると、経路案内処理の実行中か否かを判定する(S115)。そして、経路案内処理の実行中であると判定した場合には(S115:YES)、自動ナンバー読取装置が設置されている道路を優先的に通るように案内経路を再算出し、案内経路を置き換える(S120)。この結果、盗難車両を自動ナンバー読取装置へ導くことができ、盗難車両の発見に役立つ。
【選択図】 図2
Description
本発明は、このような状況にかんがみなされたものであり、窃盗車両等の発見に役立つ案内装置等を提供することを目的とする。
また、請求項5に記載のようになっていてもよい。つまり、表示制御手段は、強調の方法として、所定のポイントを通る道路と略並行する道路を混雑表示させるという強調方法を用いるようになっていてもよい。
ところで、上述した「所定のポイント」は、特に、当該案内装置が搭載された車両を特定することができる情報を読み取り可能な読取装置が設置された箇所であるとよい(請求項6)。現在、Nシステムと呼ばれるシステムにおいて用いられるカメラが広く国道や県道等に設置されており、このカメラは上記読取装置と同様の機能を有している。このため、このような読取装置が設置されたポイントを優先的に通行するようにし向ければ、車両の移動経路を容易に把握することができ、窃盗者の確保に役立つ。
また、盗難発生信号入力手段は、例えば車両に設置された振動センサやドアセンサ等のセンサから出力された信号を入力するようになっていてもよいが、通信ネットワークから盗難発生信号を入力するようになっていてもよい(請求項8)。つまり、外部からの指令によって上述した動作を行うようになっていてもよい。このようになっていれば、正規のキーが盗まれて車両が盗難された場合のように、車両に設置された振動センサやドアセンサ等が機能しないようなケースでも上述した動作が実行される。
図1は、本発明の案内装置が有する機能が組み込まれたナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御部29に出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
まず、盗難発生対応処理について図2のフローチャートを用いて説明する。盗難発生対応処理は、セキュリティコントローラ31から盗難発生を意味する信号を入力した際、セキュリティコントローラ31との通信が途切れた際、外部通信機24を介して盗難発生対応処理を起動する旨の信号を入力した際に、制御部29において実行が開始される。
(例:該当道路が県道であれば、国道と同様の表示を行う)
(b)該当道路を表す線を、太くしたり、彩度の高い色に変える。
(d)該当道路付近の並行道路を渋滞を意味する表示に変える。
なお、現在位置付近に自動ナンバー読取装置がなければ、本ステップの処理前と後とでは表示部26に表示される地図に何も変化がないことは言うまでもない。
次に、経路算出処理について図3のフローチャートを用いて説明する。経路算出処理は、操作スイッチ群22やリモコン23がユーザによって操作され、目的地に関する情報が入力された際に、制御部29において実行が開始される。
次に、地図表示処理について図4のフローチャートを用いて説明する。地図表示処理は、操作スイッチ群22やリモコン23がユーザによって操作され、現在位置付近の地図を表示させる旨の指示が入力された際に、制御部29において実行が開始される。そして、それ以降、車両の現在位置が予め定められた距離(例えば10m)を移動する毎、または、予め定められた時間(例えば5秒)毎に実行が開始される。
以上、本実施形態の構成および動作について説明したが、本実施形態のナビゲーション装置20によれば、窃盗されたナビゲーション装置20を窃盗者が使用することにより、窃盗者に気づかれることなく窃盗者を所定のポイントを通るように誘導することができる。このため、その所定のポイントで待ち構えることにより、当該ナビゲーション装置20の窃盗者(車両ごと窃盗された場合は車両の窃盗者)を捉えることができる。つまり、パトカー等の警察車両が盗難車両を追い回すというような大がかりな捜査方法をとることなく、待ち構えるという捜査方法により窃盗者を捉えることができる。
以下、他の実施形態について説明する。
(イ)上記実施形態では、自動ナンバー読取装置が設置された道路を優先して経路を算出させたり、自動ナンバー読取装置が設置された道路を強調表示させるようになっていたが、このような対象は、自動ナンバー読取装置が設置された道路に限らない。例えば、警察署、検問所、料金所、検札所等が存在する道路を対象にしてもよい。
上記実施形態の用語と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。位置検出器21が位置情報取得手段に相当し、地図データ入力器25が地図情報入力手段に相当し、表示部26が表示手段に相当し、表示部26および音声出力部27が案内手段に相当する。また、制御部29が経路算出手段および表示制御手段に相当し、外部通信機24および車内LAN通信装置30が盗難発生信号入力手段に相当する。
Claims (10)
- 盗難の発生を示す盗難発生信号を入力する盗難発生信号入力手段と、
自己の位置を特定するための位置情報を取得する位置情報取得手段と、
地図情報を入力する地図情報入力手段と、
前記位置情報取得手段が取得した前記位置情報と前記地図情報入力手段が入力した前記地図情報とに基づき経路を算出する経路算出手段と、
前記経路算出手段が算出した前記経路を案内する案内手段と、
を備え、
前記経路算出手段は、前記盗難発生信号入力手段により前記盗難信号が入力されると、前記経路を算出する際、所定のポイントを通る経路を優先的に算出すること、
を特徴とする案内装置。 - 請求項1に記載の案内装置において、
さらに、前記盗難発生信号入力手段により前記盗難信号が入力されると、前記経路算出手段が算出した前記経路を通信ネットワークへ出力する経路出力手段、
を備えることを特徴とする案内装置。 - 盗難の発生を示す盗難発生信号を入力する盗難発生信号入力手段と、
自己の位置を特定するための位置情報を取得する位置情報取得手段と、
地図情報を入力する地図情報入力手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記位置情報入力手段が入力した前記位置情報に基づき前記車両の現在位置を特定し、特定した前記車両の現在位置付近の地図を、前記地図情報入力手段が入力した地図情報に基づいて前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記盗難発生信号入力手段により前記盗難信号が入力されると、前記地図を表示する際、所定のポイントを通る道路を強調して前記表示手段に表示させること、
を特徴とする案内装置。 - 請求項3に記載の案内装置において、
前記表示制御手段は、前記強調の方法として、前記所定のポイントを通る道路と略並行する道路を表示させないという強調方法を用いること、
を特徴とする案内装置。 - 請求項3に記載の案内装置において、
前記表示制御手段は、前記強調の方法として、前記所定のポイントを通る道路と略並行する道路を混雑表示させるという強調方法を用いること、
を特徴とする案内装置。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載の案内装置において、
前記所定のポイントは、当該案内装置が搭載された車両を特定することができる情報を読み取り可能な読取装置が設置された箇所であること、
を特徴とする案内装置。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載の案内装置において、
さらに、通信ネットワークから前記所定のポイントに関する情報を入力するポイント情報入力手段を備えること、
を特徴とする案内装置。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載の案内装置において、
前記盗難発生信号入力手段は、通信ネットワークから前記盗難発生信号を入力すること、
を特徴とする案内装置。 - コンピュータを、請求項1または請求項2を引用する請求項6〜請求項8の何れか記載の案内装置における前記経路算出手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項3〜請求項5の何れかを引用する請求項6〜請求項8の何れか記載の案内装置における前記表示制御手段として機能させるためのプログラム。
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