JP2006158619A - マットベース - Google Patents

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Abstract

【課題】シート部材および枠部材で構成されるマットベースと、マットベース上に装着されるマット本体とを備えたタイプのマットにおいて、マットベースのサイズの大型化にともなう重量化を抑制しつつ、シート部材の破損を抑制することができるマットベースを提供すること。
【解決手段】所定長さを有する基部211と、この基部211の長手方向に沿う一方の側面211aに一体形成された平板部212とを有し、平板部212が内側に向く状態で連結されることにより矩形の縁状の枠体20を形成する複数の枠部材21と、枠体20の内側において各枠部材21の平板部212に取付けられる矩形状のシート部材23と、を備え、各枠部材21における平板部212は、その長手方向の端面212gが基部211の長手方向の端面211gに対して長手方向の一方向に変位していることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ビルや店舗などの出入り口などに敷いて用いられるマット、より詳細にはマットベースと、このマットベース上に装着される分離可能なマット本体とを備えたタイプのマットにおけるマットベースに関する。
ビルや店舗などの出入り口などに敷いて用いられるマットの一例として、枠部を有するマットベースと、一定寸法の矩形状を呈し、上記マットベース上に敷き詰められるマット本体としての複数のタイルマットとから構成されるタイプのものがある。このようなタイプのマットによれば、タイルマットの枚数を変えることによりマット全体の寸法を段階的に調整することが可能となる。その一方、マットベースにおいては、使用するタイルマットの枚数に適合するサイズのものを用意する必要がある。そこで、マットベースとしては、所定寸法の枠部材を組み付けることにより、所望のサイズとして段階的に設定できるものが知られている。具体的には、このマットベースは、柔軟性を有するゴム製、あるいは合成樹脂製のシート部材と、コーナー部用およびストレート部用として適宜数に分離されたゴム製の枠部材とから構成されており、複数の枠部材をシート部材の上面に接着剤などによって接合することにより一体的に形成されている(たとえば、特許文献1を参照)。
このような構成によれば、マット全体のサイズが大きい場合でも、タイルマットごとに分離可能であるため、タイルマットを洗浄する、あるいは取り替えるなどの際に取り扱いが容易となる。また、タイルマットの一部が破損した場合、この破損したタイルマットだけを交換すればよく、コスト的にも有利である。
ところで、上記従来の構成においては、タイルマットは分離可能であるものの、マットベースは一体として取り扱わなければならない。このため、マット全体のサイズが大きくなるとマットベースのサイズも大きくなり、これにともなってマットベースの重量化を招いてしまう。そこで、たとえばシート部材の厚みを薄くするなどの手段により、マットベース全体の重量化の抑制が図られていた。
一方、マットベースの持ち運びなどの際には、マットベースの自重により枠部材の連結部においてせん断力などが集中して作用し、連結部が分断される場合がある。ここで、シート部材の厚みが薄くされていると、せん断力の集中などに起因して、シート部材が破断する、あるいはシート部材が枠部材から剥離するといった不具合が生じることがあった。
実開昭60−53261号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、シート部材および枠部材で構成されるマットベースと、マットベース上に装着されるマット本体とを備えたタイプのマットにおいて、マットベースのサイズの大型化にともなう重量化を抑制しつつ、シート部材の破損を抑制することができるマットベースを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供されるマットベースは、所定長さを有する基部と、この基部の長手方向に沿う一方の側面に一体形成された平板部とを有し、上記平板部が内側に向く状態で連結されることにより矩形の縁状の枠体を形成する複数の枠部材と、上記枠体の内側において上記各枠部材の平板部に取付けられる矩形状のシート部材と、を備え、上記各枠部材における上記平板部は、その長手方向の端面が上記基部の長手方向の端面に対して長手方向の一方向に変位していることを特徴としている。
このような構成のマットベースを用いれば、シート部材の厚みが薄くされている場合でも、シート部材の破損を効果的に抑制することができる。具体的には、枠部材を掴んでマットベースを移動させるなどの際に、マットベースの自重により、隣接する枠部材の連結部(基部の長手方向の端部)においてせん断力や曲げ力が集中して作用する場合がある。このような場合に仮に連結部が分断したとしても、シート部材が平板部に取付けられているとともに平板部の長手方向の端面が基部の長手方向の端面に対して一方向に変位しているため、その後においてせん断力は、主に平板部に作用することとなる。したがって、せん断力がシート部材にのみ集中して作用することが適切に回避され、シート部材の厚みを薄くした場合でも、シート部材の破断などといった不具合の発生を抑制することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基部の長手方向における両端面には、その一方の端面の下部において上記長手方向に突出する突出部が形成され、かつ、他方の端面の下部において上記突出部が嵌合可能な凹部が形成されている。
このような構成によれば、隣接する枠部材においては、それぞれ基部どうしが互いに入り込んだ状態で連結される。したがって、枠部材の連結部にせん断力や曲げ力が集中して作用する場合でも、連結部が分断され難くなり、シート部材の破損を抑制する上で好ましいものとなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記シート部材の下面は、凹凸状に形成されている。
このような構成によれば、床面とマットベースとの間に微細ダストなどが侵入しても、このシート部材の下面の窪み部分に微細ダストなどが収容されることにより、床面とシート部材とのグリップ力の低下を抑制することができ、床面上に設置されたマットを滑り難くする上で好ましいものとなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記シート部材は、その下面側において合成樹脂繊維に合成樹脂を含浸させたメッシュシートが一体積層化されている。
このような構成によれば、シート部材の強度を効率よく向上させることができる。したがって、マットベース自体の重量化を抑制しつつ、シート部材を効果的に補強することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基部の長手方向における端面の少なくとも一方の上端には、上記基部の幅方向に沿う溝部が形成されている。
このような構成によれば、隣接する枠部材の端面どうしを接着剤で繋ぎ合わせる場合に、基部の上面側にはみ出た余分な接着剤は溝部に収容されることとなる。したがって、枠部材の上面に接着剤が盛り上がることはなく、外観上の見栄えが良好となる。
本発明のその他の特徴および利点については、以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明に係るマットベースをマット本体としてのタイルマットと組み合わせて使用するマットに適用した一例を示す平面図である。図2は、本発明に係るマットベースを示す平面図である。図3および図4は、図2に示すマットベースの構成部品である枠部材を示す図である。図5は、図2に示すマットベースの要部平面図である。図6は、図2に示すマットベースの要部背面図である。図7は、図5のVII−VII断面図である。
図1に表われているように、本実施形態のマット1は、マットベース2、および複数のタイルマット3を備え、これら複数のタイルマット3がマットベース2上に並ぶように装着された構成とされている。
図1および図2に表われているように、マットベース2は、矩形の縁状を有する枠体20と、枠体20の内側に取付けられるシート部材23とを備えている。枠体20は、ゴム製の複数の枠部材21,22、より詳細には、4辺のストレート部を構成するための複数の枠部材21と、4隅のコーナー部を構成するための4個の枠部材22とから構成されている。
図3に表われているように、枠部材21は、基部211と、平板部212と、係止部213と、複数の突起214とを備えている。基部211は、タイルマット3の位置を規定するためのものであり、タイルマット3の寸法に対応した所定の長さを有している。基部211の長手方向に沿う一方の側面211aは、タイルマット3の側面が適正に当接可能な略垂直面として形成されている。側面211aの下端には平板部212が一体形成され、側面211aの上端には係止部213が一体形成されている。基部211の上面211bは、他方の側面211cに向かうにつれて下方に緩やかに傾斜する傾斜面として形成されており、歩行者が枠部材21につまずき難いようにされている。基部211の下面211dは、その一端部211eが側面211cに向かう程下方に傾斜する傾斜面として形成されている。このため、マットベース2を床面に設置する際には、一端部211eが床面に当接し、床面とマットベース2との間へ微細ダストなどが侵入することが抑制される。また、基部211の長手方向の一方の端面211fの下部には、基部211の幅方向全域にわたって長手方向に突出する突出部211hが形成され、長手方向の他方の端面211gの下部には、突出部211hが嵌合可能な凹部211kが形成されている。端面211gの上端には、基部211の幅方向に沿って溝部211mが形成されている。
平板部212は、基部211の長手方向に沿って基部211と略同じ長さを有する長矩形の平板状とされている。平板部212は、その長手方向の端面212f,212gが基部211の端面211f,211gに対して、その長手方向の一方向(図3に示された配置においては右方向)に一定長さ変位している。より詳細には、一方の端面212fが基部211の端面211fないし突出部211hに対して長手方向に切り欠くように変位し、他方の端面212gが基部211の端面211gないし凹部211kに対して長手方向に突出するように変位した状態として、平板部212が形成されている。なお、平板部212の端面212f,212gが基部211の端面211f,211gに対して変位する方向は、図3に示されたものと反対方向であってもよい。係止部213は、基部211の長手方向の略全域に沿って延びるブロック状とされている。複数の突起214は、基部211の下面211dの表面ないし平板部212の下面212dの表面に突出するように一体形成されている。
図4に表われているように、枠部材22は、基部221と、平板部222と、係止部223と、複数の突起224とを備えている。基部221は、タイルマット3の位置を規定するためのものであり、タイルマット3の寸法に対応した所定の長さを有し、かつ、中間部において略直角に屈曲するL字形とされている。基部221の長手方向(上記L字形の屈曲部を挟んで略直角に交差する2方向)に沿う内側の側面221aは、タイルマット3の側面が適正に当接可能な略垂直面として形成されている。側面221aの下端には平板部222が一体形成され、側面221aの上端には係止部223が一体形成されている。基部221の上面221bは、他方の側面221cに向かうにつれて下方に緩やかに傾斜する傾斜面として形成されており、歩行者が枠部材22につまずき難いようにされている。基部221の下面221dは、その一端部221eが側面221cに向かう程下方に傾斜する傾斜面として形成されている。このため、マットベース2を床面に設置する際には、一端部221eが床面に当接し、床面とマットベース2との間へ微細ダストなどが侵入することが抑制される。また、基部221の長手方向の一方の端面221fの下部には、基部221の幅方向全域にわたって長手方向に突出する突出部221hが形成され、長手方向の他方の端面221gの下部には、突出部221hが嵌合可能な凹部221kが形成されている。端面221gの上端には、基部221の幅方向に沿って溝部221mが形成されている。
平板部222は、基部221の長手方向に沿って基部221と略同じ長さを有するL字形の平板状とされている。平板部222は、その長手方向の端面222f,222gが基部221の端面221f,221gに対して、その長手方向の一方向(図4に示された配置においては右方向)に一定長さ変位している。より詳細には、一方の端面222fが基部221の端面221fないし突出部221hに対して長手方向において切り欠くように変位し、他方の端面222gが基部221の端面221gないし凹部221kに対して長手方向に突出するように変位した状態として形成されている。なお、平板部222の端面222f,222gが基部221の端面221f,221gに対して変位する方向は、図4に示されたものと反対方向であってもよい。係止部223は、基部221の長手方向の略全域に沿ってL字形に延びるブロック状とされている。複数の突起224は、基部221の下面221dの表面ないし平板部222の下面222dの表面に突出するように一体形成されている。
図2に表われているように、枠体20は、枠部材21,22の平板部212,222が内側に向く状態でこれら枠部材21,22の端部が相互に連結されることにより形成されている。より詳細には、たとえば各枠部材21の突出部211h(上面ないし長手方向の端面)および端面211f並びに各枠部材22の突出部221h(上面ないし長手方向の端面)および端面221fにシアノ系瞬間接着剤を塗布し(図示略)、突出部211h,221hを凹部211kないし凹部221kに嵌合させることにより、隣接する枠部材どうしがそれぞれ接着接合されている。
図2および図5に表われているように、シート部材23は、矩形のシート状であり、枠体20における側面211a,221aで包囲された矩形領域よりも僅かに小さい寸法とされている。図6に表われているように、シート部材23は、たとえばPVC樹脂などの耐寒性に優れた合成樹脂製の基材シート231の表面(下面側)にメッシュシート232を加硫加工により一体積層化して形成されたものである。このため、図7に表われているように、シート部材23の下面23dは、凹凸状に形成されている。メッシュシート232は、たとえば線径が約0.03mm程度のポリエステル繊維を約160本程度纏めて繊維束とし、この繊維束を縦横に織り込むことにより形成されたメッシュの糸径が約0.5mm程度のメッシュ織物に、結合剤としてのPVC樹脂を含浸させたものである。このようにして作製されたメッシュシート232は、そのせん断強度や引張り強度が基材シート231のせん断強度や引張り強度よりも飛躍的に大きく、強度面において優れた材料である。シート部材23は、平板部212,222の上面212b,222bに高周波接着などの接着方法を用いて取付けられている。
タイルマット3は、一定寸法の矩形状のカーペット材であり、たとえば一辺が50cmの正方形とされている。タイルマット3は、たとえば熱硬化性樹脂製のシート状の基材の表面にパイルが植設された基布を固着した構成とされている。
次に、上記構成のマットベース2の作用について図1〜図8を参照して説明する。
上述したマット1は、たとえばビルや店舗などの出入り口などに敷かれ、歩行者の履物に付着した泥や砂などを落とし、これらが室内に入ることを防止するために用いられるものである。
このマット1を使用する際には、図2に表われているように、まず配置スペースに見合うサイズのマットベース2を準備し、これを床面の所望の場所に敷く。次に、タイルマット3の側面が枠部材21,22の側面211a,221aに当接するようにして、シート部材23上にタイルマット3を敷き詰める。ここで、図1に表われているように、タイルマット3の端部が係止部213,223に係止されることとなり、マットベース2からタイルマット3が不当に脱離することは抑制される。その一方、タイルマット3は、接着などの固定手段を使用することなくマットベース2上に装着されているため、容易に取り外すことができ、タイルマット3を洗浄する、あるいは取り替えるなどの際に取り扱い易いものとなる。なお、本実施形態では、一辺が50cmの正方形のタイルマット3が縦横に3列ずつの合計9枚用いられた場合について示されているが、タイルマット3のサイズや使用枚数はこれに限定されるものではなく、マット1の設置スペースに応じて適宜変更すればよい。また、枠部材21,22の使用数量およびシート部材23のサイズも適宜変更すればよい。
本実施形態におけるマットベース2によれば、シート部材23の厚みが薄くされている場合でも、シート部材23の破損を効果的に抑制することができる。具体的には、図8に表われているように、枠部材21,22を掴んでマットベース2を移動させるなどの際には、マットベース2の自重により枠部材21,22の連結部(基部211,221の長手方向の端部)においてせん断力や曲げ力が集中して作用する場合がある。このような場合に仮に連結部が分断したとしても、シート部材23が平板部212,222に取付けられているとともに平板部212,222の長手方向の端面212g,222gが基部211,221の長手方向の端面211g,221gに対して変位しているため、その後においてせん断力は、主に平板部212,222に作用することとなる。したがって、せん断力がシート部材23にのみ集中して作用することが適切に回避され、シート部材23の破断などといった不具合の発生を抑制することができる。このように、このマットベース2は、結果的に枠部材21,22をそれらの連結部において分断しようとする外力に対して強いものとなる。
また、図3〜図5に表われているように、基部211,221の長手方向の一方の端面の下部において長手方向に突出する突出部211h,221hが形成され、他方の端面の下部において突出部211h,221hが嵌合可能な凹部211k,221kが形成されているため、隣接する枠部材21,22においては、それぞれ基部211,221どうしが互いに入り込んだ状態で連結される。したがって、枠部材211,221の連結部にせん断力や曲げ力が集中して作用する場合でも、連結部が分断され難くなり、シート部材23の破損を抑制する上で好ましいものとなる。
シート部材23は、合成樹脂繊維からなるメッシュシート232が一体積層化されたものであるため、シート部材23の強度を効率よく向上させることができる。したがって、マットベース2自体の重量化を抑制しつつ、シート部材23を効果的に補強でき、シート部材23の破損を抑制する上でより好ましいものとなる。また、上述したように、基材シート231と、強度的に優れたメッシュシート232とを一体積層化することにより、シート部材23は、寸法安定性に優れたものとすることができる。このため、シート部材23が一体的に取付けられた枠体20の寸法安定性も良好となり、たとえば枠体20の対辺に引張り力などの外力が作用した場合などにおいても、枠体20の寸法は略一定に保持されることとなる。その結果、枠体20の変形に起因してタイルマット3が不当に浮き上がるといった不具合が生じることもなく、タイルマット3を接着せずにマットベース2上に装着する上でより好ましいものとなる。
ところで、マット上で拭い取られた泥や砂、あるいは微細ダストなどが、床面とマットベースとの間に侵入する場合がある。この場合、微細ダストなどが床面およびマットベース間に介在すると、マットベースの床面に対するグリップ力が低下してしまう。本実施形態においては、図7に表われているように、シート部材23の下面23dは凹凸状に形成されているので、床面とマットベース2との間に微細ダストなどが侵入しても、この凹凸状の窪み部分に微細ダストなどが収容されることにより、床面とのグリップ力が低下するのを抑制することができる。したがって、床面上に設置されたマット1は、歩行者が通過する際にも滑り難いものとなり、好都合である。なお、枠部材21,22の下面に突起214,224が形成されているため、枠部材21,22においても床面とのグリップ力の低下を抑制することができる。
本実施形態においては、基部211,221の端面の上端には、溝部211m,221mが形成されているので、隣接する枠部材の端面どうしを接着剤で繋ぎ合わせる場合に、基部211,221の上面側にはみ出でた余分な接着剤は、溝部211m,221mに収容されることとなる。したがって、枠部材21,22の上面に接着剤が盛り上がることはなく、外観上の見栄えが良好となる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るマットベースを構成する各部材の具体的な形状や材質なども上記実施形態の構成に限定されるものではない。
本発明に係るマットベースを適用したマットの一例を示す平面図である。 本発明に係るマットベースを示す平面図である。 枠部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b矢視図、(c)は(a)のc−c断面図である。 枠部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b矢視図、(c)は(a)のc−c断面図である。 図2に示すマットベースの要部平面図である。 図2に示すマットベースの要部背面図である。 図5のVII −VII断面図である。 本発明に係るマットベースの作用を説明するための図である。
符号の説明
2 マットベース
20 枠体
21,22 枠部材
211,221 基部
211a,221a 側面
211f,211g,221f,221g 端面(基部の)
211h,221h 突出部
211k,221k 凹部
211m,221m 溝部
212,222 平板部
212f,212g,222f,222g 端面(平板部の)
23 シート部材
232 メッシュシート

Claims (5)

  1. 所定長さを有する基部と、この基部の長手方向に沿う一方の側面に一体形成された平板部とを有し、上記平板部が内側に向く状態で連結されることにより矩形の縁状の枠体を形成する複数の枠部材と、
    上記枠体の内側において上記各枠部材の平板部に取付けられる矩形状のシート部材と、を備え、
    上記各枠部材における上記平板部は、その長手方向の端面が上記基部の長手方向の端面に対して長手方向の一方向に変位していることを特徴とする、マットベース。
  2. 上記基部の長手方向における両端面には、その一方の端面の下部において上記長手方向に突出する突出部が形成され、かつ、他方の端面の下部において上記突出部が嵌合可能な凹部が形成されている、請求項1に記載のマットベース。
  3. 上記シート部材の下面は、凹凸状に形成されている、請求項1または2に記載のマットベース。
  4. 上記シート部材は、その下面側において合成樹脂繊維に合成樹脂を含浸させたメッシュシートが一体積層化されている、請求項3に記載のマットベース。
  5. 上記基部の長手方向における端面の少なくとも一方の上端には、上記基部の幅方向に沿う溝部が形成されている、請求項1ないし4のいずれかに記載のマットベース。
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