JP2006168798A - 手提げ紙袋 - Google Patents

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Shinichi Watanabe
紳一 渡邉
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Fuji Shiko KK
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Abstract

【課題】上部開口の開放時には通常の手提げ紙袋と全く同様な形態で使用でき、上部開口の閉鎖時には容積を大きく維持できる箱形形状とすることができ、しかも低コストで製作することができる手提げ紙袋を提供する。
【解決手段】底面部1から立ち上がる前後面部3及び1対の側面部4からなる、上部が開口した胴部2を有し、各側面部4の中央に上下方向の中央折り線5がそれぞれ形成された手提げ紙袋であって、側面部4の上端縁4aから該側面部の幅寸法Wの略1/2の寸法下がった高さ位置に、胴部(2)全周に亘る全周折り線9を形成し、各中央折り線5の上端と、側面部4における全周折り線9の両端との間に斜め折り線10をそれぞれ形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、手提げ紙袋に関し、さらに詳細には、上部開口を必要に応じて開閉することができる手提げ紙袋に関する。
手提げ紙袋は上部開口が開放したままのものが一般的であり、収容物の量が多くなるとどうしても上の方にある物が外部から見えてしまう。また、収容物の量が多くなくとも、持ち運んでいるときは上部開口が閉じるが、床や椅子などに置くと紙袋の性質上、上部開口が自然と開いてしまう。収容物によっては人に見られるのが嫌な物もあり、また外気に触れるのが好ましくない物もある。
このようなことから、上部開口を開閉できるようにした手提げ紙袋が提案されている(例えば特許文献1参照)。しかし、従来、提案されている開閉式の手提げ紙袋の多くは、その胴部を形成する前後面部の上部を接近させ、側面から見たら略二等辺三角形となるようにすぼめるようにしている。その結果、上部開口の閉鎖時には側面部も折り畳まれることとなり、容積が極めて減少してしまう。
上部開口を矩形の蓋体で閉鎖するようにした手提げ紙袋も提案されている(特許文献2参照)。この手提げ紙袋によれば、矩形の蓋体で胴部が箱形形状に保持されるので、容積減少の問題は解消される。しかし、蓋体は胴部と別体となっているので、製作コストが高くなり、また蓋体の紛失というような問題も生じる。
実開平5−54290号公報 特開2004−196363号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、上部開口の開放時には通常の手提げ紙袋と全く同様な形態で使用でき、上部開口の閉鎖時には容積を大きく維持できる箱形形状とすることができ、しかも低コストで製作することができる手提げ紙袋を提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、底面部(1)からそれぞれ立ち上がる前後面部(3)及び1対の側面部(4)からなる、上部が開口した胴部(2)を有し、前記各側面部(4)の中央に上下方向の中央折り線(5)がそれぞれ形成された手提げ紙袋であって、
前記側面部(4)の上端縁(4a)から該側面部の幅寸法(W)の略1/2の寸法下がった高さ位置に、前記胴部(2)全周に亘る全周折り線(9)を形成し、
前記各中央折り線(5)の上端と、前記側面部(4)における前記全周折り線(9)の両端との間に斜め折り線(10)をそれぞれ形成したことを特徴とする手提げ紙袋にある。
上記手提げ紙袋において、前記前後面部(3)の少なくとも一方の上部に、上端縁(3a)が前記側面部(4)の上端縁(4a)よりも高くなっている立ち上がり片(11)を形成した構造とするとよい。また、前記前後面部(3)と前記側面部(4)との境界をなす稜線(7)の上端に切り込み(12)を入れるとよい。提げ手(13)は、前記前後面部(3)の前記全周折り線(9)の下方又は上方に取り付けられている。
この発明による手提げ紙袋を閉鎖箱形形状にするには、図1の上部が開口した箱形状態において、両側面部(4)の全周折り線(9)よりも上方部分を、当該折り線(9)に沿って外側に折り曲げる。この折り曲げ操作によって、図3に示すように、前後面部(3)の全周折り線(9)よりも上方部分(3b)が当該折り線(9)に沿って内側に折り曲げられるとともに、両側面部(4)の斜め折り線(10)よりも上方部分が当該折り線(10)に沿って内側に折り曲げられる。これにより、前後面部(3)の上方部分(3b)による上部開口を閉鎖する蓋が形成されるとともに、側面部(4)の上端に二等辺三角形の張出し片(15)が形成される。そして、図4に示すように、張出し片(15)を側面部(4)側に折り曲げると、全体に箱形形状をなす手提げ紙袋となる。
この発明によれば、上部開口の開放時には通常の手提げ紙袋と全く同様な形態で使用でき、上部開口の閉鎖時には容積を大きく維持できる箱形形状とすることができ、しかも低コストで製作することができる。
この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この発明による手提げ紙袋を示し、上部開口を開放させ全体を箱形とした状態を示す斜視図である。手提げ紙袋は、外形形状は従来のそれとほぼ同様であり、底面部1から立ち上がり、上部が開口した胴部2を有している。胴部2は前後面部3(符号は一方にのみ付す)と、1対の側面部4(符号は一方にのみ付す)とからなっている。
各側面部4の中央に上下方向に形成された中央折り線5、胴部2の下部にその半周に亘って形成された折り線6、及び各側面部4における折り線6の端から側面部4と前後面部3との境界をなす稜線7の下端にかけて形成された斜め折り線8は、従来と同様のものである。したがって、胴部2を折り線5に沿って折り畳み、同時に底部1を折り線6,8に沿って前後面部の一方側(符号3で示される側)に折り畳むことができる。
この発明によれば、側面部4の幅寸法をWとすると、側面部4の上端縁4aからW/2の寸法下がった高さ位置に、胴部2の全周に亘る全周折り線9が形成されている。また、中央折り線5の上端と、側面部4における全周折り線9の両端との間に斜め折り線10がそれぞれ形成されている。前後面部3の上部にはその上端縁3aが、側面部4の上端縁4aよりも高くなっている立ち上がり片11がそれぞれ形成されている。
さらに、稜線7の上端部には適宜長さの切り込み12が形成されている。図示の実施形態では、提げ手13となる紐などの部材は、全周折り線9の下方における前後面部3に穴14を形成して取り付けられているが、全周折り線9の上方に取り付けることもできる。
図2は、この発明による手提げ紙袋を通常のものと同様に使用する状態を示す斜視図である。すなわち、側面部4がその中央折り線5及び斜め折り線8に沿って内側に折り曲げられた状態である。手提げ紙袋が折り畳まれた状態から、胴部2を立ち上げると自然とこの状態になる。この使用状態は通常の手提げ紙袋と何ら異なるところがない。
図3は、この発明による手提げ紙袋を閉鎖箱形形状として使用する場合の手順を示す斜視図、図4は箱形形状とされた手提げ紙袋を示す斜視図である。閉鎖箱形形状にするには、図1の上部が開口した箱形状態において、両側面部4の全周折り線9よりも上方部分を指でつまんで、当該折り線9に沿って外側に折り曲げる。この折り曲げ操作によって、図3に示すように、前後面部3の全周折り線9よりも上方部分3bが当該折り線9に沿って内側に折り曲げられるとともに、両側面部4の斜め折り線10よりも上方部分が当該折り線10に沿って内側に折り曲げられる。
これにより、前後面部3の上方部分3bによる蓋が形成されるとともに、側面部4の上端に二等辺三角形の張出し片15が形成される。この状態で、前後面部3の各立ち上がり片11は互いに重なり合い、胴部2の上部開口は完全に閉鎖される。そして、図4に示すように、張出し片15を側面部4側に折り曲げると、全体に箱形形状をなす手提げ紙袋となる。
胴部2を構成する紙の紙厚が薄い場合、張出し片15は図3の状態に復元しようとする。この場合、図4の状態で側面部4の上部両端間を手で挟んで前後面部3を幾分か互いに接近させると、切り込み12,12が互いに嵌り合い、張出し片15の折り曲がった状態が保持される。なお、胴部2を形成する紙厚を厚くした場合は、張出し片15の折り曲がった状態が保持されるので、切り込みは必ずしも入れなくともよい。
上記のように手提げ紙袋を箱形形状とすることにより、大きな容積を保つことができる。また、前後面部3の一部である蓋3b,3bによって上部開口が閉鎖されるので、収容物が見られることがない。さらに、箱形形状であるのでケーキなどの菓子類をそのまま収容しても形くずれが生じることがない。箱形形状にして贈答品などを入れたものを、そのまま相手に渡しても違和感がない。
上記実施形態は例示にすぎず、この発明は種々の改変が可能である。
(1) 立ち上がり片11は必ずしも設ける必要がない。設ける場合であっても、前後面部の一方に設けるようにしてもよい。
(2) 上記したところではあるが、切り込み12は紙厚などの紙の特性に応じて設ければよい。切り込み12を入れる場合であっても、上記実施形態のように側面部4の両側の稜線7双方に設ける必要はなく、いずれか一方の側の稜線7にのみ設けるようにしてもよい。
(3) 張出し片15は、蓋3b側に折り曲げるようにしてもよい。この場合、張出し片15の先端を接着テープで蓋3bに止めるようにしてもよいし、蓋3bに張出し片15の先端を差し込む切り込みを設けるようにしてもよい。この点は張出し片15を側面部4側に折り曲げる場合も同様である。すなわち、切り込み12を設けることなく、張出し片15の先端を接着テープで側面部4に止めるようにしてもよいし、側面部4に張出し片15の先端を差し込む切り込みを形成するようにしてもよい。
(4) 手提げ紙袋の材質は紙そのものである場合はもちろん、表面にラミネートフィルムを加工したものでもよく、この場合も本発明に包含されることはいうまでもない。
この発明による手提げ紙袋を示し、上部開口を開放させ全体を箱形とした状態を示す斜視図である。 この発明による手提げ紙袋を通常のものと同様に使用する状態を示す斜視図である。 この発明による手提げ紙袋を閉鎖箱形形状として使用する場合の手順を示す斜視図である。 箱形形状とされた手提げ紙袋を示す斜視図である。
符号の説明
1 底部
2 胴部
3a 上端縁
3a 上方部分
3b 蓋
3b 上方部分(蓋)
4 側面部
4a 上端縁
5 中央折り線
6 折り線
7 稜線
8 斜め折り線
9 全周折り線
10 斜め折り線
11 立ち上がり片
12 切り込み
13 提げ手
15 張出し片

Claims (4)

  1. 底面部(1)からそれぞれ立ち上がる前後面部(3)及び1対の側面部(4)からなる、上部が開口した胴部(2)を有し、前記各側面部(4)の中央に上下方向の中央折り線(5)がそれぞれ形成された手提げ紙袋であって、
    前記側面部(4)の上端縁(4a)から該側面部の幅寸法(W)の略1/2の寸法下がった高さ位置に、前記胴部(2)全周に亘る全周折り線(9)を形成し、
    前記各中央折り線(5)の上端と、前記側面部(4)における前記全周折り線(9)の両端との間に斜め折り線(10)をそれぞれ形成したことを特徴とする手提げ紙袋。
  2. 前記前後面部(3)の少なくとも一方の上部に、上端縁(3a)が前記側面部(4)の上端縁(4a)よりも高くなっている立ち上がり片(11)を形成したことを特徴とする請求項1記載の手提げ紙袋。
  3. 前記前後面部(3)と前記側面部(4)との境界をなす稜線(7)の上端に切り込み(12)を入れたことを特徴とする請求項1又は2記載の手提げ紙袋。
  4. 提げ手(13)は、前記前後面部(3)の前記全周折り線(9)の下方又は上方に取り付けられていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の手提げ紙袋。
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