JP2006153055A - ねじ保持ベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】 帯状体に対するねじの直交性を確保しつつ、帯状体からのねじの離脱容易性を向上させて、ねじ打ち込み機を使用する作業者の負担を軽減することのできるねじ保持具を提供する。
【解決手段】 軟質合成樹脂製の帯状体2に、当該帯状体2の広幅面の表裏方向に貫通する開口4とこれに同心の状態で裏側に突出した筒状の保持部5とを、帯状体2の長手方向(X方向)に沿って所定間隔で多数形成置し、前記広幅面の表側にねじ11の頭部を位置させて前記保持部5でねじ11の軸部を保持するように構成するとともに、前記帯状体2の長手方向の両側縁部に、当該帯状体2を前記保持部5の形成間隔と同じピッチで移送するための係合部7を設けたねじ保持ベルト1において、前記帯状体2のうち各開口4の周囲の部位に、当該開口4と連通する少なくとも5個の貫通孔8が、周方向に沿って略等間隔に穿設されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 軟質合成樹脂製の帯状体2に、当該帯状体2の広幅面の表裏方向に貫通する開口4とこれに同心の状態で裏側に突出した筒状の保持部5とを、帯状体2の長手方向(X方向)に沿って所定間隔で多数形成置し、前記広幅面の表側にねじ11の頭部を位置させて前記保持部5でねじ11の軸部を保持するように構成するとともに、前記帯状体2の長手方向の両側縁部に、当該帯状体2を前記保持部5の形成間隔と同じピッチで移送するための係合部7を設けたねじ保持ベルト1において、前記帯状体2のうち各開口4の周囲の部位に、当該開口4と連通する少なくとも5個の貫通孔8が、周方向に沿って略等間隔に穿設されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、動力式のねじ打ち込み機に使用されるねじ保持ベルトに関するものである。
ねじ打ち込み機は、動力で駆動されるドライバビットを有する動力式ドライバと、前記ドライバビットの前方にねじを1本ずつ供給するねじ送り機構とを備えており、ねじ送り機構50としては、例えば、特許文献1に記載され且つ図4に示すように、ドライバビット51に被嵌するケース52と、前記ドライバビット51に被嵌した状態で前記ケース52に摺動自在に嵌挿した摺動部材53とを備えた構造が知られている。このねじ送り機構50の構造では、前記ケース52の後端に円筒体54を取り付ける一方、前記摺動部材53に、ねじ11を適宜間隔で植接したねじ保持ベルト1の装填部55を形成し、この装填部55にねじ保持ベルト1を送るためのスプロケット56を設けている。装填部55には、ねじ保持ベルト1の長手方向の両側辺が挿通される溝部58を設けている。また、摺動部材53を、ケース52に内蔵したばね57にてケース52の前端から部分的に突出するように付勢し、更に、ケース52に対する摺動部材53の押し込み動または突出動にて作動するラチェット機構等の送り機構を設けている。これにより、ねじ送り機構50が全体として伸縮動することに伴って、ねじ保持ベルト1を間欠的に移送して、ねじ11をドライバビット51の前方に1本ずつ供給するように構成している。そして、図5(a)に示すように、ねじ11は、その頭部がドライバビット51に押し付けられて、頭部でねじ保持ベルト1を突き破ることによって離脱して対象物に打ち込まれる。なお、図4のねじ送り機構50は、別体のドライバ工具に取り付けられているが、これらを一体化したねじ打ち込み機もある。また、ねじ打ち込み機には、動力源として電気式や空圧式等がある。
このようなねじ打ち込み機に使用されるねじ保持ベルト1は、図5(a)に示すように、帯状体2の表裏面に貫通する開口4を有し且つ裏面側に一体的に突設された筒状の保持部5が、帯状体2の長手方向に沿って所定間隔で多数設けられている。そして、このようなねじ保持ベルト1では、ドライバビット51の押し付けで、ねじ11が帯状体2を速やかに破断して対象物に真直ぐに打ち込まれる必要があり、このため、ねじ11を帯状体2の広幅面に直交させた姿勢を確保しながら、帯状体2からねじ11が容易に抜ける離脱性の向上が求められていた。そのため、従来から、開口4の周縁にはスリットや切り込み等が穿設されており、その形状等に様々な工夫がなされていた。
例えば、特許文献2に記載されているねじ保持ベルト101では、図5(b)に示しているように、帯状体2の開口4の周縁に放射状に4本の線状のスリット10または切り込みを穿設するとともに、スリット10の外方端部に円形状の貫通孔108を穿設している。特許文献2のように、貫通孔108をスリット10に付加することで、スリット10を開き易くし、ねじがドライバビット51に押されて帯状体2から離脱する際に、スリット10で4つに区画された開口4周囲の領域(以降切片部と記載する)109のそれぞれが、裏面側に容易にめくれるようにしている。
また、特許文献3に記載された保持ベルト201では、図5(c)に示しているように、帯状体2の開口4の周縁に、線状のスリットに替えて、開口から遠い外方端部が膨らんだ涙滴形の切溝208を4個放射状に穿設している。この切溝208は、開口に近い内方端部がスリットよりも広い隙間を有し、且つ外方端部の形状は半円形または突形になっている。特許文献3では、この切溝208の形状にすることで、スリットより拡幅し易くし、これにより、帯状体2を均等に破断させて作業者の負担の軽減を図っている。
特公平2−36703号公報(図2参照)
実開昭61−103617号公報(図2参照)
特開平8−189520号公報(図2及び図4参照)
特許文献2及び3のような改良により、ねじ打ち込み機を操作する作業者の負担は、軽減されてはいるものの、更なる負担の軽減が望まれていた。そこで本願発明者は、曲げ作用を受ける切片部の裏面側へのめくれ易さを向上させるために、スリットや切溝等で区画される切片部の面積をさらに小さくすることを検討した。
特許文献2及び3では、開口4(保持部5)の隣接ピッチをできるだけ小さくして高密度でねじを保持するために、貫通孔108及び切溝208を、いずれも4個ずつ設け、X字状の配置パターンを長手方向に沿って形成している。そのため、これらの構造において、前記切片部の面積を小さくするには、貫通孔108及び切溝208の、個々の開口面積を大きくすることが考えられる。
しかしながら、貫通孔108はスリット10の外方端部にて円形に穿設され、また切溝208はその外方端部が半円形または突形となった涙滴形に形成されているため、これらの開口面積を大きくすると、隣接する開口4のそれぞれに配置された貫通孔108同士、あるいは切溝208同士が、互いに近接しあうことになる。そのため、ねじ込みされるねじへの押し付け力に影響されて、このねじの後続のねじに対応する貫通孔108あるいは切溝208に、当該ねじのねじ込み前にも拘わらず、歪みや引き裂きが生じ、ねじの直交性が損なわれることになる。その結果、ねじ込み作業自体に支障を来たすことが考えられる。
本発明は、上記問題を解消して、帯状体に対するねじの直交性を確保しつつ、帯状体からのねじの離脱容易性を向上させて、ねじ打ち込み機を使用する作業者の負担を軽減することのできるねじ保持具の提供を目的とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明におけるねじ保持具は、軟質合成樹脂製の帯状体に、当該帯状体の広幅面の表裏方向に貫通する開口とこれに同心の状態で裏側に突出した筒状の保持部とを、帯状体の長手方向に沿って所定間隔で多数形成し、前記広幅面の表側にねじの頭部を位置させて前記保持部でねじの軸部を保持するように構成するとともに、前記帯状体の長手方向に沿う両側縁部に、当該帯状体を前記保持部の形成間隔と同じピッチで移送するための係合部を設けたねじ保持ベルトにおいて、前記帯状体のうち各開口の周囲の部位に、当該開口と連通する少なくとも5個の貫通孔が、周方向に沿って略等間隔に穿設されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のねじ保持ベルトにおいて、前記各開口の周囲の部位に設けた貫通孔は、前記各開口の同心円上に略等間隔で5個穿設され、これら5個ずつの貫通孔は、5個のうちの1個が前記帯状体の短手方向の幅の略中間を通る長手中心線上に位置するように同じパターンで配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のねじ保持ベルトにおいて、前記各貫通孔は、前記開口に近い内側が狭幅で前記開口に遠い外側が広幅となる形状に形成され、前記狭幅部分と前記開口とは帯状体に穿設されたスリットで繋がれていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、前記開口の周辺の領域は、開口に連通する少なくとも5個の貫通孔によって区画されて少なくとも5つの切片に分割されているから、4つの貫通孔等によって4つの切片に分割されている場合よりも、1切片あたりの面積を小さくすることが可能となり、ねじの頭部が開口の周辺に押し付けられたときの曲げ易さを向上させることができる。その結果、従来より軽い力でねじ打ち作業を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、5個の貫通孔は、そのうちの1個が帯状体の短手方向の幅の中心線上に配置された正五角形を構成するから、残りの4個の貫通孔は、前記中心線から離れて配置されることになる。すなわち、前記中心線上にある貫通孔は、隣接する開口側に突出して近づいた位置となるが、各開口に対して前記貫通孔の配置のパターンが同じ向きで形成されているから、前記中心線上にて貫通孔が対向して並ぶことが無い。従って、隣接する開口のそれぞれに配置される貫通孔同士は、適度に離れてバランスよく設けられるので、互いの干渉を防止して帯状体の強度低下を抑制し、ねじの直立性を確保できる。
請求項3に記載の発明のよれば、貫通孔は、前記開口に近い内側が狭幅で且つ前記開口に遠い外側が広幅となる形状に形成され、開口から遠い外側に膨らみ形状あるいは突出形状を有していないので、貫通孔の数が5つ以上になっても、隣接する開口にそれぞれ配置された貫通孔同士を近接させずに配置することが可能となり、互いの干渉を防止してねじの直立性が確保される。
また、開口の周囲にて、貫通孔によって区画された各切片は、その根元が貫通孔の広幅部分によって細くくびれることになるので、ねじの頭部の突き抜けに際して各切片が根元から曲がり易くなり、ねじの離脱容易性が向上される。
さらに、貫通孔の狭幅部分と開口とを、貫通孔に比べて隙間が極めて小さいスリットで繋いでいるから、ねじが押圧力を受けていない状態では、隣接する前記切片の先端側はスリットを挟んで密着しやすくなり、ねじの直立性を確保できる効果を奏する。
以下に、本発明の具体的な形態を図面に基づいて説明する。図1はねじ保持ベルトの平面図、図2は図1のII−II線矢視断面図、図3の(a)〜(d)は他の実施例の平面図である。
実施形態のねじ保持ベルト1には、軟質合成樹脂製の帯状体2を素材として製造されており、この帯状体2には、1本のねじ11を広幅面に直交した姿勢に保持する単位保持部3が長手方向(X方向)に沿って所定間隔で多数形成されている。各単位保持部3は、帯状体2の広幅面の表裏方向に貫通する開口4とこれに同心の状態で裏側に突出した筒状の保持部5とを所定間隔で多数形成し、前記広幅面の表側にねじ11の頭部を位置させて保持部5でねじの軸部を保持するように構成するとともに、帯状体2の長手方向に沿う両側縁部に、当該帯状体2を保持部5の形成間隔と同じピッチで移送するための係合部7を設けている。
このねじ保持ベルト1は、図4に示したようなねじ送り機構50に適用されるもので、表側から開口4に挿入されたねじ11は、そのねじ山が保持部5の周壁6に食い込んで支持されて、帯状体2の広幅面に直交する直立姿勢が保たれるようになっている。また、係合部7は、ねじ送り機構50における送り用スプロケット56(図4参照)に噛合するように切欠状に形成されている。
帯状体2の各開口4の外側には、開口4の同心円上に、5個の貫通孔8が等間隔で、換言すれば正五角形を構成するように穿設されており、5個の貫通孔8のうちの1個は、帯状体2の短手方向の幅の略中間を通る長手中心線C上に配置されている。各貫通孔8は、開口4に近い内側が狭幅で且つ開口4に遠い外側が広幅となるように半円形状に形成されており、その円弧形状部8aが開口4側に位置している。
貫通孔8の円弧形状部8aの頂点部分と開口4は、スリット10で繋がっている。このスリット10は、切り込み状に形成されている。また、このスリット10の貫通孔8に接続する一端と反対側となる他端は、保持部5の周壁6の先端近傍にまで延びて、周壁6の先端から寸法L2だけ手前となる位置(後述する小径部6a)に達している。
これにより、開口4の周囲の領域は、スリット10及び貫通孔8によって区画されて5つの切片部9が形成され、各切片部9の根元は、その両側に設けられた貫通孔8の広幅部分で、細くくびれた形状(幅寸法L1)になっている。なお、ねじ11の頭が切片部9を適切な位置で押圧するように、5個の貫通孔8の中心を結ぶ円(図1に二点鎖線Mで図示)は、ねじ保持ベルト1に挿入されるねじ11の頭部の最大径(図1にて一点鎖線Nで図示)と同じかそれより大きくなるように設定している。
筒状の保持部5は、全体が同径(ストレート状)の円筒に形成しても、あるいは角筒に形成してもよいが、この実施形態では、その周壁6の先端から付け根寄りまでの適宜範囲をねじ11のねじ山が食い込むようなストレート状の小径部6aに形成し、周壁6の付け根の箇所をストレート状の大径部6bに形成している。大径部6bの上面の箇所には拡径部6cが形成されている。なお、大径部6bはほぼストレート状であればよい。
上記構成によると、ねじ11は、開口4に挿入された状態では、保持部5の小径部6aに食い込んで直立性が保持されることに加え、スリット10が帯状体2の厚みに比べて小さいから、各切片部9同士がスリット10を挟んで接触しやすく、これがねじ11の直立性を向上させている。
そして、ねじ込み作業においては、ドライバビット51が回転しながら前進する途中で、ねじ11の頭部に係合する。次いで、ドライバビット51でねじ11を押し込むと、ねじ11が帯状体2を突き破って対象物に打ち込まれる(ねじ込まれる)。この突き破りに際して、開口4の周辺の5つの切片部9に、裏側への押し曲げ力が均等に作用する。このとき、切片部9は、開口4の周囲を5つに区分されて形成されているため、1切片当たりの面積が小さくなっていることに加え、その根元は、隣接する貫通孔8との最短の幅寸法(距離)L1が、切片部9の先端側の幅寸法よりも細くなって、くびれているから、軽い力で曲げることができる。
また、スリット10が5つあるため、保持部5は、ねじ11の頭部の押圧作用で裂け易くなっている。
また、貫通孔8は5つ設けられているが、その形状は、円弧形状部8aが開口4側となる内側に設けられ、外側には貫通孔8が膨らんでおらず、また、その配置パターンは、5個のうちの1個を中心線C上に配置した正五角形に構成されかつ各開口4に対して同じ向きに形成されている。そのため、隣接する単位保持部3に配置された貫通孔8同士の近接や干渉を避けることができる。その結果、ねじ込まれるねじ11が取り付いていた単位保持部3の変形が、後続の単位保持部3に波及することが著しく抑制されて、ねじ11の直立性を確保することができる。
また、スリット10は、周壁6の先端近傍にまで穿設されているから、押し下げられたねじ11の頭部は、各切片部9を曲げた後、簡単に速やかに周壁32を引き裂いて押し抜けることができる。
樹脂シート(テープ)を素材としてベルトを製造する場合、前記保持部5は、貫通孔8を有するスリット10を穿設した後に、雌型の上に重ねた帯状体2にパンチ工具を押し当るバーリング加工によって形成されるが、保持部5の先端が円周方向に波打つ形状になる。本願発明者の実験によると、貫通孔8を従来どおりに4つ設けた場合には、貫通孔8を本発明のように5つ設けた場合に比べて、前記周壁32の先端縁の波打ち形状の高低差が大きくなる傾向があることが確認された。その原因は、貫通孔8の数が増えることによって応力が周方向に沿って均等化されるためと解される。そして、前記波打ち形状の高低差が小さいと、スリット10の端部と周壁6の先端までの長さ寸法L2のバラツキが小さくなり、ねじ11をねじ保持ベルト1から押し抜く力のバラツキも小さくなるから、この点においても、本発明のように貫通孔8を4つから5つにすることが、押し抜き力の低減に効果があることが実験的に確認できた。
なお、上述の実施形態は、貫通孔8を5つとした場合を例示したが、貫通孔8は6つ以上設けても良い。図3(a)では、開口4の周縁に6本のスリット10を放射状に穿設して、スリット10の外方端部の貫通孔8を正六角形に配置した場合を図示している。この場合には、中心線C上に貫通孔8を配置せずに、中心線Cを挟んだ線対称形状に配置することで、隣接する開口4にそれぞれ配置された貫通孔8同士を近接させずに設けることができ、前記5つの場合よりもさらに押し抜き力の低減が可能となる。このように、貫通孔8の数を6つあるいはそれ以上にする場合には、貫通孔8の個々の面積は、5つの場合よりも小さくすることが望ましい。
また、上記実施形態では、貫通孔8の形状を半円形状で図示したが、これに限定するものではなく、例えば、図3(b)に示すような三角形や、図3(c)に示すようなイチョウ形、あるいは図3(d)に示すような扇形に形成してもよく、さらには外方側の底辺が内方側の底辺より長い台形でもよい。
ところで、ねじ打ち込み機の動力源が、空圧式の場合には、ねじの推進力にもエアを利用することが可能であり、このため、作業者の負担が軽減できるものの、エア供給用のコンプレッサが必要で、機動性に欠けている。一方、電気式の場合に、機動性に優れているものの、ねじの推進力を作業者が負担しなければならない。本発明のねじ保持ベルト1は、上述したように、ねじ11の離脱性を向上させ、その押し抜け力を低減させているので、作業者が前記押し付け力を負担する電気式のねじ打ち込み機に特に好適である。
1 ねじ保持ベルト
2 帯状体
3 単位保持部
4 開口
5 保持部
6 周壁
7 係合溝
8 貫通孔
9 切片部
10 スリット
11 ねじ
50 ねじ送り機構
51 ドライバビット
2 帯状体
3 単位保持部
4 開口
5 保持部
6 周壁
7 係合溝
8 貫通孔
9 切片部
10 スリット
11 ねじ
50 ねじ送り機構
51 ドライバビット
Claims (3)
- 軟質合成樹脂製の帯状体に、当該帯状体の広幅面の表裏方向に貫通する開口とこれに同心の状態で裏側に突出した筒状の保持部とを、帯状体の長手方向に沿って所定間隔で多数形成し、前記広幅面の表側にねじの頭部を位置させて前記保持部でねじの軸部を保持するように構成するとともに、前記帯状体の長手方向に沿う両側縁部に、当該帯状体を前記保持部の形成間隔と同じピッチで移送するための係合部を設けたねじ保持ベルトにおいて、
前記帯状体のうち各開口の周囲の部位に、当該開口と連通する少なくとも5個の貫通孔が、周方向に沿って略等間隔に穿設されていることを特徴とするねじ保持ベルト。 - 前記各開口の周囲の部位に設けた貫通孔は、前記各開口の同心円上に略等間隔で5個穿設され、これら5個ずつの貫通孔は、5個のうちの1個が前記帯状体の短手方向の幅の略中間を通る長手中心線上に位置するように同じパターンで配置されていることを特徴とする請求項1に記載のねじ保持ベルト。
- 前記各貫通孔は、前記開口に近い内側が狭幅で前記開口に遠い外側が広幅となる形状に形成され、前記狭幅部分と前記開口とは帯状体に穿設されたスリットで繋がれていることを特徴とする請求項1または2に記載のねじ保持ベルト。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004340963A JP2006153055A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | ねじ保持ベルト |
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2004
- 2004-11-25 JP JP2004340963A patent/JP2006153055A/ja active Pending
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