JP2006162892A - 画像形成装置における筐体構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外部商用電源、電子写真方式の画像形成装置搭載および電源供給ユニット4までの経路に漏電遮断器2を有する電子写真方式の画像形成装置における筐体構造において、外部衝撃による前記漏電遮断器2の破損を防止するために、前記漏電遮断器2近傍に、保護部材7を設ける。
【選択図】 図2
Description
まず、漏電遮断器はその機器設置の目的上、破損すると電子写真方式画像形成装置の安全性の確保ができなくなるため、破損防止が重要項目となる。また、電子写真方式の画像形成装置本体に漏電遮断器を搭載する場合、本体搭載の電源供給ユニット(以下PSUと表記)近傍に漏電遮断器を設置する方法が一般的である。
これは、商用電源(AC電源)取り込み位置から、PSUまでの間に設置する必要性上、およびAC経路全体を最短にするため、PSU近傍に設置する必要があるためである。
PSUは一般的な電子写真方式の画像形成装置においては機械本体の下側、言い換えれば、設置する床面に近い位置に設置されている場合が多い。したがって、機械移動時に、床に設置した物または人間の足などが漏電遮断器に衝突して破損される可能性が高い。
第2に、漏電遮断器自体は、絶縁性の高い樹脂製のフレームを有する場合が多く、絶縁性の高い樹脂は、脆く、割れやすい性質があり、衝撃に非常に弱い構造となっている。
第3に、漏電遮断器自体の機能として、使用者およびサービスマンが外部からアクセスする必要性から、外装の一部に開口部分を設け、そこからアクセスするためにスイッチ部分が露出する形式となっているため、破損の危険性が高い。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、電子写真方式の画像形成装置本体に漏電遮断器を搭載する場合、サービスマンまたは、電子写真方式の画像形成装置の管理者(ユーザ)による、漏電遮断器本体の破損防止を図り、電子写真方式の画像形成装置本体の安全性確保を図る電子写真方式の画像形成装置における筐体構造提供することにある。
また、請求項2に記載の発明は、前記漏電遮断器の開閉スイッチ部分を覆うために、前記画像形成装置本体の外装開口部位に、開閉式のカバーを設ける請求項1記載の電子写真方式の画像形成装置における筐体構造を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記漏電遮断器を固定するブラケットと前記漏電遮断器との間に挟み込む弾性体で固定する請求項1記載の電子写真方式の画像形成装置における筐体構造を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記ブラケットと前記画像形成装置本体との間にばねを設ける請求項1記載の電子写真方式の画像形成装置における筐体構造を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記電子写真方式の画像形成装置の外装部分から、前記漏電遮断器をオン・オフする開閉器部分より前記電子写真方式の画像形成装置の外側方向に、大きい防護リブを設ける請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子写真方式画像形成装置における筐体構造を特徴とする。
図1において、画像形成装置本体1の背面側には、漏電遮断器2および本体搭載の電源供給ユニット(以下PSUと表記)を図示してない商用電源へ接続するためのAC入力コード3が設けられている。
図2は図1の電子写真方式の画像形成装置本体下側の電源部分の内方面側を切り欠いた状態で示す概略図である。PSU4はAC入力端子5を有しており、これに漏電遮断器2を介してAC入力コード3が接続される。
図2に示すように、商用電源からAC入力コード3を経て、PSU4へと至るAC系の経路途中に、直結の形で漏電遮断器2を設置している。なお、図中、点線で示している部材は後述する本発明による開閉式のカバー7である。この開閉式のカバー7は漏電遮断器2の開閉スイッチ6の防護部材として役立つ。
図3は図1および図2の漏電遮断器を示す拡大斜視図である。一般的に、漏電遮断器2自体は高い電気絶縁性を確保するために、絶縁性の高い樹脂で外部が構成されており、絶縁性の高い樹脂は、硬く脆く、割れやすい、言い換えれば破損し易い構成となっている。
図4は外装部分から露出している漏電遮断器の開閉スイッチを説明する概略図である。図5は外装部分から露出している漏電遮断器の開閉スイッチを説明する他の概略図である。図4および図5に示すように、漏電遮断器2の開閉スイッチ6が外装部分から露出していると外部からの衝撃に対して弱い。
図6の実施の形態において、開閉式のカバー7は、具体的には、プラスチックで構成し、開閉スイッチ位置が目視で確認し易いように、半透明または透明の樹脂製としている。勿論、外装と同様に透過性の無い樹脂で構成しても良い。また、金属製であっても本構成・機能を満足する。この例では、ヒンジ部7aによって装置本体外壁に対して開閉自在に軸支されている。
図8は本発明による画像形成装置本体への漏電遮断器の取り付けを説明する概略図である。図9は図8の概略分解斜視図である。図10は図8および図9における弾性体を示す概略斜視図である。
図8ないし図10に示すように、漏電遮断器2を電子写真方式の画像形成装置本体1のベース1a(例のようにベースでなく、筐体にでも可)に取り付ける場合、取り付けブラケット8を介して、この取り付けブラケット8と漏電遮断器2との間に、図示のような、弾性体9を挟む構成で固定する。
その結果、外部からの衝撃が加わった場合、漏電遮断器2自体の自由度があるのと、衝撃吸収体(弾性体9)を挟んでいるため、破損しにくい構成となり本発明の目的を満足する。
本発明の実施の形態では、取り付けブラケット8を介して漏電遮断器を締結しているが、勿論、本体筐体構造の一部に弾性体を介して固定しても良い。かかる弾性体9も漏電遮断器2の開閉スイッチ6の防護部材として役立つ。
その結果、外部からの衝撃が加わった場合、漏電遮断器2自体の自由度があるのと、一定以上の力が加わると、ばね(コイルスプリング)の撓みにより動くことができるため、破損しにくい構成となり、本発明の目的を満足する。本発明の変形例では、取り付けブラケット8を介して漏電遮断器2を締結しているが、勿論、本体筐体構造の一部にばねを介して固定しても良い。
図12は本発明による筐体構造における開閉式のカバーの変形例を示す概略図である。図12に示すように、漏電遮断器2を電子写真方式の画像形成装置本体1のベース(例のようにベースでなく、筐体にでも可)に取り付ける場合、電子写真方式の画像形成装置の外装開口部分の左右方向に、図示のような防護リブ12を立てる。
かかる防護リブ12は漏電遮断器2の開閉スイッチ6の両側を保護するので、外部からの物理的接触行為が、開閉スイッチ6自体に及びにくい。かかる構成とすることで、漏電遮断器事態が破損しにくい構成となり、本発明の目的を満足する。
Claims (5)
- 外部商用電源と画像形成装置の電源供給ユニットまでの経路に漏電遮断器を有する画像形成装置における筐体構造において、前記漏電遮断器近傍に、保護部材を設けることを特徴とする画像形成装置における筐体構造。
- 前記漏電遮断器の開閉スイッチ部分を覆うために、前記画像形成装置本体の外装開口部位に、開閉式のカバーを設けることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置における筐体構造。
- 前記漏電遮断器を固定するブラケットと前記漏電遮断器とを弾性体を介して固定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置における筐体構造。
- 前記弾性体は、ばねであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置における筐体構造。
- 前記画像形成装置の外装部分から、前記漏電遮断器をオン・オフする開閉スイッチの外側方向に、防護リブを設けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置における筐体構造。
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2004
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