JP2006174678A - 制御装置一体型回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】より高精度に検出素子を位置決めできる構造、高剛性で耐震性に優れた構造、組み立てが容易な構造、回転電機自体が発生する磁界を考慮した検出精度の向上を図る構造、等が必要。
【解決手段】ロ−タ軸4の軸線Cの長手方向に回転電機本体部101に隣接して並設され制御されることにより回転電機本体部101への通電制御を行うパワ−素子7aと、前記長手方向にパワ−素子7aに隣接して回転電機本体部101とは反対の側に並設されパワ−素子7aを制御する制御回路部103と、回転電機本体部101とパワ−素子7aとを接続し略直線状を成す直線状部13aを有する電力線13、および直線状部13aに設けられ電力線13を通してパワ−素子7aと回転電機本体部101との間に流れる線電流を直線状部13aで検出しその出力が制御回路部103により前記通電制御に使用される電流検出装置105とを備えた制御装置一体型回転電機。
【選択図】図2

Description

この発明は、電動機および発電機といった回転電機の出力を制御するための制御装置と回転電機とが一体となった制御装置一体型回転電機に関するものである。
従来の回転電機の制御装置は、一般的には回転電機から離れた位置に設けられ、例えば、特許文献1に示されているように、回転電機とは構造的に別体の筐体の中に、インバータ回路、制御回路、出力導体電流検出用の磁性コア付の半導体電流素子と出力信号増幅回路を収納することにより構成されており、また、コア付電流検出素子と増幅回路、および制御回路が同一の基板に実装されていた。
一方、最近では制御装置と回転電機とが一体となった制御装置一体型回転電機が検討され始め、例えば、特許文献2示される事例がある。この特許文献2では、回転電機の制御装置(電圧制御手段)を回転電機に搭載した例であり、半導体スイッチング素子である複数のハイサイドスイッチ並びに複数のローサイドスイッチを有するとともに前記発電機の発電電圧を整流してバッテリに印加する交直電力変換手段と、界磁巻線に通電する界磁電流を断続するためのスイッチング素子からなる界磁電流制御手段と、これらの少なくとも一方を制御して前記バッテリの電圧を所定値に保つための、半導体集積回路を有する電圧制御手段とを備える車両用発電機の出力制御装置とが設けられ、回転電機の出力の制御は、相間電圧を検出して調整していた。
特開平11−127583号公報(図3及びその説明) 特開2003−225000号公報(図7及びその説明)
電流検出素子は、例えば電流が流れる際に発生する磁界の強さを検出する磁気検出素子が高精度な検出手段として多用されているが、従来の制御装置一体型の回転電機では、回転電機と別置きに構成された制御装置とは異なり、耐震性、耐熱性などの構造信頼性への高い要求に対して、より高精度に検出素子を位置決めできる構造、高剛性で耐震性に優れた構造、組み立てが容易な構造、回転電機自体が発生する磁界を考慮した検出精度の向上を図る構造、等が必要である。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、検出素子を含む電流検出装置の組み立てが容易な構造の実現を目的とし、また、高精度に検出素子を位置決めできる構造の実現、高剛性で耐震性に優れた構造の実現、回転電機自体が発生する磁界を考慮した検出精度の向上を図る構造の実現を他の目的とするものである。
この発明に係る制御装置一体型回転電機は、回転電機本体部、この回転電機本体部のロ−タ軸軸線の長手方向に前記回転電機本体部に隣接して並設され制御されることにより前記回転電機本体部への通電制御を行うパワ−素子、前記長手方向に前記パワ−素子に隣接して前記回転電機本体部とは反対の側に並設され前記パワ−素子を制御する制御回路部、前記回転電機本体部と前記パワ−素子とを接続し略直線状を成す直線状部を有する電力線、および前記直線状部に設けられ前記電力線を通して前記パワ−素子と前記回転電機本体部との間に流れる電流を前記直線状部で検出しその出力が制御回路部により前記通電制御に使用される電流検出装置を備えたものである。
この発明による制御装置一体型回転電機は、回転電機本体部、この回転電機本体部のロ−タ軸軸線の長手方向に前記回転電機本体部に隣接して並設され制御されることにより前記回転電機本体部への通電制御を行うパワ−素子、前記長手方向に前記パワ−素子に隣接して前記回転電機本体部とは反対の側に並設され前記パワ−素子を制御する制御回路部、前記回転電機本体部と前記パワ−素子とを接続し略直線状を成す直線状部を有する電力線、および前記直線状部に設けられ前記電力線を通して前記パワ−素子と前記回転電機本体部との間に流れる電流を前記直線状部で検出しその出力が制御回路部により前記通電制御に使用される電流検出装置を備えた構造としたので、検出素子を含む電流検出装置の組み立てが容易となる効果があり、また、高精度に検出素子を位置決めできる構造の実現、高剛性で耐震性に優れた構造の実現、回転電機自体が発生する磁界を考慮した検出精度の向上を図る構造の実現を可能とするものである。
この発明によれば、磁気検出素子とコアを回転電機の軸方向に対して一方向から組み立てることができるので、容易に製造することができる。また、磁気検出素子を制御基板に一体化してコアを配置するパワー部と分離することによって、制御回路に対するスイッチングノイズや回転電機の発生磁界の影響を低減して、誤動作を防止することができる。さらに、磁気検出素子、コア、導電部同士の位置決め誤差を小さくすることができるので、検出精度が向上する、特にコアの取付け部の剛性をあげるための複雑な部材が不要である、といった従来にない効果を奏するものである。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図3により説明する。図1は回転電機本体部の巻線と制御回路との接続関係の一例を示す図、図2は制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図、図3は図2における電流検出装置の拡大斜視図である。なお、各図中、同一符合は同一部分を示す。
図1において、制御装置一体型回転電機100は、大きくは、回転電機本体部101と、この回転電機本体部101の電機子巻線1aへの通電制御を行うパワ−部102と、このパワ−部102に前記通電制御を行わせるように前記パワ−部102を制御する制御回路部103と、この制御回路部103から制御され前記回転電機本体部101の界磁巻線2aの電流を制御する界磁電流制御回路部104とで構成されている。
前記回転電機本体部101は、ステ−タ1の電機子巻線1aと、ロ−タ2の界磁巻線2aを備え、前記ロータ2に連結されたプーリ6(後述の図2参照)がエンジンの回転軸(図示せず)とベルト(図示せず)により連結されている。ここで、前記電機子巻線1aは、図示のように3相(U相、V相、W相)のコイルをY結線(スター結線)して構成されている。
前記パワー部102は、図示のように、複数のパワー素子7aと各パワー素子7aに並列に接続されたダイオード7bとからなるインバータモジュール7cと、このインバータモジュール7cに並列に接続されたコンデンサ7dとを備えている。前記インバータモジュール7cは、上アーム7eを構成するパワー素子(スイッチング素子)7aおよびダイオード7bと、下アーム7fを構成するパワー素子(スイッチング素子)7aおよびダイオード7bとを2組直列に接続したものを1セットとし、当該セットが3個並列に接続されている。なお、前記各パワー素子7aとしては、例えば、パワートランジスタ、MOSFET、IGBT等のスイッチング素子が使用される。また、スイッチング素子内部のダイオ−ド構造を用いてスイッチング素子とダイオ−ドとを1つのパワー素子でまかなうこともある。
また、図示のように、前記電機子巻線1aのY結線の各相の端部は、交流の電力線13を介して前記直列に配置した前記上アーム7eのパワー素子7aと前記下アーム7fのパワー素子7aとの中間点にそれぞれ電気的に接続されている。
また、図示のように、バッテリの正極側端子および負極側端子が、直流電力線を介して前記インバータモジュール7cの正極側および負極側にそれぞれ電気的に接続されている。
また、図示のように、前記交流の電力線13のU相、V相、W相には、電流検出装置105U,105V,105Wが設けられており、各々の各出力は出力リード端子19から取り出され、各出力を処理する処理回路部105Cを介して前記制御回路部103によって取り込まれ該制御回路部103により前記通電制御に使用される。なお、前記処理回路部105Cは、前記電流検出装置105U,105V,105Wの出力の増幅、当該出力値からベクトル演算などによる前記電力線13のU相電流、V相電流、W相電流の導出、等を行う。前記電流検出装置105U,105V,105Wは、例えば、後述の図2の縦断側面図においては、U相とV相の2つの電流検出装置105U,105Vを図示してあるが、W相の電流検出装置105Wについては、図示されない位置に配設されている関係上、図示されていない。また、前記電流検出装置105U,105V,105Wは、後述のロータ軸4(図2参照)を取り囲むように、該ロータ軸4と直交する面内に周方向に間隔を隔てて配設されている。
前記インバータモジュール7cにおいて、それぞれのパワー素子7aのスイッチング動作は、前記制御回路部103からの指令により、信号リード線11を通して制御される。また、前記制御回路部103は、前記界磁電流制御回路部104を制御して前記界磁巻線2aに流す界磁電流を調整する。
前述のようなパワー部102を備えた制御装置一体型回転電機101は、車載用の場合は、エンジンの始動時に、バッテリから直流電力線を介して直流電力がパワー部102に給電される。そして、制御回路部103がインバータモジュール7cの各パワー素子7aをON/OFF制御し、直流電力が三相交流電力に変換される。そして、この三相交流電力が交流の電力線13を介して電機子巻線1aに供給される。これにより、界磁電流制御回路部104により界磁電流が供給されているロータの界磁巻線2aの周囲に回転磁界が与えられ、ロータ2が回転駆動され、回転電機用プーリ、ベルト、クランクプーリ、クラッチ(ON)を介してエンジンが始動される。
一方、エンジンが始動されると、エンジンの回転動力がクランクプーリ、ベルト、回転電機用プーリ6を介して制御装置一体型回転電機100に伝達される。これにより、ロータ2が回転駆動されて電機子巻線1aに三相交流電圧が誘起される。そこで、制御回路部103が各パワー素子7aをON/OFF制御し、電機子巻線1aに誘起された三相交流電力を直流電力に変換して、当該直流電力によりバッテリを充電し、また、車載の他の補機を駆動する。
次に、図2および図3により、制御装置一体型回転電機100の構造を説明する。
前記回転電機本体部101のステータ1およびロータ2は、ハウジング3の中に収納されている。前記ハウジング3はフロントハウジング部3aとリヤハウジング部3bとを備え、前記リヤハウジング部3bのリヤ側の開口部3cを覆うカバー29によってロータ軸4のリヤ側の軸受5が支持され、前記フロントハウジング部3aによって前記ロータ軸4のフロント側の軸受5が支持される。
本実施の形態における前記回転電機本体部101は、プーリ6でベルト(図示省略)を介してエンジン等の負荷(図示省略)と接続されており、前記回転電機本体部101の出力がベルトを伝達して負荷を駆動する。場合によっては、負荷の運動によってベルトを介して回転電機本体部101で発電する。
前記プーリ6と反対側のリヤハウジング3bの内部に整流板28が取り付けられている。前記回転電機本体部101の前記電機子巻線1aの電流を制御するためのパワー素子7aがヒートシンク8に搭載されたパワー部102が、前記整流板28に取り付けられている。
また、前記パワー素子7aを駆動させるための前記制御回路部103は、制御基板9に組み込まれている。前記制御基板9は、前記パワー素子7aのリヤ側に位置して前記リヤハウジング3bに取り付けられた保持部材27に取り付けられる。また、結露から保護するために、前記制御基板9は前記制御回路部103と共に封止樹脂26によって封止されている。
前記パワー素子7aと前記制御基板9上の制御回路部103とは、信号リード線11を中継して接続されている。ステータ1には電機子巻線1aが形成されており、この電機子巻線1aのコイルエンド13aは前記電力線13として使用され、前記整流板28に設けられた貫通穴14を通ってパワー部102のパワ−素子7aに接続される。この際、前記コイルエンド13aは、前記ロ−タ軸4と平行をなして真直ぐに反負荷側(リヤ側)に引き出され、前記電力線13の直線状部を構成する。
一方、前記制御基板9上の前記制御回路部103は、前記インバータモジュール7c(図1参照)の前記パワー素子7aのゲートを駆動させるドライブ回路、保護回路、前記回転電機本体部101の出力を制御するコントロール回路、などで構成されており、これらの回路で保護やコントロール等を行うのに供する目的で、前記電流検出装置105U,105Vおよび図示されない位置に配設の電流検出装置105Wが設けられている。前記電流検出装置105U,105V,105Wは、何れも、検出素子15と、この検出素子15の出力リ−ド端子19からの出力の処理回路部105C(図1参照)とから構成され、前記検出素子15は、その前記出力リ−ド端子19が前記制御基板9とはんだ付されて前記制御基板9と一体化されている。
なお、図示してないが、前記構成の電流検出装置は、前記バッテリ(図1参照)の入出力線となる前記直流電力線のDC電流や、前記界磁巻線2aに流れる界磁電流、などを検出する場合にも使用される。
前記検出素子15は、電流が流れる導体(図1、図2における前記電力線13の前記直線状部13a)の周囲に発生する磁束密度をホール効果や磁気抵抗効果で検出する磁気応動形の検出素子からなり、集磁するためのコア16が導体の周囲に設けられる。
前記電機子巻線1aの前記コイルエンド(前記直線状部)13aとコア16、および磁気応動形の検出素子15のパッケージ15aの位置関係の事例は、図3に示してある。図3では、検出素子15は、リード端子19が設けられたホール素子の場合を例示してある。
前記電機子巻線1aのコイルエンド13aの周囲に設けられたコア16の一部にエアギャップ18が形成され、前記磁気応動形の検出素子15のパッケージ15aが前記エアギャップ18内に挿入されて固定される。前記コイルエンド13aに流れる電流によって、透磁率が高いコア16内部に図中矢印の方向に強い磁束が形成され、該磁束は前記エアギャップ18内に配置されたホール素子等の磁気応動形の検出素子15を貫通する。前記磁気応動形の検出素子15を貫通する磁束密度と電流は比例の関係にあるため、前記磁気応動形の検出素子15の出力から前記電機子巻線1aの電流量を検出することができる。
前記コア16は、回転電機本体部101のロ−タ軸4と平行をなして延設された前記コイルエンド(前記電力線13の直線状部)13aのリヤ側の端部から挿入して、他部材の干渉もなく、前記コイルエンド(前記電力線13の直線状部)13aを囲繞するように、容易に組付けることができる。前記コア16を取り付ける対象物としては、各種の対象物が可能である。例えば、前記コア16は、前記整流板28あるいは前記保持部材27、もしくは前記リヤハウジング3bに取り付けて固定することができ、設計に応じて柔軟に対応することができる。
この発明の実施の形態1の制御装置一体型回転電機100おいては、前述のように、回転電機本体部101と、この回転電機本体部101のロ−タ軸4の軸線Cの長手方向に前記回転電機本体部101に隣接して並設され制御されることにより前記回転電機本体部101への通電制御を行うパワ−素子7aと、前記長手方向に前記パワ−素子7aに隣接して前記回転電機本体部101とは反対の側に並設され前記パワ−素子7aを制御する制御回路部103と、前記回転電機本体部101と前記パワ−素子7aとを接続し略直線状を成す直線状部13aを有する電力線13、および前記直線状部13aに設けられ前記電力線13を通して前記パワ−素子7aと前記回転電機本体部101との間に流れる線電流を前記直線状部13aで検出しその出力が前記制御回路部103により前記通電制御に使用される電流検出装置105とを備えた構成であるので、制御装置一体型回転電機100おいて、前記電流検出装置105の取り付けが容易であり、また、電力線13の配線長さも短くなる。
この発明の実施の形態1の制御装置一体型回転電機100おいては、前述のように、前記パワ−素子7aおよび前記電流検出装置105が、前記回転電機本体部101と前記制御回路部103との間に配設されているので、回転電機本体部101に、先ず前記電流検出装置105の前記コア15を組み付け、順次前記制御回路部103を組付けることにより、高精度に一方向組立てが可能となる。
また、前記制御回路部103を前記パワ−素子7aおよび前記電流検出装置105と前記前記回転電機本体部101との間に配設した場合に比べ、前記制御回路部103が、前記回転電機本体部101と前記パワ−素子7aとの双方から熱の影響を受けるようなことが無くなり、前記制御回路部103の信頼性が向上し、また、電力線13の配線長さも短くなる。
また、この発明の実施の形態1の制御装置一体型回転電機100おいては、前記電流検出装置105が、前記直線状部13aを囲み、前記直線状部13aに流れる電流によって発生する磁束の通路となるコア16と、このコア16の磁束の強さに応じた出力を出す検出素子15とを備え、前記検出素子15の出力リ−ド端子19が前記制御回路部103に一体に結合され、前記コア16が前記パワ−素子7a側に配設されているので、制御回路部103と、コア16が配設されるパワー部102の主回路とを電気的に分離可能とし、パワー部102の主回路から制御回路部103へのノイズの進入を防止することができる。
また、この発明の実施の形態1の制御装置一体型回転電機100おいては、前記直線状部13aが、前記回転電機本体部101の電機子巻線2aのコイルエンドであるので、部品点数を削減することができる。
また、この発明の実施の形態1の制御装置一体型回転電機100おいては、前記ロ−タ軸4の軸受5を保持するハウジング3内に、前記パワ−素子7aと前記制御回路部103と前記電流検出装置とが内蔵されているので、前記パワ−素子7aと前記制御回路部103と前記電流検出装置とを各々個別のハウジング内蔵する場合に比べ、部品点数を削減することができる。
実施の形態2.
以下この発明の実施の形態2を、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図で示す図4により説明する。なお、図4において前述の図1〜図3と同一または相当部分には図1〜図3と同一の符号を付し、以下の説明は前述のこの発明の実施の形態1と相違する点を主体的に説明し、他の説明は割愛する。
図4に示すように、樹脂からなる保持部材27の一部に肉厚部23が形成され、該肉厚部23中にコア15が内包されている。前記コア15は、前記保持部材27を成形する際に、インサート成形することよって作製することができる。前記保持部材27には、必要に応じて、前記電機子巻線1aのコイルエンド(電力線)と前記パワ−素子7aとを接続する接続導体であるバスバー20、あるいは外部接続端子24などが取り付けられる。
このように構成することによって、コア16を回転電機に保持することができる。また、コアの防水性、防錆性も向上し、信頼性の高い組み付け構造が実現できる。
また、観点を変えて説明すると、前記保持部材27は、前記制御回路部103、前記コア15、前記バスバー20、および前記外部接続端子24に対する共通の保持部材である。このように共通の保持部材27で複数のコア16,16をインサート成形で固定するので、個々のコアを固定するための部材が不要となり、電流検出の関連部品相互の位置精度が向上し、各々の干渉ばらつきが低減でき、また、高剛性で耐震性に優れた構造を実現でき、更にまた、図2に比べて、検出素子15およびコア16が回転電機本体101から遠い位置になるので、回転電機本体部101自体が発生する磁界の影響を受け難くなり検出精度を向上できる構造を実現できる。
実施の形態3.
以下この発明の実施の形態3を図5〜図7により説明する。図5は制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図、図6は図5に示す制御装置一体型回転電機の組み立て工程を説明するための図、図7は図6の組み立て工程に続く次の組み立て工程を説明するための図である。なお、図5〜図7において前述の図1〜図3と同一または相当部分には図1〜図3と同一の符号を付し、以下の説明は前述のこの発明の実施の形態1と相違する点を主体的に説明し、他の説明は割愛する。また、図5〜図7における回転電機本体部は、図1〜図4と同様に界磁巻線型回転電機を例示してある。
本実施の形態3は、前述の実施の形態1の図2と異なり、前述のパワ−部102、制御回路部103、および電流検出装置105が、前述のハウジング3の反負荷側(リヤ側)の外側に配設されており、最後部(最もリヤ側)の制御回路部103は、前記ハウジング3とは独立したケ−ス10に内蔵され、前記ハウジング3にはステ−タ1およびロ−タ2だけが内蔵されている。また、前記ハウジング3にはステ−タ1およびロ−タ2だけが内蔵されているので、両端の軸受5,5に支承されるロ−タ軸4は、前述の実施の形態1では制御回路部103を貫通しているが、本実施の形態3では、制御回路部103を貫通しない構造となっている。
次に、図5に示されている制御装置一体型回転電機100の組み立て工程を、図6および図7により、工程順に説明する
ステ−タ1の電機子巻線1aのコイルエンド13aは、回転電機本体部101の反負荷側方向にロ−タ軸4の軸心Cと平行に真直ぐに伸ばされて直線状である。この直線状部であるコイルエンド13aの先端(反負荷側方向の先端)に、コア16を、矢印で示すように、コイルエンド13aの長手方向反負荷側から負荷側の方向へ挿入する(図6の工程1)。
次いで、予めケース10に組みつけられた制御基板9に出力リ−ド端子19がはんだ付けされた検出素子15が、矢印で示すように反負荷側から負荷側へのケ−ス10の移動に伴って反負荷側から負荷側へ移動される(図6の工程2)。
引き続き反負荷側から負荷側へケ−ス10を移動し、コア16のエアギャップ18(図3参照)に挿入される所定位置まで移動した後、ケース10をハウジング3に固定する。このケース10のハウジング3への固定により、検出素子15がエアギャップ18と所定の位置関係(図3参照)に保持される(図6の工程3)。
U相の電流検出装置105U、V相の電流検出装置105V、および図示されていないW相の電流検出装置105Wは、前述の工程1〜3により、対応コア16へ同時に組み込まれる。
なお、ケース10をハウジング3に固定してから、予め検出素子15を組付けた制御基板9をケース10に反負荷側から負荷側へ収納し、この収納に伴って検出素子15が反負荷側から負荷側へ移動され、コア16のエアギャップ18に挿入されるようにしてもよい。また、先に検出素子15を組み付けた後に、ケース10と制御基板9とを、反負荷側から負荷側の方向へ組みつけてもよい。
次に、前述のケース10のハウジング3への固定後、ステ−タ1のコイルエンド13aの先端部を、予めケ−ス10に取り付けられたバスバ−20にはんだ付けしてコイルエンド13aとバスバ−20とを電気的に接続し、また、バスバ−20とパワ−素子102および外部接続端子24とも接続し、更に、予め制御基板9に取り付けられた信号リ−ド線11もパワ−部102のパワ−素子のゲ−ト(図示省略)に接続する(図7の工程4)。
なお、コイルエンド(直線状部)13aとバスバ−20との接続、バスバ−20とパワ部102との接続、信号リ−ド線11とパワ−部102のパワ−素子のゲ−トとの接続は、各相単位で行われる。
次に、ケ−ス10内への樹脂の充填を行い、この樹脂充填により前記制御基板9の反負荷側および負荷側に亘って、制御回路部103、制御基板9をモ−ルドする(図7の工程5)。
前記工程5で樹脂の充填を行った後、ケ−ス10の開口部10aを、蓋体10bで塞ぐ(図7の工程6)。
このように、コア16をコイルエンド(直線状部)13aに貫通して組付けることで、回転電機本体部101のロ−タ軸4の延在方向(長手方向)に一方向に構成部品を組み立てていくことが可能であり、組立作業を容易に行うことが可能であるとともに、組立精度を高精度化することできる。
実施の形態4.
以下この発明の実施の形態4を、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図で示す図8により説明する。なお、図8において前述の図1〜図7と同一または相当部分には図1〜図7と同一の符号を付し、以下の説明は前述のこの発明の実施の形態1〜3と相違する点を主体的に説明し、他の説明は割愛する。
本実施の形態4は、コア16をハウジング10に搭載した構造の事例であり、図8に示すように、ハウジング3の貫通孔14の周辺に台座21が形成されており、この台座21上に絶縁層22を形成するとともに、コア16を前記絶縁層22上に取り付けてある。前記絶縁層22は、前記コア16をハウジング3に接着する接着層あるいは、絶縁樹脂が芯材となって両面に接着層を設けたラミネート材であれば、コア16をハウジング3に直接固定することができ、絶縁性と固定強度が両立できる。
実施の形態5.
以下この発明の実施の形態5を、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図で示す図9により説明する。なお、図9において前述の図1〜図8と同一または相当部分には図1〜図8と同一の符号を付し、以下の説明は前述のこの発明の実施の形態1と相違する点を主体的に説明し、他の説明は割愛する。
図9において、制御基板9はケース10の中に収納されており、パワー部102から制御基板9に至るゲート駆動用の信号リード線11、電圧モニタ用の信号リード線11が、ケース10を貫通して制御基板9上の制御回路部103に接続されている。
また、前記ケース10には、主配線からなるバスバー20をインサートして保持しているとともに、外部との接続端子24が設けられている。バッテリなどの外部から外部配線24とバスバー20とがケース10を支持構造として結線される。前記ケース10の一部には肉厚部23が形成されており、コア16が、バスバー20と同様に肉厚部23にインサート成形により取り付けられる。
ステータコイルのコイルエンド13aは、その先端部が、ケース10にインサート成形で取り付けられたコア16を貫通しながらケース10の負荷側壁部(保持部材)10cを貫通し、ケース10にインサート成形で取り付けられたバスバー20と接続される。
また、前記ケース10には、少なくとも2箇所以上の位置決め突起25がケースと一体成形によって形成され、制御基板9には、前記突起25がはまり込む貫通穴または止まり穴(図示省略)が形成される。前記制御基板9を前記ケース10に搭載する際、前記突起25を前記穴に挿入しながら位置決めして収納する。なお、制御基板を位置決めするための突起は、別部材を固定することによって形成しても差し支えない。また、このような制御基板9の取り付けは、前述の実施の形態1〜4においても同様の取り付けを行う。
前述のように、前記コア16は予め前記ケース10にインサート成形されて一体的に保持されるため、前記コア16を保持固定する別の構造体を設ける必要がないので、前記コア16を精度良く剛性高く回転電機に取り付けることができる。また、前記コア16は、前記バスバー20と同時にインサート成形で取り付けられるので、工程数が増える懸念もない。また、前記制御基板は、ケースに対して前述の位置決め構造を使って高精度に搭載されるため、前記コア16と前記検出素子15との相対的位置についても高精度に位置決めされ、検出精度を向上することができる。
実施の形態6.
以下この発明の実施の形態6を図10および図11により説明する。図10は界磁巻線が発生させる磁界が半径方向に発生することを示す制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図、図11はロータ巻線が発生させる磁界と電流検出装置との関係を示す斜視図である。なお、図10および図11において前述の図1〜図9と同一または相当部分には図1〜図9と同一の符号を付し、以下の説明は前述のこの発明の実施の形態1〜5と相違する点を主体的に説明し、他の説明は割愛する。
図10に示すようにハウジング3の外側には、界磁巻線2aが発生させる磁界MFが半径方向(矢印MFD)に発生することがわかる。したがって、回転電機本体部101の円周に対して放射状に磁界MFが発生し、この放射状磁界MFが、制御装置一体型回転電機100に設けられた磁気応動形の検出素子15に影響を及ぼす。このような回転電機本体部101が発生する磁界MFによる磁気応動形の検出素子15への影響を抑制あるいは防止するため、磁気応動形の検出素子15ならびにコア16を図11のように配置する。
図11において、電機子巻線1aのコイルエンド13aは回転電機本体部101の軸心Cから半径方向に任意の距離隔てた位置で軸心Cの延在方向に反負荷側に伸びている。前記電機子巻線1aを流れる線電流を検出するためにコイルエンド13aを囲んだ状態に配設されたC字型のコア16のエアギャップ18に磁気応動形の検出素子15が設けられている。
前記エアギャップ18は、図示のように、その中心が前記回転電機本体部101の軸心Cと前記C字型コア16の中心とを通る直線にほぼ重なるように配置されており、また、当該直線と、前記磁気応動形の検出素子15の検出面とが略平行になるように、前記磁気応動形の検出素子15が配置されている。換言すれば、前記コイルエンド13aに流れる電流によって発生し前記検出素子15を通る磁束CEMFが、回転電機本体部101の径方向と略直交するように前記コア16および前記検出素子15が配設されている。
回転電機本体部101のロータ2あるいはステータ1から発生する磁界は、前述した図10の矢印に示すように、ハウジング外側では、半径方向MFDに放射状に発生する。これに対して、前述した図11のように磁気応動形の検出素子15を配置することによって、検出面に前記回転電機本体部101の磁束が錯交することがなく、回転電機の磁界発生の影響を小さくすることができる。また、前述した図11のようにコア16を配置することによって、前記回転電機本体部101の半径方向の磁束は、コア16の両ア−ム部16a,16bをバイパスして磁気応動形の検出素子15の外側に抜けるため、磁気応動形の検出素子15の検出面15bに磁束が回り込むことがなく、磁気応動形の検出素子15の出力に影響することがない。また、完全に前記バイパスをせずに漏洩する前記回転電機本体部101の半径方向の磁束が前記コイルエンド13aに流れる電流によって発生し前記検出素子15を通る磁束CEMFに若干の影響を与えるとしても、当該回転電機本体部101の半径方向の漏洩磁束と前記コイルエンド13aに流れる電流によって発生し前記検出素子15を通る磁界CEMFとは直交しているので、磁気応動形の検出素子15の出力を例えばベクトル解析することにより前記コイルエンド13aに流れる電流によって発生し前記検出素子15を通る磁束CEMFを正確に導出することができる。
このようにして、回転電機本体101の巻線による磁界の影響を防止でき、従って、制御装置一体型回転電機100に、電機子巻線1aに流れる線電流を検出する検出素子15を搭載しても、高い検出精度を実現することができる。
なお、前述の実施の形態1〜6において説明してきた回転電機本体部101は、クローポール磁極を有するタイプであるが、永久磁石タイプを採用してもよい。永久磁石タイプでNdFe等の強い磁石を有する場合、センサ、制御回路部などに対する回転磁界の影響が大きいので、本発明は好適である。
また、本発明では、制御回路部と一体化した回転電機への電流検出装置の前述のような適用において、電流検出部の補正に、例えばステータの温度をモニターして、電流検出部の出力を補正することもでき、その場合、電流検出装置の検出精度を更に向上することができる。
また、本発明は、インバータ機能を持った制御回路部を有して電動機として作動する回転電機のみならず、発電、整流機能を有する電流検出部を有する交流発電機に適用しても無論同じ効果を奏し、電機子の電流を検出して制御する制御装置が一体化された回転電機であれば同じく適用することができる。
この発明の実施の形態1を示す図で、回転電機本体部の巻線と制御回路との接続関係の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図2における電流検出装置の拡大斜視図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、図5に示す制御装置一体型回転電機の組み立て工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、図6の組み立て工程に続く次の組み立て工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態4を示す図で、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図である。 この発明の実施の形態5を示す図で、制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図である。 この発明の実施の形態6を示す図で、ロータ巻線が発生させる磁界が半径方向に発生することを示す制御装置一体型回転電機の全体の縦断側面図である。 この発明の実施の形態6を示す図で、ロータ巻線が発生させる磁界と電流検出装置との関係を示す斜視図である。
符号の説明
100 制御装置一体型回転電機、
101 回転電機本体部、
102 パワ−部、
103 制御回路部、
104 界磁電流制御回路部、
105C 処理回路部、
105U U相線電流の電流検出装置、
105V V相線電流の電流検出装置、
1 ステータ、
1a 電機子巻線、
2 ロータ、
2a 界磁巻線、
2 ロータコア、
3 ハウジング、
3a フロントハウジング部、
3b リヤハウジング部、
3c リヤハウジング部のリヤ側開口部、
4 ロ−タ軸、
5 軸受、
6 プーリ、
7a パワー素子、
7b ダイオ−ド、
7c インバータモジュール、
7d コンデンサ、
7e 上アーム、
7f 下アーム、
8 ヒートシンク、
9 制御基板、
10 ケース、
10a 開口部、
10b 蓋体、
10c 負荷側壁部(保持部材)、
11 信号リード線、
13 交流の電力線、
13a コイルエンド(直線状部)、
14 貫通孔、
15 検出素子、
15a 検出素子のパッケージ、
15b 検出素子の検出面、
16 コア、
16a,16b コアのア−ム部、
18 エアギャップ、
19 電流検出素子の出力リード端子、
20 バスバー、
21 台座、
22 絶縁層、
23 ケースの肉厚部、
24 外部接続端子、
25 位置決め突起、
26 封止樹脂、
27 保持部材、
28 整流板、
C 回転電機本体部の軸心(ロ−タ軸の軸心)、
CEMF コイルエンドに流れる電流によって発生し検出素子を通る磁束、
MF 界磁巻線の磁界、
MFD 界磁巻線の磁界の方向(径方向)。

Claims (10)

  1. 回転電機本体部、この回転電機本体部のロ−タ軸軸線の長手方向に前記回転電機本体部に隣接して並設され制御されることにより前記回転電機本体部への通電制御を行うパワ−素子、前記長手方向に前記パワ−素子に隣接して前記回転電機本体部とは反対の側に並設され前記パワ−素子を制御する制御回路部、前記回転電機本体部と前記パワ−素子とを接続し略直線状を成す直線状部を有する電力線、および前記直線状部に設けられ前記電力線を通して前記パワ−素子と前記回転電機本体部との間に流れる電流を前記直線状部で検出しその出力が制御回路部により前記通電制御に使用される電流検出装置を備えた制御装置一体型回転電機。
  2. 請求項1に記載の制御装置一体型回転電機において、前記パワ−素子および前記電流検出装置が、前記回転電機本体部と前記制御回路部との間に配設されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の制御装置一体型回転電機において、前記電流検出装置が、前記直線状部を囲み前記直線状部に流れる電流による磁束の通路となるコアと、このコアの磁束の強さに応じた出力を出す検出素子とを備え、前記検出素子の出力リ−ド端子が前記制御回路部に一体に結合され、前記コアが前記パワ−素子側に配設されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  4. 請求項1または請求項2に記載の制御装置一体型回転電機において、前記電流検出装置が、前記直線状部を囲み前記直線状部に流れる電流による磁束の通路となるコアと、このコアの磁束に応じた出力を出す検出素子とを備え、前記パワ−素子と前記制御回路部との間に介在する保持部材に前記コアがインサ−トされて保持されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一に記載の制御装置一体型回転電機において、前記電力線が各相毎に個別に配設された電力線であり、それぞれ異なる相の電流を検出する複数の電流検出装置が、前記パワ−素子と前記制御回路部との間に介在する共通の保持部材に保持されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  6. 請求項4または請求項5に記載の制御装置一体型回転電機において、前記保持部材に前記制御回路部が位置決め構造により所定位置に保持されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一に記載の制御装置一体型回転電機において、前記直線状部が、前記回転電機本体部の電機子巻線のコイルエンドであることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  8. 請求項3〜請求項6の何れか一に記載の制御装置一体型回転電機において、前記検出素子を通る磁束が、回転電機本体部の径方向と略直交するように前記コアおよび前記検出素子が配設されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか一に記載の制御装置一体型回転電機において、前記ロ−タ軸の軸受を保持するハウジング内に、前記パワ−素子と前記制御回路部と前記電流検出装置とが内蔵されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  10. 請求項1〜請求項3の何れか一に記載の制御装置一体型回転電機において、前記ロ−タ軸の軸受を保持するハウジングの外に、前記パワ−素子と前記制御回路部と前記電流検出装置とが配設されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
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