JP6548232B2 - ラインテープ - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場の区分けや競技グランドのコート設営などを行うに際して好適に使用することができるラインテープに関する。
従来、弾性材により帯状に形成されたテープ本体と、このテープ本体の肉厚中に対して幅方向に所定間隔をおいた配置で且つテープ長手方向に沿って埋設された複数本の補強芯材とを有して成るラインテープは公知である。
この種のラインテープにおいて、テープ本体の裏面(接地側の面)に、テープ幅方向の中央で上方へ凹むように凹み部がテープ長手方向の全長にわたって設けられたものが知られている(特許文献1)。
ラインテープでは、固定用の釘を地面へ打ち込む際に用いる上下貫通した釘穴が、テープ本体におけるテープ幅方向の中央部でテープ長手方向に所定間隔をおいて複数設けられている。そのため、特許文献1のラインテープでは、釘穴が補強芯材と不一致となるように(凹み部の上側を避けるように)して、テープ本体の幅方向両側に補強芯材が振り分けて配置されていた。
特許第4219869号公報
ラインテープを用いて駐車場の区分けを行った場合、自動車がラインテープを踏み付けるようになると、テープ本体が自動車の車重を受けて押し潰されるようになる。特許文献1のラインテープでは、テープ本体の幅方向両側に補強芯材が振り分けて配置されていたものの、テープ幅方向中央に配置されている凹み部の上側には補強芯材が配置されていなかったため、凹み部内の天井面が地面へ押し付けられるような弾性変形をすることになる。
しかしながら、このような弾性変形を繰り返すうち、凹み部の天井面が元形状に向けて浮上するような形状回復挙動は徐々に小さくなって、テープ本体の断面形状が水平方向に扁平な形体へと塑性変形したり、甚だしい場合にはテープ本体の幅方向両側が浮き上がる逆反り形になったりすることがあった。
テープ本体の断面形状が、仮に扁平形や逆反り形に塑性変形してしまうと、ラインテープが自動車の通過などによる外力を受けることによって、テープ本体が地面上を横滑りし易くなり、図5に二点鎖線で示すようなテープ長手方向が蛇行する曲がりXを生じ易くなることが予測される。
殊に、逆反り形の塑性変形時には、歩行者が躓き易くなったりカート等の小さな車輪が引っ掛かって乗り越え難くなったりすることも予測されるものであった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、自動車などの重量物に踏まれた場合であっても、テープ本体の断面形状が形状回復不可能なほどの塑性変形を起こし難くし、また地面に対する滑り難さを保持してテープ長手方向の蛇行の発生を防止できるようにしたラインテープを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るラインテープは、弾性材により帯状に形成されたテープ本体と、前記テープ本体の肉厚中に対してテープ長手方向に沿い且つテープ幅方向へ相互隙間を保持させて埋設された複数本の補強芯材と、を有し、前記テープ本体は、テープ幅方向の断面形状が上下両面を共に山なりにカーブさせたアーチ形を含んで形成されており、前記テープ本体の下面には、前記アーチ形を挟んでテープ幅方向に離れた少なくとも2箇所にテープ長手方向に沿った接地脚部が形成され、前記補強芯材は、前記テープ本体の前記接地脚部相互間にも対応して配置され、前記テープ本体の下面には、前記接地脚部相互間においてテープ長手方向に沿い且つ下方へ向けて突出する凸条がテープ幅方向で複数本設けられており、前記凸条は、前記補強芯材のうち互いに非隣接の関係となるものに対応した配置とされることにより前記テープ本体の下面に凸条の無い平坦条部が形成されていることを特徴とする。
前記補強芯材は、前記テープ本体の前記接地脚部相互間においてテープ幅方向の外側からテープ幅方向の中央になるほど接地高さを高くする配置で設けられたものとすることができる。
前記テープ本体の前記接地脚部は、下方へ向けて先細りの断面形状に形成されたものとしてもよい。
本発明に係るラインテープは、自動車などの重量物に踏まれた場合であっても、テープ本体の断面形状が形状回復不可能なほどの塑性変形を起こし難くなっており、また地面に対する滑り難さを保持してテープ長手方向の蛇行の発生を防止できるようになっている。
本発明に係るラインテープの第1実施形態を示した断面図である。 本発明に係るラインテープの第1実施形態において接地状態を示した断面図である。 本発明に係るラインテープの第1実施形態を示した部分平面図である。 本発明に係るラインテープの第2実施形態を示した断面図である。 従来のラインテープを駐車場の区分けに用いた場合に予測される問題点を例示した平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図3は本発明に係るラインテープ1の第1実施形態を示している。このラインテープ1は、帯状に形成されたテープ本体2と、このテープ本体2の肉厚中に埋設された複数本の補強芯材3とを有している。
まず、テープ本体2について説明する。
テープ本体2は、例えば軟質ポリ塩化ビニル等の弾性材によって形成されている。その他、テープ本体2の形成素材には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミドや、これらを含む複合材料等の弾性材を採用することもできる。
これらの弾性材を採用することで、外力が付与されたときにテープ本体2を弾性変形自
在な状態に保持できると共に、変形後に外力を解除することで、テープ本体2を略完全な元形状まで戻すための形状回復挙動が得られる。
なお、選択する素材によっては形状回復挙動に時間がかかることもあるが、日射等による昇温をきっかけとして、放置状態でも形状回復挙動が促進される場合がある。日射を待てない場合は、バーナーや電気式のドライヤー等で焙ったり湯を掛けたりして半ば強制的に昇温させる方法も採用することができる。
前記した形成素材のなかでも、昇温による形状回復挙動は軟質ポリ塩化ビニルに特に顕著に得られることが、本発明者らの試験により確認されている。
本発明に係るラインテープ1において、テープ本体2は、テープ幅方向の断面形状が上下両面を共に山なりにカーブさせたアーチ形を含んで形成されている。そのため、使用時における接地先の地面G(以下、単に「地面G」と言う)にテープ本体2を接地させたときに、このアーチ形の下方には非接地部(浮上した天井面)が形成されることになる。
ここにおいて「含んで」の語句は、テープ本体2のテープ幅全体がアーチ形である場合のみならず、テープ幅の一部だけがアーチ形である場合(図4に関して後述する第2実施形態など)でもよいという意味とする。また、テープ本体2の「上下」は、使用時における接地先の地面G(以下、単に「地面G」と言う)に本発明に係るラインテープ1を接地させた状況下での「上」や「下」を言うものとする(図1の上下に同じ)。
本第1実施形態はテープ本体2におけるテープ幅全体がアーチ形である場合を例示している。すなわち、テープ本体2の上面2a及び下面2bの双方に、テープ幅方向の端から端までにわたって、カーブ半径が一定の緩やかな曲面(半径が250mmを超えるカーブ)が付与されている。
本第1実施形態に即して言えば、上面2aには後述する複数本の筋13が形成されており、連続した円滑なカーブ面ではなくデコボコしている。また下面2bには後述する複数本の凸条11が形成されているので、上面2aと同じく連続した円滑なカーブ面ではなくデコボコしている。
しかし、これらのデコボコは小さなアクセント的な存在であり、テープ本体2の上面2a及び下面2bは、いずれも、全体として山なりカーブの傾向を有したアーチ形を呈していると言うことができる。
なお、上面2a及び下面2bに付与されるカーブ半径は一定にすることが限定されるものではない。例えばテープ幅方向の上面中央部や下面中央部については部分的に水平な平坦面としたり、或いは水平な平坦面に代えて大きなカーブにしたり(換言すればテープ幅方向の両側を小さなカーブにしたり)することは可能である。
このようにテープ本体2がアーチ形を含んだ断面形状を有しているため、形成素材が弾性材であることと相俟って、テープ本体2が自動車に踏み付けられたような場合(以下、自動車以外の場合を含んで「重量物負荷時」と言う)に、テープ本体2のアーチ形が無理のない状態で押し潰されるように弾性変形する。
当然ながら、ここで言う「押し潰され」の語句は、テープ本体2の肉厚構造が圧壊、亀裂発生、破断などを起こすようなものではなく、アーチ形が偏平に変化する程度の弾性限界内での変形の意味である。
このように押し潰されることにより、テープ本体2の下面2bが、テープ幅方向の全体として接地することを確実にする作用が得られる。このように下面2bがテープ幅方向の全体として接地すれば、それだけ接地面積(摩擦抵抗)が拡大されることになり、地面Gとの間の滑り性が低下するので、テープ本体2の位置ズレ(蛇行の原因)を防止する作用が得られるものとなる。
前記したように、テープ本体2は形成素材による形状回復挙動を生じ得るので、重量物負荷時から解放されれば、テープ本体2は確実に元のアーチ形に形状回復する。
そして本発明に係るラインテープ1において、テープ本体2の下面2bには、アーチ形(非接地部)を挟んでテープ幅方向に離れた少なくとも2箇所に、テープ長手方向に沿った接地脚部10が形成されている。これら接地脚部10は下方へ向けて先細りの断面形状に形成されている。
本第1実施形態では、前記のようにテープ本体2がテープ幅全体にわたるアーチ形であるので、接地脚部10はテープ本体2の両側縁部に配置されていることになる。またこの接地脚部10は、上面2aの側縁部をアール面取り状に形成させることで下面2bの側縁部に鋭角な先細り形を生じさせたものとしてある。テープ本体2がアーチ形であることに起因して、接地脚部10はやや下向きとなっている。
このような先細りの接地脚部10は、少なくともテープ本体2がアーチ形を保持している間は地面Gに対して鋭角な接触をするようになるので、地面Gに生じている凹凸に確実に係合し易いという利点がある。
すなわち、重量物負荷時とは異なり、無負荷時や軽量物による負荷が加わったり、風雨などの外力が負荷したりした時などでは、地面Gとの間で強力な係合力を発揮してテープ本体2の位置ズレを防止する作用が得られることになる。
一方、接地脚部10は、テープ本体2がアーチ形を保持している間は地面Gとの接触面積を小さくする作用を奏するので、テープ本体2に重量物が負荷してゆく過程(大きな外力を受けて弾性変形を起こして押し潰される過程)では、接地脚部10がテープ幅方向に沿って移動し易くなると言うこともできる。
そのため、テープ本体2のアーチ形が偏平化する弾性変形は無理のない状態で進行し、テープ本体2における下面2bの接地を確実にする利点もある。当然ながら、テープ本体2が重量物負荷から解放されてゆく過程での形状回復時にも同様の利点(形状回復挙動のし易さ)が得られることになる。
更に本発明に係るラインテープ1において、テープ本体2の下面には、接地脚部10の相互間においてテープ長手方向に沿い、且つ下方へ向けて突出する凸条11がテープ幅方向で複数本設けられている。
これらの凸条11が設けられていることで、テープ本体2が重量物負荷時にあるときには、凸条11が接地することになる。
要するに、テープ本体2の下面2bがテープ幅方向の全体で接地すると言っても、地面Gとの接触が面接触になるわけではなく、凸条11を介した線接触の集合状態となる。このことから、地面Gの排水性を極力阻害せず、地面G上に水溜まりを発生し難くする作用に繋がる。
これらの凸条11は、原則として、補強芯材3の埋設位置に対応する配置とされている。しかし、全ての補強芯材3に対応させて凸条11が設けられているのではなく、凸条11は、補強芯材3のうち互いに非隣接の関係となるものに(補強芯材3の並びに対して間引きの配置関係となるように)対応させてある。
そのため、補強芯材3の埋設対応箇所のなかに、凸条11を備えない箇所が存在することなり、当該箇所では平坦条部12が形成されていることになる。このような平坦条部12では、凸条11が存在している箇所に比べてテープ本体2の可撓性が高いと言うことになる。このことが、テープ本体2をアーチ形に保持させ易くするために有益に作用する。
なお、本第1実施形態では、テープ本体2の上面2aに対して、テープ長手方向に沿いつつ互いにテープ幅方向に離れて複数本の平行な筋13が形成されたものを例示してある。
各筋13により、テープ本体2の上面に対する滑り止め効果や、雨水類の拡散作用(テープ下への排水を優先させるのではなくテープ長手方向へ水を流して局部的な水溜まりができないように散らす作用)、更には遠くからの目立ち効果などが得られるようになっている。
またテープ本体2の上面2aには、テープ幅方向の中央部に、テープ長手方向に所定間隔をおいて釘穴15が設けられている(図3参照)。この釘穴15は、ラインテープ1を固定する際に用いる釘16(図2参照)を、地面Gまで突き刺す際に利用するものであって、テープ本体2を上下方向に貫通している。
釘16の打ち込み間隔は、実質的にはテープ長手方向の60cm程度とするのが適当とされるが、釘穴15の相互間隔は、例えば20cm等として釘16の配置に自由度を持たせるのがよい。
本第1実施形態では、テープ本体2の上面に対し、更にテープ幅方向の中央にテープ長手方向に沿って細い筋状のノッチ17を設けてある。 このノッチ17を設けることで釘16の打ち込み間隔を任意に調整できるものとしつつ、補強芯材3の埋設位置を確実に避けさせながら、釘穴15の無い箇所でも自由に釘16を打ち込みできるように配慮してある。
次に、補強芯材3について説明する。
補強芯材3は、テープ長手方向に沿って線状に長く形成されたものである。この補強芯材3は、テープ本体2の形成素材に比べて剛性や曲げ強度が高く、曲げに対する弾力性が豊富であり、更には伸縮性が低い(又は無い)素材により形成するのが好適である。
補強芯材3には、例えばサブミクロン径のガラス繊維素線を束ねた集合束を複数束用いてS撚りにしたものを採用することができる。束数は5束などとし、S撚りのピッチは3.8mmなどとすればよいが、特に限定されるものではない。
なお、ガラス繊維に代えて、炭素繊維や合成樹脂、金属細線、或いはこれらを複合させた撚り線材を用いてもよい。その他、単線構造のものを用いてもよい。
この補強芯材3は、テープ幅方向では互いに隙間を保持しつつ複数本が平行するように配置されている。重要なことは、補強芯材3は、テープ本体2の接地脚部10相互間にも対応して配置されている点にある。
前記したテープ本体2の説明から明らかなように、テープ本体2の接地脚部10相互間はアーチ形を呈している領域であるので、各補強芯材3は、テープ幅方向の外側からテープ幅方向の中央になるほど接地高さを高くする配置で設けられていることになる。
このような構成を具備した本発明のラインテープ1では、図2に示すように、円盤形をしたゴム製のパッキン20を挿通させた釘16を、テープ本体2の釘穴15又はノッチ17を利用して打ち込み、地面Gへ固定する。
テープ本体2の下面2bに凸条11が設けられていることで、釘穴15へ釘16が打ちこまれた後も、釘穴15の開口周部は地面Gに非接触となる。殊に、釘16の打ち込み位置(テープ本体2)は弾性材であり、パッキン20はゴム製であって、両者ともに柔軟性があるため、地面Gに対するラインテープ1の固定にはある程度の弾力性が保持されることになる。
また、テープ本体2には、テープ幅方向の両側近傍(アーチ形の両端位置)に補強芯材3が長手方向に沿って埋設されているために、釘16を地面Gに打ち込んでも、テープ本体2が、釘16の打ち込み位置で局部的に拡大されるような変形も起こらない。
これらのことも、ラインテープ1の地面Gに対する位置ズレを防止する効果に有益となる。
なお、図2は釘16による固定位置を示しているが、釘16の無い位置では、テープ本体2はアーチ形を保持している。そのためテープ本体2は、重量物負荷時をはじめ、軽量物の負荷時や無負荷時に前記した通りの数々の作用効果を奏し、どのような状況下にあってもラインテープ1の地面Gに対する位置ズレを防止する効果がある。
以上詳説したところから明らかなように、本発明に係るラインテープ1では、自動車などの重量物に踏まれた場合(重量物負荷時)であっても、テープ本体2の断面形状が形状回復不可能なほどの塑性変形を起こし難くなっており、また地面Gに対する滑り難さを保持してテープ長手方向の蛇行の発生を防止できるようになっている。
また、テープ本体2がその断面形状をアーチ形に形状回復した状況下では、接地脚部10によって地面Gに対する係合作用が高くなり、横滑りし難くなるため、結果として蛇行などの位置ズレは生じ難くなる。
しかも、テープ本体2の断面形状がアーチ形になることで、断面形状が扁平である場合と比べて断面係数が大きいと言うことができ、これに伴ってテープ長手方向での曲げ剛性(曲がり難さ)についても、テープ本体2を扁平にした場合よりもアーチ形にした方が高くなると言うことができる。
言うまでもなく、本発明のラインテープ1では、テープ本体2に対してアーチ形のテープ幅全体にわたって複数本の補強芯材3が配置されているので、このことも、曲げ剛性を
高くするうえで有益に作用している。
このように、本発明のラインテープ1は曲げ剛性が高くなった分だけテープ長手方向で曲がり難くなっているので、このこともテープ長手方向の蛇行の発生防止に寄与する。
テープ本体2の形成素材には軟質ポリ塩化ビニルを用いた。
補強芯材3には、ガラス繊維を主材とするものを用いた。
各部寸法を表1に示す。
Figure 0006548232
図4は、本発明に係るラインテープ1の第1実施形態を示している。本第2実施形態が第1実施形態と最も異なるところは、テープ本体2において、テープ幅方向の両端側にはアーチ形の外側配置となるようにして更に張り出し部21が設けられている点にある。
本第2実施形態では、これら張り出し部21にも補強芯材3が埋設されたものとしてある。
その他の細部構造や作用効果等は第1実施形態と略同様であるので、同一作用を奏するものに同一符号を用いることによりここでの詳説は省略する。
ところで、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、本発明に係るラインテープ1はその使用場所が限定されるものではなく、屋外はもとより屋内でもよい。また、接地先とする地面Gについても、砂利や玉砂利を敷き詰めた地面、芝生の植栽地、木製床、アスファルトやコンクリート等、何ら限定されない。
もとより、用途的な限定を受けるものでもなく、駐車場の区分け以外にも競技グランドのコート設営など、種々様々な用途に使用可能である。
テープ本体2において、アーチ形はテープ幅方向の中心を境とするセンター振り分けにすることが限定されるものではなく、偏心した配置としたり、偏心した(非対称の)アーチ形としたりすることも可能である。
テープ本体2の下面2bに設ける接地脚部10は、真下方向へ向けて突出するものとしてもよい。
テープ本体2の下面2bに設ける凸条11は、全ての補強芯材3に対応させて設けることもできる。
テープ本体2の上面2aに模様や着色(蛍光色を含む)を施すことが可能である。
1 ラインテープ
2 テープ本体
3 補強芯材
2a 上面
2b 下面
3 補強芯材
10 接地脚部
11 凸条
12 平坦条部
13 筋
15 釘穴
16 釘
17 ノッチ
20 パッキン
G 地面
X 曲がり

Claims (3)

  1. 弾性材により帯状に形成されたテープ本体と、
    前記テープ本体の肉厚中に対してテープ長手方向に沿い且つテープ幅方向へ相互隙間を保持させて埋設された複数本の補強芯材と、を有し、
    前記テープ本体は、テープ幅方向の断面形状が上下両面を共に山なりにカーブさせたアーチ形を含んで形成されており、
    前記テープ本体の下面には、前記アーチ形を挟んでテープ幅方向に離れた少なくとも2箇所にテープ長手方向に沿った接地脚部が形成され、
    前記補強芯材は、前記テープ本体の前記接地脚部相互間にも対応して配置され
    前記テープ本体の下面には、前記接地脚部相互間においてテープ長手方向に沿い且つ下方へ向けて突出する凸条がテープ幅方向で複数本設けられており、
    前記凸条は、前記補強芯材のうち互いに非隣接の関係となるものに対応した配置とされることにより前記テープ本体の下面に凸条の無い平坦条部が形成されている
    ことを特徴とするラインテープ。
  2. 前記補強芯材は、前記テープ本体の前記接地脚部相互間においてテープ幅方向の外側からテープ幅方向の中央になるほど接地高さを高くする配置で設けられていることを特徴とする請求項1記載のラインテープ。
  3. 前記テープ本体の前記接地脚部は、下方へ向けて先細りの断面形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載又は請求項2に記載のラインテープ。
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