JP2006233812A - ファンモータ - Google Patents

ファンモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2006233812A
JP2006233812A JP2005047514A JP2005047514A JP2006233812A JP 2006233812 A JP2006233812 A JP 2006233812A JP 2005047514 A JP2005047514 A JP 2005047514A JP 2005047514 A JP2005047514 A JP 2005047514A JP 2006233812 A JP2006233812 A JP 2006233812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
impeller
fan motor
surface portion
bottomed cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005047514A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuhei Ishida
周平 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP2005047514A priority Critical patent/JP2006233812A/ja
Publication of JP2006233812A publication Critical patent/JP2006233812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】製造コストを抑えつつ、ファンの重要な特性である風量や静圧を向上できるファンモータの提供。
【解決手段】インペラ1と、インペラ1が一体的に形成された円筒体2とを備え、インペラ1は円筒体2の上面部2aから側面部2bにかけて連結されており、インペラ1の下面と円筒体2の上面部2aとの間の隙間を埋めつつ、インペラ1の上端エッジ部1aから円筒体2の上面部2aに至る部位P1を平面状に形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型電子機器などの冷却用に用いられる軸流ファンモータやブロアモータに関するものである。
従来のファンモータは、図3に示すように、インペラーブレード部101がロータとしての有底円筒体102の上面部102aから側面部102bにかけて一体的に形成されており、有底円筒体102の回転中心側から上面部102aにかけてのインペラブレード部1の下面と当該上面部102aとの間には風量を高めるために隙間P2が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−006498号公報
図3に記載の構成では、インペラブレード部1と有底円筒体102とが射出成形により成形されるため、上記隙間P2がアンダー部となって一方向に型抜きすることができず、金型を回転して型抜きすることが必要になる。ところが、このような回転して型抜きする金型は高い精度が必要なため高価である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、製造コストを抑えつつ、ファンの重要な特性である風量や静圧を向上できるファンモータを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明のファンモータは、インペラ1と、当該インペラ1が一体的に形成された円筒体2とを備えるファンモータであって、前記インペラ1は前記円筒体2の上面部2aから側面部2bにかけて連結されており、前記インペラ1の下面と前記円筒体2の上面部2aとの間の隙間を埋めつつ、前記インペラ1の上端エッジ部1aから前記円筒体2の上面部2aに至る部位P1を平面状に形成した。
また、上記構成において、前記円筒体2の上面部2aを、当該円筒体2の中心部に向かうほど隆起した円錐状に形成した。
以上説明したように、本発明によれば、インペラと円筒体とを射出成形により成形する際に、円筒体の上面部とインペラの下面との間の隙間に相当するアンダー部が存在せず、従来に比して成形品の型抜きが容易化され、製造コストを抑えることができる。
また、円筒体の上面部を中心部に向かうほど隆起した円錐状に形成したことによって、風の流れを中心部からブレードへとガイドし、風量や静圧を飛躍的に向上させることができる。
以下に、本発明の好適な一実施形態につき、添付の図面を参照して説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
図1は、本発明に係る実施形態のファンモータにおけるロータ部分の外観図(a)、平面図(b)、及び側面図(c)である。図2は、本発明に係る実施形態のファンモータの側断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のブラシレス軸流ファンモータは、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルビデオカメラ、PDAなどの小型電子機器に搭載されるCPUなどの電子部品の冷却用や他の冷却が必要な装置内に搭載され、インペラが一体的に形成されたロータ(回転子)と、このロータを軸支するステータ(固定子)とを備える。
ロータは、インペラブレード部1が形成された有底円筒体2と、その中心部に固定された回転軸3と、この回転軸3と同軸に有底円筒体2の凹部内に収容される磁性材料からなる円環状のヨーク4と、このヨーク4の内方に配置される多極に着磁されたマグネット(永久磁石)5とを有する。
インペラブレード部1は、図1(b)に示す平面視において、有底円筒体2の上面部2aから側面部2bにかけて連結されており、上面部2aの中心部側から扇状及びらせん状に広がる複数(例えば、5箇所)のブレード部が放射状に形成され、側面部2bからさらに外方に延びている。また、ブレード部1は、例えば、樹脂材料の射出成形により有底円筒体2と一体的に成形される。なお、有底円筒体2の上面部2aには、金型に樹脂材料を流し込むためのゲートの痕であるゲート成形穴11が形成される。
各インペラブレード部1は、有底円筒体2の上面部2a及び側面部2bに対して傾斜して形成されており、側面部2bのブレード部1は有底円筒体2の最外周面から外方に延びている。
ステータは、ハウジング6の中央部分に上端が開口した筒状の軸受収容部7が立設されており、この軸受収容部7の内周面に回転軸3を軸支する軸受部8が収容される。軸受部8は、例えば金属部材に潤滑油が含浸されたすべり軸受であり、回転軸3をラジアル方向に回転自在に軸支する。また、回転軸3の端部3aは、凸状曲面に形成されており、軸受収容部7の底面部7aでスラスト方向に支持される。ハウジング6も樹脂材料を射出成形して成形される。
上記ハウジング6における軸受収容部7の周囲には、ステータとしてのコイル巻線9と、このコイル巻線9に通電する回路基板10とが設けられている。コイル巻線9は、ロータのマグネット5に所定の隙間を有して対向配置され、コイル巻線9に通電し、励磁される極性を反転させることによって、ロータのヨーク4とマグネット5によりインペラを回転駆動させる。
本実施形態のロータは、有底円筒体2の上面部2aから側面部2bの最外周部にかけてのインペラブレード部1の下面との間の(従来あった)隙間Aを埋めつつ、ブレード部1の上端エッジ部1aから有底円筒体2の上面部2a及び側面部2bに至る部位に、鉛直方向に沿って平面状の壁部P1が形成されている。上述の如く構成したことによって、インペラブレード部1と有底円筒体2とを射出成形により成形する際に、有底円筒体2の上面部2aとブレード部の下面との間の隙間に相当するアンダー部が存在せず、従来に比して成形品の型抜きが容易化され、製造コストを抑えることができる。具体的には、有底円筒体2の側面部2bには、上記平面状の壁部P1から連続し、金型の割面に対応するパーティングライン2cが形成されており、金型はこのパーティングライン2cを境にして上下方向に(回転せずに)型開き可能となる。
また、有底円筒体2の上面部2aは、その中心部に向かうほど隆起した円錐状(流線型)に形成されている。なお、上記円錐状部分の頂部はブレード部1の上端エッジ部1aより高い位置となり、側面部2bに向かってなだらかに傾斜している。また、回転軸3の中心軸と隆起した斜面とのなす角度θは、例えば、70°±1°に設定することが好ましい。上記構成により、円錐状部分が風の流れFを中心部からブレード部1へとガイドし、風量や静圧を飛躍的に向上させることができる。
本発明は、図示の回転軸3に平行に送風する軸流ファンタイプのファンモータのほか、軸に対して垂直方向に送風するブロワーファンタイプでも適用可能である。また、上記実施形態はブラシレスファンモータについてのみ述べたが、これに限定されず、種々の用途のモータに本発明は適用可能であることは言うまでもない。
本発明に係る実施形態のファンモータにおけるロータ部分の外観図(a)、平面図(b)、及び側面図(c)である。 本発明に係る実施形態のファンモータの側断面図である。 従来のファンモータの平面図(a)及び側面図(b)である。
符号の説明
1 インペラブレード部
1a 上端エッジ部
2 有底円筒体
2a 上面部
2b 側面部
3 回転軸
3a 回転軸の端部
4 ヨーク
5 マグネット
6 ハウジング
7 軸受収容部
7a 底面部
8 軸受部
9 コイル巻線
10 回路基板
11 ゲート成形穴

Claims (2)

  1. インペラと、当該インペラが一体的に形成された円筒体とを備えるファンモータであって、
    前記インペラは前記円筒体の上面部から側面部にかけて連結されており、
    前記インペラの下面と前記円筒体の上面部との間の隙間を埋めつつ、前記インペラの上端エッジ部から前記円筒体の上面部に至る部位を平面状に形成したことを特徴とするファンモータ。
  2. 前記円筒体の上面部を、当該円筒体の中心部に向かうほど隆起した円錐状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
JP2005047514A 2005-02-23 2005-02-23 ファンモータ Pending JP2006233812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005047514A JP2006233812A (ja) 2005-02-23 2005-02-23 ファンモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005047514A JP2006233812A (ja) 2005-02-23 2005-02-23 ファンモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006233812A true JP2006233812A (ja) 2006-09-07

Family

ID=37041759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005047514A Pending JP2006233812A (ja) 2005-02-23 2005-02-23 ファンモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006233812A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101956722A (zh) * 2010-06-03 2011-01-26 深圳市傲星泰科技有限公司 一种风扇
WO2014034770A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 シャープ株式会社 送風装置
WO2018198799A1 (ja) * 2017-04-27 2018-11-01 日本電産株式会社 送風装置
WO2019012880A1 (ja) * 2017-07-11 2019-01-17 日本電産株式会社 送風装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654995A (en) * 1979-10-06 1981-05-15 Papst Motoren Kg Axial fan
JPH0783190A (ja) * 1993-09-14 1995-03-28 Tanashin Denki Co 軸流ファン

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654995A (en) * 1979-10-06 1981-05-15 Papst Motoren Kg Axial fan
JPH0783190A (ja) * 1993-09-14 1995-03-28 Tanashin Denki Co 軸流ファン

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101956722A (zh) * 2010-06-03 2011-01-26 深圳市傲星泰科技有限公司 一种风扇
WO2014034770A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 シャープ株式会社 送風装置
WO2018198799A1 (ja) * 2017-04-27 2018-11-01 日本電産株式会社 送風装置
CN110537026A (zh) * 2017-04-27 2019-12-03 日本电产株式会社 送风装置
WO2019012880A1 (ja) * 2017-07-11 2019-01-17 日本電産株式会社 送風装置
CN110869618A (zh) * 2017-07-11 2020-03-06 日本电产株式会社 送风装置
JPWO2019012880A1 (ja) * 2017-07-11 2020-05-07 日本電産株式会社 送風装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4926911B2 (ja) ファン
US7109623B2 (en) Motor and electrically-driven fan employing the same
JP2007218101A (ja) 軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン
US20050058543A1 (en) Centrifugal Fan
US9568015B2 (en) Centrifugal fan
US20090110551A1 (en) Axial flow fan
US8508093B2 (en) Heat dissipation fan with magnet ring of varying thickness
US10107304B2 (en) Thin fan with axial airgap
US8579609B2 (en) Fan and inner rotor motor thereof
JP2009041498A (ja) 送風装置
CN114109876B (zh) 送风装置
JP6459338B2 (ja) 送風ファン
JP2009027821A (ja) モータ、送風ファン及びその製造方法
CN101457762B (zh) 轴流风扇单元
US20080095623A1 (en) Counter-rotating fan
JP2006233812A (ja) ファンモータ
US20090022611A1 (en) Cooling fan
US7564155B2 (en) Bearing unit and motor
US9990959B1 (en) Disk drive base with decreased thickness portion angle being less than increased thickness portion angle
US7484931B2 (en) Frame for an electrical fan
JP2010057300A (ja) モータ及びファン
JP5493339B2 (ja) モータ、ファン、モータの製造方法、及びファンの製造方法
US11009032B2 (en) Centrifugal fan
JP6519985B2 (ja) ケーシングおよび送風機
US9856880B2 (en) Motor and blower

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080201

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101213

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110428