JP2006161851A - 油圧供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動オイルポンプの駆動トルクを作動油の油温に応じて設定する油圧供給装置を提供する。
【解決手段】 ハイブリッド車両1を走行させる駆動源(エンジン2およびモータジェネレータ4)と、この駆動源により駆動される機械式オイルポンプ20と、12Vバッテリ24により駆動される電気モータ22と、この電気モータ22により駆動される電動オイルポンプ21と、機械式オイルポンプ20および電動オイルポンプ21から供給される作動油により変速比を設定して、駆動源の回転駆動力を変速して車輪8に伝達する自動変速機構7と、作動油の油温を検出する油温センサ42と、出力すべきポンプ駆動トルクをトルク指令値として電気モータ22に指令してこの電気モータ22を作動させるコントロールユニット15とから構成された油圧供給装置30において、コントロールユニット15が油温センサ42により検出された油温に応じてトルク指令値を決定するように構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハイブリッド車両等に用いられ、エンジン停止時に電動オイルポンプにより変速機構等に作動油を供給する油圧供給装置に関する。
燃費の向上や排気ガスの低減による環境対策のために、エンジンと発電可能なモータ(モータジェネレータ)とが組み合わされた駆動源により走行可能なハイブリッド車両が開発されている。このハイブリッド車両は、停車時にエンジンを停止するいわゆるアイドル停止制御を行うが、エンジンが停止すると、このエンジンにより変速機構等に作動油を供給する機械式オイルポンプも停止してしまうため、アイドル停止制御が行われるときだけバッテリにより駆動される電気モータにより駆動されて作動油を供給する電動オイルポンプが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−307271号公報
この電動オイルポンプは電気モータにより駆動されるため、電動オイルポンプから吐出される作動油の油圧は、電気モータのポンプ駆動トルクを制御することにより行われる。しかしながら、電動オイルポンプから吐出される作動油の油圧は、作動油の粘度に依存するため、作動油の油温によりその粘度が変化すると、電動オイルポンプから適切な油圧を得ることができないという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、電動オイルポンプを駆動する電気モータのポンプ駆動トルクを作動油の油温に応じて決定する油圧供給装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る油圧供給装置は、車両(例えば、実施形態におけるハイブリッド車両1)を走行させる駆動源(例えば、実施形態におけるエンジン2およびモータジェネレータ4)と、この駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、バッテリ(例えば、実施形態における12Vバッテリ24)により駆動される電気モータと、この電気モータにより駆動される電動オイルポンプと、機械式オイルポンプおよび電動オイルポンプから供給される作動油により変速比を設定して、駆動源の回転駆動力を変速して車輪に伝達する変速機構(例えば、実施形態における自動変速機構7)と、作動油の油温を検出する油温センサと、出力すべきポンプ駆動トルクをトルク指令値として電気モータに指令してこの電気モータを作動させるコントロールユニットとから構成されるものであり、コントロールユニットが、油温センサにより検出された油温に応じてトルク指令値を決定するように構成される。
このような本発明に係る油圧供給装置において、コントロールユニットが、電気モータを起動する前に検出した油温に応じてトルク指令値を決定するように構成されることが好ましい。
なお、このような本発明に係る油圧供給装置において、電気モータは三相ブラシレスセンサレスモータで構成されることが好ましい。
本発明に係る油圧供給装置を以上のように構成すると、電気モータが作動油の油温に応じて適切なポンプ駆動トルクを出力するように作動するため、電動オイルポンプから適切な油圧を供給することができる。このとき、電気モータを起動する前の作動油の油温により電気モータへのトルク指令値を決定することにより、簡単な構成で最適な油圧を電動オイルポンプが供給することができる。
なお、このような本発明に係る油圧供給装置は、電気モータを三相ブラシレスセンサレスモータで構成することにより、省エネルギーとすることができ、また、安価に製造することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明に係る油圧供給装置を有したハイブリッド車両の走行駆動系の構成を、図1を参照して説明する。
このハイブリッド車両1は、駆動源として直列に繋がって配設されたエンジン2および発電可能なモータ(「モータジェネレータ」と称する)4を有し、この駆動源に繋がってロックアップクラッチ5を備えたトルクコンバータ6と、自動変速機構7とが配設され、自動変速機構7の出力軸が車輪8に繋がっている。このため、エンジン2およびモータジェネレータ4からの駆動力が択一的に若しくは一緒にロックアップクラッチ5付きのトルクコンバータ6および自動変速機構7を介して変速されて車輪8に伝達され、ハイブリッド車両1が走行駆動される。
また、走行中にアクセルペダル9の踏み込みが解放されて減速走行(コースティング走行)するときに、車輪8からの駆動力が自動変速機構7およびロックアップクラッチ5付きのトルクコンバータ6を介して駆動源に伝達されるが、このとき、エンジン2によりエンジンブレーキ作用(エンジンフリクショントルクに基づく制動作用)が生じるとともにモータジェネレータ4を駆動して発電(エネルギー回生)を行う。
エンジン2は多気筒レシプロタイプエンジンであり、各気筒に対する燃料噴射制御および噴射燃料の点火制御を行うとともに各気筒の吸排気バルブを閉止させて休筒状態とさせるバルブ作動制御を行うことができるエンジン運転制御装置3を備えている。このエンジン運転制御装置3は、後述するコントロールユニット(ECU)15によりその作動が制御され、所定の運転条件下において、エンジン2の自動停止始動制御(いわゆる、アイドル停止制御)が行われたり、一部若しくは全部の気筒の吸排気バルブを閉止状態とする休筒制御が行われたりする。
トルクコンバータ6は、ロックアップクラッチ5によりその入出力部材(ポンプ部材とタービン部材)間を係脱することが可能であり、ロックアップクラッチ5を解放した状態では駆動源(エンジン2およびモータジェネレータ4)と自動変速機構7との間でトルクコンバータ6を介して回転駆動力の伝達が行われる。一方、ロックアップクラッチ5を係合させると、駆動源(モータジェネレータ4の出力軸)と自動変速機構7の入力軸とがトルクコンバータ6をバイパスして直結される。このロックアップクラッチ5の係脱制御は油圧制御バルブ(HCV)12により行われるが、油圧制御バルブ12はコントロールユニット15により作動制御される。すなわち、コントロールユニット15によりロックアップクラッチ5の係脱制御が行われる。
自動変速機構7は、複数の変速ギヤ列からなる有段変速機構であり、油圧制御バルブ12から油圧作動変速クラッチへの油圧供給を行って運転状態に応じた所望の変速段を自動的に設定して自動変速を行う。このとき油圧制御バルブ12は、コントロールユニット15により作動制御される。すなわち、コントロールユニット15により運転状態に応じた自動変速制御が行われる。
モータジェネレータ4は、バッテリ10からパワードライブユニット(PDU)11を介して供給される電力を受けて駆動されるが、このときパワードライブユニット11はコントロールユニット15により制御される。すなわち、コントロールユニット15によりモータジェネレータ4の駆動制御が行われる。また、ハイブリッド車両1が減速走行するときには、車輪8からの駆動力を受けてモータジェネレータ4が回転駆動され、これが発電機として機能して回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収し、パワードライブユニット11を介してバッテリ10を充電する。このときの回生エネルギー制御もパワードライブユニット11を介してコントロールユニット15により行われる。
ところで、このハイブリッド車両1において、ロックアップクラッチ5および自動変速機構7の油圧供給源(油圧供給装置30)は、機械式オイルポンプ20と電動オイルポンプ21を有して構成されている。機械式オイルポンプ20は、駆動源(エンジン2およびモータジェネレータ4)に連結されており、この駆動源の駆動力によって作動する。なお、図1においては、説明を簡単にするために機械式オイルポンプ20をエンジン2の横に記載しているが、実際には、この機械式オイルポンプ20は、トルクコンバータ6と自動変速機構7の間に配設されている。
一方、電動オイルポンプ21は、電気モータ22によって駆動される。電気モータ22は、12Vバッテリ24から供給される電力をポンプドライバ23で制御することにより駆動されるが、このポンプドライバ23はコントロールユニット15により制御される。上述のように、コントロールユニット15によりアイドル停止制御が行われてエンジン2が停止することにより、機械式オイルポンプ20から油圧供給が行われなくなるときに、ポンプドライバ23を介してコントロールユニット15により電気モータ22が駆動され、電動オイルポンプ21から作動油が供給される。なお、この電気モータ22には、直流ブラシモータよりも効率が良く、センサ付きブラシレスモータよりも構造が簡単で安価な三相センサレスブラシレスモータが用いられている。
上述のように、コントロールユニット15は、エンジン運転制御装置3、油圧制御バルブ12、パワードライブユニット11およびポンプドライバ23の作動制御を行うのであるが、その制御のため、種々の検出信号が入力される。例えば、図示するように、アクセルペダル9の踏み込みを検出するアクセルセンサ17からの検出信号、トルクコンバータ6の入出力回転数を検出する回転数センサ18からの検出信号が入力され、さらに、図示しないが、車速センサからの車速検出信号、エンジン回転センサからのエンジン回転数検出信号、変速機のシフトポジション検出信号、ブレーキセンサからのブレーキ作動検出信号、バッテリ10の残容量検出信号等がコントロールユニット15に入力される。
それでは、上述の油圧供給装置30について、図2を用いて更に詳しく説明する。油圧供給装置30は、オイルパン31、ストレーナ32、ストレーナ32と機械式オイルポンプ20の吸入側とに繋がる第1油路33、機械式オイルポンプ20の吐出側と油圧制御バルブ12とに繋がる第2油路34、第1油路33から分岐して電動オイルポンプ21の吸入側に繋がる第3油路35、電動オイルポンプ21の吐出側と第2油路34とに繋がる第4油路36、および、第4油路36と第3油路35とを繋ぐ第5油路37を有して構成されている。また、第4油路36には、機械式オイルポンプ20からの作動油が電動オイルポンプ21に逆流しないように逆止弁38が設けられており、第5油路37には、第4油路36側から順に、オリフィス39およびリリーフ弁40が設けられている。このリリーフ弁40は、第4油路36の油圧が所定の値以上になると開放されて第4油路36の作動油を第3油路35に流すように構成されている。なお、以降の説明において、電動オイルポンプ21から吐出された作動油が第5油路37(オリフィス39、リリーフ弁40)を通ってオイルポンプ21に戻る回路をリサーキュ回路と呼ぶ。
エンジン2により機械式オイルポンプ20が作動しているときは、オイルパン31の作動油がストレーナ32から第1油路33を通って機械式オイルポンプ20に吸い込まれ、機械式オイルポンプ20で加圧されて第2油路34に吐出され油圧制御バルブ12に供給される。一方、エンジン2が停止して機械式オイルポンプ20により油圧供給ができないときは、コントロールユニット15により電動オイルポンプ21が作動され、オイルパン31の作動油がストレーナ32から第1油路33および第3油路35を通って電動オイルポンプ21に吸い込まれ、電動オイルポンプ21で加圧されて第4油路36に吐出されて、第2油路34から油圧制御バルブ12に供給される。
そのため、アイドル停止制御によりエンジン2が停止していても、電動オイルポンプ21により必要油圧が供給されるため、エンジン2の再始動時における油圧の立ち上がり遅れを防止し、発進応答遅れを防止することができる。なお、油圧制御バルブ12を介してロックアップクラッチ5および自動変速機構7に供給された作動油は第6油路41を介してオイルパン31に戻される。
ここで、電動オイルポンプ21を作動させる電気モータ22は、ブラシレスセンサレスモータであるため、永久磁石を有する回転子と、この回転子を囲むように設けられたステータコイルとから構成されており、ポンプドライバ23からステータコイルに印加するパルス電圧を調整してその回転が制御される。なお、パルス電圧の制御はパルス幅を制御するパルス幅変調(PWM)方式により制御される。
ところで、このようなブラシレスモータは、回転子の永久磁石の位置に応じて、ステータコイルに印加するパルス電圧を制御する必要がある。そのため、ポンプドライバ23は、電気モータ22の起動時に、瞬間的に電源供給を切断して電気モータ22をフリーランさせ、この電気モータ22を内部の永久磁石による同期発電機として作動させることにより、その出力電圧から回転子の位置を特定する位置決め・同期モードを有しており、その結果によりパルス電圧を制御して正確に電気モータ22を作動させることができる(この状態をセンサレスモードと呼ぶ)。
このようなハイブリッド車両1に用いられる電動オイルポンプ21は、省燃費を目的とするアイドル停止制御においてエンジン2の停止中に自動変速機構7の機能を維持するために必要なものであるため、省電力運転することが要求される。自動変速機構7の機能を維持するために必要な最低油圧をエンジン2の停止中に常時確保するためには、作動油の油温や粘度の影響を受けにくいポンプ駆動トルクで電気モータ22を制御することが望ましい。そのため、コントロールユニット15は、ポンプドライバ23に対して電気モータ22が出力すべきトルクの大きさをトルク指令値として出力する。
電気モータ22の出力トルク(ポンプ駆動トルク)とステータコイルに流れる電流(これを「巻き線電流」と呼ぶ)の電流値の間には比例関係があり、そのため、ポンプドライバ23は、コントロールユニット15からのトルク指令値に対して、巻き線電流の電流値を電流センサ25で測定し、この測定値が所定の値、すなわち、所定のトルクとなるように制御を行う(この制御を「トルク制御」と呼ぶ)。電気モータ22に印加される電圧値で制御を行う方式にすると、印加する元電圧の変化や、ハーネスの抵抗値のバラツキによる影響を受けやすく正確な制御を行うことがより複雑になるからである。
以上のような構成のハイブリッド車両1においては、コントロールユニット15は、アイドル停止制御によるエンジン2の停止により車速が0になる前に電気モータ22が駆動され電動オイルポンプ21が作動する。このときの油圧制御バルブ12に供給される油圧(ライン圧PL)と電動オイルポンプ21から吐出される油圧(電動ポンプ圧PE)との関係は図3に示すようになる。すなわち、アイドル停止制御の条件が揃い、車速が所定の値より遅くなると(図3における時刻t0)、車速の低下に伴ってアイドル停止制御のための準備のため、コントロールユニット15は電気モータ22を駆動し、電動オイルポンプ21を作動させる。なお、電動オイルポンプ21を作動させても電動オイルポンプ圧PEが立ち上がるまでには若干の時間を必要とし、本実施形態においては図4における時刻t1で電動ポンプ圧PEが実際に圧力を上昇させ始めている。一方、時刻t0からさらに車速が低下して所定の車速になると(図4における時刻t1)、エンジン2が停止される。そのため、機械式オイルポンプ20の出力が低下し、ライン圧PLが低下する。電動ポンプ圧PEが所定の値、すなわち、リリーフ弁40が開放される油圧P0に達すると(図3における時刻t2)、リリーフ弁40が開いてリサーキュ回路に作動油が流れる。そして、ライン圧PLと電動ポンプ圧PEが一致したときに(図3における時刻t3、油圧P1)、逆止弁38が開いて電動オイルポンプ21から吐出した作動油が油圧制御バルブ12に供給される。
ここで、図4に示すように、電動オイルポンプ21から作動油を加圧して吐出するために必要なトルクQ0は、油圧吐出に必要なトルクQ10、攪拌抵抗および吐出配管圧損のためのトルクQ20、および、フリクションのためのトルクQ30の合計値から求められる。ここで、油圧吐出およびフリクションのためのトルクQ10,Q30は、作動油の油温によらずほぼ一定の値であるが、トルクQ20に影響する攪拌抵抗は、作動油の粘度の影響を受けるため、作動油の油温が下がって粘度が増加すると、それに応じて増加する傾向にある。一方、トルクQ20に影響する吐出配管圧損は、電動オイルポンプ21の回転数が増加するにつれて増加するため、作動油の油温が上がって粘度が減少すると、それに応じて増加する傾向にある。そのため、電動オイルポンプ21のポンプ駆動トルクQ0は、作動油の油温が低いとき、および、高いときに増加させる必要がある。
以上より、コントロールユニット15は、ポンプドライバ23にトルク指令値を出力するときに、作動油の油温に応じてこのトルク指令値を設定する必要がある。本実施例に係る油圧供給装置30は、図2に示すように、オイルパン31に貯留されている作動油の油温を検出する油温センサ42を有しており、この油温センサ42の検出値は、コントロールユニット15に入力されるように構成される。
まず、第1実施例として、作動油の油温が低温のときに、電気モータ22のポンプ駆動トルクを増加させるようにコントロールユニット15が構成されている場合について説明する。この実施例におけるコントロールユニット15は、図5に示すように、作動油の油温TがT1以下のときは、トルクQ1となるようにトルク指令値を出力し、油温がT1より大きくT2以下のときは、油温の上昇に応じてトルクを減少させ、油温がT2より大きいときは、トルクQ2となるようにトルク指令値を出力するように構成されている。
このときのコントロールユニット15の処理について、図6を用いて説明する。コントロールユニット15は、ハイブリッド車両1の走行状態からアイドル停止制御によりエンジン2を停止後、車速が所定の値になったところで(図3における時刻t1)、ポンプドライバ23に出力するトルク指令値を、油温センサ42により検出された油温Tを用いて、以下の処理により決定する。まず、油温Tが設定温度T1以下であるか比較し(S100)、T1以下である場合は、トルクQをQ1に設定する(S101)。油温TがT1より大きい場合は、T2以下であるか比較する(S102)。油温TがT2以下であるとき、すなわち、T1より大きくT2以下であるときは、トルクQを次に示す式(1)に基づいて設定する(S103)。
Q = (Q1−Q2)T/(T1−T2
+ (Q21−Q12)/(T1−T2) (1)
さらに、油温TがT2以下でない場合は、トルクQをQ2に設定する(S104)。そして、コントロールユニット15は、このようにして決定されたトルクQに基づいてポンプドライバ23にトルク指令値を出力し、電動オイルポンプ21を作動させる。
このような構成によると、作動油の油温が低く粘度が高いときでも、トルク指令値はその油温に応じた値、すなわち、作動油の攪拌抵抗を考慮した値となっているため、電動オイルポンプ21から吐出される作動油の油圧が不足することはなく、また、作動油の油温が高く粘度が低いときでも、電動オイルポンプ21の油圧が高すぎることもない。
なお、この第1実施例においては、ポンプ駆動トルクQを、電動オイルポンプ21(電気モータ22)の起動直前の作動油の油温Tで設定している。これは、アイドル停止制御によりエンジン2が停止しているときは、自動変速機構7の作動も停止しており、作動油の油温の上昇は小さく、エンジン2の停止前とほぼ同じ油温だからである。
もちろん、所定の時間間隔で油温センサ42から作動油の油温を検出し、その都度トルクQを設定してそのトルクに応じたトルク指令値をポンプドライバ23に出力することにより電動オイルポンプ21のポンプ駆動トルクを設定するように構成しても良い。
次に、第2実施例として、作動油の油温が高温時と低温時に電気モータ22のポンプ駆動トルクを増加させるようにコントロールユニット15が構成されている場合について説明する。この実施例におけるコントロールユニット15は、図7に示すように、作動油の油温TがT1以下のときは、トルクQをQ1に設定し、油温がT1より大きくT2以下のときは、油温の上昇に応じてトルクQを減少させて設定し、油温がT2より大きくT3以下のときは、トルクQをQ3に設定し、油温がT3より大きくT4以下のときは、油温の上昇に応じてトルクQを増加させて設定し、油温がT4より大きいときは、トルクQをQ2となるように設定し、このトルクQに応じたトルク指令値がポンプドライバ23に出力される。この第2実施例においても、上述の第1実施例と同様に、電気モータ22にトルク指令値を出力する直前の作動油の油温Tを油温センサ42により検出し、この油温Tに基づいて上述の判断処理を行い、最適なポンプ駆動トルクQが設定され、このトルクQに基づくトルク指令値により電動オイルポンプ21が作動する。
このような構成によると、コントロールユニット15から出力されるトルク指令値は、油温が低いときは作動油の攪拌抵抗が考慮され、油温が低いときは吐出配管圧損が考慮されるため、電動オイルポンプ21から吐出される作動油の油圧が不足することはない。
なお、この第2実施例においても、所定の時間間隔で油温センサ42から作動油の油温を検出し、その都度トルクQを設定してそのトルクに応じたトルク指令値をポンプドライバ23に出力することにより電動オイルポンプ21のポンプ駆動トルクを設定するように構成しても良い。
本発明に係る油圧供給装置が用いられるハイブリッド車両の走行駆動系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る油圧供給装置の構成を示すブロック図である。 ライン圧と電動ポンプ圧の推移を示すグラフである。 作動油の油温とポンプ駆動トルクの関係を示すグラフである。 第1実施例における油温とポンプ駆動トルクの関係を示すグラフである。 第1実施例におけるトルク設定の処理を示すフローチャートである。 第2実施例における油温とポンプ駆動トルクの関係を示すグラフである。
符号の説明
1 ハイブリッド車両(車両)
2 エンジン(駆動源)
4 モータジェネレータ(駆動源)
7 自動変速機構(変速機構)
8 車輪
15 コントロールユニット
20 機械式オイルポンプ
21 電動オイルポンプ
22 電気モータ
24 12Vバッテリ(バッテリ)
30 油圧供給装置
42 油温センサ

Claims (3)

  1. 車両を走行させる駆動源と、
    前記駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、
    バッテリにより駆動される電気モータと、
    前記電気モータにより駆動される電動オイルポンプと、
    前記機械式オイルポンプおよび前記電動オイルポンプから供給される作動油により変速比を設定して、前記駆動源の回転駆動力を変速して車輪に伝達する変速機構と、
    前記作動油の油温を検出する油温センサと、
    出力すべきポンプ駆動トルクをトルク指令値として前記電気モータに指令して前記電気モータを作動させるコントロールユニットとから構成され、
    前記コントロールユニットが、前記油温センサにより検出された前記油温に応じて前記トルク指令値を決定するように構成されたことを特徴とする油圧供給装置。
  2. 前記コントロールユニットが、前記電気モータを起動する前に検出した前記油温に応じて前記トルク指令値を決定するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の油圧供給装置。
  3. 前記電気モータが、三相ブラシレスセンサレスモータで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の油圧供給装置。
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