JP2006171539A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像剤収容部に収容された現像剤を装置主部に供給する際の操作性が高い、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】 装置主部23hに供給するための現像剤Gが予め収容されるとともに、装置主部23hの上方の位置で開口43aを介して装置主部23hに連通する現像剤収容部43を備える。この開口43aには、現像剤収容部43に収容された現像剤Gを装置主部23hに供給するときに開口43aを開放する封止部材が設置される。そして、現像剤収容部43は、開口43aを介して装置主部23h内を目視できる窓部44を備える。
【選択図】 図6

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置とそこに設置される現像装置及びプロセスカートリッジとに関し、特に、現像剤をプリセットするための現像剤収容部を備えた現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤(外添剤等を添加する場合も含むものとする。)を収容した現像装置が多く用いられている。
このような2成分現像方式の現像装置において、装置の小型化を目的として、2つの搬送スクリュによって現像剤を現像装置の長手方向に循環させながら、現像ローラに現像剤を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、現像装置の装置主部には、現像ローラ、2つの搬送スクリュ、ドクターブレード等が配設されている。
そして、現像装置の装置主部内におけるトナー消費に応じて、現像装置の一端に設けられたトナー補給口から装置主部内に適宜にトナーが補給される。補給されたトナーは、現像装置の装置主部内の現像剤とともに、2つの搬送スクリュによって、装置主部内を長手方向(現像ローラの長手方向に対して同方向である。)に循環しながら混合される。その混合された現像剤は、その一部が、一方の搬送スクリュに対向する現像ローラ上に担持される。現像ローラに担持された現像剤は、ドクターブレードによって適量に規制された後に、その現像剤中のトナーが感光体ドラム(像担持体)との対向位置で感光体ドラム上の潜像に付着する。
このような搬送スクリュを搭載した2軸撹拌方式の現像装置は、現像剤を装置主部の長手方向に積極的に搬送しているので、長手方向の一部に現像剤の片寄りが発生する不具合が生じにくい。これにより、トナー補給口を、長手方向の全域に設けるのではなく、長手方向の一端に設けることができる。また、搬送スクリュは、短手方向(長手方向に直交する方向である。)の設置スペースをそれほど必要としない。したがって、現像装置及び画像形成装置を小型化することができる。
一方、特許文献2等には、着荷時に現像装置(又はプロセスカートリッジ)に現像剤をセットする際の作業性を向上させるために、現像剤が予め封入された現像剤収容部(初期キャリア収容部、現像剤カートリッジ、プリセットケース)を現像装置に一体的に設置する技術が開示されている。
詳しくは、現像装置の装置主部(現像剤収容室)には、現像剤担持体(現像スリーブ)やドクタ等の主要部材が配設されている。そして、装置主部に収容された現像剤によって、現像装置による現像工程がおこなわれる。
ここで、工場出荷時に現像装置の装置主部内に予め現像剤をセット(プリセット)した場合には、着荷されるまでの輸送時に生じる振動等によって、現像装置の開口部(現像剤担持体が配設された像担持体との対向部である。)等から現像剤が漏出する等の不具合が発生することがある。そのために、特許文献2等では、装置主部の上方に、現像剤が予め封入(プリセット)された現像剤収容部(初期キャリア収容部)を設けている。
現像剤収容部に封入された現像剤は、着荷時に、現像装置の装置主部に供給されることになる。具体的に、着荷時には、装置主部の上方に設けられた開口(この開口を介して現像剤収容部に連通する。)を封止する封止部材(仕切板)が取出されて、現像剤収容部に封入されていた現像剤が装置主部に供給される。そして、空であった装置主部に現像剤が収容されて、現像装置にて所望の現像工程がおこなわれることになる。
他方、特許文献3等には、現像装置(現像器)に装着されるトナーボトル(トナー収容部)内に収容されたトナーの残量や色、劣化状況等を目視で確認することを目的として、トナーボトルに窓部(透明窓)を設ける技術が開示されている。
特開2000−194194号公報 特開2003−57935号公報 特開平6−258911号公報
従来の現像装置は、現像剤収容部に収容された現像剤を装置主部に供給する際の操作性が不充分であった。
第1に、プリセットされた現像剤収容部内の現像剤を現像装置主部に供給する作業をおこなう際に、操作に不慣れのユーザーは、封止部材が取出されて現像剤収容部の開口が確実に開放されたか不安に思うことが少なくなかった。
また、工場出荷前の現像装置の動作確認(装置主部に現像剤を供給して現像装置単体での動作を確認するものである。)をおこなうために、作業者は、現像剤収容部を取り外した状態で装置主部内の現像剤の流動を確認する場合が多かった。特に、2軸撹拌方式の現像装置では、長手方向の現像剤の流動が確実におこなわれているかを確認(特に、第2搬送スクリュの位置での現像剤の停滞がないかの確認である。)することが多い。このような場合には装置主部の開口(現像剤収容部と連通する開口である。)から現像剤が飛散して作業環境が低下するのを防止するために、専用の透明部材(治具)を開口に設置して動作確認をおこなうこともあって、作業効率が良くなかった。
第2に、封止部材を取出して現像剤収容部の開口を開放する際(現像剤の供給作業時)に、現像剤収容部と装置主部との間に設置されたシール材(発泡ポリウレタン等からなる。)が損傷してしまうことがあった。これは、封止部材を取出する際に、開口周囲の現像剤収容部の筐体に貼着されていた封止部材の封止面に鋭利な剥がし痕が形成されるためである。上述のシール材は、所定方向に引抜かれる封止部材の両面(封止面と非封止面とである。)に密接して、現像剤収容部と装置主部との隙間から現像剤が漏出するのを防止するものである。しかし、封止部材の封止面に形成される鋭利な剥がし痕によってシール材が損傷して、その損傷部分から現像剤が漏出してしまうこともあった。このような場合には、現像剤の供給作業をおこなうユーザーに対して不快な気持ちを抱かせてしまったり、その後の現像工程において現像装置外に現像剤やトナーが飛散して画像形成装置本体を汚染してしまったりすることになる。
このような問題は、2軸撹拌方式の現像装置に限定されることなく、その他の撹拌方式の現像装置においても共通するものである。
一方、上述した特許文献3等の技術は、トナーボトル内に収容されたトナーの残量や色、劣化状況等を目視で確認することを目的とするものであって、上述した種々の問題を解決するものではない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像剤収容部に収容された現像剤を装置主部に供給する際の操作性が高い、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる現像装置は、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記潜像を現像するための現像剤が収容されるとともに、当該現像剤が担持される現像剤担持体が前記像担持体に対向する位置に配設された装置主部と、前記装置主部に供給するための現像剤が予め収容されるとともに、前記装置主部の上方の位置で開口を介して当該装置主部に連通する現像剤収容部と、前記開口を封止するとともに、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記装置主部に供給するときに前記開口を開放する封止部材と、を備え、前記現像剤収容部は、前記開口を介して前記装置主部内を目視できる窓部を備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記窓部は、前記開口が形成された前記現像剤収容部の筐体の下面に対する上面に形成されたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項2に記載の発明において、前記窓部は、前記開口の真上に形成されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記装置主部は、前記現像剤担持体に対向するとともに前記現像剤担持体の長手方向に対して同方向に前記現像剤を搬送する第1搬送部材と、仕切部材を介して前記第1搬送部材に対向するとともに前記第1搬送部材の搬送方向に対して逆方向に前記現像剤を搬送して該第1搬送部材とともに前記現像剤の循環経路を形成する第2搬送部材と、を備え、前記現像剤収容部の前記開口は、前記第2搬送部材の上方に配設されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項4に記載の発明において、前記窓部及び前記開口は、前記第2搬送部材の真上に形成されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記現像剤収容部は、前記開口が形成された下面に対する上面の全域に第2の開口が形成された筐体と、前記第2の開口を封止するシート状部材と、を備え、前記窓部を、前記シート状部材としたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項6に記載の発明において、前記シート状部材は、ポリエチレン、延伸ポリプロピレン、延伸ナイロンのいずれかの材料で形成されたものである。
また、請求項8記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記現像剤収容部の前記開口は、前記現像剤担持体に対して最も離れた現像剤の搬送経路の上方に配設されたものである。
また、請求項9記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記装置主部内に収容された現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段を前記開口の下方に配設したものである。
また、請求項10記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項9のいずれかに記載の発明において、前記開口を開放するときの前記封止部材に密接して前記装置主部と前記現像剤収容部との隙間を封止するシール材を備え、前記シール材は、前記開口を封止する前記封止部材の封止面に対する非封止面のみに当接するものである。
また、請求項11記載の発明にかかる現像装置は、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記潜像を現像するための現像剤が収容されるとともに、当該現像剤が担持される現像剤担持体が前記像担持体に対向する位置に配設された装置主部と、前記装置主部に供給するための現像剤が予め収容されるとともに、前記装置主部の上方の位置で開口を介して当該装置主部に連通する現像剤収容部と、前記開口を封止するとともに、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記装置主部に供給するときに前記開口を開放する封止部材と、前記開口を開放するときの前記封止部材に密接して前記装置主部と前記現像剤収容部との隙間を封止するシール材と、を備え、前記シール材は、前記開口を封止する前記封止部材の封止面に対する非封止面のみに当接するものである。
また、請求項12記載の発明にかかる現像装置は、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記潜像を現像するための現像剤が収容されるとともに、当該現像剤が担持される現像剤担持体が前記像担持体に対向する位置に配設された装置主部と、前記装置主部に供給するための現像剤が予め収容されるとともに、前記装置主部の上方の位置で開口を介して当該装置主部に連通する現像剤収容部と、前記開口を封止するとともに、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記装置主部に供給するときに前記開口を開放する封止部材と、前記装置主部内に収容された現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、を備え、前記トナー濃度検知手段は、前記開口の下方に配設されたものである。
また、請求項13記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項12のいずれかに記載の発明において、前記現像剤収容部は、前記封止部材とともに前記装置主部に対して着脱自在に構成されたものである。
また、この発明の請求項14記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたものである。
また、この発明の請求項15記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたものである。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたユニットと定義する。
本発明は、現像剤収容部に複雑な構成を付加することなく、現像剤収容部に収容された現像剤を装置主部に供給する際の操作性が向上する、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収容された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像装置(現像部)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、27は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色カラーのトナー像が転写された記録媒体Pを搬送する搬送ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像装置23Y、23M、23C、23BKに各色のトナーを補給するトナー補給部、51は原稿Dを原稿読込部55に搬送する原稿搬送部、55は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部(スキャナ)、61は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部、66は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25が、一体化されたものである。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。同様に、各現像装置23Y、23M、23C、23BKも、画像形成装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部55は、コンタクトガラス53上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、それぞれ、現像装置23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像装置23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、フォトセンサ41(図2を参照できる。)との対向位置を通過した後に、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の記録媒体Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。図2は作像部を示す断面図であり、図3はその現像装置を示す長手方向(図2の紙面垂直方向である。)の断面図である。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電部22と、クリーニング部25とが、ケース26に一体的に収納されている。クリーニング部25には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bが設置されている。
現像装置23の装置主部23hは、主として、感光体ドラム21に対向する現像剤担持体としての現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送部材としての第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送部材としての第2搬送スクリュ23cと、現像ローラ23aに対向するドクターブレード23dと、で構成される。図3を参照して、現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネット23a1と、マグネット23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。
現像装置23の装置主部23h内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置23の装置主部23h内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。第1搬送部材としての第1搬送スクリュ23bは現像剤Gを図3中の左側に搬送して、第2搬送部材としての第2搬送スクリュ23cは現像剤Gを図3中の左側(第1搬送スクリュ23bの搬送方向とは逆の方向である。)に搬送する。
そして、摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、キャリアCとともに現像ローラ23a上に担持される。現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、その後にドクターブレード23dの位置に達する。そして、現像ローラ23a上の現像剤Gは、ドクターブレード23dの位置で適量に調整された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤G中のトナーTが、感光体ドラム21表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ23aに印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界によって、トナーTが潜像に付着する。
その後、現像工程にて感光体ドラム21に付着したトナーTは、そのほとんどが中間転写ベルト27上に転写される。そして、感光体ドラム21上に残存した未転写のトナーTが、クリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bによってクリーニング部25内に回収される。
ここで、装置本体1に設けられたトナー補給部32は、交換自在に構成されたトナーボトル33と、トナーボトル33を保持・回転駆動するとともに現像装置主部23hにフレッシュトナーTを補給するトナーホッパ部34と、で構成されている。また、トナーボトル33内には、トナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。また、トナーボトル33の内周面には、螺旋状の突起が形成されている。
なお、トナーボトル33内のトナーTは、装置主部23h内のトナーTの消費にともない、トナー補給口23fから装置主部23h内に適宜に補給されるものである。装置主部23h内のトナーTの消費は、感光体ドラム21に対向する反射型フォトセンサ41と、現像装置23の第2搬送スクリュ23cの下方に設置された磁気センサ40(トナー濃度検知手段)と、によって間接的又は直接的に検知される。また、トナー補給口23fは、第2搬送スクリュ23cの長手方向(図3の左右方向である。)の一端であって、第2搬送スクリュ23cの上方に設けられている。
以下、図4〜図6を用いて、本実施の形態1で特徴的な、現像剤収容部43(現像剤カートリッジ)について詳述する。
図4は、使用開始前の現像装置23における長手方向中央部の断面図である。図5は、図4の現像装置23におけるA−A断面を示す断面図である。図6は、使用開始後(現像剤供給後)の現像装置23における長手方向中央部を示す断面図である。
なお、図2は現像装置23における長手方向端部の断面図であって、図4及び図6、図2の断面の位置は図3における開口23g、43a及びトナー補給口23fの位置を参照できる。
図4を参照して、現像装置23には、上述した装置主部23hと、現像剤収容部43と、が一体的に設けられている。装置主部23hと現像剤収容部43とは双方の開口23g、43aを介して連通している。
現像剤収容部43の開口43a(装置主部23hの開口23g)は、第2搬送スクリュ23cの上方であって長手方向中央部に設けられている(図3を参照することができる。)。
使用開始前(着荷前)の現像装置23に設置される現像剤収容部43は、その開口43aに封止部材としてのシール部材45(ヒートシール)が覆設されている。詳しくは、図5を参照して、シール部材45は、シート状(フィルム状)に形成されていて、その貼着部45aの封止面45a1が現像剤収容部43の開口43aの周囲の筐体表面に熱溶着されている。シール部材45は、現像剤収容部43に貼着された貼着部45aの一端から折返し部45cの位置で折返して延設された非貼着部45bを備えている。シール部材45の非貼着部45bは、現像剤収容部43にも装置主部23hにも貼着されることなく、その他端(折返し部45cとは反対側である。)が現像装置23の外部まで延設されて把持部45dが構成されている。
シール部材45の把持部45d側であって、装置主部23hと現像剤収容部43との間の現像剤収容部43側には、発泡ポリウレタン等からなるシール材47が貼着されている。本実施の形態1では、装置主部23hと現像剤収容部43との間の装置主部23h側には、シール材が設けられていない。すなわち、シール材47は、貼着部45aの封止面45a1側ではなくて、貼着部45aの非封止面45a2側に密接するように配設されている。
このように構成されたシール部材45の把持部45dを図5中の矢印方向(引抜方向である。)に引抜くことで、貼着部45aは折返し部45cの側から漸次に剥離して、やがて開口43a、23gの全域が開放される(現像剤収容部43と装置主部23hとが連通する。)ことになる。このとき、シール部材45はその表面(非封止面45a2側である。)がシール材47に密着しながら現像装置23外に移動することになるために、装置内の現像剤Gが装置外に漏出する不具合が抑止される。
さらに、シール材47はシール部材45の封止面45a1側には接触しないために、封止面45a1に形成される鋭利な剥がし痕によってシール材47が損傷する不具合を未然に防止することができる。すなわち、現像剤収容部43のシール部材45を取出する際の操作性が向上するとともに、装置23内の現像剤GやトナーTが装置主部23hと現像剤収容部43との間から装置外に漏出する不具合が防止される。
なお、開口43a、23gがシール部材45で封止された使用開始前の現像剤収容部43内には、新品の現像剤Gが封入されている。また、使用開始前の装置主部23hには、現像剤Gが収容されていない。このように、現像剤収容部43は、現像装置23における現像剤Gのプリセット用の容器として機能することになる。
また、現像剤収容部43をシール部材45とともに、装置主部23hに対して着脱自在(交換自在)に構成することで、現像剤収容部43は現像剤Gの交換用の容器としても機能することになる。すなわち、装置主部23h内に収容された使用済みの寿命に達した現像剤Gを新品の現像剤Gに交換する際に、装置主部23hから既設の現像剤収容部43を取出して既設の現像剤Gを排出した後に、新品の現像剤収容部43を設置してシール部材45を引抜いて新品の現像剤Gを装置主部23hに供給する。
ここで、本実施の形態1では、現像剤収容部43の筐体における上面(開口43aが形成された下面に対する上面である。)であって、開口43a(又は第2搬送スクリュ23c)のほぼ真上の位置には、窓部44が形成されている。窓部44は、透明又は半透明の材料(光透過率の高い材料である。)で形成されている。
このような構成により、図6を参照して、シール部材45を取出した後の現像装置23において、ユーザーや作業者は、現像剤収容部43の窓部44から開口43a、23gを介して装置主部23h内の現像剤Gを視認することができる(矢印方向の視認である。)。
すなわち、プリセットされた現像剤収容部43内の現像剤Gを装置主部23hに供給する作業をおこなう際に、操作に不慣れのユーザーであっても、シール部材45が取出されて装置主部23h内への現像剤Gの供給が確実におこなわれたことを目視で確認することができる。
また、工場出荷前の現像装置の動作確認をおこなう際に、作業者は、現像剤収容部43を取り外したり専用の治具を用いたりすることなく、装置主部23h内の現像剤Gの流動状態(特に、第2搬送スクリュ23cの位置での現像剤Gの流動状態である。)を容易に確認することができる。
このように、現像剤43に窓部44を設けることで、現像剤収容部43の操作性が確実に向上する。なお、本願における現像剤収容部の「上面」及び「下面」の位置関係は、現像剤収容部43を装置主部23hに設置した状態でのものである。
また、本実施の形態1では、第2搬送スクリュ23cの下方であって、開口43a、23gのほぼ真下の位置に、トナー濃度検知手段としての磁気センサ40を配設している。
このような構成により、着荷時に現像剤収容部43内の現像剤Gが装置主部23hに供給されていれば、現像装置23が稼動する前であっても、磁気センサ40によって供給された現像剤Gを確実に検知することができる。
具体的に、現像剤収容部43からの現像剤Gの供給を磁気センサ40が検知した場合には、その旨を装置本体1の表示部(不図示である。)に表示する。このようにすることで、プリセット(又は交換)された現像剤収容部43内の現像剤Gを装置主部23hに供給する作業をおこなう際に、操作に不慣れのユーザーであっても、シール部材45が取出されて装置主部23h内への現像剤Gの供給が確実におこなわれたことを容易に確認することができる。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、現像剤収容部43に複雑な構成を付加することなく、現像剤収容部43に収容された現像剤Gを装置主部23hに供給する際の操作性を向上することができる。
なお、本実施の形態1では、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKを、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25を一体化して構成した。また、各現像装置23Y、23M、23C、23BKを、単体のユニットとして構成した。これに対して、各現像装置23Y、23M、23C、23BKを、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKと一体化することもできる。すなわち、プロセスカートリッジ20を、感光体ドラム21、帯電部22、現像装置23、クリーニング部25で構成することもできる。この場合にも、本実施の形態1と同様の効果を奏することになる。さらには、作像部のメンテナンス性が向上する。
また、本実施の形態1では、搬送部材として第1搬送スクリュ23bと第2搬送スクリュ23cとを用いたが、装置主部23hに設置する搬送部材の数や種類はこれに限定されるものではない。このような複数の搬送部材が設置された装置主部23hに対して、現像剤収容部43は、現像ローラ23aから最も離れた位置に配設された搬送部材の上方に設置することが好ましい。このようにすることで、装置主部23hに供給された現像剤Gは、現像ローラ23aの位置に達するまでに充分に撹拌・混合されて、良好な現像工程をおこなうことができる。
実施の形態2.
図7にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7は、実施の形態2における現像装置を示す断面図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。本実施の形態2は、現像剤収容部43の構成が前記実施の形態1のものとは相違する。
図7に示すように、本実施の形態2における現像剤収容部43(現像剤カートリッジ)は、主として、筐体43bと、シート状部材46と、シール部材45と、で構成される。現像剤収容部43の筐体43bは、樹脂成型により形成されていて、下面側と上面側とにそれぞれ開口43a、43cが形成されている。下面側の開口43aには、前記実施の形態1と同様に、シール部材45が貼着されている。上面の全域に形成された開口43c(第2の開口)には、その開口43cを封止するようにシート状部材46が覆設されている。
現像剤収容部43の筐体43bの上面に設けられたシート状部材46は、ポリエチレン、延伸ポリプロピレン、延伸ナイロン等の軟質で薄く比較的破けにくく透明又は半透明の材料で形成されている。このように、本実施の形態2の現像剤収容部43は、その上面が薄肉のシート状部材46で形成されているために、前記実施の形態1のものに比べて、現像剤収容部43の高さを低くすることができる。すなわち、現像剤収容部43を小型化することができる。
なお、シート状部材46は装置主部23hから離れた位置にあるために、装置主部23hから飛翔した現像剤によってシート状部材46が損傷する不具合は防止される。
また、現像剤収容部43の筐体43bの上面に設けられたシート状部材46は透明又は半透明の材料で形成されているために、シート状部材46が前記実施の形態1における窓部44と同様に機能することになる。すなわち、窓部としてのシート状部材46を設けることで、シール部材45を取出した後の現像装置23において、ユーザーや作業者は、現像剤収容部43のシート状部材46から開口43a、23gを介して装置主部23h内の現像剤Gを視認することができる。
以上説明したように、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、現像剤収容部43に複雑な構成を付加することなく、現像剤収容部43に収容された現像剤Gを装置主部23hに供給する際の操作性を向上することができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置における作像部を示す断面図である。 現像装置を長手方向にみた断面図である。 使用開始前の現像装置を示す断面図である。 図4の現像装置におけるA−A断面を示す断面図である。 現像剤供給後の現像装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における現像装置を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像装置(現像部)、
23a 現像ローラ(現像剤担持体)、
23b 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)、
23c 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)、
23e 仕切部材、 23f トナー補給口、
23g 開口、 23h 装置主部、 25 クリーニング部、
32、32Y、32M、32C、32BK トナー補給部、
43 現像剤収容部(現像剤カートリッジ)、 43a 開口、
44 窓部、 45 シール部材(封止部材)、
45a 貼着部、 45a1 封止面、 45a2 非封止面、
45b 非貼着部、 45c 折返し部、 45d 把持部、
46 シート状部材(窓部)、 47 シール材、
G 2成分現像剤(現像剤)、 T トナー、 C キャリア。

Claims (15)

  1. 像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記潜像を現像するための現像剤が収容されるとともに、当該現像剤が担持される現像剤担持体が前記像担持体に対向する位置に配設された装置主部と、
    前記装置主部に供給するための現像剤が予め収容されるとともに、前記装置主部の上方の位置で開口を介して当該装置主部に連通する現像剤収容部と、
    前記開口を封止するとともに、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記装置主部に供給するときに前記開口を開放する封止部材と、を備え、
    前記現像剤収容部は、前記開口を介して前記装置主部内を目視できる窓部を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記窓部は、前記開口が形成された前記現像剤収容部の筐体の下面に対する上面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記窓部は、前記開口の真上に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記装置主部は、前記現像剤担持体に対向するとともに前記現像剤担持体の長手方向に対して同方向に前記現像剤を搬送する第1搬送部材と、仕切部材を介して前記第1搬送部材に対向するとともに前記第1搬送部材の搬送方向に対して逆方向に前記現像剤を搬送して該第1搬送部材とともに前記現像剤の循環経路を形成する第2搬送部材と、を備え、
    前記現像剤収容部の前記開口は、前記第2搬送部材の上方に配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記窓部及び前記開口は、前記第2搬送部材の真上に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記現像剤収容部は、前記開口が形成された下面に対する上面の全域に第2の開口が形成された筐体と、前記第2の開口を封止するシート状部材と、を備え、
    前記窓部は、前記シート状部材であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記シート状部材は、ポリエチレン、延伸ポリプロピレン、延伸ナイロンのいずれかの材料で形成されたことを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記現像剤収容部の前記開口は、前記現像剤担持体に対して最も離れた現像剤の搬送経路の上方に配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 前記装置主部内に収容された現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段を前記開口の下方に配設したことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 前記開口を開放するときの前記封止部材に密接して前記装置主部と前記現像剤収容部との隙間を封止するシール材を備え、
    前記シール材は、前記開口を封止する前記封止部材の封止面に対する非封止面のみに当接することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像装置。
  11. 像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記潜像を現像するための現像剤が収容されるとともに、当該現像剤が担持される現像剤担持体が前記像担持体に対向する位置に配設された装置主部と、
    前記装置主部に供給するための現像剤が予め収容されるとともに、前記装置主部の上方の位置で開口を介して当該装置主部に連通する現像剤収容部と、
    前記開口を封止するとともに、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記装置主部に供給するときに前記開口を開放する封止部材と、
    前記開口を開放するときの前記封止部材に密接して前記装置主部と前記現像剤収容部との隙間を封止するシール材と、を備え、
    前記シール材は、前記開口を封止する前記封止部材の封止面に対する非封止面のみに当接することを特徴とする現像装置。
  12. 像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記潜像を現像するための現像剤が収容されるとともに、当該現像剤が担持される現像剤担持体が前記像担持体に対向する位置に配設された装置主部と、
    前記装置主部に供給するための現像剤が予め収容されるとともに、前記装置主部の上方の位置で開口を介して当該装置主部に連通する現像剤収容部と、
    前記開口を封止するとともに、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記装置主部に供給するときに前記開口を開放する封止部材と、
    前記装置主部内に収容された現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、を備え、
    前記トナー濃度検知手段は、前記開口の下方に配設されたことを特徴とする現像装置。
  13. 前記現像剤収容部は、前記封止部材とともに前記装置主部に対して着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の現像装置。
  14. 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  15. 請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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