JP2006157476A - 光データリンク - Google Patents

光データリンク Download PDF

Info

Publication number
JP2006157476A
JP2006157476A JP2004345254A JP2004345254A JP2006157476A JP 2006157476 A JP2006157476 A JP 2006157476A JP 2004345254 A JP2004345254 A JP 2004345254A JP 2004345254 A JP2004345254 A JP 2004345254A JP 2006157476 A JP2006157476 A JP 2006157476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
input
signal
data link
pseudo noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004345254A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4561335B2 (ja
Inventor
Shigero Hayashi
茂郎 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2004345254A priority Critical patent/JP4561335B2/ja
Priority to US11/289,771 priority patent/US7555218B2/en
Publication of JP2006157476A publication Critical patent/JP2006157476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561335B2 publication Critical patent/JP4561335B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/40Transceivers
    • H04B10/43Transceivers using a single component as both light source and receiver, e.g. using a photoemitter as a photoreceiver

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】送信器側のオン/オフ時に、電源を介して受信器側に高速で回り込んでくるノイズを効果的に抑制するとともに、劣化のない光出力を送出するようにした光データリンクを提供する。
【解決手段】光受信部と光送信部を1組以上備えた光データリンクであって、光受信部は受光素子11からの信号を、前置増幅器12を経て主増幅部分13に入力するように構成され、光送信部は送信信号が入力された入力バッファ18からの出力を遅延回路16に入力し、この遅延回路により遅延された信号を駆動回路15に入力し、この駆動回路に接続された発光素子14を作動するように構成される。入力バッファ18からの出力を取出して擬似ノイズ信号発生回路17に入力し、この擬似ノイズ信号発生回路で生成された信号出力を主増幅部分13に逆相で入力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信分野において用いられる光受信部と光送信部を一つのパッケージに組込んだ光送受信型の光データリンクに関する。
光通信分野において、それぞれ別の入出力ファイバを持つ複数の光送信器と光受信器が一つのパッケージに組み込まれた多チャンネル光送受信器では、光送信器から光受信器へのノイズ(雑音)の回り込み(クロストーク)が大きな問題になる。一組の光送信器と光受信器が一つのパッケージに組み込まれた光トランシーバにおいては、従来、光送信器側から光受信器側へノイズが回り込むのを低減させるために、コスト性を考慮して主にシールドによって防ぐ方法がとられてきた。
しかしながら、複数の光送信器と光受信器を持つ多チャンネル型の場合には、発光・受光素子のピン数が多いため、シールドのみではノイズの回り込みを抑えることが難しくなる。このような多チャンネル型光送受信器に対しても有効な方法として、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示のような技術が知られている。特許文献1の方法は、受信器側が受けているであろう回り込みノイズ信号を擬似的に送信器側で発生させ、それを受信回路に(ノイズの回り込みを打ち消す方向に)加えて、ノイズの回り込みの影響をアクティブに消す方法である。
また、特許文献2の方法は、受光素子の近傍で回り込むノイズを受けるアンテナを形成し、この出力を回り込んだノイズを打ち消すように受信回路に加えて、ノイズの回り込みの影響をアクティブに消す方法である。多チャンネル光送受信器では信号線の本数(発光・受光素子のピン数)が多いため、シールドによるノイズの回り込みを抑えることが難しいので、このようなアクティブな補償方法が有効である。
特開2002−335215号公報 特開平8−139342号公報
図8は、上述した特許文献1及び2に開示の技術を組み合わせて構成した光送受信器(以下、光データリンクという)の一例を示す図である。なお、図8には一組の光送信機と光受信器からなるトランシーバ型の光データリンクを示しているが、多チャンネル型においても同様に考えることができる。図中、1は受光素子、2はダミー受光素子、3は前置増幅器、4はダミー前置増幅器、5は差動増幅器、6は主増幅器、7は発光素子、8は駆動回路、9は擬似ノイズ信号発生器を示す。
受信器側は、受光素子1と前置増幅器3からなる受信回路の近傍に、ダミー受光素子2(又はコンデンサ)とダミー前置増幅器4からなるダミー回路を配し、両者は一つのパッケージに入れられる。前置増幅器3からの受信信号とダミー前置増幅器4からのダミー信号を、差動増幅器5に入力することで、受信回路に重畳されるノイズが除去される。このダミー信号を用いたノイズ除去は、特許文献2に開示の技術である。
また、送信器側の発光素子7とその駆動回路8との間に擬似ノイズ信号発生器9を配し、送信器側のオン/オフで、この擬似ノイズ信号発生器9で補償信号を発生させ、受信器側の主増幅器6(又は識別器)に逆相で入力して、送信器側から受信器側に回り込んだノイズを打ち消す。この補償信号を用いたノイズ除去は、特許文献1に開示の応用例である。これら、特許文献1及び特許文献2に開示の技術を用いることで、ある程度のノイズ除去は可能である。しかしながら、光送受信器のような小型で、高速伝送が要求される通信では十分なノイズ除去ができない。
送受一体型のトランシーバ型の光データリンクにおいて、送信器側の発光素子(例えば、レーザダイオード)は、比較的大電流(数十mA)で作動(変調)される。この作動電流がオン/オフされるときには、受信器側に電磁誘導が生じ、電界の変調(電磁輻射)によるノイズが発生する。また、大きな作動電流が、電源あるいはグランドを流れることで、電源あるいはグランドのインピーダンス(内部抵抗)により電圧変動が生じる。電源並びにグランドは、通常、内部抵抗をゼロとして回路上では扱っているが、実際には有意な配線抵抗を有し、特にプリント回路板のような薄い導電パターンを電源線に利用している場合は無視できないものとなる。このような電源に対して、送信器側での大きな電流のオン/オフは、電源の定電圧性を損なうこととなり、その電圧変動は電源を介して受信器側にノイズとなって伝わる。
一方、受信器側では微弱な光信号を電気信号に変換し、信号の電気的処理が可能な程度の大きさまで増幅しなければならない。通常、トータルの利得は30〜40dBになるが、上述の送信器側から受信器側に回りこんでくるノイズも同時に増幅されることになる。送信器側から受信器側に回り込むノイズとして、電磁輻射によるノイズもあるが、本発明では、特に、後者の電源が安定しないことの影響、電源を介して受信器側に回り込んでくるノイズを対象とする。なお、この電源を介して受信器側に回りこんでくるノイズを、ここでは同相ノイズと呼ぶものとする。
小信号(大きさの小さな信号)の回路では、差動増幅器を用いて相補的な信号(位相が180°異なる信号)を扱うのが一般的である。これは、差動増幅器を用いることで、等価的に信号強度を2倍にでき、同相ノイズに対して強いことにある。例えば、差動増幅器の一方の入力[正相]にプラス方向の信号が入力された場合に、他方の入力[逆相]にはマイナス方向の信号が入力されていることになり、差動増幅器は「正相−逆相」の大きさを増幅するので、等価的に2倍の信号強度の出力となる。そして、差動増幅器は、電圧源やグランドにノイズが重畳されてふらついたとしても、このふらつき(δ)は正相、逆相に対して同様に作用するので、(正相+δ)−(逆相+δ)=「正相−逆相」となって、ふらつき(δ)の影響は差動増幅器の出力には現れない。
上述のことから、図8においては、受光回路にダミー受光素子2とダミー前置増幅器4からなるダミー回路を設けている。すなわち、受信回路による受信信号(正規の受信信号に同相ノイズが重畳されている)と、同相ノイズをのみを生成する上記のダミー回路によるダミー信号とを、差動増幅器5で受けることにより、同相ノイズの影響を回避することができる。受信器側の初段に、この差動回路を設けることにより、光トランシーバ全体での耐雑音特性を改善することが可能となる。なお。初段に生じたノイズは、後段側でそのまま増幅されるため、初段でのノイズ除去は効果的である。
送信器側から受信器側へ回り込むノイズのうち、受光素子1から前置増幅器3までの部分に回り込むノイズは、一つのパッケージに入れてシールドする方法や上述のダミー回路を用いることにより、ある程度は低減させることができる。しかし、差動増幅器5と主増幅器6との間に回り込んでくるノイズに対しては効果がない。すなわち、差動増幅器5からの出力は、単相で次段の主増幅器6(又は識別器)に入力されるので、同相ノイズの影響(電源のふらつきの影響)は、そのまま主増幅器6で増幅されて出力される。そこで、送信器側でのオン/オフ時に、擬似ノイズ信号発生器9で補償信号を発生させ、受信器側の主増幅器6の逆相で入力して、送信器側から回り込んでくるノイズを打ち消すようにする。
しかしながら、この方法は、特許文献2に開示のような光入力段検出回路のように、伝送信号に比べて応答の遅い信号回路に対しては有効であるが、受信した信号を再生するような高速回路に回り込んでくるノイズの抑制には有効ではない。というのは、受信器側へのノイズの回り込みが非常に早いため、瞬時に擬似ノイズ信号発生器9で補償信号を発生させる必要があるが、これが実際上はかなり難しい。また、補償信号を作るために発光素子7の近傍から送信器側の出力信号をタップすると、光送信器の高周波特性に影響を与えて、光出力波形が劣化しやすいという欠点がある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、送信器側のオン/オフ時に、電源を介して受信器側に高速で回り込んでくるノイズを効果的に抑制するとともに、劣化のない光出力を送出するようにした光データリンクの提供を課題とする。
本発明による光データリンクは、光受信部と光送信部を1組以上備えた光データリンクであって、光受信部は受光素子からの信号を、前置増幅器を経て主増幅部分に入力するように構成され、光送信部は送信信号が入力された入力バッファからの出力を遅延回路に入力し、この遅延回路により遅延された信号を駆動回路に入力し、該駆動回路に接続された発光素子を作動するように構成される。入力バッファからの出力を擬似ノイズ信号発生回路に入力し、該擬似ノイズ信号発生回路で生成された信号出力を主増幅部分に逆相で入力する。
遅延回路は、ローパスフィルタと可変減衰器と正帰還コンパレータにより構成される。擬似ノイズ信号発生回路は、波形成形回路と可変増幅器で構成され、波形成形回路は並列接続された2系統のハイパスフィルタとローパスフィルタで構成される。また、発光素子に流れる電流及び温度をモニタし、遅延回路の遅延量及び擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を制御できる構成とする。また、受信部の主増幅器を多段とし、2段目以降の増幅器に擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を入力するようにしてもよい。さらに、受信部の主増幅器の手前にアナログ加算回路を挿入し、このアナログ加算回路に擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を入力するようにしてもよい。なお、受信部の主増幅器が多段である場合、初段より後の増幅器の手前にアナログ加算回路を挿入し、このアナログ加算回路に擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を入力するようにしてもよい。
本発明によれば、受信器側の前置増幅器と主増幅器の間に高速で回り込んでくるノイズに対して、擬似ノイズ信号発生回路で生成する補償信号のタイミングを合わせることが可能となり、ノイズ発生を効果的に抑えることができる。
図1により本発明の実施形態を説明する。図中、11は受光素子、12は前置増幅器、13は主増幅器、14は発光素子、15は駆動回路、16は遅延回路、17は擬似ノイズ信号発生回路、18は入力バッファ、19はCPU、20は温度センサ、21はメモリを示す。
図1は本発明による光データリンクの一例を示す概略図で、一組の光送信機と光受信器からなるトランシーバ型の光送受信器で示してある。受信器側は、受光素子11と前置増幅器12を一つのパッケージに収納し、送信器側から距離的にも離すことにより、送信器側からの電磁輻射によるノイズの回り込みを防止することができる。前置増幅器12からの出力は、主増幅器13(又は識別器)で所定の出力値となるように増幅されて受信信号として出力される。また、図8で示したようなダミー回路と差動増幅器を用いて、受光素子11と前置増幅器12の間に生じる同相ノイズの影響を回避するようにしてもよい。
本発明における送信器側は、入力バッファ18に送信信号を入力し、これを遅延回路16で遅延させ、この遅延された送信信号を駆動回路15に入力して発光素子14を作動するように構成される。また、入力バッファ18と遅延回路16との間、すなわち遅延されていない送信信号を擬似ノイズ信号発生回路17に入力する。この擬似ノイズ信号発生回路17は、図8で説明した擬似ノイズ信号発生器9に相当するもので、擬似ノイズ信号発生回路17で生成された補償信号は、主増幅部分に逆相で入力される。なお、主増幅部分は、図1では主増幅器13で示される。
上記の構成で、送信器側の信号入力端から駆動回路15に至るまでの信号線は、ICチップの中を走っており、また、この間を通る信号電流は小さく大きな電流を伴なわないので電源を介してのノイズとはならず、この部分の信号線はノイズの発生源とはならない。一方、発光素子14には、駆動回路15の最終段のTr(図示せず)等がオン/オフされることにより、比較的大きな変調された信号電流が電源部Pから供給され、駆動回路15のグランド(図示せず)に流れ込む。ノイズの発生源になるのは、この信号電流が流れる発光素子14から駆動回路15に至る間の信号線部分である。
この送信器側の信号線部分に流れる電流で、どのようなノイズが受信器側に回り込むかと言うと、(a)発光素子14を流れる電流の信号波形、特にその立上がり、立下りの急峻性(信号の最高周波数等)によるもの、(b)送信器側のノイズ発生部(駆動回路15から発光素子14に至る部分)と受信器側のノイズ回り込み部(前置増幅器12から主増幅器13に至る部分)との相互関係(伝達特性)で決まるものがある。このうち、(b)のノイズ発生部から伝達により受信器側に回り込むノイズは、電源のインピーダンスが大きく影響する。すなわち、インピーダンスが大きければ、電流のオン/オフの影響は顕著に受信器側に伝達される。逆にインピーダンスが理想的なゼロの状態であった場合は、電流のオン/オフの影響は全く受信器側に伝達されない。
このような(a)及び(b)によるノイズを打ち消すための補償信号は、フィルタや増幅器を組み合わせた擬似ノイズ信号発生回路17で生成されるが、ここで生成される信号は遅延が大きい。このため、本発明では、上述したように駆動回路15と入力バッファ18との間に遅延回路16を入れて送信器側の主信号を遅延させ、発光素子14に流れる作動電流を遅延させる。この結果、電源を介して受信器側の主増幅器13の前段に回り込んでくる上記のノイズも遅延される。この発光素子14に流れる作動電流の遅延量は、擬似ノイズ信号発生回路17の遅延量と同程度となるようにされる。
主増幅器13は、図8の場合と同様に差動構成とされ、その一方の入力部に、前置増幅器12からの正規の受信信号と、前置増幅器12と主増幅器13との間に送信器側から回り込んだ上記の遅延されたノイズが重畳されて同相で入力される。他方の入力部には、擬似ノイズ信号発生回路17で生成された補償信号が主増幅器13に逆相で入力される。逆相で入力される補償信号は、擬似ノイズ信号発生回路17で遅延されているが、受信器側の正規信号に重畳された同相のノイズも、同様に遅延されていて、その発生タイミングが一致するようにされている。ここで、同相/逆相とは、主増幅器の出力(単相出力)に対して同相とし、180°異なる側の入力を逆相としているだけで、同相/逆相自体に意味があるのではなく、あくまで出力との関係で同相/逆相が決定されるものとする。
なお、遅延回路16の遅延時間ならびに擬似ノイズ信号発生回路17での補償信号の出力値等は、制御手段としてのCPU19によって調整・制御される。また、その他、CPU19による制御要素としては、駆動回路15からのフィードバック信号、発光素子14の温度特性を補正するための温度センサ20からの検出信号が用いられ、さらに、制御設定値等のデータテーブルを記憶したメモリ21が用いられる。
上述のように構成することで、主増幅器13の両入力部(同相、逆相)には、同相ノイズが入力されることとなるので、主増幅器13においてこの同相ノイズを除去することができる。これにより、受信器側は送信器側から受けるノイズを効果的にキャンセルして、感度のよい光データリンクとすることができる。また、擬似ノイズ信号発生回路17は、遅延回路16と入力バッファ18との間から信号を取り出すようにしているので、高周波特性への影響が小さく、劣化のない光出力波形で出力させることができる。
図2は、本発明で用いられる遅延回路の一例を示す図で、図2(A)はブロック図、図2(B)は回路図、図2(C)は遅延量設定の様子を示す図である。図中、22は入力バッファ、23はローパスフィルタ(LPF)、24は減衰器、25は正帰還コンパレータ、26は抵抗器、27はダイオード、28はコンデンサ、29は電解効果型トランジスタ(FET)、30a,30bはデジタル/アナログ変換器(DAC)、31a,31b,32はバッファを示す。
遅延回路16は、例えば、図2(A)に示すように、入力バッファ22、ローパスフィルタ23、減衰器24、正帰還コンパレータ25で構成される。なお、この遅延回路16の前段で、図1に示した入力バッファ18の出力インピーダンスが十分小さければ、遅延回路16の入力バッファ22は不要である。ローパスフィルタ(LPF)23は、抵抗器26とダイオード27(逆バイアスでコンデンサとして機能)及びコンデンサ28で形成される。また、減衰器24は、電解効果型トランジスタ(FET)29と抵抗器26で形成される。このLPF23と減衰器24により、入力パルスの振幅と立上がり立ち下りの傾きを変えることができる。
LPF23のダイオード27とコンデンサ28との間に、例えば、CPU19(図1)で管理されたデジタル/アナログ変換器(DAC)30aとバッファ31aからなる回路を接続し、ダイオード27のバイアス電圧が変更できるように構成する。ダイオード27の結合容量は、バイアス電圧Vに対し、V−1/2の関係があるので、ダイオードのバイアスを変更することで容量が変化され、その結果、入力されたパルス信号の立上がり、立ち下りの傾きを変えることができる。
また、FET29のドレインとソース間の抵抗は、そのゲート電圧により等価抵抗が変化する。したがって、CPU19(図1)で管理されたデジタル/アナログ変換器(DAC)30bとバッファ31bからなる回路を介してFET29のゲート電圧を変えることで、抵抗26との分割比が変わり、入力されるパルス信号の大きさを調整することができる。なお、パルス信号の大きさが変わることで、パルス信号の立上がり、立ち下りの傾きも変わることとなる。
この回路構成による遅延量設定の様子を、図2(C)示す。ダイオード27のバイアス電圧を変えることで、例えば、パルス信号の立上がり特性を実線T1→鎖線T2と変化させ、所定レベルでの遅延時間をt1→t2とすることができる。また、FET29のゲート電圧を調整して電圧の分割比を変えることで、実線T1→点線T3のように信号のレベルと立上がり特性を変化させ、所定レベルでの遅延時間をt1→t3とすることができる。なお、点線T3のレベルは、次段の正帰還コンパレータ25の閾値レベルに相当させることができる。以上のように、ダイオード27のバイアス電圧、FET29のゲート電圧を調整可能とすることで可変遅延回路を構成することができ、送信信号の遅延量を擬似ノイズ信号発生回路で生成される信号の遅延量に一致させることができる。
立上がり立ち下りが遅延された信号は、利得が1であるアナログ増幅器とインピーダンス調整のためのバッファ32を経て、正帰還コンパレータ25で再び矩形波のパルス信号に戻される。この正帰還コンパレータ25には正帰還がかかっているため、立上がりと立下り時の識別レベルが異なる。遅延時間は、LPF23の帯域と減衰量で決まるが、これらはダイオード27の容量とFET29のドレインコンダクタンスで決まるため、上述したDAC30a,30bで決められる。また、擬似ノイズ信号発生器や駆動回路の遅延特性は、温度依存性や電源電圧依存性を持つが、CPUは、温度や電源電圧をモニタして、これらのDAC値が最適になるようにする。これにより、受信器側に回り込んだノイズ信号と、これを打ち消すための擬似ノイズ信号発生回路で生成される補償信号のタイミングを一致させることができる。
図3〜図5は、本発明に用いられる擬似ノイズ信号発生回路の例を示す図で、図3(A)はブロック図、図3(B)は回路図、図4(A)は波形成形回路の一例を示す図、図4(B)は各部の信号波形を示す図、図5(A)は波形成形回路の他の例を示す図、図5(B)はその出力波形を示す図である。図中、33は入力バッファ、34は波形成形回路、35は可変増幅器、36は出力バッファ、37,37a,37bはハイパスフィルタ(HPF)、38,38a,38bはローパスフィルタ(LPF)、39a,39b,40a,40bはダイオード、39,39a’39b’40a’,40b’はコンデンサ、41,41a,41b,42,42a,42bは抵抗器、43,44はデジタル/アナログ変換器(DAC)、45は中間バッファを示す。
擬似ノイズ信号発生回路17は、上記した送信器側のオン/オフにより受信器側に回り込むノイズ(a)及び(b)の両方に対応する補償信号を生成する。このような補償信号を生成するには、そのタイミング(遅延量)、信号波形の形状、大きさの3つが重要であるが、タイミングについては、補償信号のようなアナログ信号で遅延量を規定するのは難しい。本発明においては、上述したように遅延回路で主信号を遅延させるようにしているので、擬似ノイズ信号発生回路17では、補償信号の波形形状と大きさの2つで決めるようにしている。
擬似ノイズ信号発生回路17は、図3(A)に示すように、先ず、入力バッファ33により入力信号の振幅が規格化される。次いで、ハイパスフィルタ(HPF)とローパスフィルタ(LPF)からなる波形成形回路34を通して所望の波形を有する信号が生成され、可変増幅器35で所定レベルの補償信号とされて、出力バッファ36を経て受信器側の主増幅部分に入力される。波形成形回路34では、受信器側に回り込んでくるノイズに忠実な信号を再現することを要求されるが、再現の精度を高めるほど回路規模は大きくなるので、効率的な構成が必要である。
図3(B)は、波形成形回路34の一例を示したもので、HPF37aとLPF38aとをカスコードで接続し、1系統又は2系統で形成される。図3には2系統の例が示され、HPF37a、37bは、直列されたダイオード39a,39bと並列接続された抵抗器41a,41bで形成される。LPF38a,38bは直列接続された抵抗器42a,42bと並列接続されたダイオード40a,40bで形成される。信号の波形形状は、HPF37a、37b及びLPF38a,38bとも、ダイオードの容量と抵抗器の抵抗値によって決められるが、CPUからのDAC43によって制御される。また、信号の出力レベルは、可変増幅器35の逆相入力電圧によって調整されるが、これもCPUからのDAC44によって制御される。
図4(A)及び図4(B)は、波形成形回路34のHPF37及びLPF38の一例と、それにより生成される信号波形の一例を示すもので、1系統で形成した例である。このとき、HPF37は、1pFの直列コンデンサ39と50Ωの並列抵抗器41で形成し、また、LPF38は、50Ωの直列抵抗器42と1pFの並列コンデンサ40で形成したとする。コンデンサと抵抗器に前記の定数のものを用いることにより、HPF37とLPF38は、ともにその遮断周波数が3.3GHzとなる。
この回路に、周波数が1.25GHz程度の矩形波信号Mが、a点から入力バッファ33で規格化されて入力されたとする。この矩形波信号Mは、HPF37を通ることで微分されることになるので、その出力点のb点では、その立上がり及び立下りに鋭いパルス状の部分を有する波形Hとなる。次いで、この波形Hの信号が、LPF38を通ることで積分されることになるので、その出力点のc点では、鋭いパルス状の部分を鈍らせた形状の波形Lとなる。
なお、図4(A)に示す例では、HPF37とLPF38との間に中間バッファ45を挿入し、両フィルタが干渉しないようにしている。この中間バッファ45を挿入しない場合、LPF38はHPF37の負荷として挿入された状態となり、両者の周波数特性が複雑になり、調整が大変になることがある。
上記の波形成形された信号は、可変増幅器によって所定の出力レベルにされて受信器側の主増幅部分の差動回路の一方に入力されることで、同相ノイズ(電源を介して回り込んだノイズ)の影響を緩和することができる。
図5は、擬似ノイズ信号発生回路17中で、HPF及びLPFを2系統有する波形成形回路34で構成した例である。図5(A)は、2系統のフィルタ構成を示す回路図で、第1の系統は、HPF37aとLPF38aからなり、比較的高い遮蔽周波数を有するように構成される。なお、図4の例と同様に第1系統のHPF37aとLPF38aとの間、並びに、中間バッファ45を挿入する。このため、例えば、第1の系統のHPF37aは、直列コンデンサ39a’を1pF、並列抵抗器41aを5Ωとし、LPF38aは、直列抵抗器42aを10Ω、並列コンデンサ40a’を1pFとする。
この結果、HPF37aの遮蔽周波数は30GHzを超え、LPF38aの遮蔽周波数は10GHzを超えている。すなわち、第1の系統では30GHzを超える非常に高い周波数成分と、10GHz以下の周波数成分を通過させる。図5(B)に示すように、図4の場合と同様な矩形波信号Mを、a点から入力バッファ33で規格化して入力したとすると、第1の系統の出力点dでは、その立上がり及び立下り部分で短時間のパルス状の部分を有する波形S1が出力される。
第2の系統は、HPF37bとLPF38bからなり、第1の系統に比べて小さい遮断周波数を有するように構成される。このため、第2の系統の、HPF37bは、直列コンデンサ39b’を1pF、並列抵抗器41bを75Ωとし、LPF38bは、直列抵抗器42bを10Ω、並列コンデンサ40b’を30pFとする。なお、第1系統と同様にHPF37bとLPF38bとの間に、中間バッファ45を挿入する。
この結果、HPF37bの遮蔽周波数は2GHz程度であり、LPF38bの遮蔽周波数は500MHzである。すなわち、第2の系統では2GHzを超える周波数成分と、500MHz以下の周波数成分を通過させる。図5(B)に示すように、矩形波信号Mをa点から入力バッファ33で規格化して入力したとすると、第2の系統の出力点のe点では、その立上がり及び立下りに応答せずある遅延時間で追従し、定常状態に近づくと次第に減少する形状の波形S2が出力される。
擬似ノイズ信号発生回路の補償信号としては、第1の系統の出力波形S1と第2の系統の出力波形S2が加算されたものが出力されるが、その出力点のf点では、波形S1とS2を加算した波形Tとなる。この波形Tは、実際の同相ノイズ信号に類似のものとなっている。なお、図5(A)では、コンデンサ39a’,39b’,40a’,40b’を固定なものとしたが、可変容量ダイオードを用い、そのバイアス電圧をダイナミックに制御することで、2つの系統の遮断周波数を調整し、最適な補償信号を得ることができる。
本発明は、上述したような構成により、送信器側でのオン/オフ時に、受信器側に回り込んでくるノイズを、効果的に打ち消すようにしている。しかし、送信器側の発光素子にレーザダイオード(LD)を用いるような場合は、LDの温度に合わせてLD電流を変える必要がある。この場合、擬似ノイズ信号発生回路で生成する補償信号も変えてやる必要がある。
したがって、本発明では、図1に示したように、少なくとも発光素子14の温度をモニタする温度センサ20を備え、発光素子14に流れる電流をモニタするために駆動回路15の信号をCPU19に入力する。そして、これらのモニタ信号で、メモリ21に記憶されたデータテーブルを用いて、遅延回路16のダイオードバイアス及びFETゲート電圧を変え、遅延量が最適になるようにしている。また、擬似ノイズ信号発生回路17の波形成形回路のHPF及びLPFの定数、並びに可変増幅器による信号レベルが最適な設定値となるようしている。
図6は他の実施形態の一例を示す図で、図中の符号は図1で用いた符号を用いることにより説明を省略する。この実施形態は、受信器側の前置増幅器12以降の主増幅部分が多段の増幅器で構成されている場合に、擬似ノイズ信号発生回路17で生成された補償信号出力を2段目以降の増幅器に逆相で入力するようにしたものである。これは、送信器側の主信号を遅延回路16で遅延した場合、回路構成によっては十分な遅延量が得られないことがある。
一方、主増幅器13が多段で構成されている場合、初段から後段に移るに際して、増幅信号に多少の遅延が生じる。したがって、遅延回路16で初段の増幅器では、所定の遅延量が得られない場合であっても、2段目以降の増幅器(後段側の増幅器という意味)では、所定の遅延量が得られる場合がある。このような場合は、擬似ノイズ信号発生回路17からの信号出力を2段目以降の増幅器に入力することで、送信器側から受信器側に回りこんできたノイズ信号とタイミングを合わせ、効果的に打ち消すことができる。
図7はその他の実施形態の例を示す図で、図中、46はアナログ加算器を示し、その他の符号は、図1で用いた符号を用いることにより説明を省略する。この実施形態は、主増幅器13の手前にアナログ加算器46を挿入し、このアナログ加算器46に、前置増幅器を経て正規の受信信号を入力するとともに、擬似ノイズ信号発生回路17で生成された補償信号出力を入力する。
このアナログ加算器46では、受信信号と補償信号が加算され、受信信号に重畳された送信側から回り込んだノイズを打ち消す。なお、この場合の補償信号は、主増幅器に直接入力する場合と同様に、受信信号に重畳されているノイズを打ち消すように逆相で入力するものとする。アナログ加算器46で回り込みノイズを抑制された信号は、主増幅器13側に入力されて所定の増幅が行なわれる。高速信号系では差動信号を用いるので、アナログ加算回路を用いるのが有利となる。
また、アナログ加算器46は、図6のように、主増幅器13が多段で形成されている場合は、初段より後の増幅器の手前に挿入するようにしてもよい。すなわち、図6の場合と同様に、遅延回路16で初段増幅器の手前では、所定の遅延量が得られない場合であっても、初段増幅器の後の増幅器手前では所定の遅延量が得られる場合がある。このような場合は、アナログ加算器46を初段の増幅器の後に挿入して、擬似ノイズ信号発生回路17からの補償信号と、送信器側から受信器側に回りこんできたノイズ信号とのタイミングを合わせ、効果的に打ち消すことができる。
本発明の実施形態の一例を示す概略図である。 本発明で用いる遅延回路の一例を示す図である。 本発明で用いる擬似ノイズ信号発生回路の一例を示す図である。 擬似ノイズ信号発生回路の波形成形回路の一例を示す図である。 擬似ノイズ信号発生回路の波形成形回路の他の例を示す図である。 本発明の他の実施形態を説明する概略図である。 本発明のその他の実施形態を説明する概略図である。 従来の課題を説明する図である。
符号の説明
11…受光素子、12…前置増幅器、13…主増幅器、14…発光素子、15…駆動回路、16…遅延回路、17…擬似ノイズ信号発生回路、18…入力バッファ、19…CPU、20…温度センサ、21…メモリ、22…入力バッファ、23…ローパスフィルタ(LPF)、24…減衰器、25…正帰還コンパレータ、26…抵抗器、27…ダイオード、28…コンデンサ、29…電解効果型トランジスタ(FET)、30a,30b…デジタル/アナログ変換器(DAC)、31a,31b,32…バッファ、33…入力バッファ、34…波形成形回路、35…可変増幅器、36…出力バッファ、37,37a,37b…ハイパスフィルタ(HPF)、38,38a,38b…ローパスフィルタ(LPF)、39a,39b,40a,40b…ダイオード、39,39a’39b’40a’,40b’…コンデンサ、41,41a,41b,42,42a,42b…抵抗器、43,44…デジタル/アナログ変換器(DAC)、45…中間バッファ、46…アナログ加算器。

Claims (8)

  1. 光受信部と光送信部を1組以上備えた光データリンクであって、光受信部は受光素子からの信号を、前置増幅器を経て主増幅部分に入力するように構成され、前記光送信部は送信信号が入力された入力バッファからの出力を遅延回路に入力し、該遅延回路により遅延された信号を駆動回路に入力し、該駆動回路に接続された発光素子を作動するように構成され、前記入力バッファからの出力を擬似ノイズ信号発生回路に入力し、該擬似ノイズ信号発生回路で生成された信号出力を前記主増幅部分に逆相で入力することを特徴とする光データリンク。
  2. 前記遅延回路は、ローパスフィルタと可変減衰器と正帰還コンパレータにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光データリンク。
  3. 前記擬似ノイズ信号発生回路は、波形成形回路と可変増幅器で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光データリンク。
  4. 前記波形成形回路は、並列接続された2系統のハイパスフィルタとローパスフィルタで構成されていることを特徴とする請求項3に記載の光データリンク。
  5. 前記発光素子に流れる電流及び温度をモニタし、前記遅延回路の遅延量及び前記擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光データリンク。
  6. 前記受信部の主増幅器を多段とし、2段目以降の増幅器に前記擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を入力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光データリンク。
  7. 前記受信部の主増幅器の手前にアナログ加算回路を挿入し、該アナログ加算回路に前記擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を入力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光データリンク。
  8. 初段より後の増幅器の手前にアナログ加算回路を挿入し、該アナログ加算回路に前記擬似ノイズ信号発生回路の信号出力を入力することを特徴とする請求項6に記載の光データリンク。
JP2004345254A 2004-11-30 2004-11-30 光データリンク Expired - Fee Related JP4561335B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004345254A JP4561335B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 光データリンク
US11/289,771 US7555218B2 (en) 2004-11-30 2005-11-30 Optical transceiver having optical receiver with function to cancel noise originated to optical transmitter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004345254A JP4561335B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 光データリンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006157476A true JP2006157476A (ja) 2006-06-15
JP4561335B2 JP4561335B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36595906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004345254A Expired - Fee Related JP4561335B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 光データリンク

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7555218B2 (ja)
JP (1) JP4561335B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7309852B2 (en) * 2004-10-18 2007-12-18 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd. Variable noise control for an optical transducer
DE102007038859B4 (de) * 2006-02-23 2020-03-12 Atmos Medizintechnik Gmbh & Co. Kg Verfahren und Anordnung zur Erzeugung eines dem Öffnungszustand der Stimmlippen des Kehlkopfes entsprechenden Signals nach Patent DE 10 2006 008 990 B4
JP4893404B2 (ja) * 2007-03-26 2012-03-07 住友電気工業株式会社 光データリンク
US20090154934A1 (en) * 2007-12-18 2009-06-18 Motorola, Inc. Optical Transceiver Method and Apparatus
WO2010022258A2 (en) * 2008-08-21 2010-02-25 Intersil Americas Inc. Noise cancellation for antenna module
US8044812B2 (en) * 2009-01-12 2011-10-25 The Boeing Company Optical wireless sensor network
JP2011244350A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Nec Corp 光トランシーバ及び光トランシーバの制御方法
JP5762943B2 (ja) * 2011-12-27 2015-08-12 株式会社東芝 光送受信回路装置及び受信回路
US10128398B1 (en) 2014-05-23 2018-11-13 Stc.Unm Resonance avalanche photodiodes for dynamic biasing

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576141U (ja) * 1992-03-16 1993-10-15 ミツミ電機株式会社 無線式の双方向光通信装置
JP2003163545A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Fujitsu Ltd 受信回路
JP2003324393A (ja) * 2002-02-26 2003-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向光伝送システム並びにそれに用いられる親局及び子局
JP2005130303A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向光モジュール、光モジュール、双方向光送受信装置及び光伝送システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4101206A1 (de) * 1990-01-20 1991-07-25 Aeg Sensorsysteme Gmbh Gepulste lichtschranke
JP3680303B2 (ja) 1994-11-08 2005-08-10 住友電気工業株式会社 光電変換モジュール
JP2655508B2 (ja) * 1995-03-07 1997-09-24 日本電気株式会社 光送信回路
JP2002335215A (ja) 2001-05-09 2002-11-22 Nec Corp 光入力断検出回路
JP2003243714A (ja) * 2001-12-11 2003-08-29 Sharp Corp 発光素子の駆動回路、および、それを用いる光通信デバイス
US7286622B2 (en) * 2002-08-07 2007-10-23 Broadcom Corporation System and method for performing on-chip synchronization of system signals utilizing off-chip harmonic signal
WO2004112264A2 (en) * 2003-06-10 2004-12-23 Ubi Systems, Inc. System and method for performing high-speed communications over fiber optical networks

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576141U (ja) * 1992-03-16 1993-10-15 ミツミ電機株式会社 無線式の双方向光通信装置
JP2003163545A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Fujitsu Ltd 受信回路
JP2003324393A (ja) * 2002-02-26 2003-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向光伝送システム並びにそれに用いられる親局及び子局
JP2005130303A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向光モジュール、光モジュール、双方向光送受信装置及び光伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20060133814A1 (en) 2006-06-22
US7555218B2 (en) 2009-06-30
JP4561335B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6122085A (en) Lightwave transmission techniques
US7555218B2 (en) Optical transceiver having optical receiver with function to cancel noise originated to optical transmitter
US7459982B2 (en) EMI reduction stage in a post-amplifier
US20190132163A1 (en) Dc offset cancellation and crosspoint control circuit
US20080031629A1 (en) Optical transceiver module having an active linear optoelectronic device
JP2007305762A (ja) レーザダイオードの駆動回路
US7764885B2 (en) Asymmetric rise/fall time and duty cycle control circuit
MXPA01009899A (es) Generador de distorsion no lineal.
JP5492116B2 (ja) 光受信モジュール
JP5459424B2 (ja) 光受信回路用信号増幅器
US7466928B2 (en) Optical receiver with dynamic gain and bandwidth
EP1166434B1 (en) Non-linear distortion generator for both second and third order distortion
JP4700623B2 (ja) 電子回路
US7355471B2 (en) Circuit for DC offset cancellation
US20020089728A1 (en) High speed optical receiver implemented in one chip
JP5308243B2 (ja) 可変ゲイン回路
KR100933977B1 (ko) 전송 선로 구동 회로
US7336904B2 (en) Electro-magnetic interference reduction filter for an optical transceiver
US7504889B2 (en) Circuit for providing a signal boost
US5386109A (en) Pre-amplifier for optical receiving and optical receiver using the same
US20080079484A1 (en) Cross-point adjustment circuit
US20150381115A1 (en) Emphasis circuit
US7860407B2 (en) Pre-emphasis circuit
GB2540822A (en) Burst-mode receiver
JP2021087189A (ja) 光受信用回路および光受信器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees