JP2006154252A - 拡散レンズアレイシート、透過型スクリーン、背面投射型ディスプレイ装置及び拡散レンズアレイシートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 入射側にレンチキュラーレンズアレイ31が配置されるとともに出射側に光拡散板55が配置されたレンチキュラーレンズシート30において、光拡散板55が、光拡散剤が混入された光拡散層51と光拡散層51が接着された透明基板54とを備え、光拡散層51の一方の面51Aが出射面とされているとともに該出射面がマット面とされているようにする。
【選択図】 図1
Description
このような透過型スクリーンにおけるレンチキュラーレンズアレイシートは、その入射側にレンチキュラーレンズアレイ(拡散レンズアレイ)が配置されるとともに出射側に光拡散板が配置されたものであり、レンチキュラーレンズアレイによってスクリーン左右方向(水平方向)に拡散させた光を光拡散板によってスクリーン上下方向(垂直方向)に拡散させるようになっている。
また、このような光拡散板の製造方法の一例として、光拡散フィルムを接着剤で透明基板に接着して光拡散板を得る方法が知られている。
つまり、上記出射面となる透明基板の一方の面に対して、マット層を設けたり、低反射層を設けたり、ハードコート層を設けたりする必要がある。
そして、請求項8に記載の拡散レンズアレイシートの製造方法は、光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する光拡散転写層と、該光拡散転写層の一方の面に貼着されるマット面を有し、前記光拡散転写層が硬化した後に該光拡散転写層から離型可能な離型フィルムと、を備えた光拡散層転写シートを用いて光拡散レンズアレイシートを製造するための方法であって、前記光拡散層転写シートの前記光拡散転写層を前記透明基板に貼着する工程と、前記透明基板に貼着された前記光拡散転写層に活性エネルギー線を照射し、前記光拡散転写層を硬化させて前記透明基板に接着する工程と、硬化した前記光拡散転写層から前記離型フィルムを離型させて光拡散板を得る工程と、前記光拡散板を前記拡散レンズアレイに接着する工程と、を備えていることを特徴とするものである。
そして、請求項9に記載の拡散レンズアレイシートの製造方法は、光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する光拡散転写層と、該光拡散転写層の一方の面に設けられる低反射転写層と、該低反射転写層の一方の面に貼着されるマット面を有し、前記光拡散転写層及び低反射転写層が硬化した後に該光拡散転写層及び低反射転写層から離型可能な離型フィルムと、を備えた光拡散層転写シートを用いて光拡散レンズアレイシートを製造するための方法であって、前記光拡散層転写シートの前記光拡散転写層を前記透明基板に貼着する工程と、前記透明基板に貼着された前記光拡散転写層に活性エネルギー線を照射し、前記光拡散転写層を硬化させて前記透明基板に接着する工程と、硬化した前記光拡散転写層及び低反射転写層から前記離型フィルムを離型させて光拡散板を得る工程と、前記光拡散板を前記拡散レンズアレイに接着する工程と、を備えていることを特徴とするものである。
そして、請求項10に記載の拡散レンズアレイシートの製造方法は、光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する光拡散転写層と、該光拡散転写層の一方の面に設けられる低反射転写層と、該低反射転写層の一方の面に貼着され、前記光拡散転写層及び低反射転写層が硬化した後に該光拡散転写層及び低反射転写層から離型可能な離型フィルムと、を備えた光拡散層転写シートを用いて光拡散レンズアレイシートを製造するための方法であって、前記光拡散層転写シートの前記光拡散転写層を前記透明基板に貼着する工程と、前記透明基板に貼着された前記光拡散転写層に活性エネルギー線を照射し、前記光拡散転写層を硬化させて前記透明基板に接着する工程と、硬化した前記光拡散転写層及び低反射転写層から前記離型フィルムを離型させて光拡散板を得る工程と、前記光拡散板を前記拡散レンズアレイに接着する工程と、を備えていることを特徴とするものである。
そして、このような拡散レンズアレイシートを製造するための方法である請求項8に記載の発明では、上述したような光拡散層転写シートを用いることを特徴としている。この光拡散層転写シートは、その光拡散転写層自体が粘着性を有しているため、光拡散転写層を透明基板に直接貼着してから硬化させるだけで、つまり、光拡散層転写シートにおける光拡散転写層を透明基板に転写するだけで、光拡散層が透明基板に接着されてなる光拡散板を容易に得ることができる。このような光拡散板を得る工程では、従来のような溶剤を透明基板に塗布する工程や樹脂を共押出成形する工程などの複雑な工程を要することがなく、拡散レンズアレイシートの製造コストを低減することができる。また、光拡散転写層は、光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ、活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する材料を含んだ溶剤、例えば粘接着剤を含んだ溶剤を、離型フィルムに塗布して乾燥させることによって形成可能であるため、透明基板に転写形成された光拡散層の薄型化を図って解像度の低下を抑制することができる。さらに、光拡散層転写シートにおける離型フィルムは、光拡散転写層が硬化した後にこの光拡散転写層から離型可能であり、かつ、光拡散転写層に貼着される側の面がマット面となっている。そのため、この離型フィルムのマット面の形状が、透明基板に接着された光拡散層の一方の面に転写されることになり、上述した構成の光拡散板を1つの工程で得ることができて、光拡散層及びマット面を有する拡散レンズアレイシートの製造コストを低減することができる。加えて、離型フィルムのマット面の形状を適宜選定することにより、所望の特性のマット面を光拡散層に対して精度よく容易に形成することができる。
そして、このような拡散レンズアレイシートを製造するための方法である請求項9に記載の発明では、上述したような光拡散層転写シートを用いることを特徴としているから、光拡散層及びマット面に加えて低反射層を有する拡散レンズアレイシートの製造コストを低減することができる。
そして、このような拡散レンズアレイシートを製造するための方法である請求項10に記載の発明では、上述したような光拡散層転写シートを用いることを特徴としている。この光拡散層転写シートは、その光拡散転写層自体が粘着性を有しているため、光拡散転写層を透明基板に直接貼着してから硬化させるだけで、つまり、光拡散層転写シートにおける光拡散転写層を透明基板に転写するだけで、光拡散層が透明基板に接着されてなる光拡散板を容易に得ることができる。このような光拡散板を得る工程では、従来のような溶剤を透明基板に塗布する工程や樹脂を共押出成形する工程などの複雑な工程を要することがなく、拡散レンズアレイシートの製造コストを低減することができる。また、光拡散転写層は、光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ、活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する材料を含んだ溶剤、例えば粘接着剤を含んだ溶剤を、離型フィルムに塗布して乾燥させることによって形成可能であるため、透明基板に転写形成された光拡散層の薄型化を図って解像度の低下を抑制することができる。さらに、光拡散層転写シートにおける光拡散転写層の一方の面には低反射転写層が設けられており、かつ、光拡散層転写シートにおける離型フィルムは、光拡散転写層及び低反射転写層が硬化した後にこれら光拡散転写層及び低反射転写層から離型可能となっている。そのため、透明基板には光拡散転写層だけではなく低反射転写層も転写されることになり、上述した構成の光拡散板を1つの工程で得ることができて、光拡散層及び低反射層を有する拡散レンズアレイシートの製造コストを低減することができる。
光拡散層自体に所定の硬度をもたせてハードコート層とすることにより、ハードコート層を設ける別工程が必要とならず、このようなハードコート層がさらに設けられた拡散レンズアレイシートの製造コストを低減することができる。
本第1実施形態による背面投射型ディスプレイ装置としてのリアプロジェクションテレビ(全体構成は図示を省略する)は、筐体と、前面側(図1中の右側)を筐体の外部へ露出させるとともに背面側(図1中の左側)を筐体の内部へ露出させた略長方形平板状をなす透過型スクリーン10(図1参照)と、筐体内に配置され、透過型スクリーンの背面に対して映像光Lを投射する光源としてのプロジェクタと、同じく筐体内に配置され、プロジェクタから投射される映像光Lの光路を偏向させる少なくとも1枚の反射鏡とを備えている。
これらフレネルレンズシート20、レンチキュラーレンズアレイシート30は、透過型スクリーン10の背面側(入射側、図1中の左側)から前面側(出射側、図1中の右側)にかけて順次配置されているとともに、互いに略平行となるように配置されている。
光拡散板45は、光拡散剤が混入された光拡散層41と、この光拡散層41が接着された透明基板44とを備えたものであり、その入射側に光拡散層41が配置されるとともに、その出射側に透明基板44が配置されるように構成されている。
レンチキュラーレンズアレイ31は、その入射側に略半円柱状をなす複数のシリンドリカルレンズ(単位レンズ)が互いに略平行となるように配列されてなるレンズアレイが設けられ、その出射側に複数のシリンドリカルレンズによるストライプ状の非集光部を遮光する遮光層(ブラック・ストライプ)32が設けられて構成されている。
したがって、光拡散板55における光拡散層51の一方の面51Aが、レンチキュラーレンズアレイシート30の出射面となっている。また、レンチキュラーレンズアレイシート30の出射面、つまり光拡散層51の一方の面51Aは、微細な凹凸形状を有するマット面とされている。さらに、この光拡散層51は、それ自体が所定の硬度を有するハードコート層となっている。
まず、図2に示すように、光拡散剤が混入された光拡散転写層51と、光拡散転写層51の一方の面51Aに貼着された第1の離型フィルム52と、光拡散転写層51の他方の面51Bに貼着された第2の離型フィルム53とを備えた光拡散層転写シート50を用意する。
光拡散剤としては、例えば樹脂ビーズやガラスビーズ等が用いられる。ここで、光拡散剤の平均粒径は、小さすぎると光の散乱成分が大きくなり、逆に大きすぎると光の散乱ムラが大きくなってしまうことから、平均粒径が5〜30μmに設定されており、また、光拡散剤の添加量は、少なすぎると拡散特性が小さくなり、多すぎると光拡散転写層51が硬化したときの接着性が低下してしまうことから、活性エネルギー線硬化型樹脂に対して1〜30重量%に設定されている。
このような活性エネルギー線硬化型樹脂の特性については、硬化する前の状態で、再剥離性を確保するために例えば100g/inch程度の粘着性を有し、硬化した後の状態で、接着性を確保するために例えばセロテープ(登録商標)密着性が良好であることが要求される。
第2の離型フィルム53としては、光拡散転写層51に貼着される面に対してフッ素処理、シリコン処理等の表面処理(離型処理)が施されたPETフィルムが用いられ、この第2の離型フィルム53は、光拡散転写層51が硬化する前の状態において光拡散転写層51から容易に離型可能とされている。
つまり、第1の離型フィルム52は、第2の離型フィルム53よりも、光拡散転写層51に対する離型性が低くなっているのである。
次に、図3(b)に示すように、ロールRを用いて、光拡散層転写シート50の光拡散転写層51を、その他方の面51Bが例えばアクリル−スチレン共重合樹脂等の透明基板54の表面に密着するようにして、透明基板54に貼着する。このとき、光拡散層51が常温で粘着性を有する場合には、そのまま光拡散層51を透明基板54に貼着すればよい。また、光拡散層51が加熱によって粘着性を有する場合には、ロールRに対して約100°Cの熱を加え、このロールRからの熱によって光拡散層51に粘着性を発揮させるようにして、光拡散層51を透明基板54に貼着する。
次に、図3(d)に示すように、硬化した光拡散転写層51から第1の離型フィルム52を離型させることにより、光拡散剤が混入された光拡散層51とこの光拡散層51が接着された透明基板54とを備え、かつ光拡散層51の一方の面51Aがマット面とされた光拡散板55を得ることができる。
最後に、得られた光拡散板55の透明基板54を、レンチキュラーレンズアレイ31に対して接着剤層33によって接着することにより、図1に示したようなレンチキュラーレンズアレイシート30を製造することができる。
このように、マット面を光拡散層51に形成したことで、光拡散層51とマット面とを1つの工程で透明基板54に設けることが可能となり、光拡散層51及びマット面を有するレンチキュラーレンズアレイシート30の製造コストを低減することができる。
そのため、この第1の離型フィルム52のマット面の形状が、透明基板54に接着された光拡散層51の一方の面51Aに転写されることになり、上述した構成の光拡散板55を1つの工程で得ることができて、光拡散層51及びマット面を有するレンチキュラーレンズアレイシート30の製造コストを低減することができる。とくに、第1の離型フィルム52のマット面の形状を適宜選定することにより、所望の特性のマット面を光拡散層51に対して精度よく容易に形成することができる。なお、マット性を付与するために用いられるマットフィルムとしては、例えばサンドブラスト処理、ケミカルマット処理、練り込みマット処理されたフィルムが使用できる。
なお、光拡散層転写シート50における光拡散転写層51の他方の面51Bには、必ずしも第2の離型フィルム53が貼着されている必要はない。例えば、光拡散転写層51とこの光拡散転写層51の一方の面51Aに貼着された第1の離型フィルム52とからなる光拡散層転写シート50を積層構造(例えば粘着テープ状)とし、光拡散転写層51の他方の面51Bを第1の離型フィルム52に貼着するようにすれば、取扱い性の著しい低下を招くことはない。この場合、光拡散転写層51の一方の面51Aと第1の離型フィルム52との貼着面が、光拡散転写層51の他方の面51Bと第1の離型フィルム52との貼着面よりも先に離型することがないように、第1の離型フィルム52において光拡散転写層51の他方の面51Bに貼着される面に対してフッ素処理、シリコン処理等の表面処理(離型処理)を施しておく必要がある。
本第2実施形態によるレンチキュラーレンズアレイシート30では、図4に示すように、光拡散板55における光拡散層51の一方の面51Aである出射面が、微細な凹凸形状を有するマット面とされており、かつ、この出射面に低反射層56が設けられている。この低反射層56は、テトラエトキシシラン、フッ素シラン、多孔性シリカ粒子などを溶剤に分散した低屈折率コーティング剤を塗布し、加熱、活性エネルギー線(例えば紫外線)照射により成膜された防眩性低反射層であり、屈折率約1.365、膜厚約100nm、接触角θ約110°である。
また、第1の離型フィルム52は、低反射転写層56及び光拡散転写層51に貼着される面がマット面とされており、かつ、光拡散転写層51及び低反射転写層56が硬化した後の状態において光拡散転写層51及び低反射転写層56から容易に離型可能とされている。
最後に、得られた光拡散板55の透明基板54を、レンチキュラーレンズアレイ31に対して接着剤層33によって接着することにより、図4に示したようなレンチキュラーレンズアレイシート30を製造することができる。
本第3実施形態によるレンチキュラーレンズアレイシート30では、図6に示すように、光拡散板55における光拡散層51の一方の面51Aである出射面がマット面とされておらず、かつ、この出射面に低反射層56が設けられている。
また、第1の離型フィルム52は、低反射転写層56及び光拡散転写層51に貼着される面がマット面とされておらず、かつ、光拡散転写層51及び低反射転写層56が硬化した後の状態において光拡散転写層51及び低反射転写層56から容易に離型可能とされている。
最後に、得られた光拡散板55の透明基板54を、レンチキュラーレンズアレイ31に対して接着剤層33によって接着することにより、図6に示したようなレンチキュラーレンズアレイシート30を製造することができる。
例えば、本実施形態による拡散レンズアレイシートは、その拡散レンズアレイの入射側に、複数の単位レンズがマトリックス状に配列されてなるレンズアレイが設けられたマイクロレンズアレイシートであってもよい。また例えば、本実施形態による拡散レンズアレイシートは、その拡散レンズアレイの入射側に、複数のシリンドリカルレンズ(単位レンズ)が略平行に配列された第1のレンズアレイと複数のシリンドリカルレンズ(単位レンズ)が略平行に配列された第2のレンズアレイとがそれらのシリンドリカルレンズの長さ方向を互いに交差させるように同一平面上に配置されてなるレンズアレイが設けられたクロスレンチレンズシートであってもよい。さらに例えば、本実施形態による拡散レンズアレイシートは、その拡散レンズアレイの入射側に、映像光を反射して拡散させる複数の単位レンズが配列されてなるレンズアレイが設けられたプリズムレンズアレイシートであってもよい。
20 フレネルレンズシート
21 フレネルレンズ
30 レンチキュラーレンズアレイシート(拡散レンズアレイシート)
31 レンチキュラーレンズアレイ(拡散レンズアレイ)
32 遮光層
33 接着剤層
41 光拡散層
44 透明基板
45 光拡散板
50 光拡散層転写シート
51 光拡散層(光拡散転写層)
51A 光拡散層(光拡散転写層)の一方の面
51B 光拡散層(光拡散転写層)の他方の面
52 第1の離型フィルム(離型フィルム)
53 第2の離型フィルム
54 透明基板
55 光拡散板
56 低反射層(低反射転写層)
Claims (10)
- 入射側に拡散レンズアレイが配置されるとともに出射側に光拡散板が配置された拡散レンズアレイシートであって、
前記光拡散板は、光拡散剤が混入された光拡散層と該光拡散層に接着部材を介することなく接着された透明基板とを備え、前記光拡散層の一方の面が出射面とされていることを特徴とする拡散レンズアレイシート。 - 請求項1に記載の拡散レンズアレイシートにおいて、
前記出射面がマット面とされていることを特徴とする拡散レンズアレイシート。 - 請求項1または2に記載の拡散レンズアレイシートにおいて、
前記出射面に低反射層が設けられていることを特徴とする拡散レンズアレイシート。 - 入射側に拡散レンズアレイが配置されるとともに出射側に光拡散板が配置された拡散レンズアレイシートであって、
前記光拡散板は、光拡散剤が混入された光拡散層と該光拡散層に接着された透明基板とを備え、前記光拡散層の一方の面が出射面とされているとともに該出射面に低反射層が設けられていることを特徴とする拡散レンズアレイシート。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の拡散レンズアレイシートにおいて、
前記光拡散層はハードコート層とされていることを特徴とする拡散レンズアレイシート。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の拡散レンズアレイシートを備えていることを特徴とする透過型スクリーン。
- 請求項6に記載の透過型スクリーンと、
前記透過型スクリーンの背面に映像光を投射する光源と、を備えていることを特徴とする背面投射型ディスプレイ装置。 - 光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する光拡散転写層と、該光拡散転写層の一方の面に貼着されるマット面を有し、前記光拡散転写層が硬化した後に該光拡散転写層から離型可能な離型フィルムと、を備えた光拡散層転写シートを用いて光拡散レンズアレイシートを製造するための方法であって、
前記光拡散層転写シートの前記光拡散転写層を前記透明基板に貼着する工程と、
前記透明基板に貼着された前記光拡散転写層に活性エネルギー線を照射し、前記光拡散転写層を硬化させて前記透明基板に接着する工程と、
硬化した前記光拡散転写層から前記離型フィルムを離型させて光拡散板を得る工程と、
前記光拡散板を前記拡散レンズアレイに接着する工程と、を備えていることを特徴とする拡散レンズアレイシートの製造方法。 - 光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する光拡散転写層と、該光拡散転写層の一方の面に設けられる低反射転写層と、該低反射転写層の一方の面に貼着されるマット面を有し、前記光拡散転写層及び低反射転写層が硬化した後に該光拡散転写層及び低反射転写層から離型可能な離型フィルムと、を備えた光拡散層転写シートを用いて光拡散レンズアレイシートを製造するための方法であって、
前記光拡散層転写シートの前記光拡散転写層を前記透明基板に貼着する工程と、
前記透明基板に貼着された前記光拡散転写層に活性エネルギー線を照射し、前記光拡散転写層を硬化させて前記透明基板に接着する工程と、
硬化した前記光拡散転写層及び低反射転写層から前記離型フィルムを離型させて光拡散板を得る工程と、
前記光拡散板を前記拡散レンズアレイに接着する工程と、を備えていることを特徴とする拡散レンズアレイシートの製造方法。 - 光拡散剤が混入されるとともに粘着性を有し、かつ活性エネルギー線が照射されたときに硬化して接着性を発揮する光拡散転写層と、該光拡散転写層の一方の面に設けられる低反射転写層と、該低反射転写層の一方の面に貼着され、前記光拡散転写層及び低反射転写層が硬化した後に該光拡散転写層及び低反射転写層から離型可能な離型フィルムと、を備えた光拡散層転写シートを用いて光拡散レンズアレイシートを製造するための方法であって、
前記光拡散層転写シートの前記光拡散転写層を前記透明基板に貼着する工程と、
前記透明基板に貼着された前記光拡散転写層に活性エネルギー線を照射し、前記光拡散転写層を硬化させて前記透明基板に接着する工程と、
硬化した前記光拡散転写層及び低反射転写層から前記離型フィルムを離型させて光拡散板を得る工程と、
前記光拡散板を前記拡散レンズアレイに接着する工程と、を備えていることを特徴とする拡散レンズアレイシートの製造方法。
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