JP2006176324A - エレベーターの制御装置点検台の設置構造 - Google Patents

エレベーターの制御装置点検台の設置構造 Download PDF

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越 一 昭 宮
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Abstract

【課題】 エレベーターの設置される建物の条件に従属することなく、点検台の構成を自由に設計することができようにする。
【解決手段】 エレベータの運転を制御する制御装置2を昇降路内で建物の最下階フロアレベルFLの付近に設置するエレベーターにおいて、制御装置2を点検するときの足場となる点検台6を釣り合いおもり1に直接設置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベーターの制御装置を昇降路内に設置するエレベーターに係り、特に、エレベーターの制御装置を点検するときの足場となる点検台の設置構造に関する。
エレベーターを制御するためのエレベータ制御装置(以下、単に制御装置という。)を乗りかごの昇降路内に設置したものがある。この種のエレベータでは、制御装置の設置位置は、ピット内の冠水対策として、建物の最下階のフレアレベルとするのが通例である。
そこで、図5に従来のエレベータの昇降路の下部における制御装置の設置位置を示す。図5において、参照番号1は釣り合いおもりを示し、参照番号2は制御装置を示している。FLは、最下階のフロアレベルを示す。昇降路は、フロアピットFLから下がピット3になっており、制御装置2はフロアレベルFLと同レベルに設置されている。なお、4は、釣り合いおもり1の緩衝バッファを示し、5はコンペンを示す。
このような制御装置2の設置位置になっているエレベーターの場合、定期点検に際して、制御装置2を点検するには、その足場となる点検台6が必要不可欠である。従来、この種の点検台6は、制御装置2に取り付けられる。
図6に示されるように、この点検台6は、制御装置2の側面から固定ビーム7を垂設し、固定ビームの間の下段から順に昇降ステップ8a、8b、点検ステップ9が掛け渡してある踏み段形の台である。作業員は、ピットの底に降りてから、点検台6の昇降ステップ8a、8bを上って点検ステップ9に上がって、制御装置2を点検することができる。
しかしながら、最下階のフロアレベルFLというのは、建築物のピット3の深さによって決定され、建物ごとに異なった寸法となる。例えば、深いピット3になるほど底から最下階のフロアレベルFLまでの高さP寸法は大きくなる。
他方、点検台6の方は、エレベーターに共通して同じ寸法、構造のものが使用されるのがふつうである。したがって、深いピット3では、底から点検台6の最下段の昇降ステップ8aまでの高さ寸法P1が大きくなり、点検員がその昇降ステップにのぼれなくなっていまう。逆に、P1寸法を一定にしようとすると、建物ごとにそのピット3の深さに合わせて、点検台を設計することが必要となる。 その場合、深いピット3では、最下段の昇降ステップ8aの幅であるB寸法が増大する。そして、ピット3の幅であるA寸法との兼ね合いによっては、点検台とバッファ、点検台とコンペンとが干渉するおそれがある。また、点検台それ自体が強大なものとなっていまい、作業者の点検作業負担が増大してしまう。
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、エレベーターの設置される建物の条件に従属することなく、点検台の構成を自由に設計することができ、また、制御装置の高さが拡大した場合でも作業者の作業負担を増大させないようにするエレベーターの制御装置点検台の設置構造を提供することにある。
前記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、エレベータの運転を制御する制御装置を昇降路内で建物の最下階フロアレベルの付近に設置するエレベーターにおいて、前記制御装置を点検するときの足場となる点検台を釣り合いおもりに直接設置したことを特徴とするものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、点検台は、昇降ステップが前記釣り合いおもりの下端よりも下がった位置にあるように当該釣り合いおもりに取り付けられたことを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、請求項1の発明において、前記点検台は、その最下位のステップが釣り合いおもりの下端よりも上の位置にあるように取り付けられたことことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、エレベーターの設置される建物の条件に従属することなく、点検台の構成を自由に設計することができ、また、制御装置の高さが拡大した場合でも作業者の作業負担を増大させることがない。
また、請求項2の発明によれば、釣り合いおもりを点検台への昇降に支障がない位置まで下降させる必要がなくなるとともに、バッファとの干渉を避けることができる。
さらに、請求項3の発明によれば、点検台とピットに設置されたバッファや釣り合いおもりの下側から懸架される周辺部品と干渉するおそれがない。
以下、本発明によるエレベーターの制御装置点検台の設置構造の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態を示す。図1において、図5と同一の参照番号は、同一の構成要素を示す。FLは、建物の最下階のフロアレベルを示している。昇降路では、フロアレベルFLから下がピット3になっており、制御装置2はフロアレベルFLと同レベルに設置されている。
この第1実施形態では、制御装置2を点検するために、作業員の足場となる点検台6が乗りかごの釣り合いおもり1に直接設置されている。点検台6は、釣り合いおもり1の両側面から固定ビーム7を垂設し、固定ビーム7の間に下段から順に昇降ステップ8a、8b、点検ステップ9が掛け渡してある踏み段形の台である。
このような点検台6は、釣り合いおもり1に取り付けられた状態で釣り合いおもり1といっしよに昇降する。図1は、制御装置2を点検するために、ピットの底にいる作業員が点検台6に乗る位置を示している。この場合、昇降ステップ8bが釣り合いおもり1の下端よりも下がった位置にあるので、釣り合いおもり1を点検台6への昇降に支障がない位置まで下降させる必要はなく、点検台6の下段の昇降ステップ8aは作業員が足をかけられる高さにある。また、この昇降ステップ8aの高さは、前記釣り合いおもり1の下端よりも下がった位置で、かつバッファ4に干渉しない位置である。図2は、作業員が点検台6の点検ステップ9に乗って、制御装置2の正面で停止した状態を示す。実際の点検作業では、点検作業の進行に応じて釣り合いおもり1を任意の位置で停止させればよい。
このように、点検台6を釣り合いおもり1に設置しているので、建物ごとにそのピットの深さなどの寸法に合わせて、点検台を設計する必要がなく、建物の条件に依存しない共通の仕様の点検台6を汎用的に利用することができる。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態による点検台の設置構造について、図3並びに図4を参照しながら説明する。
この第2実施形態の点検台10は、第1実施形態のような複数の踏み段のあるものとは違って、点検作業の足場に用いる一枚の足場板11を回動可能に釣り合いおもり1に取り付け、固定ビーム12a、12bによって足場板11を水平な姿勢で支持する構造としたものである。固定ビーム12a、12bの基端部は、釣り合いおもり1の側面に回動自在にヒンジ結合されており、固定ビーム12a、12bの先端には係合部13a、13bが取り付けられている。この係合部13a、13bは、足場板11にある鉤部に引っ掛けて足場板11が水平に支持されるようになっている。この状態では、図3に示すように、足場板11は、釣り合いおもりの下端とほぼ同じ水平面上にある。
これに対して、図4に示すように、固定ビーム12a、12bの係合部13a、13bを取り外して、点検台10を閉じた状態にすることもできる。この場合、釣り合いおもり1には、足場板11を閉じたまま保持する金具が取り付けられている。
以上のように構成される第2実施形態によれば、第1実施形態の点検台と違って、昇降ステップ8a、8bが不要となるなど、構成部品の大幅に簡素化することができる。
また、制御装置2の点検中はもちろんのこと、エレベータの使用中も、点検台10がピットに設置されたバッファや釣り合いおもり1の下側から懸架されるコンペンなどと干渉するおそれがない。
本発明によるエレベーターの制御装置点検台の設置構造の一実施形態を示す説明図。 図1の点検台が制御装置の正面に停止している状態の説明図。 本発明によるエレベーターの制御装置点検台の設置構造の他の実施形態において点検台が閉じた状態の説明図。 本発明によるエレベーターの制御装置点検台の設置構造の他の実施形態において点検台が開いた状態の説明図。 従来のエレベータ制御装置を点検する点検台の設置状態を示す説明図。 図5の点検台の正面を示す説明図。
符号の説明
1 釣り合いおもり
2 制御装置
3 ピット
4 バッファ
5 コンペン
6 点検台
7 固定ビーム
8a、8b 昇降ステップ
9 点検ステップ
10 点検台
11 足場板
12a、12b 固定ビーム
FL フロアレベル

Claims (4)

  1. エレベータの運転を制御する制御装置を昇降路内で建物の最下階フロアレベルの付近に設置するエレベーターにおいて、
    前記制御装置を点検するときの足場となる点検台を釣り合いおもりに直接設置したことを特徴とするエレベーターの制御装置点検台の設置構造。
  2. 前記点検台は、昇降ステップが前記釣り合いおもりの下端よりも下がった位置にあるように当該釣り合いおもりに取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの制御装置点検台の設置構造。
  3. 前記点検台は、その最下位のステップが釣り合いおもりの下端よりも上の位置にあるように取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの制御装置点検台の設置構造。
  4. 前記点検台は、点検作業のステップとする少なくとも一枚の足場板を回動可能に釣り合いおもりに取り付け、固定ビームによって前記足場板を水平に支持する構造としたことを特徴とする請求項3に記載のエレベーターの制御装置点検台の設置構造。
JP2004374102A 2004-12-24 2004-12-24 エレベーターの制御装置点検台の設置構造 Withdrawn JP2006176324A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149967A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Hitachi Ltd エレベーター装置
JP2016113264A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 三菱電機株式会社 エレベータ用足場装置

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