JP2006173182A - 発光素子収納用パッケージおよび発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光素子の発光した光が外部へ漏洩するのを有効に防止することができ、発光素子が発光する光を外部に効率良く放射させることができる発光素子収納用パッケージおよび発光装置を提供すること。
【解決手段】 発光素子15が搭載される搭載領域11aを有する基部11と、この基部11上に搭載領域11aを取り囲むように形成された第1の枠部12aと、この第1の枠部12aの上面に形成され、発光素子15の電極に電気的に接続される電極パッド13と、第1の枠部12a上に形成された第2の枠部12bと、基部11の上面および第1の枠部12aの内側面に連続的に形成された第1の反射層14aと、第2の枠部12bの内側面に形成された第2の反射層14bとを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表示装置等に用いられる発光素子を収納するための発光素子収納用パッケージおよび発光装置に関するものである。
発光ダイオード等の発光素子を収納するための従来の発光素子収納用パッケージとして図4に示すものがある。従来の発光素子収納用パッケージは、発光素子43が搭載される搭載領域41aを有する基部41と、搭載領域41aを取り囲んで形成された枠部42とを備えている。基部41の搭載領域41aおよび基部41の内部に配線導体44a,44bが形成されており、この配線導体44a,44bは、パッケージの下面に形成された外部接続端子47に接続されている。また、枠部42の内面には反射層46が形成されている。
そして、搭載領域41aに形成された配線導体44aに発光素子43が半田等の導電性接合材を介して固着されるとともに、発光素子43の電極が基部41上に形成された他の配線導体44bにボンディングワイヤ45を介して電気的に接続される。その後、枠部42の内側に透光性部材48が充填されて発光素子43が封止されることによって、発光装置が製造される。そして、この発光装置が外部電気回路基板の配線導体に半田を介して接続されることによって、発光装置が外部電気回路基板に実装されるとともに、発光素子43に電源電圧が供給される。
特開2002−232017号公報
しかしながら、近年、発光装置の実装密度を高めるために、発光装置の実装面積を小さくする必要がでてきた。従来の発光素子収納用パッケージおいて、発光素子43の搭載領域41aの周囲にはワイヤボンディング用の配線導体41bを形成しておく必要があり、これが実装面積の縮小化を妨げていた。また、近年の発光装置の高輝度化に伴い、発光素子43から放射された光をさらに効率よく外部へ照射させるパッケージ構造が望まれている。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、実装面積を小さくするとともに、発光輝度の向上を図った発光素子収納用パッケージおよび発光装置を提供することにある。
本発明の発光素子収納用パッケージは、発光素子が搭載される搭載領域を有する基部と、該基部上に前記搭載領域を取り囲むように形成された第1の枠部と、該第1の枠部の上面に形成され、前記発光素子の電極に電気的に接続される電極パッドと、前記第1の枠部上に形成された第2の枠部と、前記基部の上面および前記第1の枠部の内側面に連続的に形成された第1の反射層と、前記第2の枠部の内側面に形成された第2の反射層とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の発光素子収納用パッケージは、前記第1の枠部の開口形状と前記第2の枠部の開口形状とが同じであることを特徴とするものである。
本発明の発光装置は、本発明の発光素子収納用パッケージと、該発光素子収納用パッケージの前記搭載領域に搭載され、電極が前記電極パッドに電気的に接続された発光素子とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の発光装置は、前記電極パッドが、四角形状の前記発光素子の対角線の延長線上に配置されており、前記四角形状の発光素子の角部と前記電極パッドとがボンディングワイヤにより接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明の発光装置は、前記第1の枠部の開口形状が円形状であるとともに前記第2の枠部の開口形状が四角形状であり、前記電極パッドが前記第2の枠部の内側の角部に配置されていることを特徴とするものである。
本発明の発光素子収納用パッケージは、第1の枠部の上面に形成され、発光素子の電極に電気的に接続される電極パッドと、第1の枠部上に形成された第2の枠部と、基部の上面および第1の枠部の内側面に連続的に形成された第1の反射層と、第2の枠部の内側面に形成された第2の反射層とを備えていることにより、発光装置の実装面積を小さくすることができるとともに発光装置の輝度を向上させることが可能となる。
すなわち、本発明の発光素子収納用パッケージは、第1の枠部とその上部に形成された第2の枠部とを備え、第1の枠部の上面に電極パッドが形成されていることにより、発光素子の搭載領域の周辺面積を小さくすることができ、それに伴ってパッケージの実装面積を小さくすることが可能となる。そして、本発明の発光素子収納用パッケージは、基部の上面および第1の枠部の内側面に連続的に形成された第1の反射層と、第2の枠部の内側面に形成された第2の反射層とを備えていることにより、発光素子から放射された光を発光装置の照射方向に効率良く取り出すことができ、発光装置の輝度を向上させることが可能となる。
また、本発明の発光素子収納用パッケージは、第1の枠部の開口形状と第2の枠部の開口形状とが同じであることにより、発光素子から放射された光をパッケージの上方に均一に反射させることができ、発光装置の輝度の均一化を図ることができる。
本発明の発光装置は、本発明の発光素子収納用パッケージと、この発光素子収納用パッケージの搭載領域に搭載され、電極が電極パッドに電気的に接続された発光素子と、この発光素子を覆うように第1の枠部および第2の枠部の内側に設けられた透光性部材とを備えていることにより、実装面積を小さくすることができるとともに、発光輝度を向上させることが可能となる。
また、本発明の発光装置は、電極パッドが、四角形状の発光素子の対角線の延長線上に配置されており、四角形状の発光素子の角部と電極パッドとがボンディングワイヤにより接続されていることにより、発光装置の発光輝度を向上させることができる。すなわち、本発明の構成により、発光素子のうち発光輝度の小さい角部に光の取り出しの妨げとなるボンディングワイヤを最適な長さで配置させることができ、発光素子から放射された光をパッケージの外部に効率よく取り出すことが可能となる。
また、本発明の発光装置は、第1の枠部の開口形状が円形状であるとともに第2の枠部の開口形状が四角形状であり、電極パッドが第2の枠部の内側の角部に配置されていることにより、電極パッドの面積を十分に確保することができ、かつ、発光装置の実装面積を小さくすることが可能となる。
本発明の発光素子収納用パッケージについて添付の図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の発光素子収納用パッケージの第1の実施の形態の構造を示す平面図であり、図2は、図1に示した発光素子収納用パッケージのX−X’線における断面図である。
本発明の発光素子収納用パッケージは、発光素子15が搭載される基部11と、基部11上に形成された枠部12と、枠部12に形成された電極パッド13と、枠部12に形成された反射層14とを備えている。
基部11は、上面の中央部に発光素子15が搭載される搭載領域11aを有するものであり、セラミックス,樹脂等の絶縁物から成る。図1に示した発光素子収納用パッケージにおいて、基部11は、直方体状や四角平板状の部位であり、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス),窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス質焼結体等のセラミックスから成る。
基部11は、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合、酸化アルミニウム,酸化珪素,酸化マグネシウム,酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有機バインダー,溶剤等を添加混合して泥漿状となし、これを従来周知のドクターブレード法やカレンダーロール法等によりシート状に成形してセラミックグリーンシート(セラミック生シート)を得、しかる後、セラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加工を施してこれを複数枚積層し、高温(約1600℃)で焼成することによって製作される。
枠部12は、搭載領域11aを取り囲むように形成された部位であり、セラミックス,樹脂等の絶縁物から成る。この枠部12は、基部11上に形成された第1の枠部12aと、第1の枠部12a上に形成された第2の枠部12bとから構成されている。
そして、第1の枠部12aの上面には、発光素子15の電極が電気的に接続される電極パッド13が形成されている。すなわち、本発明の発光素子収納用パッケージにおいて、電極パッド13は、枠部12の内面に形成されている。ここで、枠部12の内面とは、第1の枠部12aの内側面および上面と第2の枠部12bの内側面とをいう。本発明の発光素子収納用パッケージは、このような構成により、基部11上の枠部12に囲まれた領域を狭くすることができ、実装面積の小さな発光装置を実現することが可能となる。
また、枠部12の内面には、基部11の上面から連続的に形成され、電極パッド13とは絶縁された反射層14が形成されている。本発明の発光素子収納用パッケージは、このような構成により、発光素子15から放射された光をパッケージの外部へ効率よく取り出すことができ、高輝度な発光装置を実現することが可能となる。
本実施の形態の発光素子収納用パッケージにおいて、第1の枠部12aは、基部11の上面に積層されて焼結一体化されているか、若しくは、基部11上に銀−銅(Ag−Cu)合金等の導電性接合材やエポキシ樹脂等の樹脂接着剤等により接合されている。
また、第1の枠部12aの内側空間の横断面形状は、円形状,長円形状,楕円形状,四角形状,多角形状等であり、特に円形状であることが好ましい。図1に示した発光素子収納用パッケージにおいて、第1の枠部12aの内面の横断面形状(開口形状)は円形状であり、このような構成により、発光素子15から放射された光をパッケージの上方へ均一に取り出すことができ、発光装置における発光輝度の均一化を図ることが可能となる。
また、第1の枠部12aの内面は、傾斜面となっているとともに、基部11の上面となす角度θ1が35〜70°の角度で外側に広がっていることが好ましい。角度が70°を超えると、光の取り出し効率が著しく低下する傾向にあり、角度が35°未満であると、第1の枠部12aを安定かつ効率良く形成することが困難となる傾向にあるとともにパッケージが大型化してしまう。
図1に示した発光素子収納用パッケージにおいて、第1の枠部12aの内面には、第1の反射層14aが、基部11の上面から連続的に形成されている。ここで、連続的に形成された第1の反射層14aとは、基部11の上面に形成された第1の反射層14aと第1の枠部12aに形成された第1の反射層14aとが別工程で形成されたものであってもよい。例えば、基部11の上面に第1の反射層14aをスクリーン印刷により形成し、これとは別に、第1の枠部12aの内面に第1の反射層14aを形成して、これら第1の反射層14aが接するように基部11と第1の枠部12aとを接合したものでもよい。
この第1の反射層14aは、基部11の上面のうち第1の枠部12aに囲まれた全域、および、第1の枠部12aの内面の全域に形成されている。本発明の発光素子収納用パッケージは、このような構成により、光の取り出し効率を向上させることができ、発光装置の輝度を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態の発光素子収納用パッケージにおいて、第2の枠部12bは、第1の枠部12aの上面に形成された電極パッド13を取り囲むように第1の枠部12aの上面に積層されて焼結一体化されているか、若しくは、第1の枠部12aの上面にAg−Cu合金等の導電性接合材やエポキシ樹脂等の樹脂接着材等により接合されている。
第2の枠部12bは、第1の枠部12aと同様に、その内面の横断面形状は、円形状,長円形状,楕円形状,四角形状,多角形状等であり、第1の枠部12aの内面の横断面形(開口形状)状と同じであることが好ましい。すなわち、第1の枠部12aの開口形状と第2の枠部12bの開口形状とが相似形状であることが好ましい。本発明の発光素子収納用パッケージは、このような構成により、発光素子15から放射された光をパッケージの外部へ均一に取り出すことができ、発光装置における発光輝度の均一化を図ることが可能となる。図1に示した発光素子収納用パッケージにおいて、第2の枠部12bの開口形状は、第1の枠部12aの開口形状と同じで円形状である。
また、第2の枠部12bの内面には、第2の反射層14bが電極パッド13と絶縁されて形成されている。本発明の発光素子収納用パッケージは、このような構成により、光の取り出し効率を向上させることができ、発光装置の発光輝度を向上させることが可能となる。
また、図1に示した発光素子収納用パッケージにおいて、第2の枠部12bは、全周にわたって第1の枠部12aの上面の周縁から一定の幅Wをもって形成されている。この全周にわたって一定の幅Wで形成されている第1の枠部12aの上面に、発光素子15の電極とボンディングワイヤ18を介して電気的に接続される電極パッド13が形成されている。本発明の発光素子収納用パッケージは、第1の枠部12aの上面が全周にわたって均一な構成になっていることにより、発光素子15から放射された光を、パッケージの上方に均一に反射させることができ、発光装置の発光輝度の均一化を図ることが可能となる。
基部11の下面、すなわち、パッケージの下面には、外部接続端子16が形成されている。そして、基部11の内部および枠部12の内部、すなわち、パッケージの内部には、電極パッド13と外部接続端子16とを電気的に接続する配線導体17が形成されている。図1に示した発光素子収納用パッケージにおいて、電極パッド13、外部接続端子16および配線導体17は、タングステン(W),モリブデン(Mo),銅(Cu),銀(Ag)等の金属粉末のメタライズ層から成る。電極パッド13、外部接続端子16および配線導体17は、例えばWやMo等の金属粉末に適当な有機溶剤、溶媒を添加混合して得た金属ペーストを、基部11となるグリーンシートに予めスクリーン印刷法により所定パターンに印刷塗布しておくことによって、基部11および第1の枠部12aの所定位置に被着形成される。
なお、反射層14、電極パッド13および外部接続端子16の露出する表面に、Ni,Au,Ag等の耐蝕性に優れる金属を1〜20μm程度の厚みで被着させておくとよい。このような構成により、反射層14、電極パッド13および外部接続端子16の酸化腐蝕するのを有効に防止することができるとともに、搭載領域11aにおける反射層14と発光素子15との固着、電極パッド13とボンディングワイヤ18との接合、および外部接続端子16と外部電気回路基板の配線導体との接合を強固にすることができる。従って、反射層14、電極パッド13および外部接続端子16の露出表面には、厚さ1〜10μm程度のNiめっき層と厚さ0.1〜3μm程度のAuめっき層またはAgめっき層とが、電解めっき法や無電解めっき法により順次被着されていることがより好ましい。
また、第1の反射層14aおよび第2の反射層14bは、メタライズ層と、その上に被着された反射率が80%以上である金属めっき層とから成る。図1に示した発光素子収納用パッケージにおいて、第1の反射層14aおよび第2の反射層14bは、例えば、WやMo等からなるメタライズ層上に、Ni,Au,Ag等の金属めっき層が被着されて成る。
また、第1の反射層14aおよび第2の反射層14bの表面の算術平均粗さRaは3μm以下が好ましい。3μmを超えると、発光素子15から放射された光が散乱し、光の取り出し効率を著しく低下させることとなり、発光装置の発光輝度を低減させることとなる。
なお、第1の枠部12aの内面の傾斜角度θ1と第2の枠部12bの内面の傾斜角度θ2とを異ならせてもよい。第1の枠部12aの内面の傾斜角度θ1を、第2の枠部12bの内面の傾斜角度θ2よりも大きくすると、発光素子15から放射された光を、広領域において一定方向に放出させることができる。
また、第1の枠部12aの内面の傾斜角度θ1を、第2の枠部12bの内面の傾斜角度θ2よりも小さくすると、発光素子15から放射された光を、一定の方向に集光させて放出させることができる。
本発明の発光装置は、基部11の搭載領域11aに、発光ダイオード(LED)等の発光素子15が、金−シリコン(Au−Si)合金、銀−エポキシ樹脂等の導電性接合材、エポキシ樹脂等の樹脂接着材等により固着されるとともに、電極パッド13には発光素子15の電極がボンディングワイヤ18を介して電気的に接続されている。第1の枠部12aおよび第2の枠部12bの内側には、発光素子15を覆うように透光性部材19が設けられている。そして、基部11下面の外部接続端子16が外部電気回路基板の配線導体に接続されることで、配線導体17は、パッケージ内部に収容された発光素子15を外部に電気的に接続させるための導電路として機能し、発光素子15へ電源電圧が供給される。
図2に示した発光装置において、発光素子15の発光面は上面側であり、ボンディングワイヤ18は、電極パッド13から発光素子15の電極へ接続されているとよい。すなわち、電極パッド13にファーストボンディングを行い、発光素子15の電極にセカンドボンディングを行うとよい。このような構成により、光の取り出しにおいて妨げとなるバンプが電極パッド13に形成されることとなり、発光素子15の上面(発光面)から放射された光をパッケージの外部に効率よく取り出すことができる。
次に、本発明の発光素子収納用パッケージの第2の実施の形態について説明する。図3は、本発明の発光素子収納用パッケージの第2の実施の形態の構造を示す平面図である。第2の実施の形態の構造において、図1,2に示した第1の実施の形態の構造と異なる点は、第1の実施の形態において四角形状の発光素子15の向かい合う2辺にボンディングワイヤ18を接続するように電極パッド13が形成されていたものを、四角形状の発光素子15の角部にボンディングワイヤ38を接続するように電極パッド33が形成されていることである。図3に示した構造について、図1,2に示した構造と同一の構成には同一の符号を付している。
すなわち、本実施の形態における発光素子収納用パッケージにおいて、電極パッド33は、搭載領域11aに四角形状の発光素子15が搭載されときに、四角形状の発光素子15の対角線の延長線上に配置されるように形成されている。図3に示した発光素子収納用パッケージにおいて、四角形状の発光素子15の対角線の延長上に4つの電極パッド33a〜33dが形成されている。
そして、本発明の発光装置において、四角形状の発光素子15の角部が四角形状のパッケージの対角線上に位置するように搭載され、発光素子15の角部の電極と電極パッド33a〜33dとが電気的に接続されている。図3の本発明の発光装置において、ボンディングワイヤ38aおよび38cは、発光素子15の角部の電極から電極パッド33aおよび33cに接続されている。
本発明の発光装置は、このような構成により、発光素子15から放射された光をパッケージの外部に取り出す効率を向上させ、発光輝度の向上を図ることができる。すなわち、四角形状の発光素子15は、光の放射量が角部より辺側において多いため、パッケージ外部への光の取出しの妨げとなるボンディングワイヤ38を四角形状の発光素子15の角部に接続することにより、発光素子15の辺側から放射された光をパッケージの外部へ効率よく取り出すことが可能となる。
また、本発明の発光装置は、第1の枠部12aの開口形状が円形状であるとともに第2の枠部32bの開口形状が四角形状であり、電極パッド33a〜33dが第2の枠部32bの内側の角部に配置されていることにより、電極パッド33a〜33dの面積を十分に確保することができ、かつ、発光装置の実装面積を小さくすることが可能となる。
また、本発明の発光素子収納用パッケージにおいて、複数の電極パッド33a〜33dは、等間隔に配置されている。図3の発光素子収納用パッケージにおいて、電極パッド33a〜33dは、それぞれ四角形状のパッケージ対角線上に形成され、全体として等間隔に配置されている。本発明の発光素子収納用パッケージは、ボンディングワイヤ38の接続箇所が均等に配置されるため、発光素子15から放射された光を、パッケージの上方に均一に取り出すことができ、発光装置の発光輝度の均一化を図ることが可能となる。
また、4つの電極パッド33a〜33dのうち、例えば2つの電極パッド33aおよび33cを主の接続パッドとして用いて、残りの2つの電極パッド33bおよび33dを補助接続パッドとして用いてもよい。この場合には、電極パッド33bとこれに対応する発光素子15の角部とがボンディングワイヤで接続され、電極パッド33dとこれに対応する発光素子15の角部とがボンディングワイヤで接続される。このような構成により、発光素子15と電極パッド33aおよび33cとの電気的接続に問題が生じた場合にも、補助の電極パッド33bおよび33dから発光素子15に電源電圧を供給することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何ら差し支えない。例えば、第1の枠部12aの内面に形成された第1の反射層14aおよび第2の枠部12bの内面に形成された第2の反射層14bは、蒸着により被着されたものであっても良い。さらに、第1の枠部12aの内面および第2の枠部12bの内面に金属製の枠状部材(例えば、金属板等)を接合させてもよい。この場合、パッケージの放熱性を向上させることができる。
本発明の発光素子収納用パッケージの第1の実施の形態の構造を示す平面図である。 図1に示した発光素子収納用パッケージのX−X’線における断面図である。 本発明の発光素子収納用パッケージの第2の実施の形態の構造を示す平面図である。 従来の発光素子収納用パッケージの構造を示す断面図である。
符号の説明
11・・・基部
11a・・搭載領域
12・・・枠部
12a・・第1の枠部
12b・・第2の枠部
13・・・電極パッド
14・・・反射層
14a・・第1の反射層
14b・・第2の反射層
15・・・発光素子
16a・・外部接続端子
17・・・配線導体
18・・・ボンディングワイヤ
19・・・透光性部材

Claims (5)

  1. 発光素子が搭載される搭載領域を有する基部と、該基部上に前記搭載領域を取り囲むように形成された第1の枠部と、該第1の枠部の上面に形成され、前記発光素子の電極に電気的に接続される電極パッドと、前記第1の枠部上に形成された第2の枠部と、前記基部の上面および前記第1の枠部の内側面に連続的に形成された第1の反射層と、前記第2の枠部の内側面に形成された第2の反射層とを備えていることを特徴とする発光素子収納用パッケージ。
  2. 前記第1の枠部の開口形状と前記第2の枠部の開口形状とが同じであることを特徴とする請求項1記載の発光素子収納用パッケージ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の発光素子収納用パッケージと、該発光素子収納用パッケージの前記搭載領域に搭載され、電極が前記電極パッドに電気的に接続された発光素子とを備えていることを特徴とする発光装置。
  4. 前記電極パッドが、四角形状の前記発光素子の対角線の延長線上に配置されており、前記四角形状の発光素子の角部と前記電極パッドとがボンディングワイヤにより接続されていることを特徴とする請求項3記載の発光装置。
  5. 前記第1の枠部の開口形状が円形状であるとともに前記第2の枠部の開口形状が四角形状であり、前記電極パッドが前記第2の枠部の内側の角部に配置されていることを特徴とする請求項4記載の発光装置。
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