JP2006233812A - ファンモータ - Google Patents

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Shuhei Ishida
周平 石田
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Abstract

【課題】製造コストを抑えつつ、ファンの重要な特性である風量や静圧を向上できるファンモータの提供。
【解決手段】インペラ1と、インペラ1が一体的に形成された円筒体2とを備え、インペラ1は円筒体2の上面部2aから側面部2bにかけて連結されており、インペラ1の下面と円筒体2の上面部2aとの間の隙間を埋めつつ、インペラ1の上端エッジ部1aから円筒体2の上面部2aに至る部位P1を平面状に形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型電子機器などの冷却用に用いられる軸流ファンモータやブロアモータに関するものである。
従来のファンモータは、図3に示すように、インペラーブレード部101がロータとしての有底円筒体102の上面部102aから側面部102bにかけて一体的に形成されており、有底円筒体102の回転中心側から上面部102aにかけてのインペラブレード部1の下面と当該上面部102aとの間には風量を高めるために隙間P2が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−006498号公報
図3に記載の構成では、インペラブレード部1と有底円筒体102とが射出成形により成形されるため、上記隙間P2がアンダー部となって一方向に型抜きすることができず、金型を回転して型抜きすることが必要になる。ところが、このような回転して型抜きする金型は高い精度が必要なため高価である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、製造コストを抑えつつ、ファンの重要な特性である風量や静圧を向上できるファンモータを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明のファンモータは、インペラ1と、当該インペラ1が一体的に形成された円筒体2とを備えるファンモータであって、前記インペラ1は前記円筒体2の上面部2aから側面部2bにかけて連結されており、前記インペラ1の下面と前記円筒体2の上面部2aとの間の隙間を埋めつつ、前記インペラ1の上端エッジ部1aから前記円筒体2の上面部2aに至る部位P1を平面状に形成した。
また、上記構成において、前記円筒体2の上面部2aを、当該円筒体2の中心部に向かうほど隆起した円錐状に形成した。
以上説明したように、本発明によれば、インペラと円筒体とを射出成形により成形する際に、円筒体の上面部とインペラの下面との間の隙間に相当するアンダー部が存在せず、従来に比して成形品の型抜きが容易化され、製造コストを抑えることができる。
また、円筒体の上面部を中心部に向かうほど隆起した円錐状に形成したことによって、風の流れを中心部からブレードへとガイドし、風量や静圧を飛躍的に向上させることができる。
以下に、本発明の好適な一実施形態につき、添付の図面を参照して説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
図1は、本発明に係る実施形態のファンモータにおけるロータ部分の外観図(a)、平面図(b)、及び側面図(c)である。図2は、本発明に係る実施形態のファンモータの側断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のブラシレス軸流ファンモータは、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルビデオカメラ、PDAなどの小型電子機器に搭載されるCPUなどの電子部品の冷却用や他の冷却が必要な装置内に搭載され、インペラが一体的に形成されたロータ(回転子)と、このロータを軸支するステータ(固定子)とを備える。
ロータは、インペラブレード部1が形成された有底円筒体2と、その中心部に固定された回転軸3と、この回転軸3と同軸に有底円筒体2の凹部内に収容される磁性材料からなる円環状のヨーク4と、このヨーク4の内方に配置される多極に着磁されたマグネット(永久磁石)5とを有する。
インペラブレード部1は、図1(b)に示す平面視において、有底円筒体2の上面部2aから側面部2bにかけて連結されており、上面部2aの中心部側から扇状及びらせん状に広がる複数(例えば、5箇所)のブレード部が放射状に形成され、側面部2bからさらに外方に延びている。また、ブレード部1は、例えば、樹脂材料の射出成形により有底円筒体2と一体的に成形される。なお、有底円筒体2の上面部2aには、金型に樹脂材料を流し込むためのゲートの痕であるゲート成形穴11が形成される。
各インペラブレード部1は、有底円筒体2の上面部2a及び側面部2bに対して傾斜して形成されており、側面部2bのブレード部1は有底円筒体2の最外周面から外方に延びている。
ステータは、ハウジング6の中央部分に上端が開口した筒状の軸受収容部7が立設されており、この軸受収容部7の内周面に回転軸3を軸支する軸受部8が収容される。軸受部8は、例えば金属部材に潤滑油が含浸されたすべり軸受であり、回転軸3をラジアル方向に回転自在に軸支する。また、回転軸3の端部3aは、凸状曲面に形成されており、軸受収容部7の底面部7aでスラスト方向に支持される。ハウジング6も樹脂材料を射出成形して成形される。
上記ハウジング6における軸受収容部7の周囲には、ステータとしてのコイル巻線9と、このコイル巻線9に通電する回路基板10とが設けられている。コイル巻線9は、ロータのマグネット5に所定の隙間を有して対向配置され、コイル巻線9に通電し、励磁される極性を反転させることによって、ロータのヨーク4とマグネット5によりインペラを回転駆動させる。
本実施形態のロータは、有底円筒体2の上面部2aから側面部2bの最外周部にかけてのインペラブレード部1の下面との間の(従来あった)隙間Aを埋めつつ、ブレード部1の上端エッジ部1aから有底円筒体2の上面部2a及び側面部2bに至る部位に、鉛直方向に沿って平面状の壁部P1が形成されている。上述の如く構成したことによって、インペラブレード部1と有底円筒体2とを射出成形により成形する際に、有底円筒体2の上面部2aとブレード部の下面との間の隙間に相当するアンダー部が存在せず、従来に比して成形品の型抜きが容易化され、製造コストを抑えることができる。具体的には、有底円筒体2の側面部2bには、上記平面状の壁部P1から連続し、金型の割面に対応するパーティングライン2cが形成されており、金型はこのパーティングライン2cを境にして上下方向に(回転せずに)型開き可能となる。
また、有底円筒体2の上面部2aは、その中心部に向かうほど隆起した円錐状(流線型)に形成されている。なお、上記円錐状部分の頂部はブレード部1の上端エッジ部1aより高い位置となり、側面部2bに向かってなだらかに傾斜している。また、回転軸3の中心軸と隆起した斜面とのなす角度θは、例えば、70°±1°に設定することが好ましい。上記構成により、円錐状部分が風の流れFを中心部からブレード部1へとガイドし、風量や静圧を飛躍的に向上させることができる。
本発明は、図示の回転軸3に平行に送風する軸流ファンタイプのファンモータのほか、軸に対して垂直方向に送風するブロワーファンタイプでも適用可能である。また、上記実施形態はブラシレスファンモータについてのみ述べたが、これに限定されず、種々の用途のモータに本発明は適用可能であることは言うまでもない。
本発明に係る実施形態のファンモータにおけるロータ部分の外観図(a)、平面図(b)、及び側面図(c)である。 本発明に係る実施形態のファンモータの側断面図である。 従来のファンモータの平面図(a)及び側面図(b)である。
符号の説明
1 インペラブレード部
1a 上端エッジ部
2 有底円筒体
2a 上面部
2b 側面部
3 回転軸
3a 回転軸の端部
4 ヨーク
5 マグネット
6 ハウジング
7 軸受収容部
7a 底面部
8 軸受部
9 コイル巻線
10 回路基板
11 ゲート成形穴

Claims (2)

  1. インペラと、当該インペラが一体的に形成された円筒体とを備えるファンモータであって、
    前記インペラは前記円筒体の上面部から側面部にかけて連結されており、
    前記インペラの下面と前記円筒体の上面部との間の隙間を埋めつつ、前記インペラの上端エッジ部から前記円筒体の上面部に至る部位を平面状に形成したことを特徴とするファンモータ。
  2. 前記円筒体の上面部を、当該円筒体の中心部に向かうほど隆起した円錐状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
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