JP4151791B2 - 塔状構造物補修用昇降足場装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塔状構造物補修用昇降足場装置に関する。
煙突等の塔状構造物を補修するときに使用される昇降足場装置として、塔状構造物の外周に配設された複数台の昇降足場と、これらの昇降足場を塔状構造物の高さ方向に案内する複数のガイドローラーとを備えて構成されるものがある。このような昇降足場装置は塔状構造物の補修作業を比較的短期間で行うことができるが、昇降足場を昇降駆動する方式として、例えば特許文献1に示されるようなワイヤロープ方式を採用した場合にはワイヤロープに伸びが生じ、昇降足場を所望の位置に正確に昇降停止させることが困難となる。そこで、昇降足場を昇降駆動する手段として、特許文献2に示されるようなステップロッドとアップダウンジャッキを用いることが検討されている。
特開平6−26190号公報 特開平8−4334号公報
しかしながら、煙突等の塔状構造物は、通常、その外径が頂部に向かって次第に縮径されているため、ステップロッドとアップダウンジャッキを用いて昇降足場を昇降駆動した場合にはガイドローラーが塔状構造物の外壁面から離れてしまい、その結果、足場と煙突間に大きな隙間が生じる他、昇降足場が不安定になる等、安全上の問題が発生していた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、昇降足場を所望の位置に正確に昇降停止させることができ、かつ昇降足場を塔状構造物の高さ方向に案内するガイドローラーを用いて安定かつ安全な塔状構造物補修用昇降足場装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る塔状構造物補修用昇降足場装置は、塔状構造物の外周に配設された複数の昇降足場と、これらの昇降足場のうち隣接する2つの昇降足場間に配設されたスライド床板と、前記昇降足場を前記塔状構造物の高さ方向に案内する複数のガイドローラーと、複数本のステップロッドと、これらのステップロッドを介して前記昇降足場を昇降駆動する複数のアップダウンジャッキと、前記昇降足場を前記塔状構造物の外壁側に引き寄せて前記ガイドローラーを前記塔状構造物の外壁面に押し付けるローラー押付機構と、を備えて構成されることを特徴とする。
本発明に係る塔状構造物補修用昇降足場装置において、前記ステップロッドは塔状構造物の頂部に設けられたロッド保持架台から吊り下げられるのが通常であるが、塔状構造物頂部の損傷や劣化などにより塔状構造物の頂部にロッド保持架台を取り付けることができない場合には、塔状構造物の地上側に設けられたロッド保持架台からステップロッドを立ち上げてもよい。また、前記ローラー押付機構は、塔状構造物の外周に設けられたワイヤと、このワイヤを介して昇降足場を塔状構造物の外壁側に引き寄せるワイヤ締付け手段とから構成されるものであってもよい。
本発明に係る塔状構造物補修用昇降足場装置によれば、塔状構造物の頂部に設けられたロッド保持架台と、このロッド保持架台から吊り下げられた複数本のステップロッド、あるいは塔状構造物の頂部まで損傷・劣化が生じている時、塔状構造物の地上側に配置したロッド保持架台から立ち上げられた複数本のステップロッドと、これらのステップロッドを介して昇降足場を昇降駆動する複数のアップダウンジャッキとを備えたことにより、ワイヤロープを使用しなくても昇降足場を昇降させることができ、さらに塔状構造物の頂部が損傷・劣化していても昇降足場を昇降させることができるので、昇降足場を所望の位置に正確に昇降停止させることができる。また、昇降足場を塔状構造物の外壁側に引き寄せてガイドローラーを塔状構造物の外壁面に押し付けるローラー押付機構を備えたことにより、ガイドローラーが煙突の外壁面から離れることがなく、昇降足場は、塔状構造物の外壁面に押し付けられた状態で、かつ隣接する昇降足場間に配設されるスライド床板で作業床を形成できるため、塔状構造物の外壁側と昇降足場間の隙間発生を少なくした、安定かつ安全な塔状構造物補修用昇降足場装置とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る塔状構造物補修用昇降足場装置の概略構成図で、図2は図1のII−II断面図である。この実施形態では、煙突の頂部が健全な例で説明する。図1及び図2において、符号11は補修対象物である煙突を示しており、この煙突11の外周には、複数台(本実施形態では4台)の昇降足場12(図2参照)が煙突11を取り囲むように配設されている。また、隣り合う2つの昇降足場12間にはスライド床板20が配設されていると共に複数本(本実施形態では4本)のステップロッド13が煙突11の周方向に等間隔で設けられている。これらのステップロッド13は煙突11の頂部に設けられたロッド保持架台14から吊り下げられており、ロッド保持架台14には、ステップロッド13の上端部を吊持する複数のイコライザー15(図3参照)が設置されている。
昇降足場12は、本例では上部と下部の面を作業床とするために、上部固定床16及び下部固定床17(図4参照)を有しており、これらの固定床16,17のうち上部固定床16には、ステップロッド13をガイドするガイド管18が取り付けられているとともに、ステップロッド13を介して昇降足場12を昇降駆動するアップダウンジャッキ19が取り付けられている。
また、昇降足場12は固定床16,17に対してスライド自在な上部スライド床板20及び下部スライド床板21(図5参照)を有しており、これらのスライド床板20,21は隣接する昇降足場12に掛け渡されて配設されている。なお、上部スライド床板20及び下部スライド床板21には昇降足場12からの脱落を防止するためのストッパ22(図6参照)が設けられている。
昇降足場12の上部固定床16及び下部固定床17には、図4に示すように、転落防止用の手摺23が設けられている。上述した構成により、上部の作業床は、固定床16と上部スライド床板20と転落防止用の手摺23とで形成され、下部の作業床は、固定床17と下部スライド床板21と転落防止用の手摺23とで形成される安全な作業床となる。なお、作業床を上部と下部の面に配設して上部作業床、下部作業床の両面で作業を可能として、煙突11の外壁補修効率を上げる構造としているが、作業床が一面で十分な時は、固定床16,17のいずれか一方の固定床からなる構成とすることができる。さらに、昇降足場12には、昇降足場12を煙突11の高さ方向に案内するガイドローラー24が二個ずつ取り付けられている。これらのガイドローラー24は、図4及び図7に示すように、煙突11の外周に設けられたワイヤ27と、このワイヤ27を介して昇降足場12を煙突11の外壁側に引き寄せるワイヤ締付け手段としてのチェーンブロック28とからなるローラー押付機構25により煙突11の外壁面に押し付けられており、各昇降足場12の上部固定床16には、ローラー押付機構25のワイヤ27を水平に支持するワイヤサポート26(図4参照)が設けられている。
このように構成される本発明の一実施形態では、煙突11の頂部に設けられたロッド吊架台14と、このロッド吊架台14から吊り下げられた複数本のステップロッド13と、これらのステップロッド13を介して昇降足場12を昇降駆動する複数のアップダウンジャッキ19とを備えたことにより、ワイヤロープを使用しなくても昇降足場12を昇降させることができるので、昇降足場12を所望の位置に正確に昇降停止させることができる。また、昇降足場12を煙突11の外壁側に引き寄せてガイドローラー24を煙突11の外壁面に押し付けるローラー押付機構25を備えたことにより、ガイドローラー24が煙突11の外壁面から離れることがないので、昇降足場12を煙突11の高さ方向に案内できる安定かつ安全な塔状構造物補修用昇降足場装置とすることができる。
また、図8は、塔状構造物である煙突11の頂部損傷・劣化が進み、煙突11の頂部にロッド保持架台14を設けることができないときのステップロッドの設置例を示したもので、地上側に設けられたロッド保持架台29と、このロッド保持架台29から立ち上げられた複数本のステップロッド13で昇降足場12を昇降駆動すればよく、このように地上側に設けられたロッド保持架台29からステップロッド13を立ち上げることによって、頂部の損傷や劣化が激しい煙突11であっても安定かつ安全な塔状構造物補修用昇降足場装置とすることができる。
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が実施可能である。
本発明の一実施形態に係る塔状構造物補修用昇降足場装置の概略構成図である。 図1のII−II断面図である。 図1に示すロッド吊架台の側面図である。 図2のIV−IV断面図である。 図2のV−V断面図である。 図5に示すスライド床板の平面図である。 図4のVII−VII断面図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
11 煙突
12 昇降足場
13 ステップロッド
14 ロッド保持架台
15 イコライザー
16 上部固定床
17 下部固定床
18 ガイド管
19 アップダウンジャッキ
20 上部スライド床板
21 下部スライド床板
22 ストッパ
23 手摺
24 ガイドローラー
25 ローラー押付機構
26 ワイヤサポート
27 ワイヤ
28 チェーンブロック(ワイヤ締付け手段)
29 ロッド保持架台

Claims (4)

  1. 塔状構造物の外壁を補修するときに使用されるものであって、前記塔状構造物の外周に配設された複数の昇降足場と、これらの昇降足場のうち隣接する2つの昇降足場間に配設されたスライド床板と、前記昇降足場を前記塔状構造物の高さ方向に案内する複数のガイドローラーと、複数本のステップロッドと、これらのステップロッドを介して前記昇降足場を昇降駆動する複数のアップダウンジャッキと、前記昇降足場を前記塔状構造物の外壁側に引き寄せて前記ガイドローラーを前記塔状構造物の外壁面に押し付けるローラー押付機構と、を備えて構成されることを特徴とする塔状構造物補修用昇降足場装置。
  2. 前記ステップロッドは、前記塔状構造物の頂部に設けられたロッド保持架台から吊り下げられていることを特徴とする請求項1記載の塔状構造物補修用昇降足場装置。
  3. 前記ステップロッドは、前記塔状構造物の地上側に設けられたロッド保持架台から立ち上げられていることを特徴とする請求項1記載の塔状構造物補修用昇降足場装置。
  4. 前記ローラー押付機構は、前記塔状構造物の外周に設けられたワイヤと、このワイヤを介して前記昇降足場を前記塔状構造物の外壁側に引き寄せるワイヤ締付け手段とから構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の塔状構造物補修用昇降足場装置。
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