JP2006159977A - トラック用荷台 - Google Patents

トラック用荷台 Download PDF

Info

Publication number
JP2006159977A
JP2006159977A JP2004350666A JP2004350666A JP2006159977A JP 2006159977 A JP2006159977 A JP 2006159977A JP 2004350666 A JP2004350666 A JP 2004350666A JP 2004350666 A JP2004350666 A JP 2004350666A JP 2006159977 A JP2006159977 A JP 2006159977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
pair
floor
floor assembly
tailgate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004350666A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kinoshita
有司 木下
Osamu Nagasawa
收 永澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2004350666A priority Critical patent/JP2006159977A/ja
Publication of JP2006159977A publication Critical patent/JP2006159977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】必要な強度を確保しつつテールゲートやサイドゲートの開閉を容易にし、フロアアッセンブリと鳥居との間に塵埃を溜めない。
【解決手段】トラック用荷台10は、フロアアッセンブリ11と、フロアアッセンブリ11の後部に下端が軸支されたテールゲート21と、フロアアッセンブリ11の両側部に下端が軸支された一対のサイドゲート22と、フロアアッセンブリ11の前部に設けられた鳥居23とを備える。テールゲートと一対のサイドゲートと鳥居の前立て板がそれぞれ同一断面の押出成形板26により形成され、押出成形板26は、長手方向に延びる外板26aと外板26aと所定の間隔をあけて設けられた内板26bと外板26aの長手方向に延びて外板26aと内板26bとを連結する複数のリブ26cとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フロアアッセンブリと、フロアアッセンブリの後部に軸支されたテールゲートと、フロアアッセンブリの両側部に軸支された一対のサイドゲートと、フロアアッセンブリの前部に設けられた鳥居とを備えたトラック用荷台に関するものである。
従来、トラック用荷台として、フロアアッセンブリと、そのフロアアッセンブリの後部に下端が軸支されたテールゲートと、フロアアッセンブリの両側部に下端が軸支された一対のサイドゲートと、フロアアッセンブリの前部に設けられた鳥居とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この従来のトラック用荷台におけるフロアアッセンブリは、トラックの前後方向に延びトラックの幅方向に所定の間隔をあけて一対の縦根太を設け、この縦根太に幅方向に延びる補強部材としての横根太をトラックの前後方向に所定の間隔をあけて複数配置し、この横根太の上に単一の又は複数の板材からなる床板敷き詰めている。また、従来のトラック用荷台におけるテールゲートやサイドゲートは、作業員による開閉を容易にするため比較的軽量な材料である木材からなる板材を金属板で部分的に補強することにより作られ、その金属部分においてフロアアッセンブリに軸支して必要な強度を得るようになっている。
特開平7−137662号公報(図1)
しかし、上記従来のトラック用荷台におけるテールゲートやサイドゲートは、木材からなるものであっても、その重量から単一の作業員による開閉は比較的困難であった。また、従来の荷台では、フロアアッセンブリとして一対の縦根太上に幅方向に延びる横根太をトラックの前後方向に所定の間隔をあけて複数配置し、この横根太の上に単一の又は複数枚の板材を設置しており、その板材と鳥居との間の隙間が生じ易く、その部分に塵埃が溜まる不具合があった。
本発明の目的は、必要な強度を確保しつつテールゲートやサイドゲートの開閉が容易なトラック用荷台を提供することにある。
本発明の別の目的は、フロアアッセンブリと鳥居との間の凹みを無くしてその部分に塵埃が溜まり難いトラック用荷台を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図7に示すように、フロアアッセンブリ11と、フロアアッセンブリ11の後部に下端が軸支されたテールゲート21と、フロアアッセンブリ11の両側部に下端が軸支された一対のサイドゲート22,22と、フロアアッセンブリ11の前部に設けられた鳥居23とを備えたトラック用荷台の改良である。
その特徴ある構成は、テールゲート21と一対のサイドゲート22,22と鳥居23の前立て板24がそれぞれ同一断面の押出成形板26により形成され、図1に示すように、押出成形板26は、長手方向に延びる外板26aと外板26aと所定の間隔をあけて設けられた内板26bと外板26aの長手方向に延びて外板26aと内板26bとを連結する複数のリブ26cとを備えたところにある。
この請求項1に記載されたトラック用荷台では、テールゲート21と一対のサイドゲート22,22を中空の押出成形板26により形成するので、従来の木材からなるテールゲートやサイドゲートに比較してその重量を著しく低減させることができ、その開閉を容易にすることができる。また、この押出成形板26は複数のリブ26cを備えることにより内部に複数の閉空間を構成するのでテールゲート21やサイドゲート22及び前立て板24として本来必要とされる強度を十分に確保することができる。更に、押出成形板26ではその長さを変更することが比較的容易であるので、長さや幅が異なる複数種類の荷台に単一種類の押出成形板26を用いることができ、荷台のコストを押し上げることを防止することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、フロアアッセンブリ11が、トラックの前後方向に延びトラックの幅方向に所定の間隔をあけて設けられた一対の縦根太12,12と、幅方向に延びて一対の縦根太12,12に前後方向に並べられて平面的に敷き詰められた複数の床パネル13と、複数の床パネル13の幅方向の両端を封止するように設けられた一対のサイドメンバ14,14とを備えたことを特徴とする。
この請求項2に記載されたトラック用荷台では、従来のフロアアッセンブリが必要とされた横根太を不要とし、荷台を組み立てる作業にかかる手間と時間を減少させて、比較的安価なトラック用荷台を得ることができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明であって、図2に詳しく示すように、前端の床パネル13の前端と前立て板24の下端との間にその間を塞ぐ断面L字状の押出成形材36が設けられ、押出成形材36は床パネル13の上面と前立て板24の後面を連結する断面L字状の内L材36aと床パネル13の下面と前立て板24の前面を連結する断面L字状の外L材36bと長手方向に延びて内L材36aと外L材36bを連結する複数の連結リブ36cとを有することを特徴とする。
この請求項3に記載されたトラック用荷台では、押出成形材36が床パネル13の前端と前立て板24の下端との間を塞いで、そのの間に凹みが生じることを防止する。このため、その部分に塵埃が溜まることを有効に回避することができる。また、この押出成形材36は複数の連結リブ36cを備えることにより内部に複数の閉空間を構成するので、本来必要とされる強度を十分に確保することができ、その複数の閉空間が床パネル13の前端から前立て板24の下端との間に連続して形成されるので、その床パネル13の前端から前立て板24の下端との間におけるコーナ部を有効に補強することができる。
本発明のトラック用荷台では、テールゲートと一対のサイドゲートと鳥居の前立て板をそれぞれ同一断面の押出成形板により形成したので、安価でかつ従来の木材からなるテールゲートやサイドゲートに比較してその重量を著しく低減させることができ、その開閉を容易にすることができる。また、その押出成形板は、長手方向に延びる外板と、その外板と所定の間隔をあけて設けられた内板と、外板の長手方向に延びて外板と内板とを連結する複数のリブとを備えたので、内部に複数の閉空間を構成することができ、テールゲートやサイドゲート及び前立て板として本来必要とされる強度を十分に確保することができる。そして、押出成形板ではその長さを変更することが比較的容易であるので、長さや幅が異なる複数種類の荷台に単一種類の押出成形板を用いることができ、荷台のコストを押し上げることを防止することができる。
また、フロアアッセンブリが、トラックの前後方向に延びトラックの幅方向に所定の間隔をあけて設けられた一対の縦根太と、幅方向に延びて一対の縦根太に前後方向に並べられて平面的に敷き詰められた複数の床パネルと、複数の床パネルの幅方向の両端を封止するように設けられた一対のサイドメンバとを備えれば、従来のフロアアッセンブリが必要とされた横根太を不要とし、荷台を組み立てる作業にかかる手間と時間を減少させて、比較的安価なトラック用荷台を得ることができる。この場合、前端の床パネルの前端と前立て板の下端との間にその間を塞ぐ断面L字状の押出成形材を設ければ、その押出成形材が床パネルの前端と前立て板の下端との間を塞いで、そのの間に凹みが生じることを防止する。このため、その部分に塵埃が溜まることを有効に回避することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図7に示すように、トラック用荷台10はフロアアッセンブリ11を備える。このフロアアッセンブリ11は、トラックの前後方向に延びトラックの幅方向に所定の間隔をあけて設けられた一対の縦根太12,12と、幅方向に延びて一対の縦根太12,12に前後方向に並べられて平面的に敷き詰められた複数の床パネル13と、複数の床パネル13の幅方向の両端を封止するように設けられた一対のサイドメンバ14,14とを備える。この実施の形態における一対の縦根太12,12と一対のサイドメンバ14,14は鋼材からなり、一対の縦根太12,12に敷き詰められ床パネル13は、アルミニウムやアルミニウム合金、又は合成樹脂等からなる原料を押出成形することにより作られる。
図6に詳しく示すように、押出成形により作られた床パネル13は、長手方向に延びる天板13aと、その天板13aと所定の間隔をあけて下方に設けられた底板13bと、天板の長手方向に延びてその天板13aと底板13bとを上下に連結する複数のリブ13cが形成される。図の拡大図に示すように、床パネル13の荷台10後方の側面における天板13aの側端縁には下方に向かう係止突片13dが長手方向に連続して形成され、床パネル13の荷台10前方の側面における天板13aの側端縁にはその天板13aに連続する上部突出部13eが形成される。そして前方の側面から突出する上部突出部13eの突出端に隣接する別の床パネル13の係止突片13dに下方から嵌合係止し得る係止溝13fが長手方向に連続して成形される。床パネル13の底板13bの下面における適宜位置には、ボルト16の頭部16aを長手方向の端部から差し入れ可能であって、差し入れられた頭部16aが下方に抜脱しないよう保持し得るボルト用溝13gが長手方向に一体成形される。このボルト用溝13gの断面は、ワッシャ17が遊挿可能な幅広部13hとボルト16の頭部16aの回転を防止するように頭部16aの2面幅に相当する幅を有するヘッド挿入部13jを有する。
図5に示すように、縦根太12は断面が逆ハット状に形成された鋼材であり、その両フランジ部12aには取付孔12bがそれぞれ形成される。一方、床パネル13は、そのボルト用溝13gにボルト16の頭部16aが挿入された状態でその縦根太12に前後方向に並べられる。そして頭部16aがボルト用溝13gに挿入されたボルト16のねじ部16bを縦根太12の取付孔12bに挿入し、下方からナット18を螺合することにより床パネル13は一対の縦根太12,12上に平面的に敷き詰められて固定される。図1及び図5に示すように、床パネル13の両端を封止するサイドメンバ14は、断面がF字状を形成するアルミニウム合金の押出成形材であり、床パネル13の端部を荷台10の幅方向から塞ぐ縦板14aと、その縦板14aの上端に一端が連通して床パネル13の上面に設置される上板14bと、その縦板14aの中央に一端が連通して上板14bとともに床パネル13を挟持する下板14cとを備える。
図1の拡大図に示すように、サイドメンバ14の下板14cには取付孔14dが形成され、その取付孔14dに対向する床パネル13のボルト用溝13g(図6)にはボルト16の頭部16aが挿入され、そのボルト16のねじ部16bを下板14cの取付孔14dに挿入し、下方からナット18を螺合することにより一対のサイドメンバ14,14は複数の床パネル13の幅方向の両端を封止するようにその床パネル13に設けられる。ここで、縦根太12はシャシフレーム20にブラケット20aを介して固定され、図5の符号11aは、サイドメンバ14に固定されたロープ用の掛け金を示す。
図3に示すように、敷き詰められた複数の床パネル13の最後端にはリヤメンバ19が設けられる。このリヤメンバ19は上述したサイドメンバ14と同一断面の部品であり、そのサイドメンバ14と長さ違いで用いられる。そして、床パネル13の後端におけるボルト用溝13gに頭部16aが挿入されたボルト16のねじ部16bをリヤメンバ19の下板19cに形成された取付孔19dに挿入し、下方からナット18を螺合することによりそのリヤメンバ19は床パネル13の最後端を封止するようにその床パネル13に設けられる。
図7に戻って、トラック用荷台10は、上述したフロアアッセンブリ11の後部に下端が軸支されたテールゲート21と、そのフロアアッセンブリ11の両側部に下端が軸支された一対の一対のサイドゲート22,22と、そのフロアアッセンブリ11の前部に設けられた鳥居23とを備える。鳥居23は、一対の鳥居側柱23a,23aと、その一対の鳥居側柱23a,23aの上端を連結する鳥居上桁23bと、その一対の鳥居側柱23a,23aの中央を連結する鳥居中桁23cと、その上桁23bと中桁23cとを連結する複数の中柱23dと、一対の鳥居側柱23a,23aの間であって鳥居中桁23cより下方の空間を閉塞する前立て板24とを有する。そして、本発明の特徴ある構成は、テールゲート21と一対のサイドゲート22,22と鳥居23の前立て板24がそれぞれ同一断面の押出成形板26により形成されたところにある、
図1に示すサイドゲート22を代表して説明すると、このサイドゲート22を構成する押出成形板26は、長手方向に延びる外板26aと外板26aと所定の間隔をあけて設けられた内板26bと外板26aの長手方向に延びて外板26aと内板26bとを連結する複数のリブ26cとを備える。そして、内板26bの下縁にはサイドメンバ14の縦板14aと上板14bにより形成される角部分を覆うコーナ部26dが形成され、外板26aの下部にはこの押出成形板26からなるサイドゲート22,22をサイドメンバ14に軸支する蝶番27を取付けるための取付孔26eが形成される。この取付孔26eを介して蝶番27の一方を外板26aの下部にねじ手段16を用いて取付け、この蝶番27の他方を更にサイドメンバ14に取付けることにより、この押出成形板26からなるテールゲート21及び一対のサイドゲート22,22はフロアアッセンブリ11の後部又は両側部にこの蝶番27を介して下端が軸支される。
図7に戻って、一対のサイドゲート22,22の前後の端部には金属からなる第1カバー部材31,31がそれぞれ嵌着され、これらのカバー部材31,31にはU字状の切り欠き32aが形成された係止板32がそれぞれ溶接される。一方、テールゲート21の左右の端部にも金属からなる第2カバー部材33,33がそれぞれ嵌着され、これらのカバー部材33,33には係止板32の切り欠き32aに係止しうる掛け金34が設けられる。図4に詳しく示すように、この掛け金34は、断面円形の鋼棒をL字状に折り曲げることにより作られたハンドル34aと、このハンドル34aの一端を軸支してテールゲート21の内部に設けられたブラケット34bと、ハンドル34aの一端に嵌入されそのハンドル34aをテールゲート21の内部に引き込むように付勢するコイルスプリング34cとを備える。そしてこの掛け金34では、ハンドル34aの他端を上側に回した状態でコイルスプリング34cの付勢力に抗してそのハンドル34aをテールゲート21の端部から外側に引き出し、そのテールゲート21又は一対のサイドゲート22,22を閉じてそのハンドル34aを係止板32の切り欠き32aに挿入し、その状態でハンドル34aの他端を下側に回すと、そのハンドル34aの他端により係止板32がテールゲート21の端部に引き寄せられてその閉じられたテールゲート21又は一対のサイドゲート22,22を閉じた状態に固定するように構成される。
図7に戻って、押出成形板26からなる前立て板24は、幅方向に延びて両端が一対の鳥居側柱23a,23aに挟持されてこの前立て板24は一対の側柱23a,23aの間であってかつ鳥居中桁23cより下方の空間を閉塞するようにこの一対の側柱23a,23aの間に設けられる。前立て板24を挟持した一対の側柱23a,23aには前述した掛け金34が一対のサイドゲート22,22の前端に設けられた係止板32に対向して設けられ、その掛け金34により閉じられたサイドゲート22,22の前端を固定可能に構成される。そして、この前立て板24と床パネル13の前端との間には、その間を塞ぐ断面L字状の押出成形材36が設けられる。
図2に詳しく示すように、押出成形材36は床パネル13の上面と前立て板24の後面を連結する断面L字状の内L材36aと床パネル13の下面と前立て板24の前面を連結する断面L字状の外L材36bと長手方向に延びて内L材36aと外L材36bを連結する複数の連結リブ36cとを有する。内L材36aの荷台10後方の側面には、一対の縦根太12,12に敷き詰められた前端における床パネル13の係止溝13fに係止し得る係止突片36dが長手方向に連続して形成される。また、外L材36bの縦根太12に設置される適宜位置には、ボルト16の頭部16aを長手方向の端部から差し入れ可能であって、差し入れられた頭部16aが下方に抜脱しないよう保持し得るボルト用溝36gが長手方向に一体成形される。また、内L材36aの上端には、その上方に位置する前立て板24を構成する押出成形板26の内板26bの下端におけるコーナ部26dに係合する折り返し部36hが長手方向に連続して形成され、外L材36bの上端はその上方に位置する前立て板24を構成する押出成形板26の外板26aの下部に重なってねじ止めされる。
このように構成されたトラック用荷台10では、テールゲート21と一対のサイドゲート22,22を中空の押出成形板26により形成するので、従来の木材からなるテールゲートやサイドゲートに比較してその重量を著しく低減させることができる。この結果、テールゲートやサイドゲートの開閉が比較的容易なトラック用荷台10を得ることができる。また、この押出成形板26は、長手方向に延びる外板26aと外板26aと所定の間隔をあけて設けられた内板26bと外板26aの長手方向に延びて外板26aと内板26bとを連結する複数のリブ26cとを備えるので、内部に複数の閉空間を構成することができる。この複数の閉空間の存在により押出成形板26の強度を向上させることができ、この押出成形板26からなるテールゲート21やサイドゲート22及び前立て板24の本来必要とされる強度を十分に確保することができる。更に、押出成形板26ではその長さを変更することが比較的容易であるので、長さや幅が異なる複数種類の荷台に単一種類の押出成形板26を用いることができ、荷台のコストを押し上げることを防止することができる。
また、フロアアッセンブリ11が、トラックの前後方向に延びトラックの幅方向に所定の間隔をあけて設けられた一対の縦根太12,12と、幅方向に延びて一対の縦根太12,12に前後方向に並べられて平面的に敷き詰められた複数の床パネル13と、複数の床パネル13の幅方向の両端を封止するように設けられた一対のサイドメンバ14,14とを備えたので、従来のフロアアッセンブリが必要とされた横根太を不要とし、荷台を組み立てる作業にかかる手間と時間を減少させて、比較的安価なトラック用荷台を得ることができる。
更に、前端の床パネル13の前端と前立て板24の下端との間にその間を塞ぐ断面L字状の押出成形材36を設けたので、その押出成形材36が床パネル13の前端と前立て板24の下端との間を塞いで、そのの間に凹みが生じることを防止する。このため、その部分に塵埃が溜まることを有効に回避することができる。また、この押出成形材36は床パネル13の上面と前立て板24の後面を連結する断面L字状の内L材36aと床パネル13の下面と前立て板24の前面を連結する断面L字状の外L材36bと長手方向に延びて内L材36aと外L材36bを連結する複数の連結リブ36cとを有することにより内部に複数の閉空間を構成するので、本来必要とされる強度を十分に確保することができる。そして、その複数の閉空間は床パネル13の前端から前立て板24の下端との間に連続して形成されるので、この押出成形材36によりその床パネル13の前端から前立て板24の下端との間におけるコーナ部を有効に補強することができる。
本発明実施形態の荷台を示す図7のB断面図である。 その荷台を示す図7のE−E線断面図である。 その荷台を示す図7のD断面図である。 その荷台を示す図7のF−F線断面図である。 その荷台を示す図7のC断面図である。 その荷台を示す図7のA−A線断面図である。 その荷台の分解斜視図である。
符号の説明
10 トラック用荷台
11 フロアアッセンブリ
12 縦根太
13 床パネル
14 サイドメンバ
21 テールゲート
22 サイドゲート
23 鳥居
24 前立て板
26 押出成形板
26a 外板
26b 内板
26c リブ
36 押出成形材
36a 内L材
36b 外L材
36c 連結リブ

Claims (3)

  1. フロアアッセンブリ(11)と、前記フロアアッセンブリ(11)の後部に下端が軸支されたテールゲート(21)と、前記フロアアッセンブリ(11)の両側部に下端が軸支された一対のサイドゲート(22,22)と、前記フロアアッセンブリ(11)の前部に設けられた鳥居(23)とを備えたトラック用荷台において、
    前記テールゲート(21)と前記一対のサイドゲート(22,22)と前記鳥居(23)の前立て板(24)がそれぞれ同一断面の押出成形板(26)により形成され、
    前記押出成形板(26)は、長手方向に延びる外板(26a)と前記外板(26a)と所定の間隔をあけて設けられた内板(26b)と前記外板(26a)の長手方向に延びて前記外板(26a)と前記内板(26b)とを連結する複数のリブ(26c)とを備えた
    ことを特徴とするトラック用荷台。
  2. フロアアッセンブリ(11)が、トラックの前後方向に延びトラックの幅方向に所定の間隔をあけて設けられた一対の縦根太(12,12)と、幅方向に延びて前記一対の縦根太(12,12)に前後方向に並べられて平面的に敷き詰められた複数の床パネル(13)と、前記複数の床パネル(13)の幅方向の両端を封止するように設けられた一対のサイドメンバ(14,14)とを備えた請求項1記載のトラック用荷台。
  3. 前端の床パネル(13)の前端と前立て板(24)の下端との間にその間を塞ぐ断面L字状の押出成形材(36)が設けられ、
    前記押出成形材(36)は前記床パネル(13)の上面と前記前立て板(24)の後面を連結する断面L字状の内L材(36a)と前記床パネル(13)の下面と前記前立て板(24)の前面を連結する断面L字状の外L材(36b)と長手方向に延びて前記内L材(36a)と前記外L材(36b)を連結する複数の連結リブ(36c)とを有する請求項2記載のトラック用荷台。

JP2004350666A 2004-12-03 2004-12-03 トラック用荷台 Pending JP2006159977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350666A JP2006159977A (ja) 2004-12-03 2004-12-03 トラック用荷台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350666A JP2006159977A (ja) 2004-12-03 2004-12-03 トラック用荷台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006159977A true JP2006159977A (ja) 2006-06-22

Family

ID=36662468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004350666A Pending JP2006159977A (ja) 2004-12-03 2004-12-03 トラック用荷台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006159977A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103738414A (zh) * 2013-12-25 2014-04-23 中国重汽集团柳州运力专用汽车有限公司 一种车厢前板
KR101705282B1 (ko) * 2016-07-19 2017-02-09 주식회사 금창산업 화물차량용 적재함 도어의 구조
US11235817B2 (en) 2020-06-29 2022-02-01 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicular body structure

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103738414A (zh) * 2013-12-25 2014-04-23 中国重汽集团柳州运力专用汽车有限公司 一种车厢前板
KR101705282B1 (ko) * 2016-07-19 2017-02-09 주식회사 금창산업 화물차량용 적재함 도어의 구조
US11235817B2 (en) 2020-06-29 2022-02-01 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicular body structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10000114B2 (en) Truck cap with heavy duty mounting rack
US8029044B2 (en) Cab structure of construction equipment
JP2006159977A (ja) トラック用荷台
JP6147789B2 (ja) 車体の後部構造
KR101482355B1 (ko) 조립식 건축용 모듈의 연결구조
JP3378064B2 (ja) 防音壁
JP4874071B2 (ja) 車両の箱形荷台のフレーム構造
JP2003267271A (ja) トラック用荷台の床パネル構造
JP4736639B2 (ja) 車体後部構造
JP2006306338A (ja) 貨物自動車の荷台における歩み板の掛止装置
JP2009214918A (ja) 貨物コンテナ
JP2004122872A (ja) 車両用ドア構造
JP6319892B2 (ja) サイドレールの取付構造
JP7313191B2 (ja) 遮音壁およびそれに用いられる遮音パネル
JP2732217B2 (ja) 間仕切り装置におけるドアフレーム連設装置
JP3324450B2 (ja) 車両荷台のフロア構造
JP5337682B2 (ja) 運搬車両用荷台の床構造
JP5854881B2 (ja) 車両走行路用ルーバーパネル及び足場部材支持金具
JP4752395B2 (ja) キャブマウント構造
WO2017154843A1 (ja) キャブの後面部構造
JP2009107404A (ja) バン型ボディの床部材構造
JP6498576B2 (ja) ウイング車の箱体
US1267908A (en) Car-roof.
JP2023006402A (ja) 建物用のシャッター装置におけるシャッターケースおよびシャッターケースの組み立て方法
KR20060117399A (ko) 샤시류 제품의 조립구조