JP2006160943A - 硬化性樹脂組成物、土木建築材および土木建築物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 塗布作業性に優れ、硬化時の表面硬化性及び耐汚れ性に優れ、特にアスファルト等の下地追従性に優れる硬化性樹脂組成物を提供することである。
【解決手段】 分子中に空乾性成分である環状脂肪族カルボン酸由来の構造単位及びジエチレングリコール由来の構造単位を有するポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートのいずれかの樹脂と(メタ)アクリロイル基を有する単量体とを含有してなる硬化性樹脂組成物、土木建築材用硬化性樹脂組成物、土木建築材および土木建築物に関する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、塗布作業性、硬化時の表面硬化性及び耐汚れ性に優れ、特にアスファルト等の下地への追従性に優れる硬化性樹脂組成物、土木建築材及び土木建築物を提供するものである。
従来、土木建築用樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などが代表的に用いられているが、これらの樹脂はいずれも高粘度であるため溶剤に溶解した形で利用されており、アスファルトへ塗布する場合にはこの溶剤が下地を溶解し、いわゆるカットバックによって接着性が著しく低下する。
これらの溶剤型土木建築用樹脂とは別に、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等の樹脂は、併用されているモノマーが溶剤を兼ねているため、下地に塗布して得られる塗膜は、一般的に用いられている溶剤型土木建築用樹脂と異なり、ラジカル重合反応により完全に硬化する点で優れている。しかし、土木建築用被覆組成物として用いる場合には、空気中の酸素がラジカル重合を阻害するため、塗膜表面の乾燥性が悪く、汚れが残りやすいという欠点がある。さらに、アスファルトのような高温時に軟質化する下地に対して追従性を付与するため、二重結合の濃度を下げ、反応性を低下させて伸び率を30%以上、望ましくは100%以上にすると、より一層表面の乾燥性が悪くなるという問題がある。これらの欠点を補うためにワックスを添加したり、あるいは空乾性能を有する樹脂を併用しているのが現状である。
しかしながら、ワックスを添加すると、塗膜表面において空気を遮断する作用を有するため、空気乾燥性の向上に寄与する反面、硬化後も塗膜表面に存在し、塗膜の二次接着性及び外観などに影響を与えることが多い。また、空乾性能を有する樹脂を併用する技術が提案されている(例えば特許文献1〜6参照)が、これらの技術は、硬化時にラジカル重合性の空乾性成分の低分子量成分が残存しやすく、特に硬化物物性で伸び率を大きくするために二重結合濃度を低下させると、著しく表面硬化性が低下し、汚れやすい、水による白化が発生しやすい等の問題が発生する。また、特に空乾性成分として極めて有効なアリルエーテル基を用いた場合には、金属石鹸との共存化では、その空乾性のために空気との接触部分からゲル化するなど貯蔵安定性に問題がある。
特許第3269483号明細書 特許第3047425号明細書 特許第3278001号明細書 特開平05−97943号公報 特開平05−295862号公報 特開2004−10771号公報
本発明の目的は、塗布作業性に優れ、硬化時の表面硬化性及び耐汚れ性に優れ、特にアスファルト等の下地追従性に優れる硬化性樹脂組成物、土木建築材および土木建築物を提供することである。
本発明者らは、これらの課題について鋭意研究の結果、分子中に空乾性成分である環状脂肪族カルボン酸由来の構造単位及びジエチレングリコール由来の構造単位を有するポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートのいずれかの樹脂を用いると表面硬化性に優れ、低粘度で伸び率が30%以上の硬化性樹脂組成物が得られることを発見するに及んで、本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明は、 ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートからなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂(A)と(メタ)アクリロイル基を有する単量体(B)とを含有してなる樹脂組成物であって、前記樹脂(A)が、分子中に一般式〔1〕で表される構造単位及び一般式〔2〕で表される構造単位を有することを特徴とする硬化性樹脂組成物を提供するものである。
Figure 2006160943
(式[1]中、R1は水素原子、又はアルキル基、R2、R3及びR4は水素原子、又はアルキル基を表す。)
Figure 2006160943
また本発明は、前記硬化性樹脂組成物、金属石鹸及びワックスを含んでなる土木建築材用硬化性樹脂組成物を提供するものである。さらに前記土木建築材用硬化性樹脂組成物と骨材とを混合してなる土木建築材及び土木建築物を提供するものである。
本発明の硬化性樹脂組成物は、低粘度で伸び率が高く表面硬化性に優れることから、施工性に優れ、アスファルトやコンクリートに塗布することにより耐久性のある土木建築物を提供するものである。
次に本発明を詳細に説明する。
本発明は、分子中に一般式〔1〕で表される構造単位及び一般式〔2〕で表される構造単位を有する、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートからなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂(A)と(メタ)アクリロイル基を有する単量体(B)とを含有してなる硬化性樹脂組成物に関するものである。
一般式〔1〕で表される構造単位は、環状脂肪族不飽和二塩基酸の残基であり、一般式[2]で表される構造単位は、ジエチレングリコール等の残基であり、前記ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートは、環状脂肪族不飽和二塩基酸およびジエチレングリコール等の多価アルコールを必須の原料とするものである。
前記ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートのうち、前記構造単位及び(メタ)アクリロイル基を分子中に高濃度に含ませることができ、本発明の効果を効率よく発揮できる点で、ポリエステル(メタ)アクリレートが好ましい。
まず本発明の硬化性樹脂組成物に使用するポリエステル(メタ)アクリレートについて説明する。
かかるポリエステル(メタ)アクリレートは、環状脂肪族不飽和二塩基酸及び飽和二塩基酸を含む二塩基酸とジエチレングリコールとから得られるポリエステル樹脂の末端のカルボキシル基に、カルボキシル基と反応性の官能基及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物を反応させることにより得ることができる。
かかる環状脂肪族不飽和二塩基酸としては、例えばテトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、α−テルピネン・無水マレイン酸付加物、トランス−ピペリレン・無水マレイン酸付加物等が挙げられる。これらのうちでも、空乾性付与の点で、一般式[1]におけるR1がメチル基で、R2、R3及びR4が水素原子である、メチルテトラヒドロ無水フタル酸が好ましい。
前記環状脂肪族不飽和二塩基酸及びその誘導体は、単独、又はその他のα,β−不飽和二塩基酸及び/または飽和二塩基酸を併用することができる。かかるその他のα,β−不飽和二塩基酸としては、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸等を挙げることができる。また、飽和二塩基酸としては、フタル酸、無水フタル酸、ハロゲン化無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、コハク酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,12−ドデカン2酸,2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、4,4'−ビフェニルジカルボン酸、またこれらのジアルキルエステル等を挙げることができる。これらは、空乾性を阻害しない範囲で、単独でも2種類以上組み合わせて使用することができる。
環状脂肪族不飽和二塩基酸は、塗膜の乾燥性の面で、全二塩基酸中50モル%以上であることが好ましい。
また多価アルコールとしては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールおよびポリエチレングリコール等を挙げることができる。またこれらと併用できる多価アルコ−ル類としては、例えばプロピレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、ポリプロピレングリコ−ル、2−メチル−1,3−プロパンジオ−ル、1,3−ブタンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、水素化ビスフェノ−ルA、1,4−ブタンジオ−ル、ビスフェノ−ルAとプロピレンオキシド又はエチレンオキシドの付加物、1,2,3,4−テトラヒドロキシブタン、グリセリン、トリメチロ−ルプロパン、1,3−プロパンジオ−ル、1,2−シクロヘキサングリコ−ル、1,3−シクロヘキサングリコ−ル、1,4−シクロヘキサングリコ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル、パラキシレングリコ−ル、ビシクロヘキシル−4,4'−ジオ−ル、2,6−デカリングリコ−ル、2,7−デカリングリコ−ル等を挙げることができる。
ジエチレングリコール等の多価アルコール中の割合は50モル%以上であることが好ましい。
得られたポリエステルの末端のカルボキシル基に対して、(メタ)アクリロイル基を有し、かつカルボキシル基との反応性を有する官能基を有する化合物、例えば、グリシジル(メタ)アクリレートと反応させることによって、ポリエステル末端に(メタ)アクリロイル基を導入し、本発明の樹脂(A)を得ることができる。
次に本発明に使用する樹脂(A)として用いるエポキシ(メタ)アクリレートについて説明する。
かかるエポキシ(メタ)アクリレートは、エポキシ樹脂と環状脂肪族不飽和二塩基酸と(メタ)アクリロイル基を有する一塩基酸とジエチレングリコール等の多価アルコールとの反応生成物であって、末端に(メタ)アクリロイル基などの官能基を有するオリゴマーである。
エポキシ(メタ)アクリレートの原料として使用できるエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂などの多価フェノール類のグリシジルエーテル類、ビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物のジグリシジルエーテル、水素化ビスフェノールAのジグリシジルエーテルなどの多価アルコールのグリシジルエーテル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステルなどのグリシジルエステル類、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタンなどのグリシジルアミン類、トリグリシジルイソシアヌレートなどの複素環式エポキシ樹脂などが挙げられる。これらのエポキシ樹脂は単独もしくは2種以上を併用してもよい。
環状脂肪族不飽和二塩基酸としては、前記のポリエステル(メタ)アクリレートの原料として記載したものを使用することができる。
また、前記した(メタ)アクリロイル基を有する一塩基酸としては、アクリル酸、メタクリル酸等が挙げられ、これらを単独又は2種以上を併用して用いられる。
本発明に使用する樹脂(A)として用いるウレタン(メタ)アクリレートは、
ポリイソシアネートと水酸基を含有する(メタ)アクリレートと環状脂肪族不飽和二塩基酸および多価アルコールを原料とするポリエステルポリオールとを反応させて得られる化合物である。この化合物は、末端に(メタ)アクリロイル基などの官能基を有するオリゴマーである。
またポリイソシアネートとしては、例えば1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネート等が挙げられる。また各種イソシアネート化合物をイソシアヌレート化せしめて得られるイソシアヌレート化合物も挙げられる。これらは単独もしくは2種以上を併せて用いられる。
水酸基を含有する(メタ)アクリレートとしては、例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレ−ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらは単独もしくは2種以上を併せて用いられる。
ポリエステルポリオールの原料である環状脂肪族不飽和二塩基酸および多価アルコールは、前記で掲げたものを使用することができる。
本発明の硬化性樹脂組成物の樹脂(A)の数平均分子量は300〜10000であり、このうち硬化物の物性の点で、500〜5000のものが好ましい。
本発明に使用される樹脂(A)に、分子量が300以上の樹脂としてエチレン性不飽和二重結合を有する樹脂を、空乾性を阻害させない範囲で併用することができる。
かかるエチレン性不飽和二重結合を有する樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸から得られる、前記の本発明に用いるエポキシ(メタ)アクリレート以外のエポキシ(メタ)アクリレート、ポリオール、二官能イソシアネートおよび水酸基とメタクリレートとを有するβ−ヒドロキシエチルメタクリレートから得られる、前記の本発明に用いるウレタン(メタ)アクリレート以外のウレタン(メタ)アクリレート、前記本発明に用いられるポリエステル(メタ)アクリレート以外のポリエステル(メタ)アクリレート、さらにマレイン酸エステルおよびフマル酸エステルから得られる不飽和ポリエステルが挙げられる。これらの樹脂の使用割合は、通常樹脂中の50重量%以下であるが、20重量%未満の使用が好ましい。
本発明に使用される(メタ)アクリロイル基を有する単量体(B)とは、分子内にラジカル重合反応性の(メタ)アクリロイル基を有する所謂反応性希釈モノマーをいう。具体的には、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸トリデシル、ジシクロペンテニロキシエチル(メタ)アクリレート、エチレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、エチレングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレート、エチレングリコールモノブチルエーテル(メタ)アクリレート、エチレングリコールモノヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、エチレングリコールモノ2ーエチルヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ2ーエチルヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ-ルジ(メタ)アクリレ-ト、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ1,3ジメタクリロキシプロパン、イソシアヌル酸EO変性ジアクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレートモノステアレート等の分子内に不飽和二重結合を有するモノマー或いはそれらのオリゴマー等が挙げられる。
これらの単量体のうち、硬化反応性、組成物の粘度の点で、炭素原子数が1〜5の(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。
さらに、表面乾燥性を損なわない範囲で、前記単量体(B)に、スチレン、α-メチルスチレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ジビニルベンゼン、t-ブチルスチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、ジアリールフタレ-ト、トリアリールシアヌレ-ト等を併用することもできる。
また前記した単量体(B)に、低臭性の目的で、炭素原子数が1〜4のアルキル基を有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、フェニル基を有する重合性単量体を併用して用いることができる。
炭素原子数が1〜4のアルキル基を有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
フェニル基を有する単量体としては、例えばフェニル基を有する分子量が180以上の(メタ)アクリロイル基を有するアクリル系単量体が好ましく用いられる。かかる単量体の具体例としてフェノールエチレンオキサイド(EO)変性アクリレート、ノニルフェニルカルビトールアクリレート、ノニルフェノールEO変性アクリレート、フェノキシプロピルアクリレート、ノニルフェノールPO変性アクリレート、アクリロイルオキシエチルフタレート、フェノールEO変性メタクリレート、ノニルフェニルカルビトールメタクリレート、ノニルフェノールEO変性メタクリレート、フェノキシプロピルメタクリレート、フェノールPO変性メタクリレート、ノニルフェノキシプロピルメタクリレート、ノニルフェノールPO変性メタクリレート、メタクリロイルオキシエチルフタレート等が挙げられる。
さらには、本発明の樹脂組成物の硬化物の表面乾燥性を向上させるため、本発明の効果を損なわない範囲で各種の化合物を用いることができる。かかる化合物としては、例えばジシクロペンタジエン、ジシクロデカンまたはトリアジンの如き各種誘導体類、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、トリシクロデカニルアクリレート、トリシクロデカニルメタアクリレートまたはトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌルアクリレート等が挙げられる。
また本発明の硬化性樹脂組成物には、必要に応じて、重合禁止剤、硬化促進剤、ラジカル硬化剤等を使用することができる。
かかる重合禁止剤としては、例えばトリハイドロベンゼン、トルハイドロキノン、14−ナフトキノン、パラベンゾキノン、ハイドロキノン、ベンゾキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−tert−ブチルカテコール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン−1−オキシル等のピペリジン誘導体等を挙げることができ、これらを単独又は2種以上の組み合わせて使用することができる。重合禁止剤は、本発明の硬化性樹脂組成物に、10〜1000ppm添加することが好ましい。
かかる硬化促進剤としては、例えばバナジウムアセチルアセテート、コバルトアセチルアセテート、鉄アセチルアセトネート等の金属キレート類が挙げられる。
ラジカル硬化剤としては、熱硬化剤や光硬化剤が挙げられる。熱硬化剤としては、有機過酸化物が挙げられ、具体的にはメチルエチルケトンパーオキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド等公知公用のものが挙げられる。熱硬化剤の添加量は、好ましくは樹脂組成物の合計量100重量部に対して、0.5〜5重量部である。
またかかる光硬化剤としては、例としてベンゾインアルキルエーテルのようなベンゾインエーテル系、ベンゾフェノン、ベンジル、メチルオルソベンゾイルベンゾエートなどのベンゾフェノン系、ベンジルジメチルケタール、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノンなどのアセトフェノン系、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントンなどのチオキサントン系等が挙げられる。光硬化剤の添加量は、好ましくは本発明に用いられる樹脂の合計量100重量部に対して、0.1〜3重量部である。
本発明の硬化性樹脂組成物は、25℃における粘度が7ポイズ以下であることが好ましい。粘度が7ポイズ以下であれば、土木建築用として用いる場合現場作業性に優れる。
本発明の土木建築用硬化性樹脂組成物は、前記樹脂(A)、単量体(B)、金属石鹸及びワックスを含むものである。
かかる金属石鹸として、一般的に硬化促進剤、ドライヤーとして用いられるものであれば特に限定されるものではない。溶解性および硬化性の点から、例えばナフテン酸コバルト、オクチル酸コバルト、オクチル酸亜鉛、オクチル酸バナジウム、ナフテン酸銅、ナフテン酸バリウム等が好ましい。
前記ワックスとしては、パラフィンワックス、ポリエチレンワックスやステアリン酸、1,2−ヒドロキシステアリン酸等の高級脂肪酸等が挙げられるが、好ましくはパラフィンワックスが用いられる。
また本発明の土木建築用硬化性樹脂組成物は、さらにアミンを含むことができる。
アミンとしては、アニリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、p−トルイジン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ビス(2-ヒドロキシエチル)−p−トルイジン、4-(N,N−ジメチルアミノ)ベンズアルデヒド、4−[N,N−ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]ベンズアルデヒド、4−(N−メチル−N−ヒドロキシエチルアミノ)ベンズアルデヒド、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−p−トルイジン、N−エチル−m−トルイジン、トリエタノールアミン、m−トルイジン、ジエチレントリアミン、N,N−ジメチルアセトアセトアミド、ジメチルピリジン、フェニリモルホリン、ピペリジン、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)アニリン、ジエタノールアニリン等のN,N−置換アニリン、N,N−置換−p−トルイジン、4-(N,N−置換アミノ)ベンズアルデヒド等が挙げられる。
本発明の硬化性樹脂組成物の硬化物は、アスファルトやコンクリート等の下地に対する追従性および耐久性の点で、引張強度が5MPa以上であり、引張伸び率が30%以上であることが好ましい。
さらに本発明の土木建築用硬化性樹脂組成物には、例えば充填剤、チキソ剤、チキソ助剤、紫外線吸収剤、顔料、減粘剤等の粘度調節剤、低収縮化剤、老化防止剤、可塑剤、難燃剤、安定剤、消泡剤、レベリング剤、シランカップリング剤等の各種添加剤を使用することができる。
かかる充填剤としては、例えば水硬性ケイ酸塩材料、炭酸カルシウム粉、クレー、アルミナ粉、硅石粉、タルク、硫酸バリウム、シリカパウダー、ガラス粉、ガラスビーズ、マイカ、水酸化アルミニウム、セルロース系、硅砂、川砂、寒水石、大理石屑、砕石等が挙げられる。これらのうち、硬化時の半透明性を考慮すると、好ましくは水酸化アルミニウム、ガラス粉および炭酸カルシウムである。
かかるチキソ剤としては、例えばヒュームドシリカ等のシリカ粉末、アスベスト、スメクタイト、硫酸カルシウムウィスカー等が挙げられる。必要に応じて前記の2種以上を併用しても良い。チキソ剤の市販品としては、レオロシールQSシリーズ(ヒュームドシリカ、(株)トクヤマ製)、アエロジルシリーズ(ヒュームドシリカ、日本アエロジル(株)社製)BENATHIXシリーズ(ヒュームドシリカ、ウィルバーエリス社製、CABOSILシリーズ(ヒュームドシリカ、CABOT社製、HDKシリーズ(ヒュームドシリカ、WACKER社製)等が使用できる。
かかる顔料としては、たとえばチタンホワイト、カーボンブラック等無機顔料類やフタロシアニンブルー、キナクリドンレッド等有機顔料類があり、色相に応じて、種々の着色剤を用いることができる。
本発明の土木建築材用硬化性樹脂組成物は、アスファルトやコンクリートへの追従性に優れることから、土木建築用被覆材として、スプレー工法、ローラー工法により、アスファルトやコンクリート下地に対して直接塗布することができる。またこの作業は、冬季においても、空乾性に優れることから短時間で施工でき、作業性に優れるものである。
また、高い伸び率を有する樹脂でありながら、空気酸化反応による表面乾燥性が優れている点から、土木建築材として、砂利、砕石等の骨材、セラミック骨材、その他硅砂、天然石、木材等と混合して、硬化性および柔軟性に優れるモルタル、レジンコンクリートに用いることもできる。
これら土木建築用被覆材および土木建築材にベンゾイルパーオキサイド等の硬化剤を添加して硬化させた土木建築物は耐久性に優れるものである。
以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、文中「部」及び「%」とあるのは、特段の断りがない限り重量基準のものである。
実施例1及び2
無水フタル酸、無水マレイン酸、トリエチレングリコール、ジエチレングリコールおよびシス−3−メチル−4−シクロヘキセン−シス−1,2−ジカルボキシリックアンハイドライドを温度計、攪拌機、不活性ガス導入口および還流冷却器を備えた四口フラスコに仕込み、エステル化触媒としてジブチルチンオキサイドを0.5重量%添加し、205℃で11時間反応させた。
その後、140℃まで冷却し、次いでグリシジルメタクリレートを所定量投入し、10時間反応させた後、60℃まで冷却してからメチルメタクリレートを投入し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物のうち実施例1で得られた組成物を組成物aという。
比較例1、2
実施例1において、二塩基酸とグリコールとを反応させた後、60℃まで冷却し、モノマーとしてメチルメタクリレートを所定量投入し樹脂組成物を得た。
合成例1(エポキシメタクリレート樹脂の調製)
温度計、攪拌機、不活性ガス導入口および還流冷却器を備えた三口フラスコにビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応により得られたエポキシ当量が185なるエピクロン850(大日本インキ化学工業(株)製)1850g、メタクリル酸860g、ハイドロキノン1.36gおよびトリエチルアミン10.8gを仕込み、120℃まで昇温させ、同温度で10時間反応させ、酸価3.5のエポキシアクリレートとした。これに不揮発分75%となるようメチルメタクリレートを投入し、エポキシメタクリレート樹脂を得た。この樹脂を樹脂bとする。
合成例2(ポリエステルメタクリレート樹脂の調製)
ジエチレングリコール3モル、トリエチレングリコール7モル、オルソフタル酸10モル、トルハイドロキノン50ppmを200〜220℃で加熱縮合し、酸価28になった時点で140℃まで冷却し、次にグリシジルメタクリレート2モルを仕込み140℃で10時間反応しポリエステルメタクリレートとした。これに不揮発分75%となるようメチルメタクリレートを投入し、ポリエステルメタクリレート樹脂を得た。この樹脂を樹脂cとする。
Figure 2006160943
注;
TEG:トリエチレングリコール
DEG:ジエチレングリコール
PA:無水フタル酸
PMAA:シス−3−メチル−4−シクロヘキセン−シス−1,2−ジカルボキシリックアンハイドライド(メチルテトラヒドロ無水フタル酸)
MA:無水マレイン酸
GMA:グリシジルメタクリレート
上記表−1の配合組成において、実施例1では、総量74gを取り出し、これにMMA26gを加え溶解したものを樹脂組成物として用いた。また実施例2、比較例1及び2では総量75gを取り出し、これにMMA25gを用い同様に操作を行い樹脂組成物とした。
実施例3〜9、比較例3
表−2及び表−3に示す樹脂配合によりそれぞれの樹脂組成物を調整した。この樹脂組成物を試料として、下記の測定方法により、粘度、ゲル化時間、乾燥時間、引張強度及び引張伸び率を測定した。結果を合わせて表−2及び表−3に示す。
<測定方法及び評価基準>
粘度:回転式B型粘度計における25℃での粘度
ゲル化時間:実施例で得られた樹脂組成物100gに対し50%ベンゾイルパーオキサイドを2g添加した時の25℃におけるゲル化までの時間(分)
乾燥時間:実施例で得られた樹脂組成物を0.07mmアプリケーターでガラス板上に塗布した後、指で触わったとき乾燥したと認められる時間(分)
引張強度及び伸び率:実施例で得られた樹脂組成物を試料として、JIS K6911に準じて測定した。
Figure 2006160943
Figure 2006160943
注;その他、添加剤として2,6−ジターシャリーブチル−4−メチルフェノール(BHT)/パラトルイジンエチレンオキサイド2モル付加物/6%ナフテン酸コバルト/パラフィンワックス(115〜130°F)=0.03%/0.3%/0.5%/0.35%を添加した。
表−2及び表−3において、実施例は、いずれも強度10MPa以上で、伸び率30%以上であり、実施例3〜9ではゲル化時間から乾燥時間までの時間が短く、ゲル化時間/乾燥時間の比が0.5以上であることから空乾性が良好であることが分かる。
実施例10 スプレー工法によるアスファルトへの塗布
排水性舗装として用いられる開粒アスファルトの温度を乾燥機で30℃に昇温し、これに実施例8で得られた樹脂組成物をスプレーで0.5kg/mとなるよう塗布した。スプレー塗布し、30分放置後、タックフリーの舗装体を得ることができた。
比較例4 スプレー工法によるアスファルトへの塗布
樹脂組成物として比較例3で得られた組成物を用いる以外は、実施例10と同様にスプレー塗布した。70分を経過した後も、わずかにタックの残る舗装体となった。
比較例5 スプレー工法によるアスファルトへの塗布
組成物として比較例1で得られた組成物にメチルメタクリレートを投入して不揮発分を45%に調整したものを用いる以外は、実施例10と同様にスプレー塗布した。60分後にはほぼ表面のタックがなくなるものの、アスファルトを溶解(カットバック)し、樹脂とアスファルトとの界面から容易に剥がすことのできる軟弱なものとなった。
実施例11(スプレー工法によるモルタルへの塗布)
実施例1で得られた組成物100重量部に対し、6%ナフテン酸コバルト1重量部、50%ベンゾイルパーオキサイド2重量部を添加混合した後、4号硅砂400重量部、7号硅砂200重量部、炭酸カルシウム粉末50重量部を混合し、厚さ5mmとなるように、型に入れた。30分経過した後に硬化し、表面も55分で完全に硬化乾燥した。
比較例6
実施例1で得られた組成物を比較例1で得られた組成物に変更する以外は実施例11と同様にして混合し、硬化させた。樹脂分はゲル化するものの、内部および表面は空気によるラジカル硬化阻害を起こし半硬化状態となり、べたつきが残る状態であり、成形物とはならなかった。

Claims (6)

  1. ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートからなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂(A)と(メタ)アクリロイル基を有する単量体(B)とを含有してなる樹脂組成物であって、前記樹脂(A)が、分子中に一般式〔1〕で表される構造単位及び一般式〔2〕で表される構造単位を有することを特徴とする硬化性樹脂組成物。
    Figure 2006160943
    (式[1]中、R1は水素原子、又はメチル基、R2、R3及びR4は水素原子、又はアルキル基を表す。)
    Figure 2006160943
  2. 一般式[1]中、R1がメチル基であり、R2,R3及びR4が水素原子である硬化性樹脂組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の硬化性樹脂組成物、金属石鹸及びワックスを含んでなる土木建築材用硬化性樹脂組成物。
  4. 硬化物の引張強度が5MPa以上であり、引張伸び率が30%以上である請求項3に記載の土木建築材用硬化性樹脂組成物。
  5. 請求項3又は4に記載の土木建築材用硬化性樹脂組成物と骨材とを混合してなる土木建築材。
  6. 請求項5に記載の土木建築材を用いた土木建築物。


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