JP2006173358A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させることの出来る半導体集積回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 コーナーセル103において電源配線の分離,保護,半導体集積回路内への出力を行うことにより、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させることができる。また、コーナーセルにおいてコントロール信号配線の切断を行うことにより、半導体集積回路のサイズを小さくすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、少なくとも2つ以上の異なる電源電圧が入力される半導体集積回路に関するものである。
図13,図14を用いて従来の半導体集積回路の電源分離について説明する。
図13は従来の2つの電源を電源分離する半導体集積回路の構成図,図14は従来の3つの電源を電源分離する半導体集積回路の構成図である。
一般に、半導体集積回路に使用電源電圧が異なる信号が入出力される場合は、従来の半導体集積回路においては、図13に示すように、第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106及び第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を分離させる専用の分離セル107を入出力セルとして使用し、それぞれの電源配線を切り離すことによってノイズ対策を行っていた。
また、半導体集積回路上にアナログ回路とディジタル回路が混在された半導体集積回路においては、ディジタル回路のオンオフによるノイズがアナログ回路に影響を与えてしまい、アナログ回路の特性劣化を招く恐れがある。
このために、従来の半導体集積回路においては、図14に示すように、分離セル110および保護回路114を入出力セルとして使用することによってノイズ対策を行っていた。分離セル110は、ディジタル回路の第1の接地電源配線101,アナログ回路の第2の接地電源配線106および第3の接地電源配線116を分離させ、ディジタル回路の第1の駆動電源配線102,アナログ回路の第2の駆動電源配線105および第3の駆動電源配線115を分離させ、第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105間、第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106間、第2の駆動電源配線105と第3の駆動電源配線115間、第2の接地電源配線106と第3の接地電源配線116間、第3の駆動電源配線115と第1の駆動電源配線102間、第3の接地電源配線116と第1の接地電源配線101間をダイオードによって静電気放電から保護する機能を有している。保護回路114は、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106間、第2の駆動電源配線105と第3の接地電源配線116間、第3の駆動電源配線115と第1の接地電源配線101間、第1の接地電源配線101と第2の駆動電源配線105間、第2の接地電源配線106と第3の駆動電源配線115間を各々ダイオードによって静電気放電から保護する。
セル1100は第1の駆動電源配線102と第1の接地電源配線101、あるいは第3の接地電源配線116と第3の駆動電源配線115を引き出し、図14に示すように半導体集積回路内部を通って保護回路114と接続している(前記セル1100は駆動電源セルや接地電源とみなしてもよい)。
その他にも、異なる駆動電源と接地電源の間にキャパシタを設けた専用のセルを使用することによってノイズ対策を行う技術もあった(例えば、特許文献1参照)。
また、ダイオードによって静電気放電から保護する保護回路としては特許文献2記載の内容の回路が一例として挙げられる。
特開平5−190670号公報 特許第2549741号公報
上述のように従来の半導体集積回路においては、ノイズを低減させる為にディジタル回路とアナログ回路の接地電源と駆動電源を分離させる分離セルや異なる駆動電源や接地電源の間にダイオードによって静電気放電から保護する保護回路が必要となり、半導体集積回路のサイズが大きくなってしまうという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するものであって、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することの出来る半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の半導体集積回路は、少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、電源分離用コーナーセルを有し、前記電源分離用コーナーセルが1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に分離することを特徴とする。
請求項2記載の半導体集積回路は、少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、電源分離用コーナーセルを有し、前記電源分離用コーナーセルが、1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に電源分離し、さらに、前記一方の駆動電源配線と前記他方の駆動電源配線を静電気放電から保護する第1の保護回路と前記一方の接地電源配線と前記他方の接地電源配線を静電気放電から保護する第2の保護回路とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の半導体集積回路は、少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、電源分離用コーナーセルを有し、前記電源分離用コーナーセルが、1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に電源分離し、さらに、前記一方の組の駆動電源配線と前記他方の組の接地電源配線を静電気放電から保護する第3の保護回路と前記一方の組の接地電源配線と前記他方の組の駆動電源配線を静電気放電から保護する第4の保護回路とを備えることを特徴とする。
請求項4記載の半導体集積回路は、請求項2記載の半導体集積回路において、前記第1の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第1の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路、あるいは前記第2の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第2の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路を有し、前記第5の保護回路と前記第6の保護回路に電気的に接続可能とするために、入力端子を設けたことを特徴とする。
請求項5記載の半導体集積回路は、請求項3記載の半導体集積回路において、前記第1の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第1の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路、あるいは前記第2の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第2の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路を有し、前記第5の保護回路と前記第6の保護回路に電気的に接続可能とするために、入力端子を設けたことを特徴とする。
請求項6記載の半導体集積回路は、少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、電源分離用コーナーセルを有し、前記電源分離用コーナーセルが、1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に電源分離し、さらに、前記一方の駆動電源配線と前記他方の駆動電源配線を保護する第1の保護回路,前記一方の接地電源配線と前記他方の接地電源配線を静電気放電から保護する第2の保護回路,前記一方の組の駆動電源配線と前記他方の組の接地電源配線を静電気放電から保護する第3の保護回路ならびに前記一方の組の接地電源配線と前記他方の組の駆動電源配線を静電気放電から保護する第4の保護回路とを備えることを特徴とする。
請求項7記載の半導体集積回路は、少なくとも2種類以上のコントロール信号配線を有する半導体集積回路であって、コントロール切断セルを有し、前記コントロール切断セルが1本のコントロール信号配線と他の1本のコントロール信号配線を電気的に分離することを特徴とする。
以上により、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することのできる半導体集積回路を提供することができる。
本発明によれば、コーナーセルにおいて電源配線の分離,保護を行うことにより、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することができる。また、コーナーセルにおいてコントロール信号配線の切断を行うことにより、半導体集積回路のサイズを小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における半導体集積回路の構成図で、使用電源電圧が2系統あり、コーナー部で電源分離可能な場合の本発明の図である。コーナー部とは、半導体集積回路の四隅に存在する領域であって、かつ半導体集積回路の機能的部分であるディジタル回路、及びアナログ回路と異なる領域を指し、コーナーセルとは、当該コーナー部に存在するセルを指す。従来、コーナーセル内部には接地電源配線、駆動電源配線とセルのコントロール信号配線が引き回されているだけのものであった。
図1において、コーナーセル103内部で第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を電源分離し、かつ第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を分離することによって、従来必要であったスペース104の電源分離セル107が不必要となり、必要な入出力セルの数を削減できるため、結果としてチップサイズを小さくすることが可能となり、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することができる半導体集積回路を提供することができる。
なお、図1において、コーナーセル103は左下に配置されているが、図1は一例であって、電源分離セル107が隣り合わせるコーナーセル内部に分離機能を持たせることが重要であり、電源分離セル107が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
(実施の形態2)
図2は実施の形態2における半導体集積回路の構成図で、ディジタル回路とアナログ回路があり、コーナー部にて第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、さらに第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路Aと第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路Bを内部に組み込んだ場合の本発明の図である。
図2において、コーナーセル108内部で第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を電源分離かつ静電気放電から保護する保護回路Aと第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離かつ静電気放電から保護する保護回路Bを内蔵させることによって、従来電源分離セルがあったスペース104に、第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を分離かつ静電気放電から保護する保護回路Aと第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を分離かつ静電気放電から保護する保護回路Bを内蔵した電源分離セル110が不必要となり、必要な入出力セルの数を削減できるため、結果としてチップサイズを小さくすることが可能となり、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することができる半導体集積回路を提供することができる。
なお、図2において、コーナーセル108は左下に配置されているが、図2は一例であって電源分離セルが隣り合わせるコーナーセル内部に電源分離し静電気放電から保護する機能を持たせることが重要であり、電源分離セル110が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
(実施の形態3)
図3は実施の形態3における半導体集積回路の構成図であり、ディジタル回路とアナログ回路があり、コーナー部にて第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、さらに第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路D、さらに第1の接地電源配線101と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路Cを内部に組み込んだ場合の本発明の図である。
図3において、コーナーセル111内部で第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路D、第2の駆動電源配線105と第1の接地電源配線101を静電気放電から保護する保護回路Cを内蔵させることによって、従来電源分離セルがあったスペース104に第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路D、第2の駆動電源配線105と第1の接地電源配線101を静電気放電から保護する保護回路Cを内蔵した電源分離セル109が不必要となり、必要な入出力セルの数を削減できるため、結果としてチップサイズを小さくすることが可能となり、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することができる半導体集積回路を提供することができる。
なお、図3において、コーナーセル111は左下に配置されているが、図3は一例であって電源分離セル109が隣り合わせるコーナーセル内部に電源分離し静電気放電から保護する機能を持たせることが重要であり、電源分離セルが隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
(実施の形態4)
図4は実施の形態4における半導体集積回路の構成図であり、異なる電源が3個かつコーナー部にて電源分離可能で、実施の形態2のコーナーセル108にコーナー部にて、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路E、さらに第1の接地電源配線101と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路Fを組み込み、前記保護回路Eに前記第2の接地電源106、前記保護回路Fに前記第2の駆動電源105を電気的に接続可能とするために、入力端子を設け、入力可能とした本発明の図である。図5は実施の形態4における半導体集積回路の変形例を示す構成図である。
図4において、コーナーセル113内部で第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、さらに第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路Aと第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路Bを内部に組み込み、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路E、さらに第1の接地電源配線101と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路Fを有し、前記保護回路Eにセル1100から引き出された前記第2の接地電源106、前記保護回路Fにセル1100から引き出された前記第2の駆動電源105を電気的に接続可能とするために、入力端子を設けることで、従来電源分離セルがあったスペース104に第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105と第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、静電気放電から保護する保護回路を内蔵した電源分離セル110が不必要となり、必要な入出力セルの数を削減できるため、結果としてチップサイズを小さくすることが可能となり、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することができる半導体集積回路を提供することができる。
さらに、従来のコーナーセルは保護回路110や保護回路114と比べてもサイズが大きいため、コーナーセル113はコーナーセル111に単純に保護回路114を加えたサイズよりも小さくなることは明確であり、更なるスペース112だけチップサイズを小さくすることが可能である。ただしスペース112はスペース104より小さい。
なお、図4において、コーナーセル113は左下に配置されているが、図4は一例であって電源分離セル110あるいは電源分離セル114が隣り合わせるコーナーセル内部に電源分離し静電気放電から保護する機能を持たせることが重要であり、電源分離セル110と電源分離セル114が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
なお、図5は図4のコーナーセル113から引き出す配線の場所を変えた場合の本発明の図であり、コーナーセル117のように第1の接地電源配線101と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路Fを有し、前記保護回路Eにセル1100から引き出された前記第2の接地電源106、前記保護回路Fにセル1100から引き出された前記第2の駆動電源105を電気的に接続可能とするために、入力端子を設け、引き出す配線の場所を変えても同様にチップサイズを小さくすることが可能である。
(実施の形態5)
図6は実施の形態5における半導体集積回路の構成図であり、異なる電源が3個かつコーナー部にて電源分離可能で、実施の形態3における図3のコーナーセル111に第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路E、さらに第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路Fを組み込み、第2の接地電源配線106あるいは第2の駆動電源配線105を入力可能とした本発明の図である。図7は実施の形態5における半導体集積回路の変形例を示す構成図である。
図6において、コーナーセル120内部で第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路D、第2の駆動電源配線105と第1の接地電源配線101を静電気放電から保護する保護回路Cを内蔵させ、前記第1の駆動電源102と前記第2の駆動電源105を静電気放電から保護する保護回路Eと前記第1の接地電源101と前記第2の接地電源106を静電気放電から保護する保護回路Fを有し、前記保護回路Fにセル1100から引き出された前記第2の接地電源106、前記保護回路Eにセル1100から引き出された前記第2の駆動電源105を電気的に接続可能とするために、入力端子を設けることで、従来電源分離セルがあったスペース104に第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を分離かつ静電気放電から保護する保護回路D、第2の駆動電源配線105と第1の接地電源配線101を静電気放電から保護する保護回路Cを内蔵した電源分離セル109が不必要となり、必要な入出力セルの数を削減できるため、結果としてチップサイズを小さくすることが可能となり、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することができる半導体集積回路を提供することができる。
さらに、従来のコーナーセルは保護回路114と比べてもサイズが大きいため、コーナーセル120は図3のコーナーセル111に単純に保護回路114を加えたサイズよりも小さくなることは明確であり、更なるスペース119だけチップサイズを小さくすることが可能である。ただしスペース119はスペース104より小さい。
なお、図6において、コーナーセル120は左下に配置されているが、図4は一例であって電源分離セルが隣り合わせるコーナーセル内部に電源分離し静電気放電から保護する機能を持たせることが重要であり、電源分離セル109と保護回路114が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
なお、図7は図6のコーナーセル121から引き出す配線の場所を変えた場合の本発明の図であり、コーナーセル120のように引き出す配線の場所を変えても同様にチップサイズを小さくすることが可能である。
(実施の形態6)
図8は実施の形態6における半導体集積回路の構成図であり、図2のコーナーセル108と図3のコーナーセル111の機能を合わせたコーナーセル124を組み込んだ場合の本発明の図である。
図8において、コーナーセル124内部で第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105、第1の接地電源配線101と第2の接地電源配線106を電源分離し、第1の駆動電源配線102と第2の駆動電源配線105を静電気放電から保護する保護回路A、第1の接地電源配線101と第1の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路Bと第1の駆動電源配線102と第2の接地電源配線106を静電気放電から保護する保護回路D、第2の駆動電源配線105と第1の接地電源配線101を静電気放電から保護する保護回路Cを内蔵させることにより、分離セル109あるいは分離セル110があったスペース104だけ空きスペースが出来、必要な入出力セルの数を削減できるため、結果としてチップサイズを小さくすることが可能となり、半導体集積回路のサイズを大きくすること無く、異なる電源間のノイズを低減させ、静電気放電から保護することができる半導体集積回路を提供することができる。
さらに、従来のコーナーセルは保護回路114と比べてもサイズが大きいため、コーナーセル124はコーナーセル108あるいはコーナーセル111に単純に保護回路114を加えたサイズよりも小さくなることは明確であり、更なるスペース123とスペース125だけチップサイズを小さくすることが可能である。ただしスペース123とスペース125はスペース104より小さい。
なお、図8において、コーナーセル124は左下に配置されているが、図8は一例であって電源分離セル110あるいは電源分離セル114が隣り合わせるコーナーセル内部に電源分離し静電気放電から保護する機能を持たせることが重要であり、電源分離セル110と電源分離セル114が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
なお、図8において、コーナーセル124によって更なるスペース123とスペース125を見込んでいるが、コーナーセル124の形状によってはスペース123だけ、あるいはスペース125だけになることもある。
(実施の形態7)
図9は実施の形態7における半導体集積回路の構成図であり、使用する電源範囲が2つあり、コーナーセル129にてIOセルのコントロール信号配線配線を切断できる機能を組み込んだ場合の本発明の図である。
図9において、コーナーセル129内部で第1のコントロール信号配線126と第2のコントロール信号配線131を分離することによって従来必要であったコントロール切断セル132が不必要となり、コントロール切断セル132だけ空きスペース128ができ、チップサイズを小さくすることが可能となる。ここで、127は第1のコントロール信号配線入力セルであり、半導体集積回路内部から第1のコントロール信号配線126となる信号を入力することができる。同じく、130は第2のコントロール信号配線入力セルであり、半導体集積回路内部から第2のコントロール信号配線131となる信号を入力することができる。
なお、図9において、コーナーセル129は左下に配置されているが、図9は一例であってコントロール切断セル128が隣り合わせるコーナーセル内部にコントロール信号配線を切断する機能を持たせることが重要であり、コントロール切断セル128が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
(実施の形態8)
図10は実施の形態8における半導体集積回路の構成図であり、使用する電源範囲が2つあり、コーナーセル134にてIOセルのコントロール信号配線を切断し、第1のコントロール信号配線126を入力可能とした場合の本発明の図である。図11は実施の形態8における半導体集積回路の変形例を示す構成図である。
図10において、コーナーセル134内部で第1のコントロール信号配線126と第2のコントロール信号配線131を分離し、コーナーセル134を介して第1のコントロール信号配線126を半導体集積回路内部から入力可能とすることで、従来必要であった第1のコントロール信号配線入力セル127とコントロール切断セル132が不必要となり、コントロール切断セル132の領域がスペース128となり、チップサイズを小さくすることが可能となる。
さらに、従来のコーナーセルは第1のコントロール信号配線入力セル127と比べてもサイズが大きく、第1のコントロール信号配線入力セル127は第1のコントロール信号配線126を接続しているだけのものである為、コーナーセル134はコーナーセル129に単純にコントロール信号配線入力セル127を加えたサイズよりも小さくなることは明確であり、更なるスペース133だけチップサイズを小さくすることが可能である。ただしスペース133はスペース128より小さい。
なお、図11は図10のコーナーセル134から入力するコントロール信号配線を第1のコントロール信号配線126から第2のコントロール信号配線131に変えたコーナーセル135を示した本発明の図であり、コーナーセル134のように入力するコントロール信号配線を変えても同様にチップサイズを小さくすることが可能である。
なお、図10、図11において、コーナーセル134、コーナーセル135は左下に配置されているが、図10、図11は一例であってコントロール切断セル132が隣り合わせるコーナーセル内部にコントロール信号配線を切断する機能を持たせることが重要であり、コントロール切断セル132が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
(実施の形態9)
図12は実施の形態9における半導体集積回路の構成図であり、図10のコーナーセル134と図11のコーナーセル135の機能を合わせたコーナーセル138を組み込んだ場合の本発明の図である。
図12において、コーナーセル138内部で第1のコントロール信号配線126と第2のコントロール信号配線131を分離し、第1のコントロール信号配線126と第2のコントロール信号配線131の両方を半導体集積回路内部から入力可能とすることで、従来必要であったコントロール切断セル132が不必要となり、空きスペース128ができ、チップサイズを小さくすることが可能となる。
さらに、従来のコーナーセルは第1のコントロール信号配線入力セル127、第2のコントロール信号配線入力セル130と比べてもサイズが大きく、第1のコントロール信号配線入力セル127は第1のコントロール信号配線126を、第2のコントロール信号配線入力セル130は第2のコントロール信号配線131を接続しているだけのものである為、コーナーセル138はコーナーセル129に単純に第1のコントロール信号配線入力セル127と第2のコントロール信号配線入力セル130を加えたサイズよりも小さくなることは明確であり、更なるスペース137、スペース139だけチップサイズを小さくすることが可能である。ただし、スペース137、スペース139はスペース128より小さい。
なお、図12において、コーナーセル138は左下に配置されているが、図12は一例であってコントロール切断セル132が隣り合わせるコーナーセル内部にコントロール信号配線を切断する機能を持たせることが重要であり、コントロール切断セル132が隣り合わせる左上、左下、右上、右下のどの辺のコーナーセルに分離する機能を持たせてもよい。
本発明によると、半導体集積回路のサイズを小さくすることができ、少なくとも2つ以上の異なる電源電圧が入力される半導体集積回路等に有用である。
実施の形態1における半導体集積回路の構成図 実施の形態2における半導体集積回路の構成図 実施の形態3における半導体集積回路の構成図 実施の形態4における半導体集積回路の構成図 実施の形態4における半導体集積回路の変形例を示す構成図 実施の形態5における半導体集積回路の構成図 実施の形態5における半導体集積回路の変形例を示す構成図 実施の形態6における半導体集積回路の構成図 実施の形態7における半導体集積回路の構成図 実施の形態8における半導体集積回路の構成図 実施の形態8における半導体集積回路の変形例を示す構成図 実施の形態9における半導体集積回路の構成図 従来の2つの電源を電源分離する半導体集積回路の構成図 従来の3つの電源を電源分離する半導体集積回路の構成図
符号の説明
101 第1の接地電源配線
102 第1の駆動電源配線
103 コーナーセル
104 スペース
105 第2の駆動電源配線
106 第2の接地電源配線
107 分離セル
108 コーナーセル
109 分離セル
110 分離セル
111 コーナーセル
112 スペース
113 コーナーセル
114 保護回路
115 第3の駆動電源配線
116 第3の接地電源配線
117 コーナーセル
119 スペース
120 コーナーセル
121 コーナーセル
123 スペース
124 コーナーセル
125 スペース
126 第1のコントロール信号配線
127 第1のコントロール信号配線入力セル
128 コントロール切断セル
129 コーナーセル
130 第2のコントロール信号配線入力セル
131 第2のコントロール信号配線
132 コントロール切断セル
133 スペース
134 コーナーセル
135 コーナーセル
137 スペース
138 コーナーセル
139 スペース
1100 セル

Claims (7)

  1. 少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、
    電源分離用コーナーセルを有し、
    前記電源分離用コーナーセルが1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に分離することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、
    電源分離用コーナーセルを有し、
    前記電源分離用コーナーセルが、1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に電源分離し、さらに、前記一方の駆動電源配線と前記他方の駆動電源配線を静電気放電から保護する第1の保護回路と前記一方の接地電源配線と前記他方の接地電源配線を静電気放電から保護する第2の保護回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、
    電源分離用コーナーセルを有し、
    前記電源分離用コーナーセルが、1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に電源分離し、さらに、前記一方の組の駆動電源配線と前記他方の組の接地電源配線を静電気放電から保護する第3の保護回路と前記一方の組の接地電源配線と前記他方の組の駆動電源配線を静電気放電から保護する第4の保護回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記第1の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第1の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路、あるいは前記第2の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第2の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路を有し、前記第5の保護回路と前記第6の保護回路に電気的に接続可能とするために、入力端子を設けたことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第1の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路、あるいは前記第2の駆動電源を静電気放電から保護する第5の保護回路と前記第2の接地電源を静電気放電から保護する第6の保護回路を有し、前記第5の保護回路と前記第6の保護回路に電気的に接続可能とするために、入力端子を設けたことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  6. 少なくとも2組以上の駆動電源配線及び接地電源配線を有する半導体集積回路であって、
    電源分離用コーナーセルを有し、
    前記電源分離用コーナーセルが、1組の駆動電源配線及び接地電源配線と他の1組の駆動電源配線及び接地電源配線を電気的に電源分離し、さらに、前記一方の駆動電源配線と前記他方の駆動電源配線を静電気放電から保護する第1の保護回路,前記一方の接地電源配線と前記他方の接地電源配線を静電気放電から保護する第2の保護回路,前記一方の組の駆動電源配線と前記他方の組の接地電源配線を静電気放電から保護する第3の保護回路ならびに前記一方の組の接地電源配線と前記他方の組の駆動電源配線を静電気放電から保護する第4の保護回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 少なくとも2種類以上のコントロール信号配線を有する半導体集積回路であって、
    コントロール切断セルを有し、
    前記コントロール切断セルが1本のコントロール信号配線と他の1本のコントロール信号配線を電気的に分離することを特徴とする半導体集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013168660A (ja) * 2007-01-11 2013-08-29 Seiko Epson Corp 半導体集積回路装置及び半導体集積回路装置のレイアウト方法

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