JP2006153915A - カメラ用セクタ駆動装置 - Google Patents

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Yasuhiro Saito
康弘 齋藤
Yoichi Nakano
洋一 中野
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Abstract

【課題】 アクチュエータを構成するロータとセクタとを一体化したカメラ用セクタ駆動装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 カメラ用セクタ駆動装置は、コイル3aが巻回されたステータ(3)と、コイル(3a)に通電することにより支軸(2b)を支点として回動するロータ(4)と、支軸(2b)とロータ(4)との間に介在する軸受け部(10)と、ロータ(4)と一体であり、ロータ(4)の回動に伴って揺動する第一セクタ(5)とを備えている。ロータ(4)、軸受け部(10)、第一セクタ(5)は、インサート成形により一体成形されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばシャッタ開口を開閉するカメラ用セクタ駆動装置に関する。
従来、シャッタ開口を開閉等するカメラ用セクタ駆動装置は、アクチュエータによってセクタを駆動するのが一般的であるが、このようなアクチュエータは、コイルを備えたステータと、このコイルに通電することによって回動するロータを備えている。カメラ用セクタを二枚のセクタから構成した場合は、第一セクタをロータにより直接駆動してこれを揺動させ、一方の第二セクタは第一セクタに設けた係合ピンと係合する係合溝を設け、両者を係合させて第二セクタを揺動させる構成のものがある。
このような構成のカメラ用セクタ駆動装置は、特許文献1にも記載されている。ここで、特許文献1に記載されたカメラ用セクタ駆動装置では、ロータに相当する円環状の永久磁石をセクタ(シャッタ羽根)に固着している。すなわち、ロータとセクタとは元々は別体のものである。また、セクタに設けた係合ピン(連係ピン)は、セクタに植設した構成となっており、この係合ピンも元々はセクタとは別体の構造となっている。
実開平3−108209号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載したようなカメラ用セクタ駆動装置では、その製造工程において、セクタを成形した後、そのセクタにロータや係合ピンを取り付けなければならず、製造工程が煩雑となる。特に、カメラの薄型化、小型化が進み、カメラを構成する部品も小型化する今日においては、セクタを成形した後、そのセクタに他の部品を接着等することは非常に困難なことになってきている。
そこで本発明は、製造工程を簡略化することができるカメラ用セクタ駆動装置を提供することを課題とする。
かかる目的を達成するための本発明のカメラ用セクタ駆動装置は、コイルが巻回されたステータと、前記コイルに通電することにより支軸を支点として回動するロータと、前記支軸と前記ロータとの間に介在する軸受け部と、前記ロータと一体であり、前記ロータの回動に伴って揺動するセクタとを備えたカメラ用セクタ駆動装置であって、前記ロータと、前記軸受け部と、前記セクタとをインサート成形による一体成形としたことを特徴とする(請求項1)。
このような構成のカメラ用セクタ駆動装置とすれば、セクタ周辺の組み立て工程を大幅に簡略化することができ、カメラの薄型化、小型化に伴う部品の小型化にも対応することができる。
このようなカメラ用セクタ駆動装置では、前記セクタとの間に介在させた係合手段により、前記セクタの揺動に伴って揺動する従動セクタを有し、前記係合手段を、前記セクタに設けた係合ピンと、当該係合ピンと係合する前記従動セクタに設けた係合溝とから構成し、前記係合ピンを前記ロータ、前記軸受け部及び前記セクタと共にインサート成形により一体成形した構成とすることもできる(請求項2)。また、前記支軸を基板から立設し、当該基板と前記ロータとの間に介在させるスペーサを前記ロータ、前記軸受け部及び前記セクタと共にインサート成形により一体成形した構成とすることもできる(請求項3)。これは、完成品となったときにセクタと一体をなす構成要素については、インサート成形によって一体成形とする趣旨である。
本発明によれば、ロータと、軸受け部とセクタとをインサート成形により一体成形するようにしたので、製造工程におけるセクタへのロータや軸受け部の組み付け作業を廃止することができ、製造工程を簡略化できる。また、完成品としたときに、ロータや軸受けのセクタからの脱落を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明のカメラ用セクタ駆動装置1の平面図である。これらのうち、図1は、基板2に設けたシャッタ開口2aを開いた状態、図2は、基板2に設けたシャッタ開口2aを閉じた状態を示している。また、図3は、図1におけるA−A線で断面とし、一部を拡大して示した拡大断面図である。
カメラ用セクタ駆動装置1は、シャッタ開口2a、第一支軸2b、第二支軸2cが設けられた基板2に取り付けられているとともにコイル3aが巻回されたステータ3と、このコイル3aに通電することにより第一支軸2bを支点として回動するロータ4と、第一支軸2bとロータ4との間に介在する軸受け部10と、ロータ4と一体であり、当該ロータ4の回動に伴って揺動する第一セクタ5と、第二支軸2cを支点として揺動する従動セクタとしての第二セクタ6を備えている。第一セクタ5には係合ピン7が設けられており、第二セクタ6には係合ピン7がスライドできるように係合する係合溝8が設けられている。これらの係合ピン7と係合溝8とが本発明における係合手段に相当し、第一セクタ5が揺動すると、これに伴って係合ピン7が係合溝8に沿ってスライドし、第二セクタ6を揺動させるようになっている。また、ロータ4と基板2との間にはロータ4をスムーズに回動させるためのスペーサ9を備えている。
上記のようなカメラ用セクタ駆動装置1における第一セクタ5と、ロータ4、係合ピン7、スペーサ9、軸受け部10をインサート成形によって一体成形としている。以下、インサート成形の手順について説明する。
まず、円環状に成形した永久磁石からなるロータ4を周囲に空隙が形成されるように型内に収納する。その後、型内に樹脂を流し込んで、第一セクタ5、係合ピン7、スペーサ9、軸受け部10を一体成形する。図4は、第一セクタ5の平面図であり、この図4中に表された構成要素が一体成形されている。
ステータ3やロータ4等を取り付ける基板2は、図3に示すように一段下がった段部11を介して地板13を有し、空間12を形成している。地板13にはステータ3が備えるコイル3aの一部を逃がすことのできる逃げ穴13aが形成されている。また、第一支軸2bは地板13上に形成されている。第二支軸2cは基板2上の所定の位置に設けられている。
以上のような基板2に、ステータ3、一体成形されたロータ4、第一セクタ5等、第二セクタ6を組み付ける。このとき、図3に示すように、ロータ4や、ステータ3の大部分が空間12内に収容されるので、カメラ用セクタ駆動装置1を薄型に成形することができている。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
例えば、前記実施例では、軸受け部10やスペーサ9を第一セクタ5と同一の樹脂を用いて一体成形しているが、軸受け部10やスペーサ9を耐摩耗性に優れたPOM等の他の材質のもので成形したい場合等には、インサート成形において二種以上の樹脂を流し込む二色成形を行うことができる。
本発明のカメラ用セクタ駆動装置の平面図であり、シャッタ開口を開いた状態を示すものである。 同じくカメラ用セクタ駆動装置の平面図であり、シャッタ開口を閉じた状態を示すものである。 図1におけるA−A線で断面とし、一部を拡大した拡大断面図である。 一体成形した第一セクタの拡大した平面図である。
符号の説明
1 カメラ用セクタ駆動装置
2 基板
2a シャッタ開口
2b 第一支軸
2c 第二支軸
3 ステータ
3a コイル
4 ロータ
5 第一セクタ
6 第二セクタ
7 係合ピン
8 係合溝
9 スペーサ
10 軸受け部
11 段部
12 空間
13 地板

Claims (3)

  1. コイルが巻回されたステータと、
    前記コイルに通電することにより支軸を支点として回動するロータと、
    前記支軸と前記ロータとの間に介在する軸受け部と、
    前記ロータと一体であり、前記ロータの回動に伴って揺動するセクタ
    とを備えたカメラ用セクタ駆動装置であって、
    前記ロータと、前記軸受け部と、前記セクタとをインサート成形による一体成形としたことを特徴とするカメラ用セクタ駆動装置。
  2. 前記セクタとの間に介在させた係合手段により、前記セクタの揺動に伴って揺動する従動セクタを有し、前記係合手段は、前記セクタに設けた係合ピンと、当該係合ピンと係合する前記従動セクタに設けた係合溝とからなり、前記係合ピンを前記ロータ、前記軸受け部及び前記セクタと共にインサート成形により一体成形したことを特徴とする請求項1に記載のカメラ用セクタ駆動装置。
  3. 前記第一支軸を基板から立設し、当該基板と前記ロータとの間に介在させるスペーサを前記ロータと共にインサート成形により一体成形したことを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ用セクタ駆動装置。
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