JP2006154055A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006154055A JP2004342027A JP2004342027A JP2006154055A JP 2006154055 A JP2006154055 A JP 2006154055A JP 2004342027 A JP2004342027 A JP 2004342027A JP 2004342027 A JP2004342027 A JP 2004342027A JP 2006154055 A JP2006154055 A JP 2006154055A
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Abstract

【課題】裏紙作成時のトナーの消費を無くし、機密性の高い情報を印刷した用紙を裏紙として使用可能にするために提案されたものであり、給紙部と画像形成部の間に画像消去手段を設け、無効面の画像に接して回転させて少なくとも画像の一部を消去することで、裏紙のマーキングのためにトナーを消費することなく、機密性の高い情報を印刷した用紙も裏紙として使用可能になり、裏紙の利用率が上がることで省資源の促進、コスト削減を可能にした画像形成装置を提供すること。
【解決手段】ユーザーからの入力情報により画像を形成する画像形成手段と、片面画像形成された使用済みの転写材を前記画像形成手段に給紙する給紙手段とを有し、前記転写材上の画像形成された使用面と接触して少なくとも画像の一部を消去する画像消去手段と、前記画像消去手段の動作を選択する動作選択手段を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙上に形成されたトナー画像を該用紙上に発熱及び/又は加圧により定着する定着装置を備える複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関する。
近年、環境問題への関心の高まり、コスト低減等の観点から、裏紙への関心と、需要が高まってきている。裏紙とは、コピー用紙の再利用を目的とし、従来は片面だけコピーして廃却されていた用紙の裏面に別の情報を形成して使用することである。裏紙を使用することで、紙の消費量を削減することが可能となり、省資源の促進、コスト削減が可能となっている。
一方、裏紙使用時の主な問題点としては、どちらの面が現在の有効面なのかが分からなくなってしまうといった問題や無効面の文章も再読可能となってしまうため、機密度の高い情報等を印刷した用紙は裏紙として使用できない等の問題点があった。
これを解決するために、従来は、無効面にマーキングを施す方法が提案されてきた(特許文献1〜3参照)。
特開平05−057966号公報 特開平10−339974号公報 特開平07−199738号公報
しかしながら、これらの方法は、裏紙使用時に無効面に×印や網線等の情報を作成するものであり、この方法により有効面/無効面の識別は可能となった。しかし、無効面にマーキングを施す際に画像形成に用いられるトナーを使用するため、トナーの消費量は増加してしまう。又、単純にマークを入れるだけでは無効面の文章の再読が可能となるため、重要度の高い情報を印刷した用紙を裏紙として使用可能にしようとすると、無効面の画像情報全面にベタ画像を形成することになり、更にトナーの消費量が増加してしまう問題が発生していた。
そこで、本発明の目的は、裏紙作成時のトナーの消費を無くし、機密性の高い情報を印刷した用紙を裏紙として使用可能にするために提案されたものであり、給紙部と画像形成部の間に画像消去手段を設け、無効面の画像に接して回転させて少なくとも画像の一部を消去することで、裏紙のマーキングのためにトナーを消費することなく、機密性の高い情報を印刷した用紙も裏紙として使用可能になり、裏紙の利用率が上がることで省資源の促進、コスト削減を可能にした画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、ユーザーからの入力情報により画像を形成する画像形成手段と、片面画像形成された使用済みの転写材を前記画像形成手段に給紙する給紙手段とを有し、前記転写材上の画像形成された使用面と接触して少なくとも画像の一部を消去する画像消去手段と、前記画像消去手段の動作を選択する動作選択手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、裏紙のマーキングのためにトナーを消費することなく、機密性の高い情報を印刷した用紙も裏紙として使用可能になり、裏紙の利用率が上がることで省資源の促進、コスト削減を可能にした画像形成装置を提供することが可能となった。
<実施の形態1>
以下に本発明の実施の形態について説明する。
図2に本発明に係る画像形成装置の概略を図示する。
図2において、101は原稿、102は原稿103の情報をドラム103上に投影するための光学ユニット、104はドラム103上に転写材Pに転写されずに残ったトナーを除去するためのクリーニングユニット、105は1次帯電器とブランクユニット、106はドラム103上の静電潜像にトナーを供給するための現像器ユニット、107はドラム103上のトナーを転写材Pに転写し静電気によりドラム103に吸着している転写材Pを分離するための転写・分離ユニットである。108,109は転写材を収納するための転写材積載手段としてのカセット、110はカセット108,109から転写材Pをピックアップし分離、給紙するためのA,B,Cローラ1,2,3から供給された転写材Pをドラム103まで搬送するための縦パスユニット、111は光学ユニット102の動きに連動して転写材Pをドラム103へと搬送するレジローラ、112は転写・分離ユニット107を経た転写材Pを定着ユニット113へと搬送する搬送ユニットである。
レジローラ111の上流側には、画像消去ユニット119が設けられている(詳細は後述)。114は排紙・反転ユニットで、該排紙・反転ユニット114は、排紙トレー115上へ転写材Pを機外排出するか、ドラム103へ再転写するため、転写材Pを搬送するための再給紙搬送部118へ転写材Pを搬送するかを切り替えるためのフラッパー114aを有している。116はマルチユニット、117は現像器ユニット106にトナーを補給するためのホッパーを示している。
次に、上記構成の基本動作の説明を行う。
図2において、不図示の操作部によりユーザーがコピースタートボタンを押すと、カセット108,109のうち何れか(転写材のサイズ、裏紙使用の選択等により自動若しくはユーザーが選択したカセット)から転写材PがA,B,Cローラ1,2,3により、転写材Pが1枚ずつ給紙され、縦パスユニット110によりレジローラ111に搬送される。このとき、裏紙使用が選択されていれば、レジローラ111前に配置された画像消去ユニットのニップ部を転写材Pが通過後にレジローラ111に搬送される。
原稿101の情報をドラム103上に投影するために、光学ユニット102がスキャンを始め、レジローラ111が転写材Pを搬送し、原稿101の情報を転写材Pに転写した後、転写材Pは、搬送部112を経て定着部113へと搬送され、画像を定着した後、不図示の操作部での設定による排紙・反転ユニット114のフラッパー114aの制御により排紙トレー115上に機外排出されるか、再給紙搬送部118に搬送され、再度ドラム103上の原稿情報を転写すべく搬送される。
次に、画像消去ユニットの構成について説明する。
図1は画像消去ユニットの概要を図示する。
図1において、カセット108又は109から給紙された転写材Pは、縦パスユニット110を通過して画像消去ユニットに搬送される。画像消去ユニットは、アルミ芯金に150番のサンドペーパーを巻き付けた画像消去ローラ119aと、アルミ芯金にスポンジゴム層を有し、画像消去ローラ119aと対向して配置された画像消去補助ローラ119b、画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119bを通過通過後に転写材Pを平滑化するアルミ芯金にゴム層を有するカレンダローラ対119cで構成されている。
画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119b、カレンダローラ対119cは着脱可能に配置されて通常は離間しているが、この動作を選択する選択手段からの信号により着状態とり長手全域に亘ってニップを形成する。画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119b、カレンダローラ119cは、それぞれ不図示の駆動モーターで駆動されている。画像消去ローラ119aは、画像消去補助ローラ119bより3%速く回転するように回転数を制御されている。この速度差によって、転写材P上に形成されているトナー画像の少なくとも一部を消去することが可能となっている。
給紙カセット108又は109は、少なくとも1段は裏紙専用カセットとなっている。裏紙専用カセットには、転写材Pは、無効面が上になるように積載されている。本実施の形態で用いたフローチャートを図3に示す。
選択手段は不図示の操作部からの信号によって動作する。不図示の操作部で裏紙使用ボタンを押されると、裏紙専用カセットから給紙が行われる前に画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119bが不図示の圧付勢手段によって加圧され、着状態となってニップを形成する。転写材Pは、このニップを通過し、無効面の画像の少なくとも一部分を消去され、カレンダローラ対119cで平滑化処理がなされる。本実施の形態における画像消去ユニットを通過させる前後の画像のイメージを図4(a),(b)に示す。画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119b、カレンダローラ119cは、全ての転写材Pの画像形成終了後に脱状態となる。画像消去部を通過した転写材Pは、有効面に通常の画像形成が行われる。
以上の構成を用いて裏紙を500枚通紙したときのトナー消費量の測定と、有効/無効面の判別ができるかを従来時と比較した。結果を表1に示す。尚、通紙時に有効面に形成される画像はA4一枚当たり0.5gのトナーを消費する画像を使用した。又、比較となる従来例は、無効面に×印を印字するものとした。表1より、無効面の判別が可能でありつつ従来と比較して裏紙500枚当たり約35gのトナー消費量の節約が可能となることが分かる。
Figure 2006154055
以上の構成を用いて画像形成を行うことで無効面の画像の少なくとも一部が消去され、裏紙のマーキングのために余分なトナーを消費することなく有効面/無効面の判別が可能となる画像形成装置を提供でき、裏紙の利用率が上がることで省資源の促進、コスト削減を可能にした。
<実施の形態2>
以下に本発明の実施の形態2について説明する。
尚、本実施の形態で用いた画像形成装置及び画像消去手段は実施の形態1で用いたもの(図1及び図2)と同様であるため、説明は省略する。
本実施の形態では、動作選択手段作動時に消去レベル選択手段を設けたことを特徴としており、画像消去レベルの選択を可能にするものである。
不図示の操作部において裏紙使用ボタンと、画像消去レベル(通常モード、機密モード)を入力すると、画像消去レベルに応じて画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119bの速度差が変化する。通常モードは実施の形態1と同じの速度差で回転し、機密モードは7%の速度差で回転するように設定されている。機密モードは、プライバシー情報を含む文書、機密文書等を裏紙として使用するときに用いるのが良い。選択された加圧力で画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119bが加圧されて着状態となり、ニップ部を形成する。転写材Pは、このニップを通過し、無効面の画像の少なくとも一部分を消去され、カレンダローラ対119cで平滑化処理がなされる。画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119b、カレンダローラ119cは、全ての転写材Pの画像形成終了後に脱状態となる。画像消去部を通過した転写材Pは、有効面に通常の画像形成が行われる。
以上の制御を用いて機密モードにおいて裏紙を100枚通紙したときのトナー消費量の測定と無効面の再読ができるかを従来時と比較した。結果を表2に示す。尚、通紙時に有効面に形成される画像はA4サイズ1枚当たり0.5gのトナーを消費する画像を使用した。又、比較となる従来例は、無効面が再読不能となるように画像域全体に均一濃度の画像を形成した。表2より、機密モードを設けることで、再読不可能でありつつ従来と比較して裏紙100枚当たり約67gのトナー消費量の節約が可能となった。
Figure 2006154055
以上の制御を用いて画像形成を行うことで、機密情報を含んだ文書も余分なトナーを消費することなく裏紙として使用することが可能な画像形成装置を提供でき、裏紙の利用率が上がることで更なる省資源の促進、コスト削減を可能にした。
<実施の形態3>
以下に本発明の実施の形態3について説明する。
尚、本実施の形態で用いた画像形成装置は実施の形態1で用いたもの(図2)と同様であるため、説明は省略する。
本実施の形態では、実施の形態1で用いた画像消去ローラ119a、画像消去補助ローラ119bを2つ並列配置したことを特徴としており、無効面の再読をより確実にするものである。
本実施の形態で用いた画像消去部の概略図を図6に示す。
図6は図1の画像消去ローラ119aと画像消去補助ローラ119b部とカレンダローラ対119cの間に、第2画像消去ローラ119dと第2画像消去補助ローラ119eを配置したものである。第2画像消去ローラ119dは、画像消去ローラ119aより細かいサンドペーパーが巻き付けられている。本実施の形態では、220番のサンドペーパーを用いている。
以上の構成を用いることで、更に確実に画像の消去を行うことが可能となった。
本発明の実施の形態1に係る画像消去手段の概略構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施の形態1における動作選択手段と画像消去手段の制御のフローチャートである。 画像消去ユニットを通過させる前後の画像のイメージ図である。
符号の説明
102 光学ユニット
103 ドラム
104 クリーニングユニット
105 1次帯電器・ブランクユニット
107 転写・分離ユニット
110 縦パスユニット
111 レジローラ
112 搬送ユニット
113 定着ユニット
114 排紙・反転ユニット
116 マルチユニット
117 ホッパー
118 再給紙搬送部
119 画像消去ユニット

Claims (6)

  1. ユーザーからの入力情報により画像を形成する画像形成手段と、片面画像形成された使用済みの転写材を前記画像形成手段に給紙する給紙手段とを有し、前記転写材上の画像形成された使用面と接触して少なくとも画像の一部を消去する画像消去手段と、前記画像消去手段の動作を選択する動作選択手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像消去手段は、前記画像形成手段と前記給紙手段の間に配置されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像消去手段及び前記選択手段は、画像形成前に動作することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記動作選択手段は、操作部からの信号によって動作することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像消去手段は、少なくとも2段階以上消去レベルを選択できるレベル選択手段を持つことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像消去手段は、複数の画像消去部材を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
JP2004342027A 2004-11-26 2004-11-26 画像形成装置 Withdrawn JP2006154055A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010277013A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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