JP2006170965A - 車両用後付け指針式メーターの信号検出接続手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】 取付の際の車両の電気的、機械的な専門知識がなくても、誤配線や配線の固定不足などの不備から、製品の動作不良や故障が発生することのない、車両用後付け指針式メーターを提供する。
【解決手段】 車両のエンジン電子制御装置に備えられた故障診断コネクターに接続して、該故障診断コネクターからのシリアルデータを受信し、指針表示することで、複雑な配線作業を簡略化し、専門知識がないユーザーでも容易に取り付けが行える車両用後付け指針式メーターを提供することを可能とした
【選択図】 図1
【解決手段】 車両のエンジン電子制御装置に備えられた故障診断コネクターに接続して、該故障診断コネクターからのシリアルデータを受信し、指針表示することで、複雑な配線作業を簡略化し、専門知識がないユーザーでも容易に取り付けが行える車両用後付け指針式メーターを提供することを可能とした
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両のエンジン電子制御装置の故障診断コネクターに接続して、エンジン回転数、車速、水温、点火時期、エアフロ電圧、インジェクタ開弁率、バッテリー電圧、吸気圧等の各種シリアルデータを受信し指針表示する、車両用の後付け指針式メーターに関する。
従来、車両のエンジンの適正な制御を行うためのエンジン電子制御装置には、車両の故障時に故障箇所の発見や故障原因等を的確に診断するための、故障診断テスター等の外部機器をシリアル接続する故障診断コネクターが設けられており、エンジン電子制御装置に集約されたエンジン各種データが常時出力されている。該故障診断コネクターに故障診断テスターをシリアル接続したとき、故障部品名、故障箇所、故障内容の外、エンジン回転数、車速、水温、点火時期、エアフロ電圧、インジェクタ開弁率、バッテリー電圧、吸気圧等の各計測データが、故障診断テスターの液晶表示部に、デジタル、バーグラフ、日本語、アルファベット等で表示される。このような故障診断テスターは、通常、整備工場で車両の故障診断及び整備・修理を的確に行うため、ボンネットを開けた状態の車両の脇に装置を設置し、液晶表示部に表された診断データをチェックしながらエンジンの整備を行う。このため比較的大きな筐体から構成されているものである。
一方、指針表示する車両用後付けメーターは、インストルメントパネルに既設の純正メーターでは計測できない種類のデータ計測や、更に高精度な計測を行うために、サーキット走行やスポーツ走行をするユーザーの間で幅広く活用されており、エンジン回転数、車速、水温等の計測する種類それぞれ後付け車両用メーターを視認性の良い車両のダッシュボード上部に設置するとともに、それぞれの車両用後付けメーターに応じた、センサーの取り付けや配線をエンジンルームの所望箇所に新たに施したり、既設のセンサーや配線にパラレル接続を行ったりといった煩雑な取り付け作業を行っている。
これらの従来技術としては、以下に示す特許文献1から4の先行技術が知られており、故障診断に係る方法や装置としては次に示す特許文献1及び2等が開示されている。特許文献1に示す特開平5−201294号公報に開示される車輌の故障診断方法では、複数の電子制御装置と、この複数の電子制御装置を管理する中央の電子制御装置とを搭載した車輌の故障診断方法において、上記中央の電子制御装置に接続した故障診断装置からの指令により、上記複数の電子制御装置から故障診断のためのデータを上記中央の電子制御装置へ送信することを特徴とし、更に、複数の電子制御装置と、この複数の電子制御装置を管理する中央の電子制御装置とを搭載した車輌の故障診断方法において、上記複数の電子制御装置の各々で診断した故障診断データを上記中央の電子制御装置へ送信し、上記中央の電子制御装置にて上記故障診断データに対応する表示を行なうことを特徴として、複数の電子制御装置を搭載した車輌の故障診断に際し、故障診断装置を個々の電子制御装置毎に接続する必要がなく、複数の電子制御装置を総合的に且つ迅速に診断することのできる車輌の故障診断方法が開示されている。
特許文献2に示す特開2002−106408号公報に開示される車両用電子制御装置は、中央処理装置と、この中央処理装置に接続されたROMと、車外の外部装置とシリアル通信可能なシリアル通信ポートとを備えた車両用電子制御装置において、前記外部装置と接続可能なコネクタ部を設け、前記シリアル通信ポートとコネクタ部とを接続するシリアル通信ラインを設け、このシリアル通信ラインの途中に分岐部を設け、この分岐部に接続され、且つ電源供給回路に接続されるウェークアップ信号検出手段を設け、前記外部装置をコネクタ部に接続した後には、外部装置がシリアル通信ラインをアクティブにしたことを前記ウェークアップ信号検出手段により検出する構成としたことを特徴としたことが開示されており、何れも車両の電子制御装置とシリアル接続して、エンジン電子制御装置からの各種データの出力に応じて故障診断を行うことが開示されている。
次に、指針表示する車両用後付けメーターの一般的な技術を特許文献3及び4で説明する。特許文献3に示す意匠登録第1082721号公報に開示される自動車メーター取付パネルは、複数の種類の車両用後付けメーター類をダッシュボード等に極めて整然と取り付けるためのパネルで、当該文献には開示されていないが、該パネルに取り付けられる車両用後付けメーターのそれぞれに応じて、車両のエンジンルーム内等の必要箇所にセンサーを設けたり、配線を接続して使用するものである。
特許文献4に示す登録実用新案公報第3010630に開示される機械式圧力計は、エンジンの吸気管に配管して過給機などの計測に使用する極めて一般的な車両用後付けメーターの一例を示すものである。
しかしながら、前記した特許文献1及び2の故障診断に係る装置にあっては、その使用態様から、比較的大きな筐体であるとともに、専門知識を有する整備士が車両の外部にて使用することを前提とした装置であるため、故障診断コネクターから得た各種データを車両の車室内で簡単に得るといった用途には適さず、専門知識も有する必要があるという問題点があった。
また、特許文献3の自動車メーター取付パネルは、複数の車両用後付けメーターを車両に取り付けることが如何に難しいかを物語るものであって、1種類のメーターを取り付けるならまだしも、複数の車両用後付けメーターを車両のダッシュボード上に取り付ける場合、視認性に優れた取り付け位置が限られてしまうことや、複数のメーターの配線ケーブルを、それぞれの目的用途に応じて車両のエンジンルーム内等の必要箇所に配線を接続したり、或いはセンサーを設けたりすることが必要であるために、配線はもとより作業自体も複雑となり、取り付けにあたっては専門知識が必要不可欠であり、素人作業においては誤配線や配線の固定不足などの不備から、製品の動作不良や故障が発生する原因ともなっていた。
上記の課題は本発明の請求項1によれば、車両のエンジン電子制御装置に備えられた故障診断コネクターに接続して、該故障診断コネクターからのシリアルデータを受信し、指針表示することで解決される。
また、請求項2によれば、車両のエンジン電子制御装置に備えられた故障診断コネクターに接続して、該故障診断コネクターから検出できる各センサーの計測値のうち、必要とする種類の計測値をシリアルデータで受信し、そのシリアルデータに基づいた計測値を指針表示することで解決される。
本発明によれば、車両の故障診断時以外には使用されない故障診断コネクターにカプラーオンにてシリアル接続する手段により、複雑な配線作業を簡略化し、専門知識がないユーザーでも容易に取り付けが行える車両用後付け指針式メーターを提供することが可能になったものである。
次に本発明を図1から2に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例のブロック図であり、エンジン電子制御装置に備えられた故障診断コネクターに接続して、該故障診断コネクターからのシリアルデータを受信し、指針にて表示するようにした車両用後付け指針式メーターの信号検出接続手段である。図中(1)は車両のエンジン電子制御装置であり、故障診断コネクター(2)を該エンジン電子制御装置(1)からケーブルで延設され備えている。(3)は車両用後付け指針式メーターで、シリアルデータ受信部(31)と指針式のメーター駆動部(32a)とから構成され、コネクター(33)で、該故障診断コネクター(2)とシリアル接続される。
近年のほとんどの車両は、エンジン電子制御装置(1)によりエンジンの各種制御を行っており、該故障診断コネクター(2)には、車両の故障や整備時に、整備工場で故障診断テスターを接続して故障箇所の診断を行うが、それ以外において使用されることは全くない。故障診断コネクター(2)は前述した目的で設けられているため、エンジン電子制御装置(1)で集中制御されるエンジンの各種シリアルデータや、エンジンの要部各所に設けられたセンサーの計測値データ、例えば、エンジン回転数、車速、水温、点火時期、エアフロ電圧、インジェクタ開弁率、バッテリー電圧、吸気圧等の各種シリアルデータを出力することが可能である。
故障診断コネクター(2)とコネクター(33)を介して接続された車両用後付け指針式メーター(3)は、故障診断コネクター(2)から出力される前記したエンジン回転数等の各種データをシリアルデータ受信部(31)で受けて、ステッピングモーター或いは交差式モーターからなるメーター駆動部(32a)を駆動させ指針表示する。本実施例においては、故障診断コネクター(2)から出力されるデータをエンジン回転数として、タコメーターとするようにしたものであるが、データの種類は、指針表示したい所望のデータを選択すれば良いことは言うまでもない。
次に本発明の第2の実施例では、図2に示すように該故障診断コネクター(2)から検出できる各センサーの計測値のうち、必要とする種類の計測値をシリアルデータ受信部(31)で受け、そのシリアルデータに基づいた計測値をメーター駆動部(32b)を駆動させ指針にて表示するものである。本実施例では、シリアルデータ受信部(31)において、故障診断コネクター(2)から検出できる各センサーの計測値のうち、車速、エンジン回転数、水温を選択設定し、メーター駆動部(32b)で、それぞれスピードメーター、タコメーター、水温計として指針表示させるようにした。前記同様、必要とする種類の計測値をシリアルデータ受信部(31)であらかじめ設定したり、スイッチを設けて適宜選択するようにしても良いことは言うまでもない。
また、シリアルデータ受信部(31)で受ける故障診断コネクター(2)から出力されるエンジン回転数等の各種データを随時選択可能にスイッチを設けて、指針表示するメーター文字盤に複数の種類の計測値を表示するための複数の目盛りを設けても良い。
1 エンジン電子制御装置
2 故障診断コネクター
3 車両用後付け指針式メーター
31 シリアルデータ受信部
32a メーター駆動部
32b メーター駆動部
33 コネクター
2 故障診断コネクター
3 車両用後付け指針式メーター
31 シリアルデータ受信部
32a メーター駆動部
32b メーター駆動部
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Claims (2)
- 車両のエンジン電子制御装置に備えられた故障診断コネクターに接続して、該故障診断コネクターからのシリアルデータを受信し、指針表示することを特徴とする車両用後付け指針式メーターの信号検出接続手段。
- 車両のエンジン電子制御装置に備えられた故障診断コネクターに接続して、該故障診断コネクターから検出できる各センサーの計測値のうち、必要とする種類の計測値をシリアルデータで受信し、そのシリアルデータに基づいた計測値を指針表示することを特徴とする車両用後付け指針式メーター。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003692A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | 日本精機株式会社 | 車両用表示装置及びプログラム |
CN110174132A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-08-27 | 武汉格罗夫氢能汽车有限公司 | 一种汽车组合仪表的测试方法 |
Citations (3)
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JPH10133905A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-22 | Yazaki Corp | 車両通信ネットワークシステム |
JP2003149009A (ja) * | 2001-11-12 | 2003-05-21 | Yazaki Corp | オプションメータ及びその取付構造 |
JP2004189144A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Tekutomu:Kk | 車両情報表示装置 |
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