JP3358430B2 - 車両用自己診断結果表示装置 - Google Patents

車両用自己診断結果表示装置

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JP3358430B2
JP3358430B2 JP06100796A JP6100796A JP3358430B2 JP 3358430 B2 JP3358430 B2 JP 3358430B2 JP 06100796 A JP06100796 A JP 06100796A JP 6100796 A JP6100796 A JP 6100796A JP 3358430 B2 JP3358430 B2 JP 3358430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搭載された電子部
品の異常を自己診断(ダイアグノーシス)する装置を備
えると共にメータパネル上にディジタル表示の水温計を
備えた車両用自己診断結果表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車などの車両において、電子部
品の異常を自己診断して、その結果をコードナンバーで
ディジタル表示部に表示する技術(第1従来技術)があ
る(実開昭62−156050号、実開平3−8313
3号等を参照)。また、実開昭62−56050号に示
されるように、電子制御燃料噴射装置に水温センサから
の水温信号を入力して燃料噴射制御を行っているが、水
温計用の水温センサは別に装備するのが通常である(第
2従来技術)。なお、第1従来技術のようにディジタル
表示部を用いるのに代えて、自己診断の結果を記号化し
て、電球あるいは発光ダイオードの点滅サイクルで表示
する技術もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2従
来技術では水温センサを2つ使用するのでコスト的に不
利である。また、電球あるいは発光ダイオードで表示す
るものは、乗員が瞬時に診断結果を読み取ることができ
ないという問題があり、また、複数のコードを表示する
ときにはさらに時間がかかる不具合がある。
【0004】なお、スロットルポジションセンサ交換
するときなどにスロットル軸とセンサとの位置合わせの
ために、通常は別にテスタを用意する必要があるが、テ
スタによりセンサの抵抗や電圧を読み取ってセンサ位置
せをしたのでは時間がかかりセンサ位置合せの作
業性が悪いという問題点がある。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、コスト上昇をなくして見やす
い故障診断表示を可能にすると共に、スロットルポジシ
ョンセンサの調整を簡単かつ確実に行えるようにできる
車両用自己診断結果表示装置を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため次の構成を有する。発明は、車両の電子部
品等の異常を自己診断する装置を搭載した車両に
て、走行中に乗員の見える位置に搭載されたメータ類中
にエンジン状態あるいは走行状態表示用のディジタル表
示部を設け、スロットルポジションセンサを燃料供給装
置に設け、前記ディジタル表示部に自己診断結果を表示
させると共に前記スロットルポジションセンサの出力を
範囲を設定して記号の所定位置で示すことにより表示さ
せる表示部制御装置を設けたことを特徴とする車両用自
己診断結果表示装置である。
【0007】発明においては、走行中に乗員の見える
位置に搭載されたメータ類中にエンジン状態あるいは走
行状態表示用のディジタル表示部に、自己診断結果と共
に前記スロットルポジションセンサの出力を表示させ
る。したがって、自己診断結果を新たな表示装置を装備
することなく表示できる。また、スロットルポジション
センサの出力をテスタを用いることなく、視認できるよ
うにする。したがって、コストの上昇を招くことなく見
やすい表示が可能になる。また、スロットルポジション
センサの調整を簡単に行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1〜図8は本発明の実施
形態に係る自動二輪車用自己診断結果表示装置の説明図
である。
【0009】図1は自動二輪車用に搭載されたスピード
メータ等のメータ類を示す平面図である。また、図2は
車両用電気制御系のブロック図、図3はシリアル通信デ
ータの説明図、図4は故障コードの表示例、図5は他の
表示例、図6はスロットルポジションセンサの調整用デ
ータとその表示例、図7はスロットルポジションセンサ
の外観図である。
【0010】図1に示すように、前記自動二輪車には、
走行中に乗員の見やすい位置に例えばフロントステアリ
ング部の上部に位置して、ケース体10の表面部に露出
した状態でメータ類が車体に固定され搭載される。前記
のメータ類には、車速表示をするスピードメータ12
(文字盤12a,指針12b)と、エンジン回転数表示
をするタコメータ14(文字盤14a,指針14b)と
が設けられる。また、前記スピードメータ12の文字盤
12aの適宜箇所には、オド(積算走行距離)表示、ト
リップ(走行距離表示)表示(走行状態表示の例)用の
液晶表示素子からなるディジタル走行距離表示部16が
設けられる。また、前記タコメータ14の文字盤14a
の適宜箇所には、水温表示(エンジン状態表示の例)用
の液晶表示素子からなるディジタル水温表示部(水温
計)18が設けられる。また、ケース体10の表面部の
一部には車両に関する表示ランプ類(方向指示、ヘッド
ランプ、燃料、ニュートラル、速度警告の各インジケー
タランプ類)15が設けられる。
【0011】図2に示すように、前記車両はエンジンに
水温センサ20とスロットルポジションセンサ(TP
S)22を有して、電子制御燃料噴射(EPIという;
EFIとも称する)を採用するが、マイクロコンピュー
タからなるその制御用ユニット24に接続される水温セ
ンサ20によって、EPIの水温に関する制御を行う。
【0012】一方、EPI制御用ユニット24と、前記
水温表示部18を装備したマイクロコンピュータからな
るメータ用中央演算処理装置(CPU)26との間で
は、シリアル通信を行う構成になっており、EPI制御
用ユニット24でのCPUによってA/D変換された水
温データを例えば図3に示すように、2進数化したデー
タを自己診断の複数の項目がそれぞれ正常か異常かを示
す“0”または“1”のデータを連続した1セットのシ
リアル通信データとしてメータ用CPU26に送る。
【0013】メータ用CPU26では、通常は、水温の
データのみ温度に変換しディジタルの水温表示部18に
表示するものであるが、このときに、自己診断の項目
に、異常を示す“1”のデータが送信されたときは、水
温表示部18に水温の表示と自己診断の結果の表示を交
互に行うようになっている。
【0014】この表示モードとして、例えば図4に示す
ように、故障が発生していること(例えばErr表示)
のみを水温(例えば85℃の表示)と交互に表示し(E
rrと85℃とを例えば2秒毎に交互表示)、別に設定
されたモード切替えスイッチ28で乗員がモードを切替
えて変更することによって、水温表示部18に直接、故
障のコードナンバー(C12,C13,C14…)を水
温と交互に表示させる機能を有している。なお、例えば
図5に示すように、直接、故障のコードナンバーを水温
(85℃)と交互に表示させる(コードナンバーC1
2,C13,C14…)ようにしてもよい。
【0015】また、前記EPI制御用ユニット24に
は、前記の故障診断データの中にスロットルポジション
センサ調整用のデータを入れておくことによって、スロ
ットルポジションセンサ22の位置合わせ(例えばスロ
ットル全閉時の位置合わせ)が簡単に行えるようにして
いる。
【0016】すなわち、スロットルポジションセンサ2
2はEPI制御用ユニット24に入力するスロットルバ
ルブの開度を検出するため、図7に示すように、スロッ
トルバルブ30のシャフトと同軸上に取り付けられてお
り、スロットルバルブ30の開閉に連動して、図2に示
すように、その抵抗値が変化し出力電圧Vsの値が変化
する。
【0017】スロットルポジションセンサは、一般に、
位置合わせのために取り付け穴が長穴になっており、位
置を調整後に締め付けている。整備上、スロットルポジ
ションセンサをスロットルバルブのシャフトから取り外
した場合、従来、テスター等で電圧あるいは抵抗値を見
ながらセンサの位置を決めて締め付けている。
【0018】これに対して、この実施形態では、例え
ば、前記シリアル通信データが、1バイト(8ビット)
の水温データ(データ(1))のあとに2バイトの故障
診断データ(データ(2)、データ(3))が続くもの
であるとして、その通信データのうちデータ(3)にお
ける下位2ビットをスロットルポジションセンサの調整
用にしておく。また、EPI制御用ユニット24によ
り、スロットルポジションセンサの出力電圧力Vsをあ
らかじめ決められた電圧範囲と比較しその結果をデータ
としてメータ用CPU26に送信する。
【0019】メータ用CPU26では、上記シリアル通
信データを入力することにより、例えば図6に示すよう
に、ディジタルの水温表示部18の4桁目(左側部分)
に横棒状の記号を上下方向における下位置・中位置・上
位置に示すことにより、スロットルポジションセンサ2
2の出力を表示する。すなわち、ある範囲を設定してス
ロットルポジションセンサの出力電圧値Vsが下限値未
満であるならば、データ(3)の第2位ビット1に
“0”を、最下位ビット0に“1”を入れて、これによ
り前記記号を下位置に表示させる。また、該出力電圧値
Vsが範囲内であるならば、データ(3)の第2位ビッ
ト1に“1”を、最下位ビット0に“1”を入れて、こ
れにより前記記号を中位置に表示させる。また、出力電
圧値Vsが上限値を越えるならば、データ(3)の第2
位ビット1に“1”を、最下位ビット0に“0”を入れ
て、これにより前記記号を下位置に表示させる。
【0020】なお、このスロットルポジションセンサの
調整は、図2のモード切替えスイッチ28がオンのとき
のみ実施するようにしたほうが、通常走行時に表示され
ないため、見やすく使い勝手がよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、自己
診断結果と共に前記スロットルポジションをディジタル
表示部に表示させるので、自己診断結果を新たな表示装
置を装備することなく表示できる。したがってコストの
上昇を招くことなく見やすい表示が可能になる。また、
スロットルポジションセンサの調整をテスタ等の外部機
器を用いることなく簡単に行えるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動二輪車用自己診断
結果表示装置の説明図であってスピードメータ等のメー
タ類を示す平面図である。
【図2】自動二輪車用の車両用電気制御系のブロック図
である。
【図3】シリアル通信データの説明図である。
【図4】故障コードの表示例の説明図である。
【図5】故障コードの他の表示例の説明図である。
【図6】スロットルポジションセンサの調整用データと
その表示例の説明図である。
【図7】スロットルポジションセンサの外観図である。
【符号の説明】
12 スピードメータ 14 タコメータ 18 水温表示部 20 水温センサ 22 スロットルポジションセンサ 24 EPI(電子制御燃料噴射)制御用ユニット 26 メータ用CPU 28 切替えスイッチ 30 スロットルバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01C 23/00 G01C 23/00 Z G01M 17/007 G08B 23/00 510E G08B 23/00 510 G01M 17/00 J (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 7/00 B60K 35/00 B60S 5/00 B62J 39/00 G01C 23/00 G01M 17/00 G08B 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の電子部品等の異常を自己診断する
    装置を搭載した車両にいて、 走行中に乗員の見える位置に搭載されたメータ類中にエ
    ンジン状態あるいは走行状態表示用のディジタル表示部
    を設け、 スロットルポジションセンサを燃料供給装置に設け、 前記ディジタル表示部に自己診断結果を表示させると共
    に前記スロットルポジションセンサの出力を範囲を設定
    して記号の所定位置で示すことにより表示させる表示部
    制御装置を設けたことを特徴とする車両用自己診断結果
    表示装置。
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