JP2006158468A - 薬剤容器の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薬剤容器の交換を容易に行うことができる薬剤容器の固定構造を提供する。
【解決手段】 下部構成部12の薬剤載置部25に支持部81で支持された棚部82を設け、棚部82に側面当接リブ84を設ける。カバー13を、横断面が楕円形状であって上方へ向かうに従って縮径する山形状に形成する。薬剤容器14の容器本体121の第1及び第2側面125,126をカバーの内側面に沿った湾曲面で構成する。第3及び第4側面127,128に薬剤載置部25の側面当接リブ84が挿入される溝部129を形成する。カバー13を下部構成部材12に取り付けた状態で、棚部82に載置された薬剤容器14の容器本体121の第1及び第2側面125,126の上縁125a,126aがカバー13の内側面に線接触するように棚部82の高さを設定する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、例えば液状薬剤が収容された薬剤容器の固定構造に関する。
従来、液状薬剤容器を収納した防虫器等が知られている。
これらは、内部の薬剤がなくなった場合、薬剤容器ごと取り替えるようになっている。
しかしながら、このような防虫器等にあっては、持ち運びの際や、不意に触れたとき等、薬剤容器が倒れると内部を汚したり、機能しなくなったりしてしまう。
このため、薬剤容器を確実に取り付ける必要があるが、取り付け構造が複雑になったり、薬剤の交換が面倒となる。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で確実に薬剤容器を固定すると共に、薬剤容器の取り替えが容易に行える薬剤容器の固定構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の薬剤容器の固定構造にあっては、内部に液状薬剤を収容した薬剤容器と、該薬剤容器が載置される下部構成部と、該下部構成部に着脱自在に取り付けられ前記薬剤容器を覆うカバーとを備えた構成において、前記カバーを上方に向かうに従って縮径する山形状に形成し、当該カバーを前記下部構成部に取り付けた状態で、載置した前記薬剤容器の前記容器本体における少なくとも対向した側面の上端が前記カバーの内側面に当接する高さに当該側面の高さを設定した。
すなわち、薬剤容器を交換する際には、該薬剤容器を下部構成部に載置し、当該下部構成部にカバーを取り付けて前記薬剤容器をカバーで覆う。このとき、このカバーは、上方へ向かうに従って縮径する山形状に形成されており、当該カバーを取り付けた状態で、前記薬剤容器における少なくとも対向した側面の上端が前記カバーの内側面に当接する。これにより、前記薬剤容器は、上下方向への不用意な移動が阻止されるとともに、前記カバーに当接した方向への横ずれが防止される。
このように、前記下部構成部に前記カバーを取り付けるだけで、カバー内に収容された薬剤容器の不用意な移動を阻止することができる。
また、請求項2の薬剤容器の固定構造においては、前記カバーの内壁面に当接する前記容器本体の上端部分での平面視形状が、当該上端部分が当接する部位での前記カバーの断面形状と同一形状である。
これにより、薬剤容器の容器本体の上端がカバーの内壁面に線接触することで、当該薬剤容器のがたつきがさらに防止される。
さらに、請求項3の薬剤容器の固定構造では、前記カバーは横断面楕円形で、前記容器本体の対向する前記側面は、前記カバーが構成する楕円形の長軸と交差する内側面に対向する面である。
これにより、薬剤容器の不用意な回動が防止される。
加えて、請求項4の薬剤容器の固定構造においては、前記下部構成部材に、前記薬剤容器の側面に当接して当該薬剤容器の回転を防止するリブを設けた。
これにより、薬剤容器の不用意な回動が防止される。
また、請求項5の薬剤容器の固定構造にあっては、容器本体が直方体形状に形成された薬剤容器と、該薬剤容器が載置される棚部を備えた下部構成部と、該下部構成部に着脱自在に取り付けられ前記棚部上の前記薬剤容器を覆うカバーとを備えた構成において、前記カバーを横断面楕円形状であって上方へ向かうに従って縮径する山形状に形成し、当該カバーを前記下部構成部に取り付けた状態で、載置した前記薬剤容器の前記容器本体における対向した第1及び第2側面の上縁が前記カバーの内側面に当接するように構成するとともに、前記容器本体の前記第1及び第2側面と交差する第3及び第4側面に側方から当接する側面当接リブを設けた。
すなわち、薬剤容器を交換する際には、該薬剤容器を下部構成部に設けられた棚部に載置し、当該下部構成部にカバーを取り付けて前記棚部上の薬剤容器をカバーで覆う。このとき、このカバーは、上方へ向かうに従って縮径する山形状に形成されており、当該カバーを取り付けた状態で、前記薬剤容器の第1及び第2側面の上縁がカバーの内側面に当接する。これにより、前記薬剤容器は、上下方向への不用意な移動が阻止されるとともに、前記カバーに当接する前記第1及び第2側面方向への横ずれが防止される。
また、前記容器本体の第3及び第4側面には、側面当接リブが側方から当接する。このため、当該容器本体は、前記第3及び第4側面方向への横ずれとカバー内での回動が防止される。
このように、前記下部構成部に前記カバーを取り付けるだけで、カバー内に収容された薬剤容器の不用意な移動を阻止することができる。
さらに、請求項6の薬剤容器の固定構造においては、前記容器本体の前記第3及び第4側面に、前記側面当接リブが配置される溝部を凹設した。
これにより、側面当接リブと前記薬剤容器の容器本体との係合状態が高められる。
加えて、請求項7の薬剤容器の固定構造では、前記カバーの内側面に、当該カバーを前記下部構成部に取り付けた状態で前記棚部に載置された前記薬剤容器の前記容器本体に上方から当接する押さえリブを設けた。
これにより、薬剤容器の上動がより確実に防止される。
そして、請求項8の薬剤容器の固定構造においては、前記棚部の下部に、前記薬剤容器から気化した気化薬剤を前記容器本体の外部へ送出するファンと該ファンを回動するモータと該モータを駆動する電源とからなる送風手段を配置した。
これにより、薬剤がこぼれて下部に配置されたファンやモータや電源に接触しするといった不具合を確実に回避することができ、しかも薬剤容器の詰め替えが容易に行われる。
以上説明したように本発明の請求項1の薬剤容器の固定構造にあっては、カバー内に薬剤容器を収容する際に、下部構成部材に薬剤容器を載置してカバーを取り付けるだけで、カバー内に収容された薬剤容器を固定することができる。
したがって、持ち運びの際や、不意に触れたときでも、薬剤容器が倒れるといったことが防止され、内部を汚したり、機能しなくなったりしてしまうことがない。
そして、薬剤容器を収容する度に薬剤容器の固定作業を要する場合と比較して、カバーと取り付けるだけで、薬剤容器を収容固定することができる。また、薬剤容器を取り出す際には、固定解除作業を行うこと無く、カバーを外すだけで薬剤容器を容易に取り出すことができる。
よって、簡単な構造で確実に薬剤容器を固定すると共に、薬剤容器の取り替えを容易に行うことができる。
また、請求項2の薬剤容器の固定構造においては、薬剤容器の容器本体の上端をカバーの内壁面に線接触させることで、当該薬剤容器のがたつきをさらに防止することができる。
さらに、請求項3の薬剤容器の固定構造では、カバー内での薬剤容器の不用意な回動を防止することができる。
加えて、請求項4の薬剤容器の固定構造においても、カバー内の薬剤容器の不用意な回動を防止することができる。
また、請求項5の薬剤容器の固定構造にあっては、カバー内に薬剤容器を収容する際に、薬剤容器を棚部に載置して、カバーを下部構成部に取り付けるだけで、カバー内に収容された薬剤容器を固定することができる。
したがって、持ち運びの際や、不意に触れたときでも、薬剤容器が倒れるといったことが防止され、内部を汚したり、機能しなくなったりしてしまうことがない。
そして、薬剤容器を収容する度に薬剤容器の固定作業を要する場合と比較して、カバーと取り付けるだけで、薬剤容器を収容固定することができる。また、薬剤容器を取り出す際には、固定解除作業を行うこと無く、カバーを外すだけで薬剤容器を容易に取り出すことができる。
よって、簡単な構造で確実に薬剤容器を固定すると共に、薬剤容器の取り替えを容易に行うことができる。
さらに、請求項6の薬剤容器の固定構造においては、薬剤容器の容器本体に設けられた溝部と側面当接リブとの係合によって、薬剤容器の固定性をさらに高めることができる。
加えて、請求項7の薬剤容器の固定構造では、カバー内側面に設けられた押さえリブによって棚部上の薬剤容器の容器本体を上方から押さえることができる。これにより、薬剤容器の上動を確実に防止することができる。
そして、請求項8の薬剤容器の固定構造においては、薬剤がこぼれて下部に配置されたファンやモータや電源に接触しするといった不具合を確実に回避することができ、しかも薬剤容器の詰め替えを容易に行うことができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる薬剤容器の固定構造を備えた芳香器1を示す図であり、該芳香器1は、トイレや居住空間で使用されるものである。
この芳香器1の芳香器本体11は、図2にも示すように、下部を構成する下部構成部12と、該下部構成部12の上部に着脱自在に取り付けられるカバー13とによって構成されている。該カバー13内には、ガラス瓶からなる薬剤容器14が交換可能に設けられており、該薬剤容器14に収容された液状薬剤を揮散できるように構成されている。
前記下部構成部材12は、図3に示すように、底部を構成する容器部21と、該容器部21の上部開口部を閉鎖して上下を隔てる隔成部22と、該隔成部22上に配置される送出手段としてのファン23と、前記隔成部22の上部に間隔を置いて配置されるリング状のリングフィン24と、該リングフィン24の上部に間隔を置いて配置される薬剤載置部25とによって構成されている。
前記容器部21は、図4に示すように、楕円形の底面31と、該底面31の周縁に起立した周壁32とによって容器状に形成されている。前記底面31には、上方に膨出した裏面開口状の電池収容部33が形成されており、当該電池収容部33に底面側から電池を交換可能に収容できるように構成されている。前記電池収容部33には、支柱34,・・・が四カ所に立設されており、各支柱34,・・・の端部には、前記電池収容部33側に連通する連通穴35,・・・が設けられている。また、前記周壁32には、発光ダイオードが挿入されるライト穴36が設けられており、その逆側には、スイッチ37aが挿入されるスイッチ穴37が設けられている。
この容器部21上に配置される前記隔成部22の周囲部には、図5に示すように、内側から外縁へ向かうに従って上方に傾斜した下部傾斜面41が形成されており、その内側には、円筒部42が四カ所に設けられている。各円筒部42,・・・の中央部には、円形穴43,・・・が開設されており、各円形穴43,・・・は、前記容器部21に設けられた前記支柱34,・・・の連通穴35,・・・と合致する位置に設けられている。
この隔成部22の裏面には、プリント基板51が固定されており、該プリント基板51に構成された電子回路は、前記電池収容部33内の電池から電源供給を受けて作動するように構成されている。前記プリント基板51には、前記電子回路によって回動制御されるモータ52が設けられており、該モータ52は、前記隔成部22の中央に膨出形成されたモータ取付部53内に収容された状態で固定されている。このモータ52の回転軸54は、前記隔成部22を挿通して上方に突出しており、この回転軸54には、前記ファン23が固定されている。
該ファン23は、図3に示したように、前記回転軸54に取り付けられるボス部61と、該ボス部61より側方に延出する延出片62,・・・と、各延出片62,・・・に支持され前記モータ取付部53を包囲するように配置される円筒部63とによって構成されている。該円筒部63には、複数のスリット64,・・・が設けられており、各スリット64,・・・の縁部からは、内側へ向けて斜めに延出する整流フィン65,・・・が設けられている。これにより、当該ファン23が回動された際には、前記各延出片62,・・・間の開口部分66,・・・から導入した空気を、前記各スリット64,・・・から外周部へ排出できるように構成されている。
前記隔成部22上に配置される前記リングフィン24は、図6に示すように、楕円リング状に形成されており、その内側には、平坦な平坦部71が設けられている。この平坦部71は、前記隔成部22の前記円筒部42,・・・に支持されるように構成されており、当該リングフィン24と前記隔成部22との間には、前記円筒部42,・・・の高さ分の間隙が確保されている。前記円筒部42による支持位置の中央には、上下に貫通する貫通穴72,・・・が設けられており、当該平坦部71の外周部には、内側から外周縁へ向かうに従って上方に傾斜した中傾斜面73が形成されている。
このリングフィン24上に配置される前記薬剤載置部25の中央部には、図7に示すように、四カ所の支持部81,・・・で支持された円形の棚部82が設けられており、前記各支持部81,・・・間には、上下を連通する通流部83,・・・が設けられている。前記棚部82の縁部には、上方に延出する長方形板状の側面当接リブ84,84が対向して設けられており、各側面当接リブ84,84の裏面には、補強条85,85が一体形成されている。これら各側面当接リブ84,84によって前記棚部82に載置された前記薬剤容器14を位置決めできるように構成されている。
前記棚部82の外周部には、内側から外周縁へ向かうに従って上方に傾斜した上部傾斜面91が形成されており、該上部傾斜面91の上面には、上方に延出する係止片92,92が相対向する部位に立設されている。各係止片92,92の上端には、前記カバー13の内側面と係合する係合爪93,93が突設されており、該係合爪93,93の下部には、押圧操作用の凸部94,94が形成されている。
また、前記薬剤載置部25の下面には、下方へ向けて延出する脚部101,・・・が前記上部傾斜面91の内側の4カ所に設けられており、各脚部101,・・・の基端部には、大径の大径部102が形成され、中途部に段部103が形成されている(一カ所のみ図示)。また、各脚部101,・・・の端部には、小孔が設けられている(図示省略)。
これにより、芳香器本体11組み立て時には、前記薬剤載置部25の前記各脚部101,・・・を前記リングフィン24の前記貫通穴72,・・・へ挿通した際に、前記段部103が前記リングフィン24の上面に当接することによって、当該リングフィン24と前記薬剤載置部25との間に所定の間隙を確保できるように構成されている。そして、前記貫通穴72,・・・を挿通した各脚部101,・・・を前記隔成部22の円筒部42,・・・に内嵌し、当該隔成部22を前記容器部21に取り付けるとともに、この状態で、前記容器部21の前記電池収容部33側から当該容器部21に設けられた前記支柱34,・・・の連通穴35,・・・にタッピンネジを挿入するとともに、該タッピンネジを前記脚部101,101の小孔に螺入することによって、前記薬剤載置部25と前記リングフィン24と前記隔成部22とを前記容器部21に固定できるように構成されている。
前記カバー13は、図2に示したように、有色の樹脂によって形成されており、当該カバー13は、横断面が楕円形状であって上方へ向かうに従って縮径する山形状に形成されている。このカバー13の上端部には、水平方向に延在するスリット111,・・・が設けられており、下部には、内部に連通する楕円形の窓部112が開設されている。
また、前記係止片92に対応する部位には、前記凸部94を露出させる為の切欠部113が設けられており、前記凸部94の押圧操作を可能としている。この切欠部113,1113上部の内側面には、前記薬剤載置部25に設けられた前記係止片92,92の係合爪93,93と係合する係合溝が形成されており(図示省略)、前記係合片92,92の前記係合爪93,93と前記カバー13の係合溝とが係合することによって、当該カバーを前記下部構成部12に取り付けた状態で固定できるように構成されている。
また、前記薬剤容器14は、図8に示すように、透明のガラス瓶によって形成されており、矩形容器状の容器本体121と、円筒状の口部122とによって一体形成されている。該口部122には、図外のキャップを螺着する為の雄ねじ123が形成されており、キャップ装着時に口部122の開口部を閉鎖できるように構成されている。
前記容器本体121の底面124は、長方形状に形成されており、対向する短辺からは第1側面125及び第2側面126が起立している。また、前記底面124の対向する長辺からは、第3側面127及び第4側面128が起立しており、前記第1及び第2側面125,126は、図9にも示すように、前記カバー13の内側面に沿って延在する湾曲面で構成されている。
前記第3及び第4側面127,128には、図8に示したように、上下に延在する縦長の溝部129,129が形成されており、取付時において、図2及び図9に示したように、前記薬剤載置部25に設けられた前記側面当接リブ84,84が前記各溝部129,129内に挿入された状態で、当該薬剤容器14が位置決めされるように構成されている。前記口部122には、芯材が収容されており(図示省略)、該芯材が容器本体121内の液状薬剤を吸い上げることによって、芯材の露出部より前記液状薬剤を揮散できるように構成されている。
これにより、図10に示すように、前記下部構成部材12に前記薬剤容器14をセットするとともに前記カバー13を取り付けて芳香器本体11を形成した状態で、該芳香器本体11のカバー13内には、揮散した液状薬剤が貯留される貯留空間131が形成されており、スイッチ操作に従って前記モータ52を作動して前記ファン23を回動することにより、前記カバー13上端部のスリット111,・・・から前記貯留空間131内に空気を導入するとともに、該貯留空間131に貯留した空気を、前記薬剤載置部25の上部傾斜面91下面が構成する上壁面132と前記隔成部22の前記下部傾斜面41上面が構成する下壁面133との間にて当該芳香器本体11の全周に渡って形成された排出口134から外部へ放出できるように構成されている。
そして、前記薬剤容器14をセットして前記カバー13を前記下部構成部材12に取り付けた状態において、図11に示すように、前記薬剤載置部25の棚部82に載置された前記薬剤容器14の前記容器本体121における対向した第1及び第2側面125,126の上縁125a,126aが前記カバー13の内側面に線接触するように、前記棚部82の高さが設定されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、薬剤容器14を交換する際には、該薬剤容器14を下部構成部12を構成する薬剤載置部25の棚部82に載置し、当該下部構成部12にカバー13を取り付けて前記棚部82上の薬剤容器14をカバー13で覆う。
このとき、このカバー13は、上方へ向かうに従って縮径する山形状に形成されており、当該カバー13を取り付けた状態で、前記薬剤容器14の容器本体121の第1及び第2側面125,126の上縁125a,126aがカバー13の内側面に当接する。これにより、前記薬剤容器14は、上下方向への不用意な移動が阻止されるとともに、前記カバー13に当接した前記第1及び第2側面125,126方向への横ずれが防止される。
また、前記容器本体121の第3及び第4側面127,128には、側面当接リブ84,84が側方から当接する。このため、当該容器本体121は、前記第3及び第4側面127,128方向への横ずれ及びカバー13内での回動が防止される。
このように、カバー13内に薬剤容器14を収容する際に、該薬剤容器14を棚部82に載置して、カバー13を下部構成部12に取り付けるだけで、カバー13内に収容された前記薬剤容器14を固定することができる。
このため、薬剤容器を収容する度に薬剤容器の口部を装着部に螺入して固定しなければならなかった従来と比較して、螺入作業を行うこと無く、薬剤容器14を収容固定することができる。また、薬剤容器14を取り出す際には、固定解除作業を行うこと無く、カバー13を取り外すだけで、前記薬剤容器14を簡単に取り出すことができる。
したがって、薬剤容器14の交換を容易に行うことができる。
また、前記薬剤容器14の容器本体121には、溝部129,129が設けられており、この溝部129,129に前記側面当接リブ84,84を挿入して係合することによって、薬剤容器14の不用意な横ずれや回転を防止し、固定性をさらに高めることができる。
(第2の実施の形態)
一方、図12は、第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と異なる部分に付いてのみ説明する。
すなわち、図12は、第1の実施の形態の図11に相当する模式図であり、カバー13の内側面には、下方に延出する板状の押さえリブ141,141が相対向する箇所に設けられている。各押さえリブ141,141は、当該カバー13を下部構成部12に取り付けた状態で、該下部構成部12を構成する薬剤載置部25の棚部82に載置された薬剤容器14の容器本体121に上方から当接する長さに設定されている。
これにより、前記カバー13の内側面に設けられた押さえリブ141,141によって前記棚部82上の薬剤容器25の容器本体121を上方から押さえることができる。よって、前記薬剤容器14の上動を確実に防止することができる。
なお、前記各実施の形態にあっては、容器本体121の短辺を構成する第1側面125及び第2側面126の上縁をカバー13の内側面に線接触させる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものでは無い。
(第3の実施の形態)
すなわち、図13に示すように、容器本体121の長辺を構成する第3側面127及び第4側面128の上縁をカバー13の内側面に線接触させても良い。
この場合、カバー13への線接触部分を長くとることがでるため、当該薬剤容器14の固定性をさらに高めることができる。
(第4の実施の形態)
また、図14の(a)に示すように、薬剤容器14の容器本体121の長辺を構成する第3側面127及び第4側面128の上縁を、カバー13が構成する楕円形状の長軸151と交差する内側面に線接触させても良い。
これにより、側面当接リブ84,84を備えた前述の実施の形態のようにリブ構造を設けること無く、薬剤容器14の回動及び横ずれを防止することができる。
(第5の実施の形態)
また、薬剤容器14の容器本体121は、矩形状に限定されるものでは無く、図14の(b)に示すように、容器本体121の外周面がカバー13の内側面に密着する楕円形状としても良い。
これにより、側面当接リブ84,84を備えた前述の実施の形態のようにリブ構造を設けること無く、薬剤容器14の回動及び横ずれを防止することができる。
なお、各実施の形態において吸気口111付近にフィルタを設け、清浄した空気に薬効を付与させて周囲に排出させるようにすることもできる。
本発明の第1の実施の形態を示す図である。 同実施の形態のカバーを外した状態を示す斜視図である。 同実施の形態の下部構成部材を示す分解斜視図である。 同実施の形態の容器部を示す拡大図である。 同実施の形態の隔成部を示す拡大図である。 同実施の形態のリングフィンを示す拡大図である。 同実施の形態の薬剤載置部を示す拡大図である。 同実施の形態の薬剤容器を示す拡大図である。 同実施の形態の薬剤載置部に薬剤容器を載置した状態を示す平面図である。 同実施の形態の内部の様子を示す説明図である。 図10のA−A線に沿った断面に相当する模式図。 本発明の第2の実施の形態を示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態を示す模式平面図である。 (a)は本発明の第4の実施の形態を示す模式平面図であり、(b)は本発明の第5の実施の形態を示す模式平面図である。
符号の説明
1 芳香器
12 下部構成部材
13 カバー
14 薬剤容器
82 棚部
84 側面当接リブ
121 容器本体
125 第1側面
126 第2側面
127 第3側面
128 第4側面
129 溝部
141 押さえリブ

Claims (8)

  1. 内部に液状薬剤を収容した薬剤容器と、該薬剤容器が載置される下部構成部と、該下部構成部に着脱自在に取り付けられ前記薬剤容器を覆うカバーとを備えた構成において、
    前記カバーを上方に向かうに従って縮径する山形状に形成し、当該カバーを前記下部構成部に取り付けた状態で、載置した前記薬剤容器の前記容器本体における少なくとも対向した側面の上端が前記カバーの内側面に当接する高さに当該側面の高さを設定したことを特徴とする薬剤容器の固定構造。
  2. 前記カバーの内壁面に当接する前記容器本体の上端部分での平面視形状が、当該上端部分が当接する部位での前記カバーの断面形状と同一形状であることを特徴とした請求項1記載の薬剤容器の固定構造。
  3. 前記カバーは横断面楕円形で、前記容器本体の対向する前記側面は、前記カバーが構成する楕円形の長軸と交差する内側面に対向する面であることを特徴とした請求項1又は2記載の薬剤容器の固定構造。
  4. 前記下部構成部材に、前記薬剤容器の側面に当接して当該薬剤容器の回転を防止するリブを設けたことを特徴とする請求項1、2または3記載の薬剤容器の固定構造。
  5. 容器本体が直方体形状に形成された薬剤容器と、該薬剤容器が載置される棚部を備えた下部構成部と、該下部構成部に着脱自在に取り付けられ前記棚部上の前記薬剤容器を覆うカバーとを備えた構成において、
    前記カバーを横断面楕円形状であって上方へ向かうに従って縮径する山形状に形成し、当該カバーを前記下部構成部に取り付けた状態で、載置した前記薬剤容器の前記容器本体における対向した第1及び第2側面の上縁が前記カバーの内側面に当接するように構成するとともに、前記容器本体の前記第1及び第2側面と交差する第3及び第4側面に側方から当接する側面当接リブを設けたことを特徴とする薬剤容器の固定構造。
  6. 前記容器本体の前記第3及び第4側面に、前記側面当接リブが配置される溝部を凹設したことを特徴とする請求項5記載の薬剤容器の固定構造。
  7. 前記カバーの内側面に、当該カバーを前記下部構成部に取り付けた状態で前記棚部に載置された前記薬剤容器の前記容器本体に上方から当接する押さえリブを設けたことを特徴とする請求項5又は6記載の薬剤容器の固定構造。
  8. 前記棚部の下部に、前記薬剤容器から気化した気化薬剤を前記容器本体の外部へ送出するファンと該ファンを回動するモータと該モータを駆動する電源とからなる送風手段を配置したことを特徴とする請求項5、6又は7記載の薬剤容器の固定構造。
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