JP2006162432A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号の波形データを効率良く記憶し得る記録装置を提供する。
【解決手段】基準クロックを分周してサンプリングクロックSCL1を生成する変換クロック生成部2およびストレージ制御部13と、基準クロックを分周してサンプリングクロックSCL2を生成する変換クロック生成部2およびストレージ制御部23と、A/D変換部11によって生成された波形データD1のうちのサンプリングクロックSCL1に同期して入力した波形データD1を波形データDsとして出力するストレージ制御部13と、A/D変換部22によって生成された波形データD2のうちのサンプリングクロックSCL2に同期して入力した波形データD2を波形データDsとして出力するストレージ制御部23と、波形データDf,Dsをメモリ15,25に記憶させるメモリ制御部16,26とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】基準クロックを分周してサンプリングクロックSCL1を生成する変換クロック生成部2およびストレージ制御部13と、基準クロックを分周してサンプリングクロックSCL2を生成する変換クロック生成部2およびストレージ制御部23と、A/D変換部11によって生成された波形データD1のうちのサンプリングクロックSCL1に同期して入力した波形データD1を波形データDsとして出力するストレージ制御部13と、A/D変換部22によって生成された波形データD2のうちのサンプリングクロックSCL2に同期して入力した波形データD2を波形データDsとして出力するストレージ制御部23と、波形データDf,Dsをメモリ15,25に記憶させるメモリ制御部16,26とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、高速で変化する信号および低速で変化する信号についての各波形データをそれぞれメモリに記憶する記録装置に関するものである。
この種の記録装置において、入力した複数の信号をディジタルデータに変換する場合、特開2003−194854号公報に開示された波形測定装置において使用されている構成、つまり、共通のクロックで作動する複数のA/D変換部を備えた構成(同公報中の図1参照)を採用するのが一般的である。この構成によれば、同公報中の図2に示されているように、複数の信号についての各信号波形を同一時間軸で時間的なずれのない状態で表示部に正確に表示させることができ、これにより、各信号波形間のタイミングマージンを正確に測定することができる。
特開2003−194854号公報(第3頁)
ところが、上記公報に開示された波形測定装置の構成を記録装置にそのまま適用した場合に、以下の問題点が発生する。すなわち、例えば、設置された機器内部の電気信号のように高速で変化する信号(高速信号)の波形と、この機器の内部温度を測定する温度センサの出力信号のように比較的変化の少ない信号(低速で変化する低速信号)の波形とをこの記録装置で記録する場合、各信号をディジタルデータ(波形データ)に変換する各A/D変換部のクロックが共通のため、低速信号についても高速信号と同じ周期でサンプリングされる。しかも、各A/D変換部に供給されるクロックは、高速信号を正確にサンプリングし得る周期(通常は、高速信号の周期の1/2倍未満の周期)に設定される。このため、低速信号においては、殆ど変化の無い波形データが連続して記憶されるといった事態が生じる結果、低速信号の波形データを記憶するメモリの使用効率が低下するという問題点が発生する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、信号の波形データを効率良く記憶し得る記録装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の記録装置は、基準クロックを分周して第1のサンプリングクロックを生成する第1のクロック生成部と、前記基準クロックを分周して前記第1のサンプリングクロックの周波数以下の周波数の第2のサンプリングクロックを生成する第2のクロック生成部と、第1のA/D変換部によって生成された第1の信号についての第1の波形データのうちの前記第1のサンプリングクロックに同期して入力した当該第1の波形データを第1の記録用波形データとして出力する第1のストレージ制御部と、第2のA/D変換部によって生成された第2の信号についての第2の波形データのうちの前記第2のサンプリングクロックに同期して入力した当該第2の波形データを第2の記録用波形データとして出力する第2のストレージ制御部と、前記第1の記録用波形データおよび前記第2の記録用波形データをメモリに記憶させるメモリ制御部とを備えている。
また、請求項2記載の記録装置は、基準クロックを分周して第1のサンプリングクロックを生成する第1のクロック生成部と、前記基準クロックを分周して前記第1のサンプリングクロックの周波数以下の周波数の第2のサンプリングクロックを生成する第2のクロック生成部と、第1のA/D変換部によって生成された第1の信号についての第1の波形データのうちの前記第1のサンプリングクロックに同期して入力した当該第1の波形データを第1の記録用波形データとして出力する第1のストレージ制御部と、入力している複数の第2の信号を前記第2のサンプリングクロックの周波数よりも高い周波数の変換クロックのタイミングで切り替えつつ順次出力する処理を当該第2のサンプリングクロックに同期して実行する信号切替部と、前記信号切替部から順次出力される前記複数の第2の信号を前記変換クロックに同期して第2の波形データに順次変換する第2のA/D変換部と、前記第2のA/D変換部によって生成された前記複数の第2の信号についての前記各第2の波形データを前記第2のサンプリングクロックに同期して入力して第2の記録用波形データとして出力する第2のストレージ制御部と、前記第1の記録用波形データおよび前記第2の記録用波形データをメモリに記憶させるメモリ制御部とを備えている。
また、請求項3記載の記録装置は、請求項1または2記載の記録装置において、前記第2のストレージ制御部は、前記第2の波形データおよび外部インターフェース回路を介して入力した外部信号についての外部データの一方を選択して取り込んだ当該第2の波形データおよび当該外部データの一方を前記第2の記録用波形データとして出力する。
また、請求項4記載の記録装置は、請求項1から3のいずれかに記載の記録装置において、予め設定されたトリガ発生条件を前記第1の波形データが満たしたときに生成されるトリガ信号を入力したときに前記第1のサンプリングクロックに同期したカウント動作を開始すると共に、その後において前記第2のサンプリングクロックを最初に入力したときに前記カウント動作を停止する補正カウンタと、前記第1の記録用波形データおよび前記第2の記録用波形データを前記メモリから読み出して当該第1の記録用波形データに基づく第1の記録波形および第2の記録用波形データに基づく第2の記録波形を表示部に表示させるときに、前記補正カウンタのカウント値に前記第1のサンプリングクロックの1周期を乗じた時間だけ、前記第2の記録波形に対して前記第1の記録波形をずらして表示させる統括制御部とを備えている。
また、請求項5記載の記録装置は、請求項4記載の記録装置において、前記メモリ制御部は、前記第2の記録用波形データの前記メモリへの記憶を前記第1の記録用波形データに先んじて開始し、前記統括制御部は、前記第1の記録波形および前記第2の記録波形を前記表示部に表示させるときに、時間的に相前後する一対の前記第2の記録用波形データを補間して前記第2の記録波形の表示開始部位を前記第1の記録波形の表示開始部位に揃えて表示させる。
また、請求項6記載の記録装置は、請求項1から5のいずれかに記載の記録装置において、前記統括制御部は、前記第1の記録用波形データと前記第2の記録用波形データとに基づいて前記表示部にリサージュ波形を表示させるときに、時間的に相前後する一対の当該第2の記録用波形データを補間したデータを用いる。
請求項1記載の記録装置によれば、共通の基準クロックを分周して第1のサンプリングクロックおよびこの第1のサンプリングクロックの周波数以下の周波数の第2のサンプリングクロックを生成し、第1のサンプリングクロックに同期して例えば高速で変化する第1の信号を波形データに変換してメモリに記憶し、第2のサンプリングクロックに同期して例えば第1の信号よりも低速で変化する第2の信号を波形データに変換してメモリに記憶することができる。したがって、高速で変化する第1の信号および低速で変化する第2の信号を同一のサンプリングクロックでサンプリングしてメモリに記憶させる構成と比較して、低速で変化する第2の信号についての波形データを必要以上にサンプリングして記憶することがないため、メモリの使用効率を十分に向上させることができる。また、共通の基準クロックを分周して生成した第1および第2のサンプリングクロックを使用するため、各波形データを時間的に関連付けしてメモリに記憶させることができる。したがって、各波形データに基づいて高速な第1の信号の信号波形および低速な第2の信号の信号波形を同一時間軸において時間のずれのない正確な状態で表示部に表示することができる。
請求項2記載の記録装置によれば、請求項1記載の記録装置の効果に加えて、信号切替部を設けたことにより、例えば低速で変化する複数の第2の信号についてのほぼ同時刻の波形データを、第2のサンプリングクロックに同期してメモリに効率よく記憶させることができる。また、メモリの全記憶領域を第2の信号の数と同数で、かつ各第2の信号に対応させて分割することにより、予め信号切替部の入力端子数に基づいてメモリを分割しておく構成と比較して、メモリを一層効率よく使用することができる。
請求項3記載の記録装置によれば、第2のストレージ制御部が、第2の信号についての波形データ、および外部インターフェース回路を介して入力した外部信号についての外部データの一方を選択して、第2のサンプリングクロックに同期して波形データをサンプリングすることにより、外部データについての波形データと第1の信号の波形データとを時間的に関連付けしてメモリに記憶させることができる。したがって、高速な第1の信号の信号波形および低速な外部信号の信号波形を同一時間軸において時間のずれのない正確な状態で表示部に表示することができる。
請求項4記載の記録装置によれば、統括制御部が、第1の信号についての信号波形を第2の信号についての信号波形と共に表示部に表示させるときに、補正カウンタのカウント値に第1のサンプリングクロックの1周期を乗じた時間だけ、第2の信号の信号波形に対して第1の信号の信号波形をずらして表示させることにより、第1の信号の信号波形を第2の信号の信号波形と共に時間的なずれのない状態で表示部に表示させることができる。
請求項5記載の記録装置によれば、統括制御部が、第1の記録波形および第2の記録波形を表示部に表示させるときに、時間的に相前後する一対の第2の記録用波形データを補間して第2の記録波形の表示開始部位を第1の記録波形の表示開始部位に揃えて表示させることにより、第2の信号に基づく信号波形の表示開始部位を第1の信号の信号波形の表示開始部位に揃えることができる。
請求項6記載の記録装置によれば、統括制御部が、時間的に相前後する一対の第2の記録用波形データを補間したデータを用いることにより、第1の記録用波形データと第2の記録用波形データとに基づいて表示部にリサージュ波形を表示させることができる。
以下、本発明に係る記録装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、波形記録装置1の構成について、図面を参照して説明する。
波形記録装置1は、図1に示すように、変換クロック生成部2、高速信号波形記録部3、低速信号波形記録部4、補正カウンタ5、統括制御部6および表示部7を備え、高速信号波形記録部3に入力される信号Sa、および低速信号波形記録部4に入力される複数(一例として最大で4つ)の信号のうちの任意の数の信号(本例では信号Sb,Scの2つとする)についての各波形データDf,Dsをそれぞれ記録可能に構成されている。ここで、信号Saは、本発明における第1の信号であって、変化の早い信号(例えば機器内部の電気信号などの高速信号)をいう。また、信号Sb,Scは、それぞれ本発明における第2の信号であって、信号Saよりも変化の遅い信号(例えば機器の温度を検出する温度センサの出力信号などの低速信号)をいう。この場合、波形記録装置1は、図4において実線で示すように、信号Saについては、トリガ信号S1に同期して、このトリガ信号S1を含む所定の期間T1に含まれる波形データDf(1ブロック分のデータ)のみを記録し、各信号Sb,Scについては、記録開始から連続して波形データDsを記録するように構成されている。
変換クロック生成部2は、一例として1つの水晶発振器および分周回路(いずれも図示せず)を備え、水晶発振器で生成された基準クロック(本発明における基準クロックの一例)を分周回路で分周することにより、高速信号波形記録部3用の変換クロックCL1と低速信号波形記録部4用の変換クロックCL2(本発明における変換クロックの一例)とを生成して出力する。このように1つの水晶発振器で生成される基準クロックを分周する構成により、各変換クロックCL1,CL2は、その立ち上がりおよび立ち下がりが基準クロックの立ち上がり(または立ち下がり)にそれぞれ同期し、かつ変換クロックCL2の立ち上がり(または立ち下がり)が変換クロックCL1の立ち上がり(または立ち下がり)に同期する。一例として、変換クロックCL1は、例えばその周波数が20MHzに規定され、変換クロックCL2は、後述するサンプリングクロックSCL2の周波数よりも高い周波数であって、変換クロックCL1の周波数以下の周波数(例えば10MHz)に規定されている。
高速信号波形記録部3は、第1のA/D変換部11(以下、「A/D変換部11」ともいう)、トリガ検出部12、第1のストレージ制御部13(以下、「ストレージ制御部13」ともいう)、第1のアドレス制御部14(以下、「アドレス制御部14」ともいう)、第1のメモリ15(以下、「メモリ15」ともいう)および第1のメモリ制御部16(以下、「メモリ制御部16」ともいう)を備え、信号Saについての波形データ(本発明における第1の記録用波形データ)Dfを記録可能に構成されている。この場合、メモリ15は、一例として、アドレス信号のビット幅が11ビット幅のRAM(ダイナミックRAMやスタティックRAM)で構成されて、リングメモリとして機能する。A/D変換部11は、入力した信号Saを変換クロックCL1に同期してディジタルデータである第1の波形データD1(以下、「波形データD1」ともいう)に変換して出力する。トリガ検出部12は、入力している波形データD1が予め設定されたトリガ発生条件を満たしたときにトリガ信号S1を生成して出力する。トリガ検出部12は、統括制御部6からの指示に基づいて、このトリガ発生条件を変更可能に構成されている。
ストレージ制御部13は、入力した変換クロックCL1を分周してサンプリングクロックSCL1(本発明における第1のサンプリングクロック)を生成し、変換クロック生成部2と相俟って本発明における第1のクロック生成部として機能する。本例では、一例として変換クロックCL1を2分周して10MHzのサンプリングクロックSCL1を生成する。したがって、サンプリングクロックSCL1は、その立ち上がりおよび立ち下がりが基準クロックの立ち上がり(または立ち下がり)にそれぞれ同期している。また、ストレージ制御部13は、生成したサンプリングクロックSCL1を補正カウンタ5およびアドレス制御部14に出力する。また、ストレージ制御部13は、入力した波形データD1をサンプリングクロックSCL1でラッチすることによって波形データDfを生成する。これにより、ストレージ制御部13は、入力した波形データD1をサンプリングクロックSCL1に同期して間引いて(本例では半分に間引いて)波形データDfとして出力する。
アドレス制御部14は、波形データDfを記憶するメモリ15用のアドレス信号Afを生成する。具体的には、アドレス制御部14は、主アドレスカウンタ、上位アドレスカウンタおよびマスク回路(いずれも図示せず)を備えて構成されている。この場合、主アドレスカウンタは、メモリ15の全記憶領域を指定可能なビット幅(本例では11ビット幅)のアドレス信号をサンプリングクロックSCL1に同期して繰り返し生成する。一方、上位アドレスカウンタは、高速信号波形記録部3による信号Saについてのストレージ動作回数(ストレージ動作の最大回数)Nbに応じたビット幅の上位アドレス信号を生成可能に構成されている。マスク回路は、上位アドレスカウンタについてのアドレス信号のビット幅だけ主アドレスカウンタの上位ビットをマスクする。この構成により、アドレス制御部14は、主アドレスカウンタからのアドレス信号(マスクされていない下位ビットで構成されるアドレス信号)を下位アドレスとし、上位アドレスカウンタからのアドレス信号を上位アドレスとするアドレス信号Afをメモリ制御部16に出力する。
一例として、ストレージ動作回数Nbを8回としたときには、上位アドレス信号のビット幅は3ビットに規定され、マスク回路は、主アドレスカウンタの上位3ビットをマスクする。これにより、アドレス制御部14は、主アドレスカウンタからのアドレス信号のうちの下位8ビット分を下位アドレスとし、上位アドレスカウンタからの3ビットのアドレス信号を上位アドレスとするアドレス信号Afをメモリ制御部16に出力する。また、上位アドレスカウンタは、1回のストレージ動作を終了する都度(信号Saについての1ブロック分の記録処理が完了する都度)、そのアドレス信号の内容(アドレス値、つまりカウント値)をインクリメントする。この結果、図2に示すように、上位アドレス信号によって分割されるメモリ15の8つの記憶領域15a,15b,・・,15hに、ストレージ動作を1回実施する都度、ストレージ動作の1回分(1ブロック分)の波形データDfが順次記憶される。また、アドレス制御部14は、トリガ信号S1を入力する都度、トリガ信号S1の入力後の最初のアドレス信号Afのアドレス値を、自らの内部メモリ(図示せず)に、各ストレージ動作毎の高速用トリガアドレスAdfとして順次記録する。これにより、ストレージ動作が8回行われたときには、アドレス制御部14は、8つの高速用トリガアドレスAdf1〜Adf8を内部メモリに記録する。
メモリ制御部16は、メモリ15に対するストレージ制御部13およびアドレス制御部14からのアクセス要求と統括制御部6からのアクセス要求とを調停すると共に、メモリ15へのライト信号およびリード信号の生成を行うことにより、ストレージ制御部13から出力されている波形データDfをアドレス制御部14から出力されているアドレス信号Afで指定されたメモリ15のアドレス領域に記憶させ、かつ統括制御部6から出力されているアドレス信号Acで指定されたメモリ15のアドレス領域に記録されている波形データDfを統括制御部6のデータバス6aに出力する。
低速信号波形記録部4は、信号切替部21、第2のA/D変換部22(以下、「A/D変換部22」ともいう)、第2のストレージ制御部23(以下、「ストレージ制御部23」ともいう)、第2のアドレス制御部24(以下、「アドレス制御部24」ともいう)、第2のメモリ25(以下、「メモリ25」ともいう)、第2のメモリ制御部26(以下、「メモリ制御部26」、インターフェース部27(以下、「I/F部27」ともいう)および一時記憶部28を備え、2つの信号Sb,Scについての各波形データ(本発明における第2の記録用波形データ)D2および外部データD4(本発明における外部信号についての外部データ)の一方を波形データDsとして記録可能に構成されている。この場合、メモリ25は、一例として、アドレス信号のビット幅が8ビット幅のRAM(ダイナミックRAMやスタティックRAM)で構成されている。信号切替部21は、例えば、4つの入力端子を備えて最大で4つの信号を入力可能に構成されると共に、ストレージ制御部23から出力されている選択データD3の内容で特定される1つの信号を選択してA/D変換部22に出力する。本例では2つの信号Sb,Scが信号切替部21に入力され、信号切替部21は、選択データD3の内容が「0」のときには信号Sbを、また選択データD3の内容が「1」のときには信号Scを選択して出力する。A/D変換部22は、入力した信号Sb(または信号Sc)を変換クロックCL2に同期してディジタルデータである第2の波形データD2(以下、「波形データD2」ともいう)に変換して出力する。
ストレージ制御部23は、統括制御部6の制御下で、A/D変換部22から出力される波形データD2および一時記憶部28から出力される外部データD4の一方を選択して内部に取り込む機能を備えている。また、ストレージ制御部23は、変換クロック生成部2と相俟って本発明における第2のクロック生成部として機能して、統括制御部6から入力した分周比を示す分周データDdに基づいて変換クロックCL2を分周して、サンプリングクロックSCL1の周波数以下の周波数のサンプリングクロックSCL2(本発明における第2のサンプリングクロック)を生成して、補正カウンタ5およびアドレス制御部24に出力する。また、ストレージ制御部23は、統括制御部6から入力した信号データDnに基づいて、信号切替部21において選択する信号を特定するための選択データD3を生成して、この選択データD3を所定のタイミングで信号切替部21に出力する。また、ストレージ制御部23は、A/D変換部22で順次生成される各信号Sb,Scについての波形データD2を変換クロックCL2に同期した所定のタイミングで順次ラッチすると共に、内部メモリ(図示せず)に一時記憶する。さらに、ストレージ制御部23は、一時記憶した各波形データD2を読み出して波形データDsとしてメモリ制御部26に出力すると共に、この波形データD2のメモリ制御部26への出力タイミングに合わせてアドレス制御部24の上位カウンタを作動させるための書込信号S2を生成してアドレス制御部24に出力する。
アドレス制御部24は、波形データDsを記憶するメモリ25用のアドレス信号Asを生成する。具体的にはアドレス制御部24は、主アドレスカウンタ、上位アドレスカウンタおよびマスク回路(いずれも図示せず)を備えて構成されている。この場合、主アドレスカウンタは、メモリ25の全記憶領域を指定可能なビット幅(本例では8ビット幅)のアドレス信号を出力する。また、主アドレスカウンタは、アドレス信号の内容(アドレス値、つまりカウント値)をサンプリングクロックSCL2に同期してインクリメントする。一方、上位アドレスカウンタは、統括制御部6から入力した信号データDnで示される信号切替部21への入力信号数(言い換えれば信号切替部21の入力端子数)以下の任意の数に応じたビット幅の上位アドレス信号を生成可能に構成されている。また、上位アドレスカウンタは、そのアドレス信号の内容(アドレス値、つまりカウント値)を、書込信号S2の入力タイミングに同期してカウントアップする。マスク回路は、上位アドレスカウンタについてのアドレス信号のビット幅だけ主アドレスカウンタの上位ビットをマスクする。この構成により、アドレス制御部24は、主アドレスカウンタからのアドレス信号(マスクされていない下位ビットで構成されるアドレス信号)を下位アドレスとし、上位アドレスカウンタからのアドレス信号を上位アドレスとするアドレス信号Asをメモリ25に出力する。また、アドレス制御部24は、トリガ信号S1を入力する都度、トリガ信号S1の入力後の最初のアドレス信号Asのアドレス値を、自らの内部メモリ(図示せず)に低速用トリガアドレスAdsとして記録する。したがって、トリガ信号S1を8回入力したときは、アドレス制御部24は、8つの低速用トリガアドレスAds1〜Ads8を内部メモリに順次記録する。
本例では、低速信号波形記録部4は、信号切替部21に入力される2つの信号Sb,Scの各波形データDsをメモリ25に記憶する。このため、アドレス制御部24は、統括制御部6から信号データDnとして数値「2」を入力し、上位アドレスカウンタのカウントビット幅(アドレス信号のビット幅)を1ビット幅に設定する。したがって、マスク回路は、主アドレスカウンタを、その最上位ビットから上位アドレスカウンタのカウントビット幅(本例では1ビット幅)分だけマスクする。これにより、アドレス制御部24は、主アドレスカウンタからのアドレス信号のうちの下位7ビット分を下位アドレスとし、上位アドレスカウンタからの1ビットのアドレス信号を上位アドレスとするアドレス信号Asをメモリ25に出力する。この結果、図3に示すように、メモリ25は、上位アドレス信号により、信号Sb用の波形データDsを記録するための記憶領域25aと、信号Sc用の波形データDsを記録するための記憶領域25bとに分割される。
メモリ制御部26は、メモリ25に対するストレージ制御部23およびアドレス制御部24からのアクセス要求と統括制御部6からのアクセス要求とを調停すると共に、メモリ25へのライト信号およびリード信号の生成を行うことにより、ストレージ制御部23から出力されている波形データDsをアドレス制御部24から出力されているアドレス信号Asで指定されたメモリ25のアドレス領域に記憶させ、かつ統括制御部6から出力されているアドレス信号Acで指定されたメモリ25のアドレス領域に記録されている波形データDsを統括制御部6のデータバス6aに出力する。
I/F部27は、本発明における外部インターフェース回路に相当し、外部機器等から出力された外部データD4を入力して統括制御部6に出力する。一時記憶部28は、波形記録装置1内に取り込まれた外部データD4を記憶する。また、一時記憶部28は、統括制御部6の制御下で、記憶している外部データD4をストレージ制御部23に出力する。
補正カウンタ5は、高速信号波形記録部3による1回のストレージ動作毎に、アドレス制御部14およびアドレス制御部24によって取得される高速用トリガアドレスAdfおよび低速用トリガアドレスAds間の時間的なずれを、サンプリングクロックSCL1に同期してカウントする機能を有している。具体的には、補正カウンタ5は、アドレス制御部14による高速用トリガアドレスAdfの記憶タイミング(つまり、トリガ信号S1の入力したとき)を起点としてカウント動作を開始し、アドレス制御部24による低速用トリガアドレスAdsの記憶タイミングを終点としてカウント動作を停止させてカウント値Dcnをカウントする。補正カウンタ5は、1回のストレージ動作を完了する都度、このカウント値Dcnを自らの内部メモリに記憶する。
統括制御部6は、CPUおよび内部メモリ(いずれも図示せず)等で構成されて、波形記録装置1の各構成要素に対する初期設定処理、外部データD4の入力処理、および各メモリ15,25に記憶されている各波形データDf,Dsに基づく各信号Sa,Sb,Scの信号波形A,B,Cの表示部7への表示処理を実行する。ここで、信号波形Aが本発明における第1の記録波形に相当し、信号波形B,Cが本発明における第2の記録波形に相当する。表示部7は、LCD等を備え、その表示画面7a上に信号Sa,Sb,Scについての各信号波形A,B,Cを表示する。
次いで、波形記録装置1による信号Sa,Sb,Scの記録処理について説明する。
最初に、高速信号波形記録部3の動作について説明する。
まず、波形記録処理の前処理として、統括制御部6が、初期設定処理を実行することにより、各構成要素を初期設定する。具体的には、統括制御部6は、トリガ検出部12に対してトリガ発生条件を設定する。本例では、一例として、統括制御部6は、波形データD1が立ち上がりつつ所定値Drefを横切る条件をトリガ発生条件として設定する。また、統括制御部6は、アドレス制御部14に対してストレージ動作回数Nbを出力して、アドレス信号Afの上位アドレス信号を生成する上位アドレスカウンタのカウントビット幅を設定する。本例では、統括制御部6は、一例として、ストレージ動作回数Nbとして数値「8」を出力する。これにより、アドレス制御部14は、上位アドレスカウンタのカウントビット幅を3ビットに設定する。また、統括制御部6は、一例として、ストレージ制御部23に対して波形データD2および外部データD4のうちの波形データD2を選択するように設定すると共に、分周データDdを出力して変換クロックCL2に対するサンプリングクロックSCL2の分周比(一例として8)を設定する。さらに、統括制御部6は、ストレージ制御部23に対して、信号切替部21に入力されている信号Sb,Scを特定するための信号データDnを出力する。また、統括制御部6は、アドレス制御部24に対しても信号データDnを出力する。この場合、アドレス制御部24は、信号データDnの内容に基づいて、信号切替部21に入力されている2つの信号Sb,Scについての波形データDsの記録を認識して、アドレス信号Asの上位アドレス信号を生成する上位アドレスカウンタのカウントビット幅を1に設定する。なお、信号Sb,Scとして、温度センサの出力信号のようにゆっくりと変化するような信号の波形データDsを記録するときには、本来的には、サンプリングクロックSCL2の周波数が400Hz程度になるまで変換クロックCL2を分周(この場合の分周比は25000)するのが通常であるが、本例では説明の理解を容易にするため、分周比を8とする。
統括制御部6による各構成要素の初期設定処理が完了時点で、波形記録装置1は各信号Sa,Sb,Scの波形記録を開始する。
高速信号波形記録部3では、まず、A/D変換部11が信号Saを変換クロックCL1に同期して波形データD1に変換して出力する。これにより、図5に示すように、A/D変換部11から波形データD1として、例えば、信号Saの波高値を示す数値n1,n2,n3,n4,n5,・・が変換クロックCL1に同期して順次出力される。トリガ検出部12は、波形データD1がトリガ発生条件を満たすか否かを常時検出している。次いで、ストレージ制御部13は、自らが生成しているサンプリングクロックSCL1に同期して波形データD1をサンプリングする。本例では、サンプリングクロックSCL1は変換クロックCL1の2倍の周期に設定されているため、ストレージ制御部13は、図5に示すように、波形データD1を一つおきにラッチして出力する。これにより、ストレージ制御部13から波形データDfとして、数値n1,n3,n5,n7,・・がサンプリングクロックSCL1に同期して順次出力される。
また、高速信号波形記録部3では、アドレス制御部14が、サンプリングクロックSCL1に同期してアドレス信号Afを生成してメモリ制御部16に出力している。この場合、アドレス制御部14は、1回目のストレージ動作が完了するまで、アドレス信号Afの上位3ビットを「0」(16進数)に固定している。したがって、アドレス制御部14は、「000」〜「0FF」(16進数)の範囲内でアドレス値が、「000」,「001」,「002」,・・,「0FF」,「000」,「001」,・・というようにインクリメントしつつ変化するアドレス信号Afを出力する。つまり、アドレス制御部14は、図2に示すブロック1用の記憶領域15aの全アドレス空間を順番に指定するアドレス信号Afを出力する。この場合、1つのブロック(例えば、ブロック15a)の記憶領域(この例では、記憶領域15a)の全アドレス空間に波形データ(この例では波形データSDs)を記憶させる処理が1回のストレージ動作となる。したがって、ブロック1〜8の各記憶領域には、最終的には、この1回のストレージ動作で生成される波形データDsが記憶される。また、メモリ制御部16は、ストレージ動作中に、ストレージ制御部13およびアドレス制御部14からサンプリングクロックCL1に同期して波形データDfおよびアドレス信号Afを入力したときに、アドレス信号Afで指定されたメモリ15のアドレスへの波形データDfの記録を実行する。
以上のようにして、高速信号波形記録部3の各構成要素が動作する結果、高速信号波形記録部3は、ストレージ動作中、メモリ15における1つの記憶領域15aをリングメモリ的に使用して波形データDfを記憶する。本例では、記憶領域15aに対するアドレスのビット幅は8ビットであるため、記憶領域15aには、常に、直近の256個分の波形データDfが記憶されている。
一方、低速信号波形記録部4では、まず、図5に示すように、ストレージ制御部23が、分周データDdに基づいて、変換クロックCL2(10MHz)を8分周して1.25MHzのサンプリングクロックSCL2を生成する。また、ストレージ制御部23は、同図に示すように、一例としてこのサンプリングクロックSCL2の立ち上がり後の所定の期間内に、変換クロックCL2に同期させて、信号Sbを特定する内容「00」(2進数)の選択データD3を変換クロックCL2の1クロック分だけ信号切替部21に出力し、続いて信号Scを特定する内容「01」(2進数)の選択データD3を、変換クロックCL2の1クロック分だけ信号切替部21に出力する。これにより、信号切替部21は、各選択データD3の入力に同期して、サンプリングクロックSCL2の立ち上がり後の所定の期間内に、信号Sb,Scを変換クロックCL2の1クロック分ずつ順次出力する。A/D変換部22は、信号切替部21から変換クロックCL2に同期して順次出力される各信号Sb,Scを、変換クロックCL2に同期して波形データD2にそれぞれ変換して出力する。図5では、同図中の最初のサンプリングクロックSCL2に同期して、A/D変換部22から、信号Sbの波高値を示す数値m2と、信号Scの波高値を示す数値u2とが波形データD2として順次出力され、次のサンプリングクロックSCL2に同期して、信号Sbの波高値を示す数値m3と、信号Scの波高値を示す数値u3とが順次出力される例を示している。
また、低速信号波形記録部4では、ストレージ制御部23が、A/D変換部22からサンプリングクロックSCL2の周期で変換クロックCL2の1クロック分ずつ連続して出力される各信号Sb,Scについての波形データD2を、変換クロックCL2に同期して順次ラッチして、内部メモリに一時記憶する。また、ストレージ制御部23は、図5に示すように、次のサンプリングクロックSCL2に同期させて、内部メモリに一時記憶している各信号Sb,Scについての波形データD2をメモリ制御部26に波形データDsとして出力する。また、ストレージ制御部23は、この波形データDsのメモリ制御部26への出力タイミングに合わせてアドレス制御部24の上位カウンタを作動させるための書込信号S2を生成してアドレス制御部24に出力する。
一方、書込信号S2を入力したアドレス制御部24では、1ビット幅に規定された上位アドレスカウンタが、最初の書込信号S2の入力タイミングに同期してそのカウント値を「0」(2進数)から「1」(2進数)に変え、次の書込信号S2の入力タイミングに同期してそのカウント値を「1」(2進数)から「0」(2進数)に変化させる。これにより、図5に示すように、アドレス信号Asの上位ビット(最上位ビットでもある)は、信号Sbについての波形データD2(例えば数値m1,m2)がメモリ制御部26に出力されているときにはその値が「0」(2進数)になり、信号Scについての波形データD2(例えば数値u1,u2)がメモリ制御部26に出力されているときにはその値が「1」(2進数)になる。また、主アドレスカウンタは、サンプリングクロックSCL2に同期して、そのカウント値を「00」、「01」、・・・(16進数)というように順次カウントアップする。これにより、アドレス制御部24は、サンプリングクロックSCL2に同期して、その上位ビットが各信号Sb,Scについての各波形データDsの出力タイミングに合わせて「0」、「1」となり、その下位7ビットがサンプリングクロックSCL2に同期して順次インクリメントするアドレス信号Asを生成してメモリ制御部26に出力する。
また、メモリ制御部26は、ストレージ制御部23およびアドレス制御部24からサンプリングクロックSCL2に同期して波形データDsおよびアドレス信号Asを入力したときに、アドレス信号Asで指定されたメモリ25のアドレスへの波形データDsの記録を実行する。これにより、サンプリングクロックSCL2の周期で、メモリ25における信号Sb用の記憶領域25aに信号Sbについての波形データDsが順次記憶され、メモリ25における信号Sc用の記憶領域25bに信号Scについての波形データDsが順次記憶される。
波形記録装置1では、各信号Sb,Scについての各波形データDsの記録がある程度進んだ段階で、統括制御部6が、低速信号波形記録部4のメモリ制御部26を介してメモリ25にアクセスして、記録されている波形データDsをメモリ25から読み出すことにより、まず、各信号Sb,Scの信号波形B,Cを表示部7に表示させる表示処理を開始する。また、統括制御部6は、トリガ信号S1の発生を常時監視しており、トリガ信号S1の発生を検出したときには、高速信号波形記録部3による信号Saについての1ブロック分の波形データDfのストレージ動作が完了するのを待って表示処理を実行することにより、信号Saの信号波形Aを表示画面7a上に表示させる(図6参照)。
具体的に、波形データDsがトリガ信号S1を満たしたときの各構成要素の動作について説明する。
まず、低速信号波形記録部4による各信号Sb,Scのストレージ動作中に、波形データDsがトリガ条件を満たしたときには、トリガ検出部12が、補正カウンタ5、アドレス制御部14およびアドレス制御部24にトリガ信号S1を出力する。高速信号波形記録部3では、図5に示すように、アドレス制御部14が、トリガ信号S1を入力したときのアドレス信号Afを高速用トリガアドレスAdfとして内部メモリに記憶する。同様にして、低速信号波形記録部4では、アドレス制御部24が、トリガ信号S1を入力した後において最初に入力したサンプリングクロックSCL2に同期してアドレス信号Asを低速用トリガアドレスAdsとして内部メモリに記憶する。一方、補正カウンタ5は、トリガ信号S1の入力タイミング、つまりアドレス制御部14による高速用トリガアドレスAdfの記憶タイミングを起点としてカウント動作を開始する。また、補正カウンタ5は、カウント動作開始後の最初のサンプリングクロックSCL2に同期して、つまりアドレス制御部24による低速用トリガアドレスAdsの記憶タイミングに同期してカウント動作を停止させる。また、補正カウンタ5は、このカウント値Dcnを内部メモリに記憶する。図5に示す例では、カウント値Dcnとして数値「2」を記憶する。
また、高速信号波形記録部3では、高速用トリガアドレスAdfの記憶後、アドレス制御部14が、高速用トリガアドレスAdfの記憶直後からのアドレス信号Afの変化を検出して、この変化数が予め設定された数Ns2(本例では0以上255以下の数)に達した次のサンプリングクロックSCL1に同期して、上位アドレスカウンタをインクリメントする。これにより、アドレス制御部14から出力されるアドレス信号Afのアドレス値が次のブロック2用の記憶領域15bを参照するように切り替わり、記憶領域15aには、直前に終了したストレージ動作において記録した1ブロック分の信号Saについての波形データDfが記録されて、1回目のストレージ動作が完了する。この場合、記憶領域15aには、高速用トリガアドレスAdfの記録時に記憶された波形データDfを挟んで、この波形データDfの後に記録された波形データDfがNs2個記憶され、また高速用トリガアドレスAdfの記録時に記憶された波形データDfを挟んで、この波形データDfの前にNs1個記憶される。なお、Ns1とNs2との合計に1を加えた数が、記憶領域15a全体に記憶される波形データDfの数(本例では256個)と一致する。
このようにして、高速信号波形記録部3は、上記したストレージ動作をトリガ信号S1を検出する都度実施して、1ブロック分の信号Saについての波形データDfを記憶領域15b、記憶領域15c、・・へと順次記録する。また、高速信号波形記録部3では、アドレス制御部14が、各ブロック毎の高速用トリガアドレスAdfを、ストレージ動作回数に対応させてAdf1,Adf2,Adf3,・・・というように順次記憶する。一方、低速信号波形記録部4は、サンプリングクロックSCL2に同期して、信号Sb,Scについての各波形データDsを、信号Sb用の記憶領域25aおよび信号Sc用の記憶領域25bにそれぞれ順次記憶する処理を継続して実行すると共に、トリガ信号S1を入力したときには、その時の低速用トリガアドレスAdsをAds1,Ads2,Ads3,・・・というように順次記憶する。また、補正カウンタ5は、ストレージ動作回数に対応させて各ストレージ動作におけるカウント値Dcnを、Dcn1,Dcn2,Dcn3,・・・というように順次記憶する。
また、統括制御部6は、トリガ信号S1を検出したときには、高速信号波形記録部3による1ブロック分の信号Saについてのストレージ動作の完了を待って、メモリ15に記録された信号Saの波形データDfに基づく信号波形Aについての表示処理を実行して、表示画面7a上に信号Saの信号波形Aを、各信号Sb,Scの信号波形B,Cと共に表示させる。
この信号波形Aの表示処理では、統括制御部6は、まず、表示部7に表示させようとするブロック(以下、「特定ブロック」ともいう)についての波形データDfを、メモリ制御部16を介してメモリ15にアクセスすることにより、メモリ15から読み出す。次いで、統括制御部6は、特定ブロックに対応するカウント値Dcnを補正カウンタ5から読み出す。続いて、統括制御部6は、このカウント値DcnとサンプリングクロックSCL1の周期Tsc1とを乗算することにより、その特定ブロックにおける高速用トリガアドレスAdfと低速用トリガアドレスAdsとの間の時間のずれTg(=Dcn×Tsc1)を算出する。次いで、統括制御部6は、各信号Sb,Scの信号波形B,Cについての低速用トリガアドレスAdsに対応する部位B1,C1についての表示部7の表示画面7a上における表示位置から時間軸方向に沿ってずれTg分だけ遡った表示位置に、信号Saの信号波形Aについての高速用トリガアドレスAdfに対応する部位A1が位置するように、信号Saの信号波形A全体をシフトさせて表示画面7a上に表示させる。
具体的に、ブロック1を特定ブロックとして、このブロック1に含まれる信号Saの信号波形Aを各信号Sb,Scの信号波形B,Cと共に表示画面7aに表示させる例を図6を参照して説明する。ブロック1に関しては、上記したようにカウント値Dcnは2である。このため、統括制御部6は、ブロック1における高速用トリガアドレスAdfと低速用トリガアドレスAdsとの間の時間のずれTgを、2×Tsc1(=100ns)=200nsと算出する。続いて、統括制御部6は、各信号Sb,Scの信号波形B,Cについての低速用トリガアドレスAds1に対応する部位B1,C1についての表示部7の表示画面7a上における表示位置から時間軸方向に沿ってずれTg分だけ遡った表示位置に、信号Saの信号波形Aについての高速用トリガアドレスAdf1に対応する部位A1が位置するように、信号Saの信号波形A全体をシフトさせて表示画面7a上に表示させる。これにより、統括制御部6は、実際の記録時刻についての情報のない信号Saの信号波形Aを、各信号Sb,Scの信号波形B,Cと共に、各信号Sb,Scの信号波形B,Cに対する時間的なずれのない状態で表示画面7a上に表示させる。
また、統括制御部6は、波形データDsに基づいて、各信号Sb,Scの信号波形B,Cを表示画面7a上に表示させるときには、信号波形B,Cについては、波形データDfのデータ量と比較して波形データDsのデータ量が少ないため、波形データDsに対して補間表示処理を実行して各信号波形B,Cを表示画面7a上において連続した信号波形として表示させる。具体的には、統括制御部6は、この補間表示処理により、時間的に相前後する波形データDs,Dsを補間して各信号波形B,Cを連続波形として表示画面7a上に表示させる。この補間表示処理に際しては、線形補間や多項式補間などを採用することもできるし、より簡易な方法として、相前後する波形データDsの一方で、両波形データDs間を埋める方法を採用することもできる。なお、波形データDsと比較してデータ数の多い波形データDfに対しても補間表示処理を実施して、信号Saについての信号波形Aを表示画面7a上に表示させても良い。
また、信号Saの波形データDfの記憶開始から遅れて、各信号Sb,Scの波形データDsの記録が開始された場合において、各信号Sa,Sb,Scの信号波形A,B,Cについての記録開始部分を表示画面7aに表示させたときには、図7に示すように、信号波形Aの開始位置と各信号波形B,Cの開始位置とを揃えて表示させることができないこととなる。このため、この波形記録装置1では、高速信号波形記録部3よりも低速信号波形記録部4を早めに作動させることにより、波形データDsの記憶開始が波形データDfの記録開始よりも常に早くなるように、高速信号波形記録部3および低速信号波形記録部4が制御されている。したがって、統括制御部6は、各信号Sb,Scの波形データDsを補間して(補間表示処理を実行して)、図7において破線で示す部位を各信号波形B,Cに付加する。このため、各信号Sa,Sb,Scの信号波形A,B,Cについての記録開始部分を表示画面7aに表示させたときにも、信号波形Aと各信号波形B,Cとは、互いの表示開始位置が揃った状態で表示画面7a上に表示される。
また、統括制御部6が、ストレージ制御部23に対して波形データD2および外部データD4のうちの外部データD4を選択するように設定したときには、低速信号波形記録部4では、ストレージ制御部23が、各信号Sb,Scについての波形データD2に代えて、外部データD4をサンプリングクロックSCL2に同期させて波形データDsとしてメモリ制御部26に出力する。したがって、波形記録装置1は、信号Saについての波形データDfと外部データD4とを共通の基準クロックに同期させてメモリ15とメモリ25とに記憶する。波形記録装置1は、波形データDsのときと同様にして、外部データD4に基づく信号波形を表示画面7a上に表示させる。
このように、この波形記録装置1によれば、共通の基準クロックを分周してサンプリングクロックSCL1およびこのサンプリングクロックSCL1の周波数以下の周波数のサンプリングクロックSCL2を生成し、このサンプリングクロックSCL1に同期して高速で変化する信号Saを波形データDfに変換してメモリ15に記憶し、サンプリングクロックSCL2に同期して信号Saよりも低速で変化する各信号Sb,Scを波形データDsに変換してメモリ25に記憶することができる。したがって、高速で変化する信号および低速で変化する信号を同一のサンプリングクロックでサンプリングしてメモリに記憶させる構成と比較して、低速で変化する信号についての波形データDsを必要以上にサンプリングして記憶することがないため、メモリ25の使用効率を十分に向上させることができる。また、共通の基準クロックを分周して生成したサンプリングクロックSCL1,SCL2を使用するため、各波形データDf,Dsを時間的に関連付けして各メモリ15,25に記憶させることができる。したがって、各波形データDf,Dsに基づいて高速な信号Saの信号波形Aおよび低速な各信号Sa,Scの信号波形B,Cを同一時間軸において時間のずれのない正確な状態で表示部7に表示することができる。
また、低速信号波形記録部4に信号切替部21を設けたことにより、低速で変化する複数(本例では2つ)の信号Sb,Scについてのほぼ同時刻の波形データDsを、サンプリングクロックSCL2に同期してメモリ25に効率よく記憶させることができる。また、メモリ25の全記憶領域を各信号Sb,Scの数と同数で、かつ各信号Sb,Scに対応させて分割することにより、予め信号切替部21の入力端子数に基づいてメモリ25を分割しておく構成と比較して、メモリ25を一層効率よく使用することができる。
また、外部データD4を入力するI/F部27を備えると共に、ストレージ制御部23が、この外部データD4および各信号Sb,Scについての波形データD2の一方を選択して、サンプリングクロックSCL2に同期して波形データDsをサンプリングすることにより、外部データD4についての波形データDsと信号Saの波形データDfとを時間的に関連付けして各メモリ15,25に記憶させることができる。したがって、波形データDfに基づく高速な信号Saの信号波形A、および波形データDsに基づく低速な外部信号の信号波形を同一時間軸において時間のずれのない正確な状態で表示部7に表示することができる。
また、トリガ信号S1の発生時において、アドレス制御部14およびアドレス制御部24によって取得される高速用トリガアドレスAdfおよび低速用トリガアドレスAds間の時間的なずれをサンプリングクロックSCL1に同期してカウントする補正カウンタ5を備え、統括制御部6が、信号Saについての信号波形Aを各信号Sb,Scについての信号波形B,Cと共に表示部7に表示させるときに、補正カウンタ5のカウント値DcnにサンプリングクロックSCL1の1周期を乗じた時間(ずれTg)だけ、各信号Sb,Scの信号波形B,Cに対して信号波形Aをずらして表示させることにより、信号Saの信号波形Aを各信号Sb,Scの信号波形B,Cと共に時間的なずれのない状態で表示部7に表示させることができる。
また、高速信号波形記録部3よりもサンプリングクロックの周波数の低い低速信号波形記録部4を早めに作動させて、波形データDsの記憶開始が波形データDfの記録開始よりも先んじて開始するように構成することにより、各信号Sa,Sb,Scの信号波形A,B,Cについての記録開始部分を表示画面7aに表示させるときに、統括制御部6が、各信号Sb,Scの波形データDsに対して補間表示処理を実行して、各信号波形B,Cの表示開始部位を信号Saの信号波形Aの表示開始部位に揃えることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、1つの高速信号波形記録部3および1つの低速信号波形記録部4を備えた構成について説明したが、高速信号波形記録部3および低速信号波形記録部4を複数備えた構成を採用することもできる。この場合、各高速信号波形記録部3から出力されるトリガ信号S1は論理和して、各高速信号波形記録部3のアドレス制御部14、各低速信号波形記録部4のアドレス制御部24、および補正カウンタ5に出力することができる。また、高速信号波形記録部3側のメモリ15と低速信号波形記録部4側のメモリ25とを別のメモリで構成する例を挙げて説明したが、1つのメモリの記憶領域を分割して、各記憶領域をメモリ15およびメモリ25として使用する構成を採用することもできる。また、高速信号波形記録部3および低速信号波形記録部4を複数備える構成を採用する場合、各高速信号波形記録部3のメモリ15を1つのメモリで構成し、各低速信号波形記録部4のメモリ25を1つのメモリで構成することもできる。この構成においては、メモリ15として使用する1つのメモリの記憶領域を高速信号波形記録部3の数で分割し、各記憶領域を各高速信号波形記録部3用のメモリとして使用し、メモリ25として使用する1つのメモリの記憶領域を低速信号波形記録部4の数で分割し、各記憶領域を各高速信号波形記録部4用のメモリとして使用する。この構成によれば、高速信号波形記録部3用のメモリと低速信号波形記録部4用のメモリを効率よく使用することができる。
また、上記の構成では、信号切替部21を低速信号波形記録部4に使用した例を挙げて説明したが、高速信号波形記録部3のストレージ制御部13にストレージ制御部23と同様の機能を付加することにより、高速信号波形記録部3のA/D変換部11の前段に信号切替部21を付加して、複数の高速の信号についての波形データDfをサンプリングクロックSCL1に同期してサンプリング可能に構成することができる。
また、高速信号波形記録部3および低速信号波形記録部4においてそれぞれ記憶した波形データDfおよび波形データDsに基づいて、各信号Sa,Sb,Scの信号波形A,B,Cを同一時間軸で表示部7に表示する例について上記したが、各信号Sb,Scについてのいずれか一方の波形データDsと、波形データDfとに基づいて、統括制御部6が、信号波形Bおよび信号波形Cの一方と信号波形Aとの合成波形(リサージュ波形)を表示部7に表示させる構成を採用することもできる。この場合、補間表示処理によって信号波形Bおよび信号波形Cの一方について、時間的に相前後する一対の波形データDsを補間して波形データDfに時間的に対応する新たなデータ(実測値とは異なり、算出したデータ)を生成する際には、信号Saの波形データDfについてのサンプリングクロックSCL1と同じ時間間隔となるように補間して新たなデータを生成するのが好ましい。この構成によれば、各信号Sb,Scについても、サンプリングクロックSCL1と同一周期でサンプリングしたときと同等の数の波形表示用のデータを得ることができる。したがって、信号Saの波形データDfと、信号Sb(または信号Sc)の波形データDsとを用いて、かつ波形データDsを補間することにより、統括制御部6に対して、波形データDfと波形データDsとのサンプリング周期が異なっているとしても、信号Saの信号波形Aと、信号Sb(または信号Sc)の信号波形B(または信号波形A)との合成波形(リサージュ波形)を表示画面7a上に表示させることができる。
1 波形記録装置
2 変換クロック生成部
3 高速信号波形記録部
4 低速信号波形記録部
5 補正カウンタ
6 統括制御部
7 表示部
11,22 A/D変換部
12 トリガ検出部
13,23 ストレージ制御部
14,24 アドレス制御部
15,25 メモリ
16,26 メモリ制御部
21 信号切替部
27 I/F部
D1,D2,Df,Ds 波形データ
SCL1,SCL2 サンプリングクロック
2 変換クロック生成部
3 高速信号波形記録部
4 低速信号波形記録部
5 補正カウンタ
6 統括制御部
7 表示部
11,22 A/D変換部
12 トリガ検出部
13,23 ストレージ制御部
14,24 アドレス制御部
15,25 メモリ
16,26 メモリ制御部
21 信号切替部
27 I/F部
D1,D2,Df,Ds 波形データ
SCL1,SCL2 サンプリングクロック
Claims (6)
- 基準クロックを分周して第1のサンプリングクロックを生成する第1のクロック生成部と、
前記基準クロックを分周して前記第1のサンプリングクロックの周波数以下の周波数の第2のサンプリングクロックを生成する第2のクロック生成部と、
第1のA/D変換部によって生成された第1の信号についての第1の波形データのうちの前記第1のサンプリングクロックに同期して入力した当該第1の波形データを第1の記録用波形データとして出力する第1のストレージ制御部と、
第2のA/D変換部によって生成された第2の信号についての第2の波形データのうちの前記第2のサンプリングクロックに同期して入力した当該第2の波形データを第2の記録用波形データとして出力する第2のストレージ制御部と、
前記第1の記録用波形データおよび前記第2の記録用波形データをメモリに記憶させるメモリ制御部とを備えている記録装置。 - 基準クロックを分周して第1のサンプリングクロックを生成する第1のクロック生成部と、
前記基準クロックを分周して前記第1のサンプリングクロックの周波数以下の周波数の第2のサンプリングクロックを生成する第2のクロック生成部と、
第1のA/D変換部によって生成された第1の信号についての第1の波形データのうちの前記第1のサンプリングクロックに同期して入力した当該第1の波形データを第1の記録用波形データとして出力する第1のストレージ制御部と、
入力している複数の第2の信号を前記第2のサンプリングクロックの周波数よりも高い周波数の変換クロックのタイミングで切り替えつつ順次出力する処理を当該第2のサンプリングクロックに同期して実行する信号切替部と、
前記信号切替部から順次出力される前記複数の第2の信号を前記変換クロックに同期して第2の波形データに順次変換する第2のA/D変換部と、
前記第2のA/D変換部によって生成された前記複数の第2の信号についての前記各第2の波形データを前記第2のサンプリングクロックに同期して入力して第2の記録用波形データとして出力する第2のストレージ制御部と、
前記第1の記録用波形データおよび前記第2の記録用波形データをメモリに記憶させるメモリ制御部とを備えている記録装置。 - 前記第2のストレージ制御部は、前記第2の波形データおよび外部インターフェース回路を介して入力した外部信号についての外部データの一方を選択して取り込んだ当該第2の波形データおよび当該外部データの一方を前記第2の記録用波形データとして出力する請求項1また2記載の記録装置。
- 予め設定されたトリガ発生条件を前記第1の波形データが満たしたときに生成されるトリガ信号を入力したときに前記第1のサンプリングクロックに同期したカウント動作を開始すると共に、その後において前記第2のサンプリングクロックを最初に入力したときに前記カウント動作を停止する補正カウンタと、
前記第1の記録用波形データおよび前記第2の記録用波形データを前記メモリから読み出して当該第1の記録用波形データに基づく第1の記録波形および第2の記録用波形データに基づく第2の記録波形を表示部に表示させるときに、前記補正カウンタのカウント値に前記第1のサンプリングクロックの1周期を乗じた時間だけ、前記第2の記録波形に対して前記第1の記録波形をずらして表示させる統括制御部とを備えている請求項1から3のいずれかに記載の記録装置。 - 前記メモリ制御部は、前記第2の記録用波形データの前記メモリへの記憶を前記第1の記録用波形データに先んじて開始し、
前記統括制御部は、前記第1の記録波形および前記第2の記録波形を前記表示部に表示させるときに、時間的に相前後する一対の前記第2の記録用波形データを補間して前記第2の記録波形の表示開始部位を前記第1の記録波形の表示開始部位に揃えて表示させる請求項4記載の記録装置。 - 前記統括制御部は、前記第1の記録用波形データと前記第2の記録用波形データとに基づいて前記表示部にリサージュ波形を表示させるときに、時間的に相前後する一対の当該第2の記録用波形データを補間したデータを用いる請求項1から5のいずれかに記載の記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2004354253A JP2006162432A (ja) | 2004-12-07 | 2004-12-07 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004354253A JP2006162432A (ja) | 2004-12-07 | 2004-12-07 | 記録装置 |
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-
2004
- 2004-12-07 JP JP2004354253A patent/JP2006162432A/ja active Pending
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