JP2006156099A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 水分を透湿する加湿膜および積層方向の少なくとも一方に開口する１つまたは２つの流路を有し、乾燥ガスまたは湿潤ガスの少なくとも一方が流されるガスセパレータを有し、上記加湿膜、上記ガスセパレータ、上記加湿膜、上記ガスセパレータの順、または上記ガスセパレータ、上記加湿膜、上記ガスセパレータの順に繰り返し積層されている加湿器において、
   上記ガスセパレータは、
   上記流路を囲繞する枠状部を有し、
   上記加湿膜は、
   積層されたときに上記ガスセパレータの上記枠状部に相対する部分が樹脂により充填されていることを特徴とする加湿器。
2. 上記枠状部が、上記枠状部と相対する部分の加湿膜に樹脂により接着されていることを特徴とする請求項１に記載する加湿器。
3. 上記樹脂が流動性樹脂の硬化物であることを特徴とする請求項１または２に記載する加湿器。
4. 上記樹脂が上記湿潤ガスの温度よりも高い融点を有する熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載する加湿器。
5. 上記樹脂がポリオレフィン系を主成分とするホットメルト樹脂であることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載する加湿器。
6. 水分を透湿する加湿膜、積層方向の両方向に開口する１つまたは２つの流路を有し、乾燥ガスまたは湿潤ガスの少なくとも一方が流されるガスセパレータ、上記加湿膜および上記ガスセパレータの順に繰り返し積層する加湿器の製造方法において、
   積層されて上記加湿膜に接する上記ガスセパレータの枠状部の面の形状に裁断された樹脂シートを上記加湿膜に積層したのち、両面から加圧加熱して上記樹脂シートを溶融して上記加湿膜に樹脂を充填する工程を有することを特徴とする加湿器の製造方法。
7. 上記ガスセパレータ、上記樹脂が充填された加湿膜、上記ガスセパレータおよび上記樹脂が充填された加湿膜の順に繰り返し積層し、積層方向に挟持するように加圧加熱して上記樹脂を再溶融して上記ガスセパレータを上記加湿膜に接着して積層体を作製する工程を有することを特徴とする請求項６に記載する加湿器の製造方法。
8. 積層方向の一方に開口する１つの流路を有し、乾燥ガスまたは湿潤ガスが流されるガスセパレータ、水分を透湿する加湿膜および上記ガスセパレータからなる複数の加湿セルを積層する加湿器の製造方法において、
   積層されて上記加湿膜に接する上記ガスセパレータの枠状部の面の形状に裁断された樹脂シートを上記加湿膜に積層したのち、両面から加圧加熱して上記樹脂シートを溶融して上記加湿膜に樹脂を充填する工程と、
   上記樹脂が充填された加湿膜に両面から上記ガスセパレータを積層し、積層方向に挟持するように加圧加熱して上記樹脂を再溶融して上記ガスセパレータを上記加湿膜に接着して加湿セルを製造する工程と、
   を有することを特徴とする加湿器の製造方法。
9. 上記樹脂を充填する工程は、上記加湿膜の両面からそれぞれ上記裁断された樹脂シートを積層したのち、積層方向に挟持するように加圧加熱して上記樹脂シートを溶融して上記加湿膜に樹脂を充填することを特徴とする請求項６乃至８のいずれか一項に記載する加湿器の製造方法。
10. 水分を透湿する加湿膜、積層方向の両方向に開口する２つの流路または１つの流路を有し、乾燥ガスまたは湿潤ガスの少なくとも一方が流されるガスセパレータ、上記加湿膜および上記ガスセパレータの順に繰り返し積層する加湿器の製造方法において、
    上記ガスセパレータ、積層されて上記加湿膜に接する上記ガスセパレータの枠状部の面の形状に裁断された樹脂シート、上記加湿膜の順に繰り返し積層したのち、積層方向に挟持するように加圧加熱して上記樹脂シートを溶融して上記加湿膜に樹脂を充填するとともに上記ガスセパレータを上記加湿膜に接着して積層体を作製する工程を有することを特徴とする加湿器の製造方法。
11. 上記積層体を作製する工程は、上記ガスセパレータ、上記樹脂シート、上記加湿膜、上記樹脂シートの順に繰り返し積層したのち、積層方向に挟持するように加圧加熱して上記樹脂シートを溶融して上記加湿膜に樹脂を充填するとともに上記ガスセパレータを上記加湿膜に接着して積層体を作製することを特徴とする請求項１０に記載する加湿器の製造方法。