JP2006156760A - リジッド・フレックスプリント配線板の製造方法 - Google Patents

リジッド・フレックスプリント配線板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 接着部材を介して内層基板や外層基板を積み重ねた構成を備えており、接着部材と内層基板の間で発生する剥離を抑制することが可能なリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、内層FPC30の両外面をアルカリ処理する工程αと、アルカリ処理を施した内層FPC30の両外面にそれぞれ、接着部材40A、40Bを介して外層RPC50A、50Bを積層する工程βとを少なくとも具備したことを特徴とするリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リジッド・フレックスプリント配線板の製造方法に係り、より詳細には接着剤を介して内層FPCを外層RPCで挟み込んだ構造をもち、接着剤が優れた密着強度を発揮できるリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法に関する。
まず、図7及び図8に模式的な断面図を示したリジッド・フレックス(R−F)3層プリント配線板を例にとり、従来の一般的なシールド形成プロセスについて説明する。ただし、以下に示す(1)〜(8)の手順は汎用のものであり、この手順については若干前後しても構わないし、その内容についても何等限定されるものではない。
(1)電気絶縁性のフレキシブル基材111の片面に導電部材112を設けてなる内層CCL110[図7(a)]に、導電部材112を加工して回路112’を形成する。これにより回路112’を設けた内層CCL110’を得る[図7(b)]。ここで、CCLとは銅張積層板(Cppper-Clad Laminate)を意味する。
(2)内層CCL110’の回路112’を設けた面上にカバーレイ(以下、CLとも呼ぶ)120を接着し(回路形成したCCLにCLを熱プレスで貼り合わせ)、内層FPC(以下、内層基板とも呼ぶ)130を得る[図7(c)]。ここで、カバーレイ120は、電気絶縁性のフレキシブル基材121の片面に接着剤層122を設けたものである。ここで、FPCとはフレキシブル配線板(Frexible Printed Circuit)を意味する。
(3)外層RPC(以下、外層基板とも呼ぶ)150のリジッド基材151上に接着部材140を貼り付ける[図8(b)]。ここでは、外層基板150は、電気絶縁性のリジッド基材151の片面に導電部材152を設けたものである[図8(a)]。なお、RPCとはリジッド配線板(Rigid Printed Circuit)を意味する。
(4)内層基板130の上下面に接着部材140A,140Bを介して外層基板150A、150Bを積層する(以下、積層キュアとも呼ぶ)。これにより、FPCを含む内層基板130が、接着部材140を介してRPCを含む2枚の外層基板150により挟まれた構造体が得られる[図7(d)]。
(5)基板に穴開けを行う(以下、NCドリリング処理とも呼ぶ:不図示)。内層基板130を外層基板150A、150Bで挟み込んだ構造体に対して、層間導通のための穴を開ける機械的な加工処理を施す。
(6)スルーホールめっきを形成する(不図示)。層間導通のための穴の内側面にめっき処理を施し、スルーホールを形成する。これにより、内層基板130と外層基板150A、150Bの導通を図る。
(7)最外層回路を形成する(不図示)。例えば外層基板150Aの最外層をなす導電部材152Aにエッチング処理を施し、回路を形成する。
(8)外層基板150A、150Bにレジストを形成する(不図示)。上記(7)により形成した最外層回路を保護するため、外層基板150A、150Bの外面、すなわち最外層回路を設けた面を覆うようにレジストからなる絶縁層を設ける。
上記工程により作製された通常のプリント配線板(図9)では、異なる材質からなる部材を複数種用い、これらを組み合わせたり、あるいは積層して配置した構造が採用されている。ゆえに、特定の部材間での密着力が低い場合には、ヒートサイクル等の環境試験や経時変化によって、最終的に当該特定の部材間において剥離が生じてしまう虞がある。例えば、銅箔とポリイミド(PI間)で剥離した場合には、絶縁不良となり、プリント配線板として使用することが困難となるので芳しくない。従って、多層プリント配線板においては、各部材間を適切な密着力で貼り合わせることが求められている。
従来の製法では、例えば内層基板130と外層基板150Bを貼り合わせた後、この貼り合わせ部にあたる接着部材140Bの密着強度が弱い場合がある。このような場合には、図10に示すように、内層基板130と外層基板150Bとの間で剥離が発生しやすくなる。この貼り合わせ工程より後に位置する工程では、例えば、エッチングや現像時の薬液が侵入して大きく歩留まりが低下してしまう虞がある。その結果、製品として出荷されるプリント配線板(以下、完成基板とも呼ぶ)の信頼性の低下をまねく虞がある。
上記課題を解決する製法としては、例えば、(イ)ポリイミドを放電処理した後、アルカリ処理することによりポリイミド表面を改質する方法(特許文献1)、(ロ)低温プラズマ処理した後、アルカリ性薬液でポリイミドを表面改質する方法(特許文献2)、(ハ)ポリイミドフィルムをアルカリ溶液で処理した後、酸溶液で処理する方法(特許文献3)、(ニ)ポリイミドフィルムの表面に、不活性ガス雰囲気中でのプラズマ処理を行った後、同一面にプラズマ処理を施す方法(特許文献4)、(ホ)ポリイミド樹脂表面を、第一酸化剤の存在下で紫外線照射した後、第二酸化剤でエッチングすることにより表面を改質する方法(特許文献5)、が挙げられる。なお、各文献におけるポリイミドは、上述した内層基板130を構成する電気絶縁性のフレキシブル基材111に相当する。
上述した(イ)〜(ホ)の公知文献には、密着性向上のためにアルカリ処理やプラズマ処理といった表面処理を行うことが記載されているのみで、「薬液濃度」「処理温度」「処理時間」といった詳細な処理条件は明示されていない。すなわち、各種の処理条件を最適化した表面処理については何ら記載されていない。
(ヘ)熱衝撃に耐えるフリップチップ実装に適した多層配線板及びその製造方法が記載されているが、接着剤層の弾性率や線膨張係数、接着剤の材料配合について好適な範囲などが開示されている(特許文献6)。
(ト)バイアホールが下層の導体回路から剥離しがたい多層プリント配線板について記載されており、接着剤層となっているエポキシ樹脂の粒子径や重量配合等について好適な範囲などが開示されている(特許文献7)。
(チ)導体層と絶縁層の間に優れた接着強度を有する多層プリント配線板について記載されており、単に粗面化処理を施す手法が開示されている(特許文献8)。
(リ)フレキシブル印刷配線板用接着剤について記載されており、接着剤の材料配合が開示されている(特許文献9)。
上記(ヘ)〜(リ)の公知文献には確かに、従来技術のプリント配線板で使用される接着剤において、接着剤の種類や配合、表面処理を施すことについて記載されてはいるが、最適条件における密着性向上について言及したものは見いだせない。
近年、プリント配線板の技術分野においては、ますます多層化が進み、例えば50層を越えるような多層基板の開発が行われている。特に、電子機器の軽薄短小化に伴い、例えばフレックス配線板を介してリジッド配線板を接続したり、あるいはフレックス配線板の一部または全部にリジッド配線板を重ねてなる、リジッド・フレックスプリント配線板が求められている。ゆえに、多層化されたプリント配線板において、接着剤を設ける部材表面の処理方法について、明確な処理条件の確立が期待されている。
特開平5−279497号公報 特開平6−32926号公報 特開平7−03055号公報 特開平8−3338号公報 特開平9−157417号公報 特開平9−298369号公報 特開平11−46066号公報 特開平10−70367号公報 特開2001−164226号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、接着部材を介して内層基板や外層基板を積み重ねた構成を備えており、接着部材と内層基板との間で発生する剥離を抑制することが可能なリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、内層CCLにカバーレイを積み重ね、両外面が可撓性部材からなる内層FPC、一面が非可撓性部材からなる外層RPC、及び、接着部材を少なくとも備えてなるリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法であって、前記内層FPCの両外面をアルカリ処理する工程αと、前記アルカリ処理を施した内層FPCの両外面にそれぞれ、前記接着部材を介して前記外層RPCを積層する工程βとを少なくとも具備したことを特徴とする。
本発明の請求項2に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、請求項1において、前記工程αと前記工程βとの間に、前記アルカリ処理を施した内層FPCの両外面をカルシウム添加水を用いて水洗処理する工程γを具備したことを特徴とする。
本発明の請求項3に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、請求項1において、前記工程αにおけるアルカリ処理濃度は、0.25[wt%]以上10.0[wt%]未満であることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、請求項1において、前記工程αにおけるアルカリ処理時間は30[sec]以上120[sec]以下であることを特徴とする。
本発明の請求項5に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、請求項1において、前記工程αにおけるアルカリ処理液温は、25[℃]以上55[℃]未満であることを特徴とする。
本発明の請求項6に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、請求項2において、前記工程γにおけるカルシウム濃度は、20[ppm]以上であることを特徴とする。
本発明に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、まず工程αでは内層FPC(内層基板)の両外面をアルカリ処理することにより、内層FPCの両外面をなす可撓性部材(例えばポリイミド)の表層部を改質する。次いで、工程βではアルカリ処理により改質された内層FPCの両外面にそれぞれ、接着部材を介して非可撓性部材(例えばガラスエポキシ)が接するように外層RPCを積層する。その結果、接着部材は改質された内層FPC(内層基板)の両外面に対して優れた密着力をもつことができる。
つまり、本発明に係る製造方法は、可撓性を有する内層FPCに対してのみアルカリ処理を施すことにより、接着部材は内層FPCと外層RPCとの間の密着力を大幅に向上させるので、信頼性に優れ、安定した密着力を備えたリジッド・フレックスプリント配線板の供給に貢献する。
以下では、本発明に係るリジッド・フレックスプリント配線板のの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法の一例を示す模式的な断面図であり、分かりやすいように構成要素を適宜誇張して描いてある。また、図2は、図1のリジッド・フレックスプリント配線板を構成する外層RPCの製造方法の一例を示す模式的な断面図である。
本発明に係る製造方法は、図1(d)に示すように、内層CCL10’にカバーレイ20を積み重ね、両外面がポリイミドからなる内層FPC30、一面がガラスエポキシからなる外層RPC50A、50B、及び、接着層40を少なくとも備えてなるリジッド・フレックスプリント配線板に適用される。なお、CCL、FPC、RPCはそれぞれ、銅張積層板(Cppper-Clad Laminate)、フレキシブル配線板(Frexible Printed Circuit)、リジッド配線板(Rigid Printed Circuit)の略称である。
ここでは、リジッド・フレックスプリント配線板として3層プリント配線板を例にとりその製造方法を詳述するが、本発明に係るアルカリ処理の作用・効果を損なわない限り、以下に示す(1)〜(8)の手順については前後しても構わないことは言うまでもない。
(1)内層CCL10に回路12’を形成する。内層CCL10として、ポリイミドからなるフレキシブル基材11の片面に銅箔12を設けたもの[図1(a)]を用い、銅箔12をエッチング処理することにより回路12’を形成し、回路を設けた内層CCL10’を得る[図1(b)]。
(2)内層CCL10の回路12’を設けた面上にカバーレイ20を接着する(回路形成したCCLにCLを熱プレスで貼り合わせる)。ここでは、カバーレイ20として、ポリイミドからなるフレキシブル基材21の片面に接着剤層22を設けたものを用い、接着剤層22を介して内層基板10’とカバーレイ40を重ねることにより内層FPC(以下、内層基板とも呼ぶ)30を得る[図1(c)]。
(3)内層基板30の両外面をアルカリ処理する(以下、工程αと呼ぶ)。ここでは、内層FPC30の両外面に濃度および温度が一定に管理されたアルカリ水溶液をラインスピードが管理された装置において、シャワー方式にて当該基板に吹き付けることにより、内層FPC30の両外面のアルカリ処理を行う。これにより、アルカリ処理を施した内層基板30を得る。
(4)内層基板30とは別に、外層RPC(以下、外層基板とも呼ぶ)50に接着シートからなる接着部材40を貼り合わせるものを準備しておく。外層基板50として、ガラスエポキシからなるリジッド基材51の片面に銅箔52を設けたもの[図2(a)]を用い、外層基板50のリジッド基材51上に接着部材40を貼付する[図2(b)]ことにより得られる。
(5)上記(3)においてアルカリ処理を施した内層基板30の両外面にそれぞれ、接着シートからなる接着部材40を介して、上記(4)の外層基板50を積層する(以下、工程β(積層キュア)と呼ぶ)。図2(b)に示すような、接着部材40A、40Bをそれぞれ貼付してなる2つの外層基板50A、50Bを用意する。積層する際は、内層基板30の両面にそれぞれ、2つの外層基板50A、50Bに設けた各接着部材40A、40Bが接するように積み重ねる[図1(d)]。この積み重ねを行う際には適宜、外層基板50A、50Bの外側から内側の方向へ加圧や加熱を施してもよい。
上記工程(1)〜(5)により、図1(d)に示したリジッド・フレックス3層プリント配線板が作製される。なお、図示はしないが、図1(d)の3層プリント配線板に対して適宜、次の工程(6)〜(9)が行われる。
(6)基板に穴開けを行う(以下、NCドリリング処理とも呼ぶ)。内層基板30を外層基板50A、50Bで挟み込んだ構造体に対して、層間導通のための穴を開ける機械的な加工処理を施す(不図示)。
(7)スルーホールめっきを形成する。層間導通のための穴の内側面にめっき処理を施し、スルーホールを形成する。これにより、内層と外層を導通させる(不図示)。
(8)最外層回路を形成する。例えば外層基板50Aの最外層をなす銅箔50Aにエッチング処理を施し、回路を形成する(不図示)。
(9)外層基板50A、50Bにレジストを形成する。上記(7)により形成した最外層回路を保護するため、外層基板の外面、すなわち最外層回路を設けた面を覆うようにレジストからなる絶縁層を設ける(不図示)。
本発明に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法は、上述した工程(1)〜(9)のうち、工程αと工程βを少なくとも具備してなるものである。この2つの工程αと工程βをもつことにより、接着層は改質された内層FPCの両外面に対して優れた密着力をもつことが可能となる。ゆえに、本発明の製造方法は、内層FPCと外層RPCとの間の密着力を向上させることができるので、信頼性に優れ、安定した密着力を備えたリジッド・フレックスプリント配線板の製造を可能とする。
工程αのアルカリ処理により得られる密着力という作用は、アルカリ処理の諸条件を規程するとさらに向上する。例えば、アルカリ処理濃度[wt%]の好適な範囲は0.25以上10.0未満であり、より好ましくは0.25以上4.0以下である。また、アルカリ処理時間[sec]の好適な範囲は30以上120以下である。さらに、アルカリ処理液温[℃]の好適な範囲は25以上55未満であり、よ好ましくは0.25以上4.0以下である。
また、これに加えて、工程αと工程βとの間に、前記アルカリ処理を施した内層FPCの両外面をカルシウム添加水を用いて水洗処理する工程γを具備してもよい。工程γを付加することにより、アルカリ処理の各条件の好適な範囲を広げることができる。これは、大量生産する際の薬液管理の自由度を向上させたり、あるいはプロセス制御性の緩和をもたらすことから、ひいては安価でかつ安定した製造ラインの構築を可能とする。
工程γのカルシウム添加水により得られる上記作用はその濃度を規程するとさらに向上する。カルシウム濃度[ppm]の好適な範囲は20以上であり、250以上がより望ましい。なお、工程α(アルカリ処理)と工程γ(カルシウム添加水を用いた水洗)との間に、あるいは工程γと工程β(積層キュア)との間に、例えばRO水、イオン交換水又は純水を用いた水洗処理を設けることが好ましい。
アルカリ処理で使用する薬液は後述する実施例において、水酸化ナトリウム水溶液を用いた例を挙げているが、品種や組成は特に限定されない。また、カルシウム添加水は後述する実施例において、塩化カルシウム水溶液を用いた例を挙げているが、品種や組成は特に限定されない。
以下では、内層基板にアルカリ処理を施すことにより内層基板の表面を改質し、接着剤層との密着力を向上させるという観点から、アルカリ処理の諸条件およびカルシウム添加水のカルシウム濃度について評価した結果について詳述する。
(実施例1)
本例では、アルカリ処理で使用する薬液として水酸化ナトリウム水溶液[NaOH(aq)]を用い、アルカリ処理の濃度を0.1〜10.0[wt%]の範囲で変えて、上述した工程(1)〜(5)により、図1(d)に示した構成からなるリジッド・フレックス3層プリント配線板を作製した。その際、アルカリ処理の濃度以外の作製条件は同一とした。表1に、作製条件を纏めて示した。なお、本例で作製したプリント配線板は試料Aと呼称する。
Figure 2006156760
アルカリ処理の濃度を変えて作製した試料Aに対して、JIS C 6471に準拠したピール強度試験を行った。その際、引張速度は50[mm/min]、温度は常温(室温)とした。そして、JIS C 5016 8.1.6に準拠し、引き剥がし強さ(ピール強度と呼ぶ)[N/cm]を算出した。
図3は、アルカリ処理の濃度を変えて作製した試料Aのピール強度を示すグラフである。ただし、図3には比較のため、アルカリ処理を施さない試料の結果(処理なし、と明示)も併せて掲載した。なお、ピール強度は、特に断りがない限り、試料10個で得られた数値の平均値である。
図3より、以下の点が明らかとなった。
(1a)アルカリ処理の濃度[wt%]が0.1より低い場合には、ピール強度が低くなっていることから、アルカリ処理が不十分であると考えられる。
(1b)逆に、アルカリ処理の濃度[wt%]が10.0より高い場合には、同様にピール強度が低くなっていることから、アルカリ処理が過剰であると考えられる。
(1c)アルカリ処理の濃度[wt%]が0.25以上10.0未満の範囲でアルカリ処理を施すことによりピール強度の向上が得られることが示唆される。特に、アルカリ処理の濃度を0.25以上4.0以下の範囲とした場合には、処理なしに比較して約3倍以上のピール強度が安定して得られるのでより好ましい。
したがって、プリント配線板がより安定したピール強度をもつためには、アルカリ処理の濃度を適切な範囲とする必要があることが分かった。
(実施例2)
本例では、アルカリ処理で使用する薬液として水酸化ナトリウム水溶液[NaOH(aq)]を用い、アルカリ処理の時間を10〜600[sec]の範囲で変えて、上述した工程(1)〜(5)により、図1(d)に示した構成からなるリジッド・フレックス3層プリント配線板を作製した。その際、アルカリ処理の時間以外の作製条件は同一とした。表2に、作製条件を纏めて示した。なお、本例で作製したプリント配線板は試料Bと呼称する。
Figure 2006156760
アルカリ処理の時間を変えて作製した試料Bに対して、実施例1と同一のピール強度試験を行い、引き剥がし強さ(ピール強度と呼ぶ)[N/cm]を算出した。
図4は、アルカリ処理の時間を変えて作製した試料Bのピール強度を示すグラフである。ただし、図4には比較のため、アルカリ処理を施さない試料の結果(処理なし、と明示)も併せて掲載した。なお、ピール強度は、特に断りがない限り、試料10個で得られた数値の平均値である。
図4より、以下の点が明らかとなった。
(2a)アルカリ処理の時間[sec]が30より短い場合には、ピール強度が低くなっていることから、アルカリ処理が不十分であると考えられる。
(2b)逆に、アルカリ処理の時間[sec]が120より長い場合には、同様にピール強度が低くなっていることから、アルカリ処理が過剰であると考えられる。
(2c)アルカリ処理の時間[sec]が30以上120以下の範囲とした場合には、処理なしに比較して約8倍以上のピール強度が安定して得られるのでより好ましい。
したがって、プリント配線板がより安定したピール強度をもつためには、アルカリ処理の時間を適切な範囲とする必要があることが分かった。
(実施例3)
本例では、アルカリ処理で使用する薬液として水酸化ナトリウム水溶液[NaOH(aq)]を用い、アルカリ処理の温度(液温)を15〜55[℃]の範囲で変えて、上述した工程(1)〜(5)により、図1(d)に示した構成からなるリジッド・フレックス3層プリント配線板を作製した。その際、アルカリ処理の温度(液温)以外の作製条件は同一とした。表3に、作製条件を纏めて示した。なお、本例で作製したプリント配線板は試料Cと呼称する。
Figure 2006156760
アルカリ処理の温度(液温)を変えて作製した試料Cに対して、実施例1と同一のピール強度試験を行い、引き剥がし強さ(ピール強度と呼ぶ)[N/cm]を算出した。
図5は、アルカリ処理の温度(液温)を変えて作製した試料Cのピール強度を示すグラフである。ただし、図5には比較のため、アルカリ処理を施さない試料の結果(処理なし、と明示)も併せて掲載した。なお、ピール強度は、特に断りがない限り、試料10個で得られた数値の平均値である。
図5より、以下の点が明らかとなった。
(3a)アルカリ処理の温度(液温)が25[℃]より低い場合には、ピール強度が低くなっていることから、アルカリ処理が不十分であると考えられる。
(3b)逆に、アルカリ処理の温度(液温)が55[℃]より高い場合には、同様にピール強度が低くなっていることから、アルカリ処理が過剰であると考えられる。
(3c)アルカリ処理の温度(液温)[℃]が25以上55以下の範囲とした場合には、処理なしに比較して約8倍以上のピール強度が安定して得られるのでより好ましい。
したがって、プリント配線板がより安定したピール強度をもつためには、アルカリ処理の温度(液温)を適切な範囲とする必要があることが分かった。
(実施例4)
本例では、アルカリ処理(工程α)の後に行う、アルカリ処理を施した内層FPCの両外面をカルシウム添加水を用いて水洗処理する工程γにおけるカルシウム濃度を0〜1000[ppm]の範囲で変えて、上述した工程(1)〜(5)により、図1(d)に示した構成からなるリジッド・フレックス3層プリント配線板を作製した。その際、アルカリ処理(工程α)で使用する薬液として水酸化ナトリウム水溶液[NaOH(aq)]を用い、アルカリ処理の濃度を0.1〜10.0[wt%]の範囲で変えた。他の点は変更せず、アルカリ処理の濃度およびカルシウム添加水のカルシウム濃度以外の作製条件は同一とした。表4に、作製条件を纏めて示した。なお、本例で作製したプリント配線板は試料Dと呼称する。
Figure 2006156760
アルカリ処理の濃度とカルシウム添加水のカルシウム濃度を変えて作製した試料Dに対して、実施例1と同一のピール強度試験を行い、引き剥がし強さ(ピール強度と呼ぶ)[N/cm]を算出した。
図6は、アルカリ処理の濃度とカルシウム添加水のカルシウム濃度を変えて作製した試料Dのピール強度を示すグラフである。ただし、図6には比較のため、アルカリ処理を施さない試料の結果(処理なし、と明示)も併せて掲載した。なお、ピール強度は、特に断りがない限り、試料10個で得られた数値の平均値である。
図6より、以下の点が明らかとなった。
(4a)カルシウム添加水を用いた水洗処理を施さない場合(カルシウム濃度を0ppmにした棒グラフに着目)、アルカリ処理の濃度[wt%]が1.0以上4.0未満という狭い範囲においてのみピール強度が増大傾向を示し、処理なしに比較して約8倍以上のピール強度が得られる。これに対して、0.5[wt%]以下の領域や4.0[wt%]以上の領域におけるピール強度は、アルカリ処理を行わない結果(処理なしと記載)と比べて殆ど変化しない。
(4b)カルシウム添加水を用いた水洗処理を施した場合(カルシウム濃度を20〜1000ppmにした棒グラフに着目)、アルカリ処理の濃度[wt%]が0.25〜10.0未満という広い範囲においてピール強度が増大する。例えば、処理なしに比較して約8倍以上のピール強度が得られる、アルカリ処理の濃度の範囲は0.25〜2.0[wt%]に大幅に拡大する。
(4c)アルカリ処理の濃度を4.0[wt%]とした結果より、カルシウム濃度を20[ppm]以上にすると、処理なしに比較して約2倍以上のピール強度が得られることが分かる。また、カルシウム濃度を250[ppm]以上にすると、処理なしに比較して約3倍以上のピール強度が安定して得られるのでより好ましい。
したがって、プリント配線板がより安定したピール強度をもつためには、アルカリ処理を施した後、カルシウム添加水を用いた水洗処理を施すこと有効であることが分かった。また、カルシウム添加水を用いた水洗処理は、アルカリ処理の最適範囲を拡大する効果をもたらすことが明らかとなった。その際、カルシウム濃度[ppm]は好適には20以上であり、より好ましくは250[ppm]以上である。
本発明によれば、プリント配線板を構成する内層基板に対してアルカリ処理(工程α)を施し内層基板の表面を改質した後に、接着剤層を介して内層基板と外層基板を積み重ねる(工程β)ことにより、信頼性に優れ、安定した密着力を有するプリント配線板の製造が可能となる。この製造方法は、複数の異種材料を組み合わせてなるプリント配線板、すなわち、内層基板がフレキシブル配線板であり、外層基板がリジッド配線板からなるリジッド・フレックスプリント配線板に特に有効である。しかしながら、本発明に係る製造方法は、プリント配線板が、片面や両面の単層タイプや多層タイプなど、様々な形状のプリント配線板においても有効であることは言うまでもない。
本発明に係るリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法の一例を示す模式的な断面図である。 図1のプリント配線板に用いられる外層RPCの製造方法の一例を示す模式的な断面図である。 試料Aのピール強度を示すグラフである。 試料Bのピール強度を示すグラフである。 試料Cのピール強度を示すグラフである。 試料Dのピール強度を示すグラフである。 従来のリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法の一例を示す模式的な断面図である。 図7のプリント配線板に用いられる外層RPCの製造方法の一例を示す模式的な断面図である。 従来のリジッド・フレックスプリント配線板の一例を示す模式的な断面図である。 プリント配線板を構成する内層FPCと接着部材との間で剥離が生じた状態を示す模式的な断面図である。
符号の説明
10 内層CCL、10’ 回路を設けた内層CCL、11 フレキシブル基材、12 銅箔、12’ 回路、20 カバーレイ、21 フレキシブル基材、22 接着剤層、30 内層FPC(内層基板)、40、40A、40B 接着部材、50、50A、50B 外層RPC(外層基板)、51 リジッド基材、52 銅箔。

Claims (6)

  1. 内層CCLにカバーレイを積み重ね、両外面が可撓性部材からなる内層FPC、一面が非可撓性部材からなる外層RPC、及び、接着部材を少なくとも備えてなるリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法であって、
    前記内層FPCの両外面をアルカリ処理する工程αと、前記アルカリ処理を施した内層FPCの両外面にそれぞれ、前記接着部材を介して前記外層RPCを積層する工程βとを少なくとも具備したことを特徴とするリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法。
  2. 前記工程αと前記工程βとの間に、前記アルカリ処理を施した内層FPCの両外面をカルシウム添加水を用いて水洗処理する工程γを具備したことを特徴とする請求項1に記載のリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法。
  3. 前記工程αにおけるアルカリ処理濃度は0.25[wt%]以上10.0[wt%]未満であることを特徴とする請求項1に記載のリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法。
  4. 前記工程αにおけるアルカリ処理時間は30[sec]以上120[sec]以下であることを特徴とする請求項1に記載のリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法。
  5. 前記工程αにおけるアルカリ処理液温は、25[℃]以上55[℃]未満であることを特徴とする請求項1に記載のリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法。
  6. 前記工程γにおけるカルシウム濃度は、20[ppm]以上であることを特徴とする請求項2に記載のリジッド・フレックスプリント配線板の製造方法。
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