JP2006177733A - 回転速度検出器の故障検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 片相片エッジでの回転体の速度検出器にも適用でき、また、広範な回転体の速度範囲において断線検出が可能な断線検出装置を提供することである。
【解決手段】 周波数信号50に同期してカウントするとともに、該カウント値13を周波数信号60に同期してリセットするカウンタ41と、周波数信号60に同期してカウントするとともに、該カウント値23を周波数信号50に同期してリセットするカウンタ42と、周波数信号57に同期してカウントして、該カウント値63を周波数信号50に同期してリセットし且つ周波数信号60に同期してリセットするカウンタ54と、カウント値13、23のうち一方又は、カウント値63が所定値を超えた場合に、回転速度検出器を故障と判定する判定手段55とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、モータ等の回転体の回転方向及び回転速度を検出する回転速度検出器の故障検出装置に関する。
図8は、従来の回転速度検出器10の概略構成を示すブロック図であって、回転速度検出器10は、回転体(図示しない)の回転に同期して位相が90度ずれた2相のパルス信号を出力するエンコーダ1と、その2相のパルス信号に基づいて回転体の回転方向を判断してその判断結果に基づいて回転に同期したアップ信号70又はダウン信号80を出力する方向弁別回路2と、そのアップ信号70又はダウン信号80をカウントするアップダウンカウンタ3と、を備え、アップダウンカウンタ3のカウント値の増減方向及び単位時間当たりの変化量に基づいて回転体の回転方向及び回転速度を検出するというものである(特許文献1参照)。
そして、かかる回転速度検出器10の異常を検出するために断線検出装置90が設けられている。断線検出装置90は、アップダウンカウンタ3からカウント値が供給される断線判定部91と、断線判定部91の指示によりカウント値のカウントアップを行う断線検出カウンタ92と、アップダウンカウンタ3のカウント値を一時的に格納するカウント値格納部93と、を備え、断線判定部91は、アップダウンカウンタ3のカウント値とカウント値格納部93に格納されているカウンタ格納値とを比較し、両値の差の絶対値が2未満となった場合に断線検出カウンタ92のカウント値のカウントアップを行い、そのカウント値が予め設定されている値以上となった場合に断線が発生したものと判定する。
特開平2001−249154号公報 特公平4−26067号公報
しかしながら、従来の断線検出装置90においては、A相信号50又はB相信号60の一方の信号の変化時における他方の信号の状態に基づいて出力されたアップ信号70又はダウン信号80により断線の有無を判定している。よって、A相信号50及びB相信号60を用いた両相エッジでの回転体の速度検出器についての断線検出には用いることができるが、片相片エッジでの回転体の速度検出装器についての断線検出には適用することができないという問題がある。
また、断線判定部91は、アップダウンカウンタ3のカウント値と、カウント値格納部93に格納されているカウンタ格納値との差の絶対値が2未満である場合に断線が発生したと判断する。よって、回転体が低速で回転していて、一定期間にアップ信号70又はダウン信号80が1回しかカウントされないような場合においても、誤って断線と判定してしまい、断線検出が可能な回転体の速度範囲が限られてしまうという問題がある。
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、A相信号及びB相信号を用いた速度検出器にその検出方式に無関係に適用でき、また、広範な回転体の速度範囲において断線検出が可能な断線検出装置を提供することである。
本発明のうち請求項1に係る回転速度検出器の故障判定装置は、回転体の回転周波数に比例した第1の周波数信号と、該第1の周波数信号と同一の周波数であって前記第1の周波数信号に対して所定の位相差を有する第2の周波数信号とに基づいて前記回転体の回転方向及び回転速度を検出する回転速度検出器の故障検出装置において、前記第1の周波数信号に同期してカウントするとともに、該カウント値を前記第2の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第1のカウンタと、前記第2の周波数信号に同期してカウントするとともに、該カウント値を前記第1の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第2のカウンタと、前記両カウント値のうちどちらか一方が所定値を超えた場合に、前記回転速度検出器を故障と判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明のうち請求項2に係る回転速度検出器の故障判定装置は、回転体の回転周波数に比例した第1の周波数信号と、該第1の周波数信号と同一の周波数であって前記第1の周波数信号に対して所定の位相差を有する第2の周波数信号とに基づいて前記回転体の回転方向及び回転速度を検出する回転速度検出器の故障検出装置において、前記第1の周波数信号に同期してカウントするとともに、該第1のカウント値を前記第2の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第1のカウンタと、前記第2の周波数信号に同期してカウントするとともに、該第2のカウント値を前記第1の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第2のカウンタと、一定周期の第3の周波数信号に同期してカウントするとともに、該第3のカウント値を前記第1の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントし且つ第2の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第3のカウンタと、前記第1のカウント値若しくは第2のカウント値のうちどちらか一方が所定値を超えた場合、又は、前記第3のカウント値が所定値を超えた場合に、前記回転速度検出器を故障と判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明のうち請求項3に係る回転速度検出器の故障判定装置は、請求項1記載の回転速度検出器の故障検出装置において、前記第1の周波数信号及び第2の周波数信号がパルス信号であり、前記第1のカウンタ及び第2のカウンタは、前記カウント及び前記リセット又はデクリメントを、前記パルス信号のエッジ部にて行うことを特徴とする。
また、本発明のうち請求項4に係る回転速度検出器の故障判定装置は、請求項2記載の回転速度検出器の故障検出装置において、前記第1の周波数信号、第2の周波数信号及び第3の周波数信号がパルス信号であり、前記第1のカウンタ、第2のカウンタ及び第3のカウンタは、前記カウント及び前記リセット又はデクリメントを、前記パルス信号のエッジ部にて行うことを特徴とする。
本発明によれば、第1の周波数信号及び第2の周波数信号を直接用いて回転速度検出器の故障を判定するという構成により、A相信号及びB相信号を用いた回転体の速度検出器における断線検出において、その速度検出の方式に関係なく適用可能となる。
特に、請求項2、4に係る発明によれば、一定周期の第3の周波数信号を用いて回転速度検出器の故障を判定するという構成により、回転体が低速で回転している場合においても適切に故障を判定することもでき、故障の判定が可能な回転体の速度範囲を拡張することができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、回転速度検出器に備えられた本発明の第1の実施形態に係る回転速度検出器の故障検出装置の概略構成を示すブロック図であり、回転速度検出器10は、回転体(図示しない)の回転に同期して位相がずれた2相のパルス信号を出力するエンコーダ1と、その2相のパルス信号に基づいて回転体の回転方向を判断してその判断結果に基づいて回転に同期したアップ信号70又はダウン信号80を出力する方向弁別回路2と、そのアップ信号70又はダウン信号80をカウントするアップダウンカウンタ3と、を備え、アップダウンカウンタ3のカウント値の増減方向及び単位時間当たりの変化量に基づいて回転体の回転方向及び回転速度を検出している。
この場合において、エンコーダ1は、2相のパルス信号として位相が90度ずれたA相信号50及びB相信号60を出力しており、回転体が順回転している場合には、B相信号60がA相信号50よりも90度位相が遅れ、逆回転している場合には、A相信号50がB相信号60よりも90度位相が遅れるような位相関係となるように、A相信号50及びB相信号60を出力する。
故障検出装置4は、図1に示すように、カウンタ41と、カウンタ42と、断線判定部43と、を備えている。
カウンタ41は、A相信号50の立ち上がり及び立下り両エッジ部をカウント信号11として生成し、これをカウントしてカウント値13をカウントアップするとともに、B相信号60の立ち上がり及び立下り両エッジ部をリセット信号12として生成し、カウント値13をリセット(ゼロクリア)している。
カウンタ42は、B相信号60の立ち上がり及び立下り両エッジ部をカウント信号21として生成し、これをカウントしてカウント値23をカウントアップするとともに、A相信号50の立ち上がり及び立下り両エッジ部をリセット信号22として生成し、カウント値23をリセットしている。
断線判定部43は、カウンタ41及びカウンタ42からカウント値13及びカウント値23を受信して、カウント値13又はカウント値23が予め任意に定められたしきい値(所定値)以上になった場合に断線と判定して、断線検出信号(図示しない)を出力する。
ここで、断線判定のしきい値を任意に定めることができるようにしたことにより、回転体が低速で回転していて、一定期間にカウント信号11、21が1回しかカウントされないような場合又は、A相信号50又はB相信号60のパルス割れの場合等においても断線と判定してしまうことを容易に避けることができる。
図2は、A相信号及びB相信号の両信号線が断線していない場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図であり、A相信号50及びB相信号60に断線がない場合には、A相信号50とB相信号60は位相が90度ずらされているため、A相信号50とB相信号60のエッジ部は交互に現れる。よって、カウンタ41及びカウンタ42は、カウント信号11又はカウント信号21とリセット信号12又はリセット信号22が交互に生成する。この結果、カウンタ41及びカウンタ42のカウント値13及びカウント値23は、カウント値1へのカウントアップとカウント値0へのリセットが交互に行われ、カウント値は0又は1を取ることとなる。
図3は、B相信号の信号線が断線している場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図であり、B相信号60が断線している場合には、B相信号60からはエッジ部を検出することができないため、カウント信号21及びリセット信号12は生成されない。よって、カウンタ42は、カウント信号21は生成しない一方でA相信号50の各エッジ部におけるリセット信号22を生成するため、カウント値23はリセットされた状態の0を取り続けることとなる。また、カウンタ41は、カウント信号11を生成する一方、B相信号60の各エッジ部におけるリセット信号12は生成しないため、カウント値13はリセットされることなくカウントアップされ続けることとなる。
図4は、A相信号の信号線が断線している場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図であり、A相信号50が断線している場合においても、カウント信号11及びリセット信号22が生成されないため、カウンタ41のカウント値13は0を取り続ける一方、カウンタ42のカウント値23はカウントアップされ続けることとなる。
そして、カウンタ41及びカウンタ42のカウント値13及びカウント値23を受信した断線判定部43は、カウント値13又はカウント値23の値が所定の値(本実施形態においては2)以上となった場合には、B相信号60又はA相信号50が断線していると判定して、断線検出信号を出力する。
このように、故障検出装置4は、エンコーダ1の出力信号(A相信号50、B相信号60)を直接用いて断線を判定しているため、A相信号50及びB相信号60の両相両エッジでの速度検出器に限定されることなく、その速度検出の方式に関係なく適用することができる。
また、A相信号50及びB相信号60としてパルス信号を用い、カウンタ41及びカウンタ42は、カウント及びリセット又はデクリメントを、パルス信号の両エッジ部にて行うことにより、公知の回路を利用した簡易な構成で細かな故障検出も可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
図5は、回転速度検出器に備えられた本発明の第2の実施形態に係る回転速度検出器の故障検出装置の概略構成を示すブロック図であり、故障検出装置5は、カウンタ41と、カウンタ42と、断線判定部43と、OR回路56と、カウンタ54と、断線判定部55と、を備えている。
なお、第1の実施形態において図1を用いて説明したものと同様の構成には、同一の符号を付してその説明を省略する。
OR回路56は、エンコーダ1よりA相信号50及びB相信号60が入力され、A相信号50の立ち上がり及び立下り両エッジ部並びに、B相信号60の立ち上がり及び立下り両エッジ部の全てのエッジ部において、リセット信号61を生成しカウンタ54に対して出力するようになっている。
カウンタ54は、クロック信号のような、A相信号50、B相信号60に比べて十分に周波数の高い一定周期のパルス信号57が入力され、パルス信号57の立ち上がり及び立下り両エッジ部をカウント信号62として生成し、これをカウントしてカウント値63をカウントアップするとともに、OR回路56から入力されるリセット信号61によりカウント値63をリセットする。
断線判定部55は、カウンタ54のカウント値63を受信して、カウント値63が予め設定された任意のしきい値(所定値)以上になった場合に断線と判定して、断線検出信号(図示しない)を出力する。
本実施形態においては、断線判定のしきい値として、回転体への速度指令に基づき、A相信号50又はB相信号60のうち片相が正常である場合にカウンタ54がカウントする値の最大値よりも少し大きい値を設定している。
図6は、A相信号及びB相信号の両信号線が断線していない場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図であり、A相信号50、B相信号60に断線がない場合には、カウンタ54は、リセット信号61を一定の間隔で受信する。その結果、カウンタ54のカウント値63は、一定の範囲内における数値を繰り返し取る(0、1、2、0、1、2・・・という具合)こととなる。
図7は、A相信号の信号線及びB相信号の信号線が断線している場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図であり、A相信号50及びB相信号60が断線している場合には、A相信号50及びB相信号60からはエッジ部を検出することができないため、OR回路56からリセット信号61は出力されない。よって、カウンタ54は、リセット信号61は受信されない一方で、パルス信号57のエッジ部におけるカウント信号62を生成するため、カウント値63はリセットされることなくカウントアップされ続けることとなる。
そして、カウンタ54のカウント値63を入力した断線判定部55は、カウンタ54のカウント値63が、A相信号50又はB相信号60のうち片相が正常である場合にカウンタ54がカウントする値の最大値よりも少し大きい値となった場合には、A相信号50及びB相信号60の両相が断線していると判定して、断線検出信号(図示しない)を出力する。
このように、A相信号50又はB相信号60の片相が断線した場合のみではなく、A相信号50及びB相信号60の両相が断線した場合にも断線検出が可能となる。
また、断線判定部55の断線判定のしきい値は、回転体への速度指令又は速度推定値に基づき設定することが可能であるため、例えば、回転体が低速で回転していて一定期間にカウント信号62が1回しかカウントされないような場合又は、A相信号50又はB相信号60のパルス割れの場合等においても断線と判定してしまうことを容易に避けることができるとともに、回転体の回転速度に応じた適切な検出時間において断線を検出することも容易に可能となる。
また、パルス信号57並びにA相信号50及びB相信号60としてパルス信号を用い、カウンタ41、カウンタ42及びカウンタ54は、カウント及びリセットを、パルス信号の全エッジ部にて行うことにより、公知の回路を利用した簡易な構成で細かな故障検出が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、本発明に係る回転速度検出器の故障検出装置は、本実施例においてはA相信号50及びB相信号60の両相両エッジでの速度検出器に適用されているが、これに限られることはなく、片相片エッジでの速度検出器にも適用することができる。
また、本実施形態においては、A相信号50、B相信号60及びパルス信号57としてパルス信号が用いられているが、これに限られることはなく、正弦波信号等の周波数信号であってもよい。
また、本実施形態においては、カウント信号11、21及びリセット信号12、22は、A相信号50及びB相信号60の立ち上がり及び立下り両エッジ部において生成しているが、A相信号50又はB相信号60と同期していれば任意のタイミングで生成することができる。
また、カウンタ41及びカウンタ42はカウント信号11、21又はリセット信号12、22を交互に生成し、カウント値13及びカウント値23は、カウント値1へのカウントアップとカウント値0へのリセットが交互に行われるようになっているが、カウント信号11、21又はリセット信号12、22がA相信号50又はB相信号60と同期していれば、カウント値13、23をカウント信号11、21により一定の範囲内の数値にカウントアップしてからリセット信号12、22により0にリセットすることもできる。
同様に、本実施形態においては、パルス信号57の各エッジ部においてカウント信号62を生成し、A相信号50の立ち上がり及び立下り両エッジ部並びに、B相信号60の立ち上がり及び立下り両エッジ部の全てのエッジ部において、リセット信号61を生成するようになっているが、カウント信号62又はリセット信号61はパルス信号57、A相信号50又はB相信号60と同期していれば任意のタイミングで生成することができる。また、カウンタ54は、リセット信号61を一定の間隔で受信し、カウンタ54のカウント値63は、一定の範囲内における数値を繰り返し取ることとなっているが、カウンタ54がカウント信号62の生成とリセット信号61の受信を交互に行うようにし、カウント値63がカウント値1へのカウントアップとカウント値0へのリセットが交互に行うように構成することもできる。
さらに、本実施形態においては、カウンタ41、42がリセット信号12,22を生成し、及びカウンタ54がリセット信号61を受信するとカウント値13、23及び63を0にリセットする構成となっているが、リセット信号12,22又は61を生成又は受信する毎により、カウント値13、23及び63をデクリメント(1だけカウントダウン)する構成にすることもできる。
また、本実施形態においては、カウンタ41、42内にカウント信号11、21及びリセット信号12、22を生成する回路が組み込まれ、また、カウンタ54内にカウント信号62を生成する回路が組み込まれている構成となっているが、カウント信号11、21、62を生成する回路及びリセット信号12、22を生成する回路を独立して設ける構成としてもよい。また、本実施例においては、これらの回路はアナログ回路として構成さているが、ソフトとして構成してマイコン等により処理することによりデジタル処理として構成することもできる。
回転速度検出器に備えられた本発明の第1の実施形態に係る回転速度検出器の故障検出装置の概略構成を示すブロック図である。 A相信号及びB相信号の両信号線が断線していない場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図である。 B相信号の信号線が断線している場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図である。 A相信号の信号線が断線している場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図である。 回転速度検出器に備えられた本発明の第2の実施形態に係る回転速度検出器の故障検出装置の概略構成を示すブロック図である。 A相信号及びB相信号の両信号線が断線していない場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図である。 A相信号の信号線及びB相信号の信号線が断線している場合の各信号の状態を示すタイミングチャート図である。 特許文献1に記載されたエンコーダによる回転速度検出器に備えられた断線検出装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 エンコーダ
2 方向弁別回路
3 アップダウンカウンタ
4 故障検出装置
5 故障検出装置
10 回転速度検出器
11 カウント信号
12 リセット信号
13 カウント値
21 カウント信号
22 リセット信号
23 カウント値
41 カウンタ
42 カウンタ
43 断線判定部
50 A相信号
54 カウンタ
55 断線判定部
56 OR回路
57 パルス信号
60 B相信号
61 リセット信号
62 カウント信号
63 カウント値
70 アップ信号
80 ダウン信号
90 従来の断線検出装置
91 断線判定部
92 断線検出カウンタ
93 カウント値格納部

Claims (4)

  1. 回転体の回転周波数に比例した第1の周波数信号と、該第1の周波数信号と同一の周波数であって前記第1の周波数信号に対して所定の位相差を有する第2の周波数信号とに基づいて前記回転体の回転方向及び回転速度を検出する回転速度検出器の故障検出装置において、
    前記第1の周波数信号に同期してカウントするとともに、該カウント値を前記第2の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第1のカウンタと、
    前記第2の周波数信号に同期してカウントするとともに、該カウント値を前記第1の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第2のカウンタと、
    前記両カウント値のうちどちらか一方が所定値を超えた場合に、前記回転速度検出器を故障と判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする回転速度検出器の故障検出装置。
  2. 回転体の回転周波数に比例した第1の周波数信号と、該第1の周波数信号と同一の周波数であって前記第1の周波数信号に対して所定の位相差を有する第2の周波数信号とに基づいて前記回転体の回転方向及び回転速度を検出する回転速度検出器の故障検出装置において、
    前記第1の周波数信号に同期してカウントするとともに、該第1のカウント値を前記第2の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第1のカウンタと、
    前記第2の周波数信号に同期してカウントするとともに、該第2のカウント値を前記第1の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第2のカウンタと、
    一定周期の第3の周波数信号に同期してカウントするとともに、該第3のカウント値を前記第1の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントし且つ第2の周波数信号に同期してリセット又はデクリメントする第3のカウンタと、
    前記第1のカウント値若しくは第2のカウント値のうちどちらか一方が所定値を超えた場合、又は、前記第3のカウント値が所定値を超えた場合に、前記回転速度検出器を故障と判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする回転速度検出器の故障検出装置。
  3. 前記第1の周波数信号及び第2の周波数信号がパルス信号であり、前記第1のカウンタ及び第2のカウンタは、前記カウント及び前記リセット又はデクリメントを、前記パルス信号のエッジ部にて行うことを特徴とする、請求項1記載の回転速度検出器の故障検出装置。
  4. 前記第1の周波数信号、第2の周波数信号及び第3の周波数信号がパルス信号であり、前記第1のカウンタ、第2のカウンタ及び第3のカウンタは、前記カウント及び前記リセット又はデクリメントを、前記パルス信号のエッジ部にて行うことを特徴とする、請求項2記載の回転速度検出器の故障検出装置。
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