JP5538470B2 - 工事用エレベーターの揚程延長工法 - Google Patents
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Description
こうして仮設機械室12を再設置してから、図7(c)に示すように、再び、巻上機14とそらせシーブ15に主索16巻き掛け、主索12を昇降路10に垂下し、その一端には乗りかご17を、他端には釣合おもり18をそれぞれ吊持する。
工事中の建物に仮設された工事用エレベーターの揚程を前記建物の建築進捗に合わせて上方に延長する工事用エレベーターの揚程延長工法において、
最初の計画階に建物の建築進捗が達するまで、工事中の建物内に乗りかごが昇降する昇降路および前記乗りかごを案内するガイドレールを構築する工程と、
建築進捗が前記最初の計画階に到達した後、工事用エレベーターの機械室として、前記昇降路に設けた前記ガイドレールに案内されて当該昇降路を移動可能なかご枠に巻上機と制御盤が予め設置されたかご型移動機械室を、揚重装置を利用して吊り上げて前記最初の計画階に配置し、前記かご型移動機械室に設置された巻上機に乗りかごと釣合おもりを吊持する主索を巻き掛けて工事用エレベーターを仮設する工程と、
前記工事用エレベーターを使用しながら建物の建築を進め、建築進捗が次の計画階に達するまで、前記昇降路およびガイドレールを次の計画階まで延伸させる工程と、
建築進捗が次の計画階に到達した後、乗りかごと釣合おもりを吊持する主索を取り外してから、前記揚重装置を用いて、前記かご型移動機械室を吊り上げて昇降路内を前記次の計画階まで移動させ、当該かご型移動機械室を前記次の計画階に再配置し、前記巻上機に乗りかごと釣合おもりを吊持する主索を巻き掛け前記工事用エレベーターを再仮設する工程と、
建物の建築進捗に応じて、計画階が順次高くなるごとに、前記昇降路の延伸工程と、前記かご型移動機械室の再仮設工程を繰り返す工程と、
からなることを特徴とするものである。
第1実施形態
図1(a)は、本実施形態による工事用エレベーターの揚程延長工法が適用される工事用エレベーターが設置される建築中の建物を示す。この図1(a)において、参照番号10は、工事中の建物に構築した工事用エレベーターの昇降路を示している。この図1(a)に示した建築段階では、第1の計画階1に建築進捗が到達すると、次のようにして、工事用エレベーターが設置される。
次に、本発明の第2実施形態による工事用エレベーターの揚程延長工法について、図5、図6を参照して説明する。
Claims (5)
- 工事中の建物に仮設された工事用エレベーターの揚程を前記建物の建築進捗に合わせて上方に延長する工事用エレベーターの揚程延長工法において、
最初の計画階に建物の建築進捗が達するまで、工事中の建物内に乗りかごが昇降する昇降路および前記乗りかごを案内するガイドレールを構築する工程と、
建築進捗が前記最初の計画階に到達した後、工事用エレベーターの機械室として、前記昇降路に設けた前記ガイドレールに案内されて当該昇降路を移動可能なかご枠に巻上機と制御盤が予め設置されたかご型移動機械室を、揚重装置を利用して吊り上げて前記最初の計画階に配置し、前記かご型移動機械室に設置された巻上機に乗りかごと釣合おもりを吊持する主索を巻き掛けて工事用エレベーターを仮設する工程と、
前記工事用エレベーターを使用しながら建物の建築を進め、建築進捗が次の計画階に達するまで、前記昇降路およびガイドレールを次の計画階まで延伸させる工程と、
建築進捗が次の計画階に到達した後、乗りかごと釣合おもりを吊持する主索を取り外してから、前記揚重装置を用いて、前記かご型移動機械室を吊り上げて昇降路内を前記次の計画階まで移動させ、当該かご型移動機械室を前記次の計画階に再配置し、前記巻上機に乗りかごと釣合おもりを吊持する主索を巻き掛け前記工事用エレベーターを再仮設する工程と、
建物の建築進捗に応じて、計画階が順次高くなるごとに、前記昇降路の延伸工程と、前記かご型移動機械室の再仮設工程を繰り返す工程と、
からなることを特徴とする工事用エレベーターの揚程延長工法。 - 前記かご型移動機械室には、前記昇降路の乗りかごを案内するガイドレールに摺動自在な案内装置を設けることを特徴とする請求項1に記載の工事用エレベーターの揚程延長工法。
- 前記かご型移動機械室を計画階に仮設するときには、前記ガイドレールの上端部を当該かご型移動機械室のかご上よりも上方に突き出るように延ばすことを特徴とする請求項2に記載の工事用エレベーターの揚程延長工法。
- 前記かご型移動機械室は、前記巻上機が設置される下段の第1室と、前記巻上機を制御する主制御装置が設置される上段の第2室と、を有するダブルデッキ型のかご型移動機械室であることを特徴とする請求項1に記載の工事用エレベーターの揚程延長工法。
- 前記かご型移動機械室は、前記第1室と第2室の間隔を調整する階間調整手段を有し、前記かご型移動機械室の第1室と第2室にそれぞれ対応する階床の間隔が前の計画階と次の計画階とで相違し、前記第1室と第2室のそれぞれに次の計画階の得階床との間に段差が生じる場合には、前記階間調整手段により前記段差を解消することを特徴とする請求項4に記載の工事用エレベーターの揚程延長工法。
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