JP2006164431A - テープカートリッジ - Google Patents

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    • G11B23/08714Auxiliary features

Abstract

【課題】ラベルの貼りかえを行わなくても管理情報の変更が可能なテープカートリッジを提供する。
【解決手段】ケース2と、ケース2内に収納された磁気テープ6とを含むテープカートリッジ1であって、スライドまたは回転可能にケース2に設けられ、ケース2の外側から見える表示部3hを備えた可動部材3を含み、表示部3hに、テープカートリッジ1の管理情報が複数表示されており、複数の管理情報4a〜4cは、互いに異なる情報を1以上含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、テープカートリッジに関する。
データバックアップ用の媒体、例えば、ケースに磁気テープが収納されたテープカートリッジは、ライブラリと呼ばれるテープカートリッジ格納庫で使用されている。ライブラリには、数千〜数万巻のテープカートリッジが出し入れ可能に格納されている。ライブラリに格納された所定のテープカートリッジは、ロボットアームによりチャッキングされ、所定のドライブへ搬送される。この際、ロボットアームは、テープカートリッジの背面に表示された管理情報(例えば、バーコード)を読み取り、所望のテープカートリッジであるか否かの認識をしている。図15に示すように、管理情報14aはラベル14に印刷され、そのラベル14はケースの所定の場所に貼付けられている。
ところで、ロボットアームの情報認識部は、ケースの所定の領域のみを認識対象としている。そのため、ラベルは、管理情報が、上記認識対象である認識領域内に収まるように、ケースに貼付けられている。
特開2003−59143号公報
ところで、テープカートリッジのユーザーは、管理情報の内容を変更したい場合、変更後の管理情報が印刷されたラベルを作製し、変更後の管理情報が上記認識領域内に収まるように、ラベルを貼りかえなければならない。ラベルの貼りかえは、ユーザーにとって非常にわずらわしく、データの効率的管理を妨げていた。このように、従来のテープカートリッジでは、ラベルを貼りかえなければ、管理情報を変更することができなかった。
本発明は、ラベルの貼りかえを行わなくても管理情報の変更が可能なテープカートリッジを提供する。
本発明のテープカートリッジは、ケースと、前記ケース内に収納された磁気テープとを含むテープカートリッジであって、スライドまたは回転可能に前記ケースに設けられ、前記ケースの外側から少なくとも一部が見える表示部を備えた可動部材を含み、前記表示部に、前記テープカートリッジの管理情報が複数表示されており、前記複数の管理情報は、互いに異なる情報を1以上含むことを特徴とする。
本発明のテープカートリッジでは、スライドまたは回転可能にケースに設けられ、ケースの外側から少なくとも一部が見える表示部を備えた可動部材を含み、表示部に、テープカートリッジの管理情報が複数表示されており、上記複数の管理情報は、互いに異なる情報を1以上含んでいるので、ユーザーは、可動部材をスライドまたは回転させることにより、複数の管理情報から所定の管理情報を選択できる。すなわち、本発明のテープカートリッジでは、ラベルの貼りかえを行わなくても管理情報の変更が可能である。
以下、本発明のテープカートリッジの一例を、図面を用いて説明する。
(実施形態1)
図1のAは、本実施形態のテープカートリッジの斜視図であり、図1のBは、図1のAのI−I'断面図である。図2のAは、本実施形態のテープカートリッジを構成する可動部材の平面図であり、図2のBは、側面図である。図3〜図5のAは、図1Aに示したテープカートリッジの背面図であり、図3〜図5のBは、図1Aに示したテープカートリッジのケースの上蓋2aを取り除いた状態の平面図である。
図1のA〜Bに示すように、本実施形態のテープカートリッジ1は、ケース2と、ケース2内に収納された磁気テープ6とを含んでいる。ケース2は、上蓋2aと下蓋2bとがビス等により締結されて形成されている。磁気テープ6は、ケース2内に回動可能に収容されたリール7に巻き付けられており、ケース2から繰り出し可能である。ケース2内において、リール7は、軸27を介して作用する圧縮コイルバネ28により、この図において下方に押圧付勢されている。これにより、不使用時にはリール7が遊転することが防止されている。
図1のAに示すように、テープカートリッジ1は、ケース2にスライド可能に設けられた可動部材3を含んでいる。可動部材3は、ケース2の外側から見える表示部3hを備えている。可動部材3は、例えば、ケース2に形成されたガイド溝2d(図3〜図5のB参照)に沿って所定の範囲をスライド可能である。可動部材3の表示部3hには、テープカートリッジ1の管理情報が複数表示されたラベル4が貼付けられている。本実施形態のテープカートリッジでは、複数の管理情報4a〜4cは、互いに異なる情報を1以上含んでいる。
図2に示すように、可動部材3は、操作部3aと、ケース2の所定の側面に沿ってスライド可能な板状部3bとを含んでいる。本実施形態のテープカートリッジでは、板状部3bに上記ラベル4が貼付けられている。
図1のAに示すように、操作部3aは、ケースの例えば背面に形成された操作窓2c内に配置されており、可動部材3をケースの外側から操作可能としている。操作部3aは、手で左右へスライド可能であり、操作窓2c内の所定の位置に配置できる。
図3のAに示すように、操作部3aをスライド操作することにより、複数の管理情報4a,4b,4cのうちの管理情報4aを、ロボットアームの情報認識部によって認識される認識領域Rに配置すれば、ロボットアームによりテープカートリッジ1がチャッキングされた際に、情報認識部により管理情報4aが読み取られる。
図4のAに示すように、操作部3aをスライド操作することにより、複数の管理情報のうちの管理情報4bを認識領域Rに配置すれば、ロボットアームによりテープカートリッジ1がチャッキングされた際に、ロボットアームの情報認識部により管理情報4bが読み取られる。
図5のAに示すように、操作部3aをスライド操作することにより、複数の管理情報のうちの管理情報4cを認識領域Rに配置すれば、ロボットアームによりテープカートリッジ1がチャッキングされた際に、ロボットアームの情報認識部により管理情報4cが読み取られる。
このように、本実施形態のテープカートリッジ1では、スライド可能にケースに設けられ、ケース2の外側から見える表示部3hを備えた可動部材3を含み、表示部3hに、テープカートリッジ1の管理情報が複数表示されており、上記複数の管理情報4a〜4cが、互いに異なる情報を1以上含んでいるので、ユーザーは、可動部材3をスライドさせることにより、複数の管理情報4a〜4cから所定の管理情報を選択できる。よって、本実施形態のテープカートリッジ1では、ラベル4を貼りかえなくても管理情報を変更できるので、磁気テープに記録されたデータの管理効率を向上させることができる(図1A参照)。
図3〜図5のBに示すように、可動部材3が、ケースの内部側に突出した係止片3cを含み、テープカートリッジが、係止片3cと直交するようにケース2に固定されたガイド壁8を備えていると好ましい。ガイド壁8は、複数の係止部8bを可動部材3のスライド方向に沿って備えている。複数の係止部8bは、ガイド壁8のうちの、可動部材3のスライド方向と平行に配置された板状部8aの、可動部材3に対向する面に形成されている。各係止部8bに係止片3cが保持されると、可動部材3は所定のポジション(位置)に保持される(各係止部8bに係止片3cを係止させれば、可動部材3は所定のポジション(位置)に保持される。)。
このように、可動部材3が係止片3cを備え、テープカートリッジが、上記複数の係止部8bを有するガイド壁8を備えていると、可動部材3を所定のポジション(位置)に配置する操作が、容易に、かつ確実に行える。
各係止部8bは、係止片3cを一時的に保持可能であれば、その形状等について特に制限はない。図3〜図5のBに示すように、係止部8bは、例えば、1対の半球状の凸部を板状部8aに形成することによって形成された凸部間の溝部であると好ましい。各係止部8bがこのような形態をしていると、係止片3cに対する適度な保持力と、可動部材3のスライド操作性とを両立できる。
係止片3cは、各係止部8bによって一時的に保持されることができれば、その材料、形状等について特に制限はない。係止片3cは、例えば、略棒状であり、ガイド壁8に接することによって、弾性変形可能であると好ましい。係止片3cの適切な特性、例えば、弾性、剛性等は、材料、形状等を適宜選択することにより決定すればいよい。係止片3cの材料は、例えば、ケースと同じ材料、ポリカーボネート(PC)樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、ポリオキシメチレン(POM)樹脂等であればよい。
複数の管理情報4a〜4cの各管理情報は、種類の異なる複数の情報を含んでいてもよいし、1種の情報のみを含んでいてもよい。
各管理情報に含まれる情報としては、例えば、メーカー名、品種、ロット番号、シリアルナンバー、容量等の基礎情報が挙げられる。管理情報には、上記基礎情報以外に、ユーザーのニーズに応じた種々の情報、例えば、部署コード、年、月、曜日等が含まれていてもよい。
例えば、各管理情報が互いに異なる部署コード情報を含んでいる場合、ユーザーが必要に応じて、可動部材3をスライドして、認識領域Rに配置される管理情報を変更すれば、ロボットアームの情報認識部により読み取られる部署コードを変更できる。
図1〜図5に示した例では、管理情報4a〜4cの表現形式は、バーコードであるが、管理情報の表現形式は、バーコードに限定されない。管理情報の表現形式は、図6に示すように、例えば、二次元コード15(図6のA)や、突起16の模様(図6のB)、突起16の位置(図6のC)、突起16の数(図6のD)、凹凸模様(図6のE)、凹部の深さ(図6のF)、突起16の有無(図6のG)であってもよい。
管理情報は、図6のAに示すように、管理情報が印刷されたラベル4を表示部3hに貼付けることにより、表示部3hに表示されてもよいが、可動部材3に直接印刷されてもよい。また、図6のB〜Gに示すように、突起16、凹凸模様、凹部は、可動部材3に直接形成されていてもよい。
図1〜図5に示した例では、管理情報の数は、3つであるが、管理情報の数は複数であればこれに制限されない。例えば、2つであってもいいし(図6のE〜G参照)、4つ以上であってもよい(図6のB参照)。
可動部材の表示部3hに貼られるラベル4は、例えば、剥離可能な積層体であってもよい。複数の管理情報が印刷された最上層を剥ぎ、新たな印刷面に、別の複数の管理情報を印刷等してもよい。
(実施形態2)
図7は、本実施形態のテープカートリッジの斜視図であり、図8〜図10のAは、図7に示したテープカートリッジの背面図であり、図8〜図10のBは、図7に示したテープカートリッジのケースの上蓋2aを取り除いた状態の平面図である。尚、図1Aにおいて、2bは、ケースの下蓋である。
図7に示すように、本実施形態のテープカートリッジは、可動部材3が、磁気テープへの情報の記録を禁止可能とするライトプロテクタ部材であり、ケース2にセンサーホール2eが形成されていること以外は実施形態1のテープカートリッジと同様の構造をしている。尚、図7において、4はラベルであり、4a〜4cは管理情報であり、2cは操作窓である。
図7に示すように、本実施形態のテープカートリッジ11では、ケース2の例えば側面に、センサーホール2eが形成されている。記録可否の判断は、例えば、センサーホール2eから見える可動部材3の一部(被検出部3d)の位置情報をドライブの検知部材5が検知することによって行われる。より具体的には、例えば、テープカートリッジ11がドライブに挿入された際に、検知部材5が被検出部3dに接した場合は、記録可能、検知部材5が被検出部3dに接しない場合は、記録不可と判断される。
図8に示した状態にあるテープカートリッジ11をドライブに挿入した際、ドライブの検出部材5は可動部材3の被検出部3dに接する。これにより、ドライブは、テープカートリッジ11が記録可能状態にあることを認識する。
図9および図10に示した状態にあるテープカートリッジ11をドライブに挿入した際、ドライブの検出部材5は、ライトプロテクタ部材3の被検出部3dに接しない。これにより、ドライブは、テープカートリッジ11が記録禁止状態にあることを認識する。
尚、記録可否の判断は、ケース2のセンサーホール2eを含む面と被検出部3dのケース2外に面する面との距離Lを検知部材5によって検知し、検知された上記距離Lに基づいて行ってもよい。
管理情報4aは、テープカートリッジ11が記録可能状態にあることに対応する情報を含み、管理情報4b、4cは、テープカートリッジ11が記録不可状態にあることに対応する情報を含んでいると好ましい。このように、複数の管理情報4a〜4cのうちの少なくとも1つの管理情報が、テープカートリッジ11が記録可能状態にあることに対応する情報を含み、残りの管理情報が、テープカートリッジ11が記録不可状態にあることに対応する情報を含んでいると、ロボットアームの情報認識部により、テープカートリッジ11が記録可否のいずれの状態にあるかを判断できる。
したがって、本実施形態のテープカートリッジ11では、ドライブの検知部材5でしか記録の可否を判断できなかった従来のテープカートリッジよりも、より迅速に記録可否の判断ができ、その結果として、ライブラリの運用を効率化できる(図8〜図10参照)。
(実施形態3)
図11のAは、本実施形態のテープカートリッジの斜視図であり、図11のBおよびCは、図11のAに示したテープカートリッジを構成する可動部材の一例を示した斜視図である。図12は、図11のAに示したテープカートリッジのケース2の上蓋2aを取り除いた状態の平面図である。図13のAおよびBは、本実施形態のテープカートリッジを構成する可動部材の他の例を示した斜視図である。図14は、図11のAに示したテープカートリッジ111の部分断面図である。尚、図11のAにおいて、2bは、ケース2の下蓋であり、図14においては、ケースのみを断面で表している。
図11のA〜Cに示すように、本実施形態のテープカートリッジ111では、可動部材31が、略円筒状である。可動部材31は、その中心軸を中心に回転可能にケース2に固定されている。
図11のB〜Cに示した例では、可動部材31には、貫通孔31mが形成されている。貫通孔31mに、ケースの下蓋2bの支軸2h(図14参照)が挿通されることによって、可動部材31は、ケースに、回転可能に固定される。支軸2hは、ケース2の上蓋の軸受け2i(図14参照)によって、ぐらつきが抑制されている。可動部材31は、この支軸2hを中心に回転することにより、可動部材31の中心軸を中心に回転することとなる。また、可動部材31は、小径部31kを備えている。
図11のAに示すように、可動部材31は、ケース2の例えば背面に形成された操作窓2cから回転操作可能である。可動部材31の表示部31h(可動部材31の上面)の一部は、ケース2に形成された開口2dから見える。複数の管理情報41a〜41c(バーコードは図示せず)は、可動部材31の上面に、ほぼ120度間隔に表示されている。テープカートリッジ111がロボットアームにチャッキングされた際には、ロボットアームの情報認識部によって開口2d内が認識される。本実施形態のテープカートリッジ111は、これらのこと以外は、実施形態1のテープカートリッジと同様の構造をしており、同様の効果を有する。
本実施形態のテープカートリッジ111では、可動部材31が、回転操作することにより複数の管理情報から所定の管理情報の選択が行える略円筒状であるので、実施形態1のテープカートリッジよりも小スペースに可動部材を設けることができる。
本実施形態のテープカートリッジは、図12に示すように、ケース2の所定の位置に固定された保持片10を備え、可動部材31に、保持片10を保持して可動部材31を所定の位置に保持可能とする複数の係止溝31aが、周方向に沿って形成されていると好ましい。テープカートリッジが保持片10を備え、可動部材31に上記複数の係止溝31aが形成されていると、可動部材31を所定のポジション(姿勢)に保持する操作が、容易に、かつ確実に行える。
図12に示した例では、保持片10は、例えば、板状であり、その主面がケース2の厚み方向と平行になるように配置され、その一方の端部側のみがケース2に固定されている。保持片10は、可動部材31の表面に接することによって、弾性変形可能であると好ましい。
図11のBに示した例では、表示部31hの場所、すなわち、複数の管理情報41a〜41cの表示場所は、可動部材31の上面であるが、表示部31hの場所はこれに制限されない。表示部31hの場所は、可動部材31の側面(曲面)または下面であってもよい。図13に示すように、複数の管理情報41a〜41c(バーコードは図示せず)は、例えば、可動部材31の側面に表示されていてもよい。
可動部材31は、実施形態2と同様に、ライトプロテクタ部材としての機能を有していると好ましい。図14に示す例では、可動部材31の底面に、深さの異なる複数の凹部31e,31f,31gが形成されている。ケースの下蓋2bの所定の箇所には、センサーホール2gが形成されている。上記複数の凹部31e,31f,31gは、例えば、ほぼ120度間隔に形成されている。テープカートリッジをドライブに挿入した際には、センサーホール2gにドライブの検知部材5が挿入される。検知部材5は、例えば、凹部31e,31f,31gの深さを検知する。記録の可否の判断は、これら凹部の深さの相違に基づいて行われる。
可動部材31を回転して、管理情報41aを開口2d(図11参照)内に配置し、凹部31eとセンサーホール2gとを連通させる。この状態で、テープカートリッジをドライブに挿入すると、ドライブの検知部材5によって、凹部31eの深さが検出される。検知された凹部31eの深さに基づいて、ドライブは、例えば、テープカートリッジが記録可能状態にあることを認識する。
可動部材31を回転して、管理情報41bを開口2d(図11参照)内に配置し、凹部31fとセンサーホール2gとを連通させる。また、管理情報41cを開口2d(図11参照)内に配置し、凹部31gとセンサーホール2gとを連通させる。これらの状態で、テープカートリッジをドライブに挿入すると、ドライブの検知部材5によって、凹部31f、31gの深さが検出される。検知された凹部31f、31gの深さに基づいて、ドライブは、例えば、テープカートリッジが記録不可状態にあることを認識する。
このように、可動部材31がライトプロテクタ部材でもある場合、例えば、管理情報41aは、テープカートリッジが記録可能状態にあることに対応する情報を含み、管理情報41b、41cは、テープカートリッジが記録不可状態にあることに対応する情報を含んでいると好ましい。このように、複数の管理情報41a〜41cのうちの少なくとも1つの管理情報が、テープカートリッジが記録可能状態にあることに対応する情報を含み、残りの管理情報が、テープカートリッジ11が記録不可状態にあることに対応する情報を含んでいると、ロボットアームの情報認識部により、テープカートリッジが記録可否のいずれの状態にあるかを判断できる(図11参照)。
したがって、本実施形態のテープカートリッジにおいても実施形態2のテープカートリッジと同様に、ドライブの検知部材5でしか記録の可否を判断できなかった従来のテープカートリッジよりも、より迅速に記録可否の判断ができ、その結果として、ライブラリの運用を効率化できる。
本発明のテープカートリッジは、複数の管理情報から所定の管理情報を選択でき、ラベルの貼りかえを行わなくても管理情報の変更が可能であるので、テープカートリッジとして有用である。
Aは、実施形態1のテープカートリッジの一例を示す斜視図、Bは、AのI−I'断面図 Aは、図1に示したテープカートリッジを構成する可動部材を示した平面図、Bは、側面図 Aは、図1に示したテープカートリッジの背面図、Bは、平面図 Aは、図1に示したテープカートリッジの背面図、Bは、平面図 Aは、図1に示したテープカートリッジの背面図、Bは、平面図 A〜Gは、実施形態1のテープカートリッジの他の例を示した背面図 実施形態2のテープカートリッジの一例を示す斜視図 Aは、図7に示したテープカートリッジの背面図、Bは、平面図 Aは、図7に示したテープカートリッジの背面図、Bは、平面図 Aは、図7に示したテープカートリッジの背面図、Bは、平面図 Aは、実施形態3のテープカートリッジの一例を示す斜視図、BおよびCは,Aに示したープカートリッジを構成する可動部材の一例を示す斜視図 図11のAに示したテープカートリッジのケースの上蓋を取り除いた状態の平面図 AおよびBは、図11のAに示したテープカートリッジを構成する可動部材の他の例を示す斜視図 図11のAに示したテープカートリッジの部分断面図 従来のテープカートリッジの一例を示す斜視図
符号の説明
1,11,111 テープカートリッジ
2 ケース
2e,2g センサーホール
3,31 可動部材
3c 係止片
3d 被検知部
3h 表示部
4 ラベル
4a〜4c 管理情報
41a〜41c 管理情報
6 磁気テープ
8 ガイド壁
8b 係止部
10 保持片

Claims (10)

  1. ケースと、前記ケース内に収納された磁気テープとを含むテープカートリッジであって、
    スライドまたは回転可能に前記ケースに設けられ、前記ケースの外側から少なくとも一部が見える表示部を備えた可動部材を含み、
    前記表示部に、前記テープカートリッジの管理情報が複数表示されており、前記複数の管理情報は、互いに異なる情報を1以上含むことを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記複数の管理情報の各管理情報は、種類の異なる複数の情報を含む請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 前記複数の管理情報は、ラベルに印刷され、前記ラベルが前記表示部に貼付けられた請求項1に記載のテープカートリッジ。
  4. 前記可動部材は、前記ケースの所定の側面に沿ってスライド可能な板状部を含む請求項1に記載のテープカートリッジ。
  5. 前記可動部材は、前記ケースの内部側に突出した係止片を含み、
    前記テープカートリッジは、前記ケースに固定されたガイド壁をさらに含み、
    前記ガイド壁は、前記係止片を保持して前記可動部材を所定のポジションに保持可能とする複数の係止部を、前記可動部材のスライド方向に沿って備えた請求項4に記載のテープカートリッジ。
  6. 前記可動部材は、略円筒状であり、その中心軸を中心に回転可能に前記ケースに固定された請求項1に記載のテープカートリッジ。
  7. 前記テープカートリッジは、前記ケースの所定の位置に固定された保持片をさらに備え、
    前記可動部材に、前記保持片を保持して前記可動部材を所定のポジションに保持可能とする複数の係止溝が、周方向に沿って形成された請求項6に記載のテープカートリッジ。
  8. 前記可動部材は、前記磁気テープへの情報の記録を禁止可能とするライトプロテクタ部材である請求項1に記載のテープカートリッジ。
  9. 前記複数の管理情報のうちの少なくとも1つの管理情報は、前記テープカートリッジが記録可能状態にあることに対応する情報を含み、残りの管理情報は、前記テープカートリッジが記録不可状態にあることに対応する情報を含む請求項8に記載のテープカートリッジ。
  10. 前記ケースに、センサーホールが形成されており、
    前記可動部材は、前記センサーホールから見える被検出部を含む請求項8に記載のテープカートリッジ。
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