JP2006170484A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱交換効率に優れた熱交換器を提供する。
【解決手段】 熱供給媒体Msが流通する熱供給管群3が、熱回収媒体Mrが流通する熱回収管部4で覆われるようにして構成されている。熱供給管群3は、所定幅で細長く形成されて、中央部から外側に向けて流路断面が小さくなる熱供給管3a〜3dで構成されている。各熱供給管3a〜3d間の間隔S1〜S4は、中央部から外側に向けて段階的に狭くなるように設定されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、熱供給媒体と熱回収媒体との間で熱交換を行う熱交換器に係り、特に、熱交換率を向上できる熱交換器に関する。
従来から、熱供給媒体の熱を熱回収媒体に供給して熱回収媒体を加熱する熱交換器が種々提案されている。例えば、特許文献1に記載の熱交換器は、熱回収媒体が流通する配管の側面に、表面に酸化触媒が担持された凹凸形状のフィンが設けられた熱交換部を有するものである。この熱交換器では、熱交換部に水素と酸素による混合ガスが供給されることにより、混合ガスと酸化触媒との反応によって熱(熱供給媒体)が発生し、この熱がフィンを介してチューブ状の配管内を通る熱回収媒体に伝達されるようになっている。また、特許文献2に記載の熱交換器は、配管の周囲に複数のプレート状のフィンが間隔をおいて設けられた熱交換部を有するものである。この熱交換器では、燃焼部で燃焼されたガスが各フィン間を流通することによって燃焼ガスの熱が配管内を通る熱回収媒体に伝達されるようになっている。
特開2003−211945号公報(段落0032〜0035、図1,図2) 特開2000−193323号公報(段落0017,0018、図1)
しかしながら、特許文献1および2に示す従来の熱交換器では、熱供給媒体が流通する流路が、熱回収媒体が流通する流路の外側に位置しているため、供給された熱供給媒体の熱が熱供給媒体の流路の外側に過度に放出されることになる。このため、熱エネルギーの損失が大きくなり、熱変換効率を高めることが困難となる問題があった。
また、従来の熱交換器では、熱供給媒体と熱回収媒体との伝熱条件に差が生じるため、場所によって熱回収媒体の温度がバラツキ易く、結果的に熱変換効率が低下する要因となっていた。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、熱変換効率に優れた熱交換器を提供することを目的とする。
本発明は、熱供給媒体と熱回収媒体との間で熱交換を行う熱交換部を有し、前記熱供給媒体が流通する複数の熱供給媒体流路の周囲が、前記熱回収媒体が流通する熱回収媒体流路で覆われる熱交換器であって、前記熱回収媒体流路の流路断面積は、前記熱供給媒体からの受熱量に応じた大きさに設定されていることを特徴とする。
前記本発明によれば、熱回収媒体流路のどの場所であっても熱回収媒体が熱供給媒体からの受熱量を均一にできるので、熱回収媒体の温度むらを防止できる。
例えば、前記熱供給媒体流路は、その流路断面が所定の幅寸法で細長状に形成されて互いに間隔をおいてその幅方向に平行に配置された複数の熱供給路を有し、前記各熱供給路間の前記熱回収媒体流路の幅が前記熱交換部の中心に対して外側が狭くなるように設定されている。
このような形状の熱供給路をそれぞれ配置すると、熱交換部において中心側の熱回収媒体が熱供給媒体から受け取る熱量より外側の熱回収媒体が熱供給媒体から受け取る熱量が少なくなるため、外側に位置する熱供給路の周囲を通る熱回収媒体の温度が中心側に位置する熱供給路の周囲を通る熱回収媒体の温度よりも低くなって、温度分布にバラツキが生じ、結果的に熱変換効率が低下することになる。そこで、前記のように、外側に位置する熱供給路の周囲の熱回収媒体の流路幅を中心側に位置する熱供給路の周囲の熱回収媒体の流路幅よりも狭めることにより、圧力損失が大きくなって熱回収媒体の流速が低下し、熱回収媒体の温度低下を防止できる。
また本発明は、熱供給媒体と熱回収媒体との間で熱交換を行う熱交換部を有し、前記熱供給媒体が流通する熱供給媒体流路の周囲が、前記熱回収媒体が流通する熱回収媒体流路で覆われる熱交換器であって、前記熱回収媒体流路には、断面が凹凸形状のフィンが設けられていることを特徴とする。
このようにフィンを設けることによっても、前記した熱回収媒体流路の流路断面積を変更する場合と同様に、熱回収媒体の流速を低減できるので、熱供給媒体から熱回収媒体への伝熱を促進できる。したがって、熱回収媒体の温度むらを防止できる。
例えば、前記熱供給媒体流路は、その流路断面が所定の幅寸法で細長状に形成されて互いに間隔をおいてその幅方向に平行に配置された複数の熱供給路を有し、前記熱回収媒体流路の外周に沿った前記フィンの凹凸のピッチが、前記各熱供給路間に位置する前記フィンの凹凸のピッチよりも小さくなるように設定されていることが好ましい。
ところで、熱回収媒体流路の外周縁では、熱交換部の外部に面して熱供給媒体が存在しないため、この外周縁での熱回収媒体の温度が他の領域での熱回収媒体の温度よりも低くなって、温度分布にバラツキが生じることになる。そこで、熱回収媒体流路の周縁部側に位置するフィンの凹凸ピッチを他の部分のフィンの凹凸ピッチよりも狭く設定することにより、その周縁部側の熱回収媒体流路の流路断面積が密になって圧力損失が大きくなるので熱回収媒体の流速がさらに低減されて、周縁部側を流れる熱回収媒体の温度が他の領域の熱回収媒体の温度より低下するのを防止できる。
また、前記熱回収媒体流路の外周に沿った前記フィンは、前記熱回収媒体流路の外周に対向する流路を閉塞している構成にしてもよい。
このように、外周に対向する流路内に熱回収媒体が流通しないようにすることにより、熱回収媒体流路の外周を流れる熱回収媒体の熱が熱交換部の外部に放出されるのを低減することができ、外周を流れる熱回収媒体の温度低下を防止することができる。
本発明によれば、熱回収媒体の温度分布を均一化できるので、熱変換効率を向上させることが可能になる。また、温度分布を均一化することにより局所的な温度上昇を防止して、熱回収媒体の沸騰による熱回収媒体の変質等も防止できる。
図1は第1実施形態の熱交換器を備えた燃焼ヒータを示す断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本実施形態の熱交換器を車両用の燃料電池システムに搭載したときの構成図である。
(第1実施形態)
図1および図2に示すように、第1実施形態の熱交換器1は、いずれも金属材料などで形成された熱供給管群3と熱回収管部4とを備えた熱交換部5を有している。さらに、本実施形態では、熱交換部5が金属材料などで形成された筐体2内に収容されている構造となっている。
図2に示すように、前記熱供給管群3は、流路断面が上下方向に所定幅寸法Wで細長く形成された複数(本実施形態では7つ)の熱供給管3a,3b,3b,3c,3c,3d,3dで構成されている。また、各熱供給管3a〜3dは、幅方向に互いに平行に配置され、いずれも長手方向(図2における上下方向)の両端部が熱回収管部4の内壁4aの近傍まで延びている。また、熱交換部5の中心を通る熱供給管3aが図2における上下に最も長く形成され、熱供給管3aと両隣りの熱供給管3b,3bが2番目に長く形成され、熱供給管3bの外側に隣り合う熱供給管3c,3cが3番目に長く形成され、熱供給管3cの外側に隣り合う熱供給管3d,3dが最も短く形成されている。
また、前記した熱供給管群3が本実施形態での熱供給媒体流路となっている。さらに、前記した熱供給管3a〜3dの内側の空間が本実施形態での熱供給路となっており、この熱供給媒体流路(熱供給路)に熱供給媒体Msが流通するようになっている。
なお、前記熱供給管群3は、図2の実施形態に限定されるものではなく、さらに多くの熱供給管で構成されていてもよく、または各熱供給管3a〜3dが上下方向に分割された形状であってもよい。
前記熱回収管部4は、略円筒状であり、その内側の空間内において前記熱供給管3a〜3dが、互いに間隔を有した状態で図示しない支持部材によって支持されている。また、本実施形態の熱回収管部4では、内壁4aのうちの熱供給管3d,3dの外側に対向する内壁4a1,4a1が熱供給管3d,3dと平行になるように平面状に形成されている。なお、熱回収管部4は、図1に示すように、長手方向の両端部において支持部材4b,4bを介して筐体2内に支持されている。
図2に示すように、本実施形態の熱交換部5では、熱供給管3aと熱供給管3bとの間隔をS1、熱供給管3bと熱供給管3cとの間隔をS2、熱供給管3cと熱供給管3dとの間隔をS3、熱供給管3dと熱回収管部4の内壁4a1との間隔をS4としたときに、間隔S1〜S4が、各熱供給管3a〜3dの並び方向において熱交換部5の中心に対して外側が縮小する(狭くなる)ように設定されている(S1>S2>S3>S4)。なお、図2では、間隔S1〜S4について熱交換部5の紙面左側半分のみ図示して説明したが、紙面右側半分も同様に設定される。また、本実施形態では、熱回収管部4の内側の空間と各熱供給管3a〜3dの外側の空間とで囲まれる領域が熱回収媒体流路であり、この熱回収媒体流路に熱回収媒体Mrが流通するようになっている。
前記筐体2は、円筒状に形成されており、この筐体2と熱回収管部4との間に空気層6が形成されている。空気層6を設けることにより断熱効果が高められて、熱交換部5の外部に放出される熱を低減できるようになっている。なお、筐体2と熱回収管部4との間は、空気層6に限定されるものではなく、断熱性を有する素材を充填してもよい。また、熱交換部5を筐体2内に収容せずに熱交換部5のみの構成であってもよい。
図1に示すように、前記熱回収管部4には、前記熱供給管群3の下流側(図示右側)に位置する下部に、前記熱回収媒体Mrが供給される導入口7が設けられ、また熱供給管群3の上流側(図示左側)に位置する上部に、前記熱回収媒体Mrが排出される排出口8が設けられている。また、熱回収管部4によって形成される熱回収媒体流路は、各熱供給管3a〜3dの断面長手方向(図2における上下方向)に沿って形成されているので、熱回収媒体Mrが熱回収管部4の下部の導入口7から供給されたときに、熱回収媒体Mrが互いに隣り合う各熱供給管3a〜3d間に確実に供給される。
よって、本実施形態では、熱供給媒体Msが筐体2の図1の左端部から供給されて、各熱供給管3a〜3d(図2参照)の内側を通って筐体2の図1の右端部から排出される。一方、熱回収媒体Mrは、導入口7から供給されて、各熱供給管3a〜3d(図2参照)の外側を通って排出口8から排出される。
本実施形態の熱交換器1は、熱媒体生成装置11と一体に設けられて、後記する燃料電池システムF1(図3参照)の燃焼ヒータ10として使用することができる。この熱媒体生成装置11は、熱供給媒体Msを生成して熱供給管群3(熱供給管3a〜3d)に供給する装置であり、円筒状に形成されたケース12と、このケース12内に収容される触媒燃焼部13とで構成されている。前記触媒燃焼部13は、微細な気体流通路を多数有した円柱形状の所定のベース材に白金やパラジウムなどの酸化触媒を担持させて形成したものであり、前記熱供給管3a〜3dの入口側と対向するように支持部材14によって支持されている。
また、前記熱媒体生成装置11の入口側(上流側)には、触媒燃焼部13に熱供給媒体Msの原料となる燃料と酸化剤との混合気を供給する給気管15が接続され、また、前記熱交換器1における熱供給媒体Msの出口側には、熱供給媒体Msを排出するための排気管16が接続されている。
第1実施形態の熱交換器1では、図2に示すように、各熱供給管3a〜3dによって形成される熱回収媒体流路の間隔S1〜S4が熱交換部5の中心側から外側に向けて段階的に狭くなるように、すなわち流路断面積が狭くなるように設定されているので、熱供給管3a〜3dによって形成される熱供給媒体流路の流路断面積が中心側から外側に向けて小さくなるように形成されて、熱回収媒体Mrが、受熱可能な熱量(受熱量)が縮小するように形成されている場合であっても、外側に位置する熱供給管3d,3dの周囲を通る熱回収媒体Mrの温度が、中心側に位置する熱供給管3aの周囲を通る熱回収媒体Mrの温度より低下するのを防止できる。よって、熱回収管部4内の熱回収媒体流路を通る熱回収媒体Mrの温度分布を均一化できる。つまり、熱供給管3a〜3dの流路断面積が中心側から外側に向けて小さくなっているので、各熱供給管3a〜3dの周囲の熱回収媒体流路の間隔をすべて一定に設定すると、外側に位置する熱供給管3d,3dの周囲を通る熱回収媒体Mrの温度が中心側に位置する熱供給管3aの周囲を通る熱回収媒体Mrの温度よりも低下して熱回収媒体Mrの温度分布にバラツキを生じることになるが、前記のように、熱供給管3a〜3dの周囲の熱回収媒体流路の幅を中心側から外側に向けて段階的に狭くなるように設定することにより、圧力損失が大きくなって熱回収媒体Mrの流速が低減されるので、熱供給媒体Msと熱回収媒体Mrとの熱交換時間が長くなり、外側を流れる熱回収媒体Mrの温度低下による温度むらを防止できる。なお、隣り合う熱回収媒体流路の間隔は、中心に対して外側が狭く設定されるものであれば、必ずしも中心側から外側に向けて段階的に狭くなるように設定しなくてもよい。
また、前記熱交換器1では、熱供給媒体Msと熱回収媒体Mrとが、互いに逆向きで並行する方向に流通されるので、熱供給媒体Msと熱回収媒体Mrとが互いに直交する方向に流れる場合と比較して温度分布の均一化が容易になる。
さらに、前記のようにして熱回収媒体Mrの温度分布を均一化できるので、熱変換効率を高めることが可能になる。熱変換効率を高めて熱供給媒体Msから熱を効率的に回収できるようにすることにより、熱回収媒体Mrの温度が局所的に高くなるのを防止できる。よって、熱回収媒体Mrの変質や劣化を防止することが可能になる。
次に、本実施形態の熱交換器1の動作について、図3に示す車両用の燃料電池システムF1に搭載した場合を例に挙げて説明する。なお、この場合の熱交換器1は、燃料電池システムF1の燃焼ヒータ10内に組み込まれて使用される。この燃焼ヒータ10は、後記する燃料電池FCの冷却系40内を流れる冷却液(熱回収媒体Mr)を加熱して、燃料電池FCを暖機する際に利用される。
まず、最初に、燃料電池システムF1の全体構成について図3を参照して説明する。
この燃料電池システムF1は、燃料電池FC、水素供給系20、空気供給系30、冷却系40、暖機系50、希釈系70および制御装置80を含んで構成されている。
燃料電池FCは、アノード極(水素極)P1とカソード極(酸素極)P2とを有するPEM(Proton Exchange Membrane)型の燃料電池であり、アノード極P1に燃料ガスである水素が供給され、カソード極P2に酸化剤ガスである空気が供給されることにより発電するようになっている。
水素供給系20は、アノード極P1の上流側に、高圧水素タンク21と、遮断弁22と、レギュレータ(減圧手段)23とが設けられている。また、アノード極P1の下流側には、逆止弁24と、燃料ポンプ25とが設けられている。水素供給系20の各機器は、燃料配管29a〜29fにより接続されている。高圧水素タンク21からの水素は、遮断弁22およびレギュレータ23を介して、アノード極P1に供給される。また、アノード極P1から排出されたアノードオフガスは、逆止弁24を介して燃料ポンプ25に流入し、燃料ポンプ25に圧送されてアノード極P1に再び導入(再循環)される。
空気供給系30は、カソード極P2の上流側に、エアポンプ31が設けられ、カソード極P2の下流側に背圧弁32が設けられている。エアポンプ31は、モータにより駆動されるスーパーチャージャ等であり、制御装置80からの信号によりモータの回転速度が制御される。空気供給系30の各機器は、エア配管39a,39bにより接続されている。背圧弁32は、制御装置80からの信号により作動する。なお、燃料電池FCに供給される空気は、図示しない加湿器により加湿される。
冷却系40は、ラジエタ41の他、サーモスタット弁42、水ポンプ43、三方電磁弁44を備えている。冷却系40の各機器は、冷却液配管49a〜49fにより接続され、冷却液配管49aには燃料電池FCの出口側冷却液温度を燃料電池FCの温度として検出する温度センサ45が設置されている。サーモスタット弁42は、燃料電池FCの暖機を促進すべく、始動後の冷機時にラジエタ41を経由させずに冷却液を循環させる。また、三方電磁弁44は、制御装置80からの信号により作動し、水ポンプ43からの冷却液を燃焼ヒータ10を経由せずに直接に燃料電池FCに供給する通常運転位置と、前記燃焼ヒータ10に供給する暖機運転位置とに切り換えられる。
暖機系50は、本実施形態の熱交換器1が組み込まれた燃焼ヒータ10を備え、この燃焼ヒータ10でアノードオフガスや水素(燃料ガス)を燃焼させ、その熱エネルギーで燃料電池FCを暖機する役割を担っている。暖機系50は、燃焼ヒータ10の他、この燃焼ヒータ10に導入されるアノードオフガスや水素とカソードオフガスとを混合する混合器52とを備えている。
また、暖機系50は、アノードオフガスを混合器52に導く第1燃料ガスライン67と、水素を混合器52に導く第3燃料ガスライン68と、カソードオフガスを混合器52に導く第1カソードオフガスライン64と、燃料電池FCの冷却液を燃焼ヒータ10に導く暖機冷却液ライン69とを有している。
第1燃料ガスライン67は、アノード極P1の下流側の燃料配管29dと混合器52とを連絡する燃料配管67a〜67cと、これら燃料配管67a〜67cにより接続された気水分離器53と、第1ガス流量制御弁54とから構成されている。第1ガス流量制御弁54は、制御装置80からの信号により作動する。気水分離器53は、燃料配管67aから流入したアノードオフガス中の水分を図示しないプレートにより分離し、混合器52側の燃料配管67bに水分が除かれたアノードオフガスを流入させ、希釈装置71側の後記の燃料配管79aに水分を含んだアノードオフガスを流入させる。燃料配管67cには、混合器52への燃料ガス供給量を検出する流量センサ55が設置されている。
第3燃料ガスライン68は、水素供給系20の燃料配管29cと第1燃料ガスライン67の燃料配管67cとを連絡する燃料配管68a,68bと、これら燃料配管68a,68bの間に介装された第3ガス流量制御弁56とから構成されている。第3ガス流量制御弁56は、制御装置80からの信号により制御される。
第1カソードオフガスライン64は、空気供給系30における背圧弁32の出口側と混合器52とを連絡するエア配管64a,64bと、これらエア配管64a,64bの間に介装された気水分離器57とから構成されている。気水分離器57は、前記気水分離器53と同様のプレート式であり、カソード極P2側のエア配管64aから流入したカソードオフガス中の水分をプレートにより分離し、混合器52側のエア配管64bに水分が除かれたカソードオフガスを流入させ、希釈装置71側の後記するエア配管78aに水分を含んだカソードオフガスを流入させる。
暖機冷却液ライン69は、前記した三方電磁弁44から供給された冷却液を燃焼ヒータ10に供給する冷却液配管69aと、燃焼ヒータ10で加熱された冷却液を燃料電池FCに供給する冷却液配管69bとから構成されている。
希釈系70は、燃焼ヒータ10に接続された希釈装置71を備えており、アノードオフガスと燃焼ヒータ10の排気ガスとをこの希釈装置71内で酸素含有ガスにより希釈して大気中に放出する役割を担っている。希釈装置71は、多孔板71aにより仕切られた貯留室71bと拡散室71cとを有している。そして、貯留室71bに流入したアノードオフガスは、多孔板71aを介して徐々に拡散室71cに流入し、拡散室71cで酸素含有ガスと混合することにより希釈された後に大気中に排出される。
また、希釈系70は、アノードオフガスを希釈装置71に導く第2燃料ガスライン79と、カソードオフガスを希釈装置71に導く第2カソードオフガスライン78とを有している。
第2燃料ガスライン79は、気水分離器53と希釈装置71の貯留室71bとを連絡する燃料配管79a,79bと、これら燃料配管79a,79bの間に介装された第2ガス流量制御弁72とから構成されている。第2ガス流量制御弁72は、制御装置80からの信号により作動する。
第2カソードオフガスライン78は、気水分離器57と希釈装置71とを連絡するエア配管78a,78bと、これらエア配管78a,78bの間に介装されたオリフィス73とから構成されている。
次に、燃料電池システムF1が搭載された車両の暖機制御について説明する。
運手者により車両のイグニッションスイッチ(図示せず)がON状態にされると、制御装置80は、暖機制御を開始する。制御装置80は、水ポンプ43からの冷却液を燃焼ヒータ10に供給する暖機運転位置に三方電磁弁44を切り替える。そして、第3ガス流量制御弁56を開弁方向へ所定量駆動させ、第1ガス流量制御弁54と第2ガス流量制御弁72とをそれぞれ閉鎖して、混合器52に、第3燃料ガスライン68および燃料配管67cを介して高圧水素タンク21の水素を導入する。このときの水素導入量は、流量センサ55によって監視される。一方、カソード極P2から排出されたカソードオフガスは、そのほぼ全量が第1カソードオフガスライン64を介して混合器52に導入される。
水素とカソードオフガス(酸素)とは、混合器52内で混合された後に燃焼ヒータ10に導入され、図1に示すように、燃焼ヒータ10内の触媒燃焼部13で、水素とカソードオフガス中の酸素とが触媒燃焼して、熱エネルギーを有する熱供給媒体(燃焼ガス)Msが生成される。生成された熱供給媒体Msは、熱交換器1へ送られる。熱交換器1では、熱供給媒体Msが熱供給管群3の各熱供給管3a〜3dの内側の熱供給媒体流路を排気管16側に向けて流れるとともに、熱回収媒体(冷却液)Mrが、冷却液配管69aを通って導入口7から供給され、熱回収管部4と各熱供給管3a〜3dとの間の熱回収媒体流路を熱供給媒体Msとは互いに逆向きに並行に流れて、排出口8から排出される。燃焼ヒータ10では、熱供給媒体Msの熱が熱供給管3a〜3dを介して熱回収媒体Mrに与えられて、熱回収媒体Mrが加熱される。加熱された熱回収媒体Mrは、冷却液配管69bおよび冷却液配管49eを介して燃料電池FCに供給される。このとき、燃料電池FCの温度を温度センサ45で監視して、燃料電池FCが発電可能となる温度に至るまで燃焼ヒータ10に水素とカソードオフガス(酸素)とを供給して暖機を続行する。暖機終了後は、三方電磁弁44を通常運転位置に駆動して、水ポンプ43からの熱回収媒体Mr(冷却液)が燃焼ヒータ10を経由せずに直接に燃料電池FCに供給されるように制御する。
なお、前記した暖機制御は一例であり、暖機時の燃料電池FCの温度に基づいて適宜変更することができる。例えば、高圧水素タンク21から水素を直接に混合器52に供給するのではなく、前記燃料電池システムF1の起動時(イグニッションスイッチをONしたとき)にアノード極P1や燃料配管29c〜29fに残留している水や不純物を排出する処理(パージ処理)を利用して、燃料電池FCから排出されるアノードオフガスを燃料として燃料電池システムF1を暖機するようにしてもよい。
このように、パージ処理のアノードオフガスを利用して暖機する場合には、制御装置80の制御により三方電磁弁44を暖機運転位置に駆動する。そして、第3ガス流量制御弁56を閉じ、第1ガス流量制御弁54を開き、第2ガス流量制御弁72を閉じて、混合器52に、アノード極P1からパージされたアノードオフガスの全量と、カソード極P2から排出されたカソードオフガスの略全量とを流入して、燃焼ヒータ10内でアノードオフガスとカソードオフガスとを触媒燃焼させて熱供給媒体Ms(熱エネルギー)を生成する。このように、従来は排出されていたアノードオフガスを燃料電池FCの暖機に利用できるので、燃料の消費量を低減できる。なお、アノードオフガスに含まれる水分は、気水分離器53内で分離され、カソードオフガスに含まれる水分は、気水分離器57内で分離されるため、燃焼ヒータ10には水分を含まないアノードオフガスとカソードオフガスとが供給され、これにより安定した燃焼が可能になる。
また、本実施形態の熱交換器1を燃焼ヒータ10に設けることにより、熱変換率を高めることができるので、車両用の燃料電池システムF1において暖機時に燃料(水素)の消費量を減らすことが可能になる。また、装置の小型化および軽量化も可能になる。
(第2実施形態)
図4は第2実施形態の熱交換器を図1のA−A線に相当する位置で切断したときの断面図である。
この熱交換器1Aは、複数(本実施形態では7つ)の熱供給管60a,60b,60c,60dで構成された熱供給管群60を有している。この熱供給管群60の基本的な構成は、前記熱供給管群3と同じであり、各熱供給管60a〜60dの幅寸法がすべて同じW1に設定されている。ただし、熱供給管60aと熱供給管60bとの間隔、熱供給管60bと熱供給管60cとの間隔、熱供給管60cと熱供給管60dとの間隔、熱供給管60dと熱回収管部4の内壁4a1との間隔が、いずれも同じ寸法Sに設定されている。
前記熱交換器1Aでは、熱回収管部4内において、各熱供給管60a〜60d間に形成される熱回収媒体流路の一部である内流路61a,61a,61b,61b,61c,61cと、外周に沿って形成される縁流路4sにそれぞれフィン63が設けられている。このフィン63は、例えば、金属板を流路断面波型(凹凸形状)に形成したものである。なお、フィン63の設置領域は、このフィン63によって熱回収媒体Mrの流れが遮断されないように、導入口7(図1参照)よりも熱回収媒体Mrの下流側、排出口8(図1参照)よりも熱回収媒体Mrの上流側の図1で示す範囲Q内に位置するように設定されている。また、この範囲Qは、必ずしも図1に示す領域に設定される範囲に限定されるものではなく、範囲Qよりも広くまたは狭く設定されていてもよい。
このように第2実施形態の熱交換器1Aでは、熱供給管群60を構成する熱供給管60a〜60dの内側に熱供給媒体Msが、各熱供給管60a〜60dと熱回収管部4との間に熱回収媒体Mrが、互いに逆向きに並行して流れるように供給される。この場合、フィン63によって熱回収管部4の流路断面積が縮小するので、熱回収媒体Mrの流速(または流量)が低減する。これにより、熱供給媒体Msから受ける熱回収媒体Mrの受熱量を大きくできるので、熱変換効率を向上できる。
(第3実施形態)
図5は第3実施形態の熱交換器を図1のA−A線に相当する位置で切断したときの断面図である。なお、第3実施形態の熱交換器1Bでは、第2実施形態の熱交換器1Aでの凹凸形状のフィン63の凹凸ピッチが、内流路61a〜61cに位置するフィン63Aと、縁流路4sに位置するフィン63Bとの間で異なっている。
すなわち、内流路61a〜61cとなる、熱供給管60aと熱供給管60bとの間のうち内流路61a、熱供給管60bと熱供給管60cとの間の内流路61b、および熱供給管60cと熱供給管60dとの間の内流路61cにそれぞれ設けられるフィン63Aの凹凸のピッチPaが、熱回収管部4内の外周の縁流路4sに設けられるフィン63Bの凹凸のピッチPbよりも広く設定されている。
このように、熱回収管部4によって形成される熱回収媒体流路の外周に対向する縁流路4sに凹凸のピッチPbが密なフィン63Bを設けることにより、熱回収媒体Mrの流速(流量)が低減されて、熱回収媒体Mrの受熱量が増加するので、熱回収媒体Mrの温度低下を防止できる。したがって、熱回収媒体Mr全体の温度分布を均一にできるので、熱変換効率を高めることが可能になる。
(第4実施形態)
図6は第4実施形態の熱交換器を示し、(a)はフィン単体を示す斜視図、(b)は熱交換器の一部拡大断面図である。なお、第4実施形態の熱交換器1Cは、第2実施形態の熱交換器1Aにおける一部のフィン63の形状を変えたものである。
すなわち、熱交換器1Cにおけるフィン63Cは、図6(a)に示すように、波型(凹凸形状)の板材63aの一面側(図6(a)における上側)に突出する各山部63a1,63a1,・・・を、その一部において波を横断する方向に沿って押し潰して凹状の閉塞部63b,63b,・・・を形成して構成したものである。このように形成されたフィン63Cは、熱回収管部4内の外周の縁流路4s(図6(b)参照)に閉塞部63bの凹面が内側すなわち熱供給管60a〜60d側を向くようにして配設される。
よって、第4実施形態の熱交換器1Cでは、熱回収媒体Mrが熱回収管部4内に流通されたときに、フィン63Cの内側では、図6(b)において○印で示すように、板材63aの各谷部63a2に熱回収媒体Mrが流通可能となり、フィン63Cの外側では、図6(b)において×印で示すように、各閉塞部63bによって熱回収媒体Mrの流れが遮断される。したがって、本実施形態では、熱回収管部4の縁流路4sにおける流路断面が縮小されるので熱回収媒体Mrの流速(流量)が低減され、縁流路4sを通る熱回収媒体Mrの温度が他の領域の流路(第3実施形態での内流路61a〜61c)を通る熱回収媒体Mrの温度より低下するのを防止でき、熱回収媒体Mr全体の温度分布を均一化できる。
なお、第2ないし第4実施形態において、凹凸形状のフィン63,63A,63B,63Cとして波型形状のものを図示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、角張った凹凸形状のフィン90を設けた熱交換器1Dであってもよい。または、図8に示すように、山型の突起部が千鳥状に配列されたフィン100を設けた熱交換器1Eであってもよい。また、各熱交換器1D,1Eでは、第3実施形態で示しように、フィン90,100の凹凸ピッチを、内流路61a〜61cに位置するフィンよりも縁流路4sに位置するフィンを狭く設定するようにしてもよい。また、熱交換器1Eでは、第4実施形態で示したように、縁流路4sに位置するフィン100の外側に対向する流路を閉塞するようにしてもよい。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、図2に示す第1実施形態の熱交換器1では、熱供給管3a〜3d間の熱回収媒体流路の幅を熱交換部5の中心に対して外側が縮小するようにした場合について説明したが、熱供給管3a〜3d間の熱回収媒体流路の幅をすべて一定にした状態で、各熱供給管3a〜3d内側の幅寸法を熱交換部5の外側から中心側に向けて縮小するように構成してもよい。
また、前記した各実施形態では、熱供給媒体Msと熱回収媒体Mrとが互いに逆向きで並行する方向に流れる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、熱供給媒体Msと熱回収媒体Mrとが互いに同じ向きで並行する方向に流れるように構成してもよい。
第1実施形態の熱交換器を備えた燃焼ヒータを示す断面図である。 図1のA−A線断面図である。 本実施形態の熱交換器を車両用の燃料電池システムに搭載したときの構成図である。 第2実施形態の熱交換器を図1のA−A線に相当する位置で切断したときの断面図である。 第3実施形態の熱交換器を図1のA−A線に相当する位置で切断したときの断面図である。 第4実施形態の熱交換器を示し、(a)はフィン単体を示す斜視図、(b)は熱交換器の一部拡大断面図である。 フィンの形状の変形例を示す断面図である。 フィンの形状の他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1,1A〜1E 熱交換器
2 筐体
3,60 熱供給管群(熱供給媒体流路)
3a〜3d,60a〜60d 熱供給管(熱供給路)
4 熱回収管部(熱回収媒体流路)
5 熱交換部
63A〜63C,90,100 フィン
63b 閉塞部
Mr 熱回収媒体
Ms 熱供給媒体

Claims (5)

  1. 熱供給媒体と熱回収媒体との間で熱交換を行う熱交換部を有し、前記熱供給媒体が流通する複数の熱供給媒体流路の周囲が、前記熱回収媒体が流通する熱回収媒体流路で覆われる熱交換器であって、
    前記熱回収媒体流路の流路断面積は、前記熱供給媒体からの受熱量に応じた大きさに設定されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記熱供給媒体流路は、その流路断面が所定の幅寸法で細長状に形成されて互いに間隔をおいてその幅方向に平行に配置された複数の熱供給路を有し、前記各熱供給路間の前記熱回収媒体流路の幅が前記熱交換部の中心に対して外側が狭くなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 熱供給媒体と熱回収媒体との間で熱交換を行う熱交換部を有し、前記熱供給媒体が流通する熱供給媒体流路の周囲が、前記熱回収媒体が流通する熱回収媒体流路で覆われる熱交換器であって、
    前記熱回収媒体流路には、断面が凹凸形状のフィンが設けられていることを特徴とする熱交換器。
  4. 前記熱供給媒体流路は、その流路断面が所定の幅寸法で細長状に形成されて互いに間隔をおいてその幅方向に平行に配置された複数の熱供給路を有し、前記熱回収媒体流路の外周に沿った前記フィンの凹凸のピッチが、前記各熱供給路間に位置する前記フィンの凹凸のピッチよりも小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記熱回収媒体流路の外周に沿った前記フィンは、前記熱回収媒体流路の外周に対向する流路を閉塞していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の熱交換器。
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