JP2006156046A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯 Download PDF

Info

Publication number
JP2006156046A
JP2006156046A JP2004342743A JP2004342743A JP2006156046A JP 2006156046 A JP2006156046 A JP 2006156046A JP 2004342743 A JP2004342743 A JP 2004342743A JP 2004342743 A JP2004342743 A JP 2004342743A JP 2006156046 A JP2006156046 A JP 2006156046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
reflector
filament
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004342743A
Other languages
English (en)
Inventor
Ippei Yamamoto
逸平 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004342743A priority Critical patent/JP2006156046A/ja
Priority to US11/285,279 priority patent/US7461953B2/en
Priority to DE102005056087A priority patent/DE102005056087B4/de
Priority to CNA2005101269425A priority patent/CN1782490A/zh
Publication of JP2006156046A publication Critical patent/JP2006156046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/33Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
    • F21S41/334Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 二次光源を備えた光源バルブを用いた場合でも、明確なカットオフラインを形成可能なフォグランプ及びフォグランプの設計方法を提供する。
【解決手段】 フォグランプ1は、光を出射する光源であるフィラメント32と、フィラメント32からの光が反射集光されてなる二次光源33とを有する光源バルブ30と、光源バルブ30からの光を前方に向けて照射する反射面20を備えたリフレクタ11と、リフレクタ11の前方に取り付けられたカバー部材である透明カバー12と、を備えている。リフレクタ11の反射面20は、二次光源33からの光を所定のカットオフラインより下方に照射するように構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用前照灯に関する。
自動車等の車両には、前照灯としてハイビームやロービームを形成するヘッドランプとともに、補助前照灯としてフォグランプが取り付けられる場合がある。フォグランプは、ヘッドランプのように数十メートル以上先の遠方を照らし出すのではなく、車両の近傍の比較的広い範囲を照射する灯具であり、濃霧の中など前方視界が悪い状況において他の車両や歩行者からの視認性を向上させるものである。
フォグランプは、光を出射する光源バルブと、光源バルブからの光を前方に向けて反射するリフレクタと、屈折によりリフレクタからの光の進行方向を配光特性に応じて変化させるカバーレンズとを備えているものが一般的である。
このほか、カバーレンズの代わりにリフレクタの反射面を複数に分割し、リフレクタのみによりフォグランプの配光特性を決定して、カバーレンズに何ら光学的特性を与えない構成のフォグランプも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−14404号公報
通常、フォグランプのように配光特性に注意が必要な車両用灯具には、二次光源が発生しない光源バルブが用いられる。二次光源とは、光源バルブ内のフィラメント等の光源から出射した光が、光源バルブのガラス管の内周面や外周面にて反射し、光源バルブ内のある領域に反射集光されることにより形成される仮想光源である。二次光源には、実体的な光出射物は存在しないが、二次光源に集光された光が光源バルブから出射することにより、二次光源が存在する位置に光源が存在する場合と同等となる。
次に、このような二次光源が形成される光源バルブを用いてしまう場合の問題点について説明する。
図8は、フォグランプが投影するフィラメントの像を示す図であり、(a)は二次光源が発生しない光源バルブを用いた場合、(b)は二次光源が発生する光源バルブを用いた場合をそれぞれ示す。
フォグランプの設計においては、図8(a)に示すように、カットオフラインの位置を予め想定し、このカットオフラインに沿ってフィラメントの像の端部が投影されるように、リフレクタの反射面やカバーレンズのカットが設計される。このように、フィラメント像の端部をカットオフラインに沿って投影することにより、図8(a)では、カットオフラインの上下ではっきりとした明暗境界を形成することができる。
しかしながら、二次光源が発生する光源バルブを用いた場合、リフレクタの反射面の上半分によって反射した光は、図8(b)に示すように、H線上にカットオフラインを想定してリフレクタの反射面やカバーレンズのカットを設計したにもかかわらず、H線上から光が上部に漏れてしまう。
これは、図9に示すように、二次光源が発生する光源バルブでは、フィラメントの長さが二次光源により実質的に長くなる。したがって、フィラメントの後端からでる光Bがカットオフラインに沿うように設計してしまうと、二次光源の後端から出て反射面の上方に入射した光Cは、フィラメントの後端から出た光Bよりも反射面への入射角が大きくなり、結果反射角も大きくなってしまうため、フィラメントの後端から出た光Bよりも上方に向かって照射されてしまう。
したがって、二次光源を有する光源バルブを用いた場合には、図8(b)において波線で示す二次光源の像が想定したカットオフラインよりも上方に漏れだしてしまい、カットオフラインの上下の境界がぼやけてしまい、はっきりとした明暗境界を形成することができない。
本発明は、上記事情を鑑み、二次光源を備えた光源バルブを用いた場合でも、明確なカットオフラインを形成可能なフォグランプ及びフォグランプの設計方法を提供することを目的とする。
本発明の目的は、以下の構成により達成される。
(1) 光を出射する光源及び前記光源からの光が反射集光されて形成される二次光源を有する光源バルブと、
前記光源バルブからの光を前方に向けて照射する反射面を備えたリフレクタと、
前記リフレクタの前方に取り付けられたカバー部材と、を備えた車両用前照灯であって、
前記リフレクタの前記反射面は、前記二次光源からの光を所定のカットオフラインより下方に照射することを特徴とする車両用前照灯。
(2) 球形形状を有するガラス管と、前記ガラス管内に配置された光源とを有する光源バルブと、
前記光源バルブからの光を前方に向けて照射する反射面を備えたリフレクタと、
前記リフレクタの前方に取り付けられたカバー部材と、を備えた車両用前照灯であって、
前記光源は、前記ガラス管の中心よりも前方側に取り付けられ、
前記リフレクタの前記反射面は、前記光源バルブからの光を所定のカットオフラインより下方に照射することを特徴とする車両用前照灯。
本発明によれば、二次光源からの光が、所定のカットオフラインよりも下方に照射されるようにリフレクタの反射面が設計・形成されているので、カットオフラインの上方に二次光源から出射した光が漏れ出すことが無く、明確な明暗境界となるカットオフラインを形成することが可能となる。
また、本発明によれば、球形形状を有するガラス管と、ガラス管内に配置された光源とを有する光源バルブを有する車両用前照灯において、ガラス管の中心よりも前方側に光源が取り付けられている場合には、光源バルブからの光を所定のカットオフラインよりも下方に照射するように反射面が構成されている。したがって、光源バルブ内に二次光源が発生したとしても、光源バルブからの光は二次光源からの光を含めて所定のカットオフラインよりも下方に照射されるように構成されているので、カットオフラインから上方に光が漏れ、カットオフラインが不明確になることがない。よって、たとえ二次光源が発生したとしても、明確な明暗境界となるカットオフラインを形成することが可能な車両用前照灯を提供することが可能となる。
具体的には、二次光源の像がフィラメントの像よりも上方に投影される領域については、二次光源の後方側端部から出射する光がカットオフライン上に沿って照射されるように、すなわち、二次光源の後方側端部から出射して、反射面に反射されて前方に照射される光により、カットオフラインが形成されるように反射面を形成する。このように構成することにより、意図した箇所に明確なカットオフラインを形成することが可能となる。
なお、フィラメントの前方に二次光源が形成される場合には、フィラメントの像よりも上方に二次光源の像が投影されることはない。したがって、このような場合には、フィラメントの像の端部によりカットオフラインを形成するようにすることにより、意図した箇所に明確なカットオフラインを形成することが可能となる。
また、本発明では、反射面は、水平方向に分割された複数の反射面から構成されているので、カバーレンズを用いることなく、反射面のみで配光パターンを決定することが可能となる。
また、反射面の上部には、オーバーヘッドライン(OHS)光用の反射面が形成されているので、法規を満たすOHS領域を適切に形成することができる。
以下、本発明にかかる車両用前照灯の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車両用前照灯の一実施形態としてのフォグランプの側面図、図2は、フォグランプの正面図、図3は、フォグランプの断面図、図4は、光源バルブの拡大図であり、(a)は本実施形態の光源バルブを、(b)及び(c)は二次光源の発生する光源バルブの例を示す図である。
本実施形態のフォグランプ1は、車両の近傍の比較的広い範囲を照射する車両用補助前照灯である。フォグランプ1は、濃霧の中など前方視界が悪い状況において点灯されることにより、他の車両や歩行者からの視認性を向上させる。
フォグランプ1は、図1〜図4に示すように、主としてリフレクタ11と、リフレクタ11の前面を覆うように取り付けられる透明カバー12と、リフレクタ11と透明カバー12間の内部空間1aに光源としてのフィラメント32が配置される光源バルブ30と、を備えている。
リフレクタ11は、内周面側に略放物面形状の反射面20を備えた基体であり、背面側に取り付けられたエイミング支点部材16と、エイミング作用部材17を介して車両に取り付けられる。エイミング作用部材17は、主としてリフレクタ11に対して回転可能に取り付けられたエイミングスクリュウ17aにより構成されている。エイミングスクリュウ17aは、図示せぬ調整部材を介して回転することにより、リフレクタ11全体がエイミング支点部材16を支点として傾動し、フォグランプ1の光軸Axの向きが調整される。
リフレクタ11の前方側外周縁には、係合溝11bが外周縁にそって形成されている。この係合溝11bには、透明カバー12の係合凸部12aがはめ込まれて、接着剤、超音波溶着等によって接合されている。透明カバー12は、光学的な特性を有さない光透過性のカバー部材であり、フォグランプ1の内部空間1aからの光をそのまま透過して、前方に照射する。
リフレクタ11の反射面20は、図2に示すように、縦方向、すなわち鉛直方向に沿った複数の分断線により水平方向に8個の反射領域21〜24に分割されており、各反射領域21〜24にはフォグランプの配光特性に応じた反射面が形成されている。また、反射面20の貫通孔20aの上方には、OHS用の光を形成するOHS用反射領域25が形成されている。なお、図3において、同一の番号を用いて示す反射領域は、それぞれ機能的に同一の反射面であることを示している。この各反射領域の特徴については、後ほど説明する。
また、リフレクタ11には、その反射面20の中心軸を中心とする断面視円形の貫通孔20aが形成されている。この貫通孔20aには、背面側から光源バルブ30が挿入され、リフレクタ11の貫通孔20aの近傍であって、リフレクタ11の背面側に設けられた光源バルブ30取り付け部11aに取り付けられて固定されている。
光源バルブ30は、バルブ基体30aの前方側に中空のガラス管31と、ガラス管31内に配置されたフィラメント(光源)32と、を備えている。光源バルブ30から出射した光は、リフレクタ11の反射面20上にて前方に向けて反射され、透明カバー12を介して前方に照射される。
本実施形態の光源バルブ30は、二次光源33が発生するバルブである。二次光源33は、フィラメント32から出射した光が、ガラス管31の内周面や外周面にて反射し、集光されて光源バルブ30内のある領域に結像された仮想光源である。二次光源33には、実体的な光放出物は存在しないが、二次光源33に集光された光が光源バルブ30から出射することにより、二次光源33が存在する位置に実体的な光源が存在する場合とほぼ同等となる。
本実施形態の光源バルブ30においては、二次光源33は、図4(a)に示すように、フィラメント32の後方側に形成される。このように、フィラメント32の後方側に二次光源33が形成される光源バルブ30としては、ガラス管31が、球や楕円球等の球形状を有し、フィラメント32等の光源体がガラス管31の形状の中心よりも前方側に位置していることが一つの条件として挙げられる。図4(a)に示す光源バルブ30においては、略球形状のガラス管30の中心Pよりも前方側にフィラメント32が配置されている。
また、図4(b)に示すように、概略球形のガラス管31Aを有する光源バルブ30Aにおいては、ガラス管31の形状を球で近似し(図4(b)の破線に相当)、その球の中心P1よりも前方側にフィラメント等の光源体32Aが存在すると、P1よりも後方側に二次光源が生成される。
同様に、図4(c)に示すように、概略楕円形のガラス管31Bを有する光源バルブ30Bにおいては、ガラス管31の形状を楕円球で近似し(図4(c)の破線に相当)、その楕円球の中心P2よりも前方側にフィラメント等の光源体32Bが存在すると、P2よりも後方側に二次光源が生成される。
このような、二次光源33を有する光源バルブ30を用いて従来のように反射面20の設計を行うと、反射面20の上方側にて反射した光は、図8(b)に示すように、カットオフラインの上方に光が漏れてしまい、カットオフラインが不明確になってしまう。そこで、本実施形態では、反射面20は、フィラメント32の像の一端がカットオフラインに沿って照射されるように反射面20を形成するのではなく、フィラメント32と二次光源33とを一つの光源として考え、フィラメント32の端部または二次光源33の端部がカットオフラインに沿って照射されるように反射面20を形成することにより、二次光源33からの光がカットオフラインより下方に照射されるように設計されている。
具体的に説明すると、本実施形態では、図5に示すように、まず反射面20をまず鉛直方向に3つの領域に分けて考える。上方の領域25は、二次光源33の像がフィラメント32の像よりも上方に投影される領域であり、フィラメント32の端部(具体的には、後端)がカットオフライン上に投影されるように設計すると、二次光源33の像がカットオフラインより上方に投影されてしまう領域である。したがって、この領域25は、図6(a)に示すように、二次光源33の像の端部がカットオフラインCL上に投影されるように反射面が形成されている。なお、図6(a),(b)においては、実線がフィラメント32の像を、破線が二次光源33の像をそれぞれ示している。
上方の領域25の下方に位置する中央領域26は、フィラメント32の像と二次光源33が形成する像がほぼ一致する領域であり、この領域については、従来と同様にフィラメント32の端部がカットオフラインCL上に投影されるように反射面が形成されている。
さらに、中央領域26の下方の領域27は、二次光源33の像がフィラメント32の像よりも下方に投影される領域である。この下方の領域27にて反射した光は、カットオフラインCLより下方に投影されるように反射面が形成されている。
このように、本実施形態では、二次光源33の像がフィラメント32の像よりも上方に投影される領域については、二次光源33の後方側端部から出射する光がカットオフライン上に沿って照射されるように、すなわちカットオフラインが反射面20に反射されて前方に照射される二次光源33の後方側端部から出射する光により形成されるように反射面20を形成する。このように構成することにより、二次光源の端部とその上方領域との間に、明確なカットオフラインを形成することが可能となる。
なお、上記説明では、光源バルブ30においてフィラメント32の後方に二次光源33が形成されるとして説明を行ったが、フィラメントの前方に二次光源33が形成される場合には、上方の領域25によりカットオフラインを形成する二次光源33の像がフィラメント32の像よりも上方に投影されることはない。したがって、図6(b)に示すように、フィラメントの像の端部によりカットオフラインを形成するようにすればよい。
次に、図2に示す反射面20の各反射領域21〜24及びOHS用反射領域25の役割について説明する。
図7は、反射面20の各反射領域21〜24及びOHS用反射領域25によって形成される配光パターンを示す図であり、(a)は全ての反射領域21〜25によって形成される配光パターンの全体像を、(b)は反射領域21によって形成される配光パターンを、(c)は反射領域22によって形成される配光パターンを、(d)は反射領域23によってによって形成される配光パターンを、(f)は反射領域24によって形成される配光パターンをそれぞれ示している。
まず、反射領域21は、カットオフライン近傍で縦横に全体的に広がる配光パターンを形成する反射面である。反射領域21では、特に、反射領域21の上部分の拡散率を高くし、配光パターンの広がりを形成している。
反射領域22は、反射領域21と同様にカットオフライン近傍で反射領域21よりは広がりのない配光パターンを形成する反射面である。反射領域21が形成する配光パターンに反射領域22が形成する配光パターンを重ね合わせることにより、中央近傍の光量を増大させている。
反射領域23は、カットオフライン近傍でそれぞれ右端及び左端部分に光を投影する配光パターンを形成する反射面である。この反射領域23により、反射領域21が作る配光パターンにさらに横方向の広がりを与えている。
反射領域24は、カットオフライン近傍で配光パターン中央部のホットゾーンに集光される配光パターンを形成する反射面である。ホットゾーンの光の強度を強めることにより、光がより遠くまで届くようになり、遠方視認性が向上するとともに、対向車からの被視認性も向上する。
OHS用反射領域25は、H線上部中央のOHS領域を形成する光を投影する配光パターンを形成する反射面である。
本実施形態のフォグランプ1は、これらの反射領域21〜25によって、図7(a)に示すような、中央領域の光の光量が多いとともに、幅方向にも広がりを持ったフォグランプ用配光パターンを形成している。各反射領域21〜25は、それぞれ図5に示すように、鉛直方向位置に応じて、フィラメント32の端部または二次光源33の端部でカットオフラインを形成するような反射面を有しているため、カットオフラインを明確に形成することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の車両用前照灯としてのフォグランプ1は、光を出射する光源であるフィラメント32と、フィラメント32からの光が反射集光されてなる二次光源33とを有する光源バルブ30と、光源バルブ30からの光を前方に向けて照射する反射面20を備えたリフレクタ11と、リフレクタ11の前方に取り付けられたカバー部材である透明カバー12と、を備えている。そして、リフレクタ11の反射面20は、二次光源33からの光を所定のカットオフラインより下方に照射するように構成されている。
したがって、本実施形態によれば、カットオフラインの上方に二次光源から出射した光が漏れ出すことが無く、明確な明暗境界となるカットオフラインを形成することが可能となる。
また、本実施形態のフォグランプ1の反射面20は、縦方向に3つの領域25〜27に分けて設計されており、上方の領域25は二次光源33の端部によりカットオフラインを形成する。
このように、本実施形態では、二次光源33の像がフィラメント32の像よりも上方に投影される領域については、二次光源33の後方側端部から出射する光がカットオフライン上に沿って照射されるように、すなわち、二次光源33の後方側端部から出射して、反射面20に反射されて前方に照射される光により、カットオフラインが形成されるように反射面20を形成する。このように構成することにより、意図した箇所に明確なカットオフラインを形成することが可能となる。
なお、本実施形態では、フィラメント32の後方に二次光源33が形成される場合について説明を行ったが、フィラメント32の前方に二次光源33が形成される場合には、フィラメント32の像よりも上方に二次光源の像が投影されることはない。したがって、このような場合には、フィラメント32の像の端部によりカットオフラインを形成するようにすることにより、意図した箇所に明確なカットオフラインを形成することが可能となる。
また、本実施形態では、反射面20は、水平方向に分割された複数の反射面21〜24から構成されているので、カバーレンズを用いることなく、反射面20のみで配光パターンを決定することが可能となる。
また、反射面20の上部には、OHS光用の反射面25が形成されているので、法規を満たすOHS領域を適切に形成することができる。
なお、本実施形態では、フォグランプを例に挙げて説明を行ったが、これに限られることはなく、同様の構造を持つ各種補助前照灯に用いることができる。
本発明に係る車両用前照灯の一実施形態としてのフォグランプの側面図である。 フォグランプの正面図である。 フォグランプの断面図である。 光源バルブの拡大図である。 反射面の設計形成時の縦方向領域分割を示す図である。 本発明に係るフィラメント像及び二次光源像とカットオフラインとの関係を示す模式図である。 反射面の各反射領域及びOHS用反射領域によって形成される配光パターンを示す図であり、(a)は全ての反射領域によって形成される配光パターンの全体像を、(b)〜(e)は各反射領域によって形成される配光パターンをそれぞれ示している。 従来の問題点を説明する図である。 従来の問題点を説明する図である。
符号の説明
1 フォグランプ
11 リフレクタ
12 透明レンズ
20 反射面
30 光源バルブ
31 ガラス管
32 フィラメント
33 二次光源

Claims (2)

  1. ガラス管内に配置され光を出射する光源及び前記光源からの光が前記ガラス管により反射集光されて形成される二次光源を有する光源バルブと、
    前記光源バルブからの光を前方に向けて照射する反射面を備えたリフレクタと、
    前記リフレクタの前方に取り付けられたカバー部材と、を備えた車両用前照灯であって、
    前記リフレクタの前記反射面は、前記二次光源からの光を所定のカットオフラインより下方に照射することを特徴とする車両用前照灯。
  2. 球形形状を有するガラス管と、前記ガラス管内に配置された光源とを有する光源バルブと、
    前記光源バルブからの光を前方に向けて照射する反射面を備えたリフレクタと、
    前記リフレクタの前方に取り付けられたカバー部材と、を備えた車両用前照灯であって、
    前記光源は、前記ガラス管の中心よりも前方側に取り付けられ、
    前記リフレクタの前記反射面は、前記光源バルブからの光を所定のカットオフラインより下方に照射することを特徴とする車両用前照灯。


JP2004342743A 2004-11-26 2004-11-26 車両用前照灯 Pending JP2006156046A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004342743A JP2006156046A (ja) 2004-11-26 2004-11-26 車両用前照灯
US11/285,279 US7461953B2 (en) 2004-11-26 2005-11-23 Vehicle headlamp
DE102005056087A DE102005056087B4 (de) 2004-11-26 2005-11-24 Fahrzeugscheinwerfer
CNA2005101269425A CN1782490A (zh) 2004-11-26 2005-11-28 车辆用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004342743A JP2006156046A (ja) 2004-11-26 2004-11-26 車両用前照灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006156046A true JP2006156046A (ja) 2006-06-15

Family

ID=36567195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004342743A Pending JP2006156046A (ja) 2004-11-26 2004-11-26 車両用前照灯

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7461953B2 (ja)
JP (1) JP2006156046A (ja)
CN (1) CN1782490A (ja)
DE (1) DE102005056087B4 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4671852B2 (ja) * 2005-12-08 2011-04-20 株式会社小糸製作所 車両用灯具
CN102563527B (zh) * 2012-01-10 2016-02-17 张勇 反射面透镜
US11187393B1 (en) 2020-12-30 2021-11-30 Valeo Vision Light system with cut-off

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1747283A (en) * 1928-09-11 1930-02-18 Louis A Bean Light reflector
NL35337C (ja) * 1930-07-22
FR732284A (fr) * 1931-05-04 1932-09-15 Lampes Sa Lampe électrique pour éclairage sans éblouissement, dite
DE2720956C2 (de) * 1977-05-10 1982-12-02 Bayerische Motoren Werke AG, 8000 München Kraftfahrzeug-Scheinwerfer für Abblend- und Fernlicht
JPS6129123Y2 (ja) * 1977-12-29 1986-08-28
US4246631A (en) * 1978-05-23 1981-01-20 Lucas Industries Limited Vehicle headlamp
US4227113A (en) * 1978-10-18 1980-10-07 Duro-Test Corporation Incandescent electric lamp with partial light transmitting coating
JPS5851503U (ja) * 1981-10-05 1983-04-07 トヨタ自動車株式会社 車両用前照燈
JPH0317362Y2 (ja) * 1986-07-10 1991-04-12
US5192962A (en) * 1990-05-29 1993-03-09 Pioneer Electronic Corporation Converging reflector and liquid crystal display device
JPH0714404A (ja) 1993-06-25 1995-01-17 Stanley Electric Co Ltd 車両用照明灯具
IT1292152B1 (it) 1997-06-12 1999-01-25 Pagani Spa Proiettore per veicoli a motore con lampada bifilamento
JP3847927B2 (ja) * 1997-11-18 2006-11-22 キヤノン株式会社 発光管及びそれを用いた光源装置
JP2002109915A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯
JP4526256B2 (ja) * 2003-10-17 2010-08-18 スタンレー電気株式会社 光源モジュールおよび該光源モジュールを具備する灯具

Also Published As

Publication number Publication date
DE102005056087B4 (de) 2010-12-23
CN1782490A (zh) 2006-06-07
DE102005056087A1 (de) 2006-07-13
US20060114687A1 (en) 2006-06-01
US7461953B2 (en) 2008-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4391870B2 (ja) 車両用照明灯具
JP4205048B2 (ja) 車両用前照灯
JP4024618B2 (ja) 車両用前照灯
JP4926771B2 (ja) 車両用灯具ユニット
JP2006164858A (ja) 車両用照明灯具
JP2003297117A (ja) 車両用前照灯
JP2005100766A (ja) 車両用前照灯
JP2009301763A (ja) 車輌用前照灯
JP5460201B2 (ja) 車両用前照灯
JP4339213B2 (ja) 車両用前照灯
JP4422005B2 (ja) 車両用前照灯
US6913377B2 (en) Projection-type vehicular headlamp
JP5319199B2 (ja) 車両用前照灯
JP4758753B2 (ja) 車両前照灯
JP2005228715A (ja) 車両用前照灯
US7461953B2 (en) Vehicle headlamp
JP4459095B2 (ja) 車両用ベンディングランプ
JP2006286452A (ja) 車両用前照灯
JP2007258000A (ja) 車両前照灯
JP5797099B2 (ja) 車両用照明灯具
JP5869807B2 (ja) プロジェクタ型ヘッドランプ
JP2006100132A (ja) 車両用前照灯
JP2005317465A (ja) 車両用前照灯
JP2010218689A (ja) 車両用前照灯
KR100740499B1 (ko) 자동차 전조등용 유리렌즈