JP2006166265A - アンテナ装置及び無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 筐体に設置されるアンテナ装置に関し、人体によるアンテナ特性の劣化を防止する。
【解決手段】 第1の筐体部(6)に設置されるアンテナと(12)、第1の筐体部に連結された第2の筐体部(8)に設置され、アンテナとの容量性結合によりアンテナ機能が得られる無給電素子(14)と、第2の筐体部(8)に設置されて無給電素子(14)から第2の筐体部(8)の一面側への放射を抑制する導体(プリント基板36)とを備えた構成である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、筐体に折畳み構造、ターン構造、スライド構造等を備える携帯電話機等、各種の無線通信装置に用いられるアンテナ装置に関し、例えば、筐体部の開閉操作により放射パターンが切り換えられるアンテナ装置及び無線通信装置に関する。
携帯電話機等、各種の無線通信装置に用いられるアンテナに関し、そのアンテナ特性の評価に放射効率が用いられている。この放射効率は、アンテナと接地導体(GND)との距離や整合回路等によって変化するので、放射効率の調整によってアンテナ特性の改善は比較的容易であるが、人体に近接して用いられる無線通信装置では、人体が放射パターンに影響を与えることが知られている。
従来、折畳み構造を備える無線通信装置に関し、アンテナとともに、無給電素子となる導体を備えたものが例えば、特許文献1に開示されている。これは、筐体を折り畳んだ状態ではアンテナ特性が著しく劣化することを改善するために提案されたものである。第1の筐体と第2の筐体とが備えられ、第1の筐体に設置されたアンテナは、第1及び第2の筐体が折り畳まれたとき、第1及び第2の筐体の間に位置し、また、第2の筐体に設置された無給電素子は、第1及び第2の筐体が折り畳まれたとき、アンテナと平行に配置される。このようなアンテナと無給電素子とを、第1及び第2の筐体が折り畳まれた状態で電気的に関係させて無給電素子をアンテナとして動作させ、二素子アンテナの構成としている。
特開平10−84406
ところで、携帯電話機等の無線通信装置において、二素子アンテナとして動作させる構成(特許文献1)では、折り畳まれた状態でのアンテナ特性の改善が成されたとしても、第1及び第2の筐体が開かれた状態ではアンテナ特性の改善はなく、人体の頭部に密着して用いられる状況では、人体が放射パターンに影響することとなる。
このような課題について、特許文献1にはその開示はなく、その課題解決のための構成やその示唆はない。
そこで、本発明は、筐体に設置されるアンテナ装置に関し、人体によるアンテナ特性の劣化を防止することを第1の目的とする。
また、本発明は、筐体に内蔵されるアンテナ装置に関し、筐体の開閉、ターン、スライド等の操作によって放射パターンを変化させることを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のアンテナ装置は、第1の筐体部に設置されるアンテナと、前記第1の筐体部に連結された第2の筐体部に設置され、前記アンテナとの容量性結合によりアンテナ機能が得られる無給電素子と、前記第2の筐体部に設置されて前記無給電素子から前記第2の筐体部の一面側への放射を抑制する導体とを備えた構成である。
斯かる構成において、第1の筐体部と第2の筐体部とは連結された構成である。第1の筐体部に設置されたアンテナは無線信号の送信又は受信に用いられる。第2の筐体部に設置された無給電素子は、第1の筐体部側のアンテナとの容量性結合により、アンテナとして機能する。アンテナのみからなる放射パターンに対し、無給電素子がアンテナ機能を持つことにより、無給電素子から放射が得られ、その放射パターンがアンテナの放射パターンに重畳して変形される。そして、第2の筐体部に設置された導体で、無給電素子からの放射に対し、第2の筐体部の一面側への放射が抑制される。従って、無給電素子からの放射が得られるとともに、導体による放射の抑制により、アンテナ特性が改善されるとともに、放射効率に対する人体の影響を軽減できる。
上記目的を達成するためには、前記無給電素子は、前記アンテナとの容量性結合により、電流が流れる構成としてもよい。斯かる構成とすれば、無給電素子にはアンテナとの容量性結合により電流が流れ、アンテナ側への電流集中が回避される。無給電素子側にも放射パターンが形成されることになる。この結果、手に握られる第1の筐体部側の放射パターンに対する人体の影響が回避される。
上記目的を達成するためには、前記無給電素子は、前記アンテナの端部が接近することにより、前記アンテナと容量性結合が得られる構成としてもよい。斯かる構成とすれば、電圧分布が高く、電流分布が低い部分で容量性結合を行うことができ、アンテナと無給電素子との電気的な結合が密になる。
上記目的を達成するためには、前記導体は、前記無給電素子からの放射に対し、反射部として機能する構成としてもよい。斯かる構成とすれば、無給電素子に対し、導体が反射部として機能するので、無給電素子からの放射を増加させることができるとともに、人体側への放射を抑制できる。
上記目的を達成するため、本発明の無線通信装置は、第1及び第2の筐体部を備えた無線通信装置であって、前記第1の筐体部に設置されるアンテナと、前記第1の筐体部に連結された第2の筐体部に設置され、前記アンテナとの容量性結合によりアンテナ機能が得られる無給電素子と、前記第2の筐体部に設置されて前記無給電素子から前記第2の筐体部の一面側への放射を抑制する導体とを備えた構成である。
斯かる構成は、既述のアンテナ装置を搭載した無線通信装置を構成している。既述の通りの機能を備えたアンテナ装置が搭載された無線通信装置では、無給電素子側にも放射パターンが形成されるとともに、第1の筐体部側の電流集中を回避でき、しかも、第2の筐体部の一面側への放射を抑制し、人体の放射パターンへの影響を回避でき、放射効率等、アンテナ特性を改善できるので、無線通信の通信品質を向上させることができる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 本発明のアンテナ装置によれば、アンテナとの容量性結合によって無給電素子がアンテナ機能を持ち、無給電素子からの放射が加わって放射パターンが得られるとともに、電流の分散化を図ることができ、人体の放射パターンに対する影響を抑制でき、SARの低減を図ることができる。
(2) 本発明の無線通信装置によれば、既述のアンテナ装置を搭載しているので、電流の分散化を図ることができ、人体の放射パターンに対する影響の抑制等により、アンテナ特性が改善されるので、通信品質を向上させることができる。
第1の実施形態
本発明のアンテナ装置及び無線通信装置の第1の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、携帯電話機の筐体部を開いて背面側から示した図であり、図2は、その携帯電話機を開いて前面側から示した図である。
無線通信装置の一例である携帯電話機2は例えば、折畳み構造を持つ筐体4を備えており、この筐体4は、第1の筐体部6と第2の筐体部8とをヒンジ部10で連結し、ヒンジ部10の軸部を中心に屈曲可能に構成されている。筐体部6、8は例えば、絶縁性合成樹脂で形成されている。この場合、筐体部6を固定部とすれば、筐体部8は可動部となり、筐体部8を固定部とすれば、筐体部6が可動部となる。
筐体部6にはアンテナ12が設置され、このアンテナ12の先端部は開かれた筐体部8の背面側に重なるように、筐体部8側に突出している。また、筐体部8の内部には、帯状の無給電素子14が背面表示部16の表示素子(LCD:Liquid Crystal Display)を避けて搭載されている。無給電素子14とアンテナ12との位置関係は、アンテナ12の先端部が無給電素子14の一部に重なるように配置されている。即ち、筐体部6、8が開かれることにより、アンテナ12が無給電素子14に重なる位置関係が維持されると、両者は容量性結合される。即ち、筐体部6、8が閉じられている場合には、アンテナ12のみでアンテナ装置が構成され、また、筐体部6、8が開かれている場合には、アンテナ12と無給電素子14との容量性結合によって無給電素子14がアンテナ機能を持つことにより、アンテナ12及び無給電素子14の二素子からなるアンテナ装置が構成される。
アンテナ12は、無給電素子14に対してメインアンテナを構成しており、ホイップアンテナ、ヘリカルアンテナ、モノポールのような線状アンテナ、逆Fや逆Lアンテナのような板金アンテナ、誘電体上に導体を配置した誘電体アンテナ等、何れのアンテナで構成してもよい。また、無給電素子14は、導体であればよく、例えば板金、導電テープ、蒸着導体等、導電性の物質であればよい。
また、筐体部6の前面側には、複数のキーからなる入力操作部18が設置され、筐体部8の前面側には、前面表示部20等が設置されている。前面表示部20は、既述の表示素子(LCD)で構成されている。
次に、無給電素子について、図3を参照して説明する。図3は、無給電素子の構成例を示している。
この実施形態では、筐体部8の背面ケース部22の内面部に無給電素子14が設置され、この無給電素子14は帯状導体で形成されている。24は、背面表示部16の表示窓部である。無給電素子14の長さLは、無線信号に共振する長さとして例えば、無線信号波長の2分の1の長さ又はその近傍値であればよい。
次に、携帯電話機の内部構造について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、開いた状態の携帯電話機の内部構造を示す図、図5は、閉じた状態の携帯電話機の内部構造を示す図である。
筐体部6には、入力操作部18や送受信部等が搭載される配線部材として例えば、プリント基板26が搭載され、このプリント基板26に隣接してアンテナ12が搭載されている。アンテナ12は例えば、直線状の導体部28とコイル部30とから構成されており、両者の中間部に給電部32が設定されている。給電部32に接続される送受信部が無線信号の送信時には信号源を構成する。
また、筐体部8には、前面表示部20の表示素子34等が搭載される配線部材として例えば、プリント基板36が搭載されており、このプリント基板36は無給電素子14の前面側を覆うように設置されている。このプリント基板36は、配線導体や接地導体等を含んでいることから、無給電素子14の前面側を覆う遮蔽部材としての導体を構成している。また、プリント基板36とプリント基板26とは、ヒンジ部10を跨がって配設された配線導体として例えば、フレキシブル基板38を以て電気的に結合されている。プリント基板26、36の接地導体は同電位に設定されている。
そして、図4に示すように、筐体部6、8を開いた状態では、アンテナ12のコイル部30が無給電素子14に近接し、両者間が容量性結合状態となる。また、図5に示すように、筐体部6、8が閉じられた状態(折畳み状態)では、アンテナ12のコイル部30が無給電素子14から離れ、両者間は非結合状態となる。しかも、無給電素子14とアンテナ12との間には、導体と見做し得るプリント基板26、36が介在し、これらが両者を電気的に非結合化する遮蔽部材を構成し、しかも、無給電素子14は、送受信部やプリント基板26、36の接地導体に接続されていない。このため、筐体部6、8の折畳み状態では、無給電素子14はアンテナ12と電気的に無関係な状態(電気的な浮遊状態)に維持される。斯かる構成から、無給電素子14は、中心部に給電部を持つダイポールアンテナと見做すことができる。
そこで、この無給電素子14とアンテナ12との結合関係について、図6を参照して説明する。図6は、ダイポールアンテナの動作を示している。
図6において、(A)はダイポールアンテナの電流分布i及び電圧分布vを示し、(B)はダイポールアンテナの給電を示している。ダイポールアンテナでは、電流分布iが最大(即ち、インピーダンスが最小)のエレメントの中央部に給電ケーブルを接続して給電するのが一般的である。電流分布iと電圧分布vとの位相差φは90°(φ=λ/4)であるので、エレメント40の中央部付近の電界Eは最小となる。電界Eが最小となる部分では、容量性結合が得難い条件である。これに対し、エレメント40の端部では、電圧分布vが最大となり、電界Eが最大となる。即ち、エレメント40の端部は、容量性結合がし易い条件が成立する。そこで、このような原理に基づき、ダイポールアンテナと見做すことができる無給電素子14に対し、その端部近傍にアンテナ12の端部を隣接させることにより、両者間には容易に容量性結合が得られる。そこで、無給電素子14の搭載位置は、筐体4を開いた場合にアンテナ12と最接近する場所が好ましいが、既述の条件により、両者は容易に容量性結合が得られることから、無給電素子14にアンテナ機能が得られる位置であればよい。
次に、アンテナ装置の動作について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、筐体を閉じた状態のアンテナ動作を示す図、図8は、筐体を開いた状態のアンテナ動作を示す図である。
無給電素子14が搭載されていても、図7の(A)に示すように、筐体部6、8が折り畳まれると、無給電素子14が既述した通り、電気的に浮遊状態となり、しかも、アンテナ12と無給電素子14との間には、導体と見做し得るプリント基板26、36が介在することから、無給電素子14は、アンテナ12と無関係な状態となる。この場合、アンテナ装置は、図7の(B)に示す等価回路に記載の通り、アンテナ12のみで構成されることになる。42は、アンテナ12の給電部32に接続された送受信部を示す。
また、図8の(A)に示すように、筐体部6、8が開いた状態では、無給電素子14がアンテナ12の先端部に近接し、アンテナ12との容量性結合が生起する。この場合、アンテナ12と無給電素子14とは、図8の(B)に示す等価回路の通り、キャパシタンスCを介在させた結合、即ち、容量性結合が得られる。キャパシタンスCは、アンテナ12のコイル部30と無給電素子14との間の空間により構成され、具体的には、筐体部8を構成する材料、アンテナ被覆、空気等を誘電体として構成される。
このような容量性結合によれば、アンテナ12からのエネルギの100%を無給電素子14に移すことは不可能であるにしても、その大半のエネルギを無給電素子14に転移させることができる。この結果、容量性結合状態にあるアンテナ12とともに、無給電素子14にアンテナ機能が得られる。
次に、携帯電話機における電流分布について、図9を参照して説明する。図9は、無給電素子の搭載の有無における電流分布を示す図であり、(A)は無給電素子を搭載していない携帯電話機、(B)はそのb−b部分での電流分布、(C)は無給電素子を搭載した携帯電話機、(D)はそのd−d部分での電流分布である。
図9の(A)に示すように、無給電素子14が搭載されていない携帯電話機2について、b−b部分での電流分布は、図9の(B)に示すように、アンテナ12の搭載部に集中している。即ち、筐体部6を把持した場合、放射効率や電磁波吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)に人体が大きく影響することになる。
また、図9の(C)に示すように、無給電素子14が搭載された携帯電話機2について、d−d部分での電流分布は、図9の(D)に示すように、無給電素子14の搭載部側に分散している。即ち、筐体部6を把持しても、放射効率や電磁波吸収率(SAR)に対する人体の影響が軽減される。
次に、携帯電話機における放射パターンについて、図10を参照して説明する。図10は、無給電素子の搭載の有無における放射パターンを示す図である。図10において、Aは無給電素子14を搭載した場合の放射パターン、Bは無給電素子を搭載しない場合の放射パターンを示している。
無給電素子14が設置された場合には、無給電素子14を設置しない場合に比較し、筐体部8側に放射パターンの膨らみがあり、しかも、筐体部8に設置されたプリント基板36のシールド機能が働き、前面放射が抑制されるとともに、プリント基板36が反射部として機能し、背面放射を増大させている。
次に、放射パターンと人体との関係について、図11及び図12を参照して説明する。図11は、通話中の放射パターンを示す図であり、図12は、無給電素子を設置した場合の効果を示す図である。
既述の放射パターン(図10のA)を通話状態の携帯電話機2に重畳させると、図11に示すように、人体側への放射R1 が小さく、人体と反対方向の放射R2 が大きいことが理解できるであろう。この場合、筐体部8側のプリント基板36のシールド機能や反射機能が働いていることは勿論であり、しかも、筐体部6から筐体部8への電流分散により、放射に対する人体の頭部の影響が低減されている。しかも、SARも改善されることになる。
そして、実験結果によれば、図12に示すように、無給電素子14を搭載した場合の改善は著しく、改善効果として通話状態での人体の影響量は最大約3〔dB〕程度改善され、SARが最大約60〔%〕程度改善されたことが確認された。
また、このようなアンテナ装置を搭載した携帯電話機等、無線通信装置では、通話が明瞭化する等、通信品質が高められることが確認された。
第2の実施形態
本発明のアンテナ装置及び無線通信装置の第2の実施形態について、図13、図14及び図15を参照して説明する。図13は、筐体にターン構造を持つ携帯電話機のターン途上を示す図、図14はターン前の内部構造を示した図、図15はターン後の内部構造を示した図である。図13〜図15に示す携帯電話機において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してある。
この実施形態に係る携帯電話機2はターン構造を持つ筐体4を備えており、この筐体4は、第1の筐体部6と第2の筐体部8とを備えるとともに、これら筐体部6と筐体部8とを支持軸11で旋回可能に連結したものである。そこで、筐体部8は、筐体部6に重ねられた状態から、図13に矢印A、Bで示すように、例えば、180度の角度範囲で回転させると、筐体部6から筐体部8を伸長させた状態となり、これは図2に示す携帯電話機2と同様の形態となる。
このように筐体4にターン構造を持つ携帯電話機2において、筐体部6側にアンテナ12を内蔵させ、筐体部8側に無給電素子14及びプリント基板36を設置した構造とすれば、図14に示すように、ターン前の状態ではアンテナ12のコイル部30が無給電素子14から離れ、両者間は非結合状態となる。この場合、プリント基板26、36はフレキシブル基板38を介在させて接続されており、その接地導体が同電位に維持される。このため、無給電素子14は、プリント基板26、36でシールドされる。また、筐体部8を旋回させて筐体部6から伸長させた状態では、図15に示すように、アンテナ12のコイル部30が無給電素子14に接近し、両者間が容量性結合状態となる。この状態は第1の実施形態と同様である。このように、筐体4にターン構造を持つ携帯電話機2においても、第1の実施形態と同様の効果が得られるものである。
第3の実施形態
本発明のアンテナ装置及び無線通信装置の第3の実施形態について、図16、図17及び図18を参照して説明する。図16は、筐体にスライド構造を持つ携帯電話機のスライド途上を示す図、図17はスライド前の内部構造を示した図、図18はスライド後の内部構造を示した図である。図16〜図18に示す携帯電話機において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してある。
この実施形態に係る携帯電話機2はスライド構造を持つ筐体4を備えており、この筐体4は、筐体部6と筐体部8とをスライド支持部13でスライド可能に連結したものである。そこで、筐体部8は、図16に二点鎖線で示すように、筐体部6に重ねられた状態から、矢印C、Dで示すように、筐体部6上でスライドさせると、筐体部6から筐体部8を伸長させた状態となり、これは図2に示す携帯電話機2と同様の形態となる。
このように筐体4にスライド構造を持つ携帯電話機2において、筐体部6側にアンテナ12を内蔵させ、筐体部8側に無給電素子14及びプリント基板36を設置した構造とすれば、図17に示すように、スライド前の状態ではアンテナ12のコイル部30が無給電素子14と近接しているものの、無給電素子14がプリント基板26、36で挟まれてシールドされているため、無給電素子14とアンテナ12とは非結合状態となる。この場合、図示していないが、プリント基板26、36はフレキシブル基板等によって接続されて各接地導体が同電位に維持され、スライド前の筐体4において、無給電素子14がシールドされる。また、筐体部8をスライドさせて筐体部6から伸長させた状態では、図18に示すように、アンテナ12のコイル部30が無給電素子14に接近し、両者間が容量性結合状態となる。この場合、第1の実施形態と同様に、シールドから無給電素子14が開放されている。このように、筐体4にスライド構造を持つ携帯電話機2においても、第1の実施形態と同様の効果が得られるものである。
なお、筐体4には、第1の実施形態に係る折畳み構造と第2の実施形態に係るターン構造とを組み合わせることにより、ターンと折畳みにより、筐体部8の面部を反転させて筐体部6上に重ね合わせることができる構造を用いることができる。このような筐体4にターン及び折畳み構造を持たせた携帯電話機においても、第1〜第3の実施形態と同様の効果が得られるものであり、本発明は筐体4の構造に限定されるものではない。
以上説明した実施形態について、その特徴事項や変形例を以下に列挙する。
(1) 上記実施形態では、携帯電話機を例示したが、本発明は、携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)、ラジオ受信機、無線通信機能を持つパーソナルコンピュータ、無線通信機能を持つゲーム機器等、各種の無線通信装置に適用できるものであり、実施形態の携帯電話機に限定されるものではない。
(2) 上記実施形態では、アンテナ12の先端部を筐体部6から突出させているが、突出させていない形態のアンテナを用いてもよい。
(3) 上記実施形態において、アンテナ12は伸縮する形態としてもよい。
(4) 上記実施形態において、筐体4に折畳み構造、ターン構造又はスライド構造を採用したことにより、無給電素子14との容量性結合を切り換える構成としているが、例えば、伸縮性を持つアンテナ12と無給電素子14との距離を変化させることにより、容量性結合を切り換え、又は容量性結合の度合いを調整させる構成としてもよい。
(5) 上記実施形態では、無給電素子14を筐体部8の内側に形成したが、筐体部8の外側に設置してもよい。その場合、無給電素子14は筐体部8や背面ケース部22の外面部に導体印刷や、絶縁体で形成される筐体部8や背面ケース部22のインサート成形等により導体を設置すればよい。
(6) 上記実施形態では、筐体部6にアンテナ12、筐体部8に無給電素子14を設置したが、筐体部6に無給電素子14、筐体部8にアンテナ12を設置しても同様の効果が得られる。
次に、以上述べた本発明のアンテナ装置及び無線通信装置の各実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 第1の筐体部に設置されるアンテナと、
前記第1の筐体部に連結された第2の筐体部に設置され、前記アンテナとの容量性結合によりアンテナ機能が得られる無給電素子と、
前記第2の筐体部に設置されて前記無給電素子から前記第2の筐体部の一面側への放射を抑制する導体と、
を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
(付記2) 前記無給電素子は、前記アンテナとの容量性結合により、電流が流れる構成としたことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記3) 前記無給電素子は、前記アンテナの端部が接近することにより、前記アンテナと容量性結合が得られる構成としたことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記4) 前記導体は、前記無給電素子からの放射に対し、反射部として機能する構成としたことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記5) 前記導体は、前記第2の筐体部に設置された基板で構成したことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記6) 前記第2の筐体部の背面側に無給電素子、前記第2の筐体部の前面側に導体を備える構成としたことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記7) 前記第1の筐体部と前記第2の筐体部との位置により、前記無給電素子と前記アンテナとの容量性結合が切り換えられる構成としたことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記8) 前記第1の筐体部と前記第2の筐体部との位置により、前記無給電素子と前記アンテナの端部との距離を変化させ、両者間の容量性結合が切り換えられる構成としたことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記9) 前記無給電素子は、放射させる電波の持つ波長の2分の1の長さ又はその近傍長さを持つことを特徴とする付記1記載のアンテナ装置。
(付記10) 第1及び第2の筐体部を備えた無線通信装置であって、
前記第1の筐体部に設置されるアンテナと、
前記第1の筐体部に連結された第2の筐体部に設置され、前記アンテナとの容量性結合によりアンテナ機能が得られる無給電素子と、
前記第2の筐体部に設置されて前記無給電素子から前記第2の筐体部の一面側への放射を抑制する導体と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。
(付記11) 前記無給電素子は、前記アンテナとの容量性結合により、電流が流れる構成としたことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記12) 前記無給電素子は、前記アンテナの端部が接近することにより、前記アンテナと容量性結合が得られる構成としたことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記13) 前記導体は、前記無給電素子からの放射に対し、反射部として機能する構成としたことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記14) 前記導体は、前記第2の筐体部に設置された基板で構成したことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記15) 前記第2の筐体部の背面側に無給電素子、前記第2の筐体部の前面側に導体を備える構成としたことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記16) 前記第1の筐体部と前記第2の筐体部との位置により、前記無給電素子と前記アンテナとの容量性結合が切り換えられる構成としたことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記17) 前記第1の筐体部と前記第2の筐体部との位置により、前記無給電素子と前記アンテナの端部との距離を変化させ、両者間の容量性結合が切り換えられる構成としたことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記18) 前記無給電素子は、放射させる電波の持つ波長の2分の1の長さ又はその近傍長さを持つことを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、携帯電話機等、各種の無線通信装置に用いられるアンテナ装置に関し、例えば、筐体部の操作により放射パターンが切り換えられるとともに、電流分布を分散させることができ、人体の放射特性に対する影響を抑制し、優れたアンテナ特性を実現でき、無線通信装置に搭載されて通信品質を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機を示す図である。 携帯電話機を開いて前面側から示した図である。 無給電素子の構成例を示す図である。 開いた状態の携帯電話機の内部構造を示す図である。 閉じた状態の携帯電話機の内部構造を示す図である。 ダイポールアンテナの動作を示す図である。 筐体を閉じた状態のアンテナ動作を示す図である。 筐体を開いた状態のアンテナ動作を示す図である。 無給電素子の搭載の有無における電流分布を示す図である。 無給電素子の搭載の有無における放射パターンを示す図である。 通話中の放射パターンを示す図である。 無給電素子を設置した場合の効果を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機を示す図である。 筐体部をターンさせる前の携帯電話機の内部構造を示す図である。 筐体部をターンさせた後の携帯電話機の内部構造を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機を示す図である。 筐体部をスライドさせる前の携帯電話機の内部構造を示す図である。 筐体部をスライドさせた後の携帯電話機の内部構造を示す図である。
符号の説明
2 携帯電話機
6 第1の筐体部
8 第2の筐体部
12 アンテナ
14 無給電素子
36 プリント基板(導体)

Claims (5)

  1. 第1の筐体部に設置されるアンテナと、
    前記第1の筐体部に連結された第2の筐体部に設置され、前記アンテナとの容量性結合によりアンテナ機能が得られる無給電素子と、
    前記第2の筐体部に設置されて前記無給電素子から前記第2の筐体部の一面側への放射を抑制する導体と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記無給電素子は、前記アンテナとの容量性結合により、電流が流れる構成としたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記無給電素子は、前記アンテナの端部が接近することにより、前記アンテナと容量性結合が得られる構成としたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  4. 前記導体は、前記無給電素子からの放射に対し、反射部として機能する構成としたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 第1及び第2の筐体部を備えた無線通信装置であって、
    前記第1の筐体部に設置されるアンテナと、
    前記第1の筐体部に連結された第2の筐体部に設置され、前記アンテナとの容量性結合によりアンテナ機能が得られる無給電素子と、
    前記第2の筐体部に設置されて前記無給電素子から前記第2の筐体部の一面側への放射を抑制する導体と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
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