JP2006161991A - スラストころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワッシャ等を用いず部品の組立隙間の調整を可能として、部品の管理コストや組立コストの低減ないしは削減を可能とすること。
【解決手段】本スラストころ軸受10は、油圧式機構内に組み込まれて当該機構の各部品間の組立上の隙間を調整するものであり、レース10aの背面が該レース10aの背面と対向する底壁面(相手部材)12aとの間で油圧室20を構成し、油圧室20からの圧力を受けて軸方向に変位して上記隙間の調整を行うよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の自動変速機等、油圧により動作する油圧式機構に組み込まれて該油圧式機構を構成する部品の軸方向の寸法ばらつき等により発生する各部品間の軸方向の隙間調整を行うスラストころ軸受に関するものである。
自動変速機はトルクコンバータを用いたものが主流となっている。この自動変速機は、筐体(ハウジング)内の入力軸や出力軸の軸方向に沿い多数の変速機用部品を組み合わせて構成されているのであるが、各部品の幅寸法や組立寸法に存在する寸法ばらつきにより軸方向に最終的に組み付けられた部品と筐体との間には軸方向に約1mm程度のわずかな隙間(組立隙間)が生じてくる。この組立隙間が自動変速機の変速動作やその性能に影響することが無いように組立隙間にワッシャやシム等の隙間調整部材を挿入して調整することが行われている(特許文献1参照。)。この場合、組立最終部品と筐体との間には軸方向荷重を受けるスラストころ軸受が設けられているので、このスラストころ軸受は上記ワッシャ等とセットで構成されている場合がある。
しかしながら、組立隙間の程度は種々であるから、隙間調整部材であるワッシャ等も数種類あるいは10数種類準備しておく必要があり、ワッシャ等の管理や部品点数の増大、等をもたらし、コストの上昇を招いている。また、ワッシャ等を多数準備したとしても、組立隙間の程度によっては該組立隙間と高精度に一致したワッシャ等が製作されていない場合もあり、このような場合では、組立隙間の高精度な調整が行い難い。
特公平06−100221公報
本発明により解決すべき課題としては、部品の寸法ばらつき等で生じる組立隙間の調整を低コストで実施可能とすることである。また、他の解決すべき課題としては、組立隙間の調整を高精度で実施可能とすることである。
本発明によるスラストころ軸受は、油圧式機構の筐体内に組み込まれる各部品間の組立上の隙間に配置されて該隙間の調整に用いるスラストころ軸受において、当該軸受はそのレースと共に上記隙間内において軸方向変位可能に配置されかつ該レースが軸方向で対向する相手部材との対向間で油圧室を構成してなり、該油圧室はその内圧の増大に伴ない上記レースを軸方向に押圧変位させて容積を拡大させて上記隙間の調整を行うことを特徴とするものである。上記相手部材には、油圧式機構の筐体だけでなく当該油圧式機構の部品等を含む。
本発明によると、油圧室には隙間の程度に応じた油が供給されて内圧が上昇するとレースが押圧されて軸方向に変位し、これによって該油圧室が上記隙間に占める容積が増すことにより上記隙間の調整が行われる。この場合、スラストころ軸受は、油圧式機構の各部品の軸方向荷重を負担するべく油圧式機構に組み込まれたものであるから、当初から組み込まれてあるスラストころ軸受を組立方向の隙間調整用軸受として利用することができ、ワッシャ等の専用の隙間調整部材を配置する必要がなくなる。これによって、部品点数の削減、部品の管理コストおよび組立コストの削減を図ることができる。本発明によるとまた、ワッシャ等の隙間調整部材による隙間調整とは異なり、その隙間を油圧調整により微妙に高精度で調整することができるので、油圧式機構、例えば、トルクコンバータを用いた自動変速機の変速性能や変速動作を十分に発揮させることができるようになる。
本発明の好ましい態様として、上記レースの半径方向の端部に上記油圧式機構の筐体の側壁面に軸方向に対向するフランジ部を設け、このフランジ部に上記側壁面との間で油圧室の密封状態を維持して当該軸受を軸方向に移動可能とするシール機構を設けることができる。このシール機構は、側壁面に環状凹部を設け、この環状凹部にOリング等の接触シールを嵌入した構成とすることができる。あるいは、シール機構は、フランジ部にOリング等の接触シールを固定し、側壁面にそれらを接触させる構成とすることができる。
本発明のさらに好ましい態様として、油圧室を、レース背面と筐体の底壁面とで囲む空間で構成し、この底壁面に油供給孔を連通して、該油供給孔から油圧室に油の供給を可能とすることができる。
本発明によれば、油圧式機構の部品の寸法ばらつきや組立の寸法ばらつきなどで生じる隙間を、ワッシャ等の、スラストころ軸受とは別途専用の隙間調整部品を用いずに調整することができ、部品点数の削減、組立工数の削減、高精度な隙間調整が可能となる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態に係るスラストころ軸受を詳細に説明する。実施の形態においては、スラストころ軸受が組み込まれる油圧式機構を自動変速機に適用するが、該適用される油圧式機構は、これに限定されない。
図1を参照して、スラストころ軸受10は、自動変速機の筐体(相手部材)12の内部に組み込まれる。筐体12は、環状の底壁面12aと、この底壁面12aの外径側周縁部から軸方向一方に立ち上がる環状の外径側側壁面12bと、底壁面12aの内径側周縁部から軸方向他方に立ち下がる環状の内径側側壁面12cとを有する。
スラストころ軸受10は、筐体12の底壁面12aと自動変速機において入力軸または出力軸等の自動変速機用軸13に沿って軸方向に組立てられる各組立部品のうち最終組立部品16との間に組み込まれている。スラストころ軸受10は、環状のレース10aと、複数の針状ころ10bと、M形保持器10cと、を備える。レース10aは、半径方向に延びるレース本体10a1を備える。レース本体10a1の外径側端部には外径側側壁面と対向して軸方向一方に環状に延びる外径側フランジ部10a2が設けられている。レース本体10a1の内径側端部には内径側側壁面と対向して幅方向他方に環状に延びる内径側フランジ部10a3が設けられている。外径側フランジ部10a2の端部は円周方向数箇所において内径側に突出した突出部10a4が設けられている。M形保持器10cは、円周方向断面M形状に形成され、円周方向複数箇所にポケット10c1が設けられ、このポケット10c1に針状ころ10bが抜け止めされて収納されている。保持器10cの外径側端部は、レース10aの外径側フランジ部10a2の内側面に当接し、外径側フランジ部10a2の突出部10a4により軸方向一方側に抜け止めされている。
レース本体10a1の背面は、相手部材である底壁面12aとの間で油圧室20を構成している。油圧室20は、外径側と内径側それぞれのシール機構18a,18bにより密封されている。外径側シール機構18aは、外径側側壁面12bに設けた凹部(Oリング装着部)18a1とこの凹部18a1内に嵌入した環状のOリング18a2とにより構成されている。内径側シール機構18bは、内径側側壁面12cに設けた凹部(Oリング装着部)18b1とこの凹部18b1内に嵌入した環状のOリング18b2とにより構成されている。
スラストころ軸受10は、外径側と内径側それぞれのシール機構18a,18bを、外径側と内径側それぞれのフランジ部10a2,10a3と同じく外径側と内径側それぞれの側壁面12b,12cとの対向間に設けたことにより、軸方向変位可能となっている。
外径側フランジ部10a2と内径側フランジ部10a3は、上記シール機構18a,18bそれぞれのOリング18a2,18b2が接触する接触部を構成するが、Oリング18a2,18b2を装着するOリング装着部を構成することができる。この場合、外径側側壁面12bと内径側側壁面12cはOリング18a2,18b2の接触部を構成する。
Oリング18a2,18b2に代えて、通常の接触シールを凹部18a1,18b1に配置し、その接触シールのリップを相手部材側に接触する構成としてもよい。この接触シールを用いる場合では、シールのリップ形状を変えたりリップ緊迫力を調整することにより油の漏洩を防止することができる。本明細書ではOリング18a2,18b2は、スラスト軸受が隙間調整機能を保持できる程度に油圧室20の油が漏れ出ないように密封することができるシールであれば、そのシールに置換することができる。
スラストころ軸受10は、レース10aの背面が油圧室20の油圧により軸方向一方側に押圧されることにより、軸方向一方側に変位して自動変速機の筐体12内の隙間調整を行うようになっている。
筐体12の底壁12eには一方向弁14付きの油供給孔12dが開通されている。一方向弁14は、油供給孔12dの内部に装着しても、この油供給孔12dに連通する他の油供給孔の内部に装着してもよい。この一方向弁14は、油圧により開くことができる弁であればよいが、図外のマイクロコンピュータ等により開閉を制御できる弁であれば、一方向弁ではなく、電磁弁でもよい。例えば、油圧室20の内圧が過大な場合では油圧室20から油を排出させ、内圧が不足する場合は油を供給するようにその電磁弁の開閉を制御するとよい。油圧室20は、この油供給孔12dから油の供給を受けて内圧が増大するようになっている。
図2を参照して動作を説明する。図2(a)は、組立隙間調整前、図2(b)は組立隙間調整後を示す。図2(a)に示すごとく、組立隙間調整前の組立隙間はG1であり、スラストころ軸受10のレース10aのレース本体10a1の背面位置は、軸方向位置P1にある。この組立隙間G1に対応して、油供給孔12dを介して図示略の油供給源から油圧室20に油が供給される結果、油圧室20の内圧が増大する。この油圧室20の内圧の増大に伴ない、スラストころ軸受10のレース10aのレース本体10a1の背面が軸方向一方側に押圧されて、レース10aのレース本体10a1の背面位置は、図2(b)に示すごとく、軸方向位置P2にまで変位する。これによって油圧室20の容積が拡大して隙間が調整される。この場合、スラストころ軸受10はこのレース10aと共に軸方向に変位可能であるから、上記油圧室20の容積拡大が許容される。以上により、組立隙間G1が好ましくはゼロに調整される。油圧室20はその内圧が上昇しようとするとレース10aが軸方向変位してその容積が拡大するので低下するが、組立隙間G1が例えばゼロに調整されると、油圧室20の内圧が上昇しても油圧室20の容積は拡大できなくなり、油供給孔12dから油の供給が継続されると、内圧が上昇を継続することとなる。そこで、隙間の調整完了後は、油供給孔12dからの油の供給を停止させるべく、油圧室20や油供給孔12d、あるいはその他の部位にセンサ等を配置し、そのセンサの出力信号により油圧室20の内圧の変化等を検知し、油圧ポンプ等の作動を停止させるなどして、油供給孔12dからの油の供給を停止させる。
以上説明したごとく、実施の形態のスラストころ軸受10においては、自動変速機等の油圧式機構内部に軸方向荷重を受けるべく該自動変速機内に組み込まれたものであり、スラストころ軸受10は、軸方向荷重を負担する本来の軸受機能の他に組立隙間調整機能も備えるから、ワッシャ等の組立隙間調整部品が不要となり、部品点数が削減され、従来のごとく、ワッシャ等の隙間調整部材をコストをかけて、多種類、用意しておく必要がなくなり、部品コスト、部品管理コスト、部品組立コスト、等を大幅に削減することができる。さらに、スラストころ軸受10は、組立隙間に応じて連続的に軸方向に変位することができるから、従来のごとく、ワッシャ等の隙間調整部材よりも、組立隙間を高精度に調整することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図3を参照して説明する。なお、上記実施の形態と同様の構造については説明を省略するとともに同じ符号を付す。
図3を参照して、スラストころ軸受10のレース本体10a1の外径側フランジ部10a2の外周の軸方向端部角部分に全周にわたり凹み形成された段部21を設け、この段部21に嵌合される断面視L字状の芯金22と、リップ23aを備えた樹脂シール部23とから成る接触シール24を、前記段部21に嵌合させたものとしている(図3における要部拡大図参照)。さらに、レース本体10a1の内径側フランジ部10a3の外周の軸方向端部角部分に全周にわたり凹み形成された段部25を設け、この段部25に嵌合される断面視L字状の芯金26と、リップを備えた樹脂シール部27とから成る接触シール28を、前記段部21に嵌合させたものとしている。接触シール24のリップ23aは筐体12の外径側側壁面12bに摺接するものとなっている。接触シール28のリップは筐体12の内径側側壁面12cに摺接するものとなっている。接触シール24,28でシールされたレース本体10a1と筐体12との間の空間部には油が供給されて充填され、その充填された油によってスラストころ軸受10が最終組立部品16に押圧されるので、スラストころ軸受10と最終組立部品16との間に隙間が生じないようになっている。
なお、本発明は、上記実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した範囲内で種々に変更して実施することができる。
本発明の実施の形態に係るもので、自動変速機の筐体と該筐体に組み込まれるスラストころ軸受とを示す断面図である。 スラストころ軸受による組立隙間の調整動作の説明に供する図である。 本発明の他の実施の形態に係るもので、自動変速機の筐体と該筐体に組み込まれるスラストころ軸受とを示す断面図である。
符号の説明
10 スラストころ軸受
10a レース
10a1 レース本体
10a2 外径側フランジ部
10a3 内径側フランジ部
10a4 突出部
10b ころ
10c 保持器
12 筐体(相手部材)
12a 底壁面
12b 外径側側壁面
12c 内径側側壁面
12d 油供給孔
12e 底壁
13 自動変速機用軸
14 一方向弁
16 最終組立部品
18 シール機構
18a 外径側シール部
18b 内径側シール部
20 油圧室

Claims (2)

  1. 油圧式機構の筐体内に組み込まれる各部品間の組立上の隙間に配置されて該隙間の調整に用いるスラストころ軸受において、当該軸受はそのレースと共に上記隙間内において軸方向変位可能に配置されかつ該レースが軸方向で対向する相手部材との対向間で油圧室を構成してなり、該油圧室はその内圧の増大に伴ない上記レースを軸方向に押圧変位させて容積を拡大させて上記隙間の調整を行う、ことを特徴とするスラストころ軸受。
  2. 上記レースの半径方向の端部に上記油圧式機構の筐体の側壁面に軸方向に対向するフランジ部を設け、このフランジ部に上記側壁面との間で油圧室の密封状態を維持して当該軸受を軸方向に移動可能とするシール機構を設けた、ことを特徴とする請求項1に記載のスラストころ軸受。

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